JP7101474B2 - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Description
従来、例えば、消防無線等に用いられるシステムとして、指令装置と複数の移動局とを備えた無線通信システムがある。このような無線通信システムについて図9を用いて説明する。図9は、指令装置と移動局とを備えた無線通信システムの構成例を示す説明図である。
図9に示すように、無線通信システムは、指令装置1と、基地局2と、複数の移動局3とを備えている。
図9の例では、指令装置1、基地局2はそれぞれ1つのみ記載しているが、2台以上であってもよい。また、移動局3として移動局(1)と移動局(2)の2台を示しているが、3台以上であってもよい。移動局3は、車両に設置された無線通信装置である。
基地局2は、指令装置1と移動局3との通信を中継するものであり、ここでは、指令装置1とは有線回線で接続され、移動局3とは無線回線で接続される。
更に、図示は省略するが、移動局3は、共通の上りチャネルを用いて、指令装置1への送信を行う。
また、移動局3同士は、グループ内で同一チャネルを用いて送受信(通話)を行って、情報共有を図る。
次に、従来の無線通信装置(移動局)の構成について図10を用いて説明する。図10は、従来の無線通信装置の概略構成図である。
図10に示すように、従来の無線通信装置(移動局)300は、例えば車両に搭載される車載無線装置であり、無線通信部301と、アンテナ302と、車両バッテリ303と、付属装置として、操作部305、スピーカマイク306、ハンドセット307を備えている。
無線通信部301には、無線通信装置全体の電源オン/オフを切り替える電源スイッチ(電源SW)304が設けられている。
アンテナ302は、無線通信部301からの送信信号を無線信号として空中に出力し、受信した無線信号を無線通信部301に出力する。
車両バッテリ303は、無線通信装置300の各部に電源電圧を供給する。
図10の例では、付属装置として、操作部305、スピーカマイク306、ハンドセット307が設けられ、それぞれ無線通信部301に接続されている。
操作部305は、例えば車両のダッシュボード等に搭載されてユーザ(隊員)が各種の操作を行うものであり、表示部や各種操作ボタンが設けられている。
スピーカマイク306は、マイクから入力された音声の音量を増幅して外部に出力する。
つまり、従来の無線通信装置300では、無線通信部301の電源が投入されると、自動的に全ての付属装置に電源電圧が供給されるようになっていた。
次に、従来の付属装置の構成例について図11を用いて説明する。図11は、従来の付属装置の構成例を示す説明図である。尚、ここでは、付属装置として図10に示した操作部305を想定している。
図11に示すように、従来の付属装置(操作部305)は、無線通信接続部501と、電圧変換部502と、付属装置制御部503と、表示部504と、スイッチインタフェース部(スイッチI/F)505とを備えている。
電圧変換部502は、電源供給ラインを介して入力される電源電圧を、付属装置(操作部305)内で用いられる所定の電圧に変換して、各部に供給する。
スイッチI/F505は、各種スイッチに接続するインタフェース部である。
付属装置制御部503は、情報伝送ラインを介して付属装置内の各部を制御すると共に、無線通信部301との情報のやり取りを行う。
上述したように、付属装置である操作部305やハンドセット307は、車両のダッシュボード上に設置されることもあり、夏季にはダッシュボード表面の温度が90℃近くまで上昇してしまう。
このような高温環境下において付属装置に電源が投入されると、例えば、ハンドセットのLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)画面が真っ黒になって、表示内容が分からなくなることがある。
尚、無線通信装置及び無線通信システムに関する従来技術としては、特開2011-61686号公報「無線通信装置」(特許文献1)がある。
特許文献1には、制御部の温度が上昇したときに、通常の動作電圧よりも低い電圧値に設定して、消費電力を抑制する無線通信装置が記載されている。
また、本発明の別の目的は、無線通信装置がチャネル変更の操作不能の状態でも、他の無線通信装置との通信を確保することができるようにすることを目的とする。
また、本発明によれば、無線通信を行う無線通信部と、無線通信部に接続する付属装置とを有する無線通信装置であって、付属装置は、付属装置内の温度を検出し、温度情報を出力する温度センサを備え、温度センサは、無線通信部が起動すると、付属装置内の当該温度センサ以外の各部に電源電圧が供給される前に供給される駆動用の電圧を受けて、付属装置内の温度を検出するものであり、無線通信部、または、付属装置は、温度情報に基づいて無線通信部からの電源電圧を付属装置内の温度センサ以外の各部に供給して付属装置を起動するかしないかを制御する制御部を備え、無線通信部は、温度センサを駆動する駆動用の電圧としての第1の電源電圧と、付属装置の温度センサ以外の各部を駆動する電源電圧としての第2の電源電圧を生成する電源生成部を備え、電源生成部は、無線通信部の起動時、第1の電源電圧を付属装置に供給し、温度センサは、電源生成部から供給される第1の電源電圧で駆動される無線通信装置としているので、電源投入時に付属装置が高温状態になっている場合に温度センサ以外の各部へ電源電圧を供給しないようにして、誤動作や破損を防ぐ効果がある。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、無線通信部と付属装置とを備え、付属装置が、温度を検出して温度情報を出力する温度センサを備え、無線通信部又は付属装置が、温度センサからの温度情報に基づいて、付属装置内の各部に無線通信部からの電源電圧を供給するかしないかを制御する制御部を設けたものであり、温度情報が異常を示すものである場合には、無線通信部からの電源電圧を遮断することにより、高温環境下において、付属装置が誤動作を起こしたり、破損するのを防ぐことができるものである。
本無線通信装置及び本無線通信システムは、移動局及び指令装置の構成及び動作が従来とは一部異なっており、特に、付属装置が高温状態となっていることを検知した場合の電源供給の処理と、グループ内通話で用いられるチャネル制御が特徴となっている。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置(本無線通信装置)の構成について図1を用いて説明する。図1は、本無線通信装置の概略構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、本無線通信装置30は、無線通信部31と、アンテナ32と、車両バッテリ33と、付属装置である操作部35、スピーカマイク36、ハンドセット37とを備えている。無線通信部31には、電源スイッチ34が設けられている。
操作部35はユーザの各種操作を受け付けるものであり、少なくとも通信チャネルの設定、変更を行う操作ボタン等を備えている。従って、本無線通信装置では、操作部35が動かないと通信チャネルの変更ができないものとする。
本無線通信装置の付属装置である操作部3は、温度センサ38を備えている。
温度センサ38は、操作部35の温度を検出し、検出された温度が、予め設定されている基準温度(しきい値)以下であれば「正常」を示す温度情報を出力し、例えば図1に示すように操作部35が高温領域に放置されていて基準温度を超えている場合には「異常」を示す温度情報を出力する。
ここで、温度センサ38は、操作部35の本体が動作する電圧よりも低い電圧で動作するものである。
但し、温度センサ38は、スイッチを介することなく無線通信部31に接続され、駆動用の電源の供給を受けている。
無線通信部31の電源スイッチ34が投入されると、無線通信部31は、温度センサ38用の電圧を生成して、温度センサ38のみに電源(低い電圧)を供給する。
操作部35では、温度センサ38から「正常」を示す温度情報が出力されると、スイッチがそれを検知して自律的にオンとなり、操作部35全体に電源電圧を供給する。
これにより、操作部35が高温になっている状態では、電源電圧が供給されず、装置の誤動作や破損を防ぐことができるものである。
次に、本無線通信装置の無線通信部31の構成について図2を用いて説明する。図2は、無線通信部31の構成ブロック図である。
図2に示すように、無線通信部31は、無線部41と、アンテナ42と、制御部43と、車両バッテリ接続部44と、電源スイッチ(SW)45と、付属装置接続部47a、47b、47cとを備えている。アンテナ42は、図1に示したアンテナ32と同等であり、電源スイッチ45は、図1に示した電源スイッチ34と同等の部分である。
無線部41は、無線通信に伴う各種信号処理を行う。
車両バッテリ接続部44は、図1に示した車両バッテリ33に接続する。
付属装置接続部47a、47b、47c(付属装置接続部47とする)は、付属装置に接続するインタフェース部であり、それぞれ、操作部35、スピーカマイク36、ハンドセット37に接続する。
ここでは、図を簡単にするために、付属装置接続部47aのみに電源電圧の供給ライン(太線)と、温度センサ用の低い電圧の供給ライン(細線)、及び情報伝送ライン(点線)を記載し、付属装置接続部47b,47cについては省略している。
電源生成部46は、本無線通信装置の特徴部分であり、車両バッテリ33から供給される電源電圧(例えば13.8V)を、無線通信部31の各部及び各付属装置接続部47を介して付属装置に供給すると共に、温度センサ38駆動用の低い電圧(温度センサ用電圧、3~5V、例えば5V)に変換して、付属装置接続部47aに供給する。
スピーカマイク36やハンドセット37にも温度センサが設けられている場合には、対応する付属装置接続部47b、47cにも温度センサ用電圧を供給する。
また、電源生成部46は、従来と同様に無線通信部31の各部に電源電圧を供給している。
電源生成部46は、そのままの電源電圧(13.8V)を無線通信部31の各部と付属装置接続部47に供給すると共に、温度センサ用電圧(5V)を生成して、付属装置接続部47aに出力する。
これにより、付属装置接続部47aに接続する操作部35に、電源電圧と温度センサ用電圧とが供給される。尚、電源電圧(13.8V)は、請求項に記載した第1の電源電圧に相当し、温度センサ用電圧(5V)は、第2の電源電圧に相当している。
更に、無線通信部31の制御部43は、付属装置接続部47aから温度異常を示すアラーム情報が入力されると、本無線通信装置のID(移動局のID)を付して、温度異常が発生していることを示すアラーム情報を生成し、無線部41を介して指令装置に送信する。この処理については後述する。
次に、本無線通信装置の付属装置(本付属装置)の構成について図3を用いて説明する。図3は、本無線通信装置の付属装置の構成ブロック図である。尚、ここでは、付属装置として操作部35を想定している。
図3に示すように、本付属装置は、無線通信接続部51と、電圧変換部52と、付属装置制御部53と、表示部54と、スイッチI/F55と、温度センサ57と、スイッチ(SW)58とを備えている。
ここで、太線は電源電圧を供給する電源供給ラインを示し、細線は温度センサ用電圧供給ラインを示している。つまり、付属装置は2種類の電源の供給を受けるものである。尚、情報伝送ラインは省略している。
具体的には、温度センサ57は、検出された温度が予め設定された基準値(しきい値)以下であれば、「正常」の温度情報を、しきい値を超えていれば「異常」の温度情報を、情報伝送ラインを介してスイッチ58と無線通信接続部51とに出力する。
また、温度センサ57は、操作部35本体の電源電圧より低い温度センサ用電圧(5V)で駆動するものであり、本無線通信装置の電源投入後、無線通信接続部51から、常時温度センサ用電圧の供給を受けてもよいし、電源投入後は電源供給を受けなくてもよい。
つまり、電源生成部46は、温度センサ57から正常を示す温度情報を受信すると、温度センサ57への電源電圧の供給を停止してもよい。これにより消費電力を低減できる。
スイッチ58は、電源投入前の状態(初期状態)はオフになっており、本無線通信装置の電源が投入された直後に、操作部35の各部に電源電圧が供給されることはない。図3では、電源投入直後の状態を示しており、スイッチ58はオフである。
そして、温度センサ57から「正常」の温度情報が入力されると、スイッチ58はオンに切り替わって電圧変換部52に電源電圧を供給し、電圧変換部52から各部に電圧が供給される。
無線通信部31の電源スイッチ45がオンになると、付属装置(操作部35)の無線通信接続部51には、無線通信部31の電源生成部46から電源電圧(13.8V)と温度センサ用電圧(5V)とが供給される。ここで、スイッチ58には電源電圧が供給され、温度センサ57には温度センサ用電圧が供給される。スイッチ58はこの時点ではオフであり、他の部分には電源電圧は供給されない。
スイッチ58は、温度センサ57からの温度情報が「正常」であった場合には、オンに切り替わって、電源電圧を電圧変換部52に出力する。
また、温度情報が「異常」であった場合には、スイッチ58はオフのままとなり、電源電圧を電圧変換部52に出力せず、操作部35は動作しない。
これにより、高温状態となっている場合に電源が投入されても、操作部35が誤動作することや、破損することはない。
温度異常が発生した場合の本無線通信システムの動作については後述する。
次に、本無線通信装置の付属装置に温度異常が発生した場合の本無線通信システムの動作について図4を用いて説明する。図4は、本無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。尚、図4は、運用中の状態を示している。
図4に示すように、運用中に、本無線通信システムの移動局(本無線通信装置)30の付属装置(操作部)35において、温度センサ57が温度異常を検出すると(S1)、温度センサ57は、スイッチ58と無線通信部31に「異常」を示す温度情報(温度アラーム)を出力する(S2)。
これにより、付属装置35では、温度センサ57とスイッチ58以外は動作を停止し、チャネル変更等の操作ができなくなる。
移動局30からの温度異常の報知によって、指令装置1では温度異常の不具合がある移動局30を認識して、状況を把握できるものである。
これにより、温度異常が発生した移動局30において、付属装置がオフとなってチャネル変更の操作ができなくなっても、他の移動局3が当該移動局30のチャネルに合わせるようにチャネル設定することで、温度異常となった移動局30ではそのままグループ内通信を継続することができるものである。
それと共に、高温アラームの通知元の移動局では、付属装置のスイッチがオンとなって、電源供給を再開する。
次に、本無線通信装置の応用例(1)について図5を用いて説明する。図5は、応用例(1)の無線通信装置の付属装置の構成ブロック図である。
図5に示すように、応用例(1)の付属装置(ここでは操作部とする)351は、温度センサ57に駆動用の電圧を供給するバッテリ59を備えている。
バッテリ59は、3~5Vの電圧を出力する。
つまり、温度センサ57は、無線通信接続部51から温度センサ用電圧を供給されるのではなく、バッテリ59から供給される。
また、応用例(1)の無線通信部の基本的な構成は図2と同様であり、図2と同じ符号を用いて説明するが、電源生成部46では温度センサ用電圧を生成しない。
次に、本無線通信装置の応用例(2)について図6を用いて説明する。図6は、応用例(2)の無線通信装置の付属装置の構成ブロック図である。
図6に示すように、応用例(2)の付属装置(ここでは操作部とする)352は、スイッチ58を備えていない。付属装置352に対する電源電圧供給のオン/オフの制御は、無線通信部31の制御部43(電源生成部46)が行うようになっている。
温度センサ57の動作は、上述した本無線通信装置と同様であるが、温度情報は、無線通信接続部51を介して無線通信部31のみに出力される。
他の構成部分については、本無線通信装置の付属装置と同様である。
次に、応用例(2)の無線通信部の電源投入時の動作について図7を用いて説明する。図7は、応用例(2)の無線通信部の電源投入時の処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、応用例(2)の無線通信部31の制御部43は、電源が投入されると、電源生成部46で生成された温度センサ用電圧を付属装置352に供給する(100)。この時点では、付属装置352本体への電源電圧は供給しない。
そして、無線通信部31の制御部43は、付属装置352の温度センサ57からの温度情報を受信したかどうか判断し(102)、受信していない場合(Noの場合)は温度情報を待ち受ける。
これにより、付属装置352の温度が正常範囲であった場合には、付属装置352の各部に電源電圧が供給される。
また、付属装置に電源供給のオン/オフを切り替えるスイッチを設ける必要がなく、付属装置の構成を簡易にすることができるものである。
次に、応用例(2)の無線通信部の運用中の動作について図8を用いて説明する。図8は、応用例(2)の無線通信部31の運用中における処理を示すフローチャートである。
図8に示すように、応用例(2)の無線通信部31の制御部43は、付属装置352から温度情報を待ち受け(200)、受信すると(Yesの場合)、温度情報が「正常」を示すものかどうかを判断し(202)、正常であれば、付属装置352に電源電圧を供給する(204)。
これにより、運用中に付属装置352の温度が高温になった場合には、電源電圧が遮断されて、誤動作や破損を防ぐことができるものである。
但し、無線通信部31は、付属装置352に対して温度センサ用電圧の供給を続ける。
そして、制御部43は、処理204に移行して、付属装置352に電源電圧を供給する。
このようにして、応用例(2)の無線通信部31の動作が行われるものである。
尚、図6では、温度センサ57用電圧を無線通信部から受けるようにしているが、図5に示した応用例(1)のように、バッテリから供給される構成としてもよい。
その場合には、無線通信部の電源生成部は温度センサ用電圧を生成する必要はない。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置によれば、付属装置35に、温度が正常か異常かを示す温度情報を出力する温度センサ57と、無線通信部31から付属装置35への電源電圧の供給(オン)/遮断(オフ)を切り替えるスイッチ58とを備え、スイッチ58が、温度センサ57からの温度情報が正常である場合には、オンとなって無線通信部31からの電源電圧を供給し、温度情報が異常である場合には、オフになって、無線通信部31からの電源電圧を遮断するようにしており、高温環境下において、付属装置35が誤動作を起こしたり、破損するのを防ぐことができる効果がある。
この場合、応用例(2)においては、制御部43が、温度センサからの温度情報が正常であるか異常であるかを、予め保存した閾値と比較して判断する処理が加わる。また、このような処理を上述した実施形態のスイッチ58が判定回路や処理部を備えて実施してもよい。
Claims (5)
- 無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部に接続する付属装置とを有する無線通信装置であって、
前記付属装置は、前記付属装置内の温度を検出し、温度情報を出力する温度センサと、前記温度情報に基づいて前記無線通信部からの電源電圧を前記付属装置内の各部に供給するかしないかを制御する制御部とを備え、
前記温度センサは、前記無線通信部が起動すると、前記付属装置内の当該温度センサ以外の各部に電源電圧が供給される前に供給される駆動用の電圧を受けて、前記付属装置内の温度を検出するものであり、
前記制御部は、前記無線通信部からの電源電圧を遮断するスイッチを備え、
前記スイッチは、初期状態でオフであり、前記温度センサからの前記温度情報が正常であることを示すものである場合、オンにして当該付属装置内の前記温度センサ以外の各部に電源電圧を供給して当該付属装置を起動し、前記温度センサからの前記温度情報が異常であることを示すものである場合、オフを維持して当該付属装置内の前記温度センサ以外の各部への電源電圧を遮断して当該付属装置の起動を抑止することを特徴とする無線通信装置。 - 無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部に接続する付属装置とを有する無線通信装置であって、
前記付属装置は、前記付属装置内の温度を検出し、温度情報を出力する温度センサを備え、
前記温度センサは、前記無線通信部が起動すると、前記付属装置内の当該温度センサ以外の各部に電源電圧が供給される前に供給される駆動用の電圧を受けて、前記付属装置内の温度を検出するものであり、
前記無線通信部は、前記付属装置へ供給する電源電圧を生成する電源生成部と、前記付属装置の前記温度センサから受信した前記温度情報に基づいて、前記電源生成部から前記付属装置内の前記温度センサ以外の各部に電源電圧を供給して当該付属装置を起動するか、前記電源生成部から前記付属装置内の前記温度センサ以外の各部に電源電圧を供給せず当該付属装置の起動を抑止する制御部とを備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 前記温度センサは、前記付属装置内に設けられた電池で駆動されることを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
- 無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部に接続する付属装置とを有する無線通信装置であって、
前記付属装置は、前記付属装置内の温度を検出し、温度情報を出力する温度センサを備え、
前記温度センサは、前記無線通信部が起動すると、前記付属装置内の当該温度センサ以外の各部に電源電圧が供給される前に供給される駆動用の電圧を受けて、前記付属装置内の温度を検出するものであり、
前記無線通信部、または、前記付属装置は、前記温度情報に基づいて前記無線通信部からの前記電源電圧を前記付属装置内の前記温度センサ以外の各部に供給して前記付属装置を起動するかしないかを制御する制御部を備え、
前記無線通信部は、前記温度センサを駆動する前記駆動用の電圧としての第1の電源電圧と、前記付属装置の前記温度センサ以外の各部を駆動する前記電源電圧としての第2の電源電圧を生成する電源生成部を備え、
前記電源生成部は、前記無線通信部の起動時、前記第1の電源電圧を前記付属装置に供給し、前記温度センサは、前記電源生成部から供給される前記第1の電源電圧で駆動されることを特徴とする無線通信装置。 - 無線通信装置をグループ内で複数備え、前記グループ内の複数の無線通信装置に一斉指令を送信する指令装置を有する無線通信システムであって、
前記無線通信装置は、無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部に接続する付属装置とを有し、
前記付属装置は、前記付属装置内の温度を検出し、温度情報を出力する温度センサを備え、
前記温度センサは、前記無線通信部が起動すると、前記付属装置内の当該温度センサ以外の各部に電源電圧が供給される前に供給される駆動用の電圧を受けて、前記付属装置内の温度を検出するものであり、
前記無線通信部、または、前記付属装置は、前記温度情報に基づいて前記無線通信部からの前記電源電圧を前記付属装置内の前記温度センサ以外の各部に供給して前記付属装置を起動するかしないかを制御する制御部を備え、
前記無線通信部は、前記温度センサから異常であることを示す温度情報を入力すると、前記付属装置の温度の異常情報と、前記付属装置において設定されているチャネル情報とを前記指令装置に送信し、
前記指令装置は、グループ内の他の無線通信装置に前記グループ内の使用チャネルとして前記チャネル情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
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