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JP7106205B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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JP7106205B2 JP2018028771A JP2018028771A JP7106205B2 JP 7106205 B2 JP7106205 B2 JP 7106205B2 JP 2018028771 A JP2018028771 A JP 2018028771A JP 2018028771 A JP2018028771 A JP 2018028771A JP 7106205 B2 JP7106205 B2 JP 7106205B2
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本明細書で開示する技術は冷却貯蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫などの冷却貯蔵庫は、冷却器を収容した冷却器室と、食材等を貯蔵する貯蔵室とを庫内ダクトで仕切っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-137260号公報
上記特許文献1では、冷却器室と貯蔵室を仕切る庫内ダクトを2部品、すなわち、吸込ダクトと吹出ダクトから構成している。吸込ダクトは、貯蔵室の下部側に位置しており、食材及び食材を支持する棚と接触する場合があり、強度が必要であることから、金属製となっている。吹出ダクトは、貯蔵室の上部側に位置しており、接触の心配が少なく、それほど強度を必要とないないことから、樹脂製である。上記のように、庫内ダクトの上部と下部では強度面で相違があるから、材料の異なる別部品で構成されていた。しかし、ダクトを2部品で構成すると、コストアップすることから、改良の余地があった。
本明細書では、上記の事情に鑑みて創作されたものであって、第1ダクト部と第2ダクト部を樹脂材料で一部品化することにより、コストダウンを図る技術を開示する。
本明細書で開示する冷却貯蔵庫は、冷却庫本体と、前記冷却庫本体を、冷却対象物を貯蔵する貯蔵室と、冷却器を収容する冷却器室と、に仕切る庫内ダクトと、前記冷却対象物を支持する支持部材を取り付けるためのステイと、を備え、前記庫内ダクトは、前記貯蔵室から前記冷却器室に空気を吸い込むための吸込孔を有する第1ダクト部と、前記第1ダクト部の上下いずれかにあって、前記冷却器室から前記貯蔵室に空気を吹き出すための吹出孔を有する第2ダクト部と含む、ダクト本体と、前記ダクト本体の両側にあって、前記ステイを取り付ける一対の取付台と、を含み、樹脂材料からなる一部品のパーツである。
上記の冷凍冷蔵庫では、吸込用である第1ダクト部と吹出用である第2ダクト部を樹脂で一体に構成しているので、吸込用と吹出用でダクト部を別パーツとする場合に比べて、コストを削減できる。また、第1ダクト部と第2ダクト部を一体化したダクト本体は、樹脂製の大型部品であることから、強度的に弱くなり、変形の恐れがある。本構成では、ダクト本体の両側に、ステイを取り付けるための取付台を設けているため、2つのダクト部を一体化して大型化しても、ダクト本体の強度を確保できる。以上のことから、食材や棚板との接触時に、庫内ダクトが破損することを抑制出来る。
また、ステイを取付台に固定すると、取付台が強度アップすることから、庫内ダクトの強度を更に確保できる。加えて、ステイが取付台を保護するカバーとしても機能することから、食材や棚板(支持部材)などが接触しても、取付台が破損することを抑制できる。
冷却貯蔵庫の一実施形態として、以下の構成であることが好ましい。
前記ステイは、前記庫内ダクトの幅方向で、前記第1ダクト部の両側に位置しており、前記庫内ダクトは、前記第1ダクト部と前記取付台との間に凹部を有しており、前記第1ダクト部及び前記取付台が凸形状である、ことが好ましい。この構成では、食材など重量物の荷重が加わるステイ間に位置する第1ダクト部を、強度アップすることが出来る。
前記取付台に取り付けられた前記ステイの表面は、前記第1ダクト部の表面よりも突出している、ことが好ましい。この構成では、棚板(支持部材)を取り付ける時に、棚板が第1ダクト部に干渉することを抑制できる。
前記取付台は、下端部に、前記ステイの下面を載せる受け部を有し、前記受け部の下端面は、前記冷却庫本体の底面壁に当接する、ことが好ましい。この構成では、棚板に載せた食材など重量物の荷重は、ステイ、取付台を介して、冷却庫本体の底面壁に伝わる。重量物の荷重を、冷却庫本体の底面壁に伝える構造にすることで、取付台のステイ固定部に対して、荷重が集中することを緩和できる。そのため、取付台のステイ固定部が破損することを抑制できる。
前記第1ダクト部は、前記冷却庫本体の壁面と相対する裏面に、前記壁面に対して当接する第1リブを有する、ことが好ましい。第1リブを壁面に突き当てることで、庫内ダクトが押された時に、撓み難くなるので、庫内ダクトを強度アップすることが出来る。
前記冷却器室には、前記貯蔵室に冷気を吹き出すための冷却ファンが、ブラケットにより固定されて取り付けられており、前記第2ダクト部は、前記ブラケットと相対する裏面に、前記ブラケットに対して当接する第2リブを有する、ことが好ましい。第2リブをブラケットに突き当てることで、第2ダクト部が押された時に、撓み難くなるので、第2ダクト部を強度アップすることが出来る。
前記ブラケットに対して前記冷却器を除霜するヒータを取り付けておくことが好ましい。この構成では、ヒータで冷却器を除霜するときに、ブラケット、第2リブを介して、庫内ダクトを温めることが出来るので、冷却器の除霜と合わせて、庫内ダクトの霜取りを行うことが出来る。
前記ステイは金属製である、ことが好ましい。金属製のステイを取付台に固定することで、取付台が強度アップすることから、庫内ダクトの強度を更に確保できる。
本発明によれば、ダクト本体を、樹脂材料からなる1部品のパーツとして一体化することにより、コストダウンを図ることが出来る。
実施形態1に係る冷蔵庫の正面図 冷蔵庫を垂直に切断した斜視図 冷蔵庫を水平に切断した斜視図 冷蔵庫の垂直断面図 冷蔵庫の側面図 庫内ダクトを貯蔵庫側から見た図 庫内ダクトの斜視図 庫内ダクトの正面図 庫内ダクトの側面図 庫内ダクト周辺部の水平断面図 庫内ダクトの背面図 図8のA-A線断面図 庫内ダクトの下部を拡大した図 図6の一部を拡大した図 図8のB-B線断面図 庫内ダクトの斜視図
<一実施形態>
本発明を2ドア式の横型の冷蔵庫1に適用した一実施形態を、図1~図16を参照して説明する。以降の説明において、冷蔵庫1の左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。また、冷蔵庫1の前後方向(奥行方向)をZ方向とする。また、扉11の設置面側を前側とする。
(1)冷蔵庫1の全体構成
冷蔵庫1は主に業務用に用いられる。冷蔵庫1は、図1~図4に示すように、前側に開口を有する冷却庫本体10、冷却庫本体10の開口を開閉する観音開き式の断熱扉11(11A、11B)、庫内ダクト100、ステイ200及び冷却庫本体10の左側に配されている機械室12を備えている。
冷却庫本体10は、図2、図3に示すように、底面壁13、左側面壁14、右側面壁15、後面壁16、及び、上面壁17を備えている。冷却庫本体10を構成する各壁13~17は、内部に断熱材(発泡剤)が充填されており、冷却庫本体10は断熱箱体を構成している。
庫内ダクト100は、冷却庫本体10の内部に取り付けられており、冷却庫本体10の内部空間を冷却器室21と、貯蔵室50とに仕切っている。この実施形態では、図4に示すように、機械室12と隣り合うようにして、庫内ダクト100が設置されており、庫内ダクト100から見て機械室側(図4の左側)の空間が冷却器室21、逆側(図4の右側)の空間が貯蔵室50である。
冷却器室21は、冷却庫本体10の上部側にあって、機械室12の上部にせり出している。すなわち、冷却庫本体10の左側面壁14の上部(Z向の両端側を除く)は、機械室12の上部にせり出しており、その内部空間が冷却器室21となっている。冷却器室21には、冷却器である蒸発器30と、冷却ファン33が収容されている。冷却器室21の下方には、ドレインパン34が位置している。
庫内ダクト100は、冷却器室21と相対する上端部に吹出孔145、吸引通路25と相対する下部に吸込孔125を設けている。また、ダクト本体110の下端(第2ダクト部の下端)121Bは、底面壁13との間に隙間があり、その隙間も吸込孔となっている。冷却ファン33を駆動すると、図4にて一点鎖線矢印で示すように、貯蔵室50内の空気が、ダクト本体110の下端121B及び吸込孔125から、吸引通路25を経由して冷却器室21に吸い込まれる。一方、冷却器室21では、蒸発器30によって空気が冷却され、冷却された冷気は、庫内ダクト100の吹出孔145から貯蔵室50内へ吹き出す。これにより、冷気の循環が起こり、貯蔵室50内を冷却することが出来る。
機械室12には、圧縮機31、凝縮器32及び減圧器など冷凍回路を構成する部品や、制御部、電源部などが収容されている。また、機械室12の前面には操作部12Aが設けられている。ユーザは操作部12Aを操作することによって、庫内の目標温度などを設定することができる。
(2)庫内ダクト100とステイ200の構成
図6に示すように、庫内ダクト100は、冷却庫本体10の左側面壁14に対して、ねじN1で固定されている。具体的には、庫内ダクト100の幅方向(Z方向)の両側には、外方に突出するフランジ103が設けられている。庫内ダクト100は、フランジ103の上部、凹部170、フランジ103の下部の3点を、ねじN1で止めすることにより、左側面壁14の壁面に固定されている。フランジ103だけでなく、凹部170にも、ねじN1による固定点Pを設定することで、庫内ダクト100を固定する3つの固定点P1~P3が、上下方向の直線ではなく、千鳥状の配列となる。庫内ダクト100の固定点P1~P3を千鳥配置にすることで、壁面に庫内ダクト100をしっかりと固定することが出来るため、庫内ダクト100を強度アップすることが出来る。尚、図8に示すH1~H3は庫内ダクト100を固定するためのねじ孔である。
庫内ダクト100は、図7、図8に示すように、ダクト本体110と、一対の取付台150とを含み、樹脂材料からなる一部品のパーツである。ダクト本体110は、第1ダクト部121と、中間部131と、第2ダクト部141と、一対の凹部170とを有している。
第1ダクト部121は、平板状であり、庫内ダクト100の概ね下半分を占めている。第1ダクト部121は、貯蔵室50から吸引通路25に空気を吸い込むための吸込孔125を有している。尚、冷却庫本体10の左側面壁14と第1ダクト部121との間に形成された所定幅の隙間を、吸引通路25として、利用している(図4、図10参照)。
吸引孔125は、幅方向(Z方向)に3列設けられている。第1ダクト部121の表面には、3列の吸引孔125を仕切るようにして、2つの突条127が配置されている。突条127は、棚板(本発明の「支持部材」に相当)230に対して、吸引孔125を塞ぐように食材が置かれたときに、食材と吸引孔125との間に隙間を確保することで、吸引孔125が塞がれることを抑制する。
図10、図11に示すように、第1ダクト部121は、冷却庫本体10の左側面壁14と相対する裏面に、複数の第1リブ123を有している。複数の第1リブ123は、冷却庫本体10の左側面壁14に向かって延びており、先端が、左側面壁14に当接している。第1リブ123を冷却庫本体10の左側面壁14に突き当てることで、庫内ダクト100が庫内から押された時に、撓み難くなるので、庫内ダクト100を強度アップすることが出来る。尚、第1リブ123は、突条127と同じく、上下方向(Y方向)で第1ダクト部121の全体に渡って形成されている。
図7、図8に示すように、第2ダクト部141は、庫内ダクト100の上部に設けられており、第1ダクト部121の上方に位置している。第2ダクト部141は、冷却器室21と対向して位置する。第2ダクト部141は、冷却器室21から貯蔵室50に空気を吹き出すための筒状の吹出孔145を有している。吹出孔145は、第2ダクト部141の幅方向(Z方向)に沿って複数設けられている。
中間部131は、上下方向(Y方向)で、第1ダクト部121と、第2ダクト部141の間に位置する。中間部131は、図2、4に示すように、冷却器室21に向かって湾曲しており、第1傾斜部131Aと平坦部131Bと第2傾斜部131Cを有している。冷却器室21には、蒸発器30と冷却ファン33が配置されている。冷却ファン33は蒸発器30の正面(図4の右側)にあって、ブラケット37により固定されている。ブラケット37は、冷却ファン33を固定する第1壁部37Aを有する。中間部131の平坦部131Bの裏面上部は、冷却ファン33を固定するブラケット37の第1壁部37Aに当接している。中間部131の第1傾斜部131Aは、平坦部131Bの下方にあって、冷気の吸引経路25の一部を構成する。また、第2傾斜部131Cは、平坦部131Bの上方にあって、冷気の吹出空間(ファン前方の空間)35の一部を構成している。庫内ダクト100の中間部131は、冷気の吸込経路25と吹出空間35とを仕切っている。
一対の凹部170は、図8に示すように、第1ダクト部121の幅方向(Z方向)の両側にあって、取付台150との間に配置されている。凹部170を設けることで、図12に示すように、水平断面において、凹凸が出来ることから、取付台150及び第1ダクト部121が凸形状となり、平らな形状に比べて強度がアップする。
図8に示すように、一対の取付台150は、ダクト本体110の幅方向の両側に位置している。尚、「ダクト本体の幅方向」とは、ダクト本体110の板面に沿った方向であって、上下方向(Y方向)に対して直交する方向、すなわちZ方向である。
一対の取付台150は、一定幅Hで上下方向(Y方向)に沿って形成されている。図8に示すように、一対の取付台150の全長(上下方向の長さ)はL1、ダクト本体110の全長(上下方向の長さ)はL2である。一対の取付台150の全長L1は、ダクト本体110の全長L2より長く、一対の取付台150の下部は、ダクト本体110よりも下方に突出している。
一対の取付台150には、ネジN2により、ステイ200が取り付けられている。ステイ200は、金属製であって、上下方向に長い形状である。ステイ200は、食材などの重量物を支持する棚板230を取り付けるための部材である。ステイ200には、棚板230を固定するための係止孔210が、上下方向に沿って、複数設けられている。ステイ200は、冷却庫本体10の右側面壁15や後面壁16にも取り付けられており、複数のステイ200を用いて棚板230を支持する構造になっている。
ステイ200は、図8に示すように、第1ダクト部121の幅方向の両側(Z方向の両側)に位置している。ステイ200の全長(上下方向の長さ)はL3、第1ダクト部121の全長(上下方向の長さ)はL4である。ステイ200の全長L3は、第1ダクト部121の全長L4より長い。ステイ200の上部は、第1ダクト部121よりも上方に突出しており、ステイ200の下部は、第1ダクト部121よりも下方に突出している。
取付台150の内部には、図12に示すように、上面壁151から内方に突出して内リブ153が設けられている。内リブ153は、第1リブ123と同様に、左側面壁14に対して当接する構成になっている。また、取付台150の下端部には、受け部155が設けられている(図13参照)。受け部155は、取付台150から庫内側に突出している。受け部155は取付台150と同幅(Z方向の長さが等しい)である。受け部155の上面は、平坦であり、ステイ200の下端面201を受ける受け面となっている。ステイ200の下端面201は、図13に示すように、取付台150の下端に設けられた受け部155に達しており、受け部155に当接している。
図14に示すように、取付台150の下端に設けられた受け部155の下面は、冷却庫本体10の底面壁13に対して当接している。
受け部155の下端面を底面壁13に突き当てることで、棚板230に載せた食材の荷重は、ステイ200、取付台150を介して、冷却庫本体10の底面壁13に伝わる。食材など重量物の荷重を、冷却庫本体10の底面壁13に伝える構造にすることで、取付台150のステイ固定部(ステイ150を固定するねじN2が締め込まれる箇所)150Aに対して、荷重が集中することを緩和できる。そのため、取付台150のステイ固定部150Aが破損することを抑制できる。
また、図15に示すように、取付台150に取り付けられたステイ200の表面200Aは、第1ダクト部121の表面121Aよりも突出している。具体的には、貯蔵室50側(図15の上方側)に突出している。図15に示す寸法Dは、ステイ表面の突出量を示している。ステイ表面を突出させることで、貯蔵室50にて棚板230を取り付ける時に、棚板230が第1ダクト部121に干渉することを抑制できる。
また、図16に示すように、第2ダクト部141の幅方向(Z方向)の両側には、板状の第2リブ147が設けられている。第2リブ147は、第2ダクト部141の裏面側(冷却ファン33を固定するブラケット37に相対する面側)に設けられている。第2リブ147は、ブラケット37に向かって延びており、冷却ファン33の側方空間を仕切っている。
ブラケット37は、図16に示すように、冷却ファン33を固定する第1壁部37Aと、第1壁部37Aと対向する第2壁部37Bを有している。第2壁部37Bは蒸発器30と冷却ファン33を遮らないように、開口(図略)を有している。第2ダクト部141の第2リブ147は、先端がブラケット37の第1壁部37Aに対して当接している。第2リブ147をブラケット37の第1壁部37Aに突き当てることで、庫内ダクト100が押された時に、撓み難くなるので、庫内ダクト100を強度アップすることが出来る。
ブラケット37の第1壁部37Aには、蒸発器30の霜取り(除霜)を行う除霜ヒータ38Aが取り付けられている。具体的には、除霜ヒータ38Aは、第1壁部37Aの裏面側(蒸発器30との対向面側)に取り付けられている。除霜ヒータ38Aは、冷却ファン33の下方にあって、蒸発器30の下部正面に位置している。除霜運転時に、除霜ヒータ38Aの熱が、ブラケット37の第1壁部37Aを温め、その熱が第2リブ147を介して庫内ダクト100を温める。このようにすることで、蒸発器30の霜取りと合わせて、庫内ダクト100の霜取りを行うことが出来る。尚、図16に示す除霜ヒータ38Bも、蒸発器30の霜取り用である。
(3)実施形態の効果
庫内ダクト100は、吸込用である第1ダクト部121と吹出用である第2ダクト部141を樹脂で一体に構成しているので、吸込用と吹出用でダクト部を別パーツにする場合に比べて、コストを削減できる。また、第1ダクト部121と第2ダクト部141を一体化したダクト本体110は、樹脂製の大型部品であることから、強度的に弱くなり、変形の恐れがある。本構成では、ダクト本体110の両側に、ステイ200を取り付けるための取付台150を設けているため、2つのダクト部121、141を一体化して大型化しても、ダクト本体110の強度を確保できる。以上のことから、食材や棚板180との接触時に、庫内ダクト100が破損することを抑制出来る。
また、ステイ200が取付台150に固定されると、取付台150が強度アップすることから、庫内ダクト100の強度を更に確保できる。加えて、ステイ200が取付台150を保護するカバーとしても機能することから、食材や棚板180などが接触しても、取付台150が破損することを抑制できる。特に、ステイ200を金属製とすることで、庫内ダクト100の強度確保と取付台150の保護の双方について大きな効果が得られる。
また、第1ダクト部121は、棚板に載せた食材など重量物の荷重が加わるステイ200の間に位置するため、強度アップすることが好ましい。庫内ダクト100は、第1ダクト部121と取付台150の間に、凹部170を設けている。
凹部170を設けることで、図12に示すように、水平断面において、凹凸が出来ることから、取付台150及び第1ダクト部121が凸形状となり、第1ダクト部121を強度アップすることが出来る。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷却貯蔵庫の一例に冷蔵庫を示したが、本技術を冷凍庫に適用してもよい。また、冷凍庫と冷蔵庫を備えた、冷凍冷蔵庫に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、庫内ダクト100を、冷却庫本体10の左側面壁14に対して取り付けた例を示した。庫内ダクト100の設置場所は、左側面壁14に限定されるものではなく、冷却器室21が冷却庫本体10の右側面壁15や後面壁16に設けられている場合、右側面壁15や後面壁16に対して設置される。
(3)上記実施形態では、第1ダクト部121を下側、第2ダクト部141を上側に配置した例を示した。第1ダクト部121、第2ダクト部141の上下方向の位置関係は、冷却器室21の配置に応じて、変更してもよい。すなわち、冷却器室21が、冷却庫本体10の下部に位置する場合、第2ダクト部141を下側、第1ダクト部121を上側に配置するとよい。
(4)上記実施形態では、第1ダクト部121と取付台150の間に凹部170を設けた構成を例示した。冷却庫本体10の取付面に、凸部を設けるようにすれば、庫内ダクト100は、凹部170を持たない構成でもよい。
1...冷蔵庫、10...冷却庫本体、12...機械室、21...冷却器室、25...吸引通路、30...蒸発器、33...冷却ファン、37...ブラケット、38A...除霜ヒータ、50...貯蔵室、100...庫内ダクト、110...ダクト本体、121...第1ダクト部、123...第1リブ、
125...吸引孔、141...第2ダクト部、145...吹出孔、147...第2リブ、150...取付台、155...受け部、170...凹部、200...ステイ

Claims (4)

  1. 冷却貯蔵庫であって、
    冷却庫本体と、
    前記冷却庫本体を、冷却対象物を貯蔵する貯蔵室と、冷却器を収容する冷却器室と、に仕切る庫内ダクトと、
    前記冷却対象物を支持する支持部材を取り付けるためのステイと、を備え、
    前記庫内ダクトは、
    前記貯蔵室から前記冷却器室に空気を吸い込むための吸込孔を有する第1ダクト部と、
    前記第1ダクト部の上下いずれかにあって、前記冷却器室から前記貯蔵室に空気を吹き出すための吹出孔を有する第2ダクト部と含む、ダクト本体と、
    前記ダクト本体のうち幅方向の両側に位置し、前記ステイを取り付ける一対の取付台と、を含み、樹脂材料からなる一部品のパーツであり、
    前記ステイは、前記庫内ダクトの幅方向で、前記第1ダクト部の両側に位置しており、
    前記庫内ダクトは、
    前記第1ダクト部と前記取付台との間に凹部を有し、
    前記第1ダクト部及び前記取付台が凸形状である、冷却貯蔵庫。
  2. 冷却貯蔵庫であって、
    冷却庫本体と、
    前記冷却庫本体を、冷却対象物を貯蔵する貯蔵室と、冷却器を収容する冷却器室と、に仕切る庫内ダクトと、
    前記冷却対象物を支持する支持部材を取り付けるためのステイと、を備え、
    前記庫内ダクトは、
    前記貯蔵室から前記冷却器室に空気を吸い込むための吸込孔を有する第1ダクト部と、
    前記第1ダクト部の上下いずれかにあって、前記冷却器室から前記貯蔵室に空気を吹き出すための吹出孔を有する第2ダクト部と含む、ダクト本体と、
    前記ダクト本体のうち幅方向の両側に位置し、前記ステイを取り付ける一対の取付台と、を含み、樹脂材料からなる一部品のパーツであり、
    前記第1ダクト部は、
    前記冷却庫本体の壁面と相対する裏面に、前記壁面に対して当接する第1リブを有している、冷却貯蔵庫。
  3. 冷却貯蔵庫であって、
    冷却庫本体と、
    前記冷却庫本体を、冷却対象物を貯蔵する貯蔵室と、冷却器を収容する冷却器室と、に仕切る庫内ダクトと、
    前記冷却対象物を支持する支持部材を取り付けるためのステイと、を備え、
    前記庫内ダクトは、
    前記貯蔵室から前記冷却器室に空気を吸い込むための吸込孔を有する第1ダクト部と、
    前記第1ダクト部の上下いずれかにあって、前記冷却器室から前記貯蔵室に空気を吹き出すための吹出孔を有する第2ダクト部と含む、ダクト本体と、
    前記ダクト本体のうち幅方向の両側に位置し、前記ステイを取り付ける一対の取付台と、を含み、樹脂材料からなる一部品のパーツであり、
    前記冷却器室には、前記貯蔵室に冷気を吹き出すための冷却ファンが、ブラケットにより固定されて取り付けられており、
    前記第2ダクト部は、前記ブラケットと相対する裏面に、前記ブラケットに対して当接する第2リブを有している、冷却貯蔵庫。
  4. 冷却貯蔵庫であって、
    冷却庫本体と、
    前記冷却庫本体を、冷却対象物を貯蔵する貯蔵室と、冷却器を収容する冷却器室と、に仕切る庫内ダクトと、
    前記冷却対象物を支持する支持部材を取り付けるためのステイと、を備え、
    前記庫内ダクトは、
    前記貯蔵室から前記冷却器室に空気を吸い込むための吸込孔を有する第1ダクト部と、
    前記第1ダクト部の上下いずれかにあって、前記冷却器室から前記貯蔵室に空気を吹き出すための吹出孔を有する第2ダクト部と含む、ダクト本体と、
    前記ダクト本体のうち幅方向の両側に位置し、前記ステイを取り付ける一対の取付台と、を含み、樹脂材料からなる一部品のパーツであり、
    前記ステイは金属製である、冷却貯蔵庫。
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