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JP7122686B2 - 静電容量検出装置 - Google Patents

静電容量検出装置 Download PDF

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JP7122686B2
JP7122686B2 JP2020509700A JP2020509700A JP7122686B2 JP 7122686 B2 JP7122686 B2 JP 7122686B2 JP 2020509700 A JP2020509700 A JP 2020509700A JP 2020509700 A JP2020509700 A JP 2020509700A JP 7122686 B2 JP7122686 B2 JP 7122686B2
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Description

本開示は、センサ素子の静電容量を検出する静電容量検出装置に関する。
特許文献1は、静電容量型センサの静電容量を計測することができる静電容量型センサ装置を開示する。この静電容量型センサ装置は、距離を隔てて対向して設けられた第一,第二電極を備え、外力の付与もしくは操作者の接近または接触に伴って第一,第二電極間の静電容量が変化する静電容量型センサと、静電容量型センサの第一電極に直列接続され、静電容量型センサに周期性の矩形波電圧を印加する電圧印加手段と、静電容量型センサの第二電極に接続され、電圧印加手段が周期性の矩形波電圧を印加した場合に静電容量型センサに充放電される電荷を整流する整流器と、整流器に並列接続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサに並列接続される電流計測用シャント抵抗と、電流計測用シャント抵抗の両端電圧を計測する電圧計測手段とを備える。
特許5326042号公報
上記の静電容量型センサ装置において、静電容量型センサと、電圧印加手段または電圧計測手段との間は制御線により接続される。この制御線は外部からのノイズ信号を受け、測定精度が低下する可能性がある。特に、静電容量型センサと、電圧印加手段または電圧計測手段とが離れて配置された場合に、制御線が長くなり、外部からのノイズ信号を受け易くなり、測定精度が低下しやすくなる。
本開示は、上記のような課題を解決すべく、精度よく静電容量の変化を測定できる静電容量検出装置を提供することを目的とする。
本開示の静電容量検出装置は、静電容量が変化する少なくとも1つのセンサ素子を含むセンサ部と、センサ素子に、センサ素子の静電容量を検出するための所定の充電電圧を印加する制御線と、制御線を電気的に遮蔽するシールド線と、制御線を介してセンサ素子に充電電圧を供給し、センサ素子に充電電圧を印加したときのセンサ素子の電圧変化を測定し、電圧変化に基づきセンサ素子の静電容量を検出する制御回路と、シールド線の電位を制御線の電位と等電位に設定する等電位回路と、を備える。
本開示によれば、等電位回路によって、シールド線に起因する寄生容量への電荷蓄積の影響を低減できる。このため、精度よく静電容量の変化を測定できる静電容量検出装置を提供できる。
本開示の静電容量検出装置の概念を説明するための図 シールド線により生じ得る寄生容量を説明した図 本開示の実施の形態1の静電容量検出装置の構成を示す図 センサ素子から測定されるセンシング電圧Vcの時間変化を説明した図 静電容量検出装置のタイミングチャート(時間測定方式を採用した場合) 電圧測定方式を採用した場合の静電容量検出装置のタイミングチャート 時間測定方式と電圧測定方式を併用する場合のマイコンにおける容量の測定処理を示すフローチャート 時間測定方式と電圧測定方式を併用する場合のマイコンにおける容量の測定処理の別の例を示すフローチャート 本開示の実施の形態2の静電容量検出装置の構成を示す図 本開示の実施の形態3の静電容量検出装置の構成を示す図 本開示の実施の形態4の静電容量検出装置の構成を示す図 実施の形態4の静電容量検出装置のタイミングチャート 本開示の実施の形態5の静電容量検出装置の構成を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示の静電容量検出装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
1.構成
図1は、本開示の静電容量検出装置の概念的な構成を説明した図である。静電容量検出装置100は、静電容量が変化する複数のセンサ素子を備えたセンサ部Cと、センサ部Cにおける各センサ素子の静電容量を測定する測定回路10と、静電容量の測定のための電圧Vinを出力する電源14と、抵抗Rとを備える。
センサ部Cは、触れたり手を近づけたりすることで静電容量が変化し、静電容量に応じた電圧を出力する複数のセンサ素子を備える。測定回路10は、センサ部C内の各センサ素子の電圧を測定することで静電容量を算出する。
測定回路10とセンサ部Cとは、それぞれの端子X、Y及びX’、Y’と制御線40a、40bを介して接続されている。さらに、高圧側の制御線40aはシールド線30によって電気的に遮蔽(シールド)されている。シールド線30は、例えば、制御線40aを中心とし、その周囲に、被服された複数の導線を配置することで構成される。なお、シールド線30の構成、すなわち、制御線40aに対するシールド手段は、これに限定されるものではない。このように、制御線40aをシールドすることで、制御線40aに対する外部からのノイズの影響を低減でき、測定回路10で測定される、センサ部Cの各センサ素子の電圧がノイズにより変動することを低減できる。
ここで、このようなシールド線30を設けた場合、図2に示すように、制御線40a、40bとシールド線30との間に寄生容量Cp1、Cp2が生じる。この寄生容量Cp1、Cp2により、本来測定したいセンサ素子の静電容量の値とは大きく異なる値が測定されてしまい、測定精度が低下する場合がある。
このような問題を解決すべく、図1に示すように、静電容量検出装置100はさらに等電位回路18を備えている。
等電位回路18は、出力が負入力端子(-)にフィードバックされたOPアンプで構成され、正入力端子(+)に入力する信号の電位と等しい電位の信号を出力する。等電位回路18のOPアンプには外部から電源が供給されるため、等電位回路18は、正入力端子(+)から電流を引き込まずに、正入力端子(+)に入力する信号の電位と等しい電位の信号を出力する。この等電位回路18により、シールド線30の電位を、制御線40aの電位、すなわち、センサ部C内の測定対象のセンサ素子に印加する電位と等しい電位に制御する。これにより、シールド線30による寄生容量Cp1、CP2の影響を排除して、センサ素子の静電容量の測定精度を向上している。
図3は、静電容量検出装置100のさらに具体的な実施の形態を示した図である。図3において、測定回路10及び電源14の具体的な実施例としてマイコン20aが示されている。
センサ部Cは、静電容量が変化する並列に接続された3つの静電容量式のセンサ素子C1~C3を備えている。センサ素子C1~C3は静電容量式触覚センサである。センサ素子C1~C3は触れられたり、押されたりすると、触れた強さまたは押された強さに応じて、その静電容量の値が変化する。センサ素子は、必ずしも触覚センサである必要はなく、静電容量式センサであれば、圧力センサ等、任意の用途のものが使用できる。
センサ素子C1~C3のそれぞれに対してそれぞれの制御線40aが接続される。図3の例では、3つの制御線40aをまとめて1つのシールド線30でシールドしているが、それぞれの制御線40aに対してそれぞれシールド線を設けてもよい。
また、静電容量検出装置100は、測定対象として、センサ素子C1~C3の中からいずれか1つを選択するためのマルチプレクサMPを備える。
マイコン20aは、ソフトウェア(プログラム)と協働して、所定の機能を実現する制御回路である。マイコン20aは、充電制御端子21と、入力端子22と、放電制御端子23と、マルチプレクサ(MPX)制御端子24と、グランド(GND)端子25とを備える。
充電制御端子21は、センサ素子C1~C3の電位測定のための充電電圧を出力する端子である。充電制御端子21の出力(電位)は、「H」(High)または「L」(Low)に制御される。
入力端子22は、測定対象のセンサ素子C1~C3の測定電圧(センシング電圧)を入力する端子である。マイコン20aはADコンバータを備えており、入力端子22を介して入力されたセンシング電圧のアナログ値をADコンバータによりデジタル値に変換する。
放電制御端子23は、センサ素子C1~C3に蓄積された電荷を放電させるための端子である。放電制御端子23は、静電容量の測定中はハイインピーダンスに制御される。放電制御端子23は、センサ素子C1~C3の放電を行う時には「L」に制御される。
MPX制御端子24は、マルチプレクサMPの入力を切り替えるための制御信号を出力する。MPX制御端子24は、マルチプレクサMPの入力とセンサ素子C1の接続を制御するMPX制御1信号と、マルチプレクサMPの入力とセンサ素子C2の接続を制御するためのMPX制御2信号と、マルチプレクサMPの入力とセンサ素子C3の接続を制御するためのMPX制御3信号とを出力する。
グランド端子25はグランド電位に接続するための端子である。
センサ素子C1~C3はそれぞれ、一端が抵抗RあるいはマルチプレクサMP等を介して、マイコンの充電制御端子21に接続され、他端が制御線40bを介してグランド端子25に接続されている。センサ素子C1~C3と抵抗Rの間のノードNは入力端子22と放電制御端子23に接続される。このノードNにおいて、センサ素子C1~C3の電圧(センシング電圧)が測定される。すなわち、センシング電圧Vcは、抵抗Rとセンサ素子C1~C3のいずれかで構成されるRC回路におけるセンサ素子の電圧である。放電時には、ノードNを「L」にすることで、センサ素子C1~C3に蓄積された電荷を放電することができる。
センサ素子C1~C3と抵抗Rの間にマルチプレクサMPが挿入されている。マルチプレクサMPの入力には制御線40aを介してセンサ素子C1~C3が接続される。また、マルチプレクサMPの出力にはノードNが接続される。マルチプレクサMPは、マイコン20aのMPX制御端子24からの制御信号にしたがいセンサ素子C1~C3のいずれかを選択してノードNに接続する。これにより、ノードNを介して、マルチプレクサMPにより選択された1つのセンサ素子C1~C3のセンシング電圧を検出あるいは測定することができる。
等電位回路18の正入力端子(+)はノードNに接続され、その出力がシールド線30(導体部分)に接続される。これにより、シールド線30の電位をノードNの電位、すなわち、制御線40aの電位と等しい電位に制御できる。
2.動作
以上のように構成される静電容量検出装置100の動作を以下に説明する。
静電容量検出装置100においてマイコン20aは、センサ部Cの各センサ素子C1~C3の静電容量を各センサ素子C1~C3のセンシング電圧Vcに基づき測定する。具体的には、マイコン20aは、充電制御端子21から測定対象とする1つのセンサ素子C1~C3に所定の充電電圧Vinを供給する。そして、マイコン20aは、測定対象とするセンサ素子C1~C3の電圧(センシング電圧Vc)を、入力端子22を介して測定する。このとき、センシング電圧Vcは次式で求まる。
Figure 0007122686000001
ここで、Rは抵抗Rの抵抗値、Cは測定対象のセンサの静電容量、tは充電時間、Vinは充電電圧の値である。図4は、上式(1)にしたがったセンシング電圧Vcの時間変化を示した図である。マイコン20aは、センシング電圧Vcが所定電圧値V0になるまでの時間tを測定する。マイコン20aは、測定した時間tから上式(1)にしたがい静電容量Cを求める。
図5は、静電容量検出装置100のタイミングチャートである。以下、図5を参照して、静電容量検出装置100の動作を説明する。
最初に、入力端子22及び放電制御端子23を放電状態(それぞれ「L」)にし、前回の測定対象のセンサ素子(図5の例では、センサ素子C3)に蓄積された電荷を放電させる。
次に、放電制御端子23をハイインピーダンスにして測定電圧入力状態にし、入力端子22において電圧測定を開始する。このとき、マルチプレクサMPは、MPX制御端子24からの制御信号にしたがい、センサ素子C1~C3の中から測定対象となる1つのセンサ素子を選択し、選択したセンサ素子C1~C3の制御線40aをノードNに接続する。図5の例では、センサ素子C1が選択される。
これにより、選択したセンサ素子C1が充電制御端子21からの充電電圧Vinにより充電される。マイコン20aは、入力端子22を介してセンサ素子C1のセンシング電圧Vcを取得し、充電開始からセンシング電圧Vcが所定電圧値V0になるまでの時間t=Tを測定し、時間t=Tに基づきセンサ素子C1の静電容量Cを求める。
この測定時において、等電位回路18により、シールド線30の電位がノードNの電位(制御線40aの電位)と同じになるように制御される。これにより、シールド線30と制御線40aの間の寄生容量Cp1に蓄積される電荷がなくなり、制御線40aとシールド線30間の余計な静電容量を測定しないようにできる。なお、シールド線30と制御線40b(グランド)の間の寄生容量Cp2に蓄積される電荷は、抵抗Rを介して充電されるものではなく、等電位回路18の電源から供給されるものである。このため、抵抗Rとセンサ素子C1~C3で構成されるRC回路に対する静電容量の計算には影響がない。このように、センサ素子C1~C3の測定時において、制御線40a、40bとシールド線30による寄生容量に蓄積される電荷の影響を低減することができる。
測定が終了すると、マイコン20aは、入力端子22及び放電制御端子23を「L」にすることで測定対象のセンサ素子C1に蓄積された電荷を放電させる。
次に、入力端子22及び放電制御端子23を入力状態にし、マルチプレクサMPにより次のセンサ素子C2に切り替えて、充電制御端子21からの電圧Vinで充電することで、次のセンサ素子C2の静電容量を測定することができる。同様にして、以下、順次、測定対象のセンサ素子C1~C3を切り替えながら、各センサ素子の静電容量を測定する。
上記の制御において、測定対象のセンサ素子C1~C3の静電容量を求める際に、センシング電圧Vcが一定電圧V0に達するまでの時間t=Tを測定し、時間t=Tを用いて式(1)に基づき、センサ素子の静電容量を求める例を説明した。このようなセンシング電圧Vcが一定電圧V0に達する時間tを測定し、時間tに基づき静電容量Cを求める方式を以下「時間測定方式」という。これに対して、センサ素子C1~C3を一定時間t0だけ充電したときのセンシング電圧Vcを測定し、測定した電圧Vcに基づき式(1)から静電容量Cを求めることもできる。この場合、マイコン20aは、内部にタイマを備え、このタイマにより一定時間(t0)を計測する。このような測定した電圧Vcに基づき式(1)から静電容量Cを求める方式を「電圧測定方式」という。マイコン20aは、時間測定方式に代えて、この電圧測定方式により静電容量を算出してもよい。図6は、電圧測定方式による静電容量を求める場合のタイミングチャートを示している。時間測定方式の場合、図5に示すように、センシング電圧Vcの振幅は一定であり、その幅がセンサ素子の静電容量に応じて変化していた。これに対して、電圧測定方式の場合、図6に示すように、センシング電圧Vcの幅は略一定であるが、センシング電圧Vcの振幅はセンサ素子の静電容量に応じて変化している。
また、マイコン20aは時間測定方式と電圧測定方式とを併用してもよい。すなわち、電圧測定方式でセンサ素子C1~C3の電位を測定する場合、静電容量が小さい場合、計算式(1)から求められる静電容量の値の誤差が大きくなるという問題がある。一方、時間測定方式では、小さな静電容量ではリニアな値を測定できるが、静電容量が大きくなると、測定に時間がかかるという問題がある。
そこで、時間測定方式と電圧測定方式とを併用してもよい。例えば、測定時間を優先するときは、まず、電圧測定方式で一定時間経過時のセンシング電圧Vcを測定し、その結果、センシング電圧Vcが小さいとき(すなわち、静電容量が大きいとき)は、その結果(電圧測定方式での測定結果)を採用する。一方、センシング電圧Vcが大きいとき(すなわち、静電容量が小さいとき)は、時間測定方式での測定結果を採用する。図7に、この場合のフローチャートを示す。
図7において、マイコン20aは、センサ素子C1~C3のセンシング電圧Vcの測定を開始する(S11)。所定時間(t0)の経過後(S12)、センシング電圧Vcを所定値と比較する(S13)。センシング電圧Vcが所定値よりも小さい場合(S13でYES)、所定時間(t0)の経過時に測定されたセンシング電圧Vcに基づき静電容量を算出する(S14)。一方、センシング電圧Vcが所定値以上の場合(S13でNO)、センシング電圧Vcが所定電圧(V0)に達するまで測定を継続する(S15)。センシング電圧Vcが所定電圧(V0)に達するまでの経過時間に基づき静電容量を算出する(S16)。
また、測定精度を優先するときは、例えば、時間測定方式と電圧測定方式の双方でそれぞれ測定し、電圧測定方式による結果が精度の良い範囲内の値である場合、電圧測定方式による結果を採用してもよい。図8に、この場合のフローチャートを示す。
マイコン20aは、電圧測定方式及び時間測定方式の双方でセンシング電圧Vcの測定を行う(S21)。双方での測定が終了すると(S22)、マイコン20aは、電圧測定方式による測定結果(測定電圧)に基づいて算出した静電容量の測定値が、精度のよい結果が得られる所定の範囲内の値か否かを判断する(S23)。静電容量の測定値が、精度のよい結果が得られる所定の範囲内の値である場合(S23でYES)、電圧測定方式による静電容量の測定値を採用する。一方、静電容量の測定値が、精度のよい結果が得られる所定の範囲内の値でない場合(S23でNO)、時間測定方式による静電容量の測定値を採用する(S25)。
3.効果等
以上のように、本実施の形態の静電容量検出装置100は、静電容量が変化するセンサ素子C1~C3を含むセンサ部Cと、センサ素子C1~C3に、センサ素子C1~C3の静電容量を検出するための所定の充電電圧を印加する制御線40aと、制御線を電気的に遮蔽するシールド線30と、制御線40aを介してセンサ素子C1~C3に充電電圧を供給し、センサ素子C1~C3に充電電圧を印加したときのセンサ素子C1~C3の電圧変化を測定し、電圧変化に基づきセンサ素子C1~C3の静電容量を検出するマイコン20aと、シールド線30の電位を制御線40aの電位と等電位に設定する等電位回路18と、を備える。
上記構成によれば、等電位回路18によりシールド線30を制御線40aと同電位にすることから、シールド線30に起因して生じる寄生容量Cp1、Cp2への電荷蓄積の影響を低減できる。これにより、精度よく静電容量の変化を測定できる静電容量検出装置を提供できる。
(実施の形態2)
実施の形態1の構成において、静電容量式のセンサ素子の電位を測定することで、RC回路での静電容量(C)を測定するが、マイコン20aに内蔵のADコンバータ等によっては、センサ素子の電位の測定時にセンサ素子C1~C3に蓄積された電荷を吸い出して測定するものがある。電荷の吸出しがあるとセンサ素子C1~C3の電位が下がってしまい、正しい測定ができなくなるという問題がある。
そこで、本実施の形態では、センサ素子C1~C3の電位を直接測定するのではなく、等電位回路を介して生成した電位を測定するようにする。
図9は、本開示の実施の形態2の静電容量検出装置100bの構成を示す図である。図9に示すように、本実施の形態の静電容量検出装置100bは、実施の形態1の構成に加えて、ノードNと入力端子22との間に第2の等電位回路19をさらに備えている。
第2の等電位回路19は、等電位回路18(第1の等電位回路)と同様の構成を有し、正入力端子に入力される電位と等しい電位を出力する。第2の等電位回路19は、その正入力端子がノードNに接続され、出力が入力端子22に接続されている。この構成により、マイコン20aの入力端子22には第2の等電位回路19を介してセンシング電圧が入力される。この場合、ADコンバータ等による電荷の吸出しがあっても、第2の等電位回路19から電荷が補充されるため、センサ素子C1~C3の電位の低下させることを防止できる。
(実施の形態3)
センサ素子C1~C3の測定したい容量値によって、その充電に必要な電圧が変化し、測定精度および測定時間が変化する。センサ素子C1~C3の容量値が大きい場合、十分な精度を持たせるためには、充電・測定時間が長くなってしまう。
そこで、本実施の形態では、マイコン20aに、異なる抵抗値を有する抵抗が接続された充電制御端子を複数設け、測定したい容量値によって充電制御端子すなわち抵抗値を切り替え可能にしている。
図10は、本開示の実施の形態3の静電容量検出装置の構成を示す図である。図10に示すように、本実施の形態の静電容量検出装置100cにおいて、マイコン20aは2つの充電制御端子21、21bを備える。充電制御端子21には抵抗R1が接続され、充電制御端子21bには抵抗R1と異なる抵抗値を有する抵抗R2が接続される。
例えば、時間測定方式では、抵抗を通してセンサ素子を充電してその電位を調べるが、その際、静電容量値の大きさに応じて抵抗値を変更することでより測定精度を高めることができる。例えば下記のように抵抗値を切替えてもよい。
静電容量が小さい場合:抵抗値を大きくする。これにより、測定時間が長くなるが、時間の分解能を大きくできる。
静電容量が大きい場合:抵抗値を小さくする。これにより、測定時間を短縮できる。
以上のように、異なる抵抗が接続された複数の充電制御端子を用意することで、状況に応じて最適な抵抗値を選択して測定することができる。
また、最初に、低い抵抗値で高速に測定し、前回の測定時と比べて変化があったセンサ素子を高い抵抗値で精度高く測定することもできる。
(実施の形態4)
上記の実施の形態では、3つのセンサ素子C1~C3が並列に接続された構成を有したセンサ部Cを例として説明した。しかし、上記の各実施の形態の思想は、このようなセンサ部Cの構成に限定されず、他の構成を有するセンサ部Cについても適用できる。例えば、複数のセンサ素子が二次元的に配置されたセンサ部に対しても適用することができる。
図11は、実施の形態1の構成を、複数のセンサ素子が二次元的に配置されたセンサ部に対して適用した場合の静電容量検出装置100dの構成を示す図である。
静電容量検出装置100dは、静電容量が変化する複数のセンサ素子C1~C9を備えるセンサ部C’と、センサ部C’の各センサ素子C1~C9の静電容量を算出するマイコン20bと、マルチプレクサMP1~MP6と、等電位回路18とを備える。
センサ部C’は、3行×3列のマトリクス状に配置されたセンサ素子C1~C9を備えている。なお、図11では、説明の便宜状、センサ素子を3行×3列に配置した構成を説明したが、センサ部C’のセンサ素子数はこれに限定されず、センサ素子をM行×N列に配置してもよい(M、Nは任意の自然数)。
マルチプレクサMP1~MP3の一方の入力は、等電位回路18の出力に接続される。マルチプレクサMP1~MP3の他方の入力は、抵抗R1を介して充電制御端子21に接続される。さらに、マルチプレクサMP1~MP3の他方の入力は、入力端子22と、抵抗R3を介して放電制御1端子23aとにも接続される。マルチプレクサMP1~MP3の出力はそれぞれ行制御線41~43に接続される。
マルチプレクサMP4~MP6の一方の入力はグランド端子25に接続される。マルチプレクサMP4~MP6の他方の入力は、等電位回路18の出力に接続される。さらに、マルチプレクサMP4~MP6の他方の入力は、抵抗R4を介して放電制御2端子23bにも接続される。マルチプレクサMP4~MP6の出力はそれぞれ列制御線44~46に接続される。
マイコン20bのMPX制御端子24は、マルチプレクサMP1~MP3、MP4~MP6それぞれの入力の切り替えを制御する制御信号を出力する。
さらに、静電容量検出装置100dは、行制御線41~43及び列制御線44~46のそれぞれをシールドするシールド線31~33及びシールド線34~36を備えている。
等電位回路18は、正入力端子(+)がノードNに接続され、出力がシールド線31~36に接続される。これにより、各シールド線31~36の電位を、ノードNの電位、すなわち、行制御線41~43及び列制御線44~46のそれぞれの電位と等しい電位に制御することができる。
以上のように構成される静電容量検出装置100dでは、測定対象のセンサ素子の行制御線には充電制御端子21が接続され、列制御線にはグランド端子25が接続されるようにマルチプレクサMP1~MP6が制御される。同時に、測定対象のセンサ素子に接続する行制御線と列制御線以外の行制御線と列制御線は、等電位回路18の出力が接続されるようにマルチプレクサMP1~MP6が制御される。
例えば、センサ素子C1が測定対象である場合、センサ素子C1の行制御線41に充電制御端子21が接続され、列制御線44にグランド端子25が接続されるようにマルチプレクサMP1、MP4が制御される。同時に、測定対象のセンサ素子C1に接続する行制御線41と列制御線44以外の行制御線42、43と列制御線45、46は、等電位回路18の出力が接続されるようにマルチプレクサMP2、MP3、MP5、MP6が制御される。
図12は、本実施の形態4の静電容量検出装置100dのタイミングチャートである。センサ素子はC1、C2、C3、・・・、C9の順に測定されていく。
例えば、最初に、入力端子22及び放電制御端子23a、23bをそれぞれ放電状態にして放電しておく。次に、入力端子22及び放電制御端子23a、23bを測定電圧入力状態にし、マルチプレクサMP1を制御して行制御線41を充電制御端子1に接続し、マルチプレクサMP4を制御して列制御線44をグランド端子25に接続する。これにより、センサ素子C1を充電制御端子1から充電する。このとき、等電位回路18によりシールド線31~36の電位が制御線41の電位と同じに設定される。これにより、シールド線31~36と制御線41間の間に蓄積される電荷がなくなり、制御線41とシールド線31間の余計な静電容量を測定しないようにできる。また、シールド線31~36とグランド間に蓄積される電荷は、抵抗R1を介して充電されたものではなく、等電位回路18の電源から供給されるため、RC回路で静電容量の計算に影響はしない。
以上のように、マトリクス状にセンサ素子C1~C9が配置されたセンサ部C’を備えた静電容量検出装置100dにおいても、各シールド線31~36を制御線41~46の電位と等しい電位に設定することで、実施の形態1と同様に、シールド線31~36の寄生容量への電荷蓄積による測定精度の低下の問題を解決することができる。
(実施の形態5)
図13は、本実施の形態5の静電容量検出装置100eの構成を示す図である。上記の実施の形態では、抵抗Rは充電制御端子21側に接続したが、必ずしも抵抗Rは充電制御端子21側にある必要はない。図13に示すように、抵抗Rはグランド端子(GND)25側に接続されていてもよい。そして、抵抗RとマルチプレクサMPの間をノードNとし、入力端子22に接続して各センサ素子C1~C3の電圧を測定する。ノードNを等電位回路18の正入力端子(+)に接続して、ノードNと等しい電位を生成し、シールド線30に印加する。この回路を使い上記の実施の形態と同様の制御を行うことで、式(1)にしたがい静電容量Cを求めることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1~5を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1~5で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
上記の実施の形態では、マイコン20a、20bがセンサ素子のセンシング電圧Vcに基づきセンサ素子の静電容量を算出する例を説明したが、センシング電圧Vcに基づく静電容量の算出はマイコン20a、20b以外のデバイス(または回路)が行ってもよい。
制御回路としてマイコン20a、20bを例示したが、制御回路はマイコンに限定されず、他の種類のデバイスで実現してもよい。制御回路の機能はハードウェアとソフトウェアとが協働して実現されてもよいし、専用に設計されたハードウェアのみで実現されてもよい。すなわち、制御回路は、マイコン、CPU、MPU、GPU、FPGA、DSP、ASIC等の種々のプロセッサで実現できる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、静電容量式センサを備えた静電容量検出装置に適用可能である。

Claims (5)

  1. 静電容量が変化する少なくとも1つのセンサ素子を含むセンサ部と、
    前記センサ素子に、前記センサ素子の静電容量を検出するための所定の充電電圧を印加する制御線と、
    前記制御線を電気的に遮蔽するシールド線と、
    前記制御線を介して前記センサ素子に充電電圧を供給し、前記センサ素子に充電電圧を印加したときの前記センサ素子の電圧変化を測定し、前記電圧変化に基づき前記センサ素子の静電容量を検出する制御回路と、
    前記シールド線の電位を前記制御線の電位と等電位に設定する等電位回路と、
    を備えた静電容量検出装置であって、
    入力端子と出力端子を含み、前記入力端子から電流を引き込まずに、前記入力端子から入力した信号と同じ電位の信号を生成して前記出力端子から出力する第2の等電位回路をさらに備え、
    前記制御回路は、前記センサ素子の電圧を入力するための電圧入力端子を備え、
    前記第2の等電位回路は、前記入力端子が前記制御線に接続され、前記制御線の電位と等しい電位の信号を生成して前記電圧入力端子に出力する、静電容量検出装置
  2. 前記制御回路は、前記センサ素子の電圧変化として、前記センサ素子に所定時間、前記充電電圧を供給したときの前記センサ素子の電圧、及び/又は、前記センサ素子の充電開始から前記センサ素子の電圧が所定電圧に達するまでの時間を測定する、請求項1に記載の静電容量検出装置。
  3. 前記制御回路は、前記制御線に対して充電電圧を供給する端子であって、互いに異なる抵抗値を有する抵抗が接続された複数の充電制御端子を含む、請求項1に記載の静電容量検出装置。
  4. 前記センサ部は複数のセンサ素子を含む、請求項1に記載の静電容量検出装置。
  5. 複数のセンサ素子が二次元的に配置された、請求項に記載の静電容量検出装置。
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