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JP7138635B2 - カテーテル保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、カテーテル保持具に関する。
カテーテル等の長尺状の医療器具は、搬送時や使用前の準備段階では、取り扱いを容易にし、その保護を図るために、所定の容器内に収容される。また、カテーテルは、例えば、下記特許文献1に記載されているようなホルダーチューブや、ホルダーチューブに取り付け可能なカテーテル保持具を利用して所定の形態(巻回状態)で保管や運搬がなされる。
国際公開第2011/033939号
カテーテルには、長尺かつ可撓性を備える管状部(シャフトやシース等)と、コネクタやハブのように比較的硬度が高い部分(被保持部)とを備えるものが存在する。そのようなカテーテルの一例として、例えば、IVUSカテーテル等の画像診断用カテーテルが存在する。
医師等の術者は、狭窄部等の病変部の治療や拡張に際し、画像診断用カテーテルを使用して病変部の観察を行う。術者は、病変部の観察を行った後、画像診断用カテーテルを生体管腔から一旦抜去し、バルーンカテーテルを使用して病変部を拡張させる処置を行う。術者は、病変部を拡張させた後、病変部の状態を確認するために、画像診断用カテーテルを生体管腔に再度挿入する。また、術者は、拡張後の病変部の状態によっては、画像診断用カテーテルを生体管腔から抜去した後、バルーンカテーテルにより狭窄部を再度拡張する処置(ポスト拡張)を行うことがある。
画像診断用カテーテルは、上記のような手順で手技が行われている最中、MDU等の外部駆動装置との連結を維持する。また、画像診断用カテーテルは、その使用が中断されている間(例えば、バルーンカテーテル等による処置が行われている間)、製品運搬時等に使用されたホルダーチューブを利用して一時的に保管される。この際、ホルダーチューブと外部駆動装置との間にカテーテル保持具が配置されていると、ホルダーチューブへ画像診断用カテーテルを出し入れする際や生体管腔へ画像診断用カテーテルを再度挿入する際に、カテーテル保持具が邪魔になり、画像診断用カテーテルを使用した円滑な手技が妨げられる可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、カテーテルを使用した手技の円滑な進行が妨げられることを防止できるカテーテル保持具を提供することを目的とする。
上記目的を達成する一態様としてのカテーテル保持具は、管状部および前記管状部よりも硬質な被保持部を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、前記管状部を収納可能なホルダー部材に取り付けられる取り付け部と、前記被保持部を保持する保持部と、前記取り付け部に対する前記保持部側の位置を変更可能にする可変部と、を有し、前記カテーテル保持具は前記ホルダー部材と前記被保持部との間に配置されており、前記可変部は、前記取り付け部に対して前記保持部を分離可能に連結する連結部を有する。
上記のカテーテル保持具は、カテーテル保持具の保持部側の位置を変更可能にする可変部を有し、カテーテル保持具はホルダー部材と被保持部との間に配置されており、可変部は、取り付け部に対して保持部を分離可能に連結する連結部を有する。可変部は、カテーテルの使用を中断している最中等に、ホルダー部材にカテーテルの管状部を収納した状態で、カテーテル保持具の保持部を所定の位置へ退避させることを可能にする。そのため、医師等の術者は、ホルダー部材へカテーテルを出し入れする際や生体管腔へカテーテルを再度挿入する際に、保持部を分離させる簡単な作業により、保持部を所望の位置へ退避させることが可能になり、カテーテル保持具の保持部によりこれらの作業が妨げられるのを防止でき、手技を円滑に進めることが可能になる。
実施形態に係るカテーテルセットを概略的に示す平面図である。 実施形態に係るカテーテル保持部材を示す図であり、図2(A)は、可変部によりカテーテル保持部材を分離する前の状態を示す図、図2(B)は、可変部によりカテーテル保持部材を分離した後の状態を示す図である。 実施形態に係る付属品保持部材を示す斜視図である。 変形例1に係るカテーテル保持部材を示す図であり、図4(A)は、可変部によりカテーテル保持部材の位置を変更させる前の状態を示す図、図4(B)は、可変部によりカテーテル保持部材の位置を変更させた後の状態を示す図である。 変形例2に係るカテーテル保持部材を示す図であり、図5(A)は、可変部によりカテーテル保持部材の位置を変更させる前の状態を示す図、図5(B)は、可変部によりカテーテル保持部材の位置を変更させた後の状態を示す図である。 変形例3に係るカテーテル保持部材を示す図である。 変形例1に係る付属品保持部材を示す図である。 変形例2に係る付属品保持部材を示す図である。 変形例3に係る付属品保持部材を示す図である。 変形例4に係る付属品保持部材を示す図である。 変形例5に係る付属品保持部材を示す図である。 他の実施形態に係るカテーテル保持部材を示す図である。 他の実施形態に係るカテーテル保持部材を示す図である。 図13に示す矢印14-14線に沿う断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、実施形態に係るカテーテル保持具10を概略的に示す平面図、図2は、カテーテル保持具10が備えるカテーテル保持部材100を示す図、図3は、カテーテル保持具10が備える付属品保持部材200を示す図である。
本実施形態に係るカテーテル保持具10は、図1に示すように、血管等の生体管腔の画像を取得するための画像診断用カテーテル500の保持に使用される器具として構成している。カテーテル保持具10の保持対象となるカテーテルとしては、例えば、IVUSカテーテル、OCTカテーテル、IVUSカテーテルとOCTカテーテルの両方の機能を備えるデュアル型カテーテル、OFDIカテーテル等の画像診断用カテーテルを挙げることができ。ただし、カテーテル保持具10の保持対象は、画像診断用カテーテルに限定されることはなく、他のカテーテル(例えば、アテレクトミーカテーテル等)にも適用することが可能である。
図1を参照して、カテーテル保持具10は、カテーテル500を保持するためのカテーテル保持部材100と、カテーテル500に付属される各種の付属品610、620、630を保持する付属品保持部材200と、を有している。
本実施形態では、カテーテル保持具10と、カテーテル保持具10に保持された状態のカテーテル500と、カテーテル500の管状部510を収納するホルダー部材(ホルダーチューブ)300と、これらの各部材および装置を収容した個包装用の収容袋400とにより、カテーテルセット1を構成している。
カテーテル500について説明する。
図1に示すように、カテーテル500は、ホルダー部材300に収納される管状部510と、管状部510の基端側(生体管腔挿入時の近位側)に配置される被保持部520、530と、を有している。
管状部510は、例えば、カテーテル500がIVUS用カテーテルやデュアル型カテーテルである場合、長尺かつ可撓性を備えるシースやシャフト部(外管シャフト、内管シャフト等)である。また、被保持部520は、例えば、管状部510よりも硬質なユニットコネクタである。また、被保持部530は、例えば、管状部510よりも硬質な基端ハブである。
ホルダー部材300について説明する。
図1に示すように、ホルダー部材300は、略円形に巻回することが可能な程度の可撓性を備える管状部310と、管状部310の一端部に配置されたポート部320と、を有している。
ホルダー部材300の管状部310は、例えば、医療分野において公知のホルダーチューブを利用することができる。管状部310の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂材料が挙げられる。
ホルダー部材300のポート部320は、ホルダー部材300の内部にフラッシュ用の液体を供給するために使用される。カテーテル500は、カテーテル500の先端側からポート部320を挿通して、ホルダー部材300に挿入することができる。
なお、ホルダー部材300の管状部310を巻き回した際の形状、巻回し数等は、特に限定されず、適宜変更することが可能である。
収容袋400について説明する。
収容袋400は、例えば、医療器具等の包装に一般的に使用されるピール袋で構成することができる。収容袋400は、当該収容袋400の基材を構成する台紙401と、その上に取り付けられたフィルム部分403と、を有している。
また、収容袋400は、フィルム部分403の下方側(図1の下方側)に形成された開口部405と、開口部405を封止する封止部407と、を備えている。台紙401は、例えば、収容袋400内にカテーテル500を収容した状態で、エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌の実施を可能にするガス透過性の不織布等で形成できる。収容袋400のフィルム部分403は、内部の視認性を確保するために、例えば、透明や半透明に形成することができる。なお、収容袋400の具体的な形状や構造、収容袋400に収容した状態におけるカテーテル500の配置、姿勢、向き等は特に限定されない。
次に、カテーテル保持具10が備えるカテーテル保持部材100について説明する。
図1、図2(A)、図2(B)に示すように、カテーテル保持部材100は、ホルダー部材300の管状部310に取り付けられる取り付け部110と、カテーテル500の被保持部520、530を保持する保持部120と、取り付け部110に対する保持部120側の位置を変更可能にする可変部130と、を有している。
図1および図2(A)に示すように、カテーテル保持部材100の取り付け部110は、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部111a、111bが形成された第1支持部111と、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部112a、112bが形成された第2支持部112と、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部113a、113bが形成された第3支持部113と、各支持部111、112、113を一体的に接続する基部115と、を有している。
支持部111、112、113の各々は、ホルダー部材300の管状部310の巻回方向(図1に示すR方向)の異なる位置に配置している。図1に示すように、各支持部111、112、113は、巻き回した状態のホルダー部材300の管状部310に取り付けられることにより、管状部310を巻き回した状態に維持する。
各支持部111、112、113に形成された溝部の形状、大きさ、位置、個数等は、各支持部111、112、113をホルダー部材300に着脱可能に取り付けることが可能な限り、特に限定されない。また、支持部の個数は、3つに限定されることはなく、適宜増減することが可能であるし、支持部の位置も適宜変更することが可能である。
図1および図2(A)に示すように、カテーテル保持部材100の保持部120は、カテーテル500の被保持部(基端ハブ)530を保持可能な溝部121aが形成された第1保持部121と、カテーテル500の被保持部(ユニットコネクタ)520を保持可能な溝部122aが形成された第2保持部122と、第1保持部121と第2保持部122を一体的に接続する延在部124と、延在部124と取り付け部110を接続する基部125と、を有している。
第1保持部121の溝部121aは、カテーテル500の被保持部530を着脱可能に固定するスナップフィット機構を備える。同様に、第2保持部122の溝部122aは、カテーテル500の被保持部520を着脱可能に固定するスナップフィット機構を備える。
第1保持部121の溝部121aの中心軸c1と第2保持部122の溝部122aの中心軸c2は、同軸上に配置している。そのため、図1に示すように、カテーテル500の被保持部530とカテーテル500の被保持部520は、カテーテル保持部材100によりカテーテル500が保持される際、各溝部121a、122aの軸線に沿って略直線状に配置される。また、カテーテル500の被保持部520から先端側(生体管腔挿入時のの遠位側)に延在するカテーテル500の管状部510の一部は、ホルダー部材300のポート部320側に向けて略直線状に配置される。
カテーテル保持部材100を構成する取り付け部110および保持部120は、例えば、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート等の硬質の樹脂材料、ガラス、セラミックスなどで形成できる。
図2(A)および図2(B)に示すように、可変部130は、取り付け部110に対して保持部120を分離可能に連結する連結部140を有している。
連結部140は、取り付け部110の基部115の端部(保持部120側に位置する端部)に形成された突起部141と、保持部120の基部125の端部(取り付け部110側に位置する端部)に形成された溝部142と、を有している。
図2(A)に示すように、連結部140の突起部141は、連結部140の溝部142と嵌合可能に構成している。突起部141が溝部142に嵌合することにより、取り付け部110の基部115と保持部120の基部125とが連結される。また、図2(B)に示すように、連結部140の突起部141は、連結部140の溝部142と分離可能(嵌合の解除が可能)である。突起部141が溝部142から分離することにより、取り付け部110の基部115と保持部120の基部125との連結が解除される。また、取り付け部110と保持部120は、突起部141および溝部142による連結と分離を繰り返し行うことが可能である。
なお、連結部140は、取り付け部110と保持部120を分離可能に構成されている限り、構造や形態等は特に限定されない。例えば、突起部141や溝部142の位置や個数を変更することが可能である。また、例えば、取り付け部110側に溝部142を形成し、保持部120側に突起部141を形成した構造、薄肉部(破断部)、異種の材質同士の接合、接着剤による接合等で形成されており、一度分離すると再度連結ができなくなる構造等を採用することも可能である。
カテーテル保持具10が備える連結部140は、次のような利点を有している。
例えば、医師等の術者は、カテーテル(画像診断用カテーテル)500を使用した手技において、カテーテル500を生体管腔から一旦抜去した後、カテーテル500の管状部510をホルダー部材300に収納して一時的に保管することがある。カテーテル500は、病変部等に対する処置(例えば、ポスト拡張)を終えた後、病変部の様子を再度観察する際にも使用されるため、ホルダー部材300を使用して管状部510が一時的に保管されている間も、その基端部側(基端ハブ530側)はMDU等の外部駆動装置と連結された状態に維持される。また、上記のように手技が進められている間、カテーテル500の管状部510を巻き回した状態に維持するために、カテーテル保持具10の各支持部111、112、113には、管状部510が挿入された巻き回した状態のホルダー部材300が取り付けられる。手技を行っている最中、ホルダー部材300と外部駆動装置との間にカテーテル保持部材100の保持部120が配置されると、ホルダー部材300へ管状部510を出し入れする際や、生体管腔へカテーテル500を再度挿入する際に、保持部120が邪魔になり、手技の円滑な進行が妨げられる可能性がある。
上記のような課題に対して、術者は、図2(B)に示すように、保持部120と取り付け部110との連結を解除し、保持部120を所定の場所に退避させることにより、保持部120による手技の円滑な進行が妨げられることを防止できる。
次に、カテーテル保持具10が備える付属品保持部材200について説明する。
図1および図3に示すように、付属品保持部材200は、ホルダー部材300に対して着脱可能に取り付けられる複数の支持部211、212、213、214と、第1付属品610を保持可能な第1保持部221と、第2付属品620を保持可能な第2保持部222と、第3付属品630を保持可能な第3保持部223と、各支持部211、212、213、214および各保持部221、222、223の間に延在する複数の接続部225a、225b、225c、225d、225eと、を有している。
図1および図3に示すように、第1支持部211は、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部211a、211b、211cを有している。同様に、第2支持部212は、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部212a、212b、212cを有している。同様に、第3支持部213は、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部213a、213b、213cを有している。同様に、第4支持部214は、ホルダー部材300の管状部310を嵌め込み可能な溝部214a、214b、214cを有している。
支持部211、212、213、214の各々は、ホルダー部材300の管状部310の巻回方向(図1に示すR方向)の異なる位置に配置している。各支持部211、212、213、214のうち、第1支持部211、第2支持部212、第3支持部213は、近接した位置に配置しており、第4支持部214は、他の支持部から離間した位置に配置している。図1に示すように、各支持部211、212、213、214は、巻き回した状態のホルダー部材300の管状部310に取り付けられることにより、管状部310を巻き回した状態に維持する。
なお、各支持部211、212、213、214に形成された溝部の形状、大きさ、位置、個数等は、各支持部211、212、213、214をホルダー部材300に着脱可能に取り付けることが可能な限り、特に限定されない。また、支持部の個数は、4つに限定されることはなく、適宜増減することが可能であるし、支持部の位置も適宜変更することが可能である。
図1および図3に示すように、付属品保持部材200の第1保持部221には、第1付属品610を保持可能な溝部が形成されている。この溝部は、第1付属品610を着脱可能に固定するスナップフィット機構を備える。
第1保持部221の保持対象となる第1付属品610は、例えば、カテーテル500にプライミング液を供給するためのシリンジである。
図1および図3に示すように、付属品保持部材200の第2保持部222は、第2付属品620を保持するための第1部材222aおよび第2部材222bを有している。第1部材222aおよび第2部材222bの各々は、第2付属品620の配置方向に沿って離隔している(図1を参照)。また、第1部材222aおよび第2部材222bの各々には、第2付属品620を保持可能な溝部が形成されている。この溝部は、第2付属品620を着脱可能に固定するスナップフィット機構を備える。
第2保持部222の保持対象となる第2付属品620は、例えば、カテーテル500にプライミング液を供給する際にプライミング液を補液するために使用されるリザーバー用のシリンジである。
図1および図3に示すように、付属品保持部材200の第3保持部223は、第3付属品630を保持するための第1部材223a、第2部材223b、および第3部材223cを有している。
図1および図3に示すように、第1部材223aには、第3付属品630のコネクタ部631を保持するための溝部が形成されている。また、第2部材223bには、第3付属品630のチューブ632を沿わせる溝部が形成されている。また、第3部材223cには、第3付属品630のハブを保持するための溝部が形成されている。第1部材223aに形成された溝部および第3部材223cに形成された溝部は、第2付属品620を着脱可能に固定するスナップフィット機構を備える。
第3保持部223の保持対象となる第3付属品630は、例えば、カテーテル500にプライミング液を供給する際に使用される三方活栓である。
図3に示すように、付属品保持部材200が備える第1接続部225aは、第3保持部223の第1部材223aと第1保持部221を接続する。また、第2接続部225bは、第1保持部221と第2保持部222の第1部材222aを接続する。また、第3接続部225cは、第2保持部222の第1部材222aと第2保持部222の第2部材222bを接続する。また、第4接続部225dは、各支持部211、212、213同士を接続する。また、第5接続部225eは、第4接続部225d、第3保持部223の第2部材223b、第4支持部214、第3保持部223の第3部材223cを接続する。
なお、付属品保持部材200の具体的な形状や構造等(例えば、各保持部の位置、各接続部の位置等)は、図示により説明したものに限定されず、適宜変更することが可能である。
付属品保持部材200は、例えば、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート等の硬質の樹脂材料、ガラス、セラミックスなどで形成できる。また、付属品保持部材200は、例えば、射出成型等による一体成形で製造できる。
図1に示すように、付属品保持部材200は、各支持部211、212、213、214を介してホルダー部材300の管状部310に取り付けられた状態において、ホルダー部材300の内周側(図1に示す巻回の中心O側)で各付属品610、620、630を保持する。
カテーテルセット1の製品出荷時等は、図1に示すように、ホルダー部材300に対してカテーテル保持部材100および付属品保持部材200が取り付けられる。製造作業者等は、各付属品610、620、630が付属品保持部材200に保持されているか否かを、図1に示す平面視上で容易に確認することが可能できる。このため、製造作業者等は、各付属品610、620、630が揃っていない状態で出荷等されるのを効果的に防止できる。
また、付属品保持部材200は、カテーテル500の品種に応じて、保持する付属品の種類や数を変更することができる。このため、付属品保持部材200は、異なる品種のカテーテルに適用される場合においても共用化することができる。つまり、付属品保持部材200は、より多くの品種のカテーテルに適用することが可能であるため、カテーテルの製品コストの削減を図ることができる。なお、付属品が不要なカテーテルにおいては、付属品保持部材200の使用を省略してもよい。
また、付属品保持部材200は、スナップフィット機構を備える溝部により、各付属品610、620、630を保持および固定することができる。このため、医師等の術者は、付属品保持部材200から各付属品610、620、630を取り外す際、その作業を容易かつ円滑に行うことができる。
カテーテル保持部材100は、第1保持部121および第2保持部122によるカテーテル500への固定を容易に解除できる構造(各保持部121、122の着脱が容易な構造)であることが好ましい。同様に、付属品保持部材200は、各支持部211、212、213、214によるホルダー部材300への固定を容易に解除できる構造(各支持部211、212、213、214の着脱が容易な構造)であることが好ましい。上記の固定を容易に解除できる構造としては、例えば、手指等により押すと、固定した部分(溝部やその周辺部)が広がって外れやすくなる構造を採用できる。例えば、後述する各変形例についても、着脱を容易にする構造として上記と同様の構造を採用することが可能である。
付属品保持部材200は、固定が容易に解除可能に構成される場合、次のような利点を有する。例えば、手術室においてカテーテル500を使用した手技の準備をする際、準備作業を行う人員が多い時と少ない時とでは、準備の仕方が異なる。準備作業を行う人員が多い時には、カテーテル台とは別の作業台でプライミングの準備作業を行う。そのため、プライミングに使用する各付属品610、620、630は別の作業台へカテーテル500と一緒に運ぶことが好ましい。また、準備作業を行う人員が少ない時には、カテーテル台でカテーテル500のプライミングの準備をするため、カテーテル500は収容袋400から取り出された状態のまま、各付属品610、620、630を使用してプライミングが行われる。上記のように、カテーテル500の準備作業の手順は、手術室内に居る作業者の人数等により異なる。そのため、手術の準備を行う作業者は、手術室に居る作業者の数や準備作業の進行状況等に応じて、カテーテル保持部材100に付属品保持部材200を適宜着脱させることにより、準備作業をより一層円滑に進めることが可能になる。
次に、本実施形態に係るカテーテル保持具10の作用効果を説明する。
本実施形態に係るカテーテル保持具10は、カテーテル500の管状部510を収納可能なホルダー部材300に取り付けられる取り付け部110と、カテーテル500の被保持部520、530を保持する保持部120と、取り付け部110に対する保持部120側の位置を変更可能にする可変部130と、を有している。
上記のように構成したカテーテル保持具10は、カテーテル保持具10の保持部120側の位置を変更可能にする可変部130を有する。可変部130は、カテーテル500の使用を中断している最中等に、ホルダー部材300にカテーテル500の管状部510を収納した状態で、カテーテル保持具10の保持部120を所定の位置へ退避させることを可能にする。このため、医師等の術者は、ホルダー部材300にカテーテル500を出し入れする際や生体管腔へカテーテル500を再度挿入する際に、カテーテル保持具10の保持部120により、これらの作業が妨げられるのを防止でき、手技を円滑に進めることが可能になる。
また、カテーテル保持具10の可変部130は、取り付け部110に対して保持部120を分離可能に連結する連結部140を有している。そのため、医師等の術者は、保持部120を分離させる簡単な作業により、保持部120を所望の位置へ退避させることが可能になる。また、可変部130が比較的簡易な構造で構成されるため、カテーテル保持具10の製造コストの削減を図ることができる。
また、カテーテル保持具10は、ホルダー部材300に着脱可能に構成された付属品保持部材200を有している。付属品保持部材200は、巻回された状態のホルダー部材300の内周側(図1に示す巻回の中心O側)において、カテーテル500に付属する各付属品610、620、630を保持する。
上記のように構成したカテーテル保持具10によれば、製造作業者等は、製品出荷時等に各付属品610、620、630が梱包されている否かを容易に確認することができる。また、ホルダー部材300の内周側の余剰なスペースにおいて各付属品610、620、630が保持されるため、製品をコンパクトに収納することができ、製品の占有面積が増加するのを抑制できる。
次に、カテーテル保持具10が備えるカテーテル保持部材100の各変形例を説明する。各変形例の説明においては、上述した実施形態において既に説明した部材等についての説明を適宜省略する。
図4(A)および図4(B)には、変形例1に係るカテーテル保持部材100Aを示す。
変形例1に係るカテーテル保持部材100Aは、可変部130の構成が前述した実施形態と異なる。具体的には、可変部130は、取り付け部110に対して保持部120を接近させる方向(図4(B)の矢印で示す方向)へ向けてカテーテル保持部材100Aの一部を折り曲げ可能にする折り曲げ部150を有している。
折り曲げ部150は、例えば、取り付け部110の基部115と保持部120の基部125とを折り曲げ可能に接続するヒンジ等の軸部材で構成することが可能である。図4(B)に示すように、保持部120を退避させる際には、折り曲げ部150付近を基点にして保持部120側を持ち上げる作業を行う。例えば、保持部120をホルダー部材300の内周側(図1に示す巻回の中心O側)に移動させることにより、保持部120が手技の妨げになることを防止できる。
なお、折り曲げ部150の具体的な構成は特に限定されない。例えば、保持部120の一部を折り曲げ可能な材料や肉厚で形成し、そのような部分で折り曲げ部150を構成してもよい。
図5(A)および図5(B)には、変形例2に係るカテーテル保持部材100Bを示す。
変形例2に係るカテーテル保持部材100Bは、可変部130の構成が前述した実施形態と異なる。具体的には、可変部130は、取り付け部110に対して保持部120を接近させる方向(図5(B)の矢印で示す方向)へ向けてカテーテル保持部材100Bの一部を回転可能にする回転部160を有している。
回転部160は、例えば、取り付け部110の基部115と保持部120の基部125とを相対的に回転可能に連結する軸部材および軸受けで構成することが可能である。軸受けは、例えば、取り付け部110の基部115および保持部120の基部125に形成した貫通孔で構成することができ、軸部材は、例えば、貫通孔に挿入される回転軸により構成できる。
図5(B)に示すように、保持部120を退避させる際には、回転部160を基点にして、保持部120側をホルダー部材300の内周側(図1に示す巻回の中心O側)に移動させる。なお、保持部120を回転させる際にホルダー部材300の管状部310により保持部120の回転が阻害されることを防止するために、例えば、図5(B)に示すように一つの支持部111のみをホルダー部材300の管状部310に対して取り付けることができる。
回転部160の具体的な構成は特に限定されない。例えば、回転可能な範囲(回転角度)は、保持部120を所望の位置まで移動させることが可能な限り、任意に設定することができる。また、回転部160が回転して所望の位置まで移動した状態を維持するロック機構(例えば、機械的な嵌合等により保持部120を位置決めする機構)等を保持部材100Bに設けることも可能である。
図6には、変形例3に係るカテーテル保持部材100Cを示す。
変形例3に係るカテーテル保持部材100Cは、取り付け部110の第1支持部111と取り付け部110の第2支持部112の向きが前述した実施形態と異なる。具体的には、第1支持部111に形成された各溝部111a、111bと、第2支持部112に形成された各溝部112a、112bは、ホルダー部材300に対する嵌め込み方向が対向するように配置されている。
図6に示すように、第1支持部111の各溝部111a、111bは、ホルダー部材300の管状部310を上側から挿入することで取り付けがなされる。一方、第2支持部112の各溝部112a、112bは、ホルダー部材300の管状部310を下側から挿入することで取り付けがなされる。このため、ホルダー部材300の管状部310は、一方の側(例えば、上側または下側)からカテーテル保持部材100Cに対して近付けられる場合、第1支持部111の各溝部111a、111bには嵌合せず、第2支持部112の各溝部112a、112bにも嵌合しない。また、第3支持部113の各溝部113a、113bは、第1支持部111の各溝部111a、111bと同方向を向くように形成されている。このため、ホルダー部材300の管状部310は、第3支持部113の各溝部113a、113bにも嵌合しない。
図6に示すように、本変形例に係るカテーテル保持部材100Cには、保持部120の基部125から延長する延長部126と、延長部126の端部に形成された第4支持部114が備えられている。
第4支持部114には、ホルダー部材300の管状部310に着脱可能な複数の溝部114a、114bが形成されている。例えば、カテーテル保持部材100Cをホルダー部材300の管状部310に取り付ける場合、第4支持部114のみを介して、ホルダー部材300の管状部310にカテーテル保持部材100Cを固定することができる。このように、一つの支持部114のみを介してホルダー部材300とカテーテル保持部材100Cとの固定を行うことにより、第4支持部114の固定を解除する簡単な作業でホルダー部材300からカテーテル保持部材100C全体を取り外すことが可能になる。
次に、カテーテル保持具10が備える付属品保持部材200の各変形例を説明する。各変形例の説明においては、上述した実施形態において既に説明した部材等についての説明を適宜省略する。
図7には、変形例1に係る付属品保持部材200Aを示す。
変形例1に係る付属品保持部材200Aは、付属品保持部材200Aに着脱可能に構成され、カテーテル500に付属する付属品を保持可能な補助保持部材230を有している。
補助保持部材230は、付属品保持部材200Aの各接続部225a、225b、225c、225d、225eの任意の箇所に対して取り付けることができる。
補助保持部材230は、付属品保持部材200Aに対する着脱用の溝部231aが形成された支持部231と、付属品を保持可能な溝部が形成された本体部232と、を有している。例えば、付属品610、620、630以外の付属品を付属品保持部材200Aに保持させる場合、付属品保持部材200Aに補助保持部材230を取り付けることにより、補助保持部材230を介して他の付属品をさらに保持することが可能になる。補助保持部材230は、付属品保持部材200Aの隙間(各接続部の間の空間)を利用して付属品を保持可能な数を増加させる。そのため、カテーテル500の使用時等において、付属品保持部材200Aが占める製品の占有面積が増加することを防止できる。
補助保持部材230の具体的な構成は、特に限定されない。例えば、補助保持部材230の保持対象となる付属品は任意のものでよい。また、補助保持部材230の構造、形状、取り付ける位置、個数等は適宜変更することが可能である。
図8には、変形例2に係る付属品保持部材200Bを示す。
変形例2に係る付属品保持部材200Bは、付属品610、620の一端側が固定可能な嵌合型の固定部241、242を有している。各固定部241、242は、接続部240に設けられている。固定部241は、付属品(プライミング用のシリンジ)610の先端筒部に嵌合されるルアーテーパー式の固定部により構成している。固定部242は、付属品(リザーバー用のシリンジ)620の先端筒部に嵌合されるルアーテーパー式の固定部により構成している。
本変形例に係る付属品保持部材200Bのように、各付属品610、620を保持するための構造は、溝部のみに限定されることはない。なお、一つの付属品保持部材200に、溝部による保持構造と、嵌合式(例えば、ルアーテーパー式)の保持構造の両方を設けることも可能である。
図9には、変形例3に係る付属品保持部材200Cを示す。
変形例3に係る付属品保持部材200Cは、各付属品610、620、630が収納可能な溝部251が形成された台座部250と、台座部250の溝部251に収納された各付属品610、620、630を覆う被覆部材260と、を有している。
台座部250は、例えば、凹状の溝部251が形成された樹脂成形品で構成することができる。被覆部材260は、例えば、透明や半透明の樹脂製のフィルム(薄膜状部材)で構成することができる。また、被覆部材260は、例えば、図9中の矢印で示すように台座部250に対して回転可能に取り付けることができる。台座部250に対する被覆部材260の取り付けは、例えば、台座部250に対して被覆部材260を回転可能に取り付ける棒状部材(ピン等)を使用することができる。
医師等の術者は、各付属品610、620、630を使用する際、台座部250に対して被覆部材260を移動させることにより、台座部250の溝部251から付属品610、620、630を取り出すことが可能になる。各付属品610、620、630は、台座部250に対して強固に固定されていないため、術者は各付属品610、620、630を容易に取り出すことが可能になる。
なお、被覆部材260は、例えば、台座部250に対して離脱可能に固定(例えば、接着や融着)することも可能である。
図10には、変形例4に係る付属品保持部材200Dを示す。
変形例4に係る付属品保持部材200Dは、前述した変形例に係るカテーテル保持部材100C(図6を参照)と同様に、第1支持部211に形成された各溝部211a、211b、211cの向きと、第2支持部212に形成された各溝部212a、212b、212cの向きとが対向するように配置されている。また、ホルダー部材300に対する固定は、第4支持部214のみを介して行うことが可能である。このため、付属品保持部材200Dは、第4支持部214の固定を解除する簡単な作業でホルダー部材300から付属品保持部材200D全体を取り外すことができる。
図11には、変形例5に係る付属品保持部材200Eを示す。
変形例5に係る付属品保持部材200Eは、複数の指掛け部261、262、263、264を有している。
図11に示すように、第1付属品610を保持する第1保持部221は、第1付属品610を取り外す際に手指を掛けることが可能な第1指掛け部261を有している。第1指掛け部261には、表面側(図11に示す平面図の表面側)に突出した凸部261a、261bが形成されている。
第1指掛け部261に形成された各凸部261a、261bは、図11に示す平面図において、略楕円形の形状を有している。
術者等は、第1保持部221から第1付属品610を取り外す際、第1指掛け部261の表面側に指を重ねて配置し、第1指掛け部261の裏面側(図11に示す表面側と反対の面側)から第1付属品610を持ち上げる。この際、第1指掛け部261に形成された各凸部261a、261bは、手指が滑るのを防止する。そのため、術者等は、第1保持部221から第1付属品610を容易に取り外すことができる。
図11に示すように、第2付属品620を保持する第2保持部222は、手指を掛けることが可能な第2指掛け部262を有している。第2指掛け部262には、手指が滑るのを防止するための複数の凸部262a、262bが形成されている。術者等は、第2保持部222から第2付属品620を取り外す際、第2指掛け部262に手指を配置することにより、第2付属品620を容易に取り外すことができる。
第3付属品630を保持する第3保持部223の第3部材223cは、手指を掛けることが可能な第3指掛け部263を有している。第3指掛け部263には、手指が滑るのを防止するための複数の凸部263a、263bが形成されている。術者等は、第3保持部223の第3部材223cから第3付属品630を取り外す際、第3指掛け部263に手指を配置することにより、第3付属品630を容易に取り外すことができる。
ホルダー部材300の管状部310に対する取り付けがなされる第4支持部214は、手指を掛けることが可能な第4指掛け部264を有している。第4指掛け部264には、手指が滑るのを防止するための複数の凸部264a、264bが形成されている。術者等は、付属品保持部材200Eをホルダー部材300の管状部310から取り外す際、第4指掛け部264に手指を配置することにより、付属品保持部材200Eを容易に取り外すことができる。
なお、各指掛け部261、262、263、264の形状、位置、大きさ、個数等、各凸部261a、261b、262a、262b、263a、263b、264a、264bの形状、位置、大きさ、個数等は、図示したものに限定されず、適宜変更することが可能である。例えば、指掛け部には、手指が滑るのを防止するために、凸部および凹部を配置したり、凹部のみを配置したりすることも可能である。また、指掛け部の裏面側に、凸部や凹部を配置することも可能である。
図11に示すように、付属品保持部材200Eは、複数の囲い部271、272、273、274、275を有している。各囲い部271、272、273、274、275は、付属品保持部材200Eの表面側に凸状に湾曲した形状を有している。
第1囲い部271は、第1付属品610が収容袋400のフィルム部分403(図1を参照)に接触して、フィルム部分403が摩擦等で破損するのを防止する。
第2囲い部272は、第2付属品610が収容袋400のフィルム部分403に接触して、フィルム部分403が摩擦等で破損するのを防止する。
第3囲い部273は、第3付属品630のコネクタ部631が収容袋400のフィルム部分403に接触して、フィルム部分403が摩擦等で破損するのを防止する。
第4囲い部274および第5囲い部275は、第3付属品630のチューブ632が収容袋400のフィルム部分403に接触して、フィルム部分403が摩擦等で破損するのを防止する。
なお、各囲い部271、272、273、274、275の形状、位置、大きさ、個数等は、図示したものに限定されず、適宜変更することが可能である。
次に、図12~図14を参照して、本発明の他の実施形態に係るカテーテル保持部材100Dを説明する。なお、前述した実施形態および各変形例において既に説明した部材と同一の部材については説明を適宜省略する。
図12はカテーテル保持部材100Dの一部を拡大して示す斜視図、図13はカテーテル保持部材100Dの一部を拡大して示す平面図、図14は図13に示す矢印14-14線に対応するカテーテル保持部材100Dの断面図である。
本実施形態に係るカテーテル保持部材100Dは、取り付け部110Dの構成が前述した実施形態に係るカテーテル保持部材100(図2を参照)と相違する。また、本実施形態に係るカテーテル保持部材100Dは、可変部を有していないが、有していてもよい。図12~図14では、カテーテル500の被保持部520、530(図1を参照)を保持するための保持部の図示は省略している。なお、保持部は、前述した実施形態で説明したものと同一の構成を有していてもよいし、異なる構成を有していてもよい。
取り付け部110Dは、巻回されたホルダー部材300の管状部310の一部が嵌合される溝部111a、111bが形成された第1支持部111と、第1支持部111とはホルダー部材300の管状部310の巻回方向(図12、図13に示す矢印Rで示す方向)の異なる位置に配置され、巻回された状態のホルダー部材300の管状部310の一部を保持可能な保持空間112cを備える第2支持部112と、を有している。
第2支持部112は、図1に示すホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側(図12の矢印Aで示す方向)およびホルダー部材300の管状部310の巻回方向側に開口されている。
取り付け部110Dは、図12、図13に示すように、第2支持部112を基準にして、ホルダー部材300の管状部310の巻回方向において第1支持部111と反対側に配置された第3支持部113を有している。第3支持部113には、巻回された状態のホルダー部材300の管状部310の一部が嵌合される溝部113a、113bが形成されている。
図12、図14に示すように、第2支持部112は、ホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側へ突出する第1突出部112aおよび第2突出部112bを有している。
第1突出部112aは、第1支持部111の各溝部111a、111bが開口する一方の側(図12、図14に示す矢印aの上方側)で巻回されたホルダー部材300の管状部310の一部を覆うように配置されている。なお、図14においてホルダー部材300の管状部310の巻回された部分は符号311、312で例示している。
図14に示すように、第2突出部112bは、第1突出部111との間に保持空間112cを形成するように第1突出部112aに対向して配置されている。
第1突出部112aは、ホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側へ向けて、基部115に対して略平行に延びている。このように第1突出部112aが形成されているため、ホルダー部材300の管状部310が各支持部111、113の溝部111a、111b、113a、113bに嵌合された状態において、第1突出部112aは、ホルダー部材300の管状部310を上方側から押えることができ、各溝部111a、111b、113a、113bに対してホルダー部材300の管状部310をしっかりと固定することができる。
なお、第1突出部112aの基部115に対する傾斜角度θ1は、例えば、1°以下に設定することができる。
第1突出部112aの高さ位置(図14の上下方向の位置)は、各支持部111、113の溝部111a、111b、113a、113bにホルダー部材300の管状部310を嵌合させた状態において、ホルダー部材300の巻回された各部311、312が第1突出部112aの上部側の内面と接触するように設定することが好ましい。また、第1突出部112aの高さ位置は、ホルダー部材310の巻回された各部311、312が第2突出部112bとの間に隙間gを形成するように設定することが好ましい。
第1突出部112aの高さ位置を上記のような隙間gが形成される位置に設定することにより、後述するようにホルダー部材300の管状部310から取り付け部110Dを取り外す際(図14を参照)、ホルダー部材300の管状部310の各部311、312に対して取り付け部110Dを相対的に回動させることが可能になる。なお、隙間gの大きさや形成される位置は、取り付け部110Dを回動させることが可能であれば特に限定されない。そのため、隙間gは、ホルダー部材300の管状部310の一部311と第2突出部112bとの間に少なくとも形成されていればよい。
第2突出部112bは、第1突出部112aよりもホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側へ突出している。このように第2突出部112bが形成されているため、保持空間112c内へホルダー部材300の管状部310を挿入する作業を容易に行うことができる。また、ホルダー部材300の管状部310において第2支持部112の保持空間112cに保持されていた部分311、312は、第1突出部112aの上部側の内面によりガイドされながら、取り付け部110Dの上方側へ向けて移動することができる。したがって、第2支持部112の保持空間112c内に保持されたホルダー部材300の管状部310の各部311、312を保持空間112cから保持空間112cの外部へ容易に移動させることができる。
第2突出部112bは、ホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側へ向けて第1突出部112aから離間するように傾斜して延びている。このように第2突出部112bが形成されているため、ホルダー部材310の巻回された各部311、312が第2突出部112bとの間に隙間gを容易に形成することができる。なお、第2突出部112bの基部115に対する傾斜角度θ2は、例えば、0°より大きく30°以下が好ましく、5°以上15°以下がより好ましい。
術者等は、取り付け部110Dからホルダー部材300の管状部310を取り外す際、図14に示すように、基部115の任意の箇所を支点s1にして、取り付け部110Dの先端側(ホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側)を回動させることにより、各支持部111、113からホルダー部材300の管状部310を取り外す。なお、第2支持部112は、例えば、図14の各矢印で示すようにホルダー部材110Dの上方側へ向けて回動させる。
術者等が上記の作業を行うと、ホルダー部材300の管状部310において各支持部111、113の溝部111a、111b、113a、113bに嵌合されていた部分は、各溝部111a、111b、113a、113bから抜け出る方向(図12、図13の矢印a方向、図14の上方)へ向けて移動する。一方、ホルダー部材300の管状部310において第2支持部112の保持空間112cに保持されていた部分311、312は、第1突出部112aの上部側の内面によりガイドされながら、保持空間112cから保持空間112cの外部へ移動し、溝部111a、111b、113a、113bに嵌合されていたホルダー部材300の管状部310と同様に、取り付け部110Dの上方側へ向けて移動する。そのため、術者等は、取り付け部110Dの先端側(ホルダー部材300の管状部310の巻回の中心O側)を回動させることにより、ホルダー部材300の管状部310を各支持部111、113の溝部111a、111b、113a、113bから容易に取り外すことができる。
術者等は、ホルダー部材300の管状部310からカテーテル500の管状部510を一旦取り出した後、カテーテル500の管状部510をホルダー部材300の管状部310へ再度挿入する際、カテーテル保持具が作業の妨げになるような場合には、上述した作業手順にしたがって取り付け部110Dをホルダー部材300の管状部310から取り外す。術者等は、取り付け部110Dをホルダー部材300の管状部310から容易に取り外すことができるため、カテーテル500の管状部510をホルダー部材300の管状部310へ再度挿入する作業を円滑に行うことが可能になる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るカテーテル保持具を説明したが、本発明は実施形態で説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、実施形態の説明では、カテーテル保持具は、カテーテル保持部材と付属品保持部材とを備える構成を説明したが、カテーテル保持具は、カテーテル保持部材のみで構成することも可能である。
また、カテーテル保持具の保持対象となるカテーテルは、管状部と被保持部(例えば、所定のコネクタ等)を備えるものである限り、特に限定されることはない。また、付属品保持部材に保持される付属品の数や種類等も実施形態において説明したものに限定されることはない。
また、例えば、実施形態において説明したカテーテル保持部材、各変形例において説明したカテーテル保持部材等は、構造上の異なる部分を適宜組み合わせて一つのカテーテル保持部材を構成することが可能である。同様に、実施形態において説明した付属品保持部材、各変形例において説明した付属品保持部材は、構造上の異なる部分を適宜組み合わせて一つの付属品保持部材を構成することが可能である。また、明細書内において説明した各カテーテル保持部材と各付属品保持部材は、任意に組み合わせることが可能である。
本出願は、2017年7月19日に出願された日本国特許出願第2017-140336号に基づいており、その開示内容は、参照により全体として引用されている。
1 カテーテルセット、
10 カテーテル保持具、
100、100A、100B、100C、100D カテーテル保持部材、
110、110D 取り付け部、
111 第1支持部、
112 第2支持部、
113 第3支持部、
114 第4支持部、
115 基部、
120 保持部、
121 第1保持部、
122 第2保持部、
124 延在部、
125 基部、
126 延長部、
130 可変部、
140 連結部、
150 折り曲げ部、
160 回転部、
200、200A、200B、200C、200D、200E 付属品保持部材、
211 第1支持部、
212 第2支持部、
213 第3支持部、
214 第4支持部、
221 第1保持部、
222 第2保持部、
223 第3保持部、
225a 第1接続部、
225b 第2接続部、
225c 第3接続部、
225d 第4接続部、
225e 第5接続部、
230 補助保持部材、
241、242 固定部、
250 台座部、
260 被覆部材、
261、262、263、264 指掛け部、
271、272、273、274、275 囲い部、
300 ホルダー部材、
310 管状部、
400 収容袋、
500 カテーテル、
510 管状部、
520、530 被保持部、
610 第1付属品、
620 第2付属品、
630 第3付属品。

Claims (12)

  1. 管状部および前記管状部よりも硬質な被保持部を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、
    前記管状部を収納可能なホルダー部材に取り付けられる取り付け部と、
    前記被保持部を保持する保持部と、
    前記取り付け部に対する前記保持部側の位置を変更可能にする可変部と、を有し、
    前記カテーテル保持具は前記ホルダー部材と前記被保持部との間に配置されており、
    前記可変部は、前記取り付け部に対して前記保持部を分離可能に連結する連結部を有するカテーテル保持具。
  2. 管状部および前記管状部よりも硬質な被保持部を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、
    前記管状部を収納可能なホルダー部材に取り付けられる取り付け部と、
    前記被保持部を保持する保持部と、
    前記取り付け部に対する前記保持部側の位置を変更可能にする可変部と、を有し、
    前記可変部は、前記取り付け部に対して前記保持部を接近させる方向へ向けて当該カテーテル保持具の一部を折り曲げ可能にする折り曲げ部を有する、カテーテル保持具。
  3. 管状部および前記管状部よりも硬質な被保持部を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、
    前記管状部を収納可能なホルダー部材に取り付けられる取り付け部と、
    前記被保持部を保持する保持部と、
    前記取り付け部に対する前記保持部側の位置を変更可能にする可変部と、を有し、
    前記可変部は、前記取り付け部に対して前記保持部を接近させる方向へ向けて当該カテーテル保持具の一部を回転可能にする回転部を有する、カテーテル保持具。
  4. 前記取り付け部は、前記ホルダー部材が嵌め込み可能な溝部がそれぞれ形成された第1支持部と第2支持部を有し、
    前記取り付け部の前記第1支持部と前記取り付け部の前記第2支持部は、前記ホルダー部材に対する前記溝部の嵌め込み方向が対向するように配置されている、請求項1~のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  5. 前記ホルダー部材に着脱可能に構成された付属品保持部材をさらに有し、
    前記付属品保持部材は、巻回された状態の前記ホルダー部材の内周側において、前記カテーテルに付属する付属品を保持可能に構成されている、請求項1~のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  6. 前記付属品保持部材に着脱可能に構成され、前記カテーテルに付属する付属品を保持可能な補助保持部材をさらに有する請求項に記載のカテーテル保持具。
  7. 前記付属品保持部材は、前記付属品の一端側が固定可能な嵌合型の固定部を有する、請求項または請求項に記載のカテーテル保持具。
  8. 前記付属品保持部材は、前記付属品が収納可能な溝部が形成された台座部と、前記台座部の前記溝部に収納された前記付属品を覆う被覆部材と、を有する請求項のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  9. 前記付属品保持部材は、前記ホルダー部材が嵌め込み可能な溝部がそれぞれ形成された第1支持部と第2支持部を有し、
    前記付属品保持部材の前記第1支持部と前記付属品保持部材の前記第2支持部は、前記ホルダー部材に対する前記溝部の嵌め込み方向が対向するように配置されている、請求項のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  10. 前記付属品保持部材は、前記付属品を取り外す際に手指を掛けることが可能な指掛け部を有する、請求項のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  11. 長尺状の管状部を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、
    前記管状部を収納可能なホルダー部材に取り付けられる取り付け部を有し、
    前記取り付け部は、
    巻回された状態の前記ホルダー部材の一部が嵌合可能な溝部が形成された第1支持部と、
    前記第1支持部とは前記ホルダー部材の巻回方向の異なる位置に配置され、巻回された状態の前記ホルダー部材の一部を保持可能な保持空間を備える第2支持部と、を有し、
    前記第2支持部は、前記ホルダー部材の巻回の中心側および前記ホルダー部材の巻回方向側に開口されており、
    前記第2支持部は、前記ホルダー部材の巻回の中心側へ突出する第1突出部および第2突出部を有し、
    前記第1突出部は、前記溝部が開口する一方の側で巻回された前記ホルダー部材の一部を覆うように配置されており、
    前記第2突出部は、前記第1突出部との間に前記保持空間を形成するように前記第1突出部に対向して配置されており、
    前記第2突出部は、前記第1突出部よりも前記ホルダー部材の巻回の中心側へ突出しており、かつ、前記ホルダー部材の巻回の中心側へ向けて前記第1突出部から離間するように傾斜して延びている、カテーテル保持具。
  12. 前記取り付け部は、前記第2支持部を基準にして、前記ホルダー部材の巻回方向において前記第1支持部と反対側に配置される第3支持部をさらに有し、
    前記第3支持部には、巻回された状態の前記ホルダー部材の一部が嵌合される溝部が形成されている、請求項11に記載のカテーテル保持具。
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