JP7119721B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7119721B2 JP7119721B2 JP2018143988A JP2018143988A JP7119721B2 JP 7119721 B2 JP7119721 B2 JP 7119721B2 JP 2018143988 A JP2018143988 A JP 2018143988A JP 2018143988 A JP2018143988 A JP 2018143988A JP 7119721 B2 JP7119721 B2 JP 7119721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolts
- bearing
- compression mechanism
- scroll member
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機は、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
圧縮機構部および駆動軸を収容するハウジング(12)と、
圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
圧縮機構部は、
ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
駆動軸の軸線方向で固定スクロール部材と並んで配置され、駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、複数の締結ボルトによって固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
複数の第1ボルトは、固定スクロール部材と、軸受部材と、ハウジングとの3部品のうち固定スクロール部材と軸受部材との2部品のみを締結し、
複数の第2ボルトは、3部品を共締めしている。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、
軸受部材は、複数の締結ボルトによって固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
ハウジングは、少なくとも軸線方向の一方側に開口部(121a)を有するとともに、圧縮機の外殻を構成する筒状のハウジング本体部(121)と、ハウジング本体部に対して軸線方向の一方側の位置で開口部を覆うとともに、圧縮機の外殻を構成する蓋部(122)とを有し、
蓋部は、固定スクロール部材のうち軸線方向の一方側の一方側端面(321a)または一方側端面と蓋部との間の介在物に当接する当接面(122a)が形成された当接面形成部(122b)を有し、
複数の第2ボルト(73)は、軸受固定部と当接面形成部との間に固定スクロール部材が挟持された状態で、3部品を共締めしている。
また、請求項3に記載の発明によれば、
圧縮機構部のうち複数の第2ボルトが配置された位置で軸線方向に直交する仮想平面上において、複数の第2ボルトのそれぞれは、駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
駆動軸の軸線は、重力方向に対して交差する方向へ延びており、
複数の第2ボルトの本数は、奇数であり、
複数の第2ボルトの本数をn本とし、圧縮機構部に作用する重力(F G )の作用方向を、仮想平面上での円の中心(Op)を起点として仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、仮想平面上において、複数の第2ボルトのうち1本の第2ボルト(72-3)の中心(Ob3)と円の中心(Op)とを結ぶ線分が、基準方向に対してなす角度を支持角度(θ F )としたとき、
支持角度は、0°±(45/n)°または180°±(45/n)°の範囲内である。
また、請求項4に記載の発明によれば、
圧縮機構部のうち複数の第2ボルトが配置された位置で軸線方向に直交する仮想平面上において、複数の第2ボルトのそれぞれは、駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
軸受部は第1軸受部であり、
圧縮機は、ハウジングの内部で駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を有し、
第2軸受部は、第1軸受部に対する圧縮機構部側とは反対側に、第1軸受部に対して離れて配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、奇数であり、
複数の第2ボルトの本数をn本とし、圧縮機が使用される運転条件の中で、駆動軸が第2軸受部から受けるラジアル方向の荷重が最大となる条件のときのピーク荷重(F P )が作用する方向を、仮想平面上での円の中心(Op)を起点として仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、仮想平面上において、複数の第2ボルトのうち1本の第2ボルト(72-3)の中心(Ob3)と円の中心(O P )とを結ぶ線分が、基準方向に対してなす角度を支持角度(θ F )としたとき、
支持角度は、0°±(45/n)°または180°±(45/n)°の範囲内である。
また、請求項5に記載の発明によれば、
圧縮機構部のうち複数の第2ボルトが配置された位置で軸線方向に直交する仮想平面上において、複数の第2ボルトのそれぞれは、駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
駆動軸の軸線は、重力方向に対して交差する方向へ延びており、
複数の第2ボルトの本数は、偶数であり、
複数の第2ボルトの本数をn本とし、圧縮機構部に作用する重力(F G )の作用方向を、仮想平面上での円の中心(Op)を起点として示したときの方向を基準方向とし、仮想平面上において、複数の第2ボルトのうち隣り合う2本の第2ボルト(72-1、72-4)のそれぞれの中心(Ob1、Ob4)と円の中心(O P )とを結ぶ線分がなす角度を二等分する二等分線(Lb)が、基準方向に対してなす角度を支持角度(θ L )としたとき、
支持角度は、90°±(90/n)°の範囲内である。
また、請求項6に記載の発明によれば、
圧縮機構部のうち複数の第2ボルトが配置された位置で軸線方向に直交する仮想平面上において、複数の第2ボルトのそれぞれは、駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
軸受部は第1軸受部であり、
圧縮機は、ハウジングの内部で駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を有し、
第2軸受部は、第1軸受部に対する圧縮機構部側とは反対側に、第1軸受部に対して離れて配置されており、
複数の第2ボルトの本数は、偶数であり、
複数の第2ボルトの本数をn本とし、圧縮機が使用される運転条件の中で、駆動軸が第2軸受部から受けるラジアル方向の荷重が最大となる条件のときのピーク荷重(F P )が作用する方向を、仮想平面上での円の中心(Op)を起点として仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、仮想平面上において、複数の第2ボルトのうち隣り合う2本の第2ボルト(72-1、72-4)のそれぞれの中心(Ob1、Ob4)と円の中心(O P )とを結ぶ線分がなす角度を二等分する二等分線が、基準方向に対してなす角度を支持角度(θ L )としたとき、
支持角度は、90°±(90/n)°の範囲内である。
また、請求項14に記載の発明によれば、
軸受部材は、複数の締結ボルトによって固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
ハウジングは、少なくとも軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)を有し、
ハウジング本体部は、軸受固定部のうち軸線方向の他方側の端面(362b)に対して直にまたは介在物を介して当接する当接面(60a、81)が形成された当接面形成部(60、80)を有し、
複数の第2ボルト(72)は、当接面形成部と固定スクロール部材との間に軸受固定部が挟持された状態で、3部品を共締めしており、
ハウジング本体部は、開口部を有する筒部(121d)と、筒部よりも軸線方向の他方側に底部(121e)を有するとともに、筒部と底部とが継ぎ目のない一体成形品として構成されており、
軸受部は第1軸受部であり、
底部の一部は、駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を形成し、
圧縮機構部の外周面(30a)とハウジング本体部の内周面(83)との間には、第1軸受部と駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法と、第2軸受部と駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法との合計よりもラジアル方向での寸法が大きな隙間(δp)が形成されている。
また、請求項15に記載の発明によれば、
軸受部材は、複数の締結ボルトによって固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
ハウジングは、少なくとも軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)と、ハウジング本体部に対して軸線方向の一方側の位置で開口部を覆う蓋部(122)とを有し、
蓋部は、固定スクロール部材のうち軸線方向の一方側の一方側端面(321a)または一方側端面と蓋部との間の介在物に当接する当接面(122a)が形成された当接面形成部(122b)を有し、
複数の第2ボルト(73)は、軸受固定部と当接面形成部との間に固定スクロール部材が挟持された状態で、3部品を共締めしており、
ハウジング本体部は、開口部を有する筒部(121d)と、筒部よりも軸線方向の他方側に底部(121e)を有するとともに、筒部と底部とが継ぎ目のない一体成形品として構成されており、
軸受部は第1軸受部であり、
底部の一部は、駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を形成し、
圧縮機構部の外周面(30a)とハウジング本体部の内周面(83)との間には、第1軸受部と駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法と、第2軸受部と駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法との合計よりもラジアル方向での寸法が大きな隙間(δp)が形成されている。
本実施形態の圧縮機は、車載用圧縮機である。圧縮機は、車両用空調装置を構成する冷凍サイクル装置に用いられる。
本実施形態では、第1実施形態の圧縮機10において、複数の第2ボルト72の本数とその最適な配置について説明する。
図4Aに示すように、圧縮機10が横置構造の場合、圧縮機構部30の重心OGの位置に重力FGが作用する。この重力FGは、複数の第2ボルト72の軸力Fbにより発生した主軸受部材36の他方側端面362bと、突出部60の一方側端面60aとの間の摩擦力FGと釣り合っている。したがって、重力FGによって発生するモーメントMと、第2ボルト72の軸力Fbによって発生するモーメントMとのつり合い式は、下記の式(1)となる。
副軸受部16aには、圧縮反力としてラジアル方向荷重が作用する。その反作用として、駆動軸14は、副軸受部16aからラジアル方向荷重を受ける。この荷重の作用方向は、旋回スクロール部材34の旋回運動、すなわち、駆動軸14の回転に伴って変わる。このため、この荷重は、駆動軸14の1回転につき360°方向を変える、いわゆる回転荷重となっている。しかしながら、その荷重値は一定ではない。その荷重値は、スクロールの形状に伴う容積変化と、運転条件により1回転周期で変動する。このため、ある特定の方向でピーク荷重が発生している。その瞬間では、図5Aに示すように、圧縮反力として副軸受部16aにラジアル方向ピーク荷重Fpが作用する。なお、図5Aでは、駆動軸14が副軸受部16aから受けるラジアル方向ピーク荷重Fpを示している。このピーク荷重Fpは、複数の第2ボルト72の軸力Fbにより発生した主軸受部材36の他方側端面362bと、突出部60の一方側端面60aとの間の摩擦力Fpと釣り合っている。したがって、副軸受部16aに作用するラジアル方向ピーク荷重Fpによって発生するモーメントMと、第2ボルト72の軸力Fbによって発生するモーメントMとの釣り合いの式は、下記の式(2)となる。
図示しないが、第2ボルト72の本数が2本以下の場合、いずれか1本の第2ボルト72の配置角度が、θk=0°、もしくはθk=180°のとき、式(3)において、α=0となる。したがって、式(3)において、M=0となる。このため、第2ボルト72によって作用荷重により発生するモーメントを支持することができない。特に、圧縮反力FPは回転荷重であるため、駆動軸14が1回転する際に、必ず1回は上記の状態となる。したがって、第2ボルト72の本数は3本以上であることが、圧縮機構部30を安定して支持する上で必要である。
図7Aは、第2ボルト72の本数が3本の場合の第2ボルト72の配置角度θに対する式(3)中のα値の変化を示すグラフである。図7B、7Cは、図7Aにおいてα値が最大となる瞬間の3本の第2ボルト72の配置を示している。
図9Aは、図7Aと同様に、第2ボルト72の本数が4本の場合の第2ボルト72の配置角度θに対する式(3)中のα値の変化を示すグラフである。図9B、9Cは、図9Aにおいてα値が最大となる瞬間の4本の第2ボルト72の配置を示している。
図11に示すように、本実施形態では、第1実施形態の複数の第2ボルト72の代わりに、複数の第2ボルト73が用いられている。複数の第2ボルト73は、主軸受部材36と第1蓋部122とが固定スクロール部材32を挟持した状態で、主軸受部材36と、固定スクロール部材32と、第1蓋部122との3部品を共締め固定している。以下、本実施形態の圧縮機10について具体的に説明する。
図12に示すように、本実施形態では、ハウジング本体部121に、第1実施形態の突出部60の代わりに、段差面81を形成する段差部80が設けられている。
(1)上記の各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。例えば、第4実施形態において、第3実施形態のように、複数の第2ボルト73が、主軸受部材36と、固定スクロール部材32と、第1蓋部122との3部品を供締めしていてもよい。また、第1実施形態および第3実施形態において、第4実施形態のように、ハウジング本体部121が段差部80を有していてもよい。
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、圧縮機は、スクロール型の圧縮機構部と、駆動軸と、ハウジングと、複数の締結ボルトとを備える。圧縮機構部は、固定スクロール部材と、旋回スクロール部材と、軸受部材とを有する。複数の締結ボルトは、複数の第1ボルトと、複数の第2ボルトとを含む。複数の第1ボルトは、固定スクロール部材と、軸受部材と、ハウジングとの3部品のうち固定スクロール部材と軸受部材との2部品のみを締結している。複数の第2ボルトは、その3部品を共締めしている。
14 駆動軸
30 圧縮機構部
32 固定スクロール部材32
34 旋回スクロール部材
36 軸受部材
70 複数の締結ボルト
71 複数の第1ボルト
72 複数の第2ボルト
Claims (15)
- 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記軸受部材は、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
前記ハウジングは、少なくとも前記軸線方向の一方側に開口部(121a)を有するとともに、前記圧縮機の外殻を構成する筒状のハウジング本体部(121)と、前記ハウジング本体部に対して前記軸線方向の前記一方側の位置で前記開口部を覆うとともに、前記圧縮機の外殻を構成する蓋部(122)とを有し、
前記蓋部は、前記固定スクロール部材のうち前記軸線方向の前記一方側の一方側端面(321a)または前記一方側端面と前記蓋部との間の介在物に当接する当接面(122a)が形成された当接面形成部(122b)を有し、
前記複数の第2ボルト(73)は、前記軸受固定部と前記当接面形成部との間に前記固定スクロール部材が挟持された状態で、前記3部品を共締めしている、圧縮機。 - 前記軸受固定部には、前記複数の第2ボルトが有する雄ねじ部(73a)に対応する雌ねじ部(367)が形成されている、請求項1に記載の圧縮機。
- 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記圧縮機構部のうち前記複数の第2ボルトが配置された位置で前記軸線方向に直交する仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのそれぞれは、前記駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
前記駆動軸の軸線は、重力方向に対して交差する方向へ延びており、
前記複数の第2ボルトの本数は、奇数であり、
前記複数の第2ボルトの本数をn本とし、前記圧縮機構部に作用する重力(F G )の作用方向を、前記仮想平面上での前記円の前記中心(Op)を起点として前記仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、前記仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのうち1本の第2ボルト(72-3)の中心(Ob3)と前記円の前記中心(Op)とを結ぶ線分が、前記基準方向に対してなす角度を支持角度(θ F )としたとき、
前記支持角度は、0°±(45/n)°または180°±(45/n)°の範囲内である、圧縮機。 - 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記圧縮機構部のうち前記複数の第2ボルトが配置された位置で前記軸線方向に直交する仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのそれぞれは、前記駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
前記軸受部は第1軸受部であり、
前記圧縮機は、前記ハウジングの内部で前記駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を有し、
前記第2軸受部は、前記第1軸受部に対する前記圧縮機構部側とは反対側に、前記第1軸受部に対して離れて配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、奇数であり、
前記複数の第2ボルトの本数をn本とし、前記圧縮機が使用される運転条件の中で、前記駆動軸が前記第2軸受部から受けるラジアル方向の荷重が最大となる条件のときのピーク荷重(F P )が作用する方向を、前記仮想平面上での前記円の前記中心(Op)を起点として前記仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、前記仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのうち1本の第2ボルト(72-3)の中心(Ob3)と前記円の前記中心(O P )とを結ぶ線分が、前記基準方向に対してなす角度を支持角度(θ F )としたとき、
前記支持角度は、0°±(45/n)°または180°±(45/n)°の範囲内である、圧縮機。 - 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記圧縮機構部のうち前記複数の第2ボルトが配置された位置で前記軸線方向に直交する仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのそれぞれは、前記駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
前記駆動軸の軸線は、重力方向に対して交差する方向へ延びており、
前記複数の第2ボルトの本数は、偶数であり、
前記複数の第2ボルトの本数をn本とし、前記圧縮機構部に作用する重力(F G )の作用方向を、前記仮想平面上での前記円の前記中心(Op)を起点として示したときの方向を基準方向とし、前記仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのうち隣り合う2本の第2ボルト(72-1、72-4)のそれぞれの中心(Ob1、Ob4)と前記円の前記中心(O P )とを結ぶ線分がなす角度を二等分する二等分線(Lb)が、前記基準方向に対してなす角度を支持角度(θ L )としたとき、
前記支持角度は、90°±(90/n)°の範囲内である、圧縮機。 - 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記圧縮機構部のうち前記複数の第2ボルトが配置された位置で前記軸線方向に直交する仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのそれぞれは、前記駆動軸の軸線(CL)の位置を中心(Op)とする円の円周に沿って等間隔で配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、3本以上であり、
前記軸受部は第1軸受部であり、
前記圧縮機は、前記ハウジングの内部で前記駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を有し、
前記第2軸受部は、前記第1軸受部に対する前記圧縮機構部側とは反対側に、前記第1軸受部に対して離れて配置されており、
前記複数の第2ボルトの本数は、偶数であり、
前記複数の第2ボルトの本数をn本とし、前記圧縮機が使用される運転条件の中で、前記駆動軸が前記第2軸受部から受けるラジアル方向の荷重が最大となる条件のときのピーク荷重(F P )が作用する方向を、前記仮想平面上での前記円の前記中心(Op)を起点として前記仮想平面上に示したときの方向を基準方向とし、前記仮想平面上において、前記複数の第2ボルトのうち隣り合う2本の第2ボルト(72-1、72-4)のそれぞれの中心(Ob1、Ob4)と前記円の前記中心(O P )とを結ぶ線分がなす角度を二等分する二等分線が、前記基準方向に対してなす角度を支持角度(θ L )としたとき、
前記支持角度は、90°±(90/n)°の範囲内である、圧縮機。 - 前記複数の締結ボルトの少なくとも一部は、前記円周に沿って、前記第1ボルトと前記第2ボルトとが交互に配置されている、請求項3ないし6のいずれか1つに記載の圧縮機。
- 前記軸受部材は、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
前記ハウジングは、少なくとも前記軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)を有し、
前記ハウジング本体部は、前記軸受固定部のうち前記軸線方向の他方側の端面(362b)に対して直にまたは介在物を介して当接する当接面(60a、81)が形成された当接面形成部(60、80)を有し、
前記複数の第2ボルト(72)は、前記当接面形成部と前記固定スクロール部材との間に前記軸受固定部が挟持された状態で、前記3部品を共締めしている、請求項3ないし7のいずれか1つに記載の圧縮機。 - 前記当接面形成部には、前記複数の第2ボルトが有する雄ねじ部(72a)に対応する複数の雌ねじ部(61、84)が形成されている、請求項8に記載の圧縮機。
- 前記当接面形成部は、前記ハウジング本体部から前記駆動軸側へ突出した突出部(60)である、請求項8または9に記載の圧縮機。
- 前記ハウジング本体部は、第1内周面(82)と、前記第1内周面よりも前記軸線方向の前記一方側に位置し、前記第1内周面よりも直径が大きい第2内周面(83)と、前記第1内周面と前記第2内周面とをつなぐ段差面(81)とを有し、
前記当接面は、前記段差面であり、
前記当接面形成部は、前記ハウジング本体部のうち前記段差面を形成する段差部(80)である、請求項8または9に記載の圧縮機。 - 前記軸受部材は、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
前記ハウジングは、少なくとも前記軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)と、前記ハウジング本体部に対して前記軸線方向の前記一方側の位置で前記開口部を覆う蓋部(122)とを有し、
前記蓋部は、前記固定スクロール部材のうち前記軸線方向の前記一方側の一方側端面(321a)または前記一方側端面と前記蓋部との間の介在物に当接する当接面(122a)が形成された当接面形成部(122b)を有し、
前記複数の第2ボルト(73)は、前記軸受固定部と前記当接面形成部との間に前記固定スクロール部材が挟持された状態で、前記3部品を共締めしている、請求項3ないし7のいずれか1つに記載の圧縮機。 - 前記軸受固定部には、前記複数の第2ボルトが有する雄ねじ部(73a)に対応する雌ねじ部(367)が形成されている、請求項12に記載の圧縮機。
- 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記軸受部材は、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
前記ハウジングは、少なくとも前記軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)を有し、
前記ハウジング本体部は、前記軸受固定部のうち前記軸線方向の他方側の端面(362b)に対して直にまたは介在物を介して当接する当接面(60a、81)が形成された当接面形成部(60、80)を有し、
前記複数の第2ボルト(72)は、前記当接面形成部と前記固定スクロール部材との間に前記軸受固定部が挟持された状態で、前記3部品を共締めしており、
前記ハウジング本体部は、前記開口部を有する筒部(121d)と、前記筒部よりも前記軸線方向の他方側に底部(121e)を有するとともに、前記筒部と前記底部とが継ぎ目のない一体成形品として構成されており、
前記軸受部は第1軸受部であり、
前記底部の一部は、前記駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を形成し、
前記圧縮機構部の外周面(30a)と前記ハウジング本体部の内周面(83)との間には、前記第1軸受部と前記駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法と、前記第2軸受部と前記駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法との合計よりもラジアル方向での寸法が大きな隙間(δp)が形成されている、圧縮機。 - 吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機であって、
スクロール型の圧縮機構部(30)と、
前記圧縮機構部に駆動力を伝達する駆動軸(14)と、
前記圧縮機構部および前記駆動軸を収容するハウジング(12)と、
前記圧縮機構部の構成部品同士を締結する複数の締結ボルト(70)とを備え、
前記圧縮機構部は、
前記ハウジングに対して固定される固定スクロール部材(32)と、
前記駆動軸の軸線方向で前記固定スクロール部材と並んで配置され、前記駆動軸の駆動力により旋回運動する際に、前記固定スクロール部材と噛み合うことで冷媒を圧縮する旋回スクロール部材(34)と、
前記駆動軸を回転可能に支持する軸受部(361a)を形成するとともに、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受部材(36)とを有し、
前記複数の締結ボルトは、複数の第1ボルト(71)と、複数の第2ボルト(72、73)とを含み、
前記複数の第1ボルトは、前記固定スクロール部材と、前記軸受部材と、前記ハウジングとの3部品のうち前記固定スクロール部材と前記軸受部材との2部品のみを締結し、
前記複数の第2ボルトは、前記3部品を共締めしており、
前記軸受部材は、前記複数の締結ボルトによって前記固定スクロール部材に固定される軸受固定部(362)を有し、
前記ハウジングは、少なくとも前記軸線方向の一方側に開口部(121a)を有する筒状のハウジング本体部(121)と、前記ハウジング本体部に対して前記軸線方向の前記一方側の位置で前記開口部を覆う蓋部(122)とを有し、
前記蓋部は、前記固定スクロール部材のうち前記軸線方向の前記一方側の一方側端面(321a)または前記一方側端面と前記蓋部との間の介在物に当接する当接面(122a)が形成された当接面形成部(122b)を有し、
前記複数の第2ボルト(73)は、前記軸受固定部と前記当接面形成部との間に前記固定スクロール部材が挟持された状態で、前記3部品を共締めしており、
前記ハウジング本体部は、前記開口部を有する筒部(121d)と、前記筒部よりも前記軸線方向の他方側に底部(121e)を有するとともに、前記筒部と前記底部とが継ぎ目のない一体成形品として構成されており、
前記軸受部は第1軸受部であり、
前記底部の一部は、前記駆動軸を回転可能に支持する第2軸受部(16a)を形成し、
前記圧縮機構部の外周面(30a)と前記ハウジング本体部の内周面(83)との間には、前記第1軸受部と前記駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法と、前記第2軸受部と前記駆動軸との間の隙間のラジアル方向での最大寸法との合計よりもラジアル方向での寸法が大きな隙間(δp)が形成されている、圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018143988A JP7119721B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018143988A JP7119721B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020020291A JP2020020291A (ja) | 2020-02-06 |
JP7119721B2 true JP7119721B2 (ja) | 2022-08-17 |
Family
ID=69590048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018143988A Active JP7119721B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7119721B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7439690B2 (ja) | 2020-08-05 | 2024-02-28 | 株式会社デンソー | 圧縮機、圧縮機の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000213463A (ja) | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機及びその組立方法 |
JP2001207976A (ja) | 2000-01-27 | 2001-08-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2005016342A (ja) | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Denso Corp | 流体機械 |
JP2006274976A (ja) | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機の軸受調芯方法 |
CN206943005U (zh) | 2017-05-23 | 2018-01-30 | 鞍山新磁电子有限公司 | 一种新型混气增焓设计纯电动汽车空调压缩机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177674A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-07-11 | Toshiba Ave Corp | 流体圧縮機 |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018143988A patent/JP7119721B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000213463A (ja) | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機及びその組立方法 |
JP2001207976A (ja) | 2000-01-27 | 2001-08-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2005016342A (ja) | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Denso Corp | 流体機械 |
JP2006274976A (ja) | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機の軸受調芯方法 |
CN206943005U (zh) | 2017-05-23 | 2018-01-30 | 鞍山新磁电子有限公司 | 一种新型混气增焓设计纯电动汽车空调压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020020291A (ja) | 2020-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5873710A (en) | Motor spacer for hermetic motor-compressor | |
US11002273B2 (en) | Compressor having enhanced wrap structure | |
EP1024289A2 (en) | Scroll-type compressor | |
US7435067B2 (en) | Scroll machine with brushless permanent magnet motor | |
US12078168B2 (en) | Compressor and method for manufacturing compressor | |
JPH0372840B2 (ja) | ||
JP7119721B2 (ja) | 圧縮機 | |
EP3705723B1 (en) | Scroll compressor | |
EP3567212B1 (en) | Compressor having oldham's ring | |
JPH0116347B2 (ja) | ||
US6179593B1 (en) | Displacement fluid machine | |
US20190203710A1 (en) | Motor operated compressor | |
US20060233654A1 (en) | Compressor with radial compliance mechanism | |
EP3819462B1 (en) | Compressor | |
KR20200030390A (ko) | 전동식 압축기 | |
JP7586923B2 (ja) | 圧縮機、および冷凍サイクル装置 | |
US20250101976A1 (en) | Scroll compressor | |
JP2020112142A (ja) | スクロール型流体機械 | |
EP4212726A1 (en) | Scroll compressor | |
CN113494457B (zh) | 涡旋压缩机的配重组件及涡旋压缩机 | |
KR102232427B1 (ko) | 스크롤형 압축기 | |
JP2024130846A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JPH01290982A (ja) | スクロール流体機械 | |
GB2620055A (en) | Two-stage scroll compressor | |
JP2024061302A (ja) | 電動圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7119721 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |