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JP7111676B2 - 車両管理システム、車両管理方法、およびプログラム - Google Patents

車両管理システム、車両管理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両管理システム、車両管理方法、およびプログラムに関する。
近年、台車を車両の下部に進入させ、車両の各車輪を持ち上げた状態で台車を自走させることで、車両を搬送する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-231322号公報
道路上等の所定の区画に設けられた有限の駐車スペース内に複数の車両を駐車させる場合、駐車スペースを有効に活用する必要がある。駐車スペースを有効に活用するためには、駐車時における車両間の間隔を可能な限り狭め、駐車に利用されないスペースを減らすことが重要である。しかしながら、車両間の間隔を狭めすぎると、車両の出庫時に誤って他車両に接触してしまう場合や、車両を出庫させることができない場合がある。
本発明の一態様は、このような事情を考慮してなされたものであり、駐車を効率的に行うことを可能にする車両管理システム、車両管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両管理システム、車両管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1)この発明の一態様の車両管理システムは、駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、を備え、前記車両管理装置は、前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備えるものである。
(2)の態様は、上記(1)の態様に係る車両管理システムにおいて、前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御するものである。
(3)の態様は、上記(2)の態様に係る車両管理システムにおいて、前記所定距離は、前記車両が操舵操作を伴いながら前後方向の移動を行っても前記駐車空間から出庫不可能な距離であるものである。
(4)の態様は、上記(2)または(3)の態様に係る車両管理システムにおいて、前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記車両搬送装置は、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機するものである。
(5)の態様は、上記(2)から(4)のいずれかの態様に係る車両管理システムにおいて、前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記制御部は、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方が前記駐車空間の境界に近接した状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御するものである。
(6)の態様は、上記(1)から(5)のいずれかの態様に係る車両管理システムにおいて、前記車両管理装置は、前記車両搬送装置により前記区画内の所定位置から前記車両の搬送が開始された開始時刻または前記車両が入庫された入庫時刻と、前記車両搬送装置により前記駐車空間外への前記車両の搬送が終了した終了時刻または前記車両が出庫された出庫時刻と、に基づいて、前記車両の駐車時間を算出する管理部をさらに備えるものである。
(7)の態様は、上記(6)の態様に係る車両管理システムにおいて、前記管理部は、前記駐車時間が所定時間を超えた場合、前記駐車時間が所定時間を超えた車両を前記駐車空間外に搬送するように前記車両搬送装置を制御するものである。
(8)の態様は、上記(6)の態様に係る車両管理システムにおいて、前記管理部は、前記駐車時間が所定時間を超えた場合、前記駐車時間が所定時間を超えた車両の、前記車両搬送装置とは異なる他の装置による搬送を要求するものである。
(9)の態様は、上記(1)から(8)のいずれかの態様に係る車両管理システムにおいて、前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両の位置情報に基づいて、搬送対象の前記車両の駐車位置を決定し、搬送対象の前記車両を決定した前記駐車位置に搬送するように前記車両搬送装置を制御するものである。
(10)の態様は、上記(2)から(5)のいずれかの態様に係る車両管理システムにおいて、前記車両の出庫により、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離以上となった場合、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離未満となるように、前記車両搬送装置を制御して前記駐車空間内に駐車中の車両を移動させる調整部をさらに備えるものである。
(11)この発明の他の態様の車両管理方法は、駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理方法であって、車両管理装置のコンピュータが、前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御するものである。
(12)この発明の他の態様のプログラムは、駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理するプログラムであって、車両管理装置のコンピュータに、前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御させるものである。
上記(1),(9),(11),(12)によれば、駐車処理を効率的に行うことが可能になる。例えば道路上において、所定位置での入庫要求に基づいて搬送装置による搬送によって駐車を行うことで、効率的に駐車を管理することが可能となる。
上記(2)によれば、各車両の前後方向の間隔を所定距離未満とするため,効率的に縦列駐車を管理することが可能となる。
上記(3)によれば、車両の前後間隔を所定距離未満とすることで,車両管理システム以外による出庫を防止し,正確かつ安全に車両を管理することが可能となる。
上記(4)によれば、最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機することで、車両管理システム以外による出庫を防止し、正確かつ安全に車両を管理することが可能となる。
上記(5)によれば、最前車両と最後車両の少なくとも一方の車両が駐車空間の前後いずれかの境界に近接して配置されるため,境界と近接して配置されていない側に入ってきた車両は新規の駐車車両であることを容易に判別することが可能となる。
上記(6)によれば、車両搬送装置が搬送を開始した時刻もしくは入庫した時刻と、搬送を終了した時刻もしくは出庫した時刻と、に基づいて駐車時間を算出するため、駐車時間に基づく料金計算を行う場合に正確な時間の計測が可能となる。また、駐車空間に特別な時間計測装置を備える必要が無く、管理コストを低減することが可能となる。
上記(7)によれば、駐車可能時間を超えた車両は搬送装置によって自動的に出庫されるため、駐車可能時間内での利用を促進することが可能となる。
上記(8)によれば、駐車可能時間を超えた車両は搬送装置によって自動的に出庫されることに加えて,他の装置(例えばレッカー車)による搬送を要求するため出庫された車両によって駐車空間付近の交通を妨げることを防止することが可能となる。
上記(10)によれば、駐車可能空間をより有効に活用することが可能となる。
実施形態に係る車両搬送装置1を利用した車両管理システムSの構成図である。 実施形態に係る車両搬送装置1の一例を示す模式図である。 実施形態に係る車両Mの搬送時における第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bの動作の一例を示す図である。 実施形態に係る車両Mの搬送時における第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bの動作の一例を示す図である。 実施形態に係る第1搬送ロボット10Aの構造の一例を示す図である。 実施形態に係る第1搬送ロボット10Aの構造の一例を示す図である。 実施形態に係る第1搬送ロボット10Aの機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る車両管理サーバ200の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る車両管理システムSによる入庫処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る入庫処理において入庫要求動作が行われる様子の一例を示す図である。 図10に示される状況に対応する駐車情報233の一例を示す図である。 実施形態に係る入庫処理において入庫動作が行われる様子の一例を示す図である。 実施形態に係る入庫処理における入庫動作が完了した様子の一例を示す図である。 実施形態に係る車両管理システムSによる入庫処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る出庫処理において出庫要求が行われる様子の一例を示す図である。 実施形態に係る出庫処理において出庫動作が完了した様子の一例を示す図である。 実施形態に係る駐車中の車両間に不要な空きスペースが発生した状況の一例を示す図である。 実施形態に係る駐車中の車両間の不要な空きスペースが削除された状況の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両管理システム、車両管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、車両搬送装置1を利用した車両管理システムSの構成図である。車両管理システムSは、搬送対象である車両Mを駐車空間(駐車スペース)内の駐車位置に搬送することで入庫処理を行い、搬送対象である車両Mを駐車位置から出庫位置に搬送することで出庫処理行う。これにより、車両管理システムSは、車両の駐車を管理する。なお、車両Mは特定の車両に制限されるものではなく、車両管理システムSは任意の車両を搬送対象とすることができる。以下においては、車両Mは前輪の二輪が操舵輪であり、後輪の二輪が非操舵輪であるものとして説明を行う。車両管理システムSは、例えば、車両搬送装置1と、車両管理サーバ200(車両管理装置)とを備える。車両管理サーバ200は、駐車スペースへの車両の入庫および駐車スペースからの前記車両の出庫を管理する。駐車を希望するユーザH(例えば、車両Mの乗員)からの端末装置Dを介した要求に基づいて、車両搬送装置1に車両Mの入庫処理および出庫処理を行わせる。端末装置Dと、車両搬送装置1と、車両管理サーバ200とは、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。
[車両搬送装置の概要]
図2は、車両搬送装置1の一例を示す模式図である。車両搬送装置1は、搬送対象である車両Mを任意の方向に移動させることで、車両Mを所望の目的位置に搬送する。車両搬送装置1は、車両Mを、車両Mの車体の前方向、後方向、左方向、右方向(幅方向)に搬送可能である。また、車両搬送装置1は、車両Mの位置を移動させることなく、車両Mの車体の向きを変更させる(回転させる)ことができる。
車両搬送装置1は、例えば、所定領域で自律走行することが可能な一組の搬送ロボット10(第1搬送ロボット10A、第2搬送ロボット10B)を備える。第1搬送ロボット10Aは、搬送時、車両Mの下に入り、車両Mの前輪を持ち上げて自律走行する。第2搬送ロボット10Bは、車両Mの下に入り、車両Mの後輪を持ち上げて自律走行する。第1搬送ロボット10Aと第2搬送ロボット10Bの構造は同じであってよい。第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bの一方がマスター機であり、他方がスレーブ機であってよい。
図3および図4は、車両Mの搬送時における第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bの動作の一例を示す図である。図3に示すように、車両Mの搬送時、第1搬送ロボット10Aは、車両Mの前方から、車両Mの下に入り込む。また、車両Mの搬送時、第2搬送ロボット10Bは、車両Mの後方から、車両Mの下に入り込む。
図4に示すように、車両Mの下に入り込んだ第1搬送ロボット10Aは、後述する右当接部11Rおよび左当接部11Lが前輪の前部と接触する位置まで移動して停止する。次に、第1搬送ロボット10Aは、後述する収納部に収納されていた右リフトアーム12Rおよび左リフトアーム12Lを前輪の後部と接触する位置まで移動させる。そして、第1搬送ロボット10Aは、右当接部11Rに向かって右リフトアーム12Rをさらに移動させることにより、右当接部11Rおよび右リフトアーム12Rで右前輪を持ち上げ、左当接部11Lに向かって左リフトアーム12Lをさらに移動させることにより、左当接部11Lおよび左リフトアーム12Lで左前輪を持ち上げる。
図4に示すように、車両Mの下に入り込んだ第2搬送ロボット10Bは、後述する右当接部13Rおよび左当接部13Lが後輪の後部と接触する位置まで移動して停止する。次に、第2搬送ロボット10Bは、後述する収納部に収納されていた右リフトアーム14Rおよび左リフトアーム14Lを後輪の前部と接触する位置まで移動させる。そして、第2搬送ロボット10Bは、右当接部13Rに向かって右リフトアーム14Rをさらに移動させることにより、右当接部13Rおよび右リフトアーム14Rで右後輪を持ち上げ、左当接部13Lに向かって左リフトアーム14Lをさらに移動させることにより、左当接部13Lおよび左リフトアーム14Lで左後輪を持ち上げる。以後、第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bが協働して駆動機構により自律走行することで、車両Mを移動させることができる。なお、車両搬送装置1は、車両Mの車輪を持ち上げる代わりに、車両Mの車体の一部(例えばフロントクロスメンバーやリアクロスメンバー等)を持ち上げるようにしてもよい。
[搬送ロボットの構造]
次に、搬送ロボット10(第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10B)のb)の構造を説明する。第1搬送ロボット10Aと第2搬送ロボット10Bの構造は同じであるため、以下において、第1搬送ロボット10Aについて説明し、第2搬送ロボット10Bについての説明は適宜省略する。
図5および図6は、第1搬送ロボット10Aの構造の一例を示す図である。図5では、本体15の上部を覆う上部カバーが外された第1搬送ロボット10Aを示している。なお、本明細書では、説明の便宜のために、第1搬送ロボット10Aを基準とする各方向を次のように定義する。右リフトアーム12Rおよび左リフトアーム12Lに対して右当接部11Rおよび左当接部11Lが配置される方向をY方向とする。また、第1搬送ロボット10Aの幅方向の中心位置(以下、中心線Cという。)に対して後述する右荷役機構20Rが配置される方向をX方向とする。また、X方向およびY方向により形成される面に直交する、第1搬送ロボット10Aの高さ方向をZ方向とする。
第1搬送ロボット10Aは、例えば、本体15と、本体15の内側に配置される4つの駆動機構16と、荷役機構20とを備える。荷役機構20は、例えば、右荷役機構20Rと、左荷役機構20Lとを備える。右荷役機構20Rは、中心線Cを基準として、右側(+X方向)に配置される。左荷役機構20Lは、中心線Cを基準として、左側(-X方向)に配置される。4つの駆動機構16は、右荷役機構20Rと左荷役機構20Lとの間に配置される。本体15は、第1搬送ロボット10Aの各部品を支持するフレームである。
駆動機構16の各々は、例えば、走行モータ17と、駆動側減速機18と、車輪19とを備える。4つの駆動機構16は、中心線Cを境にして左右(-X方向,+X方向)にそれぞれ2組に分けられて配置される。左側の2組の駆動機構16と右側の2組の駆動機構16は、中心線Cを軸として線対称となるように配置される。前側(+Y方向)の2組の駆動機構16と、後側(-Y方向)の2組の駆動機構16とは、第1搬送ロボット10Aの幅方向と平行する平行線Dを軸として線対称となるように配置される。
走行モータ17は、例えば、電動モータである。走行モータ17の出力軸は、駆動側減速機18の入力軸に接続される。駆動側減速機18は、入力軸と出力軸とが同一線上にあり、例えば、遊星歯車減速機を有する。駆動側減速機18の出力軸は、車輪19に接続される。
車輪19は、例えば、メカナムホイールである。各駆動機構16に設けられるメカナムホイールは、互いに協調して駆動することにより本体15の全方向移動を行うことができる。なお、駆動機構16は、全方向への移動を可能とする他の車輪を有していてもよい。例えば、駆動機構16は、オムニホイールや、転舵機能を備えた車輪に置換してもよい。
右荷役機構20Rは、例えば、右当接部11Rと、右リフトアーム12Rと、右回転力伝達機構21Rとを備える。左荷役機構20Lは、例えば、左当接部11Lと、左リフトアーム12Lと、左回転力伝達機構21Lとを備える。右荷役機構20Rと左荷役機構20Lとは、中心線Cを軸として線対称となるように配置される。右荷役機構20Rと左荷役機構20Lは構造が同じであるため、以下では右荷役機構20Rの構造を説明し、左荷役機構20Lについての説明は適宜省略する。
右回転力伝達機構21Rは、右リフトアーム12Rを、右収納位置P1と右展開位置P2との間で移動させるための駆動装置を備える。右回転力伝達機構21Rは、例えば、Z方向の軸A1を支点として、右リフトアーム12Rを、右収納位置P1と右展開位置P2との間でX-Y平面に沿って回転移動させる。右回転力伝達機構21Rは、例えば、モータ、ブレーキ等を備える。
右リフトアーム12Rは、軸部材と、軸部材と同心であり軸部材を中心にして回転自在である円筒部材と、を備える回転棒である。右リフトアーム12Rは、右回転力伝達機構21Rの制御により、先端22Rを本体15の幅方向中央側(-X方向)に向ける右収納位置P1と先端22Rを本体15の幅方向外側(+X方向)に向ける右展開位置P2との間で回転移動する。
右収納位置P1および右展開位置P2は、右リフトアーム12Rの軸部材が幅方向と平行する位置である。言い換えると、右収納位置P1は、右リフトアーム12Rを右展開位置P2からX-Y平面に沿って180度回転させた後の右リフトアーム12Rの位置である。逆に、右展開位置P2は、右リフトアーム12Rを右収納位置P1からX-Y平面に沿って180度回転させた後の右リフトアーム12Rの位置である。
右当接部11Rは、軸部材と、軸部材と同心であり軸部材を中心にして回転自在である円筒部材と、を備える回転棒である。右当接部11Rの軸部材の両端は本体15に固定される。
[搬送ロボットの機能構成]
次に、搬送ロボット10の機能構成を説明する。図7は、第1搬送ロボット10Aの機能構成の一例を示す図である。第1搬送ロボット10Aは、例えば、駆動機構16と、荷役機構20と、センサ30と、通信装置40と、搬送制御装置100とを備える。
センサ30は、例えば、カメラ32と、測距センサ34とを備える。カメラ32は、第1搬送ロボット10Aの周辺を撮像する。測距センサ34は、例えば、PSD(Position Sensitive Detector)センサ、レーダ、LiDAR(Light Detection and Ranging)、LRF(Laser Range Finder)、TOF(Time of Flight)センサ等である。測距センサ34は、第1搬送ロボット10Aの周辺に存在する物体との距離を検出する。測距センサ34は、例えば、搬送対象の車両Mとの距離を検出する。カメラ32および測距センサ34は、第1搬送ロボット10Aの全方位を検出対象とするために、それぞれ複数設けられる。4組のカメラ32および測距センサ34が、例えば、上部カバーの右前部、左前部、右後部、左後部に取り付けられる。
通信装置40は、例えば、外部の通信機器と無線通信を行うための装置とアンテナとを備える。外部の通信機器というのは、例えば、車両管理サーバ200であり、対をなす他方の搬送ロボット10(第2搬送ロボット10B)の通信装置である。通信装置40は、近距離無線通信を行うための通信モジュールと公衆回線を介して無線通信を行う通信モジュールとを備える。
搬送制御装置100は、例えば、通信部110と、走行制御部120と、アーム制御部130と、記憶部140とを備える。通信部110と、走行制御部120と、アーム制御部130との各々は、例えば、CPU(Central Processing Unit)(コンピュータ)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め搬送制御装置100のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで搬送制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
通信部110は、通信装置40を介して、車両管理サーバ200により送信された各種指示を取得する。車両管理サーバ200により送信された指示は、例えば、駐車スペースに対する車両の入庫指示、駐車スペースからの車両の出庫指示、駐車スペース内に駐車中の車両の駐車位置の調整指示等を含む。
走行制御部120は、通信部110により取得された指示に基づいて、車両搬送装置1を指示された位置に移動させるように、駆動機構16を制御する。例えば、走行制御部120は、通信部110により入庫指示が取得された場合、搬送対象である車両Mの位置まで車両搬送装置1を移動させるように、駆動機構16を制御する。走行制御部120の詳細については後述する。
アーム制御部130は、通信部110により取得された指示に基づいて、搬送対象である車両を持ち上げまたは持ち上げられた状態の車両を降ろすように、荷役機構20を制御する。例えば、アーム制御部130は、通信部110により入庫指示が取得された場合、走行制御部120の制御により車両Mの位置まで車両搬送装置1が移動した後、該車両を持ち上げるように、荷役機構20を制御する。アーム制御部130の詳細については後述する。
記憶部140は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。記憶部140には、例えば、第1搬送ロボット10Aが走行可能な管理領域内(駐車管理区画内)の地図情報142等の情報が格納される。
[車両管理サーバの機能構成]
次に、車両管理サーバ200の機能構成を説明する。図8は、車両管理サーバ200の機能構成の一例を示す図である。車両管理サーバ200は、例えば、通信装置210と、制御装置220と、記憶部230とを備える。通信装置210は、外部の通信機器と無線通信を行うための装置とアンテナとを備える。外部の通信機器というのは、例えば、車両搬送装置1、端末装置D等である。
制御装置220は、例えば、通信部221と、駐車位置制御部222(制御部)と、車両管理部223(管理部)と、駐車位置調整部224(調整部)とを備える。通信部221は、通信装置210を介して、外部の通信機器から各種情報を取得し、外部の通信機器に各種情報を提供する。
駐車位置制御部222は、端末装置Dにより送信された入庫要求に基づいて、駐車スペース内における車両Mの駐車位置を決定する。この入庫要求には、車両Mを特定するための情報(例えば、車両管理サーバ200により予め発行された車両ID)、車両Mのナンバープレート情報、車両Mの車種情報等が含まれている。駐車位置制御部222は、記憶部230に記憶された地図情報231および駐車情報233を参照して、駐車スペース内において、車両Mを駐車可能な空きスペースを探索する。駐車位置制御部222は、空きスペースが見つかった場合には、この空きスペースを駐車位置として決定する。駐車位置制御部222は、駐車スペースPSへの入庫を要求可能な区画内に位置する車両Mの入庫要求を受け付けた場合、車両Mを駐車スペースに搬送するように車両搬送装置1を制御する。
駐車位置制御部222は、駐車スペースPS内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、車両Mが他車両と縦列状態で駐車するように、車両搬送装置1を制御する。この所定距離は、車両Mが、操舵操作を伴いながら前後方向の移動を行っても、他車両と接触せずに駐車スペースから出庫不可能な距離である。
車両管理部223は、車両搬送装置1および端末装置Dにより送信される情報に基づいて、例えば、車両ごと(車両IDごと)に、車両に関する情報(車両ID,ナンバープレート,車種)、駐車位置、駐車開示日時、駐車終了日時といった種々の情報を対応付け、その対応付けた情報を駐車情報233として記憶部230に記憶させる。
駐車位置調整部224は、駐車中の車両の駐車位置を調整する。例えば、駐車位置調整部224は、車両の入庫および出庫が繰り返されることにより駐車中の車両間に不要な空きスペースが発生した場合、駐車中の車両の間隔を詰めるように、車両搬送装置1を制御する。これにより、有限の駐車スペースをより有効に活用することが可能となる。
制御装置220の各機能部は、例えば、CPU(コンピュータ)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め車両管理サーバ200のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで車両管理サーバ200のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
記憶部230は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAM等により実現される。記憶部230には、例えば、搬送ロボット10が走行可能な管理領域内(駐車管理区画内)の地図情報231、駐車情報233等の情報が格納される。地図情報231は、搬送ロボット10の記憶部140に記憶される地図情報142と同じである。
[入庫処理]
次に、車両管理システムSによる入庫処理の流れについて説明する。図9は、車両管理システムSによる入庫処理の一例を示すシーケンス図である。図10は、入庫処理において入庫要求動作が行われる様子の一例を示す図である。図10では、道路L1上の一区画に設けられた駐車スペースPSに車両Mを駐車させる場合を例に挙げて説明する。この例では、駐車スペースPSに、車両V1、車両V2、車両V4、車両V5、車両V6の計5台の車両が駐車中である。駐車スペースPSの一端には手動運転等(操舵操作)による車両の移動を防止するためのストッパーST(壁)が設けられている。すなわち、駐車位置制御部222は、駐車スペースPS空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、縦列状態で駐車されている複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方が駐車スペースPSの境界に近接した状態で駐車するように、車両搬送装置1を制御する。駐車スペースPSの境界にフェンスや壁などの物理的な構造物が存在する場合は構造物によって車両の前後移動を制限することもできる。
車両搬送装置1は、駐車スペースPSの他端に駐車中の車両(車両V6)の下に入り込んだ状態(車両V6を持ち上げた状態)で待機している。第1搬送ロボット10Aが、一端に駐車中の車両(車両V1)の下に入り込んだ状態(車両V1の後輪または前輪を持ち上げた状態、もしくは、直ぐに車輪を持ち上げることが可能な待機状態)で待機し、第2搬送ロボット10Bが、他端に駐車中の車両(車両V6)の下に入り込んだ状態(車両V6の後輪または前輪を持ち上げた状態、もしくは、直ぐに車輪を持ち上げることが可能な待機状態)で待機してもよい。すなわち、車両搬送装置1は、駐車スペースPSにおいて複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、縦列状態で駐車されている複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機する。これにより、手動運転等による車両の移動を防止している。なお、車両搬送装置1が搬送可能な状態で待機するか否かは、駐車スペースPSの境界に物理的な構造物があるか否かに基づいて決定されてよい。物理的な構造物がある場合は、構造物によって車両の前後移動を制限することができるため、車両搬送装置1は搬送可能な状態で待機しなくてもよい。
駐車スペースPSは、車両ごとの駐車位置が予め固定されているものではなく、駐車対象の車両の大きさ(全長、幅)や、駐車スペースの空きに応じて、駐車位置が動的に変化するものである。
駐車を希望するユーザHは、車両Mを駐車管理区画PA内に停止させ、端末装置Dを操作して入庫要求を行う。例えば、ユーザHは、端末装置Dを操作して、駐車スペースPSの管理を行うブラウザによって参照されるウェブサイトや、アプリケーションプログラムによって参照されるアプリページにアクセスし、所定の情報を入力することにより、入庫要求を行う。所定の情報には、車両Mを特定するための情報(例えば、車両ID)、車両Mのナンバープレート情報、車両Mの車種情報等が含まれる。このユーザHの操作に基づいて、端末装置Dは、入庫要求を車両管理サーバ200に送信する(ステップS1)。入庫要求には、端末装置DのGPS(Global Positioning System)受信装置により取得された端末装置Dの位置情報が含まれていてもよい。
駐車管理区画PAは、車両搬送装置1により管理されている区画であり、車両搬送装置1は、この駐車管理区画PA内を自律走行することが可能である。駐車管理区画PAは、駐車スペースPSよりも広い。図10に示す例では、駐車管理区画PA内の車両V6の前方の空きスペース付近に車両Mを停止させる場合を示しているが、車両Mを停止させる場所は駐車管理区画PA内であればどこでもよい。また、車両Mを停止させる場所は、車両Mの車体の少なくとも一部が駐車管理区画PA内に位置していればよい。
次に車両管理サーバ200の駐車位置制御部222は、端末装置Dにより送信された入庫要求に基づいて、駐車スペースPS内における車両Mの駐車位置を決定する(ステップS3)。駐車位置制御部222は、記憶部230に記憶された地図情報231および駐車情報233を参照して、駐車スペースPS内において、車両Mを駐車可能な空きスペースを探索する。
図11は、図10に示される状況に対応する駐車情報233の一例を示す図である。駐車位置制御部222は、この駐車情報233において「ステータス」が“駐車中”である車両の「駐車位置」を参照することで、駐車スペースPS内における空きスペースを探索する。駐車位置制御部222は、空きスペースが見つかった場合には、この空きスペースを、車両Mの駐車位置として決定する。なお、駐車位置制御部222は、空きスペースが見つからなかった場合には、駐車不可である旨を端末装置Dに送信する。
駐車位置制御部222により駐車位置が決定された場合、車両管理部223は、入庫指示を車両搬送装置1に送信する(ステップS5)。この入庫指示には、駐車位置制御部222により決定された駐車位置を示す情報、車両Mのナンバープレート情報、車両Mの車種情報等の車両Mを特定するための情報が含まれている。入庫要求に、端末装置Dの位置情報が含まれている場合には、この位置情報により示される位置を車両Mの現在位置とみなして入庫指示に含ませるようにしてもよい。
次に、車両搬送装置1の搬送制御装置100の走行制御部120は、車両管理サーバ200から受信した入庫指示に基づいて、車両Mを駐車位置に移動させるように、駆動機構16を制御する(ステップS7)。走行制御部120は、センサ30から得られた情報に基づき、入庫指示により指定された車両Mの位置および車両Mまでの距離を特定する。図12は、入庫処理において入庫動作が行われる様子の一例を示す図である。図12に示す例では、走行制御部120は、車両管理サーバ200から駐車位置TPSを示す情報を受信しており、車両Mを駐車位置TPSに移動させる制御を行う。第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bは、車両Mの下に入り込んでいる。また、走行制御部120は、車種情報に基づいて車輪の幅や位置を推定して、車両Mの下における第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bの停止位置を精緻に制御することができる。なお、車両搬送装置1は、近距離通信等により、車両Mから車種情報を受け取るようにしてもよい。
走行制御部120の制御により車両Mの停止位置まで第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bを移動させた後、アーム制御部130は、車両Mを持ち上げるように、荷役機構20を制御する(ステップS9)。次に、走行制御部120は、アーム制御部130の制御下で車両Mを持ち上げた状態で、車両Mを駐車位置TPSに移動させる(ステップS11)。次に、アーム制御部130は、車両Mを駐車位置TPSに降ろすように、荷役機構20を制御する(ステップS12)。
図13は、入庫処理における入庫動作が完了した様子の一例を示す図である。図13に示す例では、車両Mが駐車位置TPSに移動されている。通信部110は、車両Mの入庫処理が完了したことを示す完了通知を車両管理サーバ200に送信する(ステップS13)。
次に、車両管理サーバ200の車両管理部223は、駐車情報233の更新を行い(ステップS15)、入庫処理が完了したことを示す完了画面を表示させるための情報を端末装置Dに送信する(ステップS17)。これにより、端末装置Dは、完了画面をディスプレイに表示し(ステップS19)、処理を終了する。なお、完了画面を表示する際、併せて入庫時間(駐車時間のカウントを開始する時間)を端末装置Dに表示させてもよい。
[出庫処理]
次に、車両管理システムSによる出庫処理の流れについて説明する。図14は、車両管理システムSによる入庫処理の一例を示すシーケンス図である。図15は、出庫処理において出庫要求が行われる様子の一例を示す図である。この例では、駐車スペースPSに、車両V1、車両V2、車両M、車両V4、車両V5、車両V6の計6台の車両が駐車中である。車両搬送装置1は、駐車スペースPSの一端に駐車中の車両(車両V6)の下に入り込んだ状態(車両V6を持ち上げた状態)で待機している。
出庫を希望するユーザHは、駐車管理区画PA付近において、端末装置Dを操作して出庫要求を行う。例えば、ユーザHは、端末装置Dを操作して、駐車スペースPSの管理を行うブラウザによって参照されるウェブサイトや、アプリケーションプログラムによって参照されるアプリページにアクセスし、所定の情報を入力することにより、出庫要求を行う。所定の情報には、車両Mを特定するための情報(例えば、車両ID)、車両Mのナンバープレート情報、車両Mの車種情報等が含まれる。このユーザHの操作に基づいて、端末装置Dは、出庫要求を車両管理サーバ200に送信する(ステップS101)。
次に車両管理サーバ200の車両管理部223は、出庫指示を車両搬送装置1に送信する(ステップS103)。この出庫指示には、出庫要求を受けた車両Mの駐車位置を示す情報、車両Mのナンバープレート情報、車両Mの車種情報等の車両Mを特定するための情報が含まれている。
次に、車両搬送装置1の搬送制御装置100の走行制御部120は、車両管理サーバ200により送信された出庫指示に基づいて、搬送制御装置100を車両Mの駐車位置まで移動させるように、駆動機構16を制御する(ステップS105)。
走行制御部120の制御により車両Mの駐車位置まで第1搬送ロボット10Aおよび第2搬送ロボット10Bを移動させた後、アーム制御部130は、該車両Mを持ち上げるように、荷役機構20を制御する(ステップS107)。次に、走行制御部120は、アーム制御部130の制御下で車両Mを持ち上げた状態で、車両Mを手動運転等により走行可能な位置(駐車スペースPS外の出庫位置)まで移動させる(ステップS109)。次に、アーム制御部130は、車両Mを出庫位置に降ろすように、荷役機構20を制御する(ステップS110)。
図16は、出庫処理における出庫動作が完了した様子の一例を示す図である。図16に示す例では、車両Mが、駐車位置TPSから出庫位置OPSに移動されている。通信部110は、車両Mの出庫処理が完了したことを示す完了通知を車両管理サーバ200に送信する(ステップS111)。
次に、車両管理サーバ200の車両管理部223は、駐車情報233の更新を行い(ステップS113)、出庫処理が完了したことを示す完了画面を表示させるための情報を端末装置Dに送信する(ステップS115)。これにより、端末装置Dは、完了画面をディスプレイに表示し(ステップS117)、処理を終了する。なお、完了画面を表示する際、併せて出庫時間(駐車時間のカウントを終了する時間)、合計駐車時間等を端末装置Dに表示させてもよい。
[管理処理(空きスペースの削除)]
次に、車両管理システムSによる駐車スペースPSの管理処理について説明する。図17は、駐車中の車両間に不要な空きスペースが発生した状況の一例を示す図である。図17に示す例では、車両の入庫処理および出庫処理が繰り返された結果、車両V1と車両V2との間に他の車両が駐車できない程度の空きスペースが発生し、車両V2と車両V4との間に車両1台分を超える空きスペースが発生している。このような場合、車両管理サーバ200の駐車位置調整部224は、駐車中の車両の駐車位置を調整する。例えば、駐車位置調整部224は、駐車中の車両の間隔を詰めるように、車両搬送装置1を制御する。
駐車位置調整部224は、車両Mの出庫により、駐車スペースPS内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が所定距離以上となった場合、駐車スペースPS内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が所定距離未満となるように、車両搬送装置1を制御して駐車スペース内に駐車中の車両を移動させる。
図18は、駐車中の車両間の不要な空きスペースが削除された状況の一例を示す図である。図18に示す例では、車両V1と車両V2との間、車両V2と車両V4との間の間隔が狭められて、不要な空きスペースが削除されている。これにより、有限の駐車スペースをより有効に活用することが可能となる。駐車位置調整部224は、上記のような駐車位置の調整を、所定の時間間隔ごとに実施してよい。あるいは、駐車位置調整部224は、上記のような駐車位置の調整を、入庫処理、出庫処理のいずれかが完了するごとに実施してよい。
[管理処理(駐車時間の管理)]
車両管理サーバ200の車両管理部223は、記憶部230に記憶された駐車情報233を参照し、車両の駐車開始日時および駐車終了日時等の情報に基づいて、駐車時間を管理するようにしてもよい。車両管理部223は、駐車開始日時からの経過時間が所定時間を超えた車両を出庫位置に移動させるように車両搬送装置1を制御してもよい。また、車両管理部223は、駐車開始日時からの経過時間が所定時間を超えた車両の搬送(車両搬送装置1とは異なる他の装置による搬送)を外部のサーバに要求するようにしてもよい。
車両管理部223は、車両搬送装置1により駐車管理区画内の所定位置から車両Mの搬送が開始された開始時刻または車両Mが入庫された入庫時刻と、車両搬送装置1により駐車スペースPS外への車両Mの搬送が終了した終了時刻または車両Mが出庫された出庫時刻と、に基づいて、車両Mの駐車時間を算出する。
上記においては、車両管理サーバ200の指示に基づいて車両搬送装置1が動作する例を説明したがこれに限られない。例えば、車両搬送装置1が車両管理サーバ200の駐車位置の管理機能等を備える場合には、車両搬送装置1が駐車スペースPSの管理を行うようにしてもよい。この場合、端末装置Dは、近距離通信等により、車両搬送装置1と直接的に情報のやり取りを行うようにしてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両搬送装置、16…駆動機構、20…荷役機構、30…センサ、32…カメラ、34…測距センサ、40…通信装置、100…搬送制御装置、110…通信部、120…走行制御部、130…アーム制御部、140…記憶部、200…車両管理サーバ、210…通信装置、221…通信部、222…駐車位置制御部、223…車両管理部、224…駐車位置調整部、230…記憶部、M…車両

Claims (13)

  1. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、
    前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、
    を備え、
    前記車両管理装置は、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記車両搬送装置は、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機する、
    車両管理システム。
  2. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、
    前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、
    を備え、
    前記車両管理装置は、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記制御部は、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方が前記駐車空間の境界に近接した状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御する、
    車両管理システム。
  3. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、
    前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、
    を備え、
    前記車両管理装置は、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記車両の出庫により、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離以上となった場合、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離未満となるように、前記車両搬送装置を制御して前記駐車空間内に駐車中の車両を移動させる調整部をさらに備える、
    車両管理システム。
  4. 前記所定距離は、前記車両が操舵操作を伴いながら前後方向の移動を行っても前記駐車空間から出庫不可能な距離である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  5. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、
    前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、
    を備え、
    前記車両管理装置は、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備え、
    前記車両管理装置は、前記車両搬送装置により前記区画内の所定位置から前記車両の搬送が開始された開始時刻または前記車両が入庫された入庫時刻と、前記車両搬送装置により前記駐車空間外への前記車両の搬送が終了した終了時刻または前記車両が出庫された出庫時刻と、に基づいて、前記車両の駐車時間を算出する管理部をさらに備え、
    前記管理部は、前記駐車時間が所定時間を超えた場合、前記駐車時間が所定時間を超えた車両を前記駐車空間外に搬送するように前記車両搬送装置を制御する、
    車両管理システム。
  6. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理装置と、
    前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置と、
    を備え、
    前記車両管理装置は、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように前記車両搬送装置を制御する制御部を備え、
    前記車両管理装置は、前記車両搬送装置により前記区画内の所定位置から前記車両の搬送が開始された開始時刻または前記車両が入庫された入庫時刻と、前記車両搬送装置により前記駐車空間外への前記車両の搬送が終了した終了時刻または前記車両が出庫された出庫時刻と、に基づいて、前記車両の駐車時間を算出する管理部をさらに備え、
    前記管理部は、前記駐車時間が所定時間を超えた場合、前記駐車時間が所定時間を超えた車両の、前記車両搬送装置とは異なる他の装置による搬送を要求する、
    車両管理システム。
  7. 前記制御部は、前記駐車空間内に駐車中の他車両の位置情報に基づいて、搬送対象の前記車両の駐車位置を決定し、搬送対象の前記車両を決定した前記駐車位置に搬送するように前記車両搬送装置を制御する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  8. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理方法であって、
    車両管理装置のコンピュータが、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記車両搬送装置を、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機させる、
    車両管理方法。
  9. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理方法であって、
    車両管理装置のコンピュータが、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方が前記駐車空間の境界に近接した状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御する、
    車両管理方法。
  10. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理する車両管理方法であって、
    車両管理装置のコンピュータが、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御し、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御し、
    前記車両の出庫により、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離以上となった場合、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離未満となるように、前記車両搬送装置を制御して前記駐車空間内に駐車中の車両を移動させる、
    車両管理方法。
  11. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理するプログラムであって、
    車両管理装置のコンピュータに、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御させ、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御させ、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、前記車両搬送装置を、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方を搬送可能な状態で待機させる、
    プログラム。
  12. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理するプログラムであって、
    車両管理装置のコンピュータに、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御させ、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御させ、
    前記駐車空間において複数の車両が縦列状態で駐車されている場合、縦列状態で駐車されている前記複数の車両のうちの最前車両と最後車両との少なくとも一方が前記駐車空間の境界に近接した状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御させる、
    プログラム。
  13. 駐車空間への車両の入庫および前記駐車空間からの前記車両の出庫を管理するプログラムであって、
    車両管理装置のコンピュータに、
    前記駐車空間への入庫を要求可能な区画内に位置する前記車両の入庫要求を受け付けた場合、前記車両を前記駐車空間に搬送するように、前記車両を前記車両の前後および幅方向に搬送可能な車両搬送装置を制御させ、
    前記駐車空間内に駐車中の他車両との前後方向の間隔が所定距離未満であり、且つ、前記車両が前記他車両と縦列状態で駐車するように、前記車両搬送装置を制御させ、
    前記車両の出庫により、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離以上となった場合、前記駐車空間内に駐車中の車両間の前後方向の間隔が前記所定距離未満となるように、前記車両搬送装置を制御して前記駐車空間内に駐車中の車両を移動させる、
    プログラム。
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