JP7126207B2 - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7126207B2 JP7126207B2 JP2019102178A JP2019102178A JP7126207B2 JP 7126207 B2 JP7126207 B2 JP 7126207B2 JP 2019102178 A JP2019102178 A JP 2019102178A JP 2019102178 A JP2019102178 A JP 2019102178A JP 7126207 B2 JP7126207 B2 JP 7126207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- held
- opening
- holding piece
- operation panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
例えば、下記特許文献1には、ホール壁に埋設されたボックスに対して着脱自在に取り付けられる操作パネルを備えたエレベータ操作盤が開示されている。このエレベータ操作盤は、ボックスの内面に、ボックス内に収容された第1の位置とボックスの外部に突出する第2の位置との間で変位可能とされた突起部を設け、操作パネルの側壁に、この突起部に引っ掛けられる長穴を設けた構成とされている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、図2(a)、(b)では、開口を視認し易いように開口上側部位の後記する前板部の図示を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係るエレベータ装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
また、エレベータ装置1には、図示は省略しているが、建物に設けられた昇降路に沿って籠4を昇降させる昇降駆動機構を構成するガイドレールや釣り合い錘、駆動装置等が設けられている。このエレベータ装置1の駆動方式としては、ロープ式や油圧式等、その他、種々の公知の駆動方式の採用が可能である。
乗場枠は、上枠10と、両側の縦枠を構成する第1縦枠11及び第2縦枠12と、を備えている。これら上枠10、第1縦枠11及び第2縦枠12は、それぞれの表面が乗場2の壁面3に対して同一平面状に設けられたものでもよく、乗場2の壁面3から突出または壁面3に対して凹むように設けられたものでもよい。
第2縦枠12は、図2に示すように、乗場戸6(図4参照)に対面した状態における前後方向(籠4奥行方向)に厚さ方向を沿わせた前板部と、この前板部の出入口側端部から後方側に向けて延出する側板部と、を備えている。
配線収容部14内には、操作盤20に接続される回路基板15が設けられている。図例では、配線収容部14内の下側寄りに回路基板15を設けた例を示している。
本実施形態では、被保持片28を一方片とし、保持片18を他方片としている。つまり、被保持片28に突起部29を設け、保持片18に係合部19を設けた構成としている。
また、この保持片18は、配線収容部14の前方側を区画する第2縦枠12の前板部の裏面12bから配線収容部14の奥側に向けて突出するように設けられている。本実施形態では、この保持片18は、第2縦枠12の前板部の裏面12bに沿うように固定された固定片17を備えた保持部材16に設けられている。
固定片17は、第2縦枠12の前板部の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、ねじ等の固着具によって第2縦枠12の前板部に固定される。保持片18は、この固定片17の開口13側の縁部に一連状に設けられている。また、図例では、保持片18を、厚さ方向に見て概ね方形状とした例を示している。
また、係合部19は、大径孔部19aの下方側に、小径孔部19bを一連状に設けた構成とされている。このような構成とすれば、操作盤20の自重によって突起部29の小径部29bが係合部19の小径孔部19bに係合保持されることとなる。これにより、配線収容部14の奥行方向に大径孔部19aと小径孔部19bとを連ならせたようなものと比べて、操作盤20をより安定的に保持させることができる。
なお、係合部19,19としては、ダルマ孔状の貫通孔に限られず、上方側や下方側、奥側等に向けて開口する切欠状とされたものでもよい。この場合は、係合部19の途中部位に、突起部29の小径部29bを係合保持可能なように適宜の屈曲部等を設けた構成としてもよい。
また、保持片18としては、第2縦枠12の前板部の裏面12bに固定される保持部材16に設けられたものに限られず、例えば、配線収容部14を区画するようにボックス状とされた部材の側壁自体を保持片18としたり、側壁に保持片18を設けたりしてもよい。
操作盤20は、この操作パネル21の上下端部が開口13の上下両側部位の前板部にねじ等の固着具によって固定されて取り付けられる構成とされたものでもよい。
また、この操作パネル21には、操作部22及び表示部24が設けられている。図例では、操作部22の上方側に間隔を空けて表示部24を設けた例を示している。また、操作盤20には、操作パネル21の表面側において鍵によって施解錠される鍵操作部が設けられている。
また、操作部22は、操作パネル21の表面側において露出するように設けられている。この操作部22の裏面側には、操作パネル21の裏面から突出するように各種制御回路等を含む本体部23が設けられている。この本体部23は、開口13に差し込まれ、奥側部位が配線収容部14内に位置するように配される構成とされている。なお、図示は省略しているが、この本体部23と配線収容部14内の回路基板15とを接続する適宜のケーブルが設けられている。
また、被保持片28は、操作パネル21の上下方向で途中部位に位置するように設けられている。図例では、被保持片28を、操作パネル21の上下方向で略中央部に位置するように設けた例を示している。
また、この被保持片28は、操作パネル21の裏面側に固定された被保持部材27に設けられている。被保持部材27は、図1(b)、図2及び図3に示すように、操作パネル21の裏面からパネル厚さ方向に突出し、かつパネル幅方向に延びるように設けられている。この被保持部材27の延出方向先端部に被保持片28が設けられている。
この突出部29の大径部29aの外径は、係合部19の大径孔部19aに挿通可能なように大径孔部19aの内径よりも小とされ、かつ係合部19の小径孔部19bの内径よりも大とされている。この大径部29aの外径は、大径孔部19aの内径よりも僅かに小とされたものでもよい。また、突出部29の小径部29bの外径は、係合部19の小径孔部19bに挿通可能なように小径孔部19bの内径よりも小とされている。この小径部29bの外径は、がたつきを抑制する観点等から小径孔部19bの内径よりも僅かに小とされたものでもよい。
この小径部29bの軸方向に沿う寸法は、がたつきを抑制する観点等から保持片18の厚さ寸法よりも僅かに大とされたものでもよい。
また、本実施形態では、上記した2つの係合部19,19の位置に合うように、かつ操作パネル21の幅方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの突出部29,29を設けた構成としている。つまり、2つの突出部29,29のうちの一方の突出部29を、上記した一方の係合部19に係合可能なように被保持片28の操作パネル21側かつ上側部位に設けた構成としている。また、他方の突出部29を、上記した他方の係合部19に係合可能なように被保持片28の反操作パネル側かつ下側部位に設けた構成としている。
また、本実施形態では、一方片としての被保持片28に突起部29を設け、他方片としての保持片18に係合部19を設けた例を示しているが、保持片18に突起部を設け、被保持片28に係合部を設けたような態様等としてもよい。この場合においてダルマ孔状の係合部を被保持片28に設ける場合には、小径孔部の下方側に一連状に大径孔部を設けた構成とされたものとしてもよい。
2 乗場
3 壁面
4 籠
5 内壁面
13 開口
14 配線収容部
18 保持片(他方片)
19 係合部
19a 大径孔部
19b 小径孔部
20 操作盤
28 被保持片(一方片)
29 突起部
29a 大径部
29b 小径部
Claims (4)
- 各階の乗場壁面または籠内壁面において開口するように設けられた配線収容部の開口を塞ぐように取り付けられる操作盤と、前記配線収容部内において前記開口の幅方向一方側縁部に沿うように、かつ該開口の幅方向に厚さ方向を沿わせて固定的に配される板状の保持片と、前記操作盤の裏面側から突出するように固定的に設けられ、当該操作盤が前記開口から取り外された状態で、前記保持片の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配されて該保持片に引っ掛け保持される板状の被保持片と、を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、
前記保持片及び前記被保持片のうちの一方片には、鍔状の大径部を先端側に有した突起部が厚さ方向に突出して設けられ、他方片には、当該他方片が前記一方片と前記突起部の大径部との間に挟み込まれた状態で前記突起部の小径部を受け入れる係合部が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項2において、
前記係合部は、前記突起部の大径部を受け入れ可能な大径孔部と前記突起部の小径部を受け入れる小径孔部とが連なるように、かつ前記他方片を貫通して設けられたダルマ孔状とされていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項2または3において、
前記保持片及び前記被保持片のそれぞれには、前記配線収容部の奥行方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの前記突起部及び前記係合部が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019102178A JP7126207B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019102178A JP7126207B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | エレベータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020196557A JP2020196557A (ja) | 2020-12-10 |
JP7126207B2 true JP7126207B2 (ja) | 2022-08-26 |
Family
ID=73648465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019102178A Active JP7126207B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7126207B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009242068A (ja) | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗場位置表示器 |
JP2010116270A (ja) | 2010-01-27 | 2010-05-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用運転操作盤 |
JP2012153520A (ja) | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの操作盤 |
JP2017218256A (ja) | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 東芝エレベータ株式会社 | スライド機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154358U (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-15 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タ用かご操作盤 |
-
2019
- 2019-05-31 JP JP2019102178A patent/JP7126207B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009242068A (ja) | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗場位置表示器 |
JP2010116270A (ja) | 2010-01-27 | 2010-05-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用運転操作盤 |
JP2012153520A (ja) | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの操作盤 |
JP2017218256A (ja) | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 東芝エレベータ株式会社 | スライド機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020196557A (ja) | 2020-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3126278B1 (en) | Removable car operating panel | |
KR20170012354A (ko) | 엘리베이터의 문턱 | |
JP6271079B2 (ja) | エレベータの操作盤 | |
JP5207830B2 (ja) | エレベータの操作表示装置 | |
JP7126207B2 (ja) | エレベータ装置 | |
EP1422181B1 (en) | Operating unit and landing stage and cage of elevator comprising it | |
JP6203119B2 (ja) | エレベータの操作盤 | |
KR20100101411A (ko) | 엘리베이터 도어 이탈방지장치 | |
JP4951867B2 (ja) | エレベータのかご操作盤 | |
JP5572500B2 (ja) | エレベータ用ドアの移動規制具 | |
JP6567712B2 (ja) | エレベータの乗場ドア解錠装置 | |
KR20190002341U (ko) | 엘리베이터 승강장 도어 이탈방지장치 | |
KR101784701B1 (ko) | 엘리베이터 도어의 이탈방지 장치 | |
JP5483681B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2009196784A (ja) | エレベーターの乗りかご | |
WO2019155598A1 (ja) | エレベータの乗場操作盤 | |
KR100926956B1 (ko) | 엘리베이터의 외부도어 이탈방지구조 | |
JP6654111B2 (ja) | エレベーターのインジケーター設置器具 | |
KR100946678B1 (ko) | 스크린 도어의 이탈방지장치 | |
WO2016125229A1 (ja) | エレベータのフェッシャープレート、及びフェッシャープレートの組立方法 | |
WO2016013066A1 (ja) | エレベータの操作盤 | |
JP5649350B2 (ja) | エレベータの乗り場三方枠装置 | |
JP2016064878A (ja) | 乗りかご及びエレベータ | |
JP6057874B2 (ja) | エレベータかご内装置ユニット | |
JP7435666B1 (ja) | エレベータの保守用治具及び該保守用治具を使ったエレベータの保守方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220805 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7126207 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |