JP7060390B2 - 圧縮成形用金型及び圧縮成形装置 - Google Patents
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Description
下キャビティ可動型圧縮成形用モールド金型は、1金型で1ワークを樹脂モールドする装置が主流のため、設置面積を減らして生産性を高める観点から高さ方向に上下2段の圧縮成形用金型を用いた圧縮成形装置も提案されている(特許文献2:特開2010-94931号公報参照)。
そこで、トランスファ成形用金型のように、ストリップ基板を平行2列に配置して圧縮成形を行う圧縮成形装置がいくつか提案されている(特許文献3:特開2011-143730号公報,特許文献4:特開2012-40843号公報参照)。
また、段取り替えで金型交換する際に、第一金型に設けられた調整機構は共用できるので、汎用性が向上する。
これにより、個別横並びに並列配置された第一チェイスユニットごとに調整機構が金型クランプ時の金型高さのばらつき調整を個別に行うため、ワークの板厚のばらつきや樹脂量のばらつきを第一チェイスユニットごとに調整することができる。また、第一チェイスユニットが交換されても、第一モールドベースに設けられた調整機構をそのまま使用することができる。
これにより、簡易な構成で並列配置された金型チェイスユニット毎の金型クランプ時の金型高さのばらつきを吸収して調整をすることができる。
これにより、第一金型に複数横並びで並列配置された第一チェイスユニットのワーク保持部に保持されたワークが、対向配置された第二チェイスユニットのクランパをキャビティ駒に対して相対的に押し下げながら各々クランプされるので、ワークの板厚のばらつきや樹脂量のばらつきにより第一金型或いは第二金型全体が傾くことがなく、ワーク毎に個別に圧縮成形することができる。
このように、第二チェイスユニットごとに下型クランプ面を覆うフィルムを用いると下型キャビティ凹部を含む下型クランプ面に吸着保持する際にハンドリングし易く、長尺フィルムのように圧縮成形に寄与しない無駄な使用領域の発生も可及的に回避することができる。
上型モールドべースに設けられた調整機構により金型クランプ時の金型高さのばらつきをワーク毎に個別に調整するので、樹脂封止部(パッケージ部)の厚さを高精度に圧縮成形することができる。
これにより、上型モールドベースに横並びに一対の上型チェイスユニットが配置され、下型モールドベースには一対の上型チェイスユニットに対向して横並びに一対の下型チェイスユニットが配置されていても、並列配置された金型チェイスユニット毎の金型クランプ時の金型高さのばらつきを吸収して調整をすることができる。上型チェイスユニット若しくは下型チェイスユニットは単独で上型モールドベース若しくは下型モールドベースより着脱して交換する事ができ、チェイスが交換されても、上型モールドベースに設けられた調整機構をそのまま使用することができる。
これにより、大判サイズのワークのように1枚取りのワークであっても、複数枚同時に圧縮成形することで生産性が向上すると共に、並列配置若しくは多段配置された金型チェイスユニット毎の金型クランプ時の金型高さのばらつきを調整機構により吸収して金型が傾くことなく高精度に圧縮成形することができる。
これにより、複数のワークを第一金型と第二金型でクランプする際に、複数のワーク保持部とこれらに対向配置されたキャビティ凹部を形成するクランパとでワーク毎に独立してクランプする際の金型高さのばらつきを調整機構及びクランパの付勢支持により吸収するので金型が傾くことなくクランプすることができる。
これにより、第一ベース部に横並びにワーク保持部を設けた第一金型と、第二べース部にワーク保持部に対向して横並びに配置されたキャビティ凹部を設けた第二金型とで複数のワークを個別にクランプする際に、金型プレートに付勢支持されたクランパ及び金型プレートと第二ベース部間に設けられた調整機構により、金型高さのばらつきをワーク毎に吸収するので金型が傾くことなくクランプすることができる。
また上記圧縮成形用金型を用いて生産性が高く成形品質を維持した汎用性の高い圧縮成形装置を提供することができる。
図1は複数のワークWを個別に圧縮成形する圧縮成形用金型1であって、以下の構成を備える。尚、ワークWは矩形状の短冊となったストリップ基板(リードフレーム、金属基板、セラミック基板、樹脂基板等)を想定している。ワークWの大きさは、100mm×300mm程度までを想定している(以下単に「ワークW」と称する)。
圧縮成形用金型1は、上型2(第一金型)及び下型3(第二金型)を備えている。上型2にワークWを保持するワーク保持部2aを有する上型チェイスユニット4(第一チェイスユニット)を有し、下型3にモールド樹脂が供給される下型キャビティ凹部3aを有する下型チェイスユニット5(第二チェイスユニット)が複数対向配置されている。
このとき、複数のワークWに板厚のばらつきがあっても或いは供給される樹脂量の違いから金型クランプ時の金型高さのばらつきがあっても、上型モールドベース6に設けられた調整機構8により対向配置された上型チェイスユニット4及び下型チェイスユニット5ごとに調整するので、樹脂封止部(パッケージ部)の厚さを高精度で圧縮成形することができる。
また、上型モールドベース6及び下型モールドベース7は、シングルレイヤーに複数のチェイスユニットを設けているので、ベースの厚みを確保することで曲げ剛性が高くしかも熱容量が大きいため成形サイクルにおける温度変化を抑制することができる。
また、段取り替えで上型チェイスユニット4や下型チェイスユニット5が交換されても、上型モールドベース6に設けられた調整機構8は共用できるので、汎用性が向上する。
また、奥側、手前側にチェイスユニットを横にスライドさせて挿抜する構成を例示したが、必ずしも横にスライドさせる挿抜に限定する必要は無く、モールドベースとチェイスユニットが上下方向に分離されて着脱可能であればよい。
上型チェイスユニット4は、上端部に上型チェイスプレート4a(第一チェイスプレート)を備えている。この上型チェイスプレート4aは調整機構8の押当板8dの下面に重ね合わせて装着される。上型チェイスプレート4aの外形サイズは押当板8dと同等であり、左右両側端面は上型ガイドブロック6dにガイドされて平行度を維持したまま昇降するようになっている。上型チェイスプレート4aの下面にはそれより外形サイズが大きい上型サポートブロック4bが重ねて設けられている。上型サポートブロック4bの左右両端部(第一係止部)は、段差部6fと係止したまま上型ガイドブロック6dに対して手前側に挿抜可能に組み付けられている(図2参照)。また上型サポートブロック4bの下面には、それより外形サイズが小さい上型プレート4cが重ねて設けられている。図4に示すように、上型プレート4cの下面中央部は、ワーク保持部2aとなる吸着孔2bがワーク外周縁部に沿って複数箇所に穿孔されている。また、上型プレート4cのワーク保持部2aの周囲には複数箇所(図4では例えば6カ所)でチャック爪4dが回動可能に設けられている。
図5において下型モールドベース7は、矩形板状の下型ベース部7a(第二ベース部)と、下型ベース部7aの外周縁部に沿って起立して設けられる矩形枠状の下型ベース側部7b(第二ベース側部)とを有する。下型ベース部7aには、下型ベース側部7bに囲まれた下型空間部7c(第二金型空間部:図9参照)を仕切る下型ガイドブロック7d(第二ガイドブロック)が起立して設けられている。下型ガイドブロック7dにより仕切られた下型空間部7c(図9参照)に下型チェイスユニット5が挿抜可能に組み付けられる。
下型チェイスユニット5は、下端部に下型ベースプレート5aを備えている。この下型ベースプレート5aは下型ベース部7aの上面に重ね合わせて装着される。下型ベースプレート5aは、左右両側端面を下型ガイドブロック7dにガイドされて平行度を維持したまま図5の手前側より各々挿抜可能に装着されている。下型ベースプレート5aの上面であって、下型キャビティ駒5dの鉛直下方投影面内には複数のサポートピラー(支柱)5bが起立して形成されている。これにより、下型キャビティ駒5dの反りを防ぐと共にサポートピラー5bの配置を変えたり配置の粗密を変えたりすることで、クランプ圧を微調整することができる。これにより、大判サイズ(幅広)のワークW、例えば300mm×300mmのパネルや直径300mmを越える半導体ウエハ等を圧縮成形する際にTTV(Total Thickness Variation)を向上させることができる。大判(幅広)サイズとは、100mm×300mm程度の短冊状ストリップ基板よりも幅が広がった基板であって、必ずしも矩形である必要は無い。
本実施例におけるクランプは、ワークWをワーク保持部2aと可動クランパ5eで挟み込む場合を例示するが、フルパッケージモールドの場合はワーク保持部2aの吸着孔2bでワークWを吸引保持し、下型可動クランパ5eでワークWを直接挟み込まず上型プレート4cをクランプする場合、即ち平面視でワークWの外側全体を樹脂モールドする場合であってもクランプと言う。
また、下型チェイスユニット5において、コイルばね5gの付勢によって押動ピン5fの高さ位置がt5だけ変化し、下型可動クランパ5eはサポートプレート5cより若干離間した隙間t6が発生した状態となる。このように、キャビティ凹部3aに供給された樹脂量に応じて下型キャビティ駒5dに対する下型可動クランパ5eの相対的な高さ位置が一様に決まる。これにより樹脂厚t7のばらつきを吸収する。
図11A,Bは圧縮成形用金型1の他の構成例を示す。第一実施例に開示した圧縮成形用金型1と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下では異なる構成を中心に説明するものとする。
ワークWには半導体チップが複数搭載されているが、たとえばチップ搭載部に不良等が発生している場合には、ワークW上に半導体チップの欠損部分が発生する場合がある。この場合、各ワークWにつき半導体チップの欠損数を正確に計測して供給する樹脂量を変更すればよいが、時間と工数がかかり、また精密計量により樹脂供給する必要がある。このため、モールド樹脂の供給量が必ずしも正確に一致しなくても金型側で調整するように本実施例では後述するオーバーフローキャビティが設けられている。
また、ワークWに対して下型キャビティ凹部3aに供給されたモールド樹脂量が目標樹脂量よりも多い場合には、樹脂圧によりフロート駒10aがコイルばね10cの付勢に抗して押し下げられ、余剰樹脂が貫通孔5d2に収容されたまま圧縮成形される。これにより下型キャビティ容積の大きさとモールド樹脂の樹脂量との差分を吸収する。
なお、樹脂量が少なすぎると最終パッケージ厚が薄く成形されるおそれがあるため、狙いとして最初から目標樹脂量よりは多く樹脂を供給し、各フロート駒10aの押し下げ量で調整するのが好ましい。
次に、図1の圧縮成形用金型1のワークWに応じた変形使用例について図12乃至図15を参照して説明する。図1の圧縮成形用金型1はワークWとして例えば300mm×100mmの矩形ストリップ基板を2枚同時に圧縮成形する場合について例示したが、それより大判サイズのワークWを用いて1枚ずつ圧縮成形することもできる。
図12の場合は、押当板8dが分断されて調整機構8が2つ存在するため、ワークW自体が左右で厚さが少し違う場合や、下型キャビティ凹部3aに供給される樹脂量が左右で多少違って供給された場合であっても、図13に示す押当板8dが一体の場合に比べて調整機構8が金型高さを個々に調整することができる。
この場合、下型キャビティ駒5dの板厚を厚くでき、かつサポートピラー5bにより下型キャビティ駒5dの直下を支持するので、反り等の影響を受け難くなるため、サポートピラー5bによる高さ調整がより高精度にできる。
これにより、従来から用いられてきた2枚取りのトランスファ成形用プレスのトランスファ駆動機構(プランジャ駆動機構)を下型可動クランパ5eの駆動機構として用いることもできる。
更に、本実施例はフィルムを使用する実施例だが、フィルムを使用しない場合でも良い。
図22に示すように、例えばワークWの1枚取り用の圧縮成形用金型1が横並びに複数搭載されており、共通のプレス駆動機構20(型開閉機構)により開閉されるようになっていてもよい。図22において、矩形状のプレスベース20aの各コーナー部にはガイドポスト20bが立設されている。ガイドポスト20bの上端は固定プラテン20cに連結されており、中間部には可動プラテン20dがスライド移動可能に連繋している。可動プラテン20dは、プレスベース20aに設けられたサーボモータ21a及び動力伝達部21bにより昇降するようになっている。固定プラテン20cには上型2が横並びに支持され、可動プラテン20dには下型3が横並びに支持されている。上型2を構成する上型チェイスユニットには、図9と同様な調整機構8(図示せず)が設けられている。
これにより、例えば大判サイズのワークのように1枚取りのワークWであっても、複数枚同時に圧縮成形することで生産性が向上すると共に、並列配置若しくは多段配置された金型チェイスユニット毎の金型クランプ時の金型高さのばらつきを調整機構8により吸収して金型が傾くことなく高精度に圧縮成形することができる。
図24を参照して、上型2(第一金型)の構成ついて説明する。本図は最小構成として概念的に記載した。上型モールドベース6(第一ベース部)の底部を構成する上型ベース部6aには、複数のワークW毎に調整機構8(コイルばね8e)が設けられている。この調整機構8を介してワークWを保持する上型プレート4cが横並びで吊り下げ支持されている。上型プレート4cにはワークWを個別に吸着保持するワーク保持部2aが形成されている。尚、上型ベース部6aには、上型ベース側部6b(第一ベース側部)や上型空間部6c(第一金型空間部)を仕切る上型ガイドブロック6d(第一ガイドブロック)、吸引機構及び減圧機構が図示されていないが、これらは設けられていてもよい。
図25を参照して、上型2(第一金型)の構成ついて説明する。本図は最小構成として概念的に記載した。上型モールドベース6(第一モールドベース)の底部を構成する上型ベース部6a(第一ベース部)には、複数のワークWを独立して保持する上型プレート4c(第一上型プレート及び第二上型プレート)が横並びに支持されている。上型プレート4cにはワークWを個別に吸着保持するワーク保持部2aが形成されている。尚、上型ベース部6aには、上型ベース側部6b(第一ベース側部)や上型空間部6c(第一金型空間部)を仕切る上型ガイドブロック6d(第一ガイドブロック)、吸引機構及び減圧機構が図示されていないが、これらは設けられていてもよい。
具体的には、下型キャビティ駒5dは、下型プレート5r(金型プレート)上ワークW毎に独立して支持固定されている。下型可動クランパ5eは、下型プレート5rにコイルばね5gを介してワークW毎に独立して付勢支持されている。下型プレート5rと下型ベース部7a間にはワークW毎に独立した調整機構8(コイルばね8e)が設けられている。
尚、下型ベース部7aには、下型ベース側部7b(第二ベース側部)や下型空間部7c(第二金型空間部)を仕切る下型ガイドブロック7d(第二ガイドブロック)等が図示されていないが、これらは設けられていてもよい。
Claims (13)
- 横並びに並列配置された複数のワークを個別にクランプして同時に圧縮成形する圧縮成形用金型であって、
前記複数のワークを個別に保持するワーク保持部を有する第一金型と、
前記ワーク保持部に対向配置され、前記ワークをクランプするワーク毎に独立して配置されたクランパと、前記クランパ内に挿入されたまま相対移動することで樹脂を加圧するキャビティ駒とで複数のキャビティ凹部が形成される第二金型と、を備え、
前記第一金型は、前記ワーク毎に個別に高さ調整する調整機構を備えていることを特徴とする圧縮成形用金型。 - 前記第一金型は、第一モールドベースに前記ワーク保持部を有する第一チェイスユニットが個別横並びに並列配置されており、前記調整機構は、前記第一モールドベースに並列配置された前記第一チェイスユニットの金型クランプ時の金型高さのばらつき調整を個別に行う請求項1記載の圧縮成形用金型。
- 前記調整機構は、前記第一モールドベースより前記第一チェイスユニットを型開閉方向に離間する向きに各々付勢するスプリングユニットを備えている請求項2記載の圧縮成形用金型。
- 前記調整機構は、前記第一モールドベースと前記第一チェイスユニットとの間にテーパー面どうしを重ね合わせたスライド板がスライド可能に設けられている請求項2又は請求項3記載の圧縮成形用金型。
- 前記第二金型は、第二モールドベースに前記キャビティ凹部を有する第二チェイスユニットが横並びに並列配置されており、各第二チェイスユニットは、前記キャビティ凹部の底部を形成するキャビティ駒と前記キャビティ駒の周囲を囲んで前記キャビティ凹部の側部を形成する前記クランパが前記第二モールドベースに対して相対移動可能に支持されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の圧縮成形用金型。
- 前記キャビティ凹部を含む下型クランプ面を覆うフィルムが前記第二チェイスユニットごとに吸着保持されている請求項5記載の圧縮成形用金型。
- 請求項1記載の第一金型は、上型モールドベースと、前記上型モールドベースに調整機構を介して着脱可能に組み付けれ、上型クランプ面にワーク保持部を有する上型チェイスユニットを備え、
請求項1記載の第二金型は、前記上型モールドベースに対向して設けられる下型モールドベースと、前記下型モールドベースに挿抜可能に組み付けれ、前記ワーク保持部に対向配置された下型キャビティ駒と前記下型キャビティ駒を囲んで相対移動可能に支持されたクランパにより下型キャビティ凹部が形成される下型チェイスユニットを備える圧縮成形用金型。 - 前記上型モールドベースには横並びに一対の前記上型チェイスユニットが前記調整機構を介して各々着脱可能に支持されており、
前記上型チェイスユニットは、前記調整機構に重ねて組み付けられる前記ワーク保持部を有する第一上型プレートと第二上型プレートを各々備え、
前記下型モールドベースには一対の前記上型チェイスユニットに対向して横並びに一対の下型チェイスユニットが各々着脱可能に設けられており、
前記下型チェイスユニットは、前記第一上型プレートに対向配置された前記下型キャビティ駒と前記下型キャビティ駒を囲んで相対移動可能に支持されたクランパにより形成される第一下型キャビティ凹部と前記第二上型プレートに対向配置され下型キャビティ駒と前記下型キャビティ駒を囲んで相対移動可能に支持されたクランパにより形成される第二下型キャビティ凹部を各々備えている請求項7記載の圧縮成形用金型。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の圧縮成形用金型を備えた圧縮成形装置。
- 請求項1記載の圧縮成形用金型が横並びに複数搭載されており、共通の型開閉機構によって開閉される圧縮成形装置。
- 請求項1記載の圧縮成形用金型が高さ方向に複数段重ねて搭載されており、前記圧縮成形用金型どうしが型開閉機構によって連動して開閉される圧縮成形装置。
- 横並びに並列配置された複数のワークを個別にクランプして同時に圧縮成形する圧縮成形用金型であって、
第一モールドベースに備えた第一ベース部に前記ワーク毎に高さ調整する調整機構を介して各ワークを保持するワーク保持部を横並びに支持する第一金型と、
前記ワーク保持部に対向配置され、前記各ワークをクランプするクランパと、前記クランパ内に挿入されたまま相対移動することで樹脂を加圧するキャビティ駒とでキャビティ凹部が横並びに形成された第二金型と、を備え、
前記クランパは、前記ワーク毎に独立して設けられていることを特徴とする圧縮成形用金型。 - 横並びに並列配置された複数のワークを個別にクランプして同時に圧縮成形する圧縮成形用金型であって、
第一モールドベースに備えた第一ベース部に、前記ワークを保持するワーク保持部を横並びに支持する第一金型と、
第二モールドベースに備えた第二ベース部に、前記ワーク保持部に対向配置され、前記ワークをクランプするクランパと、
前記クランパ内に挿入されたまま相対移動することで樹脂を加圧するキャビティ駒とで形成されるキャビティ凹部を横並びに支持する第二金型と、を備え、
前記キャビティ駒は、金型プレートに対してワーク毎に独立して支持固定され、前記クランパは、前記金型プレートにワーク毎に独立して付勢支持されており、前記金型プレートと前記第二ベース部間にはワーク毎に独立して高さ調整する調整機構が設けられていることを特徴とする圧縮成形用金型。
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