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JP7086581B2 - 観察光学系及びそれを有する観察装置 - Google Patents

観察光学系及びそれを有する観察装置 Download PDF

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JP7086581B2 JP2017234844A JP2017234844A JP7086581B2 JP 7086581 B2 JP7086581 B2 JP 7086581B2 JP 2017234844 A JP2017234844 A JP 2017234844A JP 2017234844 A JP2017234844 A JP 2017234844A JP 7086581 B2 JP7086581 B2 JP 7086581B2
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Description

本発明は、例えば液晶等の画像表示素子に表示された原画像を拡大表示し、観察するヘッドマウントディスプレイ等に好適な観察光学系に関するものである。
従来より、CRTやLCD等の画像表示素子を用いて表示された原画像を、観察光学系を介して拡大表示し、大画面画像を使用者に与えることで、臨場感のある観察ができるようにしたヘッドマウントディスプレイ等の観察装置が提案されている。
近年、観察装置に関しては、さらなる高臨場感が得られることが望まれており、そのために観察装置に用いられる観察光学系には広視野角に対応し、且つ高い光学性能を有することが求められている。更に頭部に装着する、或いは手で持つタイプの観察装置に用いるときには観察光学系が小型であり、かつ軽量であることが求められている。
従来、広視野角且つ軽量化を図った観察光学系として光路中にフレネルレンズを配した接眼映像表示装置が知られている(特許文献1)。また、観察光学系の軽量化のために樹脂レンズを用い、このとき樹脂レンズの温度変動によるピント位置ずれの抑制のために、レンズの周辺部分に回折レンズ構造を設け一次回折作用を利用した光ヘッド用対物レンズが知られている(特許文献2)。
特開平07-244246号公報 特開2002-122780号公報
広視野角でありながら、高い光学性能を有し、且つ全体が軽量な観察光学系を得るには、レンズ構成、特にフレネルレンズを用いるときにはフレネルレンズの形状やレンズ構成等を適切に設定する必要がある。
特許文献1の接眼光学系は、最も眼(観察面)に近い位置に、鋸歯形状を有し、凹面を観察側に向けたフレネルレンズを配している。そして、広視野角且つ全系の軽量化を図っている。特許文献1に係るフレネルレンズのフレネル格子は、その壁面、或いは突起部の成形不良(面ダレ)等に光が入射すると、入射した光が不要光(ゴースト)となり、画質を劣化させる傾向があった。また、特許文献1のフレネルレンズは、フレネルレンズの中心域からフレネル面を形成しているため、観察者が特に注視しやすい観察画面中心域において観察像の画質が劣化しやすい傾向があった。
特許文献2の対物レンズは、レンズの中心領域を連続形状のレンズ面として屈折作用とし、周辺部分を鋸歯形状の回折レンズ構成として一次回折作用を利用している。これにより、温度変動によるピント位置ずれの抑制を図っている。特許文献2の対物レンズは、1枚のレンズより構成されているため、高い光学性能を得るのが難しい傾向があった。
本発明は、画像表示面に表示される画像情報を、全系の小型化及び軽量化を図りつつ、広視野角でありながら高い光学性能で観察することができる観察光学系及びそれを有する観察装置の提供を目的とする。
本発明の観察光学系は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズ、正レンズLPを有し、前記フレネルレンズの中心輪帯の面頂点から該中心輪帯の端部までの光軸方向の長さをh0、前記中心輪帯に隣接する第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さをh1、前記正レンズLPと前記フレネルレンズの中で、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をd、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から、画像表示面までの光軸上の距離をLとするとき、
0.01<h1/h0<0.80
0.1<d/L<0.4
なる条件式を満足することを特徴とする。
また、本発明の他の観察光学系は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズ、正レンズLPを有し、前記フレネルレンズの中心輪帯の直径をΦ0、前記フレネルレンズの有効径をΦ1、前記正レンズLPと前記フレネルレンズの中で、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をd、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から、画像表示面までの光軸上の距離をLとするとき、
0.3<Φ0/Φ1<0.7
0.1<d/L<0.4
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明によれば、画像表示面に表示される画像情報を、全系の小型化及び軽量化を図りつつ、広視野角でありながら高い光学性能で観察することができる観察光学系及びそれを有する観察装置が得られる。
実施例1のレンズ断面図である。 (A)、(B) 本発明の実施例1のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。 実施例2のレンズ断面図である。 (A)、(B) 本発明の実施例2のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。 実施例3のレンズ断面図である。 (A)、(B) 本発明の実施例3のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。 実施例4のレンズ断面図である。 (A)、(B) 本発明の実施例4のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。 実施例5のレンズ断面図である。 (A)、(B) 本発明の実施例5のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。 フレネルレンズの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さとフレネル格子の壁面の長さ、及びフレネルレンズの中心輪帯の面頂点から、端部までの直径、フレネルレンズの有効径等の定義説明図である。 (A)、(B)、(C) フレネルレンズの説明図である。 半視野角45°で入射した主光線に関する像高の説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて説明する。各実施例の観察光学系は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、フレネルレンズLF、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LPを有している。
なお、本願明細書において、フレネルレンズとは、フレネル格子を有する光学素子を言う。フレネルレンズの光入射側の光学面および光出射側の光学面の面形状(光学面がフレネル格子を有する場合にはフレネル格子の頂点を結んだ包絡面)は平面であっても曲面であっても良い。フレネルレンズが曲面状の光学面を有する場合、曲面状の光学面は球面形状に限らず自由曲面形状であっても良い。
図1は本発明の実施例1の観察光学系を有する観察装置のレンズ断面図である。図2(A)、(B)は本発明の実施例1の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図3は本発明の実施例2の観察光学系を有する観察装置のレンズ断面図である。図4(A)、(B)は本発明の実施例2の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図5は本発明の実施例3の観察光学系を有する観察装置のレンズ断面図である。図6(A)、(B)は本発明の実施例3の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図7は本発明の実施例4の観察光学系を有する観察装置のレンズ断面図である。図8(A)、(B)は本発明の実施例4の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図9は本発明の実施例5の観察光学系を有する観察装置のレンズ断面図である。図10(A)、(B)は本発明の実施例5の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図11は本願明細書におけるフレネルレンズの中心輪帯の面頂点から中心輪帯の端部までの光軸方向の長さと、格子壁面の光軸方向の長さの定義を説明する説明図である。図12(A)、(B)、(C)はフレネルレンズの説明図である。
図13は半視野角45°で入射した主光線と像高との関係を示す説明図である。
レンズ断面図において、L0は観察光学系であり、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LPと、フレネルレンズLFを有する。FreはフレネルレンズLFのフレネル面である。正レンズLPは観察光学系L0が複数の正レンズを有するときは、最も屈折力の大きい正レンズである。
ここで正レンズLPはレンズ面が曲率を有した曲面であり、該曲面で屈折作用のあるレンズであって、フレネルレンズは含まれない。IDは画像表示面であり、画像情報を表示する画像表示素子として、例えば液晶表示素子ID1が配置される。SPは観察面であり、観察者の瞳が位置する。観察面SPには絞り(SP1)が配置される場合もある。
各実施例のレンズ断面図において、アイレリーフは、光軸上におけるアイポイントと最も観察面SP側のレンズ面の間隔を表す。
各収差図は、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示している。
球面収差図では、d線(波長587.6nm)、g線(波長435.8nm)に対する球面収差を示している。非点収差図において、S、Mはそれぞれ、サジタル像面、メリディオナル像面における非点収差を示している。歪曲収差はd線について示している。色収差図ではg線における色収差を示している。
なお、収差の評価においては、画像表示面IDから光線を飛ばした観察面SP側での収差と、観察面SP側から光線を飛ばした画像表示面ID上での収差は一対一で対応するため、便宜上、画像表示面IDでの収差を評価している。また、各実施例の絞りSP1の開口絞り径は、人間の瞳径の一例として3.5mmに設定している。
また、アイレリーフが観察者によって異なったり、眼鏡をかけた状態に対応するため、アイレリーフによる収差の変動を抑えている。よって、収差図には代表的にアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmの際の収差について図示している。
図11(A)、(B)は本発明に係るフレネルレンズLFの各要素を定義するための説明図である。
Freはフレネル面であり、同心円状の複数のフレネル格子FPが所定の格子ピッチで配列されている。F0は中心輪帯であり、連続した面であり、球面や非球面等からなっている。Laは光軸である。Φ1はフレネルレンズLFの有効径である。Φ0はフレネルレンズLFの中心輪帯F0の有効径である。即ち中心輪帯F0の一方の端部FL2から他方の端部FL2までの直径である。Frはフレネル格子が形成されたフレネル輪帯である。
図11(A)、(B)ではフレネルレンズLFの中心輪帯F0の面頂点FL1から、端部FL2までの光軸La方向の長さをh0、光軸Laから数えたときの第n番目のフレネル格子(輪帯)の壁面の長さをhnとしている。
次に本発明の観察光学系L0の構成について説明する。本発明の観察光学系L0は、正レンズLPと、フレネルレンズLFを有する。観察光学系L0を複数のレンズで構成している。これによって、フレネルレンズLFが正の屈折力を有する場合、各面の曲率を緩めることができ、各面での収差発生量を減らし、全体としての収差量も減らしている。また、フレネルレンズLFが負の屈折力を有する場合、全体としてのペッツバール和を減らすことができ、像面湾曲を減らすことができる。また、倍率色収差も低減している。
フレネルレンズLFの中心輪帯F0の面頂点FL1から、中心輪帯F0の端部FL2までの光軸方向の長さをh0とする。フレネルレンズLFのフレネル輪帯Frの光軸中心から順に数えたときの第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さ(中心輪帯F0に隣接する第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さ)をh1とする。このとき、
0.01<h1/h0<0.80 ・・・(1)
なる条件式を満足する。
条件式(1)はフレネルレンズLFのフレネル輪帯Frの第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さh1とフレネルレンズLFの中心輪帯F0の面頂点FL1から端部FL2までの光軸方向の長さh0の比を規定している。フレネルレンズLFの中心輪帯F0の面頂点FL1から端部FL2までの光軸方向の長さをフレネルレンズLFの第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さに対して大きくしている。
それにより、フレネルレンズLFの径方向の連続的な形状の領域(中心輪帯)F0の割合を増加させ、フレネルレンズLFの鋸歯形状による画質劣化要素を観察者が注視しやすい画面中心域で軽減し、光学性能を向上させている。
条件式(1)の下限を超えると、中心輪帯F0の面頂点FL1から、端部FL2までの光軸方向の長さが長くなりすぎて、重量が増大する。或いは、フレネルレンズLFの第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さが短くなりすぎ、回折によるフレアが増大して光学性能が低下してくる。
逆に条件式(1)の上限を超えると、フレネルレンズLFの屈折力が強い場合、中心輪帯F0の面頂点FL1から端部FL2までの光軸方向の長さが短くなりすぎる。この結果、観察者が注視しやすい画面中心域にフレネルレンズLFの鋸歯形状が形成され、光学性能が低下してくる。
フレネルレンズLFの屈折力が弱い場合、構成する他のレンズの屈折力が強くなりすぎて、軸外の諸収差が増加してくる。
逆に、フレネルレンズLFの第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さが長くなりすぎて、壁面で反射した不要光(ゴースト)が増加し、光学性能が低下してくる。
さらに好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.02<h1/h0<0.65 ・・・(1a)
さらに好ましくは、条件式(1a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.03<h1/h0<0.50 ・・・(1b)
以上の構成により、広視野でありながら高い光学性能を有し、且つ全系が軽量な観察光学系を得ている。
なお、観察光学系L0は上述した式(1)に代えて、以下の式(2)を満足しても良い。式(2)を満たすことによっても広視野でありながら高い光学性能を有し、且つ全系が軽量な観察光学系を得ることができる。
0.3<Φ0/Φ1<0.7 ・・・(2)
式(2)において、Φ0はフレネルレンズLFの中心輪帯F0の直径、Φ1はフレネルレンズLFの有効径である。
条件式(2)はフレネルレンズLFの中心輪帯F0の有効径(直径)Φ0とフレネルレンズLFの有効径Φ1との比を規定している。条件式(2)の下限を超えると観察者が注視しやすい画面中心域にフレネルレンズLFの鋸歯形状が形成され、光学性能が低下してくる。反対に上限を超えると、連続形状を形成する領域(レンズ面)が大きくなりすぎ全系の重量が増大する。
さらに好ましくは、条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.32<Φ0/Φ1<0.65 ・・・(2a)
さらに好ましくは、条件式(2a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.34<Φ0/Φ1<0.62 ・・・(2b)
なお、観察光学系L0は式(1)と式(2)を共に満たしていても良い。
さらに、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。ここで、フレネルレンズLFの焦点距離をfh、観察光学系L0の焦点距離をFとする。観察光学系L0が1つ以上の正の屈折力のレンズを有するときは、最も屈折力の大きいレンズを正レンズLPとし、正レンズLPの焦点距離をfpとする。正レンズLPとフレネルレンズLFの中で、最も観察側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をdとする。
また、観察光学系L0の最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から、画像表示面までの光軸上の距離をLとする。フレネルレンズLFが正の屈折力を有するとき、フレネルレンズLFの観察面側の面の曲率半径をRp11、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率半径をRp12とする。フレネルレンズLFが負の屈折力を有するとき、フレネルレンズLFの観察面側の面の曲率半径をRn11、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率半径をRn12とする。正レンズLPの観察面側のレンズ面の曲率半径をR21、正レンズLPの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR22とする。
また、フレネルレンズLFの有効面内における格子壁面の光軸方向の長さの平均値をhave(mm)、d線の波長の長さをλ(mm)とする。フレネルレンズLFの第1輪帯の格子ピッチをw1、フレネルレンズLFの有効面内の最も外側の輪帯の格子ピッチをweとする。
また、アイレリーフ10mmで、半視野角45度における画像表示面の理想像高をy0、アイレリーフ10mmで、半視野角45度における画像表示面の実際の像高をyとする。
このとき、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。なお、アイレリーフ10mm、半視野角45度における理想像高y0は、y0=F×tan45°で与えられる値である。また、「実際の像高y」とは、観察光学系L0にアイレリーフ10mm、半視野角45度で入射した主光線の近軸結像位置での光軸と垂直方向の高さである。図13は観察光学系L0におけるyを説明する図である。図13では、絞りSPから観察光学系L0に入射した視野角θ(=45°)の主光線が、観察光学系L0の近軸結像位置上で高さyの位置に到達していることが表されている。
1.5<|fh|/F<5.0 ・・・(3)
1.2<fp/F<2.0 ・・・(4)
0.1<d/L<0.4 ・・・(5)
-1.6<(Rp12+Rp11)/(Rp12-Rp11)<-0.5 ・・・(6)
0.8<(Rn12+Rn11)/(Rn12-Rn11)<1.7 ・・・(7)
-1.6<(R22+R21)/(R22-R21)<-0.4 ・・・(8)
50.0<have/λ<500.0 ・・・(9)
1.2<w1/we<10.0 ・・・(10)
-0.35<(y-y0)/y0<-0.10 ・・・(11)
0.5<y/F<1.1 ・・・(12)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(3)はフレネルレンズLFの焦点距離と観察光学系L0の焦点距離の比を規定している。条件式(3)の下限を超えてフレネルレンズLFの屈折力が強く(屈折力の絶対値が大きく)なりすぎると、鋸歯形状を形成する各フレネル格子の格子ピッチが細かくなりすぎる。その結果、回折光の回折する角度が大きくなりすぎて、フレアが増大する。逆に上限を超えると、構成しているその他のレンズの枚数が少ない場合、各々のレンズの屈折力が強くなりすぎ、軸外の諸収差が増大する。構成しているその他のレンズの枚数が多い場合、全系の重量が増大する。
条件式(4)は正レンズLPの焦点距離と観察光学系L0の焦点距離の比を規定している。条件式(4)の下限を超えると正レンズLPの屈折力が強くなりすぎて、主に、像面湾曲、非点収差が増大する。逆に上限を超えると、構成しているその他のレンズの枚数が少ない場合、各々のレンズの屈折力が強くなりすぎ、軸外の諸収差が増大する。構成しているその他のレンズの枚数が多い場合、全系の重量が増大する。
条件式(5)は正レンズLPとフレネルレンズLFの中で、最も観察面SP側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面ID側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をdとする。このとき距離dに対する最も観察面SP側のレンズの観察面側のレンズ面から画像表示面IDまでの距離の比を規定している。
条件式(5)の下限を超えると、レンズ間の間隔が短くなりすぎ、各レンズをメカで保持することが困難となる。或いは、レンズの厚みが薄くなりすぎて、レンズ面が変形しやすくなり、光学性能が低下しやすい。逆に上限を超えると、レンズ間の間隔が長くなりすぎて、画像表示面側に位置するレンズの有効径が大きくなり、重量が増大する。或いは、レンズの厚みが厚くなりすぎて、重量が増大する。
条件式(6)はフレネルレンズLFが正の屈折力を有する場合のフレネルレンズLFの形状因子を規定している。条件式(6)の下限を超えると、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。逆に上限を超えると、フレネルレンズLFの観察面側の面の曲率が強くなりすぎて、主に歪曲収差が増大する。
条件式(7)はフレネルレンズLFが負の屈折力を有する場合のフレネルレンズLFの形状因子を規定している。条件式(7)の下限を超えると、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。逆に上限を超えると、フレネルレンズLFの観察面側の面の曲率が強くなりすぎて、主に像面湾曲、非点収差が増大する。
条件式(8)は正レンズLPの形状因子を規定している。条件式(8)の下限を超えると、正レンズLPの画像表示面側の面の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。逆に上限を超えると、正レンズLPの観察面側の面の曲率が強くなりすぎて、主に歪曲収差が増大する。
条件式(9)は、フレネルレンズLFの有効系内におけるフレネル格子の壁面高さの平均値とd線の波長の長さの比を規定している。条件式(9)の下限を超えると、フレネルレンズLFの有効系内におけるフレネル格子の壁面高さが小さくなりすぎて、回折光の強度が増し、光学性能が低下してくる。逆に上限を超えると、フレネルレンズLFのフレネル格子の壁面の長さが長くなりすぎ、壁面で反射した不要光(ゴースト)が増加し、光学性能が低下してくる。
条件式(10)は、フレネルレンズLFの第1輪帯部のフレネル格子の格子ピッチとフレネルレンズLFの光線有効径Φ1内の最も外側の輪帯部のフレネル格子の格子ピッチの比を規定している。条件式(10)の下限を超えると、第1輪帯部のフレネル格子の格子ピッチが小さくなりすぎ、回折する光の回折角が大きくなりすぎ、画面中心にフレアの影響が及び、光学性能が低下してくる。
逆に条件式(10)の上限を超えると、光線有効径Φ1内の最も外側の輪帯部のフレネル格子の格子ピッチが小さくなりすぎ、回折する光の回折角が大きくなりすぎ、画面中心にフレアの影響が及び、光学性能が低下してくる。
条件式(11)は、アイレリーフ10mm、半視野角45度における画像表示面IDでの歪曲量を規定している。条件式(11)の下限を超えると、正の屈折力が強すぎるため、画面周辺の光線を強く光軸方向に曲げることになり、軸外の諸収差が増大する。逆に上限を超えると、正の屈折力が小さすぎるため、各レンズ位置における画面周辺光線の入射高が高くなりすぎ、有効径が増すので、全系の重量が増大する。
条件式(12)は、アイレリーフ10mm、観察光学系L0において、半視野角45度の主光線の実際の像高(近軸結像位置上での光軸と垂直方向の高さ)yと観察光学系L0の焦点距離Fの比を規定している。これは、観察光学系L0の視野角45度に相当する周辺部の屈折力を表したものである。周辺部の屈折力が強いほどyは小さくなるため、条件式(12)を満足することで、画像表示素子を小型に構成しながら広視野角化することができる。
条件式(12)の下限を超えて観察光学系L0の焦点距離Fが長くなりすぎると、観察光学系L0の全長が伸び、大型化してしまう。あるいは、観察光学系の周辺部の屈折力が強くなりすぎて、特に非点収差と像面湾曲が増大してしまう。
反対に、条件式(12)の上限を超えてyが大きくなりすぎると、画像表示面が大きくなりすぎ、画像表示素子が大型化してしまう。
以上の構成により、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つ全系が軽量な観察光学系が得られる。
さらに好ましくは、条件式(3)乃至(12)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.6<|fh|/F<4.8 ・・・(3a)
1.23<fp/F<1.95 ・・・(4a)
0.12<d/L<0.35 ・・・(5a)
-1.5<(Rp12+Rp11)/(Rp12-Rp11)<-0.6・・・(6a)
0.9<(Rn12+Rn11)/(Rn12-Rn11)<1.6 ・・・(7a)
-1.5<(R22+R21)/(R22-R21)<-0.5 ・・・(8a)
75.0<have/λ<400.0 ・・・(9a)
1.4<w1/we<8.0 ・・・(10a)
-0.34<(y-y0)/y0<-0.15 ・・・(11a)
0.6<y/F<1.0 ・・・(12a)
さらに好ましくは、条件式(3a)乃至(12a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.7<|fh|/F<4.6 ・・・(3b)
1.25<fp/F<1.90 ・・・(4b)
0.14<d/L<0.33 ・・・(5b)
-1.4<(Rp12+Rp11)/(Rp12-Rp11)<-0.7・・・(6b)
0.95<(Rn12+Rn11)/(Rn12-Rn11)<1.55・・・(7b)
-1.4<(R22+R21)/(R22-R21)<-0.6 ・・・(8b)
100.0<have/λ<300.0 ・・・(9b)
1.6<w1/we<7.0 ・・・(10b)
-0.33<(y-y0)/y0<-0.19 ・・・(11b)
0.7<y/F<0.9 ・・・(12b)
次に各実施例の観察光学系L0について説明する。
[実施例1]
以下、図1を参照して、本発明の観察光学系L0の実施例1について説明する。実施例1の観察光学系L0は、観察面側より画像表示面側へ順に、正の屈折力のフレネルレンズLF、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LPから構成されている。2枚のレンズが正の屈折力を分担することにより、各面での曲率を緩めて、これにより諸収差の発生を軽減している。正の屈折力のフレネルレンズLFは、画像表示面ID側をフレネル面としている。
そして条件式(1)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLFの中心輪帯の面頂点FL1から端部FL2までの光軸方向の長さh0を長くしている。これによって、フレネルレンズLFの径方向の連続的な形状の領域の割合を増加させ、観察者が注視しやすい画面範囲の光学性能を向上させている。
さらに、条件式(2)を満足する適切な範囲で、連続的な形状の領域を設定し、光学性能の向上と軽量化を図っている。
さらに、条件式(3)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLFの焦点距離を緩め、フレネル格子の格子ピッチが小さくなりすぎることを防ぎ、回折によるフレアを低減している。さらに、条件式(4)を満足する適切な範囲で、正レンズLPの焦点距離を緩め、主に像面湾曲や非点収差の発生を軽減している。さらに、条件式(5)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLFと正レンズLPの各々の厚みを薄くすることによって、全系の軽量化を図っている。
さらに、条件式(6)を満足するように、フレネルレンズLFの観察面SP側の面の曲率に比して画像表示面側の面の曲率を強め、画像表示面側に凸形状を向けることによって、観察面SPに対してコンセントリックな形としている。これにより、軸外の光線の入射角を緩くし、軸外の諸収差の発生を軽減している。
さらに、条件式(8)を満足するように、正レンズLPの観察面SP側の面の曲率に比して画像表示面ID側の面の曲率を強め、画像表示面IDに凸形状を向けることによって、観察面SPに対してコンセントリックな形となっている。これにより、軸外の光線の入射角を緩くし、軸外の諸収差の発生を軽減している。
さらに、条件式(9)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLFの有効系内におけるフレネル格子の壁面高さの平均値を大きくすることで、不要光である回折光の発生を防ぎ、光学性能の向上を図っている。さらに、条件式(10)を満足するように、フレネルレンズLFの第1輪帯部のフレネル格子の格子ピッチと光線有効径Φ1内の最も外側の輪帯部のフレネル格子の格子ピッチを設定することで、画面全体での回折光の発生を防ぎ、光学性能の向上を図っている。
さらに、条件式(11)を満足するように、歪曲量を適切に設定することで、画面周辺の光線を強く光軸方向に曲げることを防ぎ、光学性能の向上を達成している。さらに、条件式(12)を満足するように、屈折力を適切に設定することで、画像表示素子を小型化と観察光学系L0の広視野角化を達成している。
[実施例2]
以下、図3を参照して、本発明の観察光学系L0の実施例2について説明する。実施例2の観察光学系L0は、観察面側より画像表示面側へ順に、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LP、負の屈折力のレンズ(負レンズ)L3、正の屈折力のフレネルレンズLFから構成されている。正の屈折力を2枚のレンズが分担することにより、各面での曲率を緩めて、これにより諸収差の発生を軽減している。
また、負レンズL3を配すことで、倍率色収差や像面湾曲を軽減している。また、正の屈折力のフレネルレンズLFを前述した3枚レンズの中で、最も画像表示面側に位置、つまり有効径が大きくなる位置に配置させることで、全系の軽量化を図っている。この他の構成は実施例1と同じである。
[実施例3]
以下、図5を参照して、本発明の観察光学系L0の実施例3について説明する。実施例3の観察光学系L0は、観察面側より画像表示面側へ順に、平行平板(光学部材)Lt、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LP、正の屈折力のフレネルレンズLFから構成されている。正レンズLPが、剥き出し(外界にさらした)状態であると、油等が触れた場合、レンズに変形・亀裂が生じる可能性がある。平板のレンズLtは正レンズLPを保護する役割を担っている。
また、正の屈折力のフレネルレンズLFを前述した3枚レンズの中で、最も画像表示面側に位置、つまり有効径が大きくなる位置に配置させることで、全系の軽量化を図っている。この他の構成は実施例1と同じである。
[実施例4]
以下、図7を参照して、本発明の観察光学系L0の実施例4について説明する。実施例4の観察光学系L0は、観察面側より画像表示面側へ順に、負の屈折力のフレネルレンズLF、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LP、正の屈折力のレンズL3から構成されている。正の屈折力を2枚のレンズが分担することにより、各面での曲率を緩めて、これにより、諸収差の発生を軽減している。また、負の屈折力のフネルレンズLFを配すことで、倍率色収差や像面湾曲を軽減している。
条件式(7)を満足するように、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率に比して観察面側の面の曲率を強め、観察面SPに凹形状を向けている。これによって、観察面SPに対してコンセントリックな形として、軸外の光線の入射角を緩くし、軸外の諸収差の発生を軽減している。この他の構成は実施例1と同じである。
[実施例5]
以下、図9を参照して、本発明の観察光学系L0の実施例5について説明する。実施例5の観察光学系L0は、観察面側より画像表示面側へ順に、正の屈折力のレンズ(正レンズ)LP、負の屈折力のフレネルレンズLF、正の屈折力のレンズ(正レンズ)L3、正の屈折力のレンズ(正レンズ)L4から構成されている。正の屈折力を3枚のレンズが分担することにより、より各面での曲率を緩めて、これにより、諸収差の発生を軽減している。また、負の屈折力のフネルレンズLFを配すことで、倍率色収差や像面湾曲を軽減している。
条件式(7)を満足するように、フレネルレンズLFの画像表示面側の面の曲率に比して観察面側の面の曲率を強め、観察面SPに凹形状を向けることによって、観察面SPに対してコンセントリックな形としている。これによって軸外の光線の入射角を緩くし、軸外の諸収差の発生を軽減している。この他の構成は実施例1と同じである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、CRTやLCD等の画像表示素子と組み合わせた際、歪曲収差量や倍率色収差量によっては電気的な処理を画像表示素子に加えても良い。
次に図12を用いてフレネルレンズについて説明する。一般にフレネルレンズは、図12(A)に示すように、曲率半径rのレンズ面を同心円状の複数の領域に分割した形状を有する。このとき曲率半径rの値に応じて断面形状が鋸歯型のフレネル格子(プリズム)FPを平面上に同心円状に並べた形状よりなっている。同心円状の複数のフレネル格子は角度が異なるか、又は同一である。またフレネル格子の格子ピッチは中心(光軸)から周辺に従って異なるか又は同一である。
フレネルレンズ面Freにおける曲率半径rは図12(A)に示すレンズ面の曲率半径rに相当する。フレネルレンズ面の焦点距離を求めるときのパラメータの1つは通常のレンズの焦点距離を求めるのと同様に曲率半径rを用いている。フレネルレンズの焦点距離fと板厚(中心厚)、有効径Φ1等は図12(B)、(C)に示すとおりである。後述する条件式におけるフレネルレンズ面の曲率半径はフレネル形状とする前のレンズ面の曲率半径(すなわち中心輪帯の曲率半径)を用いている。
次に、各実施例における数値データを以下に示す。数値データにおいてiは観察面からの面の順序を示し、riは第i番目の光学面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、ni,νiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の屈折率およびアッベ数を表す。
また、非球面に記載されている、K,A4,A6,A8,A10などは非球面係数である。非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を、面頂点を基準にしてxとするとき以下の式で定義される。
x=(h2/R)/[1+{1-(1+k)(h/R)21/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10
ただし、ここでRは曲率半径である。フレネル面は非球面効果を有する理想的な薄肉状態を表しており、実形状としては、表記した中心厚d内でフレネル形状とする。フレネル面は面番号の右隣に*Freと表記している。
各数値データの面番号において1は観察面(絞り)、像面は画像表示面に相当している。数値データ1において面番号2、3はフレネルレンズLF、面番号4、5は正レンズLPに相当している。数値データ2において面番号2、3は正レンズLP、面番号6、7はフレネルレンズLFに相当している。数値データ3において面番号4、5は正レンズLP、面番号6、7はフレネルレンズLFに相当している。
数値データ4において面番号2、3はフレネルレンズLF、面番号4、5は正レンズLPに相当している。数値データ5において面番号2、3は正レンズLP、面番号4、5はフレネルレンズLFに相当している。
レンズ全長は観察面側の第1レンズ面から画像表示面IDまでの距離である。BFは画像表示面IDの面から画像表示面までの距離である。また前述した数値データに基づくパラメータと各条件式との関係を表1、表2に示す。

(数値データ1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 100000.000 3.50 1.53110 56.0 48.76
3*Fre -80.546 0.70 52.00
4* 237.548 15.00 1.53110 56.0 53.30
5* -36.019 40.89 55.34
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.35561e-005 A 6= 2.66207e-008 A 8=-1.06533e-011

第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.18599e-005 A 6= 4.07744e-008 A 8=-2.04247e-011 A10= 1.57785e-015

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.20301e-006 A 6=-7.68945e-009 A 8= 1.19113e-011

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 44.99 44.99
Fナンバー 12.85 12.85
半画角(度) 55.00 45.00
像高 43.00 36.35
レンズ全長 70.09 70.09
BF 40.89 40.89

d 1 10.00 20.00

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -37.93 -88.19
前側主点位置 19.31 29.31
後側主点位置 -4.10 -4.10

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 44.99 19.20 9.31 -4.10

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 151.54
2 4 60.03
(数値データ2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2* ∞ 11.72 1.48749 70.4 47.52
3* -39.013 0.50 49.92
4 -104.408 3.20 1.63400 23.9 55.12
5 -550.468 0.50 61.09
6 -550.000 5.00 1.53110 56.0 62.00
7*Fre -55.766 60.66 68.33
像面 ∞

非球面データ
第2面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.89729e-006 A 6=-8.84019e-010 A 8=-1.25103e-012 A10= 1.57785e-015

第3面
K = 0.00000e+000 A 4= 8.01465e-006 A 6=-1.13123e-008 A 8= 6.33741e-012

第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.82721e-006 A 6= 2.98900e-009 A 8=-7.03142e-013

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 63.48 63.48
Fナンバー 18.14 18.14
半画角(度) 60.00 47.00
像高 66.68 53.16
レンズ全長 91.58 91.58
BF 60.66 60.66

d 1 10.00 20.00

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -35.24 -65.18
前側主点位置 21.46 31.46
後側主点位置 -2.82 -2.82

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 63.48 20.92 11.46 -2.82

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 80.00
2 4 -203.79
3 6 116.44
(数値データ3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 ∞ 0.80 1.49000 55.0 47.43
3 ∞ 1.00 48.00
4* -265.909 13.39 1.53110 56.0 49.38
5* -36.393 0.20 54.33
6 1964.346 3.00 1.53110 56.0 67.88
7*Fre -105.000 54.56 69.90
像面 ∞

非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.79879e-007 A 6= 4.81597e-009 A 8=-1.81252e-012

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.76286e-006 A 6=-4.27243e-009 A 8= 8.19904e-012

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 55.16 55.16
Fナンバー 15.76 15.76
半画角(度) 57.50 47.50
像高 55.41 47.21
レンズ全長 82.96 82.96
BF 54.56 54.56

d 1 10.00 20.00

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -36.31 -75.00
前側主点位置 21.68 31.68
後側主点位置 -0.60 -0.60

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 55.16 18.39 11.68 -0.60

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 0.00
2 4 77.81
3 6 187.76
(数値データ4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2*Fre -129.970 1.20 1.63400 23.9 49.15
3 ∞ 0.46 50.00
4* 976.710 20.02 1.53110 56.0 51.22
5 -37.804 1.00 58.00
6 1140.401 17.35 1.53110 56.0 73.16
7* -58.000 47.34 75.91
像面 ∞

非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.80662e-006 A 6=-1.60330e-008 A 8= 1.45886e-011

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.75248e-006 A 6=-1.49902e-009 A 8= 1.96913e-013

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 51.11 51.11
Fナンバー 14.60 14.60
半画角(度) 50.00 40.00
像高 45.06 37.39
レンズ全長 97.38 97.38
BF 47.34 47.34

d 1 10.00 20.00

入射瞳位置 0.00 0.00 0.00
射出瞳位置 -88.54 -235.84 3414.02
前側主点位置 31.88 41.88 51.88
後側主点位置 -3.77 -3.77 -3.77

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 51.11 40.04 21.88 -3.77

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -204.97
2 4 69.00
3 6 104.45
(数値データ5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2* 4627.206 11.83 1.53110 56.0 48.02
3 -45.008 1.00 49.95
4*Fre -102.526 2.50 1.64000 23.5 57.04
5 -500.000 1.20 58.01
6* 122.504 9.67 1.53110 56.0 61.38
7 -129.021 1.00 64.47
8 239.832 17.55 1.53110 56.0 71.66
9* -72.370 31.51 73.45
像面 ∞

非球面データ
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.61041e-006 A 6= 1.21044e-008 A 8=-3.52960e-012

第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.17893e-006 A 6=-2.20791e-010

第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.56415e-006 A 6= 1.72159e-009 A 8=-2.99784e-012

第9面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.74838e-007 A 6=-9.11601e-010 A 8= 6.34371e-014

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 45.59 45.59
Fナンバー 13.03 13.03
半画角(度) 50.00 41.00
像高 38.30 30.80
レンズ全長 86.26 86.26
BF 31.51 31.51

d 1 10.00 20.00

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -89.84 -260.05
前側主点位置 28.46 38.46
後側主点位置 -14.08 -14.08

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 45.59 44.75 18.46 -14.08

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 84.00
2 4 -202.01
3 6 119.92
4 8 106.76
Figure 0007086581000001
Figure 0007086581000002
L0 観察光学系 LP 正レンズ LF フレネルレンズ
SP 観察面 ID 画像表示面 Fre フレネル面

Claims (15)

  1. 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズ、正レンズLPを有し、
    前記フレネルレンズの中心輪帯の面頂点から該中心輪帯の端部までの光軸方向の長さをh0、前記中心輪帯に隣接する第1輪帯の格子壁面の光軸方向の長さをh1、前記正レンズLPと前記フレネルレンズの中で、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をd、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から、画像表示面までの光軸上の距離をLとするとき、
    0.01<h1/h0<0.80
    0.1<d/L<0.4
    なる条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
  2. 前記中心輪帯の直径をΦ0、前記フレネルレンズの有効径をΦ1とするとき、
    0.3<Φ0/Φ1<0.7
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
  3. 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズ、正レンズLPを有し、
    前記フレネルレンズの中心輪帯の直径をΦ0、前記フレネルレンズの有効径をΦ1、前記正レンズLPと前記フレネルレンズの中で、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から最も画像表示面側に位置するレンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上の距離をd、最も観察面側に位置するレンズの観察面側のレンズ面から、画像表示面までの光軸上の距離をLとするとき、
    0.3<Φ0/Φ1<0.7
    0.1<d/L<0.4
    なる条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
  4. 前記フレネルレンズの焦点距離をfh、前記観察光学系の焦点距離をFとするとき、
    1.5<|fh|/F<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の観察光学系。
  5. 前記観察光学系が1つ以上の正の屈折力のレンズを有するときは、最も屈折力の大きいレンズを正レンズLPとし、前記正レンズLPの焦点距離をfp、前記観察光学系の焦点距離をFとするとき、
    1.2<fp/F<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の観察光学系。
  6. 前記フレネルレンズは、前記観察光学系に含まれるレンズの中で、最も観察面側に配置されたレンズ、または観察面側から数えて2番目に配置されたレンズであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の観察光学系
  7. 前記フレネルレンズは正の屈折力を有し、前記フレネルレンズの観察面側の面の曲率半径をRp11、前記フレネルレンズの画像表示面側の面の曲率半径をRp12とするとき、
    -1.6<(Rp12+Rp11)/(Rp12-Rp11)<-0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の観察光学系。
  8. 前記フレネルレンズは負の屈折力を有し、前記フレネルレンズの観察面側の面の曲率半径をRn11、前記フレネルレンズの画像表示面側の面の曲率半径をRn12とするとき、
    0.8<(Rn12+Rn11)/(Rn12-Rn11)<1.7
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の観察光学系。
  9. 前記正レンズLPの観察面側のレンズ面の曲率半径をR21、前記正レンズLPの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR22とするとき、
    -1.6<(R22+R21)/(R22-R21)<-0.4
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の観察光学系。
  10. 前記フレネルレンズの有効面内における格子壁面の光軸方向の長さの平均値をhave、d線の波長の長さをλとするとき、
    50.0<have/λ<500.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の観察光学系。
  11. 前記フレネルレンズの第1輪帯の格子ピッチをw1、前記フレネルレンズの有効面内の最も外側の輪帯の格子ピッチをweとするとき、
    1.2<w1/we<10.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の観察光学系。
  12. 前記中心輪帯は連続した面より構成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の観察光学系。
  13. 画像情報を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子に表示される前記画像情報を観察するための請求項1乃至12のいずれか1項に記載の観察光学系を有することを特徴とする観察装置。
  14. アイレリーフ10mmで、半視野角45度における画像表示面の理想像高をy0、アイレリーフ10mmで、半視野角45度における画像表示面の実際の像高をyとするとき、
    -0.35<(y-y0)/y0<-0.10
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項13に記載の観察装置。
  15. 前記光学系の焦点距離をF、アイレリーフ10mmで半視野角45度における画像表示面の実際の像高をyとするとき、
    0.5<y/F<1.1
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項13または14に記載の観察装置。
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