JP7125672B2 - Sheet conveying device and image forming device - Google Patents
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Description
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a sheet conveying device and an image forming apparatus.
従来、シート載置面上のシートを搬送するシート搬送装置が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a sheet conveying device that conveys a sheet on a sheet placing surface is known.
例えば、特許文献1には、原稿(シート)が小サイズであるときの搬送精度の低下を防止する目的で、搬送する原稿のサイズに応じて選択される搬送動作を実行することにより原稿を搬送する自動原稿搬送装置(シート搬送装置)が開示されている。 For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-100000 discloses a method for conveying a document by executing a conveying operation selected according to the size of the document to be conveyed, in order to prevent deterioration of the conveying accuracy when the document (sheet) is small. An automatic document feeder (sheet feeder) is disclosed.
シート載置面を使用して通常サイズのシート搬送を行うシート搬送装置において、そのシート載置面上で小サイズシートの搬送を実現することが提案されている。このシート搬送装置では、センサが誤検知する場合があり、この場合、本来の搬送動作が実行されないという課題があった。 2. Description of the Related Art In a sheet conveying apparatus that conveys a normal size sheet using a sheet mounting surface, it has been proposed to convey a small size sheet on the sheet mounting surface. In this sheet conveying apparatus, the sensor may make an erroneous detection, and in this case, there is a problem that the intended conveying operation is not executed.
上述した課題を解決するために、本発明は、シート載置面上のシートを搬送するシート搬送装置であって、前記シート載置面に対する補助トレイの設置の有無を検知するトレイ検知手段と、前記トレイ検知手段の検知結果に応じて選択される搬送動作を実行することによりシートを搬送するシート搬送手段と、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに選択される補助トレイ用搬送動作を前記シート搬送手段に実行させるか否かの選択操作を受け付ける操作受付手段とを有することを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a sheet conveying apparatus for conveying a sheet on a sheet mounting surface, comprising: tray detection means for detecting whether or not an auxiliary tray is installed on the sheet mounting surface; A sheet conveying means for conveying a sheet by executing a conveying operation selected according to a detection result of the tray detecting means, and an auxiliary tray selected when the tray detecting means detects that the auxiliary tray is installed. and operation receiving means for receiving a selection operation as to whether or not to cause the sheet conveying means to execute the sheet conveying operation .
本発明によれば、補助トレイが設置されていないにもかかわらずトレイ検知手段が補助トレイの設置有りと誤検知してしまうような状況において、シート載置面上のシート搬送時に補助トレイ用搬送動作が実行されてしまう事態を回避することができる。 According to the present invention, in a situation where the tray detecting means erroneously detects that the auxiliary tray is installed even though the auxiliary tray is not installed, the auxiliary tray transport is performed when the sheet is transported on the sheet placement surface. It is possible to avoid a situation in which the operation is executed.
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式の複写機に適用した実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係る複写機1の基本的な構成について説明する。
図1は、複写機1を示す概略構成図である。
複写機1は、画像形成手段としての画像形成部3と、転写紙給紙部2と、原稿搬送読取ユニット6とを備えている。原稿搬送読取手段としての原稿搬送読取ユニット6は、画像形成部3の上に固定された原稿読取装置であるスキャナ4と、これに支持されるシート搬送装置としての原稿自動搬送装置5とを有している。
An embodiment in which the present invention is applied to an electrophotographic copying machine, which is an image forming apparatus, will be described below.
First, the basic configuration of the
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a
The
転写紙給紙部2は、カットシート状の転写紙Pを積層状態でそれぞれ収納可能な複数段の転写紙給紙カセット21(21a,21b,21c)を有している。個々の転写紙給紙カセット21(21a,21b,21c)には、例えば複数のシートサイズから予め選択されたシートサイズの転写紙P(例えば白紙)が、縦又は横の給紙方向に向けて収容されるようになっている。
The transfer
また、転写紙給紙部2は、転写紙給紙カセット21(21a,21b,21c)に収納された転写紙Pをそれぞれの最上層側から順次ピックアップして分離給紙する転写紙給紙装置22(22a,22b,22c)を有している。さらに、転写紙給紙部2には、転写紙搬送ローラ対23等の各種のローラが設けられている。これらの各種のローラによって、個々の転写紙給紙装置22(22a,22b,22c)から給紙された転写紙Pを画像形成部3の所定の画像形成位置まで搬送する転写紙給紙経路24を形成する。
The transfer
画像形成部3は、潜像形成手段である露光装置31と、潜像担持体であるドラム状の感光体32K,32Y,32M,32Cとを備える。さらに、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の各色のトナーが充填された現像装置33K,33Y,33M,33Cを備えている。また、画像形成部3は、中間転写体である中間転写ベルト34と、中間転写ベルト34上のトナー像を転写紙Pに転写する二次転写装置35と、トナー像が転写された転写紙Pにトナー像を定着させる定着装置36とを備えている。
The image forming section 3 includes an
露光装置31は、例えば、スキャナ4で読み取った画像に基づいて各色の露光用のレーザ光Lを生成するようになっている。また、露光装置31は、レーザ光Lによって各色の感光体32K,32Y,32M,32Cを露光して、個々の感光体32K,32Y,32M,32Cの表面に読取画像に対応した各色の静電潜像を形成するようになっている。
The
現像装置33K,33Y,33M,33Cは、それぞれ対向する感光体32K,32Y,32M,32Cに薄層状のトナーを近接させ、感光体32K,32Y,32M,32Cの表面上の静電潜像にトナーを供給して顕像化する現像を行うようになっている。
The developing
画像形成部3では、個々の感光体32K,32Y,32M,32C上に現像されたトナー像を中間転写ベルト34に重ねて一次転写して中間転写ベルト34上にカラートナー像を形成する。このカラートナー像は、中間転写ベルト34の下方に配置された二次転写装置35の転写搬送ベルト35bと中間転写ベルト34とが当接する二次転写ニップで、中間転写ベルト34上から転写紙Pに二次転写される。カラートナー像が転写された転写紙P上は、二次転写装置35の転写搬送ベルト35bによって定着装置36に搬送される。転写紙Pが定着装置36で加熱・加圧されることで、転写紙P上のカラートナー像が溶融し、転写紙Pにカラートナー像が定着され、転写紙P上にカラー画像が記録される。
In the image forming section 3, the toner images developed on the
画像形成部3は、転写紙給紙部2から転写紙給紙経路24を経て搬入された転写紙Pを二次転写ニップに向けて搬送する転写紙搬送経路39aを有している。この転写紙搬送経路39aでは、まず、レジストローラ対37にて、転写紙Pの搬送タイミングおよび搬送速度を調整するようになっている。そして、中間転写ベルト34と転写搬送ベルト35bとのベルト速度に同期した状態で二次転写ニップおよび定着装置36を通過した転写紙Pを、排紙ローラ対90によって排紙トレイ38上に排紙するようになっている。また、画像形成部3は、手差トレイ25上に載置された転写紙Pをレジストローラ対37よりも上流側の転写紙搬送経路39a内に給紙する転写紙手差給紙経路39bを有している。
The image forming section 3 has a transfer
二次転写装置35及び定着装置36の下方には、それぞれ複数の搬送ローラおよび搬送ガイド等を備えるスイッチバック搬送路39c及び反転搬送路39dを配設している。スイッチバック搬送路39cは、転写紙Pの両面に画像を形成する場合に、二つの面のうちの一方の面に画像定着が済んだ転写紙Pを、一端(図1中の左側端部)から進入させる。その後、後退(進入時とは逆方向に移動)させるスイッチバック搬送を行うようになっている。反転搬送路39dは、スイッチバック搬送路39cによりスイッチバック搬送された転写紙Pの表裏を反転させて、レジストローラ対37に再度給紙するようになっている。これらのスイッチバック搬送路39c及び反転搬送路39dにより、一方の面に対する画像定着処理を終えた転写紙Pは、その進行方向を逆向きに切り替えられた後に表裏反転されて、再び二次転写ニップに進入する。そして、転写紙Pは、二つの面のうちの他方の面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ38上に排紙されるようになっている。
Below the
スキャナ4は、照明ユニットとミラー部材を搭載した第一キャリッジ41と、ミラー部材を搭載した第二キャリッジ42と、結像レンズ43と、撮像部44と、第一コンタクトガラス45とを備えている。これらは、第一コンタクトガラス45上を搬送される原稿Sの第一面の画像の読み取りをする第一面読取部40を構成している。ここにいう第一面とは、自動搬送される原稿Sの片面、例えば表側の画像面である。さらに、スキャナ4は、原稿Sが載置される第二コンタクトガラス46と、原稿Sの一辺の突当ておよび位置決めを行う突当部材47とを備える。
The scanner 4 includes a
第一キャリッジ41は、第一コンタクトガラス45及び第二コンタクトガラス46の下方に、図1中の左右方向に移動可能に及び位置制御可能に設けられている。そして、照明ユニットが備える光源からの照明光をミラー部材で反射して原稿Sの露光面側に照射することができるようになっている。原稿Sの露光面で反射した反射光は、第一キャリッジ41および第二キャリッジ42に搭載された各ミラー部材を経由して結像レンズ43に入射し、結像レンズ43により結像される。そして、撮像部44がその結像した画像を読み取るようになっている。
The
スキャナ4は、光源点灯状態で第一キャリッジ41及び第二キャリッジ42を例えば2:1の速度比で移動させつつ、第二コンタクトガラス46上に置いた原稿Sの画像面を露光走査することができるようになっている。そして、スキャナ4は、この露光走査時に撮像部44により原稿画像を読み取ることで、固定原稿読取機能(いわゆるフラットベッドスキャナ機能)を発揮できるようになっている。
The scanner 4 can expose and scan the image surface of the document S placed on the
また、スキャナ4は、第一キャリッジ41を第一コンタクトガラス45の直下の定位置に停止させることができるようになっている。そして、スキャナ4は、光源や反射ミラー等からなる光学系を移動させることなく、自動搬送中の原稿Sの第一面の画像を読み取る移動原稿読取機能(いわゆるADFスキャナ機能)を発揮できるようになっている。
Further, the scanner 4 can stop the
さらに、複写機1は、スキャナ4における第一面読取部40に加えて、原稿自動搬送装置5に内蔵する第二面読取部48を備えている。第二面読取部48は、第一コンタクトガラス45の上を通過した後の原稿Sの第二面、例えば裏側の画像面を走査するようになっている。
Further, the
原稿自動搬送装置5は、複写機1の画像形成部3の上部に固定されたスキャナ4に対してヒンジ機構を介して開閉動作可能に連結されている。原稿自動搬送装置5は、スキャナ4における第一コンタクトガラス45及び第二コンタクトガラス46を露出させる開放位置と、第一コンタクトガラス45及び第二コンタクトガラス46を覆う閉鎖位置との間で回動操作できるようになっている。
The
次に、原稿自動搬送装置5について、図2を用いて更に説明する。
図2は、原稿自動搬送装置5の要部構成をスキャナ4の上部とともに示す拡大構成図である。
原稿自動搬送装置5は、原稿セット部A、分離搬送部B、レジスト部C、ターン部D、第一読取搬送部E、第二読取搬送部F、排紙部G、スタック部H等を備えている。本実施形態の原稿自動搬送装置5の原稿搬送部54は、分離搬送部Bの下流側の突き当てセンサ72による検知位置から読取入口ローラ97まで、原稿Sを搬送する経路を構成する部分である。原稿自動搬送装置5は、原稿セット部Aにセットした原稿S装置内に受け入れる原稿給紙口と、画像の読み込んだ原稿Sをスタック部Hに排出する排紙口とを備えたシートスルー方式の自動原稿搬送装置である。原稿自動搬送装置5を備える原稿搬送読取ユニット6は、被読み取り記録媒体であるシート状の原稿Sを固定の読み取り装置部である第一面読取部40及び第二面読取部48に対して所定の速度で搬送しながら画像読み取りを行う。
Next, the
FIG. 2 is an enlarged configuration diagram showing the main configuration of the
The
原稿セット部Aは、原稿Sの第一面が上方となるように原稿Sの束がセットされるシート載置部としての原稿載置台53を有している。分離搬送部Bは、ピックアップローラ80、分離ベルト84及びリバースローラ85等を備え、原稿載置台53の台面(シート載置面)上にセットされた原稿Sの束から原稿Sを一枚ずつ分離して搬送するものである。レジスト部Cは、分離搬送部Bから搬送された原稿Sを一次突き当て整合する働きと、整合した後の原稿Sを引き出して搬送する働きとを有するものである。ターン部Dは、湾曲した湾曲搬送路を有し、この湾曲搬送路内で搬送する原稿Sを折り返しながらその上下が反転するようにターンさせて、原稿Sの第一面を下方の第一面読取部40(図1参照)に向けるように搬送するものである。
The document setting section A has a document placement table 53 as a sheet placement section on which a bundle of documents S is placed so that the first surface of the documents S faces upward. The separation/conveyance unit B includes a
第一読取搬送部Eでは、プラテンガラスからなる第一コンタクトガラス45の上で原稿Sを搬送させる。そして、搬送しながら、第一コンタクトガラス45の下方からスキャナ4の内部に配設している第一面読取部40に原稿Sの第一面の画像を読み取らせる。第二読取搬送部Fは、第一読取搬送部Eを通過した原稿Sを、第二面読取部48の下方に配置した第二読取部対向ローラ96によって搬送しながら、原稿Sの第二面の画像を第二面読取部48に読み取らせるものである。排紙部Gは、第二読取搬送部Fを通過した原稿Sを機外のスタック部Hに向けて排出するものである。スタック部Hは、読取完了後の原稿Sを原稿スタック台55の上に積載保持するものである。
In the first reading/conveying section E, the document S is conveyed on the
図3は、原稿自動搬送装置5全体の制御ブロック図である。
原稿自動搬送装置5の制御部であるコントローラ100は、各モータ、各種センサ部及び固定画像読取部500の一連の動作を制御する。各モータ101~105は、原稿Sの搬送動作の駆動を行う駆動部であり、固定画像読取部500は第一面読取部40または第二面読取部48である。
FIG. 3 is a control block diagram of the entire
A
図4は、固定画像読取部500の電気回路の要部を示すブロック図である。
固定画像読取部500は、光源部200、センサチップ201、画像処理部204、フレームメモリ205、出力制御回路206及びインターフェイス回路(以下、I/F回路107と呼ぶ)等から構成されている。光源部200は、LEDアレイ、蛍光灯、または冷陰極管等を備える。センサチップ201は、主走査方向(原稿搬送方向に対して直交する方向)に複数並べて配置している。複数のOPアンプ回路202は、複数のセンサチップ201のそれぞれに個別に接続している。複数のA/Dコンバータ203は、複数のOPアンプ回路202のそれぞれに個別に接続している。
FIG. 4 is a block diagram showing the main part of the electric circuit of the fixed image reading section 500. As shown in FIG.
The stationary image reading unit 500 is composed of a
センサチップ201は、等倍密着イメージセンサ(CIS)と称される光電変換素子と集光レンズとを具備するものである。固定画像読取部500による読取位置に原稿Sが進入するのに先立って、コントローラ100から光源部200に点灯信号が送られる。これにより、光源部200が点灯し、その光を原稿の表面(第一面読取部40の場合は第一面、第二面読取部48の場合は第二面)に向けて照射する。原稿Sの表面で反射した反射光を、複数のセンサチップ201の集光レンズによって光電変換素子に集光して画像情報として読み取る。それぞれのセンサチップ201で読み取った画像情報を、OPアンプ回路202によって増幅した後、A/Dコンバータ203によってデジタル画像情報に変換する。なお、等倍密着イメージセンサ(CIS)にかわりにCCDを用いてもよい。
The
このようにして得たデジタル画像情報を、画像処理部204に入力してシェーディング補正などを施した後、フレームメモリ205に一時記憶する。その後、出力制御回路206によって本体制御部111に受入可能なデータ形式に変換した後、画像データとして、I/F回路107を経由して本体制御部111に出力する。コントローラ100からは原稿Sの先端が固定画像読取部500による読取位置に到達するタイミングを知らせるためのタイミング信号や光源の点灯信号、電源等が出力するようになっている。前記タイミング信号は、そのタイミング以降の画像データが有効データとして扱われる信号である。
The digital image information obtained in this manner is input to the
読取を行う原稿Sの束は、第一面が上向きとなるように載せた状態で原稿載置台53上にセットする。原稿載置台53は、原稿Sの先端側を支持し、原稿Sの束の厚みに応じて図2中の矢印a-b方向に揺動可能な可動原稿テーブル53bと、原稿Sの後端側を支持する固定原稿テーブル53aとから構成される。また、原稿載置台53は、原稿Sの幅方向(原稿Sの搬送方向に直交する方向で、図2の紙面に直交する方向)の両端に対してそれぞれ突き当たる、サイドガイドを備える。原稿載置台53にセットされた原稿Sは、幅方向の両端に対してそれぞれサイドガイドが突き当てられることで、幅方向における位置決めがなされる。 A stack of documents S to be read is set on the document table 53 with the first surface facing upward. The document table 53 supports the leading end of the document S, and has a movable document table 53b that can swing in the directions of arrows ab in FIG. and a fixed document table 53a for supporting the . Further, the document table 53 includes side guides that abut against both ends of the document S in the width direction (the direction perpendicular to the transport direction of the document S and the direction perpendicular to the plane of FIG. 2). The document S set on the document table 53 is positioned in the width direction by abutting side guides against both ends in the width direction.
可動原稿テーブル53bの上方には、揺動可能なレバー部材であるセットフィラー62を備える。原稿載置台53に原稿Sがセットされていない状態では、セットフィラー62は、図2中の破線で示す位置にある。この位置は、原稿セットセンサ63によってセットフィラー62を検知できる位置である。原稿セットセンサ63によってセットフィラー62を検知することで、原稿載置台53に原稿Sがセットされていないことが分かる。
A
原稿載置台53に原稿Sがセットされると、原稿Sの先端がセットフィラー62を押し上げる。これに伴って、原稿セットセンサ63の検知位置からセットフィラー62が移動する。原稿セットセンサ63がセットフィラー62を検知しなくなったことによって、原稿Sがセットされたことを検知し、この検知信号を原稿セットセンサ63がコントローラ100に送信する。コントローラ100は受信した検知信号を、I/F回路107を介して原稿搬送読取ユニット6の各機器の制御を司る本体制御部111に送信する。
When the document S is set on the document table 53 , the leading edge of the document S pushes up the set
固定原稿テーブル53aには、原稿Sの搬送方向の長さを検知する反射型フォトセンサまたは原稿一枚でも検知可能なアクチュエーター・タイプのセンサからなるシート有無検知手段としての複数の原稿長さセンサ58(58a,58b,58c,58d)を備える。これらの原稿長さセンサにより、原稿Sの搬送方向の長さの概略を判定する。複数の原稿長さセンサ58の配置としては、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置となっている。
On the fixed document table 53a, a plurality of
原稿自動搬送装置5は、可動原稿テーブル53bの上方にピックアップローラ80を備える。ピックアップローラ80は、給紙モータ102から駆動が伝達することによって回転駆動する。また、分離部としての分離ニップを構成する分離ベルト84及びリバースローラ85は、給紙モータ102から駆動が伝達することによって回転駆動する。
The
可動原稿テーブル53bは、底板上昇モータ105の駆動により、駆動するカム機構によって図2中の矢印a-b方向に揺動する。原稿Sが原稿載置台53にセットされたことをセットフィラー62及び原稿セットセンサ63によって検知すると、コントローラ100は、底板上昇モータ105を正転する。底板上昇モータ105が正転することで、可動原稿テーブル53bが図2中の矢印a方向に回動し、可動原稿テーブル53bの自由端側(図2中の左側)が上昇する。可動原稿テーブル53bの自由端側とともに原稿載置台53にセットされた原稿Sの束も上昇し、原稿Sの束の最上面がピックアップローラ80と接触する。
The movable document table 53b is driven by the bottom
ピックアップローラ80は、ピックアップブラケット252の一端(図2中の右端)に回転可能に支持されている。また、ピックアップブラケット252は、その他端部側(図2中の左端部側)の原稿給紙ユニット駆動軸253を中心に図2中の矢印c-d方向に回動可能となっている。ピックアップブラケット252は、ピックアップ昇降モータ101によってカム機構が駆動することにより、図2中の矢印c-d方向に回動する構成である。そして、ピックアップブラケット252が、図2中の矢印c-d方向に回動することによって、ピックアップローラ80が図2中の矢印c-d方向に移動する構成となっている。また、ピックアップローラ80を支持するピックアップブラケット252は、ブラケット被検知部254を備えている。さらに、原稿自動搬送装置5本体のフレームは、ピックアップブラケット252の上方となる位置にテーブル上昇センサ59を備える。
The
テーブル上昇センサ59は、その検知位置におけるブラケット被検知部254の有無を検知することにより、ピックアップローラ80が上昇した位置にあるか否かを検出するセンサである。発光部と受光部との間の検知位置で発光部から発した光が遮られたか否かを検知する光透過型の光センサである。そして、ブラケット被検知部254が検知位置で光を遮ることで、テーブル上昇センサ59の検知位置にブラケット被検知部254が有ることを検知する。
The
ピックアップローラ80は、図2中の矢印d方向に回動して下降した状態で、可動原稿テーブル53bが上昇して可動原稿テーブル53b上の原稿Sの上面により押されると、図中の矢印c方向に回動して上昇する。これをテーブル上昇センサ59で検知することにより、可動原稿テーブル53bが上限まで上昇したことを検知可能となっている。可動原稿テーブル53bが上限まで上昇したことを検知することにより、ピックアップ昇降モータ101が停止するとともに底板上昇モータ105が停止し、可動原稿テーブル53bとピックアップローラ80との間で原稿Sが狭持される。
テーブル上昇センサ59は、底板が上限まで上昇したことを検出して原稿Sの束の上面が適正な給紙高さに保たれていることを検出するセンサである。テーブル上昇センサ59がブラケット被検知部254を検知するONの状態となると底板である可動原稿テーブル53bの上昇を停止し、給紙を繰り返す。給紙を繰り返すことで原稿Sの束の上面位置が下がり、テーブル上昇センサ59の検知状態がOFFになると、可動原稿テーブル53bを上昇させてテーブル上昇センサ59が再びONとなるように制御を繰り返す。このような制御により、原稿Sの束の上面位置を常に給紙に適した高さに維持することができる。
The
原稿載置台53にセットされた原稿Sの全てを給紙すると、コントローラ100は、底板上昇モータ105を逆転し、次の原稿Sの束をセットできるようにホームポジション位置へと可動原稿テーブル53bを下降させる。可動原稿テーブル53bがホームポジション位置まで下降すると、可動原稿テーブル53bの下部に設けたフィラーをホームポジションセンサ60が検知する。
When all the documents S set on the document table 53 are fed, the
本実施形態では、可動原稿テーブル53bとピックアップローラ80との両方に昇降機構を備えている。しかし、原稿Sを狭持する機構としては、可動原稿テーブル53bとピックアップローラ80との何れか一方のみに昇降機構を備える構成であってもよい。
In this embodiment, both the movable document table 53b and the
ユーザーは、操作受付手段として図3の操作部108で両面読取モードか片面読取モードかを指定し、原稿Sを原稿載置台53にセットした状態で、操作部108のコピースタートボタンを押下する。コピースタートボタンが押下されると、本体制御部111は、I/F回路107を介してコントローラ100に原稿給紙信号を送信する。これにより、給紙モータ102が正転方向に駆動する。給紙モータ102の正転駆動によってピックアップローラ80が回転駆動し、原稿載置台53上の数枚(理想的には一枚)の原稿Sをピックアップする。このときのピックアップローラ80の回転方向は、原稿載置台53上の原稿Sの束の最上位の原稿Sを後述する分離ニップに向けて搬送する方向(図2中の時計回り方向)である。
The user designates a double-sided reading mode or a single-sided reading mode using the operation unit 108 shown in FIG. When the copy start button is pressed,
ここで両面読取モードか片面読取モードかを設定する際、原稿載置台53上にセットされた原稿Sに対して全て同じように設定しても良いし、(一枚目、二枚目、・・・n枚目の)それぞれの原稿Sに対して異なる設定をしても良い。異なる設定としては、例えば、全十枚の原稿Sのうち、一枚目と十枚目との原稿Sは両面読取モードとし、その他の原稿Sは片面読取モードとする設定等である。 Here, when setting the double-sided reading mode or the single-sided reading mode, all the originals S set on the original table 53 may be set in the same manner, or (first sheet, second sheet, . . . . . , different settings may be made for each document S (nth sheet). As a different setting, for example, the first and tenth sheets of the original document S out of the total of ten original sheets S are set to the double-sided reading mode, and the other originals S are set to the single-sided reading mode.
ピックアップローラ80によって送り出された原稿Sは、分離ベルト84とリバースローラ85との当接位置である分離ニップの分離入口49に送り込まれる。分離ベルト84は、給紙駆動ローラ82と給紙従動ローラ83とによって張架されており、給紙モータ102の正転に伴う給紙駆動ローラ82の回転によって給紙方向(図2中の時計回り方向)に無端移動する。
The document S sent out by the
分離ベルト84の下部張架面にはリバースローラ85が当接している。リバースローラ85には、給紙モータ102の正転によって給紙方向とは逆方向(図2中の時計回り方向)に回転する駆動を伝達する。このように、分離ベルト84とリバースローラ85との分離ニップにおける表面移動方向が逆方向であることにより、原稿Sの束の最上位の原稿Sとその下の原稿Sとを分離し、最上位の一枚の原稿Sのみを給紙できる構成となっている。
A
詳しくは、分離ベルト84とリバースローラ85との当接部である分離ニップにおいては、分離ベルト84の表面が給紙方向に移動する。一方、リバースローラ85の表面は、給紙方向とは逆方向に移動しようとするが、リバースローラ85の駆動伝達部にはトルクリミッタを備える。このため、リバースローラ85の表面が給紙方向に向かう力がトルクリミッタの上限のトルクよりも大きいと、リバースローラ85は給紙方向に表面移動するように図2中の反時計回り方向に回転する。
Specifically, at the separation nip, which is the contact portion between the
リバースローラ85は、分離ベルト84に所定の圧力で当接している。リバースローラ85は、分離ベルト84に直接当接している状態、または、原稿Sの一枚だけを介して分離ベルト84に当接している状態(分離ニップに原稿Sが一枚だけ挟み込まれている状態)では、分離ベルト84または原稿Sに連れ回る。すなわち、リバースローラ85は、給紙方向である図2中の反時計回り方向に回転する。
The
一方、分離ニップに二枚以上の原稿Sが挟み込まれたときには、連れ回り力がトルクリミッタの上限のトルクよりも低くなるように、トルクリミッタを設定している。このため、リバースローラ85は連れ回り方向とは逆方向である、図2中の時計回り方向に回転駆動する。リバースローラ85が連れ回り方向とは逆方向に回転駆動することで、分離ニップに向けて搬送された原稿Sのうち、最上位の原稿S以外の原稿Sには、リバースローラ85によって給紙方向とは反対方向の移動力を付与する。これにより、余分な原稿Sを押し戻し、複数枚の原稿Sから最上位の一枚の原稿Sだけを分離でき、重送を防止できる。
On the other hand, the torque limiter is set so that when two or more documents S are nipped in the separation nip, the co-rotating force is lower than the upper limit torque of the torque limiter. Therefore, the
分離ベルト84とリバースローラ85との作用によって一枚に分離した原稿Sを、レジスト部Cに進入させる。そして、この原稿Sを分離ベルト84によって更に送り、突き当てセンサ72によって先端を検知し、その後、更に搬送することで、原稿Sの先端は回転が停止しているプルアウトローラ86に突き当たる。このとき駆動している給紙モータ102を、突き当てセンサ72による原稿Sの先端の検知から所定時間だけ駆動し、その後停止する。これにより、突き当てセンサ72による原稿Sの検知位置から所定量定められた距離だけ原稿Sを搬送する。そして、結果的には、原稿Sをプルアウトローラ86に対して所定量の撓みをもって押し当てた状態で分離ベルト84による原稿Sの搬送を停止する。
The document S separated into one sheet by the action of the
突き当てセンサ72によって原稿Sの先端を検知したときに、ピックアップ昇降モータ101を回転することで、ピックアップローラ80を原稿Sの上面から退避し、原稿Sを分離ベルト84の搬送力のみで搬送する。これにより、原稿Sの先端が、一対のプルアウトローラ86によって形成されるニップに進入し、原稿Sの先端の整合(スキュー補正)を行うことができる。
When the
プルアウトローラ86は、上述したように、スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿Sを中間ローラ66まで搬送するためのローラである。給紙モータ102を逆転駆動することにより、プルアウトローラ86を構成する二つのローラのうちの一方が回転駆動し、原稿Sを搬送する。給紙モータ102を逆転駆動するときには、プルアウトローラ86と中間ローラ66とに駆動を入力し、ピックアップローラ80、分離ベルト84及びリバースローラ85には駆動を入力しない。すなわち、給紙モータ102を正転したときには、ピックアップローラ80、分離ベルト84及びリバースローラ85に駆動を伝達し、給紙モータ102を逆転させたときには、プルアウトローラ86及び中間ローラ66に駆動を伝達する構成となっている。
As described above, the pull-out
プルアウトローラ86によって送り出した原稿Sは、原稿幅センサ73の直下を通過する。原稿幅センサ73は、反射型フォトセンサ等からなる紙検知センサを原稿幅方向(図2の紙面に直交する方向)に複数個並べたセンサである。そして、どの紙検知センサが原稿Sを検知するかに基づいて、原稿Sの幅方向のサイズを検出する。また、原稿Sの搬送方向の長さは、原稿Sの先端が突き当てセンサ72によって検知してから、原稿Sが突き当てセンサ72によって検知しなくなる(原稿Sの後端が通過する)までのタイミングに基づいてモータパルスから検出する。プルアウトローラ86及び中間ローラ66の回転駆動によって搬送する原稿Sは、中間ローラ66及び読取入口ローラ97によって搬送するターン部Dに進入する。
The document S sent out by the pull-out
原稿自動搬送装置5では、プルアウトローラ86及び中間ローラ66の回転駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿Sを搬送する際には、レジスト部Cでの搬送速度を第一読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定している。これにより、原稿Sを第一読取搬送部Eへ送り込む処理時間の短縮を図っている。
In the
原稿Sの先端を読取入口センサ67により検知すると、給紙モータ102の減速を開始する。これと同時に、読取モータ103を正転駆動する。読取モータ103を正転駆動することで読取入口ローラ97、読取出口ローラ92及び第二読取出口ローラ93が搬送方向にそれぞれ回転駆動する。給紙モータ102を減速することで、給紙モータ102によって回転駆動する中間ローラ66の回転速度を減速する。これにより、読取入口ローラ97の上下のローラによって形成するニップに原稿Sの先端が進入する前に、原稿Sの搬送速度を第一読取搬送部Eでの搬送速度と同速にできる。
When the
ターン部Dから第一読取搬送部Eに向かう原稿Sの先端をレジストセンサ65で検知すると、図3のコントローラ100は、所定の時間をかけて各モータの駆動速度を減速する。これにより、原稿Sの搬送速度が所定の搬送距離をかけて減速する。そして、コントローラ100は、第一面読取部40によって原稿Sの第一面の画像を読み取る第一読取位置700の手前で、原稿Sを一時停止するように制御する。さらに、この一時停止の制御と共に、コントローラ100は、本体制御部111にI/F回路107を介して読取入口ローラ97を停止する信号を送信する。
When the
続いて、コントローラ100が本体制御部111より読取開始信号を受信すると、読取モータ103の駆動を開始する。このとき、第一読取位置700の手前で停止していた原稿Sの原稿先端が第一読取位置700に到達するまでに、原稿Sの搬送速度が所定の搬送速度に立ち上がるように、読取モータ103の駆動を制御する。これにより、原稿Sの搬送速度を増速しつつ、原稿Sを第一読取位置700に向かって搬送する。
Subsequently, when the
次に、コントローラ100は、読取モータ103のパルスカウントに基づいて原稿Sの先端が第一読取位置700に到達するタイミングの算出を行う。そして、算出したタイミングで、コントローラ100は本体制御部111に対して原稿Sの第一面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号の送信は、原稿Sの後端が第一読取位置700を抜け出るまで継続し、原稿Sの第一面を第一面読取部40によって読み取る。
Next, the
また、図2に示すように、突当部材47の上面は左端側の高さが低くなるように傾斜している。これにより、第一読取位置700を通過した原稿Sの先端を、突当部材47の傾斜によってすくい上げ、読取出口ローラ92のニップに向かわせることができる。
Further, as shown in FIG. 2, the upper surface of the
第一読取搬送部Eを通過し、読取出口ローラ92のニップを通過した原稿Sの先端を、排紙センサ61によって検知し、さらに、第二読取搬送部Fへと搬送する。その後、第二読取搬送部Fを通過した原稿Sを排紙部Gへと搬送する。原稿Sの片面(第一面)のみを読み取る片面読取モードの場合には、第二面読取部48による原稿Sの第二面の読取が不要である。そこで、排紙センサ61によって原稿の先端を検知すると、排紙モータ104の正転駆動を開始し、原稿排紙ローラ94における図2中の上側の排紙ローラを図中反時計回り方向に回転駆動する。
The leading edge of the document S that has passed through the first reading/conveying section E and the nip of the
また、排紙センサ61によって原稿Sの先端を検知してからの排紙モータ104のパルスカウントに基づいて、原稿Sの後端が原稿排紙ローラ94のニップを抜け出るタイミングを算出する。そして、この算出結果に基づいて、原稿Sの後端が原稿排紙ローラ94のニップから抜け出る直前のタイミングで、排紙モータ104の駆動速度の減速を開始する。この減速の制御により、原稿スタック台55の上に排出する原稿Sを原稿スタック台55から飛び出さないような速度で排紙することができる。
Further, the timing at which the trailing edge of the document S leaves the nip of the
一方、原稿Sの両面(第一面及び第二面)を読み取る両面読取モードの場合には、次のような制御を実行する。すなわち、排紙センサ61によって原稿Sの先端を検知した後、原稿Sの先端が第二面読取部48に到達するまでのタイミングを読取モータ103のパルスカウントに基づいて算出する。そして、この算出したタイミングでコントローラ100は本体制御部111に対して原稿Sの第二面における副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号の送信は、原稿Sの後端が第二面読取部48による第二読取位置を抜け出るまで継続し、原稿Sの第二面を第二面読取部48によって読み取る。
On the other hand, in the double-sided reading mode for reading both sides (the first side and the second side) of the document S, the following control is executed. That is, the timing from when the leading edge of the document S is detected by the
読取手段としての第二面読取部48は、密着型イメージセンサ(CIS)を備える。そして、原稿Sに付着している糊状の異物が読取面に付着することによる読取縦スジを防止する目的で、読取面にコーティング処理が施されている。また、原稿Sが通過するシート搬送路を挟んで第二面読取部48に対向する位置には、原稿Sを非読取面側(第一面側)から支持する原稿支持手段としての第二読取部対向ローラ96を備える。この第二読取部対向ローラ96は、第二読取位置での第二面読取部48に対する原稿Sの浮きを抑えるとともに、第二面読取部48におけるシェーディングデータを取得するための基準白部として機能する役割を担っている。
A second
本実施形態の原稿自動搬送装置5は、搬送する原稿Sの画像を読み取る搬送原稿読取手段として、第一面読取部40及び第二面読取部48の二つの固定画像読取部500を備えている。原稿Sの両面の画像を読み取る構成としては、固定画像読取部500を二つ備える構成に限らない。一つの固定画像読取部500でおもて面の読み取りを行った原稿Sをスイッチバックさせて、再び固定画像読取部500の読取位置を通過するときに裏面の読み取りを行う構成であっても良い。
The
図5は、原稿自動搬送装置5の上面図である。
原稿載置台53の装置の原稿の幅方向(以下、単に「幅方向」という。)一端(装置の奥側)には、原稿をセットするときのセット基準面112が設けられている。また、原稿載置台53には、サイドフェンス117が設けられており、サイドフェンス117は、原稿載置台53に設けられたレール113に沿って、幅方向にスライド可能に設けられている。
FIG. 5 is a top view of the
A setting
原稿載置台53にセットされた原稿は、幅方向一端を、セット基準面112に接触させ、幅方向他端にサイドフェンス117を接触させることにより、原稿載置台53に位置決めされる。原稿は、セット基準面112とサイドフェンス117により位置決めされることで、スキューなどが生じることなく、原稿載置台53から搬送される。
The document set on the document table 53 is positioned on the document table 53 by bringing one end in the width direction into contact with the setting
原稿載置台53に原稿をセットする手法としては、上述以外に、一対のサイドフェンスを設け、一対のサイドフェンスにより原稿載置台53の幅方向中央に原稿をセットする手法がある。一対のサイドフェンスにより原稿載置台53の幅方向中央に原稿をセットする手法においては、サイドフェンスの原稿の幅方向端部に接触させて原稿の幅方向の移動を規制する面を、搬送方向に長くすると、サイドフェンスの操作性が悪くなるという課題がある。また、サイドフェンスは、幅方向にスライド移動可能に原稿載置台53に設けられるため、どうしてもガタが生じる。その結果、規制する面を、搬送方向に長くすると、原稿を搬送方向と平行にセットできないおそれがある。その結果、サイドフェンスを、ピックアップローラ80の付近まで設けることができず、最後まで原稿を一対のサイドフェンスで規制できず、スキューが生じるおそれがある。特に、幅が互いに異なる複数の原稿を原稿載置台53にセットしたとき、幅の狭い原稿は、一対のサイドフェンスの一方しか規制されないため、スキューが生じやすい。
As a method of setting the document on the document table 53, there is a method of providing a pair of side fences and setting the document at the center of the document table 53 in the width direction by the pair of side fences. In the method of setting the document at the widthwise center of the document table 53 by means of a pair of side fences, the side fences contacting the edges of the document in the widthwise direction to restrict movement of the document in the widthwise direction extend in the transport direction. If it is lengthened, there is a problem that the operability of the side fence is deteriorated. In addition, since the side fences are provided on the document table 53 so as to be slidable in the width direction, play is inevitable. As a result, if the regulating surface is elongated in the transport direction, the document may not be set parallel to the transport direction. As a result, the side fences cannot be provided to the vicinity of the
これに対し、本実施形態のように、幅方向一端側を固定のセット基準面112として、このセット基準面112に原稿の幅方向一端を接触させて原稿を原稿載置台53にセットする方法においては、セット基準面112を原稿搬送方向に長くすることができる。その結果、ピックアップローラ80の付近まで、原稿をセット基準面112で規制することができる。よって、原稿載置台53から搬送される原稿にスキューなどが生じるのを抑制することができる。特に、幅が互いに異なる複数の原稿を原稿載置台53にセットしたとき、サイドフェンスにより幅方向他端が規制されない幅の狭い原稿をセット基準面112によりピックアップローラ80の付近まで規制することが、スキューの発生を効果的に抑制できる。
On the other hand, in the method of setting the document on the document table 53 by making one width direction end of the document contact the setting
図6は、原稿載置台53と、ピックアップローラ80との幅方向の位置関係について説明する図である。
図中符号62は、セットフィラーであり、セット基準面112に回転自在に取り付けられている。原稿載置台53の台面(シート載置面)には、このセットフィラー62の先端が入り込む穴が設けられている。また、原稿載置台53の底面には、透過型の光学センサで構成された原稿セットセンサ63が設けられている。図6に示すように、原稿が原稿載置台53にセットされていないときは、セットフィラー62の先端が、原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間に位置し、発光部の光を遮っている。原稿が原稿載置台53にセットされると、原稿の先端が、セットフィラー62を、搬送方向に押し込み、セットフィラー62が回動する。すると、セットフィラー62の先端が、原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間から退避し、受光部が発光部の光を検知する。これにより、原稿がセットされたことを検知できる。
FIG. 6 is a diagram for explaining the positional relationship in the width direction between the document table 53 and the
ピックアップローラ80は、通常、最も搬送頻度の高い原稿を安定的に搬送できるように、最も搬送頻度の高い原稿の幅方向中央に、ピックアップローラ80の幅方向中央に合わせるように設けられる。従って、セット基準面112からピックアップローラ80の幅方向中央までの距離W1は、最も搬送頻度の高い原稿の幅の(1/2)となる。例えば、ピックアップローラ80の幅方向中央を、A4T(縦)210[mm]の幅方向の中央に合わせる場合は、距離W1は、105[mm]となる。
The
また、セット基準面112からピックアップローラ80のサイドフェンス側端部までの距離W2は、本原稿自動搬送装置5が搬送可能な最小幅サイズよりも短くして、最小幅サイズの原稿端部がピックアップローラ80に当たらないようにしている。これは、原稿端部がピックアップローラ80に当たると、耳折れなど、原稿にダメージを与えるおそれがあるためである。従って、例えば、幅128[mm]のB6Tサイズを最小サイズとする場合、前記距離W2は、128[mm]以下にする必要がある。よって、ピックアップローラ80の幅(回転軸方向長さ)W3としては、46[mm]となる。
In addition, the distance W2 from the set
近年、欧州では、A6サイズの原稿の複写の需要が高まっている。また、金融機関などでは、小切手や手形の複写の需要が高まっている。小切手の代表的なサイズを下記表1に示す。 In recent years, demand for copies of A6 size originals has been increasing in Europe. Moreover, demand for copies of checks and bills is increasing at financial institutions and the like. Typical check sizes are shown in Table 1 below.
例えば、表1に示す幅76[mm]×縦169[mm]の小切手3のサイズに対応するためには、前記距離W2を76[mm]以下に設定する必要がある。しかし、前記距離W2を76[mm]以下に設定すると、ピックアップローラ80の幅方向中央を、最も搬送頻度の高い原稿サイズ(例えば、A4T)の幅方向中央に合わせることができない。その結果、最も搬送頻度の高いサイズの原稿にスキューなどの搬送不良が生じてしまう。
For example, in order to support the size of the check 3, which is 76 mm wide by 169 mm long as shown in Table 1, the distance W2 must be set to 76 mm or less. However, if the distance W2 is set to 76 [mm] or less, the widthwise center of the
一方で、ピックアップローラ80の幅方向中央を、最も搬送頻度の高い原稿サイズ(例えば、A4T)の幅方向中央に合わせると、幅76[mm]×縦169[mm]の小切手3のサイズの原稿は、ピックアップローラ80により搬送されない。ピックアップローラ80の幅W3を広げることにより、ピックアップローラ80を、幅76[mm]×縦169[mm]の小切手サイズの原稿に当接させることができ、幅76[mm]×縦169[mm]の小切手サイズの原稿を搬送することができる。しかし、この場合は、原稿端部がピックアップローラ80に当たるため、耳折れなど、原稿にダメージを与えるおそれがある。
On the other hand, if the widthwise center of the
そこで、本実施形態において、原稿載置台53に、補助トレイである給紙補助トレイを設置することで、小切手サイズ等の小サイズのシートである小サイズ原稿を良好に搬送することを実現している。以下、図面を用いて具体的に説明する。 Therefore, in the present embodiment, by installing an auxiliary paper feed tray, which is an auxiliary tray, on the document table 53, it is possible to satisfactorily convey small-sized originals, which are small-sized sheets such as check-sized sheets. there is Hereinafter, it demonstrates concretely using drawing.
図7は、原稿載置台53に設置した給紙補助トレイ130と、原稿自動搬送装置5の原稿を搬送する部材とを示す概略図であり、図8は、原稿載置台53に設置した給紙補助トレイ130と、ピックアップローラ80とを示す概略図である。
給紙補助トレイ130は、小サイズ用セット基準面132と、小サイズ用サイドフェンス131とを有している。小サイズ用サイドフェンス131は、給紙補助トレイ130の底板135に幅方向スライド可能に設けられている。このように、給紙補助トレイ130に小サイズ用サイドフェンス131を設けることで、給紙補助トレイ130の底板135には、本原稿自動搬送装置が搬送可能な最小サイズ原稿(B6T)よりも小サイズの小サイズ原稿Ssのみ積載可能となる。
FIG. 7 is a schematic diagram showing the auxiliary
The auxiliary
小サイズ用セット基準面132は、原稿載置台53のセット基準面112よりも原稿載置台53の幅方向中央側(装置の手前側)に位置している。これにより、幅方向一端をこの小サイズ用セット基準面132に接触させてセットした給紙補助トレイ130の底板135に積載した小サイズ原稿Ssは、ピックアップローラ80と当接し、ピックアップローラ80により搬送することができる。また、図7に示すように、給紙補助トレイ130にセットした小サイズ原稿Ssのサイドフェンス側端部が、ピックアップローラ80のサイドフェンス側端部よりもサイドフェンス側(手前側)にくるように、小サイズ用セット基準面132が構成されている。例えば、先の図6に示す距離W1を105[mm]、W2を128[mm]に設定している場合は、小サイズ用セット基準面132が、セット基準面112から52[mm]以上離れた位置に設ける。これにより、先の表1に示す最小幅サイズの小切手原稿(小切手3や小切手4)のサイドフェンス側端部を、ピックアップローラ80のサイドフェンス側端部よりもサイドフェンス側に位置させることができる。これにより、先の表1に示す最小幅サイズの小切手原稿(小切手3や小切手4)の端部が、ピックアップローラ80に当接することがなく、耳折れ等が発生するのを抑制することができる。
The small-size
また、図7に示すように、分離ベルト84の幅は、ピックアップローラ80の幅と同寸法であり、分離ベルト84の幅方向中央を、ピックアップローラ80の幅方向中央(図中一点鎖線C)に一致させている。従って、給紙補助トレイ130にセットされた小サイズ原稿は、耳折れ等が生じることなく、良好に分離ベルト84により搬送される。また、プルアウトローラ86は、3つのプルアウト搬送コロ86a,86b,86cで構成されており、前記小サイズ原稿は、中央のプルアウト搬送コロ86bにより搬送される。中央のプルアウト搬送コロ86bは、ピックアップローラ80と同じ幅、幅方向中央をピックアップローラ80の幅方向中央に一致させている。これにより、小サイズ原稿は、耳折れ等が生じることなく、良好に中央のプルアウト搬送コロ86bにより搬送される。その後、小サイズ原稿は、各ローラ(中間ローラ66、読取入口ローラ97、読取出口ローラ92、第二読取出口ローラ93、原稿排紙ローラ94)の図中左側から2番目と3番目に配置された2つの小サイズ用搬送コロ(66b1,66b2、97b1,97b2、92b1,92b2、93b1,93b2、94b1,94b2)により搬送される。
As shown in FIG. 7, the width of the
また、上述した説明では、ピックアップローラ80、分離ベルト84、中央のプルアウト搬送コロ86bの幅が同一であったため、ピックアップローラ80のサイドフェンス側端部の位置に基づいて、小サイズ用セット基準面132の位置を決めているが、小サイズシートを搬送する搬送ローラのうち、最も幅広な搬送ローラのサイドフェンス側端部の位置に基づいて、小サイズ用セット基準面132を構成する。例えば、プルアウトローラ86の中央のプルアウト搬送コロ86bが、ピックアップローラ80や分離ベルト84よりも10mm幅広で、中央のプルアウト搬送コロ86bが、小サイズシートを搬送する搬送ローラのうち、最も幅広な搬送ローラである場合は、この中央のプルアウト搬送コロ86bのサイドフェンス側端部の位置に基づいて、小サイズ用セット基準面132を構成する。すなわち、給紙補助トレイ130にセットした小サイズ原稿のサイドフェンス側端部が、中央のプルアウト搬送コロ86bのサイドフェンス側端部よりもサイドフェンス側(手前側)にくるように、小サイズ用セット基準面132を構成するのである。
In the above description, the widths of the
本実施形態においては、図7に示すように、2番目の搬送コロ66b,97b,92b,96b,94bを2つにした。これにより、小サイズ原稿を2つの搬送コロで搬送することができ、小サイズ原稿を安定的に搬送することができる。また、これら小サイズ用搬送コロ(66b1,66b2、97b1,97b2、92b1,92b2、96b1,96b2、94b1,94b2)の搬送力は、他の搬送コロの搬送力の1/2に設定する。例えば、小サイズ用搬送コロ(66b1,66b2、97b1,97b2、92b1,92b2、96b1,96b2、94b1,94b2)のニップ圧を、他の搬送コロのニップ圧の半分にすることで、小サイズ用搬送コロ(66b1,66b2、97b1,97b2、92b1,92b2、96b1,96b2、94b1,94b2)の搬送力を、他の搬送コロの搬送力の(1/2)にすることができる。このように、小サイズ用搬送コロ(66b1,66b2、97b1,97b2、92b1,92b2、96b1,96b2、94b1,94b2)の搬送力を、他の搬送コロの搬送力の(1/2)にすることで、例えば、B6TやA5Tサイズの搬送の際に、幅方向一端側と他端側との搬送力を、ほぼ同じにでき、スキューの発生を抑制することができる。 In this embodiment, as shown in FIG. 7, there are two second conveying rollers 66b, 97b, 92b, 96b and 94b. As a result, the small-sized original can be conveyed by two conveying rollers, and the small-sized original can be stably conveyed. In addition, the conveying force of these small-size conveying rollers (66b 1 , 66b 2 , 97b 1 , 97b 2 , 92b 1 , 92b 2 , 96b 1 , 96b 2 , 94b 1 , 94b 2 ) is less than that of other conveying rollers. Set to 1/2 the force. For example, the nip pressure of the small-size conveying rollers (66b 1 , 66b 2 , 97b 1 , 97b 2 , 92b 1 , 92b 2 , 96b 1 , 96b 2 , 94b 1 , 94b 2 ) is changed to the nip pressure of the other conveying rollers. By halving the conveying force of the conveying rollers for small sizes (66b 1 , 66b 2 , 97b 1 , 97b 2 , 92b 1 , 92b 2 , 96b 1 , 96b 2 , 94b 1 , 94b 2 ) It can be set to (1/2) of the conveying force of the conveying roller. In this way, the conveying force of the small-size conveying rollers (66b 1 , 66b 2 , 97b 1 , 97b 2 , 92b 1 , 92b 2 , 96b 1 , 96b 2 , 94b 1 , 94b 2 ) is reduced to that of the other conveying rollers. By setting it to (1/2) of the conveying force, for example, when conveying B6T or A5T size, the conveying force on one end side and the other end side in the width direction can be made substantially the same, thereby suppressing the occurrence of skew. be able to.
また、本実施形態においては、図7に示すように原稿自動搬送装置5のセットフィラー62は、セット基準面112の近傍に設けられており、給紙補助トレイ130を設置すると、給紙補助トレイ130に覆われてしまい、セット検知ができなくなる。そのため、給紙補助トレイ130には、この給紙補助トレイ130に小サイズ原稿がセットされたことを検知する小サイズ用セット検知機構134を有している。小サイズ用セット検知機構134は、給紙補助トレイ130の小サイズ用セット基準面132を有する奥側の筐体部に回転自在に支持された回動軸134bと、回動軸134bの一端に設けられた小サイズ用セットフィラー134aと、回動軸134bの他端に設けられたセットフィラー62を押し込む押し込み部134cとで構成されている。また、給紙補助トレイ130の底板135には、小サイズ用セットフィラー134aの先端が入り込む切り欠き135aが設けられている。
In this embodiment, as shown in FIG. 7, the
図9は、小サイズ用セット検知機構134の原稿セット検知について説明する図である。図9(a)は、小サイズ原稿セット前の様子を示しており、図9(b)は、小サイズ原稿を給紙補助トレイ130にセットしたときの様子を示すである。
FIG. 9 is a diagram for explaining document set detection by the
図9(a)に示すように、給紙補助トレイ130に小サイズ原稿がセットされていないときは、小サイズ用セットフィラー134aの先端は、切り欠き135aに入り込んでいる。また、このとききは押し込み部134cが、セットフィラー62を押し込んでおらず、セットフィラー62の先端が原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間に位置し、発光部の光を遮っている。
As shown in FIG. 9A, when no small size document is set on the auxiliary
図9(b)に示すように、給紙補助トレイ130に小サイズ原稿がセットされると、小サイズ原稿の先端が、小サイズ用セットフィラー134aを押し込み、小サイズ用セットフィラー134aを図中時計回りに回動させる。小サイズ用セットフィラー134aを図中時計回りに回動すると、回動軸134bを支点して、押し込み部134cも図中時計回りに回動し、セットフィラー62を押し込む。その結果、セットフィラー62が押し込み部134cとともに図中時計回りに回動し、セットフィラー62の先端が、原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間から退避する。これにより、原稿セットセンサ63の受光部が発光部の光を検知し、原稿がセットされたことが検知される。
As shown in FIG. 9(b), when a small size document is set on the auxiliary
また、本実施形態においては、図9(b)に示すように、小サイズ原稿の先端が、ピックアップローラ80よりも搬送方向下流側に位置するまで、セットフィラー62先端が原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間から退避しないように、小サイズ用セット検知機構134を構成している。具体的には、小サイズ用セットフィラー134aの回動範囲や、押し込み部134cがセットフィラー62の押し込みを開始する小サイズ用セットフィラー134aの回動角度を適宜設定する。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 9B, the leading edge of the set
このように、小サイズ原稿の先端が、ピックアップローラ80よりも搬送方向下流側に位置したら、セットフィラー62先端が原稿セットセンサ63の発光部と受光部との間から退避し、原稿セットを検知する構成とすることにより、シート搬送時に、確実にピックアップローラ80を給紙補助トレイ130にセットされた小サイズ原稿に当接させることができる。これにより、不給紙の発生を防止することができる。
In this way, when the leading edge of the small-sized original is positioned downstream of the
次に、給紙補助トレイ130の原稿載置台53への設置について説明する。
図10は、給紙補助トレイ130が設置可能にした原稿載置台53を示す正面図である。
図10に示すように、原稿載置台53には、幅方向に2箇所に第1位置決め穴115aと第2位置決め穴115bとが設けられている。また、第1位置決め穴115aと、第2位置決め穴115bとの間には、給紙補助トレイ130を固定するための固定用磁石116が設けられている。
Next, the setting of the auxiliary
FIG. 10 is a front view showing the document table 53 on which the auxiliary
As shown in FIG. 10, the document table 53 is provided with a
図11は、給紙補助トレイ130の底面を示す図である。
図に示すように、給紙補助トレイ130の底面には、先の図10に示した原稿載置台53に設けた位置決め穴に嵌り込む第1位置決め突起136aと第2位置決め突起136bが、幅方向に所定の間隔を開けて設けられている。また、第1位置決め突起136aと第2位置決め突起136bとの間には、固定用磁石116にくっつく金属板137が設けられている。
FIG. 11 is a diagram showing the bottom surface of the auxiliary
As shown in the figure, on the bottom surface of the auxiliary
本実施形態において、原稿載置台53には、固定用磁石116の位置に、原稿載置台53の台面に対する給紙補助トレイ130の設置の有無を検知するトレイ検知手段としての補助トレイ検知センサ118が設けられている。補助トレイ検知センサ118は、例えば、固定用磁石116に給紙補助トレイ130上の金属板137がくっついたときに流れる電流を検知する電流検知センサを用いる。
In this embodiment, the document table 53 has an auxiliary
なお、補助トレイ検知センサ118は、原稿載置台53の台面上に給紙補助トレイ130が設置されているか否かを検知できるトレイ検知部材であれば、検知方式や検知場所などに特に制限はない。したがって、例えば、原稿載置台53に設けた位置決め穴115a,115bに給紙補助トレイ130の位置決め突起136a,136bが嵌り込んだか否かを機械的、光学的に検知するようなものであってもよい。また、トレイ検知手段としては、給紙補助トレイ130を設置したときにユーザーが操作部108を操作して給紙補助トレイ130を設置した情報を入力し、その入力情報に基づいて、給紙補助トレイ130の設置の有無を検知するものであってもよい。
The auxiliary
図12は、給紙補助トレイ130を原稿載置台53に設置する様子を示す図である。図12(a)は、側面図であり、図12(b)は、斜視図である。
図12(a)の点線の矢印Kに示すように、給紙補助トレイ130を搬送方向へ移動させて、給紙補助トレイ130の搬送方向先端側を、原稿自動搬送装置5の内部に入れ込む。具体的には、原稿載置台53にセットされた原稿の先端が突き当たる壁部5a(図9参照)に給紙補助トレイ130の先端が突き当たるまで、給紙補助トレイ130を原稿自動搬送装置5の内部に挿入する。次に、給紙補助トレイ130の搬送方向上流側端部を下降させながら、図12(b)に示すように、給紙補助トレイ130の搬送方向上流側端部付近に設けられた第1位置決め突起136aを、原稿載置台53の第1位置決め穴115aに入れ込み、第2位置決め突起136bを第2位置決め穴115bに入れ込む。これにより、給紙補助トレイ130が、原稿載置台53に位置決めされる。そして、給紙補助トレイ130の搬送方向上流側端部を下降させ、給紙補助トレイ130を原稿載置台53の台面上に設置すると、金属板137が、固定用磁石116にくっつき、給紙補助トレイ130が原稿載置台53に固定される。
FIG. 12 is a diagram showing how the auxiliary
As indicated by the dotted arrow K in FIG. 12A, the auxiliary
このように、給紙補助トレイ130を原稿載置台53に固定することにより、原稿自動搬送装置5が、スキャナ4に対して開いたとき、給紙補助トレイ130が原稿載置台53から脱落するのを防止することができる。また、原稿載置台53に金属板を儲け、給紙補助トレイ130に固定用磁石を設けてもよい。また、本実施形態においては、磁石により給紙補助トレイ130を原稿載置台53に固定するので、容易に給紙補助トレイ130を、原稿載置台53から取り外すことができる。これにより、小サイズ原稿搬送から、小サイズ以外の原稿搬送に容易に切り替えることができる。
By fixing the auxiliary
ここで、給紙補助トレイ130を原稿載置台53に固定するとき、実際には給紙補助トレイ130が設置されていないにもかかわらず、給紙補助トレイ130が設置されていると補助トレイ検知センサ118が誤検知する場合がある。例えば、補助トレイ検知センサ118の検知領域に異物が混入して、これを給紙補助トレイ130の設置と誤検知してしまう場合がある。このような誤検知が発生すると、給紙補助トレイ130を用いずに原稿載置台53上から原稿Sを搬送する際に、原稿搬送速度が通常の搬送速度よりも遅い補助トレイ用搬送速度に設定され、原稿Sの読取スピードが低下し、生産性の低下をまねく。
Here, when the auxiliary
そこで、本実施形態においては、通常の搬送速度にするか、通常の搬送速度よりも遅い補助トレイ用搬送速度にするかを、ユーザーが操作部108を操作して選択できるようにしている。具体的には、操作部108に対してユーザーが、補助トレイ用搬送速度の有効/無効を設定するための設定画面を表示させる操作をすることで、図14に示すような設定画面を操作部108の画像表示部に表示させ、ユーザーが「ON/OFF」を選択操作している。 Therefore, in this embodiment, the user can operate the operation unit 108 to select whether to use the normal transport speed or the auxiliary tray transport speed that is slower than the normal transport speed. Specifically, when the user operates the operation unit 108 to display a setting screen for setting enable/disable of the auxiliary tray conveying speed, the setting screen as shown in FIG. The image is displayed on the image display unit 108, and the user selects "ON/OFF".
図13は、本実施形態における原稿搬送制御のフロー図である。
原稿搬送制御は、補助トレイ用搬送速度の有効/無効情報の有無を判定している(S1)。先の設定画面において、ユーザーが「ONまたはOFF」を選択操作した場合(S1のYes)、その選択操作に応じて補助トレイ用搬送速度を有効/無効にして(S2)、原稿セットの有無を判定する(S4)。また選択操作がない場合には(S1のNo)、補助トレイ用搬送速度を無効にして(S3)、原稿セットの有無を判定する(S4)。原稿セットセンサ63が原稿を検知した状態(S4のYes)で、操作部108のコピースタートボタンの押下を検知したら(S5のYes)、給紙補助トレイ130が設置されているか否かをチェックする(S6)。給紙補助トレイ130が設置されているか否かは、上述した補助トレイ検知センサ118の検知結果に基づいて判断する。
FIG. 13 is a flowchart of document transport control in this embodiment.
Document transport control determines whether there is valid/invalid information about the auxiliary tray transport speed (S1). When the user selects "ON or OFF" on the previous setting screen (Yes in S1), the feed speed for the auxiliary tray is enabled/disabled according to the selection (S2), and the presence or absence of document set is checked. Determine (S4). If there is no selection operation (No in S1), the auxiliary tray transport speed is disabled (S3), and it is determined whether or not the document is set (S4). When the document set
給紙補助トレイ130が設置されている場合(S6のYes)、補助トレイ用搬送動作が有効であると設定されていれば(S7のYes)、小サイズ原稿搬送であることを、本体制御部111(複写機1本体の制御部)に通知する(S8)。本体制御部111は、例えば、第一面読取部40の画像の読込みモードを、小サイズ原稿Ssに対応する読み込みモードに切り替えるなど、原稿搬送読取ユニット6の各機器の制御を小サイズ原稿Ssに対応する制御(小サイズ原稿モード)に切り替える。
If the
また、原稿自動搬送装置5の原稿搬送速度(搬送動作)として、原稿載置台53上の原稿Sを搬送するときの通常の搬送速度よりも遅い補助トレイ用搬送速度に変更する切替え選択をする(S9)。これにより、給紙補助トレイ130を設置して搬送される小切手や手形などの小サイズ原稿Ssが、通常の搬送速度で搬送することで発生し得る各種不具合(小サイズ原稿Ssが傷つくなど)を抑制することができる。
Further, as the document transport speed (transport operation) of the
なお、補助トレイ用搬送動作は、搬送速度に限らず、例えば、搬送速度プロファイル(搬送速度の時間変化)、原稿搬送用の各モータ101~105の制御内容など、原稿載置台53上の原稿Sを搬送するときの通常の搬送動作よりも、給紙補助トレイ130上の小サイズ原稿Ssの搬送を好適にさせるものであれば、どのような搬送動作であってもよい。
The auxiliary tray conveying operation is not limited to the conveying speed. Any transport operation may be used as long as the transport operation of the small size document Ss on the auxiliary
一方、給紙補助トレイ130が設置されていない場合(S6のNo)には、原稿自動搬送装置5の原稿搬送速度(搬送動作)として、通常の搬送速度が選択される(S10)。これにより、給紙補助トレイ130を用いずに原稿載置台53上から搬送される原稿Sは、より高速な通常の搬送速度によって搬送され、低速の補助トレイ用搬送速度で搬送する場合よりも高速な読取処理が実現でき、高い生産性を実現できる。
On the other hand, if the auxiliary
このように、本実施形態において、給紙補助トレイ130が設置されているか否かの判断(S6)は、上述したとおり、原稿載置台53に設けた補助トレイ検知センサ118の検知結果に基づいて判断する。これにより、給紙補助トレイ130が設置されていると判断されたとき(S6のYes)、通常の搬送速度よりも遅い補助トレイ用搬送速度が選択されて(S7のYes,S9)、補助トレイ用搬送速度で原稿搬送する。一方で、ユーザーが「OFF」を選択操作した場合、給紙補助トレイ130が設置されていると判断されたときでも(S6のYes)、通常の搬送速度が設定されて(S7のNo,S10)、通常の搬送速度で原稿搬送する。
As described above, in this embodiment, the determination (S6) of whether or not the
このように、本実施形態では、ユーザーが操作部108を操作することによって、補助トレイ用搬送速度で原稿搬送するか否かを選択することができる。これにより、実際には給紙補助トレイ130が設置されていないにもかかわらず、給紙補助トレイ130が設置されていると補助トレイ検知センサ118が誤検知するような状況になったとき、補助トレイ用搬送速度での原稿搬送を禁止(無効)することができる。このような状況において、ユーザーが補助トレイ用搬送速度を無効にすれば、誤検知によって給紙補助トレイ130が設置されていると誤った判断がされたときでも(S6のYes)、通常の搬送速度が設定され(S7のNo,S10)、実際に搬送される原稿載置台53からの通常サイズの原稿Sを、通常の搬送速度で搬送することができる。よって、誤検知によって通常サイズの原稿Sが低速の補助トレイ用搬送速度で搬送される事態を回避することができ、原稿Sの読取スピードの低下、生産性の低下を抑制できる。
As described above, in this embodiment, the user can select whether or not to transport the document at the auxiliary tray transport speed by operating the operation unit 108 . As a result, when the auxiliary
なお、小サイズ原稿Ssは、スキューが生じやすいため、スキュー量が多くなる場合がある。よって、小サイズ原稿のときは、原稿の先端を一対のプルアウトローラ86に突き当ててスキュー補正を行う際の突き当て量を、通常の場合に比べて多くしてもよい。また、小サイズ原稿Ssは、読取入口ローラ97に突き当てて、読取前にもスキュー補正を行うのが好ましい。
また、補助トレイ用搬送速度の有効/無効を設定するための設定画面は、給紙補助トレイ130が設置されていると判断されたとき(S6のYes)に、操作部108の画像表示部に自動表示させるようにしてもよい。さらに、この設定画面の自動表示については、システム設定画面内でON/OFFの設定ができるようにしてもよい。
Note that the small-size document Ss is likely to be skewed, so the amount of skew may increase. Therefore, in the case of a small size document, the contact amount when the front edge of the document is brought into contact with the pair of pull-out
The setting screen for setting enable/disable of the feed speed for the auxiliary tray is displayed on the image display unit of the operation unit 108 when it is determined that the auxiliary
〔変形例1〕
次に、本実施形態における給紙補助トレイ130が設置されているか否かの判断処理についての一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)を説明する。
本変形例1では、原稿載置台53に給紙補助トレイ130が設置されていないにもかかわらず、給紙補助トレイ130が設置されていると補助トレイ検知センサ118が誤検知する誤検知状態か否かを判断するため、以下のような判断処理を実施する。
[Modification 1]
Next, a modified example (hereinafter referred to as “modified example 1”) of the processing for determining whether or not the auxiliary
In this modified example 1, even though the
図15は、本変形例1における補助トレイ検知センサ118の誤検知を判断する判断処理の流れを示すフローチャートである。
判断手段としてのコントローラ100は、補助トレイ検知センサ118の検知結果に変化が生じたときに判断処理を開始する。まず、補助トレイ検知センサ118が給紙補助トレイ130の設置無しを検知している場合(S11のNo)、上述した実施形態と同様、この検知結果から、原稿載置台53上には給紙補助トレイ130が設置されていないと判断する(S12)。
FIG. 15 is a flowchart showing the flow of determination processing for determining erroneous detection by the auxiliary
The
一方で、補助トレイ検知センサ118が給紙補助トレイ130の設置有りを検知している場合でも(S11のYes)、補助トレイ検知センサ118が誤検知している状況だと、実際には原稿載置台53上に給紙補助トレイ130が設置されていない。そのため、本変形例1では、補助トレイ検知センサ118が誤検知状態であるか否かを、原稿載置台53に設けられている原稿長さセンサ58(58a,58b,58c,58d)のうちの原稿長さセンサ58dを利用して判断する。
On the other hand, even when the auxiliary
原稿長さセンサ58dは、原稿載置台53にセット可能ないずれのサイズの原稿が原稿載置台53にセットされた場合でも原稿有りを検知できる位置で原稿の有無を検知するセンサである。例えば、A4サイズ又はLTサイズが縦置きでセット(短辺が原稿搬送方向に平行になるようにセット)されるとき、原稿長さセンサ58dは原稿有りを検知するが、残りの原稿長さセンサ58a,58b,58cは原稿無しを検知する。
The
この原稿長さセンサ58dは、原稿載置台53上に原稿がセットされている場合だけでなく、原稿載置台53上に給紙補助トレイ130が設置されている場合にも、原稿有りを検知するように構成されたシート有無検知手段である。そこで、本変形例1では、補助トレイ検知センサ118が給紙補助トレイ130の設置有りを検知している場合(S11のYes)、原稿長さセンサ58dが原稿有りを検知しているか否かを確認する(S13)。なお、この確認に用いるシート有無検知手段は、上述した構成を備えるものであれば、他のセンサであってもよい。
The
そして、原稿長さセンサ58dが原稿無しを検知している場合(S13のNo)、給紙補助トレイ130の設置有りを補助トレイ検知センサ118が誤検知していると判断し、原稿載置台53上には給紙補助トレイ130が設置されていないと判断する(S14)。一方、原稿長さセンサ58dが原稿有りを検知している場合には(S13のYes)、実際に原稿載置台53上に給紙補助トレイ130が設置されていると判断して、給紙補助トレイ130の設置有りと判断する(S15)。
When the
〔変形例2〕
次に、本実施形態における給紙補助トレイ130が設置されているか否かの判断処理についての他の変形例(以下、本変形例を「変形例2」という。)を説明する。
本変形例2でも、上述した変形例1と同様、原稿載置台53に給紙補助トレイ130が設置されていないにもかかわらず、給紙補助トレイ130が設置されていると補助トレイ検知センサ118が誤検知する誤検知状態か否かを判断するが、その判断処理の内容が異なっている。
[Modification 2]
Next, another modified example (hereinafter referred to as "modified example 2") of the process of determining whether or not the auxiliary
In this modified example 2, as in the above-described modified example 1, even though the auxiliary
図16は、本変形例2における補助トレイ検知センサ118の誤検知を判断する判断処理の流れを示すフローチャートである。
判断手段としてのコントローラ100は、原稿搬送中に原稿サイズの判定を行う際に判断処理を実行する。まず、原稿サイズの判定を行った後(S21)、原稿の搬送速度が補助トレイ用搬送速度に設定されているか否かを確認する(S22)。このとき、通常の搬送速度に設定されている場合には(S22のNo)、そのまま判断処理を終了する。
FIG. 16 is a flow chart showing the flow of determination processing for determining erroneous detection by the auxiliary
The
補助トレイ用搬送速度に設定されている場合には(S22のYes)、処理ステップS21で判定された原稿サイズが給紙補助トレイ130にセット不能な原稿サイズであるか否かを判断する(S23)。原稿サイズが給紙補助トレイ130にセット可能な原稿サイズであると判断した場合には(S23のYes)、そのまま判断処理を終了する。 If the auxiliary tray transport speed is set (Yes in S22), it is determined whether or not the document size determined in processing step S21 is a document size that cannot be set on the auxiliary tray 130 (S23). ). If it is determined that the document size is a size that can be set on the auxiliary paper feed tray 130 (Yes in S23), the determination process is terminated.
一方、原稿サイズが給紙補助トレイ130にセット不能な原稿サイズであると判断した場合(S23のNo)、給紙補助トレイ130の設置有りを補助トレイ検知センサ118が誤検知していると判断し、搬送中の原稿の搬送を停止する(S24)。そして、コントローラ100は、本体制御部111に対してジャム表示を指示する通知を行う。これにより、本体制御部111は、操作部108の画像表示部に、図17に示すような所定のジャム表示画面を表示させる。
On the other hand, if it is determined that the document size cannot be set on the auxiliary paper feed tray 130 (No in S23), it is determined that the auxiliary
図17に示すように、操作部108の画像表示部に表示するジャム表示画面は、補助トレイ検知センサ118の誤検知の原因として考えられる異物(紙片、付せんなど)の除去を促す表示を含むものが好ましい。なお、ジャム表示画面は、動画像を表示するものでも静止画像を表示するものでもよい。
As shown in FIG. 17, the jam display screen displayed on the image display unit of the operation unit 108 includes a display prompting removal of foreign matter (such as a piece of paper, a sticky note, etc.) that may cause false detection by the auxiliary
〔変形例3〕
次に、本実施形態における原稿搬送中の搬送制御の一変形例(以下、本変形例を「変形例3」という。)を説明する。
本変形例3では、原稿搬送中にも補助トレイ検知センサ118の検知結果を監視し、その検知結果から給紙補助トレイ130が取り外されたと判断したら、搬送品質を確保できないと判断し、原稿搬送を停止してジャム表示をする。
[Modification 3]
Next, a modified example of the transport control during document transport in this embodiment (this modified example is hereinafter referred to as “modified example 3”) will be described.
In the present modified example 3, the detection result of the auxiliary
図18は、本変形例3における原稿搬送中の搬送制御を示すフローチャートである。
原稿搬送中に補助トレイ検知センサ118の検知結果が給紙補助トレイ130の設置有りから設置無しに変化した場合(S31)、本変形例3では、搬送中の原稿の搬送を停止する(S32)。そして、コントローラ100は、本体制御部111に対してジャム表示を指示する通知を行う。これにより、本体制御部111は、操作部108の画像表示部に、図19に示すような所定のジャム表示画面を表示させる。
FIG. 18 is a flowchart showing transport control during document transport in the third modification.
When the detection result of the auxiliary
図19に示すように、操作部108の画像表示部に表示するジャム表示画面は、給紙補助トレイ130(図19に示す例では「小サイズ紙ユニット」である。)を正しくセットし直すことを促す表示を含むものが好ましい。なお、ジャム表示画面は、動画像を表示するものでも静止画像を表示するものでもよい。 As shown in FIG. 19, the jam display screen displayed on the image display unit of the operation unit 108 indicates that the auxiliary paper feed tray 130 ("small size paper unit" in the example shown in FIG. 19) should be set correctly. It is preferable to include a display prompting Note that the jam display screen may display a moving image or a still image.
なお、本実施形態においては、本発明に係るシート搬送装置を、画像形成装置に設けられる画像読取装置であるスキャナ4に原稿を搬送する原稿自動搬送装置5の例で説明したが、これに限られない。例えば、画像形成装置に設けられるものではない画像読取装置に原稿を搬送する原稿自動搬送装置に適用してもよい。また、画像形成装置の転写紙給紙部2や手差トレイ25のように、画像形成部へ記録シートを搬送するシート搬送装置に適用してもよい。また、画像形成装置以外の機器に利用されるシート搬送装置に適用してもよい。
In the present embodiment, the sheet conveying device according to the present invention has been described as an example of the automatic
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
[第1態様]
第1態様は、シートを載置するシート載置部(例えば原稿載置台53)と、前記シート載置部の上面に設置する補助トレイ(例えば給紙補助トレイ130)と、前記シート載置部の上面に設置する前記補助トレイの有無を検知するトレイ検知部材(例えば補助トレイ検知センサ118)とからなるシート搬送装置(例えば原稿自動搬送装置5)であって、前記補助トレイを前記シート載置部に設置したときの前記シートの搬送動作の変更を操作部からの入力で行うことを特徴とする。
本態様によれば、ユーザー等が操作部を操作することで、補助トレイをシート載置部に設置したときのシートの搬送動作を変更することができる。これにより、補助トレイが設置されていないにもかかわらずトレイ検知部材が補助トレイの設置有りと誤検知してしまうような状況になったとき、補助トレイ用搬送動作が実行されないようにすることが可能となる。したがって、このような状況において、シート載置面上のシート搬送時に、補助トレイ用搬送動作が実行されてしまう事態を回避することができる。
What has been described above is only an example, and each of the following aspects has a unique effect.
[First aspect]
A first mode includes a sheet placing portion (for example, document placing table 53) on which a sheet is placed, an auxiliary tray (for example, paper feed auxiliary tray 130) installed on the upper surface of the sheet placing portion, and the sheet placing portion. A sheet conveying device (for example, an automatic document conveying device 5) comprising a tray detection member (for example, an auxiliary tray detection sensor 118) for detecting the presence or absence of the auxiliary tray installed on the upper surface of the sheet loading device (for example, the auxiliary tray). It is characterized in that the operation of conveying the sheet when installed in the unit is changed by an input from the operation unit.
According to this aspect, a user or the like can change the sheet conveying operation when the auxiliary tray is installed on the sheet stacking section by operating the operation section. As a result, when the tray detection member erroneously detects that the auxiliary tray is installed even though the auxiliary tray is not installed, the auxiliary tray transport operation can be prevented from being executed. It becomes possible. Therefore, in such a situation, it is possible to avoid the situation where the auxiliary tray conveying operation is executed when the sheet is conveyed on the sheet placing surface.
[第2態様]
第2態様は、シート載置面(例えば原稿載置台53の台面)上のシート(例えば原稿S,Ss)を搬送するシート搬送装置(例えば原稿自動搬送装置5)であって、前記シート載置面に対する補助トレイ(例えば給紙補助トレイ130)の設置の有無を検知するトレイ検知手段(例えば補助トレイ検知センサ118)と、前記トレイ検知手段の検知結果に応じて選択される搬送動作(例えば搬送速度)を実行することによりシートを搬送するシート搬送手段(例えば、コントローラ100、並びに、各種ローラ66,97,92,93,94及び各種モータ101~105など)と、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに選択される補助トレイ用搬送動作(例えは補助トレイ用搬送速度)を前記シート搬送手段に実行させるか否かの選択操作を受け付ける操作受付手段(例えば操作部108)とを有することを特徴とするものである。
本態様によれば、ユーザー等が操作受付手段に対して前記選択操作をすることで、補助トレイ用搬送動作をシート搬送手段に実行させるか否かを選択することができる。これにより、補助トレイが設置されていないにもかかわらずトレイ検知手段が補助トレイの設置有りと誤検知してしまうような状況になったとき、補助トレイ用搬送動作をシート搬送手段に実行させないようにすることができる。したがって、このような状況において、シート載置面上のシート搬送時に、補助トレイ用搬送動作が実行されてしまう事態を回避することができる。
[Second aspect]
A second mode is a sheet conveying device (for example, an automatic document conveying device 5) that conveys a sheet (for example, documents S, Ss) on a sheet placing surface (for example, the table surface of the document placing table 53), Tray detection means (for example, auxiliary tray detection sensor 118) for detecting whether or not an auxiliary tray (for example, paper feed auxiliary tray 130) is installed on the surface; sheet conveying means (for example, a
According to this aspect, the user or the like can select whether or not to cause the sheet conveying unit to execute the auxiliary tray conveying operation by performing the selection operation on the operation accepting unit. As a result, when the tray detection means erroneously detects that the auxiliary tray is installed even though the auxiliary tray is not installed, the sheet conveying means is prevented from executing the auxiliary tray conveying operation. can be Therefore, in such a situation, it is possible to avoid the situation where the auxiliary tray conveying operation is executed when the sheet is conveyed on the sheet placing surface.
[第3態様]
第3態様は、第2態様において、前記シート載置面に前記補助トレイが設置されていないにもかかわらず前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態か否かを判断する判断手段(例えばコントローラ100)を有し、前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、前記操作受付手段が受け付けた選択操作によらず、前記補助トレイ用搬送動作を実行しないことを特徴とするものである。
本態様によれば、シート載置面に補助トレイが設置されていないにもかかわらずトレイ検知手段が補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態であるとき、補助トレイ用搬送動作をシート搬送手段に実行させる旨の選択操作を操作受付手段が受け付けも、補助トレイ用搬送動作が実行されない。したがって、シート載置面上のシート搬送時に、補助トレイ用搬送動作が実行されてしまう事態をより確実に回避することができる。
[Third aspect]
A third aspect is, in the second aspect, determining whether or not the tray detection means is in an erroneous detection state in which the presence of the auxiliary tray is detected even though the auxiliary tray is not installed on the sheet placement surface. and the sheet conveying means, when the judging means judges that the misdetection state has occurred, regardless of the selection operation received by the operation receiving means, determines whether the auxiliary tray It is characterized in that no transport operation is performed.
According to this aspect, when the auxiliary tray is not installed on the sheet placement surface but the tray detection means is in an erroneous detection state that the auxiliary tray is installed, the auxiliary tray transport operation is performed by the sheet transport means. Even if the operation accepting means accepts a selection operation to cause the auxiliary tray to be carried out, the carrying operation for the auxiliary tray is not carried out. Therefore, it is possible to more reliably avoid a situation in which the auxiliary tray conveying operation is executed when the sheet is conveyed on the sheet placement surface.
[第4態様]
第4態様は、第3態様において、前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、前記操作受付手段が受け付けた選択操作によらず、前記シート載置面上のシートを搬送するときの通常搬送動作でシートを搬送することを特徴とするものである。
シート載置面に補助トレイが設置されていないにもかかわらずトレイ検知手段が補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態であるとき、実際にはシート載置面からシートが搬送される。本態様によれば、誤検知状態であるときにシート載置面から搬送されるシートを通常の搬送動作で搬送することができるので、シート載置面から搬送されるシートを補助トレイ用搬送動作で搬送する場合よりも好適な搬送を実現できる。
[Fourth aspect]
In a fourth aspect based on the third aspect, when the determination means determines that the determination means is in the erroneous detection state, the sheet conveying means, regardless of the selection operation received by the operation reception means, The sheet is conveyed by the normal conveying operation when conveying the sheet.
When the auxiliary tray is not installed on the sheet placement surface but the tray detection means is in an erroneous detection state that the auxiliary tray is installed, the sheet is actually conveyed from the sheet placement surface. According to this aspect, the sheet conveyed from the sheet mounting surface in the erroneous detection state can be conveyed by the normal conveying operation. It is possible to realize more suitable transportation than the case of transportation with .
[第5態様]
第5態様は、第3又は第4態様において、前記シート載置面上のシートの有無を検知するシート有無検知手段(例えば原稿長さセンサ58d)を有し、前記シート有無検知手段は、前記シート載置面上に前記補助トレイが設置されているときにもシート有りを検知するように構成されており、前記判断手段は、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに前記シート有無検知手段がシート無しを検知する場合に、前記誤検知状態であると判断することを特徴とするものである。
本態様によれば、シート載置面上のシートの有無を検知するシート有無検知手段を利用して、誤検知状態を判断することができる。
[Fifth aspect]
A fifth aspect is, in the third or fourth aspect, further comprising sheet presence/absence detection means (for example,
According to this aspect, it is possible to determine an erroneous detection state by using the sheet presence/absence detection unit that detects the presence/absence of the sheet on the sheet placement surface.
[第6態様]
第6態様は、第2態様において、搬送されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段(例えば原稿幅センサ73、突き当てセンサ72)と、前記シート載置面に前記補助トレイが設置されていないにもかかわらず前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態か否かを判断する判断手段(例えばコントローラ100)とを有し、前記判断手段は、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに前記シートサイズ検知手段が前記補助トレイにセット不能なシートサイズを検知する場合に、前記誤検知状態であると判断し、前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、シート搬送を停止することを特徴とするものである。
本態様によれば、搬送されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段を利用して、誤検知状態を判断することができる。また、誤検知状態であると判断したときに、シート搬送を停止するので、シート搬送を継続して深刻な問題が発生してしまう前に迅速に対処することが可能となる。
[Sixth aspect]
A sixth aspect is the second aspect, in which the sheet size detecting means (for example, the
According to this aspect, it is possible to determine an erroneous detection state using the sheet size detection means for detecting the size of the conveyed sheet. Further, since sheet conveyance is stopped when it is determined that an erroneous detection state has occurred, it is possible to quickly deal with serious problems before continuing sheet conveyance.
[第7態様]
第7態様は、第2乃至第6態様のいずれかにおいて、前記シート搬送手段は、シート搬送中に、前記トレイ検知手段の検知結果が前記補助トレイの設置有りから設置無しに切り替わった場合、シート搬送を停止することを特徴とするものである。
本態様によれば、シート搬送中に補助トレイが取り外された場合、シート搬送が停止されるため、シート搬送を継続して深刻な問題が発生してしまう前に迅速に対処することが可能となる。
[Seventh aspect]
According to a seventh aspect, in any one of the second to sixth aspects, the sheet conveying means detects a sheet It is characterized by stopping transportation.
According to this aspect, when the auxiliary tray is removed while the sheet is being conveyed, the sheet conveying is stopped. Therefore, it is possible to continue the sheet conveying and quickly deal with the problem before a serious problem occurs. Become.
[第8態様]
第8態様は、第1乃至第7態様のいずれかシート搬送装置を備えた画像形成装置である。
本態様によれば、シート載置面上のシート搬送時に、補助トレイ用搬送動作が実行されてしまう事態を回避できる画像形成装置を実現できる。
[Eighth aspect]
An eighth aspect is an image forming apparatus including any one of the first to seventh aspects of the sheet conveying device.
According to this aspect, it is possible to realize an image forming apparatus capable of avoiding a situation in which the auxiliary tray conveying operation is executed when the sheet is conveyed on the sheet placement surface.
1 :複写機
2 :転写紙給紙部
3 :画像形成部
4 :スキャナ
5 :原稿自動搬送装置
6 :原稿搬送読取ユニット
31 :露光装置
32 :感光体
33 :現像装置
34 :中間転写ベルト
35 :二次転写装置
35b :転写搬送ベルト
36 :定着装置
37 :レジストローラ対
38 :排紙トレイ
40 :第一面読取部
53 :原稿載置台
53a :固定原稿テーブル
53b :可動原稿テーブル
54 :原稿搬送部
55 :原稿スタック台
58 :原稿長さセンサ
59 :テーブル上昇センサ
60 :ホームポジションセンサ
61 :排紙センサ
62 :セットフィラー
63 :原稿セットセンサ
65 :レジストセンサ
66 :中間ローラ
67 :読取入口センサ
72 :突き当てセンサ
73 :原稿幅センサ
80 :ピックアップローラ
82 :給紙駆動ローラ
83 :給紙従動ローラ
84 :分離ベルト
85 :リバースローラ
86 :プルアウトローラ
90 :排紙ローラ対
92 :読取出口ローラ
93 :第二読取出口ローラ
94 :原稿排紙ローラ
96 :第二読取部対向ローラ
97 :読取入口ローラ
100 :コントローラ
101 :ピックアップ昇降モータ
102 :給紙モータ
103 :読取モータ
104 :排紙モータ
105 :底板上昇モータ
107 :I/F回路
108 :操作部
111 :本体制御部
112 :セット基準面
113 :レール
115a :第1位置決め穴
115b :第2位置決め穴
116 :固定用磁石
117 :サイドフェンス
118 :補助トレイ検知センサ
130 :給紙補助トレイ
131 :小サイズ用サイドフェンス
132 :小サイズ用セット基準面
134 :小サイズ用セット検知機構
135 :底板
135a :切り欠き
136a :第1位置決め突起
136b :第2位置決め突起
137 :金属板
200 :光源部
S :原稿
Ss :小サイズ原稿
Reference Signs List 1: Copier 2: Transfer paper feeding section 3: Image forming section 4: Scanner 5: Automatic document feeder 6: Document feeding and reading unit 31: Exposure device 32: Photoreceptor 33: Developing device 34: Intermediate transfer belt 35: Secondary transfer device 35b : Transfer conveying belt 36 : Fixing device 37 : Registration roller pair 38 : Discharge tray 40 : First side reading unit 53 :
94 : Document discharge roller 96 : Second reading unit facing roller 97 : Reading inlet roller 100 : Controller 101 : Pickup lifting motor 102 : Paper feeding motor 103 : Reading motor 104 : Paper discharging motor 105 : Bottom plate lifting motor 107 : I/ F circuit 108 : Operation unit 111 : Main body control unit 112 : Setting reference surface 113 :
Claims (7)
前記シート載置面に対する補助トレイの設置の有無を検知するトレイ検知手段と、
前記トレイ検知手段の検知結果に応じて選択される搬送動作を実行することによりシートを搬送するシート搬送手段と、
前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに選択される補助トレイ用搬送動作を前記シート搬送手段に実行させるか否かの選択操作を受け付ける操作受付手段とを有することを特徴とするシート搬送装置。 A sheet conveying device that conveys a sheet on a sheet placing surface,
tray detection means for detecting whether or not an auxiliary tray is installed on the sheet placement surface;
a sheet conveying means for conveying a sheet by executing a conveying operation selected according to a detection result of the tray detecting means;
and operation receiving means for receiving a selection operation as to whether or not to cause the sheet conveying means to execute the auxiliary tray conveying operation selected when the tray detecting means detects that the auxiliary tray is installed. sheet conveying device.
前記シート載置面に前記補助トレイが設置されていないにもかかわらず前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態か否かを判断する判断手段を有し、
前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、前記操作受付手段が受け付けた選択操作によらず、前記補助トレイ用搬送動作を実行しないことを特徴とするシート搬送装置。 In the sheet conveying device according to claim 1 ,
determining means for determining whether or not the tray detection means is in an erroneous detection state in which the presence of the auxiliary tray is detected even though the auxiliary tray is not installed on the sheet placing surface;
wherein the sheet conveying means does not execute the auxiliary tray conveying operation regardless of the selection operation received by the operation receiving means when the determining means determines that the misdetection state exists. Device.
前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、前記操作受付手段が受け付けた選択操作によらず、前記シート載置面上のシートを搬送するときの通常搬送動作でシートを搬送することを特徴とするシート搬送装置。 In the sheet conveying device according to claim 2 ,
The sheet conveying means performs a normal conveying operation when conveying the sheet on the sheet mounting surface regardless of the selection operation received by the operation receiving means when the determining means determines that the erroneous detection state exists. A sheet conveying device that conveys a sheet by
前記シート載置面上のシートの有無を検知するシート有無検知手段を有し、
前記シート有無検知手段は、前記シート載置面上に前記補助トレイが設置されているときにもシート有りを検知するように構成されており、
前記判断手段は、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに前記シート有無検知手段がシート無しを検知する場合に、前記誤検知状態であると判断することを特徴とするシート搬送装置。 In the sheet conveying device according to claim 2 or 3 ,
a sheet presence/absence detecting means for detecting the presence/absence of a sheet on the sheet placement surface;
The sheet presence/absence detection means is configured to detect the presence of a sheet even when the auxiliary tray is placed on the sheet placement surface,
The determination means determines that the misdetection state occurs when the sheet presence/absence detection means detects no sheet when the tray detection means detects that the auxiliary tray is installed. Conveyor.
搬送されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、
前記シート載置面に前記補助トレイが設置されていないにもかかわらず前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知する誤検知状態か否かを判断する判断手段とを有し、
前記判断手段は、前記トレイ検知手段が前記補助トレイの設置有りを検知するときに前記シートサイズ検知手段が前記補助トレイにセット不能なシートサイズを検知する場合に、前記誤検知状態であると判断し、
前記シート搬送手段は、前記判断手段が前記誤検知状態であると判断するとき、シート搬送を停止することを特徴とするシート搬送装置。 In the sheet conveying device according to claim 1 ,
sheet size detection means for detecting the size of the conveyed sheet;
determination means for determining whether or not the tray detection means is in an erroneous detection state in which the presence of the auxiliary tray is detected even though the auxiliary tray is not installed on the sheet placing surface;
The judging means judges that the erroneous detection state occurs when the sheet size detecting means detects a sheet size that cannot be set on the auxiliary tray when the tray detecting means detects that the auxiliary tray is installed. death,
A sheet conveying apparatus, wherein the sheet conveying means stops conveying the sheet when the judging means judges that the erroneous detection state has occurred.
前記シート搬送手段は、シート搬送中に、前記トレイ検知手段の検知結果が前記補助トレイの設置有りから設置無しに切り替わった場合、シート搬送を停止することを特徴とするシート搬送装置。 In the sheet conveying device according to any one of claims 1 to 5 ,
A sheet conveying apparatus, wherein the sheet conveying means stops conveying the sheet when the detection result of the tray detecting means switches from the installation of the auxiliary tray to the absence of the installation while the sheet is being conveyed.
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