JP7066502B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
離型剤を含有するトナーを用いて記録材にトナー像を第1の位置にて形成する画像形成部と、
前記画像形成部によりトナー像が形成された記録材に第2の位置にてトナー像を定着する定着部と、
前記定着部により加熱された空気を排出するために、記録材の搬送方向に関し前記第1の位置と前記第2の位置の間に吸気口を有する冷却ダクトと、
前記冷却ダクトにエアフローを発生させる冷却ファンと、
前記離型剤に起因するダストを排出するために、記録材の搬送方向に関し前記第1の位置と前記第2の位置の間に吸気口を有するダスト捕集ダクトと、
前記ダスト捕集ダクトに設けられた前記ダストを回収するためのフィルタと、
前記ダスト捕集ダクトにエアフローを発生させるダスト捕集ファンと、
前記定着部の近傍の空間温度を検出する空間温度検出手段と、
前記冷却ファン及び前記ダスト捕集ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
前記トナーのダスト発生温度をTws(℃)、前記空間温度検出手段によって検出された空間温度をTa(℃)としたときに、
前記制御部は、以下の式(B)を満たす場合、以下の式(A)を満たすときは、前記冷却ファンを非作動にする一方で前記ダスト捕集ファンを作動し、前記式(A)を満たさないときは、前記冷却ファンを作動する一方で前記ダスト捕集ファンを非作動とする又は所定の第1の効率よりも効率を落とした所定の第2の効率にて作動させる、ことを特徴とする。
Tws-Ta>第一温度・・式(A)
ただし、第一温度は予め定めた閾値温度(℃)
Ta≦第二温度・・・・・・式(B)
ただし、第二温度は第一温度よりも低い予め定めた閾値温度(℃)
(1)画像形成装置の全体構成
本実施例の特徴部分を説明する前に、画像形成装置の一例の全体構成について説明する。図4は本実施例における画像形成装置(以下、プリンタと記す)1の構成を示す模式図である。図12は制御回路と各構成の関係を示すブロック図である。
次に定着装置103と、定着装置103の近傍で発生するダストDについて説明する。
図5(a)は定着装置103の断面を示す図である。図5(b)はベルトユニット101を分解した様子を示す図である。本実施例における定着装置103は、ヒータ101aによって加熱された小径の定着ベルト105(以下、ベルトと記す)を用いてトナー画像をシートPに定着させる低熱容量な定着装置である。
定着ユニット101は、後述する加圧ローラ102に当接してベルト105と加圧ローラ102との間にニップ部101bを形成し、ニップ部101bにおいてトナー画像をシートPに定着させるユニットである。
図6(a)は定着ニップ部近傍の拡大断面模式図である。図6(b)はベルト105の層構成を示す図である。図6(c)は加圧ローラ102の層構成を示す図である。
加圧ローラ102は、ベルト105の外周面に当接してベルト105との間にニップを形成するニップ形成部材である。本実施例の加圧ローラ102は、複数の層によって構成されたローラ部材である。詳細に述べると、加圧ローラ102は、金属(アルミや鉄)の芯金102aと、シリコンゴム等で形成された弾性層102b、弾性層102bを被覆する離型層102cを有している。離型層102cはPFA等のフッ素系樹脂を材料するチューブであり弾性層102b上に接着されている。
上述した構成を用いて定着装置103は画像形成処理中に定着処理を行う。定着処理を行う際、制御回路部Aは駆動モータ(不図示)を制御して、加圧ローラ102を回転方向R102(図1)に所定の速度で回転駆動させ、ベルト105を従動回転(R105)させる。
次に、トナーSに含有された離型剤(以下、ワックスと称する)に起因する超微粒子(以下、ダストと称する)の発生と、ダストの性質について説明する。
上述したように定着装置103は、シートPに高温のベルト105を接触させることでシートPにトナー画像を定着させている。このような構成を用いて定着処理を行う場合、定着処理時に一部のトナーSがベルト105に転移(付着)してしまうことがある。これをオフセット現象と呼ぶ。オフセット現象は画像不良の原因となるためこれを解決することが望ましい。
ΔTが大きいほど、気化したワックス成分は急速に冷却され、核生成を生じやすくなる。これは、所定体積の空間において、より多くの箇所で核生成が起きることを意味する。つまりΔTが大きいほど、粒子がたくさんできることを意味する。そしてΔTが小さくなるにつれて核生成する箇所は減る。またその時、生成した核にガスが凝集していくため、粒子は大きくなる。
・ΔT小→大きいダストが少量発生
(3-2-1)ダストの性質
以下では図8(a)~(c)を用いてダストの性質を詳細に説明する。図8(a)はダストが発生して成長する様子を説明する図である。図8(b)はダストの付着現象を説明する図である。図8(c)はワックスの加熱温度と、加熱部周囲の空間温度と、過冷却度ΔT、ダストの大きさの関係を説明するグラフである。
図9(a)に示す装置を用いて、ダスト発生温度Twsを測定する方法を以下に説明する。また図9(b)にダスト発生温度Twsの一例を示す。前述したように本実施例においては、過冷却度ΔTによってダストの発生を予測し、ダストを除去するフィルタにエアを吸引する第一ファン61を制御する。より具体的には、第一ファン61を非作動にする又は第一ファン61の効率(Duty)を落とす制御する。即ち、所定の第1の効率よりの効率を落した所定の第2の効率にて作動させる。
プリンタ1において、ダストはベルト105に付着したワックスから発生する。ダストが発生し始める時のベルト105の表面温度がプリンタ1におけるダストの発生温度となる。しかしこの温度は、上述したダストの発生温度測定方法により得られたTwsと比べて約20℃低くなる。これはプリンタ1においてダストが生成する空間、すなわちベルト105の近傍の空間の温度が、ヒータープレートの上方のダスト生成空間の温度より低くなり易いことに起因する。
上記の温度低下幅を予め定めた調整温度値Z(℃)とすると、プリンタにおけるダストの発生温度Tws(℃)は一般式として下式で表される。
(3-2-4)ダストDの発生箇所
次に、ダストDの発生箇所について、図10と図11に基づいて説明する。図10(a)は定着処理の進行に伴い拡大するベルト105上のワックス付着領域を示す図である。図10(b)は、ワックスの付着領域とダストDの発生領域の関係を示す図である。図11はベルト105の周辺の気流の流れを説明する図である。
(3-2-5)空間温度Taの測定点とTaの求め方
図1を用いて、過冷却度ΔT(=Tws-Ta)の算出に用いる空間温度Taの測定点Tpの位置を説明する。空間温度Taは、ベルト105の周囲において核生成が生じている空間の温度である。
・機外温度センサ66により測定された外部温度をTout
・サーミスタTHの温度から予測されるベルト105の表面温度をTb
・第一ファン61の作動時DutyをFAN1_duty
・第二ファン62の作動時DutyをFAN2_duty
・第三ファン63の作動時DutyをFAN3_duty
・第四ファン64の作動時DutyをFAN4_Duty
とした時、温度検出手段67は以下式によりTaを予測する。
(3-3-1)ダスト発生量の測定装置
図16(a)に、プリンタ(画像形成装置)から発生するダストの発生量の測定装置を示す。ダストの発生量は、図16(a)に示すように、ドイツ環境ラベル「ブルーエンジェルマーク」に則った試験装置(チャンバ容積:6m3、換気率:2m3/h)で測定した。なお、ダストの発生量は、ナノ粒子粒径分布計測器であるFMPS Model 3091(TSI製)を用い、RAL-UZ205に従って測定を行う。概要を説明すると、チャンバ内にプリンタを設置し、5分間バックグラウンドを測定した後、およそ10分間プリントを行い、測定開始から70分間チャンバ内のダスト濃度を測定する。
解析方法も同様に、RAL-UZ205に従って解析を行う。図16(b)に上述した測定系で得られた結果の一例を示す。まず、チャンバの換気等による粒子消失係数β[1/s]を計算する。粒子消失係数βは、プリント終了後に粒子が減少している領域の一点をt1とし、t1+25分をt2とする。この時のダスト濃度それぞれc1、c2とすると、粒子消失係数βは
図15(a)に本実施例のプリンタ1を約11分間動作させた時における、瞬間ERと過冷却度ΔTの推移の一例を示す。なおこの時のベルト105の表面温度は温度Bである。またこのグラフにおける経過時間は、プリント開始前60秒を0秒としている。
経過時間207秒(プリント開始後147秒)、過冷却度ΔT120.9℃
ダストD90%放出時:
経過時間256秒(プリント開始後196秒)、過冷却度ΔT116.4℃
ダストD100%放出時:
経過時間395秒(プリント開始後335秒)、過冷却度ΔT109.6℃
ダスト90%放出時の第一温度ΔT_stop=116.4℃
ダスト100%放出時の第一温度ΔT_stop=109.6℃
以上で述べたダストの性質を踏まえて、ベルト105の近辺で発生するダストD(図1、3参照)の回収方法と、ダストDの発生の抑制方法を説明する。初めにダストDを濾過するフィルタユニット50と、転写部12aを冷却する冷却ダクト42の構成と動作を説明し、次にエアフローの動作シーケンスを説明する。
フィルタユニット50は、図1(a)に示すように、シートPの搬送方向において定着ユニット101と、転写ユニット10の間に位置している。あるいは、シートPの搬送方向において定着装置103のニップ部101bと、転写手段の転写部12aの間に位置している。
フィルタ51は、吸気口52aを通過するエアからダストDを濾過(回収、除去)するための濾過部材である。ワックスに起因するダストDを回収する場合、フィルタ51は、静電不織布フィルタであることが望ましい。静電不織布フィルタとは静電気を保持した繊維を不織布状に形成したもので、ダストDを高効率で濾過することができる。
フィルタ51は、図2(a)に示すように、シート搬送方向と直交する方向(ニップ部101bの長手に沿った方向)を長手とする細長い形状をしている。このような形状により、ニップ部101bの近傍で生じるダストDを長手方向の広い範囲で確実に捕集することができる。
フィルタ51は、図1(a)に示すように、ベルト105の近傍に配置されている。また、フィルタ51は定着装置103に進入するシートPと対向する位置関係にある。ダストDの回収効率を考えた場合、フィルタ51はニップ部101bにできるだけ近いことが望ましい。しかしながら、フィルタ51とベルト105を近づけ過ぎると、ベルト105からの輻射によりフィルタ51が熱的に劣化し、濾過性能が低下してしまう虞がある。そのため、フィルタ51は、ニップ部101bに対して適度な距離に配置されていることが望ましい。
上述したように、フィルタ51の短手方向中央部は、ニップ部101bから離間する方向に湾曲している(図1)。このような曲面形状にした場合、限られたスペースの中でフィルタ51の表面積を増大させることができる。フィルタ51の表面積が増えるとダストDの回収効率が向上する。
次にプリンタ内のエアフローについて説明する。ダストDを効率良く回収する場合、プリンタ内のエアフロー、特に定着装置103の周辺のエアフローについて適切に制御することが望ましい。以下、定着装置103の周辺のエアフローに関わる構成について詳細に説明する。
上述したように、吸気部である第一ファン61の風量が多いとエアを多く吸引できる一方で、シート入口400の近傍のエアの温度を低下させやすい。エア温度の低下は過冷却度ΔTを増加させ、ダスト発生を促進する。そのため、第一ファン61の風量は、適切に設定される必要がある。風量20L/minから100L/minが適切な範囲であり、本実施例のプリンタ1は50L/minに設定している。
水分を含むシートPが定着装置103で加熱されると、シートPからは水蒸気が発生する。この水蒸気によって、シート搬送方向において定着装置103よりも下流側の空間C(図4)は湿度が高い状態になる。湿度が高いと結露を発生させ易いため、ガイド部材15上には水滴が付着しやすくなる。搬送されてきたシートPにガイド部材15上の水滴が付着すると画像不良の発生を招く。そのため、シートPから発生する水蒸気によって空間Cの湿度が高くなった場合、この湿度を低下させることが望ましい。
冷却吸気部である第四ファン64は、転写部12a付近の温度上昇を防ぐため、定着装置103と転写部12aの間の空間の熱気を排出する作用を有する。転写部12aを構成する転写ベルト10cと二次転写ローラ12の温度が上がりすぎると、未定着画像を形成するトナーが柔らかくなって転写プロセスに影響を及ぼすため、第四ファン64はこれら部材の周辺の熱気を排出する。第四ファン64の風量は、第一ファン61の50L/minと比べて大きな500L/min程度に設定されている。
本実施例では、第一ファン61と第四ファン64を過冷却度ΔTに応じて制御することにより、ダストDの発生を抑制しつつ、フィルタ51によりダストDを効果的に除去し、且つフィルタ51の劣化を防いでいる。さらには転写部12aの温度上昇をも防いでいる。
・トナーのダスト発生温度Tws-測定点Tpの空間温度Ta>第一温度
・・・式(3)
第二温度は図14(c)に示すように90℃に設定されている。Taがこの温度に到達した時、即ちTaが図14(c)における矢印Cの領域に入って、式(4)を満足する場合は、転写部12aが画像形成に良くない影響を与えるほどに温度上昇したものとみなす。そして、制御回路部Aは第四ファン64に加えて第一ファン61を作動させる。
・トナーのダスト発生温度をTws(℃)
・温度検出手段67によって検出された空間温度をTa(℃)
としたとき、制御部Aは以下の条件式(1)と(2)を満す場合に第一ファン61を所定の第1の効率にて作動させ、満たさない場合は第一ファン61を非作動にする又は前記第1の効率よりも効率を落とした所定の第2の効率にて作動させることを特徴とする。
ただし、Zは予め定めた調整温度値(℃)
Tws-Ta>第一温度 ・・式(B)
ただし、第一温度は予め定めた閾値温度(℃)
以上、本発明について実施例1を用いて説明したが、実施例1に記載の構成に限られるものではない。実施例で例示した寸法等の数値は一例であって、本発明の効果が得られる範囲においては適宜設定してよい。また、本発明の効果が得られる範囲において実施例に記載の一部構成、制御を同様の機能を有する他に置き換えてもよい。
実施例1で述べたように定着装置103の上流側はプリントが進むと温度が上がり、定着装置103の上流側にある転写部12aが昇温し、未定着画像を形成するトナーが溶融し、転写プロセスに影響を及ぼす。そのため、第四ファン(転写部冷却ファン)64を設け、定着装置104の上流側を冷却する。しかし、第四ファン64により定着装置103の上流側を冷却することで、ダストが発生しやすい環境になってしまう。
・ベルト(加熱回転体)105の表面温度をTb(℃)
・トナーのダスト発生温度をTws(℃)
・温度検出手段67によって検出された空間温度をTa(℃)
としたとき、制御部Aは、以下の条件式(A)と(B)を満す場合に第四ファン(冷却ファン)64を非作動にする又は第四ファン64の効率を所定の第1の効率から効率を落とした所定の第2の効率にて作動させることを特徴とする。
ただし、Zは予め定めた調整温度値(℃)
Tws-Ta>第一温度 ・・式(B)
ただし、第一温度は予め定めた閾値温度(℃)
Ta≦第二温度・・・・・・式(D)
ただし、第二温度は第一温度よりも低い予め定めた閾値温度(℃)
Ta(℃)、Tws(℃)が以下の条件式(E)と(F)を満足するとき、第一ファン(ダスト捕集ファン)61と第四ファン(冷却ファン)64を作動させることを特徴とする。
Ta>第二温度・・・・・・・式(F)
1)以上で本発明の実施例を説明したが、本発明にかかる構成はこの実施例に限定されない。例えば、定着装置103は、熱ローラ方式であっても良いし、電磁誘導加熱を利用する方式でも良い。
Claims (5)
- 離型剤を含有するトナーを用いて記録材にトナー像を第1の位置にて形成する画像形成部と、
前記画像形成部によりトナー像が形成された記録材に第2の位置にてトナー像を定着する定着部と、
前記定着部により加熱された空気を排出するために、記録材の搬送方向に関し前記第1の位置と前記第2の位置の間に吸気口を有する冷却ダクトと、
前記冷却ダクトにエアフローを発生させる冷却ファンと、
前記離型剤に起因するダストを排出するために、記録材の搬送方向に関し前記第1の位置と前記第2の位置の間に吸気口を有するダスト捕集ダクトと、
前記ダスト捕集ダクトに設けられた前記ダストを回収するためのフィルタと、
前記ダスト捕集ダクトにエアフローを発生させるダスト捕集ファンと、
前記定着部の近傍の空間温度を検出する空間温度検出手段と、
前記冷却ファン及び前記ダスト捕集ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
前記トナーのダスト発生温度をTws(℃)、前記空間温度検出手段によって検出された空間温度をTa(℃)としたときに、
前記制御部は、以下の式(B)を満たす場合、以下の式(A)を満たすときは、前記冷却ファンを非作動にする一方で前記ダスト捕集ファンを作動し、前記式(A)を満たさないときは、前記冷却ファンを作動する一方で前記ダスト捕集ファンを非作動とする又は所定の第1の効率よりも効率を落とした所定の第2の効率にて作動させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
Tws-Ta>第一温度・・式(A)
ただし、第一温度は予め定めた閾値温度(℃)
Ta≦第二温度・・・・・・式(B)
ただし、第二温度は第一温度よりも低い予め定めた閾値温度(℃) - 前記制御部は、上記式(B)を満たさない場合、前記ダスト捕集ファンと前記冷却ファンを作動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記Ta(℃)は、前記第1の位置から前記第2の位置の方向に向かって1mm以上20mm以下の範囲内にある測定点の空間温度である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第一温度は、前記測定点が前記第1の位置から前記第2の位置の方向に向かって6mm離れた位置にある場合に、109℃以上121℃以下の範囲にある、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記定着部は、前記第1の位置から搬送される記録材を第2の位置にて挟持搬送して熱と圧力による定着する定着ベルト及び加圧回転体を有し、
前記定着ベルトの表面温度を検出する表面温度検出手段を備え、
前記空間温度検出手段は、前記表面温度検出手段により検出された前記定着ベルトの表面温度、画像形成装置の外部温度、画像形成装置の装置内温度、前記ダスト捕集ファンと前記冷却ファンの動作情報から、前記Taを予測する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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