JP7091921B2 - 通信方法および通信システム - Google Patents
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Description
中継装置がネットワーク上に存在することを検知することができる。
すなわち、従来の技術では、輻輳が発生している中継装置を回避して経路を動的に再生成することが容易ではないという点において課題があった。
データの送信元である第一の通信装置と、前記データの宛先である第二の通信装置と、前記データを中継する一つ以上の中継装置と、が、セグメントルーティングによって前記データを送受信する通信方法であって、前記中継装置は、前記データを中継する際に、自装置における輻輳の発生有無を検出し、輻輳が発生している場合に、前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に対応するセグメントID中に、輻輳の発生を意味する第一のフラグをセットし、前記第二の通信装置は、受信したデータが有するルーティングヘッダ中に、前記第一のフラグがセットされているセグメントIDが存在する場合に、前記セグメントIDに対応する中継装置において輻輳が発生していると判定することを特徴とする。
データの送信元である第一の通信装置と、前記データの宛先である第二の通信装置と、前記データを中継する一つ以上の中継装置と、が、セグメントルーティングによって前記データを送受信する通信システムであって、前記中継装置は、前記データを中継する際に、自装置における輻輳の発生有無を検出する検出手段と、輻輳が発生している場合に、前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に
対応するセグメントID中に、輻輳の発生を意味する第一のフラグをセットする通知手段と、を有し、前記第二の通信装置は、受信したデータが有するルーティングヘッダ中に、前記第一のフラグがセットされているセグメントIDが存在する場合に、前記セグメントIDに対応する中継装置において輻輳が発生していると判定する判定手段と有することを特徴とする。
セグメントルーティングは、パケットの転送経路を示すセグメントIDをヘッダに付して送信するという特徴を持っており、これにより、パケットの送信元となる装置が、パケットの送信経路を柔軟に指定することが可能となる。
パケット(データ)受信側に位置する通信装置が輻輳の発生を判定できるため、どの中
継装置において輻輳が発生しているかを、パケット(データ)送信側に折り返し通知することが可能になる。また、これにより、経路の再設定やデータレートの抑制といった措置を講じることが可能になる。
輻輳が発生している中継装置を経由するデータを減少させる措置として、例えば、データ送信の中断、データレートの抑制、送信経路の切り替えなどが挙げられるが、これ以外であってもよい。
また、前記第二の通信装置は、受信した前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、前記第三のフラグがセットされているものがある場合、対応する中継装置については、前記通知データを生成しないことを特徴としてもよい。
第一の実施形態に関して、図面を参照して説明する。図1は、第一の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。図示したように、第一の実施形態に係る通信システムは、複数の通信装置10が、複数の中継装置20を有するネットワークを介してパケットを送受信するシステムである。
図示しているが、いずれも同一の装置である。区別する必要がない場合は、中継装置20と称する。
通信装置10は、送信パケット生成部11、ヘッダ設定部12、送信制御部13、送信部14、受信部15、ヘッダ読取部16を有して構成される。
また、送信制御部13は、他の通信装置10が送信したパケットが自装置に伝送される過程で輻輳が発生したことを検知し、当該他の通信装置10に対して輻輳の発生を通知する機能を有する。詳細な処理については後述する。
受信部15は、自装置に宛てられたパケットをネットワークから受信する手段である。
送信部14および受信部15は、装置に備えられたネットワークインタフェースを介してパケットを送受信する。
ヘッダ読取部16は、受信したパケットに含まれるセグメントルーティングヘッダを参照し、ネットワークにおける輻輳の有無を判定する手段である。判定結果は、送信制御部13にフィードバックされ、輻輳を回避する措置、または、他の通信装置10への通知が実行される。詳細な処理については後述する。
中継装置20は、受信部21、経路制御部22、輻輳検知部23、送信部24を有して
構成される。
輻輳検知部23は、中継装置20が送出しようとしているパケットの送信側が輻輳しているか否かを判定する手段である。輻輳検知部23は、輻輳の発生を検出した場合に、セグメントルーティングヘッダに含まれる自装置のセグメントIDに、輻輳が発生していることを通知する情報を追加する。これにより、ネットワーク上のどの地点で輻輳が発生しているかについての情報をパケットに含ませることが可能になる。
中継装置20を通過したパケットは、次のホップ先(他の中継装置20、または、宛先となる通信装置10)へ転送される。
(Segment ID)を有して構成される。セグメントルーティングヘッダは、ルーティングを行うための要求に関する情報が格納される空間であり、Locator、Function、Argument等
の情報を格納することができる。Locatorは、例えば、要求を実行するノードの識別子が
格納されるフィールドである。また、Functionには、要求の識別子(例えば、ルーティングを行うノードが実行すべき関数の識別子)が格納される。本実施形態では、Functionに格納された値に基づいて、各中継装置20が輻輳検知を行う。
また、Argumentには、要求を実行する際にノードが利用するデータを格納することができる。これらの情報の配置は、セグメントルーティングヘッダのサイズ(128bit)内で自由に設計することができる。例えば、ノードごとに異なるFunctionやArgumentを定義することも可能であるし、複数のノードが共用するFunctionやArgumentを定義することもできる。
り、当該パケットを受信する全ての装置が、当該セグメントIDに対応する中継装置20において輻輳が発生していることを認識することができる。例えば、当該パケットの宛先である通信装置10Bが、輻輳の発生を認識することができる。
例えば、パケットを受信した通信装置10Bが、パケットを送信した通信装置10Aに対して輻輳の発生を通知することを考える。この場合、セグメントルーティングヘッダの内容をそのまま送り返すと、往路と復路で同じビットが使用されてしまうため、ある中継装置20で輻輳が発生していることはわかるが、往路で輻輳が発生したのか、復路で輻輳が発生したのかを判定することができない。
そこで、本実施形態では、輻輳を通知するビットを二つ(c0およびc1)設け、伝送方向によって異なるビットを使用する。
ここでは、通信装置10Aにおいて生成されたパケットが、中継装置20Aおよび20Bを経由し、通信装置10Bに送信される例を考える。
A::1は、通信装置10AのIPv6アドレスを表す。
また、B::1は、通信装置10BのIPv6アドレスを表す。
また、S1::ec:0は、中継装置20AのセグメントIDである。
また、S2::ec:0は、中継装置20BのセグメントIDである。
前述したように、セグメントIDは、ノードの識別子(Locator)と、要求の識別子(Function)と、要求を実行するノードが利用する情報(Argument)から構成される。すな
わち、S1およびS2が、中継装置20の識別子である。また、ecは、輻輳の検知を行う関数の識別子である。Argumentは、初期状態では0である。
この場合、中継装置20Bが有する輻輳検知部23が、自装置に対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットc1の値に1をセットする。ここで、(b,n,c0,c1
)=(0,0,0,1)となるため、Argumentの値は1となる。すなわち、中継装置20Bに対応するセグメントIDが、S2::ec:1に書き換えられる。
装置において輻輳が発生していることが分かる。
具体的には、対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットc1の値を0に戻し
、ビットc0の値に1をセットする。
このようなビット列を持つ輻輳通知パケットを通信装置10Aに送信することで、通信装置10Aは、自装置が送信元であるパケットを伝送する過程で輻輳が発生したのか、自装置に宛てたパケットを伝送する過程で輻輳が発生したのかを認識することができる。
0Aは、自装置に向けたパケットの伝送経路上で輻輳が発生したことを認識することができる。また、ビットc0の値に1がセットされたセグメントIDが含まれていた場合、自
装置が送信元であるパケットの伝送経路上で輻輳が発生し、これを検知した通信相手が自
装置に向けて通知を行っていることを認識することができる。
このように、輻輳の発生を示すビットを2種類設けることで、輻輳が発生した際のパケットの送信方向を判別することが可能になる。
すなわち、図5におけるタイミング(4)では、(b,n,c0,c1)=(0,1,1,0)となるため、中継装置20Bに対応するセグメントIDのArgumentの値は6となる。ビットnは、通知を行う宛先の通信装置10における利便性を考慮して付加されるものである。なお、輻輳通知パケットに、他のデータを相乗りさせることも可能である。その場合、ビットnの値は0となる。
めである。なお、ビットc0が0であり、ビットc1に1が設定されていた場合、通信装置10Bが送信したパケットが自装置に到達するまでの間に輻輳が発生していることになる。
まず、ステップS11で、送信パケット生成部11が、送信するパケットを生成する。
次に、ステップS12で、ヘッダ設定部12が、当該パケットの送信経路を生成し、セグメントルーティングヘッダを設定する。
次に、ステップS13で、送信制御部13が、当該パケットの送信経路上にある中継装置20に関連する輻輳通知を既に受信しているか否かを判定する。
ここで、関連する輻輳通知を受信していない場合、送信制御部13が、任意のアルゴリズムに従って送信レートを増加させ(ステップS14)、ステップS15において、送信部14を介してパケットを送信する。
ステップS17では、送信が中断されており、かつ、送信中断を継続するか否かを判定する。送信の中断を継続する場合(ステップS17-Yes)、送信すべきデータをキューに蓄積する(ステップS18)。送信が中断されていない場合や、送信を再開する場合(ステップS17-No)、ステップS15でデータの送信を実行する。なお、キューに蓄積されたデータは、このタイミングで送信される。
まず、ステップS21で、ヘッダ読取部16が、受信したパケットに含まれるセグメントルーティングヘッダに、ビットnの値に1がセットされたセグメントIDが存在しないことを判定する。
ここで、否定判定であった場合、受信したパケットは、輻輳通知を行うためだけのパケ
ットであることがわかるため、次いで、該当するセグメントIDのビットc0の値に1が
セットされているか否かを判定する(ステップS22)。ここで肯定判定であった場合、対応する中継装置20において輻輳が発生しているため、ステップS23へ遷移し、送信制御部13が、輻輳を回避する措置を講じる。なお、ステップS22で否定判定であった場合、データ異常と判定し、パケットを破棄する(ステップS24)。輻輳通知パケットは、必ずビットc0がセットされているはずだからである。
判定する。ここで否定判定となるケースは、ビットc0の値に1がセットされたセグメン
トIDが存在し、かつ、ビットc1の値に1がセットされたセグメントIDが存在しない
ケースである。当該ケースは、自装置が送信元であるパケットを伝送する過程で発生した輻輳を通信相手が検知し、通信相手が自装置に向けて通知を行っているケースであるため、ステップS27へ遷移し、送信制御部13が、輻輳を回避する措置を講じたのちに、ステップS30でデータの処理を行う。
その後、ステップS29で、セグメントルーティングヘッダに、ビットc0の値に1が
セットされたセグメントIDが存在するか否かを判定する。ここで肯定判定であった場合、通信相手からも輻輳が通知されていることを意味するため、ステップS27へ遷移し、自装置も、輻輳を回避する措置を講じる。最後に、ステップS30で、ペイロードに配置されているデータを処理する。
相手側の通信装置10に対して輻輳の通知を行う場合、まず、ステップS41で、輻輳が発生している中継装置20に対応するセグメントIDを特定し、当該セグメントIDのArgumentに含まれるビットc0の値に1をセットし、かつ、ビットc1の値に0をセットする。
次に、ステップS42で、相手側の通信装置10に対して送信するデータがあるか否かを判定する。ここで否定判定であった場合、ビットnの値に1をセットし(ステップS43)、相手側の通信装置10に対して輻輳通知パケットを送信する(ステップS44)。
まず、ステップS51で、受信部21がパケットを受信する。
ステップS52では、経路制御部22が、受信したパケットに含まれるセグメントルーティングヘッダを参照し、宛先アドレスを書き換える処理(ヘッダ処理)を行う。
次に、ステップS53で、経路制御部22が、保持している経路表を参照し、パケットの出力インタフェースを決定する。
次に、ステップS54で、輻輳検知部23が、出力先として決定したインタフェースに輻輳が発生しているか否かを判定する。ここで肯定判定であった場合、自装置に対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットc1の値に1をセットする(ステップS55
)。
その後、ステップS56で、送信部24がパケットを出力インタフェースに出力する。ステップS54で否定判定であった場合、ステップS56へ遷移する。
特に、輻輳が発生した際のパケットの送信方向を判別することができるため、各通信装置が、輻輳を抑制するための適切な対策を講じることが可能になる。
第一の実施形態では、パケットを受信した通信装置10Bが輻輳通知パケットを生成し、当該パケットを送信した通信装置10Aに送信した。これに対し、第二の実施形態は、中継装置20が、中継の過程において輻輳通知パケットを生成し、送信元である通信装置10Aに送り返す実施形態である。
ここでは、通信装置10Aにおいて生成されたパケットが、中継装置20Aおよび20Bを経由し、通信装置10Bに送信される例を考える。
タイミング(1)におけるデータの内容は、第一の実施形態と同様である。
この場合、中継装置20Aが有する輻輳検知部23が、通信装置10Aに対する輻輳通知パケットを生成する。(4)に示したように、輻輳通知パケットは、中継装置20Aを送信元とし、通信装置10Aを宛先としたパケットである。中継装置20Aは、自装置に対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットnの値に1をセットし、ビットc0
の値に1をセットする。ここで、(b,n,c0,c1)=(0,1,1,0)となるため、Argumentの値は6となる。すなわち、中継装置20Aに対応するセグメントIDは、S1::ec:6となる。当該輻輳通知パケットによると、第一の実施形態と同様に、通信装置10Aが、輻輳の発生箇所と方向を認識することができる。
図4に示したビットbは、伝送経路上において、輻輳通知パケットを折り返し送信したことを示すビット(折返しビット)である。
中継装置20Aは、中継対象のパケットについて、自装置に対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットbの値に1をセットし、ビットc1の値に1をセットする。こ
こで、(b,n,c0,c1)=(1,0,0,1)となるため、Argumentの値は9となる。すなわち、中継装置20Aに対応するセグメントIDは、S1::ec:9となる。当該パケットを受信した通信装置10Bは、既に中継装置20Aによって輻輳通知パケット
が送信されたことを認識することができる。
次に、ステップS59で、中継対象のパケットについて、自装置に対応するセグメントIDのArgumentに含まれるビットbの値に1を、ビットc1の値に1をセットする。
まず、ステップS61で、ヘッダ読取部16が、受信したパケットに含まれるセグメントルーティングヘッダに、ビットbの値に1がセットされたセグメントIDが存在しないことを判定する。ここで肯定判定であった場合、中継装置20による輻輳通知は行われていないため、処理は図7へ遷移し、第一の実施形態と同様の処理が行われる。
セグメントIDが存在するか判定する(ステップS62)。ここで否定判定であった場合、データ異常と判定し、パケットを破棄する(ステップS63)。
ステップS62で肯定判定であった場合、ステップS64でデータの処理を行う。
次に、受信したパケットに含まれるセグメントルーティングヘッダに、ビットc0の値
に1がセットされたセグメントIDが存在するか判定する(ステップS65)。ここで、肯定判定であった場合、ステップS66において、輻輳を回避する措置を講じる。否定判定であった場合と、ステップS63が終了した場合、および、ステップS66が終了した場合、処理は初期状態に戻る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
ンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
11・・・送信パケット生成部
12・・・ヘッダ設定部
13・・・送信制御部
14,24・・・送信部
15,21・・・受信部
16・・・ヘッダ読取部
20・・・中継装置
22・・・経路制御部
23・・・輻輳検知部
Claims (5)
- データの送信元である第一の通信装置と、前記データの宛先である第二の通信装置と、前記データを中継する一つ以上の中継装置と、が、セグメントルーティングによって前記データを送受信する通信方法であって、
前記中継装置は、前記データを中継する際に、自装置における輻輳の発生有無を検出し、輻輳が発生している場合に、(1)前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に対応するセグメントID中に、輻輳の発生を意味する第一のフラグをセットし、(2)前記データを送信した前記第一の通信装置に、当該中継装置において輻輳が発生している旨を通知する通知データを送信し、(3)前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に対応するセグメントID中に、既に輻輳の発生を送信元に通知したことを意味する第二のフラグをセットし、
前記第二の通信装置は、受信したデータが有するルーティングヘッダ中に、前記第一のフラグがセットされているセグメントIDが存在する場合に、(1)前記セグメントIDに対応する中継装置において輻輳が発生していると判定し、(2)前記データを送信した前記第一の通信装置に、当該中継装置において輻輳が発生している旨を通知する第二の通知データを送信する、
通信方法。 - 前記第二の通信装置は、前記第二の通知データを送信する際に、
前記第一のフラグを消去し、かつ、前記第一のフラグとは異なる領域に第三のフラグをセットする、
請求項1に記載の通信方法。 - 前記通知データまたは第二の通知データを受信した前記第一の通信装置は、
前記輻輳が発生している中継装置を経由するデータの量を減少させる措置を講じる、
請求項1または2に記載の通信方法。 - 前記第二の通信装置は、
受信した前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのう
ち、前記第二のフラグがセットされているものがある場合、対応する中継装置については、前記第二の通知データを生成しない、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信方法。 - データの送信元である第一の通信装置と、前記データの宛先である第二の通信装置と、前記データを中継する一つ以上の中継装置と、が、セグメントルーティングによって前記データを送受信する通信システムであって、
前記中継装置は、
前記データを中継する際に、自装置における輻輳の発生有無を検出する検出手段と、
輻輳が発生している場合に、(1)前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に対応するセグメントID中に、輻輳の発生を意味する第一のフラグをセットし、(2)前記データを送信した前記第一の通信装置に、当該中継装置において輻輳が発生している旨を通知する通知データを送信し、(3)前記データが有するルーティングヘッダに含まれる複数のセグメントIDのうち、自装置に対応するセグメントID中に、既に輻輳の発生を送信元に通知したことを意味する第二のフラグをセットする通知手段と、を有し、
前記第二の通信装置は、
受信したデータが有するルーティングヘッダ中に、前記第一のフラグがセットされているセグメントIDが存在する場合に、(1)前記セグメントIDに対応する中継装置において輻輳が発生していると判定し、(2)前記データを送信した前記第一の通信装置に、当該中継装置において輻輳が発生している旨を通知する第二の通知データを送信する第二の通知手段を有する、
通信システム。
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