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JP7074220B1 - 回転駆動システム及びそのシステムを備えた籾摺機 - Google Patents

回転駆動システム及びそのシステムを備えた籾摺機 Download PDF

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JP7074220B1 JP2021024669A JP2021024669A JP7074220B1 JP 7074220 B1 JP7074220 B1 JP 7074220B1 JP 2021024669 A JP2021024669 A JP 2021024669A JP 2021024669 A JP2021024669 A JP 2021024669A JP 7074220 B1 JP7074220 B1 JP 7074220B1
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Abstract

【課題】駆動モータの出力を上げても高い動力伝達能力を有するとともに安定した回転駆動動作を行い、しかも、繰り返し使用しても故障し難い回転駆動システムを提供する。【解決手段】無端状の第1平ベルトB1が、第1駆動プーリ4b、第1テンションプーリ6a、第2従動プーリ3B及び第1従動プーリ2Aに巻き掛けられ、第1駆動プーリ4bの回転動作により周回移動して第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転させる。第1テンションプーリ6aと第1駆動プーリ4bとの間には、第1平ベルトB1に接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心C3を中心として揺動自在な第1蛇行制御プーリ8が第1平ベルトB1を案内する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、回転ロールを回転駆動させる回転駆動システム及びそのシステムを備えた籾摺機に関する。
従来より、例えば、特許文献1に開示されている籾摺機は、回転軸心が平行に延び、且つ、当該回転軸心と直交する方向に隣接する一対の脱ぷロールを含む回転駆動システムを備えている。該回転駆動システムは、駆動プーリを回転させる駆動モータと、各脱ぷロールに回転一体に設けられた従動プーリと、駆動プーリと両従動プーリとの間に配設されたテンションプーリとを有し、駆動プーリ、両従動プーリ及びテンションプーリには、六角ベルトやVベルトといった無端状ベルトが巻き掛けられている。そして、駆動モータを起動して駆動プーリを回転させると、周回移動する無端状ベルトによって各脱ぷロールが互いに反対方向に回転するようになっていて、回転状態の両脱ぷロールの間隙に籾を供給するとともに当該両脱ぷロールの外周面で押圧しながら通過させることにより、籾殻をせん断破壊して籾から取り除くようになっている。
ところで、六角ベルトやVベルトといった無端状ベルトは、周回移動する際において主に無端状ベルトの両側面が各プーリの内側面に接触しており、単に幅寸法を大きなものに変更しただけでは無端状ベルトと各プーリとの間の動力伝達能力を向上させ難いという特徴がある。したがって、例えば、特許文献1の如き籾摺機の籾摺り能力を向上させるのを目的として、回転駆動システムにおける駆動モータの出力を上げるとともに無端状ベルトと各プーリとの間の動力伝達能力を向上させることによって両脱ぷロールの回転力を高めようとする場合、各プーリの回転軸心方向の寸法を大きくするとともに各プーリに巻き掛ける無端状ベルトの数を増やす必要がある。
しかし、例えば、各プーリが片持ち式の支持軸により支持されるような場合、無端状ベルトの数を増やすとともに各プーリの回転軸心方向の寸法を大きくすると、支持軸に加わる曲げ応力が大きくなってしまい、繰り返し使用することで支持軸に不具合が生じる可能性がある。また、各プーリがその回転軸心方向に大きくなることで装置全体が大型化してしまうという問題もある。
特許第5110299号
上記問題点を解決すべく、本件発明者らは、無端状ベルトの数を増やすことによる支持軸の不具合の可能性や装置の大型化を回避するために、無端状ベルトを平ベルトにして各プーリの外周面との接触領域を増やすことにより、1つの無端状ベルトと各プーリとの間の動力伝達能力を高めて各プーリの回転軸心方向の寸法を短くすることに想到した。
また、無端状ベルトを平ベルトにすると、平ベルトと各プーリの外周面との間が滑り易くなり、平ベルトが各プーリの軸方向に片寄った位置で周回移動したり、或いは、各プーリの軸方向に蛇行しながら周回移動する可能性がある。この点についても、本件発明者らは、試行錯誤の結果、適切な構造のプーリを適切な場所に設けることにより、好適な回転駆動システムに想到した。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動モータの出力を上げても高い動力伝達能力を有するとともに安定した回転駆動動作を行い、しかも、繰り返し使用しても不具合が生じ難い回転駆動システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、平ベルトを用いたことを特徴とする。また、本発明は、平ベルトの周回移動方向において駆動ベルトの下流側に揺動自在な蛇行制御プーリを配設したことを特徴とする。
具体的には、回転ロールを回転駆動させる回転駆動システムを対象とし、次のような対策を講じた。
すなわち、第1の発明では、駆動モータにより回転駆動する駆動プーリと、回転ロールと一体に回転する従動プーリと、前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられ、前記駆動プーリの回転動作により周回移動して前記従動プーリを介して前記回転ロールを回転させる無端状の平ベルトと、該平ベルトの張設状態を調整可能なテンションプーリとを備え、前記従動プーリ及び前記テンションプーリのうちいずれか一方であるとともに前記平ベルトの周回移動方向下流側において前記駆動プーリの次に隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間には、前記平ベルトに接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心を中心として揺動自在な蛇行制御プーリが前記平ベルトを案内しており、前記蛇行制御プーリには、周回移動する前記平ベルトが当該平ベルトの内面と接触するように巻き掛けられていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、前記蛇行制御プーリは、前記隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間の中央位置よりも前記隣設されたプーリ側に位置していることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、前記回転ロールは、その回転軸心が平行に延び、且つ、隣接する位置に一対設けられ、前記平ベルトは、周回移動する際、前記各回転ロールが互いに反対方向に回転するように前記各回転ロールに回転一体に設けられた各従動プーリに順に巻き掛けられ、前記両回転ロールは、回転状態において当該両回転ロールの間隙に供給される粒状体を外周面で押圧しながら通過させるよう構成されていることを特徴とする。
第4の発明では、第の発明において、前記駆動モータ、前記駆動プーリ、前記平ベルト、前記テンションプーリ及び前記蛇行制御プーリをそれぞれ一対ずつ備え、前記従動プーリは、第1従動プーリと第2従動プーリとをそれぞれ一対ずつ備え、前記一方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリは、前記一方の回転ロールに回転一体に設けられる一方、前記他方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリは、前記他方の回転ロールに回転一体に設けられ、前記一方の平ベルトは、前記一方の駆動プーリ、前記一方の蛇行制御プーリ、前記一方のテンションプーリ、前記一方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリに巻き掛けられて第1駆動系統を形成する一方、前記他方の平ベルトは、前記他方の駆動プーリ、前記他方の蛇行制御プーリ、前記他方のテンションプーリ、前記他方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリに巻き掛けられて第2駆動系統を形成し、前記第1及び第2駆動系統には、前記一方の第1従動プーリから前記一方の平ベルトを離間させ、且つ、前記他方の第1従動プーリに前記他方の平ベルトを接触させる状態と、前記一方の第1従動プーリに前記一方の平ベルトを接触させ、且つ、前記他方の第1従動プーリから前記他方の平ベルトを離間させる状態とを切り替えて前記両回転ロールにおける回転駆動の駆動系統を切り替えるクラッチ機構が設けられていることを特徴とする。
第5の発明では、第4の発明において、前記各平ベルトの走行データを取得可能なベルト走行検出センサと、前記各駆動モータ、前記クラッチ機構及び前記ベルト走行検出センサに接続された制御部とを備え、該制御部は、前記平ベルトの走行が蛇行状態と判定するための閾値が予め記憶された記憶部と、前記ベルト走行検出センサにて得られた走行データと前記閾値とを比較して前記平ベルトが蛇行状態であるか否かを判定する判定部とを備え、該判定部により蛇行状態であると判定されると、前記クラッチ機構を作動させて異なる駆動系統へと切り替えるとともに、前記判定部により元の駆動系統において前記平ベルトが蛇行状態でないと判定されるまで異なる駆動系統によって前記両回転ロールを回転駆動させるよう構成されていることを特徴とする。
第6の発明では、駆動モータにより回転駆動する駆動プーリと、回転ロールと一体に回転する従動プーリと、前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられ、前記駆動プーリの回転動作により周回移動して前記従動プーリを介して前記回転ロールを回転させる無端状の平ベルトと、該平ベルトの張設状態を調整可能なテンションプーリとを備え、前記従動プーリ及び前記テンションプーリのうちいずれか一方であるとともに前記平ベルトの周回移動方向下流側において前記駆動プーリの次に隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間には、前記平ベルトに接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心を中心として揺動自在な蛇行制御プーリが前記平ベルトを案内しており、前記駆動モータ、前記駆動プーリ、前記回転ロール、前記平ベルト、前記テンションプーリ及び前記蛇行制御プーリをそれぞれ一対ずつ備え、前記従動プーリは、第1従動プーリと第2従動プーリとをそれぞれ一対ずつ備え、前記一方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリは、前記一方の回転ロールに回転一体に設けられる一方、前記他方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリは、前記他方の回転ロールに回転一体に設けられ、前記一方の平ベルトは、前記一方の駆動プーリ、前記一方の蛇行制御プーリ、前記一方のテンションプーリ、前記一方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリに巻き掛けられて第1駆動系統を形成する一方、前記他方の平ベルトは、前記他方の駆動プーリ、前記他方の蛇行制御プーリ、前記他方のテンションプーリ、前記他方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリに巻き掛けられて第2駆動系統を形成し、前記第1及び第2駆動系統には、前記一方の第1従動プーリから前記一方の平ベルトを離間させ、且つ、前記他方の第1従動プーリに前記他方の平ベルトを接触させる状態と、前記一方の第1従動プーリに前記一方の平ベルトを接触させ、且つ、前記他方の第1従動プーリから前記他方の平ベルトを離間させる状態とを切り替えて前記両回転ロールにおける回転駆動の駆動系統を切り替えるクラッチ機構が設けられており、前記各平ベルトの走行データを取得可能なベルト走行検出センサと、前記各駆動モータ、前記クラッチ機構及び前記ベルト走行検出センサに接続された制御部とを備え、該制御部は、前記平ベルトの走行が蛇行状態と判定するための閾値が予め記憶された記憶部と、前記ベルト走行検出センサにて得られた走行データと前記閾値とを比較して前記平ベルトが蛇行状態であるか否かを判定する判定部とを備え、該判定部により蛇行状態であると判定されると、前記クラッチ機構を作動させて異なる駆動系統へと切り替えるとともに、前記判定部により元の駆動系統において前記平ベルトが蛇行状態でないと判定されるまで異なる駆動系統によって前記両回転ロールを回転駆動させるよう構成されていることを特徴とする。
第7の発明では、籾摺機が、第3から第のいずれか1つに記載の回転システムを備え、前記粒状体は、籾であり、回転状態の前記両回転ロールの間隙をその外周面で押圧されながら通過する際に籾殻が取り除かれるよう構成されていることを特徴とする。
第1の発明では、回転ロールを回転させる無端状ベルトに平ベルトを適用しているので、駆動モータの出力を上げて回転ロールの回転力を高める際、平ベルトの数を増やすことなく当該平ベルトの幅寸法を大きくすることで無端状ベルトと各プーリとの間の動力伝達能力を向上させることができるようになる。したがって、各プーリが片持ち式の支持軸により支持されるような場合であっても各プーリの回転軸心方向の寸法を小さくすることができるようになるので、支持軸に加わる曲げ応力が小さくなって繰り返し使用しても不具合が生じ難くなるとともに、システム全体を小型化することができる。また、回転駆動システムを作動させた際、各プーリの外周面に対して平ベルトが各プーリの回転軸心方向にずれると、蛇行制御プーリが案内する平ベルトに対して当該平ベルトのずれる方向とは反対側に抵抗力を加えながら平ベルトの動きにあわせて揺動するようになる。したがって、平ベルトは周回移動動作を繰り返すと、次第に各プーリの回転軸心方向における平ベルトのずれが小さくなっていき、平ベルトが安定した周回移動動作を行うことが可能な位置に戻るので、システムの回転駆動動作を安定させることができる。
第2の発明では、隣接プーリに対する蛇行制御プーリの位置が近くなるように設けられているため、蛇行制御プーリにより平ベルトに対して加わる抵抗力が隣接プーリの外周面を滑る平ベルトに対して大きな影響を及ぼすようになる。したがって、平ベルトが蛇行した場合であっても、平ベルトの周回移動動作が安定した状態に戻り易くなり(蛇行が収まり易くなり)、システムの回転駆動動作をさらに安定したものにすることができる。
第3の発明では、蛇行制御プーリがテンションプーリ寄りに位置しているので、テンションプーリにより平ベルトの張設状態を調整した際において、テンションプーリの外周面を滑る平ベルトに対して蛇行制御プーリが大きな影響を及ぼすようになる。したがって、テンションプーリにより平ベルトにおける張設状態の調整を行ってもそれを起因として平ベルトが蛇行するのを極力回避させることができる。
第4の発明では、両回転ロールを同時に回転させる平ベルトが周回移動時において蛇行し難くなるので、粒状体を両回転ロールの外周面で押圧しながら通過させる際において駆動モータの駆動力を各回転ロールに無駄なく伝達させることができる。
第5の発明では、2つの駆動系統をクラッチ機構で切り替えながら一対の回転ロールを回転駆動させることができるので、例えば、第1従動プーリと第2従動プーリとを異なる径にしておくことで、駆動系統を切り替えた際に各回転ロールの周速度を変化させるといったことを行うことができる。
第6の発明では、平ベルトが蛇行状態のまま周回移動し続けることが無くなるので、システムの回転駆動動作を安定させるだけでなく、平ベルトが長時間蛇行走行し続けることによって生じる不具合を防ぐことができる。
第7の発明では、効率良く籾殻をせん断破壊することができるようになり、籾摺り能力の高い籾摺機にすることができる。
本発明の実施形態に係る回転駆動システムを備えた籾摺機であり、内部構造の一部が開示された斜視図である。 図1のII矢視概略図である。 駆動系統を切り替えた図2相当図である。 制御部、振動センサ、駆動モータ及びクラッチ機構の関係を示すブロック図である。 平ベルトが蛇行走行した際に行う制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る回転駆動システム1が組み込まれた籾摺機10を示す。該籾摺機10は、厚みを有する略矩形板状をなし、上部一側において斜め下方に延びる傾斜面10bが形成された機枠10aを備え、該機枠10aの上面には、籾(図示せず)を機枠10aの内部に投入するための投入口10cが形成されている。
機枠10aの中央略一側上方寄りの位置には、図2及び図3に示すように、回転軸心C1が機枠10aの厚み方向に延びる第1脱ぷロールR1(回転ロール)が第1支持軸r1により回転可能に軸支される一方、該第1脱ぷロールR1の他側下方の位置には、回転軸心C2が回転軸心C1と平行に延びる第2脱ぷロールR2(回転ロール)が第2支持軸r2により回転可能に軸支されている。
第1脱ぷロールR1と第2脱ぷロールR2とは、径が同じであるとともに、互いに隣接する位置になっている。
第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の側方には、それぞれ当該第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の回転数を検出可能な第1回転センサs1及び第2回転センサs2が配設されている。
また、第2脱ぷロールR2の上方には、当該第2脱ぷロールR2に対して第1脱ぷロールR1を接触又は離間させて当該第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の接触圧を調節するロール圧力調節シリンダS1が配設されている。
第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2には、第1従動プーリ2と該第1従動プーリ2よりも小径な第2従動プーリ3とがそれぞれ1つずつ回転一体に設けられ、第1脱ぷロールR1には、第1支持軸r1の先端側から順に第2従動プーリ3と第1従動プーリ2とが取り付けられる一方、第2脱ぷロールR2には、第2支持軸r2の先端側から順に第1従動プーリ2と第2従動プーリ3とが取り付けられている。
尚、以下では、便宜上、第1脱ぷロールR1に取り付けられた第1従動プーリ2及び第2従動プーリ3を第1従動プーリ2A、第2従動プーリ3Aと呼び、第2脱ぷロールR2に取り付けられた第1従動プーリ2及び第2従動プーリ3を第1従動プーリ2B、第2従動プーリ3Bと呼ぶことにする。
第1脱ぷロールR1の上方には、回転軸4aが回転軸心C1と同方向に延びる第1駆動モータ4が配設され、回転軸4aには、第1駆動モータ4により回転駆動する第1駆動プーリ4bが回転一体に取り付けられている。
一方、第2脱ぷロールR2の第1脱ぷロールR2とは反対側の斜め上方には、回転軸5aが回転軸心C2と同方向に延びる第2駆動モータ5が配設されている。
回転軸5aには、第2駆動モータ5により回転駆動する第2駆動プーリ5bが回転一体に取り付けられ、該第2駆動プーリ5bは、第1駆動プーリ4bと同じ径になっている。
第1脱ぷロールR1における第2脱ぷロールR2の反対側には、回転軸が回転軸心C1と同方向に延びる第1テンションプーリ6a(隣設プーリ)を備えた第1テンション変更機構6が配設されている。
該第1テンション変更機構6は、先端に第1テンションプーリ6aを軸支する一方、基端が機枠10aに回動可能に軸支された第1回動フレーム6bを備え、該第1回動フレーム6bの上方には、ロッド部6dの伸縮動作によって第1回動フレーム6bを上下動させる第1エアシリンダ6cが配設されている。
第2脱ぷロールR2の下方には、回転軸が回転軸心C2と同方向に延びる第2テンションプーリ7a(隣設プーリ)を備えた第2テンション変更機構7が配設され、第2テンションプーリ7aは、第1テンションプーリ6aと同じ径になっている。
第2テンション変更機構7は、先端に第2テンションプーリ7aを軸支する一方、基端が機枠10aに回動可能に軸支された第2回動フレーム7bを備え、該第2回動フレーム7bと第2駆動モータ5との間には、ロッド部7dの伸縮動作によって第2回動フレーム7bを上下動させる第2エアシリンダ7cが配設されている。
第1駆動プーリ4bと第1テンションプーリ6aとの間には、回転軸が回転軸心C1と同方向に延びる第1蛇行制御プーリ8が配設され、該第1蛇行制御プーリ8は、当該第1蛇行制御プーリ8から第1エアシリンダ6cとは反対側の斜め上方に向かって延びる揺動軸心C3を中心として揺動自在となっている。
第1蛇行制御プーリ8には、当該第1蛇行制御プーリ8の振動データ(後述する第1平ベルトB1の走行データ)を取得可能な第1振動センサ8a(ベルト走行検出センサ)が取り付けられている。
一方、第2駆動プーリ5bと第2テンションプーリ7aとの間には、回転軸が回転軸心C2と同方向に延びる第2蛇行制御プーリ9が配設され、該第2蛇行制御プーリ9は、第1蛇行制御プーリ8と同じ径になっている。
第2蛇行制御プーリ9は、当該第2蛇行制御プーリ9から第2エアシリンダ7cとは反対側の斜め下方に向かって延びる揺動軸心C4を中心として揺動自在となっている。
第2蛇行制御プーリ9には、当該第2蛇行制御プーリ9の振動データ(後述する第2平ベルトB2の走行データ)を取得可能な第2振動センサ9a(ベルト走行検出センサ)が取り付けられている。
第1駆動プーリ4b、第1蛇行制御プーリ8、第1テンションプーリ6a、第2従動プーリ3B及び第1従動プーリ2Aには、無端状の第1平ベルトB1が巻き掛けられて第1駆動系統K1が形成されている。
第1平ベルトB1は、第1支持軸r1及び第2支持軸r2の先端側から見て、第2従動プーリ3Bと第1従動プーリ2AとにS字状に順に巻き掛けられ、第1駆動プーリ4bの回転動作により周回移動すると、第2従動プーリ3B及び第1従動プーリ2Aを介して第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2が互いに反対方向に回転するようになっている。尚、第1平ベルトB1は、第1支持軸r1及び第2支持軸r2の先端側から見て、反時計回りに周回移動するようになっていて、これにより、第1駆動系統K1において、投入口10cから投入され、且つ、回転状態の第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の間隙に供給される籾を第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の外周面で押圧しながら通過させて籾殻を取り除くことができるようになっている。
第1テンションプーリ6aは、第1回動フレーム6bを上下動させることにより、第1平ベルトB1の張設状態を調整可能になっている。
また、第1蛇行制御プーリ8は、第1テンションプーリ6a、第2従動プーリ3B及び第1従動プーリ2Aのうち第1平ベルトB1の周回移動方向下流側において第1駆動プーリ4bの次に隣設された第1テンションプーリ6aと第1駆動プーリ4bとの間の中央位置P1よりも第1テンションプーリ6a側に位置しており、第1平ベルトB1に接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心C3を中心として揺動しながら第1平ベルトB1を案内するようになっている。
一方、第2駆動プーリ5b、第2蛇行制御プーリ9、第2テンションプーリ7a、第2従動プーリ3A及び第1従動プーリ2Bには、無端状の第2平ベルトB2が巻き掛けられて第2駆動系統K2が形成されている。
第2平ベルトB2は、第1支持軸r1及び第2支持軸r2の先端側から見て、第2従動プーリ3Aと第1従動プーリ2BとにS字状に順に巻き掛けられ、第2駆動プーリ5bの回転動作により周回移動すると、第2従動プーリ3A及び第1従動プーリ2Bを介して第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2が互いに反対方向に回転するようになっていて、これにより、第2駆動系統K2においても、投入口10cから投入され、且つ、回転状態の第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の間隙に供給される籾をその外周面で押圧しながら通過させて籾殻を取り除くことができるようになっている。尚、第2平ベルトB2は、第1支持軸r1及び第2支持軸r2の先端側から見て、時計回りに周回移動するようになっている。
第2テンションプーリ7aは、第2回動フレーム7bを上下動させることにより、第2平ベルトB2の張設状態を調整可能になっている。
また、第2蛇行制御プーリ9は、第2テンションプーリ7a、第2従動プーリ3A及び第1従動プーリ2Bのうち第2平ベルトB2の周回移動方向下流側において第2駆動プーリ5bの次に隣設された第2テンションプーリ7aと第2駆動プーリ5bとの間の中央位置P2よりも第2テンションプーリ7a側に位置しており、第2平ベルトB2に接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心C4を中心として揺動しながら第2平ベルトB2を案内するようになっている。
第1駆動系統K1及び第2駆動系統K2には、第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2における回転駆動の駆動系統を切り替えるクラッチ機構20が設けられている。
該クラッチ機構20は、第1脱ぷロールR1と第1従動プーリ2Aとの間に配設された第1クラッチユニット11と、第2脱ぷロールR2と第2従動プーリ3Bとの間に配設された第2クラッチユニット12とを備えている。
第1クラッチユニット11は、回転軸心C1周りに回動可能に設けられ、第1脱ぷロールR1の径方向外側の位置に回転軸心C1と同方向に延びる回転軸心と中心として回転自在な第1クラッチプーリ11aが回転軸心C1を中心とした周方向に所定の間隔をあけて一対設けられている。
一方、第2クラッチユニット12は、回転軸心C2周りに回動可能に設けられ、第2脱ぷロールR2の径方向外側の位置に回転軸心C2と同方向に延びる回転軸心を中心として回転自在な第2クラッチプーリ12aが回転軸心C2を中心とした周方向に所定の間隔をあけて一対設けられている。
第1クラッチユニット11には、中心が回転軸心C1に一致する第1スプロケット13が取り付けられ、第2クラッチユニット12には、中心が回転軸心C2に一致する第2スプロケット14が取り付けられている。
第1スプロケット13の下方には、回転軸心が回転軸心C1と同方向に延びる中継用ダブルスプロケット15が配設される一方、第2スプロケット14における第1スプロケット13の反対側には、回転軸心が第2蛇行制御プーリ9の回転軸心と一致する第3スプロケット16が配設されている。
第2テンションプーリ7aの下方には、ロッド部17aの伸縮動作により第3スプロケット16を正逆回転させる第3エアシリンダ17が配設されている。
第1スプロケット13と中継用ダブルスプロケット15の一方のスプロケットとには第1チェーン18が巻き掛けられ、第2スプロケット14、中継用ダブルスプロケット15の他方のスプロケット及び第3スプロケット16には第2チェーン19が巻き掛けられている。
そして、第3スプロケット16が正逆回転すると、第1スプロケット13、第2スプロケット14、中継用ダブルスプロケット15、第1チェーン18及び第2チェーン19を介して第1クラッチユニット11と第2クラッチユニット12とがそれぞれ正転方向と逆転方向とに180度回動するようになっていて、クラッチ機構20は、図2に示すように、第2クラッチユニット12の各第2クラッチプーリ12aが第1従動プーリ2Bから第2平ベルトB2を離間させ、且つ、第1クラッチユニット11の各第1クラッチプーリ11aが第1従動プーリ2Aに第1平ベルトB1を接触させる状態と、図3に示すように、第1クラッチユニット11の各第1クラッチプーリ11aが第1従動プーリ2Aから第1平ベルトB1を離間させ、且つ、第2クラッチユニット12の各第2クラッチプーリ12aが第1従動プーリ2Bに第2平ベルトB2を接触させる状態とを切り替えることができるようになっている。尚、クラッチ機構20により駆動系統を切り替えた際には、第1テンション変更機構6及び第2テンション変更機構7により、第1平ベルトB1の張設状態と第2平ベルトB2の張設状態とをそれぞれ調節するようになっている。
機枠10aには、図4に示すように、籾摺機10の状態を表示可能な表示モニタ40が取り付けられている。
第1回転センサs1、第2回転センサs2、第1駆動モータ4、第2駆動モータ5、第1振動センサ8a、第2振動センサ9a、クラッチ機構20及び表示モニタ40には、制御部30が接続されている。
該制御部30は、第1駆動モータ4に作動信号を出力して第1駆動プーリ4bを回転駆動させることにより、第1駆動系統K1において第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転させるようになっている。
一方、制御部30は、第2駆動モータ5に作動信号を出力して第2駆動プーリ5bを回転駆動させることにより、第2駆動系統K2において第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転駆動させるようになっている。
制御部30は、第1駆動モータ4又は第2駆動モータ5の駆動を開始させる際、急駆動による第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の蛇行走行が発生するのを抑制するため、第1駆動モータ4又は第2駆動モータ5が目標の回転数となるまでの通常の設定時間に比べて長い時間を掛けて目標の回転数に到達するように制御する。例えば、制御部30は、インバータ等により目標回転数まで1~5秒、最適には2秒程度で目標回転数に到達するようになっている。
また、制御部30は、籾摺機10にエラーが発生した際、表示モニタ40に表示信号を出力して使用者に対するエラーメッセージを表示させるようになっている。
また、制御部30は、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の走行が蛇行状態と判定するための閾値T1が予め記憶された記憶部30aと、第1振動センサ8a又は第2振動センサ9aにて得られた振動データと閾値T1とを比較して第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行状態であるか否かを判定する判定部30bとを備えている。
また、記憶部30aには、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が第1従動プーリ2又は第2従動プーリ3との間で滑りが発生している状態と判定するための閾値T2が予め記憶されている。
さらに、判定部30bは、第1回転センサs1又は第2回転センサs2にて得られた回転数データと閾値T2とを比較して第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に滑りが発生しているか否かを判定するようになっている。
制御部30は、判定部30bにより第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行状態であると判定されると、クラッチ機構20を作動させて異なる駆動系統へと切り替えるとともに、判定部30bにより元の駆動系統において第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行状態でないと判定されるまで異なる駆動系統で第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転駆動させるようになっている。
次に、籾摺機10が第1駆動系統K1において駆動している際に、第1平ベルトB1の蛇行走行が発生した場合の制御部30の動作について詳述する。
図5に示すように、まず、ステップS1において、制御部30は、周回移動する第1平ベルトB1の走行データ(振動データ)を第1振動センサ8aから取得し始めて、ステップS2に進む。
ステップS2では、判定部30bが、第1振動センサ8aから得られる振動データと記憶部30aに記憶されている閾値T1とを比較して、第1平ベルトB1が蛇行状態であるか否かを判定する。
ステップS2の判定がNOのとき、すなわち、第1平ベルトB1が蛇行状態でないと判定部30bが判定すると、そのまま第1駆動系統K1において籾摺機10を作動させ続ける。
一方、ステップS2の判定がYESのとき、すなわち、第1平ベルトB1が蛇行状態であると判定部30bが判定すると、ステップS3に進み、第1駆動モータ4に停止信号を出力するとともに、クラッチ機構20に作動信号を出力して第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の回転駆動を第2駆動系統K2による回転駆動に切り替えた後、第2駆動モータ5に作動信号を出力してステップS4に進む。
ステップS4において、第2駆動モータ5の停止回数カウントNが、N=0としてリセットされた後、ステップS5に進む。
ステップS5では、制御部30が周回移動する第1平ベルトB1の走行データ(振動データ)を第1振動センサ8aから取得し始めて、ステップS6に進む。
ステップS6では、判定部30bが、第1振動センサ8aから得られる振動データと記憶部30aに記憶されている閾値T1とを比較して、第1平ベルトB1が蛇行状態であるか否かを判定する。
ステップS6の判定がNOのとき、すなわち、第1平ベルトB1が蛇行状態でないと判定部30bが判定すると、ステップS11に進み、第2駆動モータ5に停止信号を出力するとともに、クラッチ機構20に作動信号を出力して第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の回転駆動を第1駆動系統K1による回転駆動に切り替えた後、第1駆動モータ4に作動信号を出力してステップS1に戻る。
一方、ステップS6の判定がYESのとき、すなわち、第1平ベルトB1が蛇行状態であると判定部30bが判定すると、ステップS7に進み、制御部30は、第2駆動モータ5に停止信号を出力して当該第2駆動モータ5を一旦停止させ、その後、第2駆動モータ5に作動信号を出力して再起動させた後、ステップS8に進む。
ステップS8では、第2駆動モータ5の停止回数カウントNが1つ増え、その後、ステップS9に進む。
ステップS9では、停止回数カウントNが予め決められた回数X回になったか否かを判定部30bが判定する。
ステップS9の判定がNOのとき、すなわち、停止回数カウントNが回数Xになっていないと判定部30bが判定すると、ステップS5に戻って第1平ベルトB1の蛇行状態をそのまま観察し続ける。
一方、ステップS9の判定がYESのとき、すなわち、停止回数カウントNが回数Xになったと判定部30bが判定すると、ステップS10に進み、制御部30は、表示モニタ40に表示信号を出力してエラーメッセージを表示させるとともに、第2駆動モータ5に停止信号を出力して籾摺機10を停止させる。
尚、籾摺機10が第2駆動系統K2において駆動している際に、第2平ベルトB2の蛇行走行が発生した場合の制御部30の動作は、駆動系統が反対になるだけで、その他の制御部30の動作は同じであるので、詳細な説明を省略する。
以上より、本発明の実施形態によると、第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転させる無端状ベルトに第1平ベルトB1及び第2平ベルトB2を適用しているので、第1駆動モータ4及び第2駆動モータ5の出力を上げて第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の回転力を高める際、第1平ベルトB1及び第2平ベルトB2の数を増やすことなく当該第1平ベルトB1及び第2平ベルトB2の幅寸法を大きくすることで第1平ベルトB1及び第2平ベルトB2と各プーリとの間の動力伝達能力を向上させることができるようになる。したがって、各プーリが片持ち式の支持軸により支持されるような場合であっても各プーリの回転軸心方向の寸法を小さくすることができるようになるので、支持軸に加わる曲げ応力が小さくなって繰り返し使用しても不具合が生じ難くなるとともに、システム全体を小型化することができる。
また、回転駆動システム1を作動させた際、各プーリの外周面に対して第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が各プーリの回転軸心方向にずれると、第1蛇行制御プーリ8又は第2蛇行制御プーリ9が案内する第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に対してそのずれる方向とは反対側に抵抗力を加えながら第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の動きにあわせて揺動するようになる。したがって、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2は周回移動動作を繰り返すと、次第に各プーリの回転軸心方向における第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2のずれが小さくなっていき、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が安定した周回移動動作を行うことが可能な位置に戻るので、回転駆動システム1の回転駆動動作を安定させることができる。
また、上述した構成においては、第1テンションプーリ6a又は第2テンションプーリ7aに対する第1蛇行制御プーリ8又は第2蛇行制御プーリ9の位置が近くなるように設けられているため、第1蛇行制御プーリ8又は第2蛇行制御プーリ9により第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に対して加わる抵抗力が第1テンションプーリ6a又は第2テンションプーリ7aの外周面を滑る第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に対して大きな影響を及ぼすようになる。したがって、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行した場合であっても、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の周回移動動作が安定した状態に戻り易くなり(蛇行が収まり易くなり)、回転駆動システム1の回転駆動動作をさらに安定したものにすることができる。
また、上述したように、第1蛇行制御プーリ8と第2蛇行制御プーリ9とは、第1テンションプーリ6a寄りの位置と第2テンションプーリ7a寄りの位置とにそれぞれ位置している。この構成に基づき、第1テンションプーリ6a又は第2テンションプーリ7aにより第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の張設状態を調整した際において、第1テンションプーリ6a又は第2テンションプーリ7aの外周面を滑る第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に対して第1蛇行制御プーリ8又は第2蛇行制御プーリ9が大きな影響を及ぼすようになる。したがって、第1テンションプーリ6a又は第2テンションプーリ7aにより第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2における張設状態の調整を行っても、それを起因として第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行するのを極力回避させることができる。
また、第1脱ぷロールR1と第2脱ぷロールR2とを同時に回転させる第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が周回移動時において蛇行し難くなるので、籾を第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の外周面で押圧しながら通過させる際において第1駆動モータ4又は第2駆動モータ5の駆動力を第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2に無駄なく伝達させることができる。
また、第1駆動系統K1と第2駆動系統K2とをクラッチ機構20で切り替えながら第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2を回転駆動させることができるので、例えば、第1従動プーリ2と第2従動プーリ3とを異なる径にしておくことで、駆動系統を切り替えた際に第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の周速度を変化させるといったことを行うことができる。
また、制御部30において第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行状態であるか否かを判定するとともに、駆動系統を切り替えるので、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が蛇行状態のまま周回移動し続けることが無くなり、回転駆動システム1の回転駆動動作を安定させるだけでなく、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2が長時間蛇行走行し続けることによって生じる不具合を防ぐことができる。
このように、本発明の実施形態の籾摺機10は、高い籾摺り能力を有しており、効率良く籾殻をせん断破壊して取り除くことができる。
尚、本発明の実施形態では、第1蛇行制御プーリ8を、第1従動プーリ2A、第2従動プーリ3B及び第1テンションプーリ6aのうち第1平ベルトB1の周回移動方向下流側において第1駆動プーリ4bの次に隣設された隣設プーリである第1テンションプーリ6aと第1駆動プーリ4bとの間に配設しているが、隣接プーリが第1従動プーリ2Aや第2従動プーリ3Bである場合には、それらのプーリと第1駆動プーリ4bとの間に配設しても蛇行を制御することができる。
また、本発明の実施形態では、第2蛇行制御プーリ9を、第1従動プーリ2B、第2従動プーリ3A及び第2テンションプーリ7aのうち第2平ベルトB2の周回移動方向下流側において第2駆動プーリ5bの次に隣設された隣設プーリである第2テンションプーリ7aと第2駆動プーリ5bとの間に配設しているが、隣接プーリが第1従動プーリ2Bや第2従動プーリ3Aである場合には、それらのプーリと第2駆動プーリ5bとの間に配設しても蛇行を制御することができる。
また、本発明の実施形態では、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の蛇行状態を検出するのに、第1振動センサ8a又は第2振動センサ9aを用いているが、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の蛇行状態を検出可能であるならば、その他のセンサを用いて検出してもよく、例えば、光学センサや温度センサ等を用いて第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の蛇行状態を検出するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1振動センサ8a及び第2振動センサ9aを第1蛇行制御プーリ8及び第2蛇行制御プーリ9に取り付けたが、その他のプーリに取り付けて振動を検出することにより、第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2の蛇行状態を検出するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1回転センサs1及び第2回転センサs2が第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の側方にそれぞれ配設されているが、これに限らず、第1脱ぷロールR1及び第2脱ぷロールR2の回転数を検出できるのであれば、その他の場所に取り付けるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1回転センサs1又は第2回転センサs2にて得られた回転数データを予め設定しておいた閾値T2と比較することで判定部30bが第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に滑りが発生しているか否かを判定しているが、例えば、第1回転センサs1で得られる回転数データと第2回転センサs2で得られる回転数データとの差である回転数差データを算出し、この回転数差データと予め設定しておいた閾値とを比較することで判定部30bが第1平ベルトB1又は第2平ベルトB2に滑りが発生しているか否かを判定するようにしてもよい。
さらに、本発明の実施形態においては、いずれかの平ベルトに蛇行が発生した際に、「駆動系の切り替え制御」を行う場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、必要に応じて、平ベルトの蛇行状態を抑制するために、他の手段を実施してもよい。
平ベルトの蛇行状態を抑制するための手段としては、例えば、駆動系の切り替えを行うことなく、現在駆動している駆動系の速度を減速し、減速状態で蛇行が収まったことを確認した後に、再加速を行うような構成としてもよい(以下「駆動系の減速制御」という)。また、例えば、駆動系の切り替えを行うことなく、現在駆動している駆動系を停止して、同じ駆動系を再度起動させ、蛇行が収まったことを確認して継続駆動させる構成としてもよい(以下「駆動系の停止制御」という)。
また、本発明は、上述した三つの制御を適宜組み合わせてもよい。例えば、「駆動系の減速制御」を実施し、所定時間経過しても蛇行が収まらない場合には「駆動系の停止制御」を実施し、それでも所定時間経過しても蛇行が収まらない場合には「駆動系の切り替え制御」を実施してもよい。さらに、機械学習等を適用して、必要に応じて、「駆動系の減速制御」、「駆動系の停止制御」及び「駆動系の切り替え制御」のいずれかを実施すべく構成してもよい。
尚、本発明の実施形態に係る回転駆動システム1は、籾摺機10に適用しているが、その他の装置に適用してもよく、例えば、ローラミル装置等に適用可能である。
本発明は、例えば、回転ロールを回転駆動させる回転駆動システム及びそのシステムを備えた籾摺機に適している。
1 回転駆動システム
2 第1従動プーリ
3 第2従動プーリ
4 第1駆動モータ
4b 第1駆動プーリ
5 第2駆動モータ
5b 第2駆動プーリ
6a 第1テンションプーリ
7a 第2テンションプーリ
8 第1蛇行制御プーリ
9 第2蛇行制御プーリ
10 籾摺機
20 クラッチ機構
30 制御部
30a 記憶部
30b 判定部
B1 第1平ベルト
B2 第2平ベルト
K1 第1駆動系統
K2 第2駆動系統
R1 第1脱ぷロール(回転ロール)
R2 第2脱ぷロール(回転ロール)
8a 第1振動センサ(ベルト走行検出センサ)
9a 第2振動センサ(ベルト走行検出センサ)
T1 閾値

Claims (7)

  1. 駆動モータにより回転駆動する駆動プーリと、
    回転ロールと一体に回転する従動プーリと、
    前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられ、前記駆動プーリの回転動作により周回移動して前記従動プーリを介して前記回転ロールを回転させる無端状の平ベルトと、
    該平ベルトの張設状態を調整可能なテンションプーリとを備え、
    前記従動プーリ及び前記テンションプーリのうちいずれか一方であるとともに前記平ベルトの周回移動方向下流側において前記駆動プーリの次に隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間には、前記平ベルトに接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心を中心として揺動自在な蛇行制御プーリが前記平ベルトを案内しており、
    前記蛇行制御プーリには、周回移動する前記平ベルトが当該平ベルトの内面と接触するように巻き掛けられていることを特徴とする回転駆動システム。
  2. 請求項1に記載の回転駆動システムにおいて、
    前記蛇行制御プーリは、前記隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間の中央位置よりも前記隣設されたプーリ側に位置していることを特徴とする回転駆動システム。
  3. 請求項1又は2に記載の回転駆動システムにおいて、
    前記回転ロールは、その回転軸心が平行に延び、且つ、隣接する位置に一対設けられ、
    前記平ベルトは、周回移動する際、前記各回転ロールが互いに反対方向に回転するように前記各回転ロールに回転一体に設けられた各従動プーリに順に巻き掛けられ、
    前記両回転ロールは、回転状態において当該両回転ロールの間隙に供給される粒状体を外周面で押圧しながら通過させるよう構成されていることを特徴とする回転駆動システム。
  4. 請求項に記載の回転駆動システムにおいて、
    前記駆動モータ、前記駆動プーリ、前記平ベルト、前記テンションプーリ及び前記蛇行制御プーリをそれぞれ一対ずつ備え、
    前記従動プーリは、第1従動プーリと第2従動プーリとをそれぞれ一対ずつ備え、
    前記一方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリは、前記一方の回転ロールに回転一体に設けられる一方、前記他方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリは、前記他方の回転ロールに回転一体に設けられ、
    前記一方の平ベルトは、前記一方の駆動プーリ、前記一方の蛇行制御プーリ、前記一方のテンションプーリ、前記一方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリに巻き掛けられて第1駆動系統を形成する一方、前記他方の平ベルトは、前記他方の駆動プーリ、前記他方の蛇行制御プーリ、前記他方のテンションプーリ、前記他方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリに巻き掛けられて第2駆動系統を形成し、
    前記第1及び第2駆動系統には、前記一方の第1従動プーリから前記一方の平ベルトを離間させ、且つ、前記他方の第1従動プーリに前記他方の平ベルトを接触させる状態と、前記一方の第1従動プーリに前記一方の平ベルトを接触させ、且つ、前記他方の第1従動プーリから前記他方の平ベルトを離間させる状態とを切り替えて前記両回転ロールにおける回転駆動の駆動系統を切り替えるクラッチ機構が設けられていることを特徴とする回転駆動システム。
  5. 請求項4に記載の回転駆動システムにおいて、
    前記各平ベルトの走行データを取得可能なベルト走行検出センサと、
    前記各駆動モータ、前記クラッチ機構及び前記ベルト走行検出センサに接続された制御部とを備え、
    該制御部は、前記平ベルトの走行が蛇行状態と判定するための閾値が予め記憶された記憶部と、前記ベルト走行検出センサにて得られた走行データと前記閾値とを比較して前記平ベルトが蛇行状態であるか否かを判定する判定部とを備え、該判定部により蛇行状態であると判定されると、前記クラッチ機構を作動させて異なる駆動系統へと切り替えるとともに、前記判定部により元の駆動系統において前記平ベルトが蛇行状態でないと判定されるまで異なる駆動系統によって前記両回転ロールを回転駆動させるよう構成されていることを特徴とする回転駆動システム。
  6. 駆動モータにより回転駆動する駆動プーリと、
    回転ロールと一体に回転する従動プーリと、
    前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられ、前記駆動プーリの回転動作により周回移動して前記従動プーリを介して前記回転ロールを回転させる無端状の平ベルトと、
    該平ベルトの張設状態を調整可能なテンションプーリとを備え、
    前記従動プーリ及び前記テンションプーリのうちいずれか一方であるとともに前記平ベルトの周回移動方向下流側において前記駆動プーリの次に隣設されたプーリと前記駆動プーリとの間には、前記平ベルトに接する領域の厚み方向に延びる揺動軸心を中心として揺動自在な蛇行制御プーリが前記平ベルトを案内しており、
    前記駆動モータ、前記駆動プーリ、前記回転ロール、前記平ベルト、前記テンションプーリ及び前記蛇行制御プーリをそれぞれ一対ずつ備え、
    前記従動プーリは、第1従動プーリと第2従動プーリとをそれぞれ一対ずつ備え、
    前記一方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリは、前記一方の回転ロールに回転一体に設けられる一方、前記他方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリは、前記他方の回転ロールに回転一体に設けられ、
    前記一方の平ベルトは、前記一方の駆動プーリ、前記一方の蛇行制御プーリ、前記一方のテンションプーリ、前記一方の第1従動プーリ及び前記他方の第2従動プーリに巻き掛けられて第1駆動系統を形成する一方、前記他方の平ベルトは、前記他方の駆動プーリ、前記他方の蛇行制御プーリ、前記他方のテンションプーリ、前記他方の第1従動プーリ及び前記一方の第2従動プーリに巻き掛けられて第2駆動系統を形成し、
    前記第1及び第2駆動系統には、前記一方の第1従動プーリから前記一方の平ベルトを離間させ、且つ、前記他方の第1従動プーリに前記他方の平ベルトを接触させる状態と、前記一方の第1従動プーリに前記一方の平ベルトを接触させ、且つ、前記他方の第1従動プーリから前記他方の平ベルトを離間させる状態とを切り替えて前記両回転ロールにおける回転駆動の駆動系統を切り替えるクラッチ機構が設けられており、
    前記各平ベルトの走行データを取得可能なベルト走行検出センサと、
    前記各駆動モータ、前記クラッチ機構及び前記ベルト走行検出センサに接続された制御部とを備え、
    該制御部は、前記平ベルトの走行が蛇行状態と判定するための閾値が予め記憶された記憶部と、前記ベルト走行検出センサにて得られた走行データと前記閾値とを比較して前記平ベルトが蛇行状態であるか否かを判定する判定部とを備え、該判定部により蛇行状態であると判定されると、前記クラッチ機構を作動させて異なる駆動系統へと切り替えるとともに、前記判定部により元の駆動系統において前記平ベルトが蛇行状態でないと判定されるまで異なる駆動系統によって前記両回転ロールを回転駆動させるよう構成されていることを特徴とする回転駆動システム。
  7. 請求項3からのいずれか1つの回転駆動システムを備え、
    前記粒状体は、籾であり、回転状態の前記両回転ロールの間隙をその外周面で押圧されながら通過する際に籾殻が取り除かれるよう構成されていることを特徴とする籾摺機。
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