JP7046646B2 - 網戸付き建具 - Google Patents
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Description
(2) (1)に記載の網戸において、前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質ではない前記横縁部材又は前記縦縁部材は、前記網部と別体であることが好ましい。
(3) 本発明における網戸付き建具は、建具(例えば、後述の建具1)の枠体(例えば、後述の枠体2)の四周に設けられた嵌合溝(例えば、後述の嵌合溝25、26)内に、(1)又は(2)に記載の網戸の前記縦縁部材及び前記横縁部材が嵌合することにより前記網戸が取り付けられている網戸付き建具であって、前記嵌合溝は、屋内側及び屋外側に配置される内側面(例えば、後述の内側面251a、251b)にそれぞれ係合突部(例えば、後述の係合突部252a、252b)を有し、前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質な前記縦縁部材又は前記横縁部材は、前記嵌合溝内で前記係合突部と係合する2つの突起部(例えば、後述の突起部428a、428b)と、前記嵌合溝から外側に突出するように設けられ、前記係合突部と前記突起部との係合が解除されるように前記縦縁部材又は前記横縁部材を前記嵌合溝内で回転させるための押し込み部(例えば、後述の押し込み部424)とを有する。
(4) (3)に記載の網戸付き建具において、前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質な前記縦縁部材又は前記横縁部材が嵌合する前記嵌合溝内に、前記縦縁部材又は前記横縁部材の外面(例えば、後述の円弧面423b)と当接して前記嵌合溝内の回転を案内するガイド面(例えば、後述の傾斜面255b)を有することが好ましい。
(5) (3)又は(4)に記載の網戸付き建具において、前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質ではない前記横縁部材又は前記縦縁部材は、前記嵌合溝に嵌合する軟質の樹脂からなる横縁部材本体(例えば、後述の横縁部材本体431)と、前記横縁部材本体の表層側に配置され、前記横縁部材本体よりも硬質の樹脂からなる天板部(例えば、後述の天板部432)とが一体成形された一体成形品であることが好ましい。
(6) (5)に記載の網戸付き建具において、前記天板部は、長手方向の少なくとも一方側部に切り欠き部(例えば、後述の切り欠き部435)を有することが好ましい。
(建具の全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る網戸付き建具の縦断面図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る網戸付き建具の横断面図である。図3は、図1に示す網戸付き建具の上枠側の拡大縦断面図である。図4は、図1に示す網戸付き建具の下枠側の拡大縦断面図である。図5は、図2に示す網戸付き建具の一方の縦枠側の拡大横断面図である。
本実施形態の網戸付き建具(以下、単に「建具」という。)1は、建物の壁に形成された開口部(図示せず)に取り付けられる枠体2と、枠体2に開閉可能に納められた障子3と、障子3の屋内側に張設された網戸4とを備えている。
次に、網戸4の構成について図6を用いて更に詳細に説明する。図6は、建具1に取り付けられていない状態の網戸4を屋内側から見た正面図である。図6に示す網戸4の上下は、図1に示す建具1の上下に一致している。
網戸4は、矩形状の網部41と、その網部41の左右の縁部に配置される一対の縦縁部材42、42と、網部41の上下の縁部に配置される一対の横縁部材43、43とを備えている。縦縁部材42は、枠体2の縦側の嵌合溝25に嵌合するアタッチメントであり、横縁部材43は、枠体2の横側の嵌合溝26に嵌合するアタッチメントである。
次に、嵌合溝25、26の構成について図7、図8を用いて説明する。図7は、網戸4の縦縁部材42を嵌合溝25から取り外した状態を示す図であり、図8は、網戸4の横縁部材43を嵌合溝26から取り外した状態を示す図である。
縦側の嵌合溝25は、図7に示すように、縦縁部材42を収納可能な凹溝からなる。嵌合溝25内の屋内側及び屋外側に配置される内側面251a、251bには、長手方向に沿って延びる係合突部252a、252bが、それぞれ向かい合うように突出形成され、嵌合溝25の入り口を狭めている。係合突部252a、252bの先端面253a、253bは、嵌合溝25の外側に向けて広がるテーパー状に形成されている。係合突部252a、252bは、嵌合溝25の深さ方向(図7における左右方向)の位置が同じになるように配置されている。
次に、縦縁部材42の構成について図7を用いて説明する。縦側の左右の縦縁部材42は同一構造であるため、ここでは、図7に示す縦枠23側の縦縁部材42について説明する。
縦縁部材42は、網戸4の屋内側及び屋外側にそれぞれ配置される一対の側板部421a、421bと、これら側板部421a、421bの端部間を連結する底板部422とで、側面視略U字型に形成されている。側板部421a、421bから底板部422に至る外面は、それぞれ滑らかな円弧面423a、423bとなっている。
次に、横縁部材43の構成について図8~図10を用いて説明する。図9は、横縁部材43の平面図である。図10は、嵌合溝26に嵌合させた状態の横縁部材43の一端部を示す拡大平面図である。上下の横縁部材43は、同一構成であるため、ここでは、図8に示す下横枠22側の横縁部材43について説明する。上横枠21側の横縁部材43は図8と上下対称に現れる。
横縁部材43は、横縁部材本体431と、この横縁部材本体431に一体に設けられた天板部432とを備えている。
次に、網戸4を枠体2に取り付ける方法について、図3~図8を用いて説明する。
網戸4を枠体2に取り付ける前の段階では、図6に示すように、網部41に縦縁部材42が係合して取り付けられているが、横縁部材43は網部41と別体の状態とされている。この状態から、先ず、図7に示すように、網部41に取り付けられた縦縁部材42を、押し込み部424を有する側板部421aを屋内側に配置させて、樹脂縦枠232、242の嵌合溝25にそれぞれ挿入する。
次に、網戸4を枠体2から取り外す方法について説明する。
先ず、図10に示すように、横縁部材43の切り欠き部435によって形成される隙間266に、コインやマイナスドライバ等の治具を挿入し、天板部432をこじ開けるようにして横縁部材43を嵌合溝26から取り外す。横縁部材43が嵌合溝26と係合している部位は、軟質な横縁部材本体431であるため、脚部433の突起部434と嵌合溝26内の係合突部262a、262bとの係合状態を容易に解除でき、横縁部材43を嵌合溝26から楽に取り外すことができる。
先ず、嵌合溝25から僅かに突出している縦縁部材42の押し込み部424を、指で屋外側に向けてX1方向に押し込む(図11(a))。これにより、縦縁部材42は、嵌合溝25内でX2方向に回転し始める(図11(b))。このとき、縦縁部材42の屋外側の円弧面423bは、嵌合溝25内の屋外側の傾斜面255bに当接する。
2 枠体
25、26 嵌合溝
251a、251b、261a、261b 内側面
252a、252b、262a、262b 係合突部
255b、265 傾斜面(ガイド面)
4 網戸
41 網部
42 縦縁部材
423b 円弧面
424 押し込み部
428a、428b 突起部
43 横縁部材
431 横縁部材本体
432 天板部
435 切り欠き部
Claims (5)
- 矩形状の網部と、縦縁部材及び横縁部材とを有し、建具の枠体の四周に設けられた嵌合溝内に前記縦縁部材及び前記横縁部材が嵌合することにより前記枠体に取り付けられ、前記縦縁部材は前記横縁部材よりも硬質である、又は、前記横縁部材は前記縦縁部材よりも硬質である網戸を有する網戸付き建具であって、
前記嵌合溝は、屋内側及び屋外側に配置される内側面にそれぞれ係合突部を有するとともに、前記嵌合溝の底面から屋外側の前記係合突部にかけて、ガイド面となる傾斜面が形成され、
前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質な前記縦縁部材又は前記横縁部材は、屋内側及び屋外側に配置される一対の側板部と、前記一対の側板部の端部間を連結する底板部と、前記嵌合溝内で前記係合突部と係合する2つの突起部と、前記嵌合溝から外側に突出するように設けられる押し込み部とを有し、前記一対の側板部から前記底板部にかけて円弧面を有し、屋内側の前記側板部から前記押し込み部が延設される、網戸付き建具。 - 前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質な前記縦縁部材又は前記横縁部材が嵌合する前記嵌合溝内に、前記縦縁部材又は前記横縁部材の外面と当接して前記嵌合溝内の回転を案内するガイド面を有する、請求項1に記載の網戸付き建具。
- 前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質ではない前記横縁部材又は前記縦縁部材は、前記嵌合溝に嵌合する軟質の樹脂からなる横縁部材本体と、前記横縁部材本体の表層側に配置され、前記横縁部材本体よりも硬質の樹脂からなる天板部とが一体成形された一体成形品である、請求項1又は2に記載の網戸付き建具。
- 前記天板部は、長手方向の少なくとも一方側部に切り欠き部を有する、請求項3に記載の網戸付き建具。
- 前記縦縁部材及び前記横縁部材のうちの硬質ではない前記横縁部材又は前記縦縁部材は、前記網部と別体である、請求項1~4のいずれか1項に記載の網戸付き建具。
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