JP7044131B2 - 格納装置 - Google Patents
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Description
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
<格納装置>
図1の格納装置10は、図2に示す支持板21と、支持板21を厚さ方向に貫通する複数のカプラ22とを有するカプラユニット20を格納可能である。本実施形態において、カプラ22は油圧カプラである。当該格納装置10は、対向する一対の側縁11a、11b、並びに対向する上縁11c及び下縁11dを有する端壁11と、端壁11の一対の側縁11a、11bにそれぞれ接続され、互いに対向する一対の側壁12とを有するケーシング2と、端壁11の上部に配置され、端壁11及び一対の側壁12に囲まれる空間Sを上方から被覆可能なカバー3とを備える。一対の側壁12は、カプラ22の先端部22aが端壁11の内面と対向するように、支持板21を一対の側壁12同士の間に係止可能な係止部12aを有する。当該格納装置10は、支持板21を一対の側壁12同士の間に係止した状態でケーシング2とカバー3とを互いに固定する固定部材4を備える。
上述のように、カプラユニット20は、支持板21と複数のカプラ22とを有する。支持板21は、平面視(厚さ方向視)略矩形状である。支持板21は、厚さ方向に複数の貫通孔21aを有する。貫通孔21aには、カプラ22が貫通している。カプラ22の基端部には、油圧ホース23が接続されている。支持板21は、対向する一対の側端面21bを有する。一対の側端面21bからはそれぞれ凸部24が突出している。すなわち、カプラユニット20は、一対の側端面21bから突出する一対の凸部24を有する。凸部24は例えば棒状である。一対の凸部24は、一対の側端面21bの対向する位置から対向方向外側に突出している。
端壁11は、平面視(厚さ方向視)略矩形状である。端壁11の平面形状は、カプラユニット20の支持板21の平面形状と略等しい。これにより、当該格納装置10にカプラユニット20が格納された状態で、複数のカプラ22の先端部22aは、支持板21と端壁11との間に保持される。より詳しくは、複数のカプラ22の先端部22aは、端壁11、一対の側壁12、カバー3、底面板5及び支持板21によって画定される空間内に保持される。
カバー3は、端壁11の上縁11cと平行な軸の回りに揺動可能に構成されている。カバー3は、空間Sを上方から被覆する本体3aと、本体3aと端壁11とを接続するヒンジ部3eとを有する。本体3aは、例えば透明である。本体3aは、端壁11及び一対の側壁12に囲まれる空間Sの上方を全領域亘って被覆することが好ましい。本体3aは、切り欠き12cを外側から覆う側方被覆部3bを有する。当該格納装置10は、カバー3が側方被覆部3bを有することで、カプラ22への異物や雨水の付着を容易かつ確実に抑制することができる。その結果、カプラ内(カプラ22の内部に形成される圧油の流路内)への異物の混入を容易かつ確実に抑制することができる。
固定部材4は、孔12d、3dに挿入される軸部材4aを有する。当該格納装置10は、側壁12及びカバー3が同軸に配置される孔12d、3dを有し、固定部材4が軸部材4aを有することで、ケーシング2とカバー3とを容易かつ確実に固定することができる。
当該格納装置10にカプラユニット20を格納する手順について説明する。まず、図1の状態において軸部材4aから係止部材4bを取り外し、軸部材4aを孔12d、3dから抜き出す。次に、空間Sの上方を開放するように端壁11に対してカバー3を揺動させたうえ、支持板21を空間S内に移動させ、一対の凸部24を一対の係止部12aに引っ掛ける。この状態で、空間Sの上方を被覆するようにカバー3を揺動させたうえ、軸部材4aを孔12d、3dに挿入する。さらに、軸部材4aの先端部に係止部材4bを取り付ける。これにより、図3に示すように、当該格納装置10にカプラユニット20が格納される。なお、カプラユニット20を当該格納装置10からの取り出す場合には、上述の格納手順と反対の手順を行えばよい。
当該格納装置10は、一対の側壁12が、支持板21を一対の側壁12同士の間に係止可能な係止部12aを有しているので、カプラ22を、その先端部22aが端壁11と対向するように空間Sに保持することができる。当該格納装置10は、支持板21を一対の側壁12同士の間に係止した状態でケーシング2とカバー3とを互いに固定する固定部材4を備えているので、カプラ22の先端部22aの上方をカバー3によって容易かつ確実に覆うことができる。従って、当該格納装置10は、カプラ22を固定可能であると共に、カプラ内への異物の混入を抑制可能である。
<格納装置>
図4の格納装置30は、図5に示すように、支持板21と、支持板21を厚さ方向に貫通する複数のカプラ22とを有するカプラユニット50を格納可能である。カプラユニット50は、支持板の側端面から突出する凸部を有しないこと以外、図2のカプラユニット20と同様の構成とすることができる。
係止部42bは、切り欠き42aの下方に設けられている。より詳しくは、係止部42bは、側壁42の端壁41と接続される側と反対側の端縁(後端縁)に設けられている。
<格納装置>
図6の格納装置60は、図7に示すように、支持板21と、支持板21を厚さ方向に貫通する複数のカプラ22とを有するカプラユニット20を格納可能である。カプラユニット20としては、図2のカプラユニット20と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
固定部材64は、一方のケーシング62の側壁72とカバー63の側方被覆部63bとを固定する。固定部材64によって固定される側壁72及び側方被覆部63bは、左右方向外側に突出する突片63c、72cを有する。突片63c、72cには、互いに重なり合う孔63d、72dが形成されている。固定部材64は、孔63d、72dに挿入される軸部材64aを有する。軸部材64aは、例えば結合ピンである。当該格納装置60は、1つの軸部材64aによって、カバー63を一対のケーシング62に対して容易かつ確実に固定することができる。
次に、図8を参照して、当該格納装置60を備える格納構造80について説明する。当該格納構造80は、建設機械の一部分を構成する。当該格納構造80は、下部ブーム81と、下部ブーム81に設置される底面板65と、底面板65に配置される当該格納装置60とを備える。
当該格納装置60は、並列に配置される一対のケーシング62と、一対のケーシング62に接続される1つのカバー63とを備えるので、一対のカプラユニット20を整列状態で容易に格納することができる。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
3、33、63 カバー
3a 本体
3b、63b 側方被覆部
3c 後方被覆部
3d、12d、63d、72d 孔
3e ヒンジ部
4、34、64 固定部材
4a、64a 軸部材
4b 係止部材
5、35、65 底面板
10、30、60 格納装置
11、41、71 端壁
11a、11b、41a、41b、71a、71b 側縁
11c、41c、71c 上縁
11d、12b 下縁
12、42、72 側壁
12a、42b、72b 係止部
12c、42a 切り欠き
20、50 カプラユニット
21 支持板
21a 貫通孔
21b 側端面
22 カプラ
22a 先端部
23 油圧ホース
24 凸部
63c、72c 突片
80 格納構造
81 下部ブーム
S 端壁及び一対の側壁に囲まれる空間
Claims (7)
- 支持板と、この支持板を厚さ方向に貫通する1又は複数のカプラとを有するカプラユニットを格納可能な格納装置であって、
対向する一対の側縁、並びに対向する上縁及び下縁を有する端壁と、
上記端壁の一対の側縁にそれぞれ接続され、互いに対向する一対の側壁と
を有するケーシングと、
上記端壁の上部に配置され、上記端壁及び上記一対の側壁に囲まれる空間を上方から被覆可能なカバーと
を備え、
上記一対の側壁が、上記1又は複数のカプラの先端部が上記端壁と対向するように、上記支持板を上記一対の側壁同士の間に係止可能な係止部を有し、
上記支持板を上記一対の側壁同士の間に係止した状態で上記ケーシングと上記カバーとを互いに固定する固定部材をさらに備える格納装置。 - 上記一対の側壁が、上記端壁と接続される側と反対側の端部の上方に切り欠きを有しており、
上記カバーが、上記切り欠きを外側から覆う側方被覆部を有する請求項1に記載の格納装置。 - 上記カバーが、上記支持板を後方から覆う後方被覆部を有する請求項1又は請求項2に記載の格納装置。
- 上記係止部が、上記一対の側壁の対向方向内側に突出するリブである請求項1、請求項2又は請求項3に記載の格納装置。
- 上記支持板が、対向する一対の側端面を有し、上記カプラユニットが、上記一対の側端面から突出する一対の凸部を有しており、
上記係止部が、上記凸部を引っ掛け可能な溝である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の格納装置。 - 上記側壁及び上記カバーが互いに重なり合う孔を有し、
上記固定部材が、上記孔に挿入される軸部材を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の格納装置。 - 並列に配置される複数の上記ケーシングと、
上記複数のケーシングに接続される1つの上記カバーと
を備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の格納装置。
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