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JP7119895B2 - 負極活物質 - Google Patents

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Description

本開示は、全固体電池用の負極活物質に関する。
Liと合金を形成することが可能なSi等の金属を含有する活物質(合金系活物質)は、炭素系の負極活物質と比較して体積当たりの理論容量が大きいことから、このような合金系活物質を負極に用いた全固体電池が提案されている。
特許文献1には、負極活物質層に炭素系負極活物質とSi系負極活物質を併用した全固体二次電池が開示されている。当該文献には、当該全固体二次電池において高レート充電を行った場合、放電容量の低下が抑制される旨の記載がある。
特開2016-225187号公報
しかし、Si系負極活物質を用いる全固体電池においては、初回充放電時のクーロン効率を向上させつつ、抵抗上昇を抑えることが困難である。
本開示は、Si系負極活物質に関する上記実情を鑑みて成し遂げられたものであり、本開示の目的は、全固体電池における初回充放電時のクーロン効率の向上と、当該全固体電池における抵抗上昇抑制との両立を可能とする負極活物質を提供することである。
本開示の負極活物質は、全固体電池に用いられる負極活物質であって、リチウム-ケイ素合金と、ケイ素単体とを含有し、かつCuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=20.2°±0.5°、23.3°±0.5°、40.5°±0.5°、及び46.0°±0.5°の位置にピークを有することを特徴とする。
本開示においては、前記負極活物質中における、ケイ素を基準としたときのリチウムの元素比が、0.20~4.0であってもよい。
本開示の負極活物質は、リチウム-ケイ素合金粒子と、ケイ素単体粒子とを含有していてもよい。
本開示においては、前記ケイ素単体が結晶性を有していてもよい。
本開示においては、前記XRDスペクトルにおいて、2θ=28.5°±0.5°、47.0°±0.5°、及び56.0°±0.5°の位置にさらにピークを有していてもよい。
本開示の負極活物質を全固体電池に用いることによって、当該全固体電池における初回充放電時のクーロン効率の向上と、当該全固体電池における抵抗抑制とを両立させることができる。
実施例1の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例2の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例3の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例4の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例5の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例6の負極活物質のXRDスペクトルである。 実施例7の負極活物質のXRDスペクトルである。 比較例1の負極活物質のXRDスペクトルである。 比較例2の負極活物質のXRDスペクトルである。 比較例3の負極活物質のXRDスペクトルである。 比較例4の負極活物質のXRDスペクトルである。 比較例5の負極活物質のXRDスペクトルである。
本開示の負極活物質は、全固体電池に用いられる負極活物質であって、リチウム-ケイ素合金と、ケイ素単体とを含有し、かつCuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=20.2°±0.5°、23.3°±0.5°、40.5°±0.5°、及び46.0°±0.5°の位置にピークを有することを特徴とする。
本発明者らは、全固体電池の負極活物質としてSi結晶を用いた場合、当該全固体電池の初回放電時に不可逆な容量が発生することを初めて見出した。本発明者らの知見によれば、これは、ダイヤモンド型の結晶構造を有するSi結晶の特性に由来するものであり、充電時にSiと合金を形成するLiの内、放電時においてもイオン化せず、放電反応に寄与しないLiが生じるためと考えられる。以下、このようなLiを「不可逆なLi」と称する場合がある。
負極活物質としてSiのみを用いた場合、初回充放電時に不可逆なLiが発生し不可逆容量が生じる結果、初回充放電時のクーロン効率が低下する。この場合、充放電中は、同じ負極活物質粒子中に、アモルファスLiSi合金とSiが混在する状態となる。
その一方、初回充放電時のクーロン効率を向上させるため、不可逆なLiが発生しにくい結晶性のLiSi合金のみを負極活物質として用いる場合、電池抵抗が増加してしまう。本発明者らの検討によれば、これは、Siの場合と比べ、結晶性のLiSi合金中におけるLiの移動しにくさに起因するものと考えられる。
本発明者らの検討の結果、全固体電池の負極活物質として、リチウム-ケイ素合金(LiSi合金)とケイ素単体とを併用することにより、不可逆なLiを低減でき、初回充放電時のクーロン効率向上と抵抗抑制とを両立できることが初めて見出された。
本開示の負極活物質は、CuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=20.2°、23.3°、40.5°、及び46.0°の位置にピークを有する。これら4つのピークは、いずれもリチウム-ケイ素合金に帰属することが好ましい。すなわち、リチウム-ケイ素合金は結晶性を有することが好ましく、リチウム-ケイ素合金は結晶を主体とするものであることがより好ましく、リチウム-ケイ素合金は結晶であることがさらに好ましい。
LiSi合金結晶の代表例として、Li12Si結晶、Li13Si結晶、Li15Si結晶、Li22Si結晶が知られている。これらの合金結晶のXRDスペクトル上のピークの2θは以下の通りである。これらは、いずれもX線源としてCuKαを用いて測定したXRDスペクトルである。
・Li12Si:2θ=23.1°,23.4°,40.0°,42.0°,42.8°,45.7°,46.4°,50.9°,64.5°
・Li13Si:2θ=20.4°,22.0°,22.7°,23.4°,40.4°,40.7°,41.9°,42.8°,45.1°,48.1°,62.6°
・Li15Si:2θ=20.1°,23.3°,26.1°,31.0°,36.2°,39.1°,40.9°,42.8°,46.2°,55.1°,61.0°,68.7°
・Li22Si:2θ=15.4°,20.4°,23.0°,24.4°,39.0°,40.5,58.8°
上記本開示の2θの値(2θ=20.2°、23.3°、40.5°、及び46.0°)の全部又は一部は、上記公知のLiSi合金結晶の2θの値と等しい値であるか、又は近接した値である。本開示の負極活物質中のリチウム-ケイ素合金は、従来のリチウム-ケイ素合金の結晶構造を維持するものであってもよい。
なお、上記ピークの位置は多少ずれていてもよく、そのずれは上記2θの値から±0.5°の範囲内で許容される。本開示の2θの値について「±0.5°」とあるのは、2θの値のずれの許容範囲を意味する。
負極活物質についてXRD測定条件は以下の通りである。
X線回折測定装置 RINT-2500(リガク製)
線源:CuKα
測定範囲 2θ=20~70°
測定間隔 0.02°
走査速度 10°/min
測定電圧 50kV
測定電流 300mA
本開示の負極活物質が全固体電池用である利点は、リチウム-ケイ素合金を用いることと関連する。電解液を含む電池にリチウム-ケイ素合金を使用した場合、リチウム-ケイ素合金が電解液と反応する結果、当該合金表面に被膜が形成され、電池の抵抗が高くなるおそれがある。これに対し全固体電池には、電解液が全く含まれないか又は比較的少量の電解液しか含まれないため、リチウム-ケイ素合金が電解液と接触する機会がまれであり、上記被膜が形成されるおそれが少ない。
リチウム-ケイ素合金が結晶性を有する利点は、本開示の負極活物質が全固体電池用であることと関連する。
アモルファスのリチウム-ケイ素合金においては、LiとSiが無秩序に配列している。このようなアモルファス状態においては、Liが移動しやすい部分と、Liが移動しにくい部分とが混在する。全固体電池は、通常、固体電解質層を備えるが、負極と固体電解質層との界面において、固体電解質とアモルファスのリチウム-ケイ素合金との間で、Liの移動にバラつきが生じる。このようなメカニズムは、例えば、後述する比較例1の結果、すなわち、初回充放電時にケイ素単体とアモルファスのリチウム-ケイ素合金が混在する負極活物質において低い初回充放電時クーロン効率を示す結果からも類推できる。
一方、結晶性を有するリチウム-ケイ素合金においては、LiとSiが規則的に配列している。このような結晶においては、Liの移動しやすさの点でバラつきは小さい。したがって、全固体電池中の負極と固体電解質層との界面においてLiが移動しやすくなり、その結果従来よりも初回充放電時クーロン効率が向上する。
結晶性を有するリチウム-ケイ素合金は、充放電を経た後もアモルファスにはなりにくい。その理由は、放電後にLiが抜けた後も、Si同士の結合関係は維持されており、結晶構造が変化しにくいためである。なお、上記4つのリチウム-ケイ素合金の結晶構造は以下の通りである。これらの結晶構造はLiの脱離後も維持される。
・Li12Si:直方晶系Pnma
・Li13Si:直方晶系Pbam
・Li15Si:立方晶系I-43d
・Li22Si:立方晶系F-43m
結晶性を有するリチウム-ケイ素合金の結晶化度は、上記2θの値(2θ=20.2°、23.3°、40.5°、及び46.0°)に係るピークがXRDスペクトルに存在していれば特に限定されない。
結晶性を有するリチウム-ケイ素合金の結晶化度は、好適には80%以上であり、より好適には90%以上であり、さらに好適には100%である。結晶化度が100%であるリチウム-ケイ素合金とは、リチウム-ケイ素合金結晶(LiSi合金結晶)を意味する。リチウム-ケイ素合金の結晶化度は、JISK 0131の「13 結晶化度」に記載の「(2)絶対法」により規定される。
結晶性を有するリチウム-ケイ素合金は、市販品を用いてもよいし、予め合成したものを用いてもよい。
結晶性を有するリチウム-ケイ素合金の合成法は、例えば、金属LiとSiをるつぼに入れ、不活性ガス雰囲気下で加熱する方法が挙げられる。なお、結晶性を有するリチウム-ケイ素合金の合成法はこの方法のみに限定されるものではない。
本開示の負極活物質は、上記リチウム-ケイ素合金と併せてケイ素単体を含有する。
従来のSi含有負極活物質においては、初回充電によりSiと合金を形成するLiのうち、その後の放電反応に寄与しない不可逆なLiが生じる。その理由は、この不可逆なLiが、遊離した他のLiよりもエネルギー的に安定したLiであるためと考えられる。不可逆なLiとは、より具体的には、充放電時に電池内を移動するLiと比較して、より強くSiと結合するLiを意味する。このような不可逆なLiは、充放電反応によってはSiから離脱しにくいため、初回充放電時クーロン効率が向上しない要因の1つとなる。
これに対し、本開示の負極活物質においては、ケイ素単体とリチウム-ケイ素合金とを併用する。この場合、初回充電時において、ケイ素単体とリチウム-ケイ素合金の両方にLiが反応する。すなわち、これらの両方がLiと結合を形成する。したがって、リチウム-ケイ素合金と結合したLiの分だけ、相対的にケイ素単体と結合するLiの割合が減る。リチウム-ケイ素合金と結合したLiは、ほぼ全て放電反応に寄与するため、ケイ素単体と結合した不可逆なLiの割合が従来よりも減り、その結果、初回充放電時クーロン効率を向上させることができる。
本開示の負極活物質に含まれるケイ素単体は、結晶性を有していてもよいし、アモルファスであってもよい。ケイ素単体は結晶性を有することが好ましく、ケイ素単体は結晶を主体とするものであることがより好ましく、ケイ素単体は結晶であることがさらに好ましい。結晶性を有するケイ素単体を用いる全固体電池は、アモルファスのケイ素単体を用いる全固体電池と比較して、当該全固体電池の初回充放電時クーロン効率が高い。
ケイ素単体の結晶化度は、好適には80%以上であり、より好適には90%以上であり、さらに好適には100%である。結晶化度が100%であるケイ素単体とは、ケイ素単体結晶を意味する。ケイ素単体の結晶化度は、JISK 0131の「13 結晶化度」に記載の「(2)絶対法」により規定される。
LiSi合金結晶は、XRD測定によりLiSi合金結晶のピークが現れることにより、その存在を確認することができる。
アモルファスのケイ素単体は、ラマン分光測定により480cm-1をピークトップとするブロードなピークが現れることにより、その存在を確認することができる。
そのため、負極活物質に対してこれらの測定を行うことにより、負極活物質がLiSi合金結晶を含むか含まないか、及び、アモルファスのケイ素単体を含むか含まないかを判断することができる。
本開示においては、CuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=28.5°、47.0°、及び56.0°の位置にピークを有していてもよい。これら2θの値(2θ=28.5°、47.0°、及び56.0°)は、ダイヤモンド構造を有するSi結晶の2θの値である。なお、上記ピークの位置は多少ずれていてもよく、そのずれは上記2θの値から±0.5°の範囲内で許容される。
負極活物質中における、ケイ素(Si)を基準としたときのリチウム(Li)の元素比は、好適には0.20~4.0であり、より好適には0.30~3.9であり、さらに好適には0.40~3.8である。ここで、「ケイ素(Si)を基準としたとき」とは、負極活物質中におけるケイ素(Si)の元素比を1.0としたときを意味する。
Liの前記元素比が0.20未満の場合には、負極活物質中におけるLi元素が少なすぎるため、当該負極活物質を含む全固体電池の初回充放電時クーロン効率が低減するおそれがある。一方、Liの前記元素比が4.0を超える場合には、相対的に負極活物質中におけるSi元素が少なすぎるため、当該負極活物質を含む全固体電池の内部抵抗が高いおそれがある。
リチウム-ケイ素合金とケイ素単体のモル量の合計を100mol%としたとき、これらのモル比は、好適には(リチウム-ケイ素合金):(ケイ素単体)=0.5mol%:99.5mol%~80mol%:20mol%であり、より好適には(リチウム-ケイ素合金):(ケイ素単体)=0.7mol%:99.3mol%~75mol%:25mol%であり、さらに好適には(リチウム-ケイ素合金):(ケイ素単体)=1.0mol%:99mol%~70mol%:30mol%である。負極活物質中において、リチウム-ケイ素合金とケイ素単体のモル比が上記範囲内にあることにより、当該負極活物質を含む全固体電池における初回充放電時のクーロン効率のさらなる向上と、当該全固体電池におけるさらなる抵抗抑制とを両立させることができる
本開示の負極活物質は、リチウム-ケイ素合金粒子と、ケイ素単体粒子とを含有していてもよい。つまり、負極活物質中において、上述したリチウム-ケイ素合金及びケイ素単体がいずれも粒子として存在していてもよい。このような場合には、負極活物質中において、リチウム-ケイ素合金及びケイ素単体が互いに異なる粒子として存在し、かつリチウム-ケイ素合金粒子とケイ素単体粒子とが物理的に接触する可能性が高いため、これら2種類の粒子間でリチウムイオンの移動が可能となり、互いの短所を補い合うことができる。その結果、当該負極活物質を含む全固体電池において、初回充放電時クーロン効率向上と抵抗抑制をバランスよく両立させることが可能となる。
上記負極活物質を用いることにより全固体電池の製造が可能である。全固体電池の構成としては、例えば、正極と、上記負極活物質を含む負極と、当該正極と負極との間に存在する固体電解質層とを備える構成が挙げられる。
正極は、少なくとも正極活物質を含み、必要に応じて固体電解質、導電材及びバインダ等をさらに含んでいてもよい。
正極に使用される正極活物質には特に制限がないが、例えば、LiNi1/3Co1/3Mn1/3等を用いることができる。この正極活物質は、予めLiNbOにより被覆されていてもよい。
正極に使用される固体電解質には特に制限がないが、例えば、LiS-LiBr-LiI-P等の硫化物系固体電解質等が挙げられる。
正極に使用される導電材には特に制限がないが、例えば、炭素材料、金属粒子が挙げられる。炭素材料としては、例えば、アセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック(KB)等の粒子状炭素材料、VGCF等の炭素繊維、カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバー(CNF)等の繊維状炭素材料が挙げられる。金属粒子としては、Ni、Cu、Fe、SUS等が挙げられる。
正極に使用されるバインダには特に制限がないが、例えばブタジエンゴム、水素化ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、水素化スチレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴム系バインダ;ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニリデン-ポリヘキサフルオロプロピレン共重合体(PVDF-HFP)、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素ゴム等のフッ化物系バインダ;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどポリオレフィン系の熱可塑性樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド等のイミド系樹脂;ポリアミド等のアミド系樹脂;ポリメチルアクリレート、ポリエチルアクリレートなどのアクリル系樹脂;ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレートなどのメタクリル系樹脂;等が挙げられる。
負極は、少なくとも上述した負極活物質を含み、必要に応じて固体電解質及びバインダ等を含んでいてもよい。負極に使用される固体電解質及びバインダは、正極に使用されるこれら材料と同様である。
固体電解質層は、正極と負極との間に存在する。固体電解質層を介して、正極活物質と負極活物質との間のイオン伝導が生じる。
固体電解質層としては、例えば、LiS-LiBr-LiI-P等の硫化物系固体電解質を含む層が挙げられる。
全固体電池は、固体電解質層の一方の面に正極を形成し、当該固体電解質層の他方の面に負極を形成することにより製造することができる。
本開示の負極活物質を含む全固体電池に関する初回充放電時クーロン効率の測定方法は以下の通りである。
本開示の負極活物質を含みかつ未通電の全固体電池について、0.245mAで4.35Vまで定電流定電圧充電(CC/CV充電)する(初回充電)。次に、0.245mAで3.0Vまで定電流定電圧放電(CC/CV放電)を行う(初回放電)。
初回充放電時クーロン効率Aは下記式(I)により求められる。
式(I)
A=(C/C)×100
(上記式(I)中、Aは初回充放電時クーロン効率(%)を、Cは初回放電容量(mAh)を、Cは初回充電容量(mAh)を、それぞれ示す。)
1.負極活物質の製造
[実施例1]
(1)LiSi合金の調製
金属Li(本城金属社製)0.44gとSi(高純度化学社製、結晶化度:100%)1.04gをるつぼに入れ、Ar雰囲気下800℃にて焼成することにより、Li12Siを調製した。
(2)負極活物質の製造
Li12Si 0.67gとSi(高純度化学社製、結晶化度:100%)0.33gをメノウ乳鉢により混合することによって、実施例1の負極活物質を製造した。
[実施例2~実施例7]
実施例1において、原料の混合量を下記表1の通りとしたこと以外は、実施例1と同様に実施例2~実施例7の負極活物質を製造した。
[比較例1]
Si(高純度化学社製、結晶化度:100%)1.0gを比較例1の負極活物質とした。
[比較例2~比較例5]
実施例1のLiSi合金の調製において、原料の混合量を下記表1の通りとしたこと以外は、実施例1と同様にLiSi合金を調製した。得られたLiSi合金1.0gを比較例2~比較例5の負極活物質とした。
2.XRD測定
実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の負極活物質について、下記条件に基づきX線回折(XRD)測定を実施した。
X線回折測定装置 RINT-2500(リガク製)
線源:CuKα
測定範囲 2θ=20~70°
測定間隔 0.02°
走査速度 10°/min
測定電圧 50kV
測定電流 300mA
図1~図12は、実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の各負極活物質のXRDスペクトルである。
下記表1は、実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の原料の混合量を示したものである。なお、下記表1中、「LiSi合金(mol%):Si(mol%)」とは、下記分子量に基づき、各実験結果における原料のモル比を示したものである。
・Li12Si:279.89(g/mol)
・Li13Si:202.58(g/mol)
・Li15Si:216.46(g/mol)
・Li22Si:293.13(g/mol)
・Si:28.1(g/mol)
下記表2は、実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の負極活物質の2θの値を列挙したものである。
Figure 0007119895000001
Figure 0007119895000002
3.全固体電池の製造
(1)固体電解質の合成
下記材料をメノウ乳鉢で5分間混合した。
・LiS(フルウチ化学社製):0.550g
・P(アルドリッチ社製):0.887g
・LiI(日宝化学社製):0.285g
・LiBr(高純度化学社製):0.277g
得られた混合物に、さらにn-ヘプタン(脱水グレード、関東化学社製)4gを加え、遊星型ボールミルを用い40時間メカニカルミリングすることにより、固体電解質(LiS-LiBr-LiI-P)を合成した。
(2)負極合材の調製
下記負極合材用材料を超音波ホモジナイザー(SMT社製、UH-50)により混合したものを負極合材とした。
・実施例1で合成したLi12Si:0.67g
・Si(高純度化学社製):0.33g
・導電材(VGCF、昭和電工社製):0.04g
・固体電解質(LiS-LiBr-LiI-P):0.776g
・溶媒(n-ヘプタン、脱水グレード、関東化学社製):1.7g
(3)正極合材の調製
下記正極合材用材料を超音波ホモジナイザー(SMT社製、UH-50)により混合したものを正極合材とした。
・正極活物質:1.5g
・導電材(VGCF、昭和電工社製):0.023g
・固体電解質(LiS-LiBr-LiI-P):0.239g
・酪酸ブチル(キシダ化学社製):0.8g
なお、上記正極活物質としては、LiNi1/3Cо1/3Mn1/3(日亜化学工業社製)を使用した。この正極活物質には、LiNbOによって予め表面処理を施した。
(4)全固体電池の製造
セラミックス製の型(断面積:1cm)に上記固体電解質(LiS-LiBr-LiI-P)を0.065g加え、1ton/cmでプレスすることにより、固体電解質層を形成した。固体電解質層の片面に対し、上記正極合材0.018gを加え、1ton/cmでプレスすることにより正極を形成した。固体電解質層に対し正極とは反対側に上記負極合材0.0054gを加え、4ton/cmでプレスすることにより負極を形成した。また、正極側に正極集電体(アルミ箔)を、負極側に負極集電体(銅箔)を、それぞれ配置することにより、実施例1の全固体電池を製造した。
実施例2~実施例7の全固体電池の製造方法は以下の通りである。
上記「(2)負極合材の調製」において、「実施例1で合成したLi12Si」の替わりに、上記実施例2~実施例7の負極活物質に使用されたLiSi合金を用いたこと、並びに、LiSi合金及びSiの使用量を上記表1の「(2)負極活物質の製造」に記載の通りとしたこと以外は、上記実施例1の全固体電池と同様に、実施例2~実施例7の全固体電池を製造した。
比較例1の全固体電池の製造方法は以下の通りである。
上記「(2)負極合材の調製」において、「実施例1で合成したLi12Si」を使用せず、かつSiの使用量を0.33gから1.0gに変更したこと以外は、上記実施例1の全固体電池と同様に、比較例1の全固体電池を製造した。
比較例2~比較例5の全固体電池の製造方法は以下の通りである。
上記「(2)負極合材の調製」において、「実施例1で合成したLi12Si」及びSiをいずれも使用せず、その替わりに上記比較例2~比較例5の負極活物質(LiSi合金)1.0gを用いたこと以外は、上記実施例1の全固体電池と同様に、比較例2~比較例5の全固体電池を製造した。
4.全固体電池の評価
実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の全固体電池を以下の測定に供した。
(1)初回充放電時クーロン効率の測定
全固体電池について、0.245mAで4.35Vまで定電流定電圧充電(CC/CV充電)した(初回充電)。次に、0.245mAで3.0Vまで定電流定電圧放電(CC/CV放電)を行った(初回放電)。
初回充放電時クーロン効率Aを下記式(I)により求めた。
式(I)
A=(C/C)×100
(上記式(I)中、Aは初回充放電時クーロン効率(%)を、Cは初回放電容量(mAh)を、Cは初回充電容量(mAh)を、それぞれ示す。)
(2)内部抵抗測定
全固体電池について、3.7Vの電圧まで0.245mAにて充電を行った。その後、高電流条件(7.35mA)下で5秒間放電し、電圧の変化から電池の内部抵抗(Ω)を測定した。
5.結果と考察
下記表3は、実施例1~実施例7及び比較例1~比較例5の全固体電池について、初回充放電時クーロン効率及び比内部抵抗の値を、対応する負極活物質の組成の情報と併せて比較した表である。下記表3の「組成」欄の内、「原料」の項には、負極合材の調製に用いた負極活物質原料を示し、「Si基準」の項には、Siを基準とした場合の負極活物質全体の組成式を示す。また、下記表3の「Si単体」の記号の意味は以下の通りである。
+:負極活物質の原料としてSi単体を用いた。
-:負極活物質の原料としてSi単体を用いなかった。
下記表3の「比内部抵抗」は、比較例1の全固体電池の内部抵抗を1.00とした場合の、各全固体電池の内部抵抗の比である。
Figure 0007119895000003
以下、基準となる比較例1との対比結果を検討する。
まず、比較例2~比較例5の全固体電池は、いずれも負極活物質の原料としてSi単体を用いなかった。この場合、初回充放電時クーロン効率は84~94%であり、比較例1の初回充放電時クーロン効率よりも高い。
しかし、比較例2~比較例5の全固体電池の比内部抵抗は1.23~1.31である。この結果は、比較例2~比較例5の全固体電池の内部抵抗が、比較例1の全固体電池の内部抵抗よりも、2割以上も高いことを示す。これは、比較例2~比較例5において、結晶性のLiSi合金のみを負極活物質として用いたため、当該負極活物質内をLiが移動する際の抵抗が高いためと考えられる。
これに対し、実施例1~実施例7の全固体電池は、負極活物質としてLiSi合金とSi単体をいずれも含む。また、上記表2より、実施例1~実施例7の負極活物質は、CuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=20.2°±0.5°、23.3°±0.5°、40.5°±0.5°、及び46.0°±0.5°の位置にピークを有する。この場合、初回充放電時クーロン効率は78~94%であり、比較例1の初回充放電時クーロン効率よりも高い。また、実施例1~実施例7の全固体電池の比内部抵抗は1.01~1.11である。この結果は、実施例1~実施例7の全固体電池の内部抵抗が、比較例1の全固体電池の内部抵抗よりも、1割以下の上昇率であることを示す。これは、実施例1~実施例7において、負極活物質として、Si単体と結晶性のLiSi合金とを併用したため、当該負極活物質内をLiが移動する際の抵抗の上昇を抑えつつ、初回充放電時のクーロン効率を向上させることができたためと考えられる。
以上の結果から、本開示の全固体電池用の負極活物質は、Si単体と結晶性のLiSi合金とを含むことにより、当該負極活物質を含む全固体電池における初回充放電時のクーロン効率の向上と当該全固体電池における抵抗抑制とを両立可能であることが証明された。

Claims (4)

  1. 全固体電池に用いられる負極活物質であって、
    リチウム-ケイ素合金と、ケイ素単体とを含有し、かつ
    CuKα線を用いたXRD測定により得られるXRDスペクトルにおいて、2θ=20.2°±0.5°、23.3°±0.5°、40.5°±0.5°、及び46.0°±0.5°の位置にピークを有し、
    前記負極活物質中における、ケイ素を基準としたときのリチウムの元素比が、0.20~4.0であることを特徴とする、負極活物質。
  2. リチウム-ケイ素合金粒子と、ケイ素単体粒子とを含有する、請求項に記載の負極活物質。
  3. 前記ケイ素単体が結晶性を有する、請求項1又は2に記載の負極活物質。
  4. 前記XRDスペクトルにおいて、2θ=28.5°±0.5°、47.0°±0.5°、及び56.0°±0.5°の位置にさらにピークを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の負極活物質。
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