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JP7122249B2 - 扉体付き移動式間仕切パネル - Google Patents

扉体付き移動式間仕切パネル Download PDF

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JP7122249B2 JP2018246906A JP2018246906A JP7122249B2 JP 7122249 B2 JP7122249 B2 JP 7122249B2 JP 2018246906 A JP2018246906 A JP 2018246906A JP 2018246906 A JP2018246906 A JP 2018246906A JP 7122249 B2 JP7122249 B2 JP 7122249B2
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Description

本発明は、オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の室内を仕切って使用するための移動間仕切装置を構成する扉体付き移動式間仕切パネルに関する。
オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の室内は、天井に設けられたレールに吊支され、該レールに沿って移動可能な間仕切パネルを連接して所定の区画に仕切る移動間仕切装置によって、所望の小区画のレイアウトを実現している。このような移動間仕切装置にあっては、所定の位置に扉体付き移動式間仕切パネルが用いられることで、仕切られた2つの空間の間を往来可能にしたものが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に示される扉体付き移動式間仕切パネルは、下端部が連結された2本の縦杆と、上方に吊支部材が取付けられている横梁と、一方の縦杆に蝶番により取付けられている扉体と、該扉体の間口を形成する横桟と、を備えており、扉体が取付けられた縦杆の上端部は、横桟に固定されている。また、扉体付き移動式間仕切パネルは、移動時・立設時に限らず吊支部材によって天井に設けられたレールから吊支されている。
実願平1-127514号(実開平03-066376号)のマイクロフィルム(第5,6頁、第1図)
特許文献1にあっては、扉体が取付けられた縦杆は、横桟に固定されており、扉体の荷重は蝶番を介して当該扉体が取付けられた縦杆にかかり、その荷重は主に当該扉体が取付けられた縦桟の上端部が固定された横桟にかかるため、横桟は荷重に耐え得る強度が必要とされ横桟の構造が大型化し、扉体付き移動式間仕切パネルが重くなる問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、軽量化された扉体付き移動式間仕切パネルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の扉体付き移動式間仕切パネルは、
天井に設けられる誘導路に吊支部材を介して吊支され、該誘導路に沿って移動可能であり、2本の縦杆と、該2本の縦杆を連結する連結部材と、上方に前記吊支部材が取付けられている横梁と、一方の前記縦杆に蝶番により取付けられている扉体と、を備える扉体付き移動式間仕切パネルであって、
前記扉体の取付けられた前記縦杆は、前記横梁に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、扉体の取付けられた縦杆は吊支部材が取付けられる強度の高い横梁に固定されているため、扉体が蝶番により取付けられている一方の縦杆に扉体から作用する荷重は主に横梁によって支持されるため、間口を構成する構成物の強度を高める必要がなく、扉体付き移動式間仕切パネルを軽量化することができる。
前記2本の縦杆、前記連結部材及び前記横梁の一部により矩形枠が構成され、前記吊支部材は、前記矩形枠の上方に配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、矩形枠は高い強度を有し、扉体の荷重を支持しながら吊支部材により吊支されているため、横梁を軽量化することができる。
前記2本の縦杆及び前記横梁は、角管であることを特徴としている。
この特徴によれば、矩形枠の強度を高めつつ、軽量化することができる。
前記2本の縦杆、前記横梁及び前記連結部材は、溶接により固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、矩形枠の強度を高めることができる。
前記蝶番は、前記扉体の上下方向に沿って配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、一方の縦杆により扉体を確実に支持することができる。
前記横梁の一端側には、連接される間仕切パネルの側部と凹凸嵌合する凹凸嵌合部が備えられており、前記扉体及び前記間仕切パネルはガラスパネルを備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガラスパネルを備える扉体付き移動式間仕切パネル及び間仕切パネルに一体感ある印象を与え、美観に優れる。
本発明の実施例における移動間仕切装置を示す正面図である。 実施例における移動間仕切装置の間仕切パネルの構造を示す分解斜視図である。 カバー部材を一部切欠いて扉体付き移動式間仕切パネルの構造を示す分解斜視図である。 枠体と扉体とを連結するギアヒンジの平断面図であり、(a)は閉扉状態、(b)は開扉状態を示す図である。 枠体骨組とリンク機構とを示す斜視図である。 枠体骨組とリンク機構とを示す分解斜視図である。 リンク機構の動作を示す正面図であり、(a)は扉体付き移動式間仕切パネルをレールに沿って移動させる際の状態、(b)は扉体付き移動式間仕切パネルを床面に立設させる際の状態を示す図である。 扉体を支持する縦角管を備える矩形枠が吊支部材によって吊支される状態を示し、(a)は上部フレーム及び上部閉塞部材を一部切欠いた正面図、(b)は左側から見た側面図である。 連接される間仕切パネルの側部と凹凸嵌合する側部カバー部材を示す平断面図である。 実施例の変形例であり、扉体を支持する縦角管を備える矩形枠が吊支部材によって吊支される状態を示し、(a)は正面図、(b)は左側から見た側面図である。
本発明に係る扉体付き移動式間仕切パネルを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る扉体付き移動式間仕切パネルにつき、図1から図10を参照して説明する。以下、図1の紙面手前側及び図8(b)の紙面右側を扉体付き移動式間仕切パネルの前方側とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
移動間仕切装置10は、例えば、オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の建物内の室内を所定の区画に仕切るために用いられるものであり、図1に示されるように、本実施例では、扉体付き移動式間仕切パネル1及び複数の間仕切パネル101,101,…を組み合わせて構成されている。
各扉体付き移動式間仕切パネル1及び複数の間仕切パネル101,101,…は、室内空間の天井面R(天井)に設けられるレール3(誘導路)に沿って移動可能な一対の吊支部材9,9により上端が吊支されており、扉体付き移動式間仕切パネル1及び間仕切パネル101,101,…をレール3に沿って所定の位置まで手動で順次移動させ、扉体付き移動式間仕切パネル1及び間仕切パネル101,101,…を左右方向(進行方向)に一列に連接させることで天井面Rから床面Fに亘って室内空間を仕切ることができるようになっている。また、後述する上部閉塞部材111,111及び下部閉塞部材112,112がレール3及び床面Fに向けて押し付けられることにより音や光の漏れの閉塞性が高められている。
間仕切パネル101について、図2を用いて説明する。間仕切パネル101は、前後に間隔をおいて対向配置される一対のガラスパネル104,104と、ガラスパネル104,104を一体に保持する四方枠形状の枠部材105(上部フレーム106、縦フレーム107,107及び下部フレーム108)と、上部フレーム106及び下部フレーム108に収納される上部閉塞部材111及び下部閉塞部材112と、上部閉塞部材111及び下部閉塞部材112を進退動作させる図示しない上部進退機構及び下部進退機構と、から主に構成される二重ガラスパネル構造を成し、パネル材として透明のガラスパネル104が使用されることにより、間仕切パネル101によって仕切られる室内空間の開放感を演出することができるとともに、強度や遮音性に優れている。尚、本実施例では、ガラスパネル104,104と枠部材105とが一体化されてパネル本体120を構成しており、上部閉塞部材111または下部閉塞部材112とそれぞれに対応する各進退機構とが収納されている。さらに尚、ガラスパネル104,104は、透明度の高いポリカーボネートやアクリル樹脂製を使用してもよい。
枠部材105の構造について、図2に示されるように、縦フレーム107は、間仕切パネル101の上下方向に延びる芯部材171が前後面において上下方向に延びる被覆部材170に被覆されて構成され、左右方向に厚みを有する板状をなし、ガラスパネル104,104の間に配設されている。被覆部材170は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、芯部材171は、左右方向に厚みを有する鋼製の板材である。
枠部材105は、剛性の高い鋼製の上部芯部材163と芯部材171とがL字状に連結されることにより、上部フレーム106と縦フレーム107との連結構造の構造強度を確保されている。また、ガラスパネル104,104は図示しない透明な両面テープにより縦フレーム107,107に固着されており、ガラスパネル104,104の荷重を上部芯部材163,163及び芯部材171,171により支持し、上部芯部材163,163の上部に取着された吊支部材109により間仕切パネル101を吊支している。
また、縦フレーム107,107の左または右側部には、それぞれ側部カバー部材176,177が取付けられている。隣接した間仕切パネル101,101が左右方向に連設される際には、側部カバー部材176,177同士が直接接触するため、ガラスパネル104,104の左右両側端面を保護できるようになっている。尚、左側の側部カバー部材176は、右側に凹む凹嵌合部176aが形成されており、右側の側部カバー部材177は、凹嵌合部176aに嵌合可能な形状の凸嵌合部177aが形成されている。
扉体付き移動式間仕切パネル1について説明する。実施例1では扉体付き移動式間仕切パネル1は、壁W(図1参照)に左右方向に押し当てられた状態で立設して用いられる例について説明している。図3を参照し、扉体付き移動式間仕切パネル1は、倒立L字状を成す枠体2と、該枠体2に後述するギアヒンジ5(蝶番)によって回動可能に取付けられる扉体7と、を備えている。扉体7は、前後一対のガラスパネル71,71と、前後一対のガラスパネル71,71を一体に保持する四方枠形状の枠部材72(上部フレーム73、縦フレーム74,74及び下部フレーム75)と、を備える二重ガラスパネル構造を成している。上部フレーム73の上面の右端部には、後述するプレート部材82(図5,6参照)が嵌入して該プレート部材82と係合する係合溝73aが形成されている。下部フレーム75には、下部閉塞部材12と、該下部閉塞部材12を進退動作させる図示しない下部進退機構とが収納されている。尚、扉体7について間仕切パネル101と類似する部材については、特に断らない限り、詳細な説明を省略する。
図4(a)に示されるように、ギアヒンジ5は2つのギア付き取付板51,51を備え、該2つのギア付き取付板51,51はそれぞれ枠体2と扉体7とに固定されている。具体的には、一方のギア付き取付板51は、スペーサ26及び被覆部材27を介して枠体2内側の縦角管25b(図5参照)に取付けられており、他方のギア付き取付板51は、第一被覆部材74a、第一芯部材74b、スペーサ74c、第二被覆部材74d及び第二芯部材74eを備える扉体7の縦フレーム74に取付けられる。ギアヒンジ5は、扉体7の上下端部に亘って上下に延びて配置される長蝶番である(図3参照)。また、扉体7を紙面反時計回りに回動させることで、扉体7が180度開扉した状態にできる(図4(b)参照)。尚、ギアヒンジ5以外の形態の蝶番を用いてもよい。
図5を参照して、枠体2は、枠体骨組23にカバー部材21(図3参照。)が取付けられて構成されている。枠体骨組23は略同一平面上に2本略平行して並ぶ横角管24a(横梁),24bと、2本略平行して並ぶ縦角管25a,25b(縦杆)と、横チャンネル材25e(連結部材)と、により主に構成される。外側の縦角管25aの上端は、上側の横角管24aの下面に当接して溶接固定されている。内側の縦角管25bの上端は、上側の横角管24aの下面と略直角を成すように当接して溶接固定されている。下側の横角管24bの左端は、内側の縦角管25bの右面と略直角を成すように当接して溶接固定されている。また、内側の縦角管25bには扉体7がギアヒンジ5(図4参照)により取着されている。
図5,6を参照して、2本の横角管24a,24bの間にはスペーサ24cが配置されており、該のスペーサ24cは2本の横角管24a,24bに溶接固定されている。2本の横角管24a,24bの間かつ左右中間には支点部材24dが配置されており、該支点部材24dは2本の横角管24a,24bに溶接固定されている。2本の横角管24a,24bの右端には上下に伸びる角管でできた縦チャンネル材24fの左面と当接して溶接固定されている。2本の縦角管25a,25bの間には3つのガイド部材25c,25c,25cと3つのハット部材25d,25d,25dとが配置されており、これらの部材は2本の横角管24a,24bに溶接固定されている。2本の縦角管25a,25bの間かつ下端部には、下向きコ字状で頭部に上下に貫通する孔が形成され枠体骨組23の下端を補強する横チャンネル材25eが溶接固定されている。また、下側の横角管24bの右端部には、上下に貫通するスリット24eが形成されている。
図3に戻って、枠体2の前面、側面及び後面には正面視倒立L字状のカバー部材21が図示しない固定手段により枠体骨組23(図5参照)に固定されている。枠体骨組23の上側の横角管24aの上端には上向きコ字状の上部フレーム6が溶接固定されており、吊支部材9,9が後述する通り上側の横角管24aに取付けられている。また、該上部フレーム6には上部閉塞部材11と、該上部閉塞部材11を進退動作させる図示しない上部進退機構とが収納されている。また、枠体2の横チャンネル材25eの下端部には下部閉塞部材13と、該下部閉塞部材13を進退動作させる図示しない下部進退機構とが収納されている。
図5,6を参照して、枠体骨組23にはリンク機構8が組込まれており、該リンク機構8は、左右に延び2本の横角管24a,24bの前後外側部にある一対の揺動部材81,81と、上下に延び2本の縦角管25a,25bの間かつ前後内側部にあるバー部材83と、を備える。一対の揺動部材81,81は、その左右中間部において支点部材24dに軸支されており、その右端部において正面視略釣鐘型を成すプレート部材82を前後に延びる軸82aによって回動自在に軸支され、その下端は左右方向に揺動可能となっている。プレート部材82は、下側の横角管24bに形成されたスリット24eに挿通しており、係合溝73a(図3参照)に係合することで扉体7の回動を規制することができる。尚、揺動部材81は長尺の板状を成す。
バー部材83は、上部板84と、中部板85と、下部棒86とが連結して構成されている。中部板85にはリンク機構操作部87(前面板87A、回転駆動部87B及び後面板87C)が装着されており、前面板87A及び後面板87Cが2本の縦角管25a,25bに固定され、中部板85に形成された左右方向に長い長孔85aにリンク機構操作部87の突起87aが遊嵌されている(図7参照)。下部棒86の下端部に取着された落とし棒86aは、床面Fに設置されたフランス落し用の受け具86bに挿入して係合することで、枠体2を床面Fに対して安定して固定させることができる。
リンク機構8の動作について説明する。図7(a)は、扉体付き移動式間仕切パネル1をレール3に沿って移動させる際の状態を示している。
図示しないクランクハンドルにより回転駆動部87Bの突起87aを0時の位置に合わせると、中部板85が上がり、バー部材83が一体として上がるため、落とし棒86aが受け具86bとの係合状態が解除される。同時に、一対の揺動部材81,81の左端部が上がり右端部が下がるため、プレート部材82が下がり、係合溝73a(図3参照)に係合する。
また、図7(b)は、扉体付き移動式間仕切パネル1を床面Fに立設させる際の状態を示している。このとき、扉体付き移動式間仕切パネル1を壁W(図1参照)に当接するまで移動させた状態で床面Fに固定させる。図示しないクランクハンドルにより回転駆動部87Bの突起87aを6時の位置に回すと、中部板85が下がり、バー部材83が一体として下がるため、落とし棒86aが受け具86bに挿入して係合する。同時に、一対の揺動部材81,81の左端部が下がり右端部が上がるため、プレート部材82が上がり、係合溝73a(図3参照)との係合状態が解除される。
図8(a)に示されるように、内側の縦角管25bは、後述の通り吊支部材9が取付けられる強度の高い上側の横角管24aに固定されていることから、扉体7がギアヒンジ5により取付けられる内側の縦角管25bに扉体7から作用する荷重は主に上側の横角管24aによって支持されるため、間口を構成する構成物の強度を高める必要がなく、扉体付き移動式間仕切パネル1を軽量化することができる。また、2本の縦角管25a,25b、横チャンネル材25e及び上側の横角管24aの一部により矩形枠20が構成され、吊支部材9は矩形枠20の上方に後述の通り配設されていることから、矩形枠20は高い強度を有し、扉体7の荷重を支持しながら吊支部材9により吊支されているため、上側の横角管24aを軽量化することができる。
図8(a),(b)に示されるように、吊支部材9はその下端ロッド部が上部芯部材63の上下方向に延びる円筒部に内嵌係合した状態で、該円筒部の貫通孔および下端ロッド部貫通孔にネジ64を挿通して図示しないナットと螺合させることで、該上部芯部材63にネジ固定されている。上部芯部材63は、略直方体の本体部と、該本体部の左右中央かつ上方に向かって延出する円筒部とから構成されている。上部芯部材63は、上部フレーム6の凹部65の底に配置されるとともに、上方から下方に開放するハット型を成す金属製の固定具61が被せられ、固定具61がネジ62,62と図示しないナットにより上部フレーム6及び上側の横角管24aにネジ固定されている。さらに、板状を成す補強部材66は、上部芯部材63の左右外側からネジ67で螺合固定されており、補強部材66の下方の内側は、横角管24aの左面または縦チャンネル材24fの右面に溶接固定されている。このようにして、上部芯部材63は固定具61を用いて上側の横角管24aに連結固定されており、さらに吊支部材9は、上部芯部材63にネジ固定されることで、上側の横角管24aと一体となるように取付固定されている。尚、図8(a)の拡大図は、上部フレーム6の一部及び上部閉塞部材11を省略している。
図9を参照し、扉体付き移動式間仕切パネル1が間仕切パネル101と隣接する際(図1参照)、上側の横角管24a(図5参照)の右端側に固定された縦チャンネル材24fに取付固定された側部カバー部材77(凹凸嵌合部)が間仕切パネル101の側部カバー部材176と凹凸嵌合する。具体的には図9を参照して、側部カバー部材176は右側に凹む凹嵌合部176aが形成されており、側部カバー部材77は、凹嵌合部176aに嵌合可能な形状の凸嵌合部77aが形成されている。また、側部カバー部材176の保持溝176h,176hにはゴム等の弾性部材176f,176fが設けられており、隣接する扉体付き移動式間仕切パネル1と間仕切パネル101とが左右方向に連設される際には、側部カバー部材176の凹嵌合部176aと側部カバー部材77の凸嵌合部77aと嵌合により該弾性部材176f,176fが圧接されて、隣接する扉体付き移動式間仕切パネル1と間仕切パネル101との密閉性および遮音性が高められている。尚、隣接した扉体付き移動式間仕切パネル1と間仕切パネル101とが左右方向に連設される際には、側部カバー部材176,77同士が直接接触するため、ガラスパネル104,4の左右両側端面を保護できるようになっている。
実施例1の変形例について説明する。なお、前記実施例に示される構成部分と同一のものについては、同一符号を付して重複する説明を省略する。図10を参照して、吊支部材9が溶接固定等により直接上側の横角管24aに取付けられていてもよい。尚、枠体2の高さを調整可能にするため、吊支部材9の上下に延びるネジ棒を、横角管24aの上部に溶接された図示しないナットに螺着できるようにしてもよい。
以上説明したように、扉体7の取付けられた縦角管25bは、上側の横角管24aに固定されている。また、吊支部材9は強度の高い上側の横角管24aに固定されている。そのため、扉体7がギアヒンジ5により取付けられている一方の縦角管25bに扉体7から作用する荷重は主に上側の横角管24aによって支持される。よって、間口を構成する構成物、例えば下側の横角管24b等の強度を高める必要がなく、扉体付き移動式間仕切パネル1を軽量化することができる。また、下側の横角管24b等の強度を高める必要がないためその上下寸法を抑えられ、扉体7のガラスパネル4の面積を上下方向に広く確保できる。
また、2本の縦角管25a,25b、横チャンネル材25e及び上側の横角管24aの一部により矩形枠20(図8参照)が構成され矩形枠20は高い強度を有しているとともに、吊支部材9は、矩形枠20の上方に配設されていることから、矩形枠20は扉体7の荷重を支持しながら吊支部材9により吊支されているため、上側の横角管24aを軽量化することができる。また、矩形枠20は強度の高い形状を成しているため、その左右寸法を小さくでき、扉体7のガラスパネル4の面積を左右方向に広く確保できる。
また、2本の縦角管25a,25b及び上側の横角管24aは、角管であるため、矩形枠20の強度を高めつつ、軽量化することができる。
また、2本の縦角管25a,25b、上側の横角管24a及び横チャンネル材25eは、溶接により固定されているため、矩形枠20の強度を高めることができる。
また、ギアヒンジ5は、扉体7の上下方向に沿って配置されているため、内側の縦角管25bにより扉体7を確実に支持することができ、内側の縦角管25bと扉体7との間の隙間を埋めるようにギアヒンジ5を配置できる。
また、上側の横角管24aの一端には、連接される間仕切パネル101の側部と凹凸嵌合する側部カバー部材77が備えられており、扉体7及び間仕切パネル101はガラスパネル4,104を備えているため、ガラスパネル4,104を備える扉体付き移動式間仕切パネル1及び間仕切パネル101に一体感ある印象を与え、美観に優れる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、外側の縦角管25aの上端は、上側の横角管24aの下面に当接して溶接固定されていると説明したが、これに限らず、上側の横角管の左端が、外側の縦角管の右面と略直角を成すように当接して溶接固定されていてもよい。
また、内側の縦角管25bの上端は、上側の横角管24aの下面と略直角を成すように当接して溶接固定されていると説明したが、これに限らず、上側の横角管の左端が、内側の縦角管の右面と略直角を成すように当接して溶接固定され、2本の縦杆の間かつ上端部に別途連結部材を設けてもよい。
また、下側の横角管24bの左端は、内側の縦角管25bの右面と略直角を成すように当接して溶接固定されていると説明したが、これに限らず、内側の縦角管の上端が、下側の横角管の下面と略直角を成すように当接して溶接固定されていてもよい。
また、2本の横角管24a,24bの右端には上下に伸びる角管でできた縦チャンネル材24fの左面と当接して溶接固定されていると説明したが、これに限らず、2本の横角管の間かつ右端部にスペーサが配置され、該スペーサが2本の横角管に溶接固定されていてもよい。
また、2本の縦角管25a,25b、上側の横角管24a及び横チャンネル材25eは、溶接により固定されていると説明したが、これに限らず、例えばボルト及びナットを用いた固定でもよい。
また、扉体付き移動式間仕切パネル1及び間仕切パネル101は、ガラスパネル4,104を保持すると説明したが、これに限らず、透光性を有さないパネルであってもよい。
また、扉体付き移動式間仕切パネル1及び間仕切パネル101は、一対の吊支部材9,9により上端が吊支されると説明したが、これに限らず、1または3つ以上の吊支部材により上端が吊支されていてもよい。
1 扉体付き移動式間仕切パネル
2 枠体
3 レール(誘導路)
4 ガラスパネル
5 ギアヒンジ(蝶番)
7 扉体
8 リンク機構
9 吊支部材
10 移動間仕切装置
20 矩形枠
24a 横角管(横梁)
24b 横角管
25a,b 縦角管(縦杆)
25e 横チャンネル材(連結部材)
73a 係合溝
77 側部カバー部材(凹凸嵌合部)
81 揺動部材
82 プレート部材
82a 軸
83 バー部材
101 間仕切パネル
104 ガラスパネル
R 天井面(天井)
F 床面
W 壁

Claims (6)

  1. 天井に設けられる誘導路に吊支部材を介して吊支され、該誘導路に沿って移動可能であり、2本の縦杆と、該2本の縦杆を連結する連結部材と、上方に前記吊支部材が取付けられている横梁と、一方の前記縦杆に蝶番により取付けられている扉体と、を備える扉体付き移動式間仕切パネルであって、
    前記扉体の取付けられた前記縦杆は、前記横梁に固定されていることを特徴とする扉体付き移動式間仕切パネル。
  2. 前記2本の縦杆、前記連結部材及び前記横梁の一部により矩形枠が構成され、前記吊支部材は、前記矩形枠の上方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の扉体付き移動式間仕切パネル。
  3. 前記2本の縦杆及び前記横梁は、角管であることを特徴とする請求項1または2に記載の扉体付き移動式間仕切パネル。
  4. 前記2本の縦杆、前記横梁及び前記連結部材は、溶接により固定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の扉体付き移動式間仕切パネル。
  5. 前記蝶番は、前記扉体の上下方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の扉体付き移動式間仕切パネル。
  6. 前記横梁の一端側には、連接される間仕切パネルの側部と凹凸嵌合する凹凸嵌合部が備えられており、前記扉体及び前記間仕切パネルはガラスパネルを備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の扉体付き移動式間仕切パネル。
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