JP7094701B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
これによれば、支持部によって扁平流路管の厚さを支持し、扁平流路管に座屈や歪が発生することを防止し、扁平流路管とフィンとの間に接触しない大きな隙間が発生することを防止することができる。従って、扁平流路管とフィンとの境界部分における良好な熱伝導を確保し、第1流体と第2流体との間の熱交換効率を高めることができる。また、扁平流路管の両端以外の領域に扁平流路管の内方に突出し且つ相互に間隔を開けて設けられる支持部により、扁平流路管の内側を流れる第1流体の流れを乱流化し、熱交換を促進し、熱交換効率をより高めることができる。また、扁平流路管とフィンとの間に非接触となる大きな箇所を生ずることがないことから、扁平流路管とフィンとの固定強度を確保し、熱交換器の耐衝撃性、耐久性を向上することができる。
これによれば、先端が当接される第1突出部と第2突出部は対応する位置に形成されることになることから、例えば第1突出部を有する金属製の一方のプレートと第2突出部を有する金属製の他方のプレートを共通する金型を用いてプレス成形、鋳造成形等で製造することが可能となり、高価な金型に要する費用を低減し、製造コストを低減することができる。
これによれば、一方のプレートの平坦面によって扁平流路管とフィンとの接触面積を増加させ、熱交換効率をより一層高めることができる。また、支持部の先端を平坦面に当接させることにより、例えば支持部を構成する第1突出部の先端と第2突出部の先端を当接させる構成よりも、支持部の位置に対する加工精度の許容範囲を大きくすることができ、ひいては歩留まりを向上することができる。
これによれば、一方のプレートの支持部が当接される他方のプレートの平坦部と、他方のプレートの支持部が当接される一方のプレートの平坦部によって扁平流路管とフィンとの接触面積を増加させ、熱交換効率をより一層高めることができる。また、一方のプレートの支持部の先端を他方のプレートの平坦部に当接させ、他方のプレートの支持部の先端を一方のプレートの平坦部に当接させることにより、例えば支持部を構成する第1突出部の先端と第2突出部の先端を当接させる構成よりも、支持部の位置に対する加工精度の許容範囲を大きくすることができ、ひいては歩留まりを向上することができる。
これによれば、一方のプレートと他方のプレートを金属製とし、内方へ突出する形状に略対応して外側が内方へ凹む支持部とすることにより、金属板材をプレス金型を用いてプレス成形し、一方のプレートと他方のプレートを製造することができる。即ち、プレス成形加工を用いて一方のプレートと他方のプレートを製造することができ、扁平流路管の製造に当たり、生産速度の向上、安定した量産性、材料歩留まりの向上を図ることができる。更に、一方のプレートの第1突出部の先端と他方のプレートの第2突出部の先端を当接して支持部を構成する構造では、一方のプレートと他方のプレートを共通する金型を用いてプレス成形することが可能であり、高価なプレス金型に要する費用を低減し、製造コストを低減することもできる。
これによれば、線状に設けられる支持部により、扁平流路管の内側を流れる第1流体の流れ抵抗を抑え、第1流体のスムーズな流れを得ることができると共に、支持部で第1流体の流れを適度に乱流化し、熱交換を促進して熱交換効率を高めることができる。
これによれば、点在する支持部により、扁平流路管の内側を流れる第1流体の流れをより複雑に乱流化し、熱交換を促進して熱交換効率をより一層高めることができる。
これによれば、溶接やろう付け等で連続接合せずに圧入保持だけで扁平流路管の各々とフィンの各々を位置決め固定できることから、溶接やろう付け等の連続接合の作業を無くすことができる。また、扁平流路管の厚さを支持する支持部が設けられていることにより、圧入保持によって扁平流路管の各々とフィンの各々を高強度で安定して固定することができる。
これによれば、外側に凹みを有する扁平流路管の各々をフィンの各々に、テーパ縁の圧入保持によって高強度で安定して固定することができる。また、フィンのテーパ縁の扁平流路管への接触により、フィンと扁平流路管の接触面積を増加させ、熱交換効率をより一層高めることができる。
これによれば、扁平流路管の両端のスリーブ部を凹みのない略扁平楕円状にすることにより、スリーブ部を熱交換器の構成部材に溶接、ろう付け等の連続接合で固定し易くし、スリーブ部の各々を構成部材に高強度且つ高い安定性で連続接合し、固定することができる。
本発明による第1実施形態の熱交換器1は、図1~図5に示すように、厚み方向に間隔を開けて並列するように配置されている複数の扁平流路管2と、扁平流路管2の管軸方向に間隔を開けて並列するように配置されている複数の略板状のフィン7を備え、扁平流路管2の内側を流れる第1流体と扁平流路管2の外側を流れる第2流体との間で熱交換する熱交換器1を構成している。
次に、第1プレート3の第1突出部33の先端と第2プレート4の第2突出部43の先端が当接されて支持部5が構成される第1実施形態の熱交換器1における第1変形例~第4変形例について説明する。
次に、本発明による第2実施形態の熱交換器1pについて説明する。尚、第2実施形態で特に言及しない構成については第1実施形態と同様である。
次に、本発明による第3実施形態の熱交換器1qについて説明する。尚、第2実施形態で特に言及しない構成については第1実施形態と同様である。
本明細書開示の発明は、発明として列記した各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な内容を本明細書開示の他の内容に変更して特定したもの、或いはこれらの内容に本明細書開示の他の内容を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な内容を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化して特定したものを包含する。そして、本明細書開示の発明には下記変形例や追記した内容も含まれる。
Claims (10)
- 基板の幅方向の両側で側壁が同一方向に屈曲されている一方のプレートと、基板の幅方向の両側で側壁が同一方向に屈曲されている他方のプレートを対向配置し、前記一方のプレートの両側の側壁と前記他方のプレートの両側の側壁を全長に亘って密接配置で係合して固定することにより扁平流路管が形成され、
前記扁平流路管が厚み方向に間隔を開けて配置され、
ルーバーが設けられていない略板状のフィンが前記扁平流路管の管軸方向に間隔を開けて配置され、
複数の前記フィンの挿通穴を貫通するようにして前記扁平流路管の各々が設けられ、
前記扁平流路管の内側を流れる第1流体と前記扁平流路管の外側を流れる第2流体との間で熱交換する熱交換器であって、
前記扁平流路管の両端以外の領域に前記扁平流路管の厚さを支持する支持部が前記扁平流路管の内方に突出し且つ相互に間隔を開けて設けられていると共に、前記扁平流路管の両端の領域には前記支持部が設けられていないことを特徴とする熱交換器。 - 前記一方のプレートに内方へ突出する第1突出部が形成されると共に、前記他方のプレートに内方へ突出する第2突出部が形成され、
前記第1突出部の先端と前記第2突出部の先端が当接されて前記支持部が構成されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 前記一方のプレートの基板が平坦面で形成されると共に、前記他方のプレートに内方へ突出する前記支持部が形成され、
前記支持部の先端が前記平坦面に当接されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 前記一方のプレートに内方へ突出する前記支持部が形成されると共に、前記他方のプレートに内方へ突出する前記支持部が前記一方のプレートの前記支持部と異なる位置に形成され、
前記一方のプレートの前記支持部の先端が前記他方のプレートの基板の平坦部に当接され、
前記他方のプレートの前記支持部の先端が前記一方のプレートの基板の平坦部に当接されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 前記扁平流路管が金属製の前記一方のプレートと金属製の前記他方のプレートから構成され、
前記扁平流路管の前記支持部の外側が内方へ突出する形状に略対応して内方へ凹んでいることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の熱交換器。 - 前記支持部が線状に設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の熱交換器。
- 前記支持部が点在して設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の熱交換器。
- 前記扁平流路管の各々が前記フィンの各々に非連続接合状態で圧入保持されていることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の熱交換器。
- 前記扁平流路管の前記支持部の外側が内方へ突出する形状に略対応して内方へ凹んで形成されていると共に、前記フィンの各々の前記挿通穴にテーパ縁が形成され、
前記扁平流路管の各々が前記フィンの各々に前記テーパ縁で圧入保持されていることを特徴とする請求項8記載の熱交換器。 - 各々の前記扁平流路管の管軸方向の両端に設けられているスリーブ部が全体に亘って内方への凹みのない略扁平楕円の断面形状で形成されており、
前記スリーブ部の各々が構成部材に連続接合で固定されていることを特徴とする請求項1~9の何れかに記載の熱交換器。
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