JP7089318B1 - シルク繊維含有生地及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]第一生地と、
前記第一生地の上に配置された樹脂繊維層と、
前記樹脂繊維層の上に配置されたシルク繊維層と、
前記シルク繊維層の上に配置された第二生地とを含み、
前記樹脂繊維層と、前記シルク繊維層とが少なくとも部分的に互いに交絡している、シルク繊維含有生地。
[2]前記第一生地と、前記樹脂繊維層との間に配置される第一熱可塑性樹脂層、及び、
前記シルク繊維層と、前記第二生地との間に配置される第二熱可塑性樹脂層をさらに含む、[1]に記載のシルク繊維含有生地。
[3]前記樹脂繊維層が、ポリエステル複合繊維で構成されている、[1]に記載のシルク繊維含有生地。
[4]前記シルク繊維含有生地の厚みが、0.1~3.0mmである、[1]に記載のシルク繊維含有生地
[5][1]乃至[4]のいずれかに記載のシルク繊維含有生地を含み、前記第二生地側が使用者側であるように配置される、衣類。
[6][1]乃至[4]のいずれかに記載のシルク繊維含有生地を含み、前記第二生地側が使用者側であるように配置される、寝具。
[7]シルク繊維含有生地の製造方法であって、
(1)基台上に配置された第一生地上に第一熱可塑性樹脂を配置し、前記第一熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(2)前記第一熱可塑性樹脂層の上に樹脂繊維を配置し、前記樹脂繊維層を形成する工程と、
(3)前記樹脂繊維層の上にシルク繊維を配置し、前記シルク繊維層を形成する工程と、
(4)前記シルク繊維層の上に第二熱可塑性樹脂を配置し、前記第二熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(5)前記第二熱可塑性樹脂層の上に第二生地を配置し、加熱前積層体を得る工程と、
(6)前記加熱前積層体を加圧および加熱する工程と、
を含む、前記方法。
また、加圧熱溶着したことで、上下方向にも左右方向にも弾力性を備え、衣料品に使用した場合に高い保温は性だけでなく、着やすさ動きやすさも備え、寝具類の生地や衣類の生地として利用してもごわごわすることなく利用することができる。
(1)基台上に配置された第一生地上に第一熱可塑性樹脂を配置し、前記第一熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(2)前記第一熱可塑性樹脂層の上に樹脂繊維を配置し、前記樹脂繊維層を形成する工程と、
(3)前記樹脂繊維層の上にシルク繊維を配置し、前記シルク繊維層を形成する工程と、
(4)前記シルク繊維層の上に第二熱可塑性樹脂を配置し、前記第二熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(5)前記第二熱可塑性樹脂層の上に第二生地を配置し、加熱前積層体を得る工程と、
(6)加熱前積層体を加圧および加熱する工程と、
を含むが、簡易な方法で非常に接着力が高く、特殊な縫製や加工を必要とせず製造が容易である。
本明細書において、「交絡」とは繊維と繊維が互いに絡まりあった状態を意味する。
なお、第一生地1及び第二生地6はそれぞれ、同じ素材としても、異なる素材としてもよく、製造するものによって適宜素材を選ぶことができる。
第一熱可塑性樹脂層2、第二熱可塑性樹脂層5を構成する成分は、いずれも熱可塑性樹脂であれば特に限定されるものではないが、本発明の代表的な態様としては、熱可塑性ポリウレタンを用いる。
第一熱可塑性樹脂層2及び第二熱可塑性樹脂層5を構成する成分としては、酢酸ビニル樹脂系、ポリビニルアセタール系、エチレン酢酸ビニル樹脂系(EVA)、塩化ビニル樹脂(PVC)系、アクリル樹脂系(ACR)、ポリアミド系(PA)、ポリエチレン系(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)系、ポリプロピレン(PP)系、ポリスチレン(PS)系、セルロース系、α-オレフィン系、合成ゴム系(SR)などが挙げられるが、ポリアミド樹脂(PA)や熱可塑性ポリウレタン樹脂(TPU)が好ましい。これらのエラストマータイプも好ましい。これらは接着性、伸縮性に優れ好適である。
熱可塑性樹脂層の樹脂は、加熱により少なくとも一部が粘着物になり、シルク繊維層4及び/または樹脂繊維層と熱溶着させることで、互いに交絡した安定した網目状態を形成し、積層体がしっかり一体化することに寄与する。
第一熱可塑性樹脂層2及び第二熱可塑性樹脂層5のそれぞれの成分は、単独で構成されていてもよいし、2種以上混合して構成してもよい。また、第一熱可塑性樹脂層2及び第二熱可塑性樹脂層5を構成する熱可塑性樹脂は同じであっても、異なってもよい。
シルク繊維層を構成するシルク繊維は、コスト削減の点からシルク短繊維を使用することが好ましい。
本実施例では、セリシンの皮膚に対する効果を生かすため、シルクの光沢や肌触りを発揮させるためのセリシン除去処理がされていないシルク繊維(セリシン含有シルク繊維)を使用することが好ましい。
なお、短繊維の長さは、おおよそ、20mm~150mm、好ましくは25m~100mmである。
なお、アセテート系やアクリル系の複合繊維を代用することも可能であるが、PETの特性の軽量、速乾性、耐熱性、耐久性と、PTTの特性の高い伸縮性や形状安定性、そして柔らかい感触とを複合したポリエステル複合繊維が好適である。さらにポリエステル複合繊維は熱可塑性であるため、加熱により接着効果を発揮するので、シルク繊維層4に加圧熱溶着し、互いに交絡した安定した網目状態を形成し、洗濯によるシルクの特性の低下が抑制され、摩擦耐久性が向上するため、シルクの機能性を維持しつつ洗濯耐久性を付与することが出来る。
さらに好ましくは、シルク繊維含有生地8の厚さが0.1~3.0mm程度になるよう、ポリエステル繊維層3,シルク繊維層4の厚さを調整すると、軽量で嵩張らず、あたかも一枚の生地のように扱え、裁断、縫製等の製造作業がしやすくなり好適である。
また、各種衣料品や寝装具の一部に本発明にかかるシルク繊維含有生地8を用いることもできる。例えば、ジャケットの前身頃と後身頃だけシルク繊維含有生地8を用いつつ、袖部を既存の薄手の生地を用いるなど組み合わせると、デザイン性の高い衣料品を製造することもできる。
同様に、寝装品についても側生地内の一部に本発明にかかるシルク繊維含有生地8を用いることもできる。
本発明のシルク繊維含有生地8の製造方法の一例としては、
(1)基台上に第一生地1を配置し、第一生地1上に3Dプリンターで第一熱可塑性樹脂を配置し、第一熱可塑性樹脂層2を形成する工程と、
(2)第一熱可塑性樹脂層2の上に3Dプリンターで樹脂繊維を配置し、樹脂繊維層3を形成する工程と、
(3)樹脂繊維層3の上に3Dプリンターでシルク短繊維を配置し、シルク繊維層4を形成する工程と、
(4)シルク繊維層4の上に3Dプリンターで第二熱可塑性樹脂を配置し、第二熱可塑性樹脂層5を形成する工程と、
(5)第二熱可塑性樹脂層5の上に第二生地6を配置し、加熱前積層体7を得る工程と、
(6)加熱前積層体を加圧および加熱する工程と、
を含む。
次いで、第一生地1の上に、3Dプリンター(図示せず)で熱可塑性ポリウレタンを配置し、第一熱可塑性樹脂層2を形成する(第1工程、図2(a))。3Dプリンターを使用して配置することにより、第一生地1の上に均一に配置することができる。
本実施例のシルク繊維含有生地8は、ポリエステル複合繊維層3と第二熱可塑性樹脂層5がシルク繊維層4を挟み込む。この状態で加圧および加熱すると、第二熱可塑性樹脂層5の熱可塑性ポリウレタン、及びポリエステル複合繊維層3のポリエステル複合繊維が溶け、熱可塑性ポリウレタンとシルク繊維、及びポリエステル複合繊維とシルク繊維がそれぞれ混ざり合って加圧熱溶着する。こうすることにより、シルク繊維とポリエステル複合繊維が互いに交絡した安定した網目状態を形成し、洗濯によるシルクの特性の低下が抑制され、摩擦耐久性が向上するため、シルクの機能性を維持しつつ洗濯耐久性を付与することが出来る。また、第一熱可塑性樹脂層2、第二熱可塑性樹脂層5をさらに含むことで、シルク繊維層4と、ポリエステル複合繊維層4とを強固に固定することができ、シルク繊維含有生地8をあたかも1層のごとく構成する。
加圧加熱の温度は、加圧熱溶着できる温度であれば限定されるものではないが、例えば、150~250℃に設定する。
加圧加熱の荷重は、加圧熱溶着できる荷重であれば限定されるものではないが、例えば、0.1~3.0mm程度の厚さになるように、圧力を設定する。
図2の矢印中の200度は、200℃で加熱していることを示す。この加熱により、加熱前積層体8は、一体化し、また、積極的に加圧することにより、所望の厚さのシルク繊維含有生地を得ることができる。
2 第一熱可塑性樹脂層
3 ポリエステル複合繊維層
4 シルク繊維層
5 第二熱可塑性樹脂層
6 第二生地
7 加熱前積層体
8 シルク繊維含有生地
Claims (7)
- 第一生地と、
前記第一生地の上に配置された樹脂繊維層と、
前記樹脂繊維層の上に配置されたシルク繊維層と、
前記シルク繊維層の上に配置された第二生地とを含み、
前記樹脂繊維層と、前記シルク繊維層とが少なくとも部分的に互いに交絡している、シルク繊維含有生地。 - 前記第一生地と、前記樹脂繊維層との間に配置される第一熱可塑性樹脂層、及び、前記シルク繊維層と、前記第二生地との間に配置される第二熱可塑性樹脂層をさらに含む、請求項1に記載のシルク繊維含有生地。
- 前記樹脂繊維層が、ポリエステル複合繊維で構成されている、請求項1に記載のシルク繊維含有生地。
- 前記シルク繊維含有生地の厚みが、0.1~3.0mmである、請求項1に記載のシルク繊維含有生地
- 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシルク繊維含有生地を含み、前記第二生地側が使用者側であるように配置される、衣類
- 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシルク繊維含有生地を含み、前記第二生地側が使用者側であるように配置される、寝具。
- シルク繊維含有生地の製造方法であって、
(1)基台上に配置された第一生地上に第一熱可塑性樹脂を配置し、前記第一熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(2)前記第一熱可塑性樹脂層の上に樹脂繊維を配置し、前記樹脂繊維層を形成する工程と、
(3)前記樹脂繊維層の上にシルク繊維を配置し、前記シルク繊維層を形成する工程と、
(4)前記シルク繊維層の上に第二熱可塑性樹脂を配置し、前記第二熱可塑性樹脂層を形成する工程と、
(5)前記第二熱可塑性樹脂層の上に第二生地を配置し、加熱前積層体を得る工程と、
(6)前記加熱前積層体を加圧および加熱する工程と、
を含む、前記方法。
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