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JP7040569B2 - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム Download PDF

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JP7040569B2 JP2020145199A JP2020145199A JP7040569B2 JP 7040569 B2 JP7040569 B2 JP 7040569B2 JP 2020145199 A JP2020145199 A JP 2020145199A JP 2020145199 A JP2020145199 A JP 2020145199A JP 7040569 B2 JP7040569 B2 JP 7040569B2
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Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラムに関する。
従来、無線通信システムにおいて、他のシステムからの影響を受けずに、または他のシステムへ影響を与えずに、通信品質を確保することが求められている。例えば、特許文献1には、通信品質を確保するために、外部からの干渉波の影響を低減させる技術が提案されている。具体的には、特許文献1に記載のシステムでは、基地局からの希望波電力を測定する第1のドローンと、他のシステムからの干渉波電力を測定する第2のドローンとを備えている。そして、第2のドローンが測定した干渉波電力と、第1のドローンとの距離による伝搬損失とから、第1のドローンにおける干渉波電力を求め、これを第1のドローンの測定電力から減算することで、希望波電力を正確に測定する構成となっている。
特開2018-96928号公報
特許文献1のシステムでは、2つのドローンを用いて、測定した電力から干渉波電力を減算するという処理を行い、干渉波の影響を低減させている。この場合、複雑な信号処理が必要になるとともに、複数のドローンおよび減算処理を行うための装置が必要になり、システムの複雑化を招いてしまう。
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、システムの複雑化を招くことなく、干渉波の影響を低減させることができる無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、電波を送信および受信するアンテナと、アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、干渉波検知部により干渉波を検知した場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングを行うアンテナ制御部と、を備え、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合であって、アンテナ制御部によりヌルステアリングが行えない場合に、無線通信装置の姿勢を変更する、もしくはアンテナを移動または回転させる本発明に係る別の無線通信装置は、送受信機からの電波を送信および受信するアンテナと、アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、干渉波検知部により干渉波を検知した場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングおよびアンテナのメインビームを送受信機に向けるビームステアリングを行うアンテナ制御部と、を備える。本発明に係る別の無線通信装置は、電波を送信および受信するアンテナと、アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、干渉波検知部により干渉波を検知した場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングを行うアンテナ制御部と、を備え、アンテナ制御部は、干渉波のレベルが第1閾値よりも大きい第2閾値以上の場合に、アンテナからの電波の送信を停止する。
本発明に係る無線通信システムは、上記何れかの無線通信装置と、無線通信装置と通信可能な送受信機と、を備える。
本発明に係る無線通信方法は、アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、干渉波が検知された場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングを行うステップと、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合であって、ヌルステアリングが行えない場合に、無線通信装置の姿勢を変更する、もしくはアンテナを移動または回転させるステップと、を有する。本発明に係る別の無線通信方法は、アンテナが送受信機から受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、干渉波が検知された場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングおよびアンテナのメインビームを送受信機に向けるビームステアリングを行うステップと、を有する。本発明に係る別の無線通信方法は、アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、干渉波が検知された場合、干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングを行うステップと、干渉波のレベルが第1閾値よりも大きい第2閾値以上の場合に、アンテナからの電波の送信を停止するステップと、を有する。
本発明に係る無線通信プログラムは、上記何れかの無線通信方法を無線通信装置のプロセッサに実行させるものである。
本発明に係る無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラムによれば、干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、アンテナのヌル点を到来方向に向けるヌルステアリングを行うことで、システムの複雑化を招くことなく、干渉波の影響を低減させることができる。
実施の形態1に係る無線通信システムの概略構成図である。 実施の形態1に係る移動端末の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る干渉抑制処理を説明する図である。 実施の形態2に係る干渉抑制処理を説明する図である。 実施の形態2に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係る干渉抑制処理を説明する図である。 実施の形態3に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。 変形例1に係る干渉抑制処理を説明する図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る無線通信システム100の概略構成図である。本実施の形態における無線通信システム100は、例えば高架橋の橋梁またはトンネルなどのインフラ設備の点検を行う際に用いられる。図1に示すように、本実施の形態の無線通信システム100は、無線通信装置である移動端末1と、送受信機2とからなる。移動端末1と送受信機2とは、無線LANまたは独自規格の無線通信技術によりデータ通信を行う。
本実施の形態の移動端末1は、ドローンとも称される無人の小型飛行機である。移動端末1は、自律飛行機能および自律姿勢制御機能を有し、自律して安定飛行を実現することができる。移動端末1は、インフラ設備の周辺を飛行し、インフラ設備の画像情報などの点検データを取得する。送受信機2は、プロポとも称され、移動端末1に操作者の操作に応じた制御信号を送信して移動端末1を制御するものである。また、送受信機2は、移動端末1が取得した点検データを受信し、インフラ設備の点検処理を行う。
図1に示すように、本実施の形態の無線通信システム100の点検箇所の近くには、他の無線通信システム200がある場合がある。他の無線通信システム200は、ETC料金所201、または無線LAN202などである。周波数資源共用の目的から、無線通信システム200のETC料金所201または無線LAN202では、5.7GHz付近の周波数帯が用いられる。無線通信システム200で送受信される電波は、無線通信システム100を利用する際の干渉波となる。また、無線通信システム100で送受信される電波は、無線通信システム200を利用する際の干渉波となる。干渉波は、安定した通信品質に影響を与えるものである。すなわち、無線通信システム100は、無線通信システム200からの干渉波により通信品質に影響を与えられたり、無線通信システム200の通信品質に影響を与えたりする。
そこで、本実施の形態の無線通信システム100では、移動端末1において、他の無線通信システム200からの干渉波による通信品質への影響(被干渉)、および他の無線通信システム200への影響(与干渉)を抑制するための干渉抑制処理を実施する。
図2は、実施の形態1に係る移動端末1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、移動端末1は、制御装置10と、駆動装置11と、センサ群12と、点検装置13と、アンテナ14とを備える。また、移動端末1は、図示しないリチウムイオンポリマ二次電池またはリチウムイオン二次電池などのバッテリーを備え、バッテリーにより各装置に必要な電力が供給される。
駆動装置11は、移動端末1を飛行させるためのモータ、プロペラおよびモータの回転数を制御するESC(Electric Speed Controller)により構成される。駆動装置11により、移動端末1の飛行および回転が可能となる。
センサ群12は、GNSS(Global Navigation Satellite System)、加速度センサ、磁気センサおよび高度計などにより構成され、移動端末1の姿勢角、緯度、経度、および高度などのセンサデータを取得し、制御装置10に送信する。
点検装置13は、点検エリアにおけるインフラ設備の画像情報などの点検データを取得する装置である。点検装置13は、例えばカメラ、赤外線センサ、または超音波センサである。センサの種類および構成は、点検を行う対象に応じて変更してもよい。また、点検装置13は、センサの向きをモータにより変更する機能を備え、制御装置10から受信した点検コマンドに応じてセンサの向きを変更することができる。
アンテナ14は、送受信機2からの電波を受信し、送受信機2へ電波を送信するアンテナである。アンテナ14は、指向性アンテナであり、例えばアンテナ素子数が5×5の平面フェーズドアレイアンテナである。アンテナ14は、各アンテナ素子への給電の位相および振幅を変えることで放射パターンを制御することができる。
制御装置10は、移動端末1の各部の動作を制御するものである。制御装置10は、CPUなどのプロセッサと、RAM、ROMまたはフラッシュメモリなどのメモリとを備える。また、制御装置10は、姿勢制御部101と、無線制御部102と、RF送信回路103と、RF受信回路104と、干渉波検知部105と、干渉波情報取得部106と、アンテナ制御部107と、を有する。姿勢制御部101、無線制御部102、干渉波検知部105、干渉波情報取得部106、およびアンテナ制御部107は、プロセッサがソフトウェア(プログラム)を実行することにより実現されるか、またはASIC等の専用回路により実現される。
姿勢制御部101は、センサ群12から取得したセンサデータを用いて、移動端末1の飛行および姿勢を制御する演算を実施し、駆動装置11に制御コマンドを送信する。移動端末1の姿勢は、移動端末1の角度および位置を含む。また、姿勢制御部101は、センサ群12から取得したセンサデータを無線制御部102に転送し、無線制御部102から送受信機2による移動端末1の操縦コマンドを取得し、駆動装置11に操縦コマンドを転送する。
無線制御部102は、RF受信回路104により取得した受信信号に対して受信処理を行い、移動端末1を操作するための操縦コマンドに変換し、姿勢制御部101に転送する。また、無線制御部102は、RF受信回路104により取得した受信信号に対して受信処理を行い、点検装置13を制御するための点検コマンドに変換し、点検装置13に転送する。また、無線制御部102は、姿勢制御部101から取得した移動端末1のセンサデータと、点検装置13から取得した点検データとに対して送信処理を行い、送信信号に変換して、RF送信回路103に送信する。
RF送信回路103は、無線制御部102から取得した送信信号を送信電波に変換し、アンテナ14に転送する。RF受信回路104は、アンテナ14が受信した受信電波を受信信号に変換し、無線制御部102に転送する。
干渉波検知部105は、干渉抑制処理において、点検エリアにおける干渉波の有無を検知する。具体的には、干渉波検知部105は、干渉抑制処理中にRF受信回路104から受信信号を取得し、取得した受信信号を復調し、復調した信号のSN比を測定する。そして、干渉波検知部105は、測定したSN比が予め定められた値以下の場合、干渉波を検知したと判断する。
干渉波情報取得部106は、干渉波検知部105により干渉波が検知された場合、検知された干渉波の到来方向およびレベルを取得する。具体的には、干渉波情報取得部106は、アンテナ14の各アンテナ素子の受信信号に基づき、干渉波の到来方向を推定する。到来方向の推定は、例えばMUSIC(Multiple Signal Classification)法、またはESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotation Invariance Techniques)法などの既知の高分解能アルゴリズムを用いて行われる。また、干渉波情報取得部106は、受信した干渉波の電力を測定し、電力から干渉波レベルを求める。
アンテナ制御部107は、アンテナ14の放射パターンを制御する。具体的には、アンテナ制御部107は、干渉波抑制処理において、干渉波を検知した場合であって、干渉波レベルが第1閾値以上の場合、干渉源にヌル点を向けるヌルステアリングと、送受信機2にメインビームを向けるビームステアリングとを行う。このとき、アンテナ制御部107は、干渉波の到来方向に対してヌル点を向け、送受信機2に対してメインビームを向けた指向性を持つよう複素ウェイトWを演算し、合成する。複素ウェイトWは、アンテナ14の各アンテナ素子への給電の位相と振幅とを調整する重みである。指向性の演算には、例えばDCMP(Directionally Constrained Minimization of power:方向拘束付き出力電力最小化)法が用いられる。なお、アンテナ制御部107は、送受信機2にメインビームを向けるビームステアリングを行う前に、送受信機2の位置を特定するため、送受信機2からの電波の到来方向を推定する。到来方向の推定は、上記の干渉波の到来方向の推定と同様に行われる。
また、アンテナ制御部107は、干渉波を検知した場合であって、干渉波レベルが第1閾値よりも大きい第2閾値以上の場合、アンテナ14からの電波の送信を停止する。干渉波レベルが第2閾値以上の場合は、移動端末1と干渉源との距離が近いと考えられる。この場合は、移動端末1と送受信機2との通信により他の無線通信システム200へ干渉波の影響を与える恐れがあると考えられるため、移動端末1からの電波の送信を停止する。第1閾値および第2閾値は、予め設定され制御装置10のメモリに記憶される。第1閾値および第2閾値は、例えば狭域通信システム規格(ARIB STD T75)などの無線通信規格で規定されている許容できる干渉波電力値(隣接ch干渉またはスプリアスレスポンス)に基づき設定される。具体的には、規格で規定されている許容値から任意の第1マージンをとった値を第1閾値とし、規格で規定されている許容値から第1マージンよりも小さい第2マージンをとった値を第2閾値とする。第2閾値を規格で規定されている許容値とした場合、他の無線通信システム200が運用できなくなる可能性があることから、第2閾値についても、許容値に対してマージンを設定する必要がある。
また、第1閾値および第2閾値は、干渉源からの距離に応じて変更してもよい。この場合、アンテナ制御部107は、受信した干渉波の電力から干渉源とのおおよその距離を算出し、算出した距離から、移動端末1が送信した電波が他の無線通信システム200においてどの程度の受信レベルになるかを推定する。そして、与干渉を考慮し、推定した受信レベルと規格で規定されている許容値とを比較し、比較結果に応じて第1マージンおよび第2マージンを設定してもよい。具体的には、推定した受信レベルと規格で規定されている許容値との差が大きいほど、第1マージンおよび第2マージンを小さく設定する。また、被干渉を考慮した場合、受信した干渉波の電力と移動端末1内の非線形素子が持つ飽和点レベルを比較して、飽和しないレベル(移動端末1が受信器として動作できるレベル)に基づき、第1閾値および第2閾値を設定してもよい。
送受信機2は、図示しないアンテナと、RF送信回路と、RF受信回路と、制御装置と、操作者によって操作される操作部と、移動端末1から受信したデータなどを表示する表示部と、を備える。送受信機2は、操作部の操作に応じて移動端末1を制御する制御信号を送信するとともに、移動端末1からの点検データを受信する。送受信機2は、移動端末1の専用のプロポであってもよいし、スマートフォンまたはタブレットなどの情報端末であってもよい。
図3は、実施の形態1に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、点検処理を開始する前に移動端末1の制御装置10により実行される。本処理では、まず、点検エリア内における干渉波の有無を検知する動作が行われる(S1)。ここでは、水平方向および垂直方向からの干渉波を検知できるよう、移動端末1が、点検エリア内で回転および上下移動を繰り返し行う。
そして、干渉波検知部105により干渉波が検知されたか否かが判断される(S2)。ここで、干渉波が検知されない場合は(S2:NO)、本処理を終了し、点検処理を行う。一方、干渉波が検知された場合は(S2:YES)、干渉波情報取得部106により、干渉波の到来方向および干渉波レベルが取得される(S3)。
続いて、取得された干渉波レベルが第1閾値以上であるか否かが判断される(S4)。干渉波レベルが第1閾値未満の場合(S4:NO)、干渉波の影響は小さいと判断し、本処理を終了して点検処理が行われる。一方、干渉波レベルが第1閾値以上の場合(S4:YES)、干渉波レベルが第1閾値よりも大きい第2閾値以上であるか否かが判断される(S5)。
干渉波レベルが第2閾値未満の場合(S5:NO)、アンテナ制御部107によりアンテナ14のヌルステアリングおよびビームステアリングが行われる。具体的には、まず、干渉波の到来方向にヌル点が向けられる(S6)。そして、送受信機2の方向にメインビームが向けられる(S7)。これにより、点検処理における干渉波による影響を抑制することができる。
一方、干渉波レベルが第2閾値以上の場合(S5:YES)、干渉源との距離が近く、与干渉の恐れありと判断し、アンテナ制御部107によりアンテナ14からの電波の送信が停止される(S8)。その後、本処理を終了する。
図4は、実施の形態1に係る干渉抑制処理を説明する図である。図4に示すように、本実施の形態では、移動端末1が干渉波210を検知した場合、干渉波210のレベルおよび到来方向に基づき、移動端末1のアンテナ14の指向性が制御される。具体的には干渉波レベルが第1閾値以上の場合、図4に点線で示すように、干渉波210の到来方向にヌル点が向けられ、図4に一点鎖線で示すように、送受信機2にメインビームが向けられる。これにより、無線通信システム100を複雑化することなく、簡易な構成で他の無線通信システム200からの干渉波210の影響を低減することができる。その結果、無線通信システム100の通信の品質低下を抑制することができる。
また、干渉波レベルから、移動端末1と干渉源との距離が近いと判断した場合には、移動端末1からの電波の送信を停止することで、他の無線通信システム200への干渉波の影響を低減することができる。その結果、他の無線通信システム200における通信の品質低下も抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2について説明する。実施の形態2の無線通信システム100は、干渉抑制処理において移動端末1の姿勢制御を行う点で、実施の形態1と相違する。移動端末1および送受信機2の構成は、実施の形態1と同じである。
図5は、実施の形態2に係る干渉抑制処理を説明する図である。図5に示すように、本実施の形態でも、移動端末1が干渉波210を検知した場合、干渉波210のレベルおよび到来方向に基づき、移動端末1のアンテナ14の指向性が制御される。具体的には干渉波レベルが第1閾値以上の場合、図5に点線で示すように、干渉波210の到来方向にヌル点が向けられ、図5に一点鎖線で示すように、送受信機2にメインビームが向けられる。ここで、移動端末1と干渉源との位置関係および移動端末1の姿勢によっては、アンテナ14への給電調整を行っても、干渉波の到来方向にヌル点を向けることができない場合がある。そこで、本実施の形態の移動端末1は、アンテナ14への給電調整のみでは干渉波の到来方向にヌル点を向けることができない場合に、移動端末1を移動または回転させるなどの姿勢制御を行う構成となっている。ここでいう姿勢制御は、移動端末1を回転させて角度を変更することだけでなく、移動端末1を移動させて位置を変更することを含む。図5の例では、白抜き矢印で示すように移動端末1を回転させて傾かせ、ヌル点を向ける方向を変更させている。
アンテナ制御部107によるヌルステアリングが可能か否かの判断は、例えば以下のように行われる。まず、アンテナ制御部107により、アンテナ14への給電調整によるヌルステアリングを行い、移動端末1で受信した干渉波レベルと任意の閾値とを比較する。このとき、干渉波レベルが閾値以下の場合、アンテナ制御部107によるヌルステアリングが可能であると判断される。一方、干渉波レベルが閾値より大きい場合、すなわち干渉波レベルが下がらない場合、アンテナ制御部107によるヌルステアリングが不可能であると判断される。ここで用いられる閾値は、移動端末1が受ける干渉波に対しては、非線形素子の飽和点を参考に設定される。一方、他の無線通信システム200に与える干渉波については、放射パターンまたは他の無線通信システム200との距離などから他の無線通信システム200での受信レベルを推定して、受信レベルに応じた値が設定される。
図6は、実施の形態2に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1~ステップS5の処理は、実施の形態1と同じである。干渉波レベルが第2閾値未満の場合(S5:NO)、アンテナ制御部107によりアンテナ14のヌルステアリングおよびビームステアリングが行われる。ここでは、まずアンテナ制御部107によるヌルステアリングが可能か否かが判断される(S11)。そして、アンテナ制御部107によるヌルステアリングが可能である場合(S11:YES)、すなわちアンテナ14への給電調整により干渉波の到来方向にヌル点を向けることができる場合は、ステップS6へ移行する。そして、実施の形態1と同様に、アンテナ制御部107によるヌルステアリングが実施される。
一方、アンテナ制御部107によるヌルステアリングが可能でない場合(S11:NO)、すなわちアンテナ14への給電調整のみでは干渉波の到来方向にヌル点を向けることができない場合は、移動端末1の姿勢が変更される(S12)。本実施の形態では、アンテナ制御部107と姿勢制御部101とが通信可能に接続されており、アンテナ制御部107から姿勢制御部101に操縦コマンドが送信される。この場合の操縦コマンドは、干渉波の到来方向にアンテナ14のヌル点が向くように、移動端末1を移動または回転させるものである。姿勢制御部101は、アンテナ制御部107から操縦コマンドを受信し、駆動装置11に操縦コマンドを転送する。これにより、移動端末1の姿勢が変更される。その後は、実施の形態1と同様に、ステップS6のヌルステアリングと、ステップS7のビームステアリングが実施され、本処理を終了する。
上記のように、本実施の形態では、アンテナ14への給電調整のみでは適切な放射パターンへの調整が難しい場合にも、移動端末1の姿勢を変更することで、干渉波の影響を低減することができ、無線通信システム100の通信の品質低下を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、ヌルステアリングの際に移動端末1の姿勢制御を行う構成としたが、ビームステアリングの際、またはヌルステアリングとビームステアリングの両方において、移動端末1の姿勢制御を行ってもよい。または、アンテナ14を可動式とし、アンテナ制御部107によるヌルステアリングまたはビームステアリングが可能でない場合に、移動端末1の姿勢制御に替えて、または加えて、アンテナ14を移動または回転させてもよい。
実施の形態3.
実施の形態3について説明する。実施の形態3の無線通信システム100は、干渉抑制処理において送受信機2への移動指示を行う点で、実施の形態1と相違する。移動端末1および送受信機2の構成は、実施の形態1と同じである。
図7は、実施の形態3に係る干渉抑制処理を説明する図である。図7に示すように、本実施の形態でも、移動端末1が干渉波210を検知した場合、干渉波210のレベルおよび到来方向に基づき、移動端末1のアンテナ14の指向性が制御される。具体的には干渉波レベルが第1閾値以上の場合、図7に点線で示すように、干渉波210の到来方向にヌル点が向けられ、図7に一点鎖線で示すように、送受信機2にメインビームが向けられる。ここで、移動端末1と送受信機2の位置関係によっては、アンテナ14への給電調整を行っても、送受信機2にメインビームを向けることができない場合がある。そこで、本実施の形態の移動端末1は、アンテナ14への給電調整のみでは送受信機2にメインビームを向けることができない場合に、移動端末1から送受信機2に対して移動を指示する構成となっている。図7の例では、白抜き矢印で示すように送受信機2を移動させ、メインビームを送受信機2に向けている。
アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能か否かの判断は、実施の形態2のヌルステアリングが可能か否かの判断と同様に行われる。具体的には、まず、アンテナ制御部107により、給電調整によるビームステアリングを行い、移動端末1が送受信機2から受信した電波レベルと任意の閾値とを比較する。そして、送受信機2からの電波レベルが閾値以上の場合、アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能と判断される。一方、送受信機2からの電波レベルが閾値未満の場合、すなわち電波レベルが上がらない場合、給電調整によるビームステアリングが不可能と判断される。
図8は、実施の形態3に係る干渉抑制処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1~ステップS6の処理は、実施の形態1と同じである。ステップS6にてヌルステアリングが行われると、アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能か否かが判断される(S21)。そして、アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能である場合(S21:YES)、すなわちアンテナ14への給電調整によりメインビームを送受信機2に向けることができる場合は、ステップS7へ移行する。そして、実施の形態1と同様に、アンテナ制御部107によるビームステアリングが実施される。
一方、アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能でない場合(S21:NO)、すなわちアンテナ14への給電調整のみではメインビームを送受信機2に向けることができない場合は、送受信機2に移動指示が送信される(S22)。本実施の形態では、アンテナ制御部107と無線制御部102とが通信可能に接続されており、アンテナ制御部107から無線制御部102に指示データが送信される。この場合の指示データは、送受信機2にメインビームが向くように、送受信機2の移動方向および移動距離を指示するものである。また、指示データは、GPS情報または地図情報と連動させてもよい。送受信機2の移動方向および移動距離については、移動端末1および送受信機2のアンテナパターンおよび周辺の建物環境にも依存するため、シミュレーションおよび実測を行って予め設定しておいてもよい。
無線制御部102は、アンテナ制御部107から取得した指示データに対して送信処理を行い、送信信号に変換して、RF送信回路103に送信する。RF送信回路103は、無線制御部102から受信した送信信号を送信電波に変換し、アンテナ14に送信する。そして、移動端末1から信号を受信した送受信機2の操作者は、指示に従って移動する。その後は、実施の形態1と同様に、ステップS7のビームステアリングが実施され、本処理を終了する。
上記のように、本実施の形態では、アンテナ14への給電調整のみでは適切な放射パターンへの調整が難しい場合にも、送受信機2の移動を指示することで、干渉波の影響を低減することができ、無線通信システム100の通信の品質低下を抑制することができる。なお、本実施の形態においても、アンテナ14を可動式とし、アンテナ制御部107によるビームステアリングが可能でない場合に、送受信機2への移動指示に替えて、または加えてアンテナ14を移動または回転させてもよい。
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で様々な変形または組み合わせが可能である。図9は、変形例1に係る干渉抑制処理を説明する図である。図9に示すように、干渉抑制処理において、実施の形態2における移動端末1の姿勢制御と、実施の形態3に係る送受信機2の移動指示との両方を行ってもよい。
また、無線通信システム100は、インフラ設備の点検に用いられるものに限定されず、様々な用途に用いることができる。移動端末1は、点検装置13に替えて用途に応じた装置を備えることができる。また、移動端末1は、ドローンに限定されるものではなく、自律移動が可能なロボットであってもよいし、移動機能を備えないその他の無線通信装置であってもよい。
さらに、移動端末1は、実施の形態1~3に記載される干渉波抑制処理に加え、その他の干渉波を抑制するための処理を行ってもよい。例えば、移動端末1は、予め目視または地図情報などから、点検エリアの周辺に他の無線通信システム200が存在し、干渉を与える可能性がわかっている場合は、そのエリアでは通信を行わない設定としてもよい。または、干渉源が固定局などで、影響の範囲が予測または測定できる場合は、その結果を地図化して、地図情報から事前に移動端末1の移動経路または通信を行うポイントを定めてもよい。
1 移動端末、2 送受信機、10 制御装置、11 駆動装置、12 センサ群、13 点検装置、14 アンテナ、100 無線通信システム、101 姿勢制御部、102 無線制御部、103 RF送信回路、104 RF受信回路、105 干渉波検知部、106 干渉波情報取得部、107 アンテナ制御部、200 無線通信システム、201 ETC料金所、202 無線LAN、210 干渉波。

Claims (10)

  1. 無線通信装置であって、
    電波を送信および受信するアンテナと、
    前記アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、
    前記干渉波検知部により前記干渉波を検知した場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、
    前記干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングを行うアンテナ制御部と、
    を備え
    前記干渉波のレベルが前記第1閾値以上の場合であって、前記アンテナ制御部により前記ヌルステアリングが行えない場合に、前記無線通信装置の姿勢を変更する、もしくは前記アンテナを移動または回転させる無線通信装置。
  2. 送受信機からの電波を送信および受信するアンテナと、
    前記アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、
    前記干渉波検知部により前記干渉波を検知した場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、
    前記干渉波のレベルが1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングおよび前記アンテナのメインビームを前記送受信機に向けるビームステアリングを行うアンテナ制御部と、
    を備える無線通信装置。
  3. 電波を送信および受信するアンテナと、
    前記アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知する干渉波検知部と、
    前記干渉波検知部により前記干渉波を検知した場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得する干渉波情報取得部と、
    前記干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングを行うアンテナ制御部と、
    を備え、
    前記アンテナ制御部は、前記干渉波のレベルが前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上の場合に、前記アンテナからの電波の送信を停止する無線通信装置。
  4. 前記干渉波のレベルが前記第1閾値以上の場合であって、前記アンテナ制御部により前記ビームステアリングが行えない場合に、前記送受信機に、前記送受信機の移動を指示する信号を送信する無線制御部をさらに備える請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記アンテナは可動式であり、
    前記干渉波のレベルが前記第1閾値以上の場合であって、前記アンテナ制御部により前記ビームステアリングが行えない場合、前記アンテナが移動または回転される請求項2または4に記載の無線通信装置。
  6. 請求項1~の何れか一項に記載の無線通信装置と、
    前記無線通信装置と通信可能な送受信機と、を備える無線通信システム。
  7. 無線通信装置における無線通信方法であって、
    アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、
    前記干渉波が検知された場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、
    前記干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングを行うステップと、
    前記干渉波のレベルが前記第1閾値以上の場合であって、前記ヌルステアリングが行えない場合に、前記無線通信装置の姿勢を変更する、もしくは前記アンテナを移動または回転させるステップと、
    を有する無線通信方法。
  8. アンテナが送受信機から受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、
    前記干渉波が検知された場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、
    前記干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングおよび前記アンテナのメインビームを前記送受信機に向けるビームステアリングを行うステップと、
    を有する無線通信方法。
  9. アンテナが受信した電波に基づき干渉波の有無を検知するステップと、
    前記干渉波が検知された場合、前記干渉波のレベルおよび到来方向を取得するステップと、
    前記干渉波のレベルが第1閾値以上の場合に、前記アンテナのヌル点を前記到来方向に向けるヌルステアリングを行うステップと、
    前記干渉波のレベルが前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上の場合に、前記アンテナからの電波の送信を停止するステップと、
    を有する無線通信方法。
  10. 請求項7~9の何れか一項に記載の無線通信方法を無線通信装置のプロセッサに実行させる無線通信プログラム。
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