JP7069666B2 - リチウムニッケル複合酸化物の製造方法および非水系電解質二次電池の製造方法 - Google Patents
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Description
1.リチウムニッケル複合酸化物の製造方法
第1実施形態に係るリチウムニッケル複合酸化物の製造方法(以下「製造方法」ともいう)は、ニッケルを含む化合物と、リチウムを含む化合物とを焼成して、リチウムニッケル複合酸化物を製造する方法である。本実施形態に係る製造方法は、リチウムニッケル複合酸化物を、生産性高く、かつ、低コストで製造することができる。また、本実施形態の製造方法を用いることにより、非水系電解質二次電池用の正極活物質として好適に用いることができるリチウムニッケル複合酸化物を工業的規模で大量、かつ、抵コストで製造することができる。
本実施形態に用いられる成形体は、ニッケルを含む化合物と、リチウムを含む化合物との粉末を混合して得られる混合物(リチウム混合物)を、成形して得られる(図1のステップS1、S2参照)。以下、成形体を構成する各原料及び成形体の製造方法について説明する。
本実施形態で用いられるニッケルを含む化合物は、特に限定されず、公知の化合物を用いることができる。ニッケルを含む化合物としては、例えば、ニッケルを含む水酸化物、及び、ニッケルを含む酸化物の少なくとも一方を用いることができる。
ニッケルを含む水酸化物は、ニッケル水酸化物、及び、ニッケルとニッケル以外の金属とを含む水酸化物(ニッケル複合水酸化物)を含む。ニッケル複合水酸化物は、ニッケル以外に、コバルト、アルミニウム及びマンガンのうち少なくとも1つ以上を含んでもよい。ニッケル複合水酸化物としては、例えば、ニッケルコバルト複合水酸化物、ニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物、ニッケルコバルトマンガン複合水酸化物などが用いられる。また、ニッケル複合水酸化物は、モリブデン、タングステン、ケイ素、ホウ素、ニオブ、バナジウム、チタンなどの元素を含んでもよい。
ニッケルを含む酸化物は、ニッケル酸化物、及び、ニッケルとニッケル以外の金属とを含む酸化物(ニッケル複合酸化物)を含む。ニッケル複合酸化物は、ニッケル以外に、コバルト、アルミニウム及びマンガンのうち少なくとも1つ以上を含んでもよい。ニッケル複合酸化物としては、例えば、ニッケルコバルト複合酸化物、ニッケルコバルトアルミニウム複合酸化物、ニッケルコバルトマンガン複合酸化物などが用いられる。また、ニッケル複合酸化物は、モリブデン、タングステン、ケイ素、ホウ素、ニオブ、バナジウム、チタンなどの元素を含んでもよい。
リチウムを含む化合物は、リチウムを含む化合物をいう。リチウムを含む化合物としては、特に限定されず、公知のリチウムを含む化合物を用いることができ、例えば、水酸化リチウム、硝酸リチウム、炭酸リチウム、酢酸リチウム、又はこれらの混合物が用いることができる。これらの中でも、好ましくは水酸化リチウム、炭酸リチウムが用いられる。
ニッケルを含む化合物とリチウムを含む化合物との混合は、ニッケルを含む化合物中の金属元素(ニッケルを含む)の合計の原子数(Me)と、リチウムを含む化合物中のリチウムの原子数(Li)との比(Li/Me比)が、例えば、0.95以上1.10以下であり、好ましくは1.00以上1.05以下、より好ましくは1.01を超え1.03以下の範囲となるように行われる。Li/Me比が上記範囲未満である場合、一部のニッケル複合酸化物が反応せずに残存して十分な電池性能が得られないことがある。また、Li/Me比が上記範囲を超える場合、焼結が促進され、焼成物が硬くなり解砕が困難になる場合や、正極活物質の粒径や結晶子径が大きくなり十分な電池性能が得られないことがある。
リチウム混合物は、バインダーを含んでもよい。バインダーを含む場合、リチウム混合物の成形性が向上し、容易に種々の形状の成形体を形成することができる。バインダーとしては、公知のバインダーを用いることができ、例えば、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセルロースなどを用いることができる。これらの中でもポリビニルアルコールを用いることが好ましい。なお、リチウム混合物は、バインダーを含まなくてもよい。
次いで、リチウム混合物の粉末を成形して、成形体を得る。成形体を製造する装置としては、特に限定されず、リチウム混合物の粉末を加圧できるものであればよく、例えば、打錠機や成形機などのプレス装置を用いることができる。
次に、本実施形態の製造方法に用いる製造装置の一例について、説明する。図2に示すように、本実施形態の製造方法に用いる製造装置1は、成形体Cの焼成を行う竪型炉10を備える。なお、本実施形態では、製造装置1の一例として、図2に示す製造装置1を例に説明するが、製造装置1は、竪型炉10を備える装置であれば、構成は任意である。
(3)成形体の供給(ステップS10)
ステップS10は、例えば、上述した複数の成形体Cを、竪型炉10の上部から竪型炉10内(炉心管11内)へ、連続的又は間欠的に供給することにより実施する。成形体Cの竪型炉10への供給は、図2に示す成形体供給装置30を用いて行ってもよい。成形体Cを竪型炉10に供給するタイミングは、特に限定されず、任意であり、所定量の成形体Cを連続的に、又は、複数回に分けて間欠的に供給することができる。成形体Cを供給するタイミングは、例えば、焼成時間などにより適宜決定される。また、成形体供給装置30により成形体Cに供給する量は、特に限定されず、任意であり、例えば、この量は、炉心管11の収容能力、成形体Cの排出量などにより適宜決定される。
次いで、本実施形態の製造方法では、ステップS20において、竪型炉内にて、成形体を焼成する。
次いで、本実施形態の製造方法では、ステップS30において、焼成済みの複数の成形体を、竪型炉内の下部から外部へ、連続的又は間欠的に排出する。
次いで、本実施形態の製造方法では、ステップS40において、竪型炉内の下部から外部へ排出された成形体を解砕して、リチウムニッケル複合酸化物の粉末を得る。
2.リチウムニッケル複合酸化物の製造方法
第2実施形態について、図3(A)~(C)を適宜参照して説明する。本実施形態において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。
3.非水系電解質二次電池の製造方法
本実施形態に係る非水系電解質二次電池の製造方法(以下、「二次電池の製造方法」ともいう)は、上述の製造方法で得られたリチウムニッケル複合酸化物を正極活物質として用いて正極を得ることと、得られた正極、負極、及び、非水系電解質を用いて非水系電解質二次電池を得ることを備える。なお、本実施形態に係る製造方法により得られる二次電池は、少なくとも正極、負極および非水系電解質を備えればよく、正極、負極、セパレータおよび非水系電解液を備えてもよく、正極、負極、および固体電解質を備えてもよい。また、二次電池は、公知のリチウムイオン二次電池と同様の構成要素により構成されてもよい。
正極は、上記の本実施形態に係る正極活物質を含む。正極は、例えば、以下のようにして、作製することができる。
負極は、金属リチウムやリチウム合金等を用いることができる。また、負極は、リチウムイオンを吸蔵および脱離できる負極活物質に、結着剤を混合し、適当な溶剤を加えてペースト状にした負極合材を、銅等の金属箔集電体の表面に塗布し、乾燥し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して形成したものを用いることができる。
正極と負極との間には、セパレータを挟み込んで配置する。セパレータは、正極と負極とを分離し、電解質を保持するものであり、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂を含む薄い膜で、微少な孔を多数有する膜を用いることができる。
非水系電解液は、支持塩としてのリチウム塩を有機溶媒に溶解したものである。
上記の正極、負極、セパレータおよび非水系電解液で構成される二次電池の形状は、円筒型、積層型等、種々のものとすることができる。本実施形態に係る二次電池は、例えば、まず、正極及び負極を、セパレータを介して積層して、積層体(電極)を得て、次いで、得られた電極に、非水系電解液を含侵させた後、正極集電体と外部に通じる正極端子との間、及び、負極集電体と外部に通じる正極端子との間とを、リードなどを用いて接続し、電池ケースに密閉することにより、製造することができる。
図2に示される製造装置にて、成形体の焼成を行い、得られたリチウムニッケル複合酸化物を正極活物質として用いた二次電池の電池特性の評価を行った。
(竪型炉)
炉心管内径:150mmφ、炉心管長2000mm
加熱帯長:900mm
加熱帯制御温度:750℃
冷却帯長:900mm
反応ガス O2:80体積%、15L/min
成形体充填高さ:炉心管底部から1800mm
成形体供給装置:テーブルフィーダ
成形体排出装置:テーブルフィーダ
成形体供給速度:4.0kg/h
成形体の竪型炉滞留時間:8時間
原料として以下のニッケル複合水酸化物粉およびリチウムを含むリチウム混合物を打錠機で成形体とし、竪型炉での焼成に供した。
リチウムを含む化合物の粉末粉:LiOH
ニッケル複合水酸化物とリチウムを含む化合物とのモル比:2対1
成形体の形状:直径10mm径の球体
成形体の密度:2.0g/cm3
成形体量:100kg(うち31kgは竪型炉昇温時の充填に用いた)
得られたリチウムニッケル複合酸化物の評価は、以下の方法により、図4に示す評価用のコイン型二次電池CBAを作製し、初期放電容量を測定することで行った。
コイン型二次電池CBAは、ケースCAと、このケースCA内に収容された電極ELとから構成されている。ケースCAは、中空かつ一端が開口された正極缶PCと、この正極缶PCの開口部に配置される負極缶NCとを有しており、負極缶NCを正極缶PCの開口部に配置すると、負極缶NCと正極缶PCとの間に電極ELを収容する空間が形成されるように構成されている。電極ELは、正極PE、セパレータSEおよび負極NEとからなり、この順で並ぶように積層され、正極PEが正極缶PCの内面に接触し、負極NEが負極缶NCの内面に接するようにケースCAに収容されている。
製造したコイン型二次電池CBAの性能を示す初期充放電容量を以下のように評価した。
(初期放電容量)
初期放電容量は、コイン型二次電池CBAを製作してから24時間程度放置し、開回路電圧OCV(Open Circuit Voltage)が安定した後、正極に対する電流密度を0.1mA/cm2としてカットオフ電圧4.3Vまで充電し、1時間の休止後、カットオフ電圧3.0Vまで放電したときの容量を初期放電容量とした。
焼成開始前に成形体の代わりにセラミックボールを竪型炉炉心管に充填すること以外は実施例1と同じ方法で、ニッケル複合水酸化物粉およびリチウムを含む化合物粉の混合物の成形体の焼成をした。
材質:アルミナ(アルミナ99%以上)
形状:直径10mm径の球形
セラミックボール量:80kg
実施例1で用いたのと同様のリチウム混合物を匣鉢に投入して、バッチ式の焼成炉に配置し、焼成炉に反応ガスを供給して炉内雰囲気を調整して昇温し、所定時間加熱して混合粉を焼成した。その後、焼成炉の加熱を停止して混合粉を冷却した。冷却後に匣鉢を焼成炉から取り出して、焼成済み混合粉を得た。この混合粉をロールクラッシャーおよびピンミルを用いて平均粒径を50μmまで解砕して粉体とし、これをリチウムニッケル複合酸化物として実施例1と同じ方法にて、ボタン電池を製作し、評価した。
匣鉢内寸:300mm×400mm×100mm(12L)
リチウム混合物の匣鉢盛量:12kg
昇温時間:4時間
焼成温度:750℃
焼成時間:8時間
冷却時間:4時間
反応ガス O2:80体積% 15L/min
上記の実施例1、2の製造方法では、リチウム混合物を成形体にした後、複数の成形体を竪型炉に供給して、焼成することにより、比較例1の製造方法と比較して、より短い焼成時間で、大量のリチウムニッケル複合酸化物を得られる。また、バッチ式の焼成炉を用いた場合と比較して、装置の立ち上げ・昇温に要する時間が短縮できる。また、実施例1、2の製造方法で得られたリチウムニッケル複合酸化物では、比較例1の方法で得られたリチウムニッケル複合酸化物と同程度又はそれ以上の電池容量を有する。よって、実施例1、2の製造方法においては、反応ガスおよび熱の成形体への供給が十分に行われることにより、焼成時間を短縮しつつ、均一な焼結反応が促進され、結晶性に優れるリチウムニッケル複合酸化物が得られることが確認できた。
10…竪型炉(縦型炉)
11…炉心管
12…ヒータ
13…温度センサ
14…断熱材
15…外殻
16…冷却帯
20…接続部(コネクタ)
24…接続部(コネクタ)
26…格納部
27…反応ガス供給口
28…ガス排出口
30…成形体供給装置
31…収容部
32…供給部
40…成形体排出装置
41…受入部
42…排出部
50…制御装置
60…解砕装置
C…成形体
S…セラミックボール
CBA…コイン型二次電池
CA…ケース
EL…電極
GA…ガスケット
NC…負極缶
NE…負極
OCV…開回路電圧
PC…正極缶
PE…正極
SE…セパレータ
Claims (10)
- ニッケルを含む化合物と、リチウムを含む化合物とを焼成して、リチウムニッケル複合酸化物を製造する方法であって、
前記ニッケルを含む化合物と、前記リチウムを含む化合物との粉末を含む混合物を成形して得られた複数の成形体を、竪型炉の上部から炉内へ、連続的又は間欠的に供給することと、
前記竪型炉内にて、前記成形体を焼成することと、
焼成済みの複数の前記成形体を、前記竪型炉内の下部から外部へ、連続的又は間欠的に排出すること、を備え、
前記成形体は、外形上の任意の2点間の最大距離が5mm以上であり、
前記成形体の密度は、1.5g/cm 3 以上2.5g/cm 3 以下である、
リチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記成形体を焼成することは、
焼成処理中に、焼成済みの前記成形体を前記竪型炉内の下部から排出しつつ、焼成前の前記成形体を前記竪型炉の上部から炉内へ供給することにより、前記成形体を上方から下方へ移動させながら焼成することを含む、請求項1に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記竪型炉内の下部から外部へ排出された前記成形体を解砕して、前記リチウムニッケル複合酸化物の粉末を得ること、を備える、請求項1又は請求項2に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。
- 前記成形体は、前記竪型炉の上方に配置した成形体供給装置から、前記竪型炉内に供給され、
焼成済みの前記成形体は、前記竪型炉内から、前記竪型炉の下方に配置した成形体排出装置に排出されること、を備える、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記竪型炉は、前記成形体を加熱して焼成する加熱帯を炉内に備え、
反応ガスを前記加熱帯より下方から供給して、前記竪型炉内の前記成形体と接触させ、前記加熱帯より上方から排気すること、を備える、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記竪型炉は、前記加熱帯の下方に、前記成形体を冷却する冷却帯を備え、
前記反応ガスを前記冷却帯の下方から供給して、焼成済みの前記成形体を冷却させること、を備える、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - ニッケルを含む化合物と、リチウムを含む化合物とを焼成して、リチウムニッケル複合酸化物を製造する方法であって、
前記ニッケルを含む化合物と、前記リチウムを含む化合物との粉末を含む混合物を成形して得られた複数の成形体を、竪型炉の上部から炉内へ、連続的又は間欠的に供給することと、
前記竪型炉内にて、前記成形体を焼成することと、
焼成済みの複数の前記成形体を、前記竪型炉内の下部から外部へ、連続的又は間欠的に排出すること、を備え、
前記成形体を前記竪型炉内へ供給する前に、セラミックボールを前記竪型炉内に供給し、前記竪型炉内を焼成する温度に到達するまで加熱することと、
前記竪型炉内が焼成温度にまで到達した後、前記セラミックボールを竪型炉の下部から炉外へ排出しつつ、複数の前記成形体を、前記竪型炉の上部から炉内へ供給すること、
を含む、リチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記竪型炉外へ排出された前記セラミックボールと前記成形体とを併せて回収し、
前記回収された回収物を振とうして、前記成形体を解砕することと、
前記解砕された成形体をふるい分けして、前記セラミックボールから分離し、回収すること、を備える、請求項7に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。 - 前記リチウムニッケル複合酸化物は、非水電解質二次電池の正極活物質として用いられる、請求項1~請求項8のいずれか一項に記載のリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。
- 請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の製造方法で製造されたリチウムニッケル複合酸化物を正極活物質として用いて正極を得ることと、
前記正極、負極、及び、非水系電解質を用いて非水系電解質二次電池を得ること、を備える、非水系電解質二次電池の製造方法。
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