JP7106918B2 - 一方向性補強繊維シートおよび組紐 - Google Patents
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Description
[1] 組紐及び組紐中央に挿入された芯糸からなる複合強化紐が互いに平行に配列された複合強化紐群と、前記複合強化紐と交差する方向に配列された補助繊維糸を有し、該組紐を構成する強化繊維フィラメントよりも該芯糸を構成する強化繊維フィラメントの方が高い含浸性を有する一方向性補強繊維シート。
[2] 前記組紐を構成する強化繊維糸条及び前記芯糸を構成する強化繊維糸条が炭素繊維マルチフィラメント糸である、上記[1]に記載の一方向性補強繊維シート。
[3] 前記組紐を構成する強化繊維素糸の、前記複合強化紐の長さ方向に対する斜行角度α が0.1°以上、10°以下である、上記[1]または[2]に記載の一方向性補強繊維シート。
[4] 前記組紐を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が0.1dtex以上1.0dtex未満であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が1.0dtex以上2.4dtex未満である、上記[1]から[3]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[5] 前記組紐を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.90以上1.00以下であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.70以上0.90未満である、上記[1]から[4]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[6] 前記組紐を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%以上20.0重量%以下の固着粒子を有し、前記芯糸を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%未満の固着粒子を有するである、上記[1]から[5]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[7] 前記シート状の組紐群の両面に前記補助繊維糸を有する、上記[1]から[6]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[8] 前記複合強化紐と前記補助繊維糸が織組織を構成している、上記[1]から[7]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[9] 前記複合強化紐と前記補助繊維糸が、低融点ポリマーで接着されている上記[1]から[8]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[10] 前記複合強化紐の1m当たりの質量が3g以上であり、前記複合強化紐に占める前記芯糸の割合が10.0質量%以上95.0質量%以下である、上記[1]から[9]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[11] 1m2当たりの質量が600g以上である上記[1]から[10]のいずれかに記載の一方向性補強繊維シート。
[12] 強化繊維を含んでなる組紐とその芯部に位置する強化繊維を含んでなる芯糸を含んでなる複合強化紐。
[13] 前記組紐を構成する強化繊維と前記芯糸を構成する強化繊維とが別の種類の強化繊維である、上記[12]に記載の複合強化紐。
[14] 前記組紐を構成する強化繊維の含浸性よりも前記芯糸を構成する強化繊維の含浸性が高い、上記[12]または[13]に記載の複合強化紐。
である。
本発明に用いる組紐は炭素繊維マルチフィラメント糸を素糸として製造された組紐であることが好ましい。組物は2組の糸を斜めに交錯させて作る布であり、テープ状に組み合わせた物を平打組物、円筒状に組み合わせた物を丸打組物と呼ぶ。他には、角打組物、三次元組物などさまざまなものが知られている。一般に、組物のなかでも幅の狭いものを組紐と呼びならわしているが、本発明においては組物と組紐を区別なく用いる。
また、本発明に用いる組紐が丸打組紐の場合には、組紐の中空部に軸糸を形成する素糸を加えることができる。
本発明に用いる組紐は、強化繊維を含んでなる組紐とその芯部に位置する強化繊維を含んでなる芯糸を含んでなる複合強化紐である。前記組紐を構成する強化繊維と前記芯糸を構成する強化繊維とが別の種類の強化繊維であることが好ましい。また、樹脂含侵性の観点から、前記組紐を構成する強化繊維の含浸性よりも前記芯糸を構成する強化繊維の含浸性が高いことが好ましい。
本発明に用いる複合強化紐を形成する素糸には、炭素繊維マルチフィラメント糸を用いる。全て素糸に同一の炭素繊維マルチフィラメント糸を用いても良く、複数種類の炭素繊維マルチフィラメント糸を用いても良い。また一部の素糸にはアラミド繊維等の有機繊維、ガラス繊維等の無機繊維、および/または、金属繊維を用いることもできる。これらの有機繊維、無機繊維、および/または、金属繊維はマルチフィラメント糸であっても良いしモノフィラメント糸であってもよい。さらには、素糸に用いる炭素繊維マルチフィラメント糸が有機繊維、無機繊維、および/または、金属繊維のフィラメントを含むものであっても良い。
炭素繊維糸条のフィラメント数は1000~100000本であることが好ましい。さらに、炭素繊維は引張強度が3000~6000MPaのものを用いることが一般産業用途用の繊維強化プラスチックとして好ましい。本発明において、炭素繊維の引張強度とは、JIS R 7601に準拠して測定したストランド強度を指す。
繊維真円度 = 4πS/L2 (I)
ただし、Sは、フィラメントの繊維軸に垂直な断面をSEM観察し、画像解析することにより得られるフィラメントの断面積であり、Lは、同様にフィラメントの断面の周長の長さである。 繊維真円度は1に近いほど繊維の外見は円に近くなり、フィラメントの充填率が高くなるためRTM成型時に樹脂流路となるフィラメント間の空間が小さく、流動抵抗が高くなるため含浸性は低くなる。一方で真円度が低いと焼成時にフィラメント内部の物性不均一が大きくなり、強度低下が生じる。
炭素繊維マルチフィラメント糸は糸条としての目付が同一であっても、マルチフィラメント糸を構成する個々のフィラメントの特性によって樹脂を注入した際の含浸速度やマルチフィラメント糸内部のボイド発生率などが異なる。マルチフィラメント糸内の含浸速度の速さやボイド発生のしにくさに促進するフィラメントの特性をフィラメントの樹脂含浸性と呼ぶ。
同様に、フィラメントの繊維真円度が小さい場合もフィラメントが整列しづらくなり、フィラメント間の空隙が大きくなるため、フィラメントの樹脂含浸性は高くなる。
また、フィラメントに対して固着粒子が付与されていた場合、フィラメント間の空隙に固着粒子が存在し、樹脂流動時の摩擦が大きくなるため、フィラメントの樹脂含浸性は低くなる。フィラメントの樹脂含浸性の評価として、例えば特開2010-271268号公報に記載の手法がある。
本発明において固着粒子とは強化繊維糸条表面に存在している、加熱により軟化する樹脂粒子を指す。固着粒子は複数の一方向性補強シートなどからなる積層体を特定の三次元形状に変形させた状態で加熱、冷却をすることでシートを相互に固着させ形態安定性を向上させる目的で使用される。強化繊維糸条に対する固着粒子の存在状態は均一であっても、不均一かつ周期的であっても、ランダムかつ不均一であっても構わない。
本発明に用いる補助繊維糸は、炭素繊維マルチフィラメント糸からなる組紐より細い任意の有機繊維または無機繊維を用いることができる、補助繊維糸には100tex以下のガラス繊維糸条を用いることが好ましい。炭素繊維マルチフィラメント糸からなる組紐を固定するため、熱可塑性ポリマーをガラス繊維糸条に線状に連続的に付着せしめて、補助繊維糸として用いることが好ましい。熱可塑性ポリマーをガラス繊維糸条に付着する方法は合撚、カバリング、引き揃えなど何ら限定するものではない。
本発明の一方向性補強繊維シートは、炭素繊維マルチフィラメント糸からなる複合強化紐と、補助繊維糸からなる。また、本発明の一方向性補強繊維シートは多数の複合強化紐が実質的に屈曲せずに互いに並行に一列に配列して組紐群を構成し、該複合強化紐群の片面または両面に該複合強化紐群と交差する複数の補助繊維糸からなる補助繊維糸群を有する。複合強化紐群と補助繊維糸群は織組織をなしても良いし、織組織を形成しなくとも良い。
本発明の一方向性補強繊維シートは、補強繊維シートを構成する複合強化紐群と補助繊維糸群が織組織をなしている場合は通常の織機により製造することができる。織機により本発明の一方向性補強繊維シートを製造する場合は、炭素繊維マルチフィラメント糸からなる複合強化紐をたて糸に補助繊維糸をよこ糸にして製織しても良いし、補助繊維糸をたて糸に炭素繊維マルチフィラメント糸からなる複合強化紐をよこ糸にして製織しても良い。織組織は平織、綾織、朱子織等の任意の織組織を採用することができる。
本発明の一方向性補強繊維シートに樹脂を含浸させて炭素繊維強化複合材料を得ることができる。含浸させる樹脂として特に制限は無いが、熱硬化性樹脂組成物または、熱可塑性樹脂組成物であり、熱硬化性樹脂としては特に制限はないが、従来RTM成形やVaRTM成形で使用されている、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シアネートエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ベンゾオキサジン樹脂などが挙げられる。また、熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル、ポリアミド6等のポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルスルフォン、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトンなどを使用できる。また、これら各樹脂の変性体を用いてもよいし、複数種の樹脂をブレンドして用いてもよい。また、熱可塑性樹脂は、各種添加剤、フィラー、着色剤等を含んでいてもよい。
複合強化紐を成型した時の製品内部のボイドの発生しにくさについて、VaRTM成形によって樹脂と複合化された複合強化紐の断面観察を行うことで評価できる。
組紐として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)、芯糸として特許第5682570号(特許文献4)に記載の方法で製造される30K(繊維本数:30000本)の炭素繊維(単繊維繊度 1.07dtex、繊維真円度 0.84)を使用する。
組紐として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)、芯糸として特許第5682570号(特許文献4)に記載の方法で製造される15K(繊維本数:15000本)の炭素繊維(単繊維繊度 2.28dtex、繊維真円度 0.83)を使用する。
組紐として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)、芯糸として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTRW40)からなる50K(繊維本数:50000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.75dtex、繊維真円度 0.97)を使用する。パイロフィルTRW40のマルチフィラメント糸には5重量%の粉体バインダー(Hexion社製Epikote 05390)が表面に均一に塗布されている。
組紐である炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)に対し、5重量%の粉体バインダー(Hexion社製Epikote 05390)を表面に均一に塗布した以外は(実施例2)と同様に複合強化紐を作製と一方向性補強繊維シートの製織を行う。(実施例2)と同様に成型及び成型時の内部ボイド発生率の評価を行うと成型時製品内のボイド発生抑制に優れていることが分かる。なお、芯糸の単繊維繊度は組紐の単繊維繊度よりも大きく、かつ芯糸の繊維真円度は組紐の繊維真円度よりも小さいため、芯糸は組紐よりも高いフィラメント樹脂含浸性を有する。
組紐および芯糸として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)を使用する。
組紐として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)を使用し、芯糸は使用しない。
組紐として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR30S)からなる3K(繊維本数:3000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.67dtex、繊維真円度 0.99)、芯糸として炭素繊維(三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTRW40)からなる50K(繊維本数:50000本)のマルチフィラメント糸(単繊維繊度 0.75dtex、繊維真円度 0.97)を使用する。パイロフィルTR30S及びパイロフィルTRW40のマルチフィラメント糸には5重量%の粉体バインダー(Hexion社製Epikote 05390)が表面に均一に塗布されている。
Claims (10)
- 組紐及び組紐中央に挿入された芯糸からなる複合強化紐が互いに平行に配列された複合強化紐群と、前記複合強化紐と交差する方向に配列された補助繊維糸を有し 、
前記組紐を構成する強化繊維糸条及び前記芯糸を構成する強化繊維糸条が、炭素繊維マルチフィラメント糸であり、
かつ、下記(1)から(3)の少なくとも1つを満たす、該組紐を構成する強化繊維フィラメントよりも該芯糸を構成する強化繊維フィラメントの方が高い含浸性を有する一方向性補強繊維シート。
(1)前記組紐を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が0.1dtex以上1.0dtex未満であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が1.0dtex以上2.4dtex未満である。
(2)前記組紐を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.90以上1.00以下であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.70以上0.90未満である。
(3)前記組紐を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%以上20.0重量%以下の固着粒子を有し、前記芯糸を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%未満の固着粒子を有する。 - 前記組紐を構成する強化繊維素糸の、前記複合強化紐の長さ方向に対する斜行角度αが0.1°以上、10°以下である、請求項1に記載の一方向性補強繊維シート。
- 前記シート状の組紐群の両面に前記補助繊維糸を有する、請求項1または2に記載の一方向性補強繊維シート。
- 前記複合強化紐と前記補助繊維糸が織組織を構成している、請求項1から3のいずれか1項に記載の一方向性補強繊維シート。
- 前記複合強化紐と前記補助繊維糸が、低融点ポリマーで接着されている請求項1から4のいずれか1項に記載の一方向性補強繊維シート。
- 前記複合強化紐の1m当たりの質量が3g以上であり、前記複合強化紐に占める前記芯糸の割合が10.0質量%以上95.0質量%以下である、請求項1から5のいずれか1 項に記載の一方向性補強繊維シート。
- 1m2当たりの質量が600g以上である請求項1から6のいずれか1項に記載の一方向性補強繊維シート。
- 強化繊維を含んでなる組紐とその芯部に位置する強化繊維を含んでなる芯糸を含んでなる複合強化紐 であって、
前記組紐を構成する強化繊維糸条及び前記芯糸を構成する強化繊維糸条が、炭素繊維マルチフィラメント糸であり、
かつ、下記(1)から(3)の少なくとも1つを満たす複合強化紐。
(1)前記組紐を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が0.1dtex以上1.0dtex未満であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の単繊維繊度が1.0dtex以上2.4dtex未満である。
(2)前記組紐を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.90以上1.00以下であり、前記芯糸を構成する強化繊維糸条の繊維真円度が0.70以上0.90未満である。
(3)前記組紐を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%以上20.0重量%以下の固着粒子を有し、前記芯糸を構成する強化繊維糸条が、強化繊維糸条の1.0重量%未満の固着粒子を有する。 - 前記組紐を構成する強化繊維と前記芯糸を構成する強化繊維とが別の種類の強化繊維である、請求項8に記載の複合強化紐。
- 前記組紐を構成する強化繊維の含浸性よりも前記芯糸を構成する強化繊維の含浸性が高い、請求項8または9に記載の複合強化紐。
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