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JP7056436B2 - 光半導体素子の製造方法、サセプタおよびその製造方法 - Google Patents

光半導体素子の製造方法、サセプタおよびその製造方法 Download PDF

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JP7056436B2 JP2018138725A JP2018138725A JP7056436B2 JP 7056436 B2 JP7056436 B2 JP 7056436B2 JP 2018138725 A JP2018138725 A JP 2018138725A JP 2018138725 A JP2018138725 A JP 2018138725A JP 7056436 B2 JP7056436 B2 JP 7056436B2
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Description

本発明は光半導体素子の製造方法、サセプタおよびその製造方法に関するものである。
化合物半導体基板から取得した発光素子などを含む小片と、導波路を形成したシリコンウェハとを接合し、光半導体素子を製造する技術が知られている(例えば非特許文献1)。その後、例えばダイシングなどで、活性層と導波路とを含む複数個の光半導体素子を形成する。
シアンシュ・ルオら(Xianshu. Luo et al.) フロンティアーズ・イン・マテリアルズ(frontiers in MATERIALS) Vol.2, No.28, 2015
化合物半導体の小片は接着剤などでハンドル基板に接着しておく。ハンドル基板とシリコンウェハとを対向させ、接着剤を取り除くことで、小片をシリコンウェハに転写する。しかし接着剤上において小片の位置を調整することが難しくなる。また、接着剤が残存し、光半導体素子が汚染される恐れがある。そこで、小片の位置を最適化可能で、かつ汚染の抑制が可能な光半導体素子の製造方法、サセプタおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光半導体素子の製造方法は、第1化合物半導体基板の上に複数の化合物半導体層を積層する工程と、前記第1化合物半導体基板を分割することで、前記第1化合物半導体基板から小片を形成する工程と、サセプタの開口部に前記小片を配置する工程と、シリコンを含む第1基板に導波路メサを形成する工程と、前記サセプタと前記第1基板とを対向させ、前記小片と前記第1基板とを接合する工程と、を有する光半導体素子の製造方法である。
本発明に係るサセプタの製造方法は、化合物半導体基板の上に化合物半導体層を形成する工程と、前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面をシリコンで形成された基板に接合する工程と、前記接合する工程の後に、前記化合物半導体基板に開口部を形成する工程と、を有するものである。
本発明に係るサセプタは、化合物半導体基板と、前記化合物半導体基板の上に設けられた化合物半導体層と、前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面に接合された、シリコンの基板と、を具備し、前記化合物半導体基板に開口部が設けられているサセプタである。
上記発明によれば、小片の位置を最適化可能で、かつ汚染の抑制が可能である。
図1は実施例1に係る光半導体素子を例示する平面図である。 図2(a)から図2(c)は光半導体素子の製造方法を例示する断面図である。 図3(a)から図3(c)は光半導体素子の製造方法を例示する断面図である。 図4(a)および図4(b)は光半導体素子の製造方法を例示する断面図である。 図5(a)は光半導体素子の製造方法を例示する平面図であり、図5(b)は光半導体装置の製造方法を例示する断面図である。 図6(a)は光半導体素子の製造方法を例示する平面図であり、図6(b)は光半導体装置の製造方法を例示する断面図である。 図7(a)および図7(b)は光半導体素子の製造方法を例示する断面図である。 図8(a)は光半導体素子の製造方法を例示する断面図であり、図8(b)は光半導体装置の製造方法を例示する平面図である。 図9(a)および図9(b)は実施例2におけるサセプタを例示する断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の一形態は、(1)第1化合物半導体基板の上に複数の化合物半導体層を積層する工程と、前記第1化合物半導体基板を分割することで、前記第1化合物半導体基板から小片を形成する工程と、サセプタの開口部に前記小片を配置する工程と、シリコンを含む第1基板に導波路メサを形成する工程と、前記サセプタと前記第1基板とを対向させ、前記小片と前記第1基板とを接合する工程と、を有する光半導体素子の製造方法である。壁により溝からのエッチャントの侵入が抑制される。小片のサセプタへの配置には接着剤を用いず、開口部に収納すればよい。したがって汚染が抑制される。また、開口部の位置を調整することで小片の位置を最適化することができる。
(2)複数の前記第1化合物半導体基板から複数の前記小片を形成し、複数の前記開口部に前記複数の小片を配置し、前記複数の開口部の位置は、前記光半導体素子における前記複数の小片の位置に対応してもよい。これにより小片の位置を最適化することができる。
(3)前記小片の厚さは前記開口部の深さより大きくてもよい。小片の上面がサセプタの上面から突出するため、小片を第1基板に接合することができる。
(4)第2化合物半導体基板の上に第2化合物半導体層を形成する工程と、前記第2化合物半導体層の前記第2化合物半導体基板とは反対側の面をシリコンで形成された第2基板に接合する工程と、前記第2基板と前記第2化合物半導体層とを接合する工程の後に、前記第2化合物半導体基板に開口部を形成することで前記サセプタを形成する工程を有してもよい。開口部に小片を収納することで、小片の位置を最適化することができ、かつ汚染の抑制が可能である。
(5)前記サセプタを形成する工程は、前記第2化合物半導体基板にウェットエッチングを行うことで、同一の深さを有する前記複数の開口部を形成する工程を含んでもよい。小片を開口部に配置した際、小片の高さのバラツキが小さくなる。このため、第1基板に押し付けた際に小片に加わる圧力が均一に近づき、安定した接合が可能である。
(6)前記サセプタを形成する工程は、前記第2化合物半導体基板にドライエッチングを行うことで、複数の前記開口部を形成する工程を含み、前記複数の開口部のうち第1の開口部は第2の開口部より深く、複数の前記小片のうち第1の小片は第2の小片より厚く、前記第1の小片は前記第1の開口部に配置され、前記第2の小片は前記第2の開口部に配置される。これにより、小片の上面が同一の高さに位置することとなる。したがって第1基板に小片を押し付けた際の圧力が均一に近づき、安定した接合が可能である。
(7)前記第2化合物半導体基板はインジウムリンで形成され、前記第2化合物半導体層はガリウムインジウム砒素で形成されてもよい。第2化合物半導体層で停止するようにウェットエッチングを行うことで、開口部の深さを同一とすることができる。
(8)化合物半導体基板の上に化合物半導体層を形成する工程と、前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面をシリコンで形成された基板に接合する工程と、前記接合する工程の後に、前記化合物半導体基板に開口部を形成する工程と、を有するサセプタの製造方法である。サセプタの開口部に小片を配置することで、汚染を抑制し、かつ小片の位置を最適化することができる。
(9)化合物半導体基板と、前記化合物半導体基板の上に設けられた化合物半導体層と、前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面に接合された、シリコンの基板と、を具備し、前記化合物半導体基板に開口部が設けられているサセプタである。サセプタの開口部に小片を配置することで、汚染を抑制し、かつ小片の位置を最適化することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光半導体素子の製造方法、サセプタおよびその製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(光半導体素子)
図1は実施例1に係る光半導体素子100を例示する平面図である。図1に示すように、光半導体素子100はレーザ領域A、モニタ領域B、変調領域C、SOA領域Dを有するハイブリッド集積光素子である。これらの領域は一端から他端にかけて順に並ぶ、各領域は、基板45、基板上に形成された導波路メサ46、化合物半導体で形成された複数の小片、絶縁膜60、複数のパッド62および64を含む。
基板45は、後述するようにウェハ40をダイシングすることで形成されるSOI(Silicon On Insulator)基板である。導波路メサ46およびリング共振器47は基板45の表面に形成されている。絶縁膜60は例えば厚さ500nmの窒化シリコン(SiN)で形成され、基板45を覆う。
レーザ領域Aには小片19aおよびリング共振器47が設けられている。モニタ領域には小片37が設けられている。変調領域Cには4つの小片27が設けられ、かつこれらを挟む光カプラ48a~48dが設けられている。SOA領域Dには小片19bが設けられている。小片の間は導波路メサ46により接続されている。各小片はメサを有し、先端が先細りのテーパ形状であり、導波路メサ46と光結合する。後述のように、各小片は化合物半導体のウェハから切り出され、能動素子として機能する。
各領域の絶縁膜60の上にパッド62および64が設けられている。パッド62はp側のパッドとして機能し、各小片のメサの上から下にかけて設けられている。パッド64はn型のパッドとして機能する。パッド62および64は例えば金(Au)などの金属で形成されている。
レーザ領域Aのパッド62および64から電流を注入することで小片19aは例えば波長1.55μmを出力する。光は導波路メサ46に光結合し、2つのリング共振器47の間で共振することで、レーザ発振が起こる。レーザ光の波長はリング共振器47の直径で定まり、例えば直径が22μmならば波長は1.55μmである。レーザ光の一部が小片37に入力することで、小片37は電流を出力する。パッド62および64から小片37に逆バイアス電圧を印加し、電流を検出することで、光の強度をモニタする。
小片19aに接続された1つの導波路メサ46は光カプラ48aで2つに分岐し、それぞれの導波路メサ46は光カプラ48bでさらに分岐する。2つの光カプラ48bは、それぞれ導波路メサ46を介して小片37に接続されている。光カプラ48aおよび48bを経て4つに分岐したレーザ光は、小片27のそれぞれに入力する。小片27に電圧が印加されることでレーザ光が変調され、信号光となる。信号光は、小片27より後段の光カプラ48cおよび48dにより合流する。SOA領域Dの小片19bに電流が注入され、信号光が増幅される。増幅後の信号光は導波路メサ46を通じて光半導体素子100の端面から出射される。
(光半導体素子の製造方法)
図2(a)から図4(b)、図7(a)から図8は光半導体素子100の製造方法を例示する断面図である。図5(a)から図6(b)および図9は光半導体素子100の製造方法を例示する平面図である。
(小片の形成)
図2(a)から図2(c)は化合物半導体の小片の形成を示す断面図である。図2(a)に示すように、例えば有機金属気相成長法(MOVPE:Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)または分子線エピタキシー法(MBE:Molecular Beam Epitaxy)などで、ウェハ状態の半導体基板10(第1化合物半導体基板)の上に、p型コンタクト層11、p型クラッド層12、光閉じ込め層13、コア層14、光閉じ込め層15、n型クラッド層16およびダメージ緩和層17(以上、第1化合物半導体層)を順にエピタキシャル成長する。ダメージ緩和層17形成後のウェハの厚さT1は例えば2.37μmである。例えばCVD法などで、ダメージ緩和層17の上に、絶縁膜18を形成する。
図2(b)に示すように、例えばMOVPE法またはMBE法などで、ウェハ状態の半導体基板20(第1化合物半導体基板)の上に、p型コンタクト層21、p型クラッド層22、コア層23、n型クラッド層24およびダメージ緩和層25(以上、第1化合物半導体層)を順にエピタキシャル成長する。ダメージ緩和層25形成後のウェハの厚さT2は例えば2.19μmである。例えばCVD法などで、ダメージ緩和層25の上に、絶縁膜26を形成する。
図2(c)に示すように、例えばMOVPE法またはMBE法などで、ウェハ状態の半導体基板30(第1化合物半導体基板)の上に、p型コンタクト層31、p型クラッド層32、コア層33、n型クラッド層34およびダメージ緩和層35(以上、第1化合物半導体層)を順にエピタキシャル成長する。ダメージ緩和層35形成後のウェハの厚さT3は例えば2.40μmである。例えばCVD法などで、ダメージ緩和層35の上に、絶縁膜36を形成する。
図2(a)から図2(c)それぞれに示す半導体基板10、20および30は例えば厚さ350μmのn型インジウムリン(InP)などで形成された化合物半導体基板であり、例えばシリコン(Si)などがドープされている。これらの基板は2インチのウェハであり、各ウェハの表面全体に上記の化合物半導体層がエピタキシャル成長する。
p型コンタクト層11、21および31は、例えば厚さ200nmのp型のガリウムインジウム砒素(GaInAs)により形成されている。これらの層には例えば亜鉛(Zn)がドープされており、濃度は1×1019cm-3である。p型クラッド層12、22および32は、例えば厚さ1500nmのInPで形成されている。これらの層には例えばZnがドープされており、濃度は1×1018cm-3である。
図2(a)に示すコア層14は例えば多重量子井戸層(MQW:Multi Quantum Well)であり、厚さ6nmのGaInAsPの井戸層および厚さ10nmのGaInAsPのバリア層がそれぞれ5層ずつ積層されている。光閉じ込め層13および15は、例えば厚さ100nmのアンドープGaInAsPで形成されている。バンドギャップ波長は例えば1.2μmであり、コア層14が発光する光の波長より小さい。
図2(b)に示すコア層23は例えばMQWであり、厚さ6nmのアルミニウムガリウムインジウム砒素(AlGaInAs)の井戸層および厚さ9nmのAlGaInAsのバリア層がそれぞれ10層ずつ積層されている。図2(c)に示すコア層33は、例えば厚さ300nmのアンドープのGaInAsで形成されている。
図2(a)から図2(c)それぞれに示すn型クラッド層16、24および34は、例えば厚さ200nmのn型InPで形成されている。これらの層には例えばSiがドープされており、濃度は1×1019cm-3である。ダメージ緩和層17、25および35は、例えば厚さ200nmのアンドープGaInAsPで形成されている。バンドギャップ波長は例えば1.2μmである。絶縁膜18、26および36は例えば厚さ10nmの酸化シリコン(SiO)で形成されている。
各ウェハをダイシングすることで小片が形成される。図2(a)の半導体基板10からは複数の小片19aおよび19bが形成される。小片19aのサイズは0.5mm×0.5mmであり、小片19bのサイズは9mm×0.5mmである。小片19aは発光素子であり、図1に示したレーザ領域Aに搭載される。小片19bは増幅用の素子であり、SOA領域Dに搭載される。図2(b)の半導体基板20からは複数の小片27が形成される。小片27のサイズは例えば9.5mm×1mmである。小片27は受光素子であり、図1のモニタ領域Bに搭載される。図2(c)の半導体基板30からは複数の小片37が形成される。小片37のサイズは例えば0.5mm×0.5mmである。小片37は変調用の素子であり、図1の変調領域Cに搭載される。小片の基板への接合にはサセプタを用いる。
(サセプタの形成)
図3(a)から図4(a)はサセプタ50の製造方法を例示する断面図である。図3(a)に示す半導体基板52(第2化合物半導体基板)は、例えば厚さ350μmのInPで形成された、2インチのウェハである。例えばMOVPE法により、半導体基板52の表面にエッチングストップ層54(第2化合物半導体層)をエピタキシャル成長する。エッチングストップ層54は例えばGaInAsで形成されている。
図3(b)に示すように、半導体基板52の裏面に化学的機械研磨(CMP)を行い、半導体基板52を薄くする。研磨後の半導体基板52とエッチングストップ層54との合計の厚さは例えば約200μmであり、小片の厚さより小さい。
図3(c)に示すように、エッチングストップ層54を基板55(第2基板)に接合する。基板55は例えばSiで形成され、半導体基板52と同じく2インチのウェハである。接合において、エッチングストップ層54および基板55の表面に、Nプラズマ処理により表面活性化を行い、超音波水による洗浄を行う。エッチングストップ層54の表面を基板55に対向させ、常温、空気中においてエッチングストップ層54と基板55とを仮接合する。仮接合の後、300℃、2時間のアニール処理により、接合界面から水分を離脱させる。これにより両者の表面の酸素原子の未結合手同士が結合するO結合が形成され、本接合が行われる。
図4(a)に示すように、半導体基板52に開口部56a~56dを形成する。不図示のフォトレジストを半導体基板52の表面に塗布し、フォトリソグラフィによりレジストマスクを形成する。その後、例えば硫酸(HSO)または塩酸(HCl)、過酸化水素水(H)および水を用いてウェットエッチングを行い、半導体基板52に複数の開口部56a~56dを形成することで、サセプタ50を形成する。
ウェットエッチングはエッチングストップ層54で停止する。開口部56a~56dは半導体基板52を貫通し、例えば同一の深さD1(199.8μm)を有する。各開口部からはエッチングストップ層54が露出する。開口部56a~56dの大きさは配置される小片よりわずかに大きい。開口部56a~56dのレイアウトは、光半導体素子100における小片のレイアウトに対応したものとする。後述のように、開口部に小片を配置し、ウェハ40に接合することで、光半導体素子100における小片のレイアウトを実現することができる。
(小片の接合)
図4(b)から図8(b)は接合の工程を示す図である。図5(a)に示すようにウェハ状態のサセプタ50のうち点線で区切られた1つの領域を領域E1とする。図5(b)は領域E1を拡大した図であり、図4(b)は図5(b)の線A-Aに沿った断面図である。
図4(b)に示すように、サセプタ50の開口部56aに小片19aを配置し、開口部56bに小片37を配置し、開口部56cに小片27を配置し、開口部56dに小片19bを配置する。小片のサセプタ50への配置には接着剤などは用いず、開口部に置くだけでよい。小片の側面と開口部の内壁との間の距離は例えば200μmである。小片19aおよび19bの半導体基板10、小片27の半導体基板20、小片37の半導体基板30がエッチングストップ層54に接触し、絶縁膜18、26および36はエッチングストップ層54とは反対側を向く。各小片の厚さは開口部の深さD1より大きいため、小片の絶縁膜の上面は開口部から突出し、サセプタ50の上面よりも上に位置する。
図5(b)に示すようにサセプタ50の領域E1は20個の領域E2を含む。領域E2は1つの光半導体素子100に対応する領域であり、長さL1は例えば4.5mmであり、長さL2は例えば1mmである。領域E2において、小片19a、19b、27および37は図5(b)のように配置される。こうした小片の配置は、図1の光半導体素子100における小片の配置を考慮したものである。隣り合う小片間の距離は例えば0.2mm以上、0.5mm以下である。
図6(a)はウェハ40を例示する平面図であり、図6(b)はウェハ40を例示する断面図である。ウェハ40(第1基板)は例えば2インチのウェハであり、図6(b)に示すようにSiの基板41、SiO層42およびSi層44を含むSOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板である。例えば、基板41の厚さは500μm、SiO層42の厚さは3μm、Si層44の厚さは200nmである。図6(b)に示すように、ドライエッチングなどでウェハ40のSi層44に導波路メサ46が形成され、図1に示したようなリング共振器47および光カプラ48なども形成される。領域Fは図5(a)の領域E1に対応し、導波路メサ46およびリング共振器47および光カプラ48を含む。
図4(b)に示す小片の絶縁膜の表面をNプラズマ処理により活性化し、超音波水により洗浄する。図5(a)に示すサセプタ50と図6(a)に示すウェハ40とを対向させ、小片の絶縁膜とウェハ40のSi層44とを接触させる。このときウェハ40の領域Fとサセプタ50の領域E1とが対向し、各小片は領域F内の所定の位置に配置される。常温の空気中において、小片とウェハ40とを互いに押し付け合い、仮接合を行う。さらに300℃、2時間のアニールを行うことで、接合界面から水分を離脱させ、本接合を行う。本接合では、両者の表面の酸素原子の未結合手同士が結合するO結合が形成されるため、接合強度が高まる。
図7(a)から図8(a)に示すように、小片19aおよび19b、小片27および小片37は、それぞれ導波路メサ46の上に位置する。図8(b)に示すように、小片19aおよび19b、小片27および小片37がウェハ40の領域Fに搭載される。この配置は図1の光半導体素子100における小片の配置と同じである。すなわち、小片をウェハ40に接合した後、小片を移動させなくてよい。また、サセプタ50の開口部に小片が挿入されているため、洗浄および接合などにおいて小片の位置がずれにくく、図8(b)の配置が可能となる。
(接合後の工程)
接合後、サセプタ50を小片から取り外す。サセプタ50への小片の配置に接着剤は使用しておらず、サセプタ50の取り外し後に小片に残留物が発生しない。したがって残留物による汚染が抑制される。例えばHClなどを用いたエッチングにより小片の半導体基板を除去する。
プロトンの注入により各小片に高抵抗領域を形成する。フォトリソグラフィ、CHおよびHガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE)などにより、各小片にメサを形成する。さらにフォトリソグラフィ、CHおよびHガスを用いたドライエッチングなどにより、各小片のメサの両側にn型クラッド層のテラスを形成する。
例えばCVD法などにより、ウェハ40および小片の表面を覆う、厚さ500nmのSiN膜である絶縁膜60(図1参照)を形成する。CHガスを用いた反応性イオンエッチングにより絶縁膜60に開口部を形成する。蒸着・リフトオフおよびメッキ処理などにより、開口部から露出する小片と電気的に接続されるパッド62および64(図1参照)を形成する。ダイシングによりウェハ40を分割する。分割後の端面を研磨し、低反射(AR:Anti-Reflection)コーティングを行う。以上の工程により、図1に示す光半導体素子100が形成される。
実施例1によれば、図4(b)および図5(b)に示すように、サセプタ50の開口部56a~56dに化合物半導体の小片19a、19b、27および37を配置し、ウェハ40に小片を接合する。小片のサセプタ50への配置には接着剤を用いないため、接着剤による汚染を抑制することができる。また、開口部の位置により光半導体素子100における小片の位置を調整することができる。したがって小片の位置を最適化することができる。
例えば開口部の位置を、図1に示す光半導体素子100における小片の位置に対応させる。これにより、図8(b)に示すように、小片をウェハ40に接合した時点で、小片を光半導体素子100の適切な位置に設けることができる。接合と位置の調整とが同時に可能となり、工程が簡略化される。例えば小片同士の距離を小さくしたい場合、対応する開口部間の距離を小さくすればよい。小片間を接続する導波路メサ46が短くなり、光の損失が抑制される。また、小片は開口部に収納されているため、表面洗浄などを実施しても小片の位置ずれが抑制される。すなわち小片は最適な位置を維持することができる。
図4(b)に示すように、各小片の厚さは開口部の深さD1より大きいため、小片の上面はサセプタ50の上面から突出する。サセプタ50とウェハ40とを近づけることで、小片の上面がウェハ40に接触する。これにより小片のウェハ40への接合が可能である。
図3(a)から図4(a)に示すように、半導体基板52、エッチングストップ層54および基板55からサセプタ50を形成する。エッチングを行うことで半導体基板52に精度高く開口部56a~56dを形成することができる。このため小片のサイズおよび位置に応じた開口部56a~56dを設け、小片の位置を最適化することができる。またSiの基板55は高い平坦性を有するため、開口部56a~56dの深さにバラツキが生じにくい。したがって小片の高さが均一に近づき、安定した接合が可能である。
図4(a)に示すように、半導体基板52にウェットエッチングを行うことで開口部56a~56dを形成する。ウェットエッチングはエッチングストップ層54で停止し、同一の深さD1を有し、かつ平坦な底面を有する開口部56a~56dが形成される。開口部56a~56dの寸法の精度が向上するため、小片を開口部に配置した後、小片の高さのバラツキが小さくなる。このため、ウェハ40に小片を押し付けた際に小片に加わる圧力が均一に近づき、安定した接合が可能である。例えば各小片が互いに同一の高さを有してもよい。これにより小片の上面が同一の高さに位置することとなり、小片とウェハ40とを安定して接合することができる。
サセプタ50の半導体基板52はInPで形成され、エッチングストップ層54はGaInAsで形成されている。このためエッチングストップ層54で停止するウェットエッチングが可能であり、開口部の深さを同一とすることができる。
小片に含まれる化合物半導体層は、機能などに応じて変更可能である。また、図2(a)から図2(c)に示すように、小片の絶縁膜18、26および36より下側にはダメージ緩和層17、25および35を設けることが好ましい。小片とウェハ40とを接触させた際のダメージを緩和することができる。
実施例2ではドライエッチングでサセプタ50の開口部56a~56dを形成する。実施例1と同じ構成については説明を省略する。
図9(a)および図9(b)は実施例2におけるサセプタ50を例示する断面図である。図3(c)に示すようにエッチングストップ層54を基板55に貼り付けた後、図9(a)に示すようにドライエッチングにより半導体基板52に開口部56a~56dを形成する。具体的には、半導体基板52の表面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィによりパターンを有するレジストマスクを形成する。例えばヨウ化水素および四塩化シリコンガス(Hl/SiClガス)を用いたドライエッチングを行うことで開口部を形成する。ドライエッチングの後、レジストマスクを除去する。
ドライエッチングの時間を調整することで開口部の深さを所望の大きさとすることができる。したがってレジストマスクの形成、ドライエッチングおよびレジストマスクの除去を繰り返し、かつドライエッチングの時間を変えることで、深さの異なる開口部を形成することができる。図5(a)に示す開口部56a、56bおよび56d(第1の開口部)の深さD1は例えば199.8μmであり、開口部56c(第2の開口部)の深さD2は例えば199.6μmである。こうした開口部の深さは小片の厚さに対応している。すなわち、小片27(第2の小片)は他の小片(第1の小片)より0.2μm薄いため、小片27を収納する開口部56cは他の開口部より0.2μm浅くする。小片19a、37および19bはそれぞれ開口部56a、56bおよび56dに収納する。これにより、小片の上面が同一の高さに位置することとなる。したがってウェハ40に小片を押し付けた際の圧力が均一に近づき、安定した接合が可能である。
接合の後、実施例1と同様の工程を行うことで、図1に示すような光半導体素子100を形成することができる。実施例2によれば、実施例1と同様に、接着剤による汚染を抑制することができ、小片の位置を最適化することができる。
10、20、30、52 半導体基板
11、21、31 p型コンタクト層
12、22、32 p型クラッド層
13、15 光閉じ込め層
14、23、33 コア層
16、24、34 n型クラッド層
17、25、35 ダメージ緩和層
18、26、36、60 絶縁膜
19a、19b、27、37 小片
40 ウェハ
41、45、55 基板
42 SiO
44 Si層
46 導波路メサ
47 リング共振器
48a~48d 光カプラ
50 サセプタ
54 エッチングストップ層
56a~56d 開口部
62、64 パッド
100 光半導体素子

Claims (9)

  1. 第1化合物半導体基板の上に複数の化合物半導体層を積層する工程と、
    前記第1化合物半導体基板を分割することで、前記第1化合物半導体基板から小片を形成する工程と、
    サセプタの開口部に前記小片を配置する工程と、
    シリコンを含む第1基板に導波路メサを形成する工程と、
    前記サセプタと前記第1基板とを対向させ、前記小片と前記第1基板とを接合する工程と、を有する光半導体素子の製造方法。
  2. 複数の前記第1化合物半導体基板から複数の前記小片を形成し、
    複数の前記開口部に前記複数の小片を配置し、
    前記複数の開口部の位置は、前記光半導体素子における前記複数の小片の位置に対応する請求項1に記載の光半導体素子の製造方法。
  3. 前記小片の厚さは前記開口部の深さより大きい請求項1または2に記載の光半導体素子の製造方法。
  4. 第2化合物半導体基板の上に第2化合物半導体層を形成する工程と、
    前記第2化合物半導体層の前記第2化合物半導体基板とは反対側の面をシリコンで形成された第2基板に接合する工程と、
    前記第2基板と前記第2化合物半導体層とを接合する工程の後に、前記第2化合物半導体基板に開口部を形成することで前記サセプタを形成する工程を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の光半導体素子の製造方法。
  5. 前記サセプタを形成する工程は、前記第2化合物半導体基板にウェットエッチングを行うことで、同一の深さを有する前記複数の開口部を形成する工程を含む請求項4に記載の光半導体素子の製造方法。
  6. 前記サセプタを形成する工程は、前記第2化合物半導体基板にドライエッチングを行うことで、複数の前記開口部を形成する工程を含み、
    前記複数の開口部のうち第1の開口部は第2の開口部より深く、
    複数の前記小片のうち第1の小片は第2の小片より厚く、
    前記第1の小片は前記第1の開口部に配置され、前記第2の小片は前記第2の開口部に配置される請求項4に記載の光半導体素子の製造方法。
  7. 前記第2化合物半導体基板はインジウムリンで形成され、
    前記第2化合物半導体層はガリウムインジウム砒素で形成されている請求項4から6のいずれか一項に記載の光半導体素子の製造方法。
  8. 化合物半導体基板の上に化合物半導体層を形成する工程と、
    前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面をシリコンで形成された基板に接合する工程と、
    前記接合する工程の後に、前記化合物半導体基板に開口部を形成する工程と、を有するサセプタの製造方法。
  9. 化合物半導体基板と、
    前記化合物半導体基板の上に設けられた化合物半導体層と、
    前記化合物半導体層の前記化合物半導体基板とは反対側の面に接合された、シリコンの基板と、を具備し、
    前記化合物半導体基板に開口部が設けられているサセプタ。
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