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JP7035792B2 - 照明制御システム - Google Patents

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JP7035792B2
JP7035792B2 JP2018095721A JP2018095721A JP7035792B2 JP 7035792 B2 JP7035792 B2 JP 7035792B2 JP 2018095721 A JP2018095721 A JP 2018095721A JP 2018095721 A JP2018095721 A JP 2018095721A JP 7035792 B2 JP7035792 B2 JP 7035792B2
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Description

本発明は、照明制御システムに関する。
特許文献1には、伝送処理装置が端末器に対して制御データを伝送して、その端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムが開示されている。この遠隔監視制御システムは、伝送エラーの発生を検出してその発生回数をカウントする伝送エラー検出手段と、伝送エラーの発生回数に応じた発生頻度を表示する伝送エラー発生頻度表示手段とを備える。
特開平8-205255号公報
特許文献1に記載の遠隔監視制御システムでは、使用者は伝送エラー頻度を把握できるが、伝送エラーの内容を把握することはできない。このため、エラーの原因の特定に時間が掛かるおそれがある。また、特許文献1では、使用者に通知されるエラーは伝送エラーに限定されている。このため、使用者はシステム内の各機器で発生したエラーを把握できない可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、使用者がシステムで発生したエラーの情報を容易に知ることができる照明制御システムを得ることを目的とする。
第1の開示に係る照明制御システムは、負荷の動作を制御する端末器と、該端末器と通信し、該端末器に該負荷の動作を制御させるコントローラと、を備え、該端末器は、エラーの種類を記憶し、該コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、該異常が該エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を該コントローラに送信し、該端末器は、該エラーの種類毎にエラーの重要度を記憶し、該判定結果は該異常の重要度の情報を含む
第2の開示に係る照明制御システムは、負荷の動作を制御する端末器と、該端末器と通信し、該端末器に該負荷の動作を制御させるコントローラと、を備え、該端末器は、エラーの種類を記憶し、該コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、該異常が該エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を該コントローラに送信し、該端末器は、複数の該判定結果を、該異常の発生した順に通し番号を付して記憶することを特徴とする。
第3の開示に係る照明制御システムは、負荷の動作を制御する端末器と、該端末器と通信し、該端末器に該負荷の動作を制御させるコントローラと、を備え、該端末器は、エラーの種類を記憶し、該コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、該異常が該エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を該コントローラに送信し、該コントローラは、管理装置と、該管理装置からの指示に応じて該判定結果を要求するコマンドを該端末器に送信する照明コントローラと、を備え、該端末器は、該コマンドに応じて該判定結果を該照明コントローラに送信し、該判定結果は、該異常の重要度の情報を含み、該照明コントローラは、該端末器から受信した該判定結果のうち重要度の高い判定結果のみを該管理装置に送信する。


本発明に係る照明制御システムでは、端末器は異常の種類を判定し、判定結果を照明コントローラに送信する。このため、使用者はシステムで発生したエラーの情報を容易に知ることができる。
実施の形態1に係る照明制御システムの回路ブロック図である。 実施の形態1に係る端末器の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る端末器のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る端末器がエラーログを格納する通信シーケンスを示す図である。 実施の形態2に係る管理装置がエラーログを読み出す通信シーケンスを示す図である。 実施の形態3に係るリモコンがエラーログを読み出す通信シーケンスを示す図である。 実施の形態4に係る管理装置がエラーログを保存する通信シーケンスを示す図である。
本発明の実施の形態に係る照明制御システムについて図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明制御システム80の回路ブロック図である。照明制御システム80は、管理装置1、照明コントローラ20、複数の端末器30a~30cを備える。管理装置1は、例えばパソコンからなる。管理装置1は、照明制御システム80全体の状態監視及び設定を行う。管理装置1と照明コントローラ20とは、有線又は無線の通信網であるLAN(Local Area Network)8を介して接続されている。LANは例えばEthernet(登録商標)である。
照明コントローラ20は、通信線7を介して端末器30a~30c、図示しない壁スイッチ及び各種センサ等と通信を行う。照明コントローラ20には、渡り配線で接続された通信線7を介して3台の端末器30a~30cが接続されている。照明コントローラ20に接続される端末器は1台以上であれば良い。照明コントローラ20は通信線7を介して接続された機器との間で、伝送信号を送信および受信する。伝送信号には、例えばアドレスデータ及び制御データが含まれる。
端末器30a~30cには、固有のアドレスが割り当てられる。端末器30a~30cは設定されたアドレスにより識別される。端末器30a~30cの各々には複数の負荷40が接続されている。なお、図1では負荷40の一部が省略されている。負荷40は、例えば照明器具である。端末器30a~30cは、負荷40の動作を制御する。また、端末器30a~30cはリモコン4と赤外線通信9により通信しても良い。
本実施の形態において管理装置1および照明コントローラ20は、端末器30a~30cと通信し、端末器30a~30cに負荷40の動作を制御させる。
図2は、実施の形態1に係る端末器30aの機能ブロック図である。図3は実施の形態1に係る端末器30aのハードウェア構成図である。ここでは、端末器30aの構成について説明するが、端末器30b、30cの構成も端末器30aと同様である。図2に示されるように、端末器30aは、記憶部31、通信部32、比較部33および解析部34を備える。記憶部31は、図3におけるメモリに該当する。
記憶部31は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部31には、端末器30aのアドレスおよびエラーログ等が保管される。通信部32は、通信線7を介して照明コントローラ20が発信する伝送信号を受信する。また、通信部32は、通信線7を介して照明コントローラ20にエラーログ等の情報を送信する。
比較部33は、伝送信号のアドレスデータを端末器30aのアドレスと比較する。伝送信号のアドレスデータと端末器30aに設定されたアドレスとが一致したと比較部33が判定した場合、端末器30aは伝送信号の制御データを実行する。ここで、端末器30aは制御データに応じて負荷40を制御する図示しない負荷制御部を備える。負荷制御部は例えば、負荷40と電源との接続状態を変更するリレーを備える。
解析部34は、後述するように、伝送信号が異常を有するか否かを判定する。また、解析部34は、伝送信号が異常を有する場合、伝送信号の異常の種類を判定する。
通信部32、比較部33および解析部34の機能は、図3に示されるプロセッサ等の制御装置により実現される。制御装置は、専用のハードウェアであっても良い。また、制御装置は、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSPとも呼ばれる。
制御装置が専用のハードウェアである場合、制御装置は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサであっても良い。また、制御装置は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)であっても良い。さらに、制御装置は、これらを組み合わせたものであっても良い。また、通信部32、比較部33および解析部34の各部の機能それぞれを、制御回路で実現しても良い。また、各部の機能をまとめて制御装置で実現してもよい。
制御装置がCPUの場合、通信部32、比較部33および解析部34の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。制御装置は、メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。
すなわちメモリには、伝送信号が異常を有するか否かを判定し、伝送信号が異常を有する場合に伝送信号の異常の種類を判定し、判定結果を照明コントローラ20に送信するプログラムが格納される。これらのプログラムは、記憶部31、通信部32、比較部33および解析部34の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等であっても良い。RAMはRandom Access Memoryの略称である。ROMはRead Only Memoryの略称である。EPROMはErasable Programmable Read Only Memoryの略称である。EEPROMはElectrically Erasable Programmable Read-Only Memoryの略称である。
なお、通信部32、比較部33および解析部34の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、通信部32、比較部33については専用のハードウェアとしての制御装置でその機能を実現し、解析部34については制御装置がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、制御装置は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
伝送信号は例えば、負荷40である照明器具に点灯または消灯を指示する信号である。これに限らず、伝送信号は調光率の設定等の調光指令を行う信号であっても良い。また、伝送信号は、端末器30a~30cにパラメータを設定する信号であっても良い。パラメータは、例えば負荷40を制御するための変数である。伝送信号には、照明コントローラ20と端末器30a~30cとの間で送受信されるあらゆる信号が含まれる。
図4は、実施の形態1に係る端末器30aがエラーログを格納する通信シーケンスを示す図である。ここでは、端末器30aの動作について説明するが、端末器30b、30cの動作も同様である。なお、図4では便宜上、比較部33の動作が省略されている。
照明コントローラ20から端末器30aに伝送信号が送信されたとする。ここでは、伝送信号として設定コマンドが送信されたとする。設定コマンドは、端末器30aに設定パラメータを登録するコマンドであり、データ領域に設定パラメータを有する。設定パラメータは、例えば負荷40を制御するためのパラメータまたは制御グループ等を示すパラメータである。
ステップS1に示されるように、解析部34は、設定コマンドのコマンド解析を行う。このとき、解析部34は例えば受信したコマンドの種類を解析する。端末器30aは処理可能なコマンドを記憶部31に記憶していても良い。受信したコマンドが処理可能なコマンドに含まれない場合、解析部34は伝送信号が異常を有すると判定しても良い。ここでは、コマンド解析により、受信したコマンドが設定コマンドであると判定される。
次に、ステップS2に示されるように、解析部34は設定パラメータの異常の有無を判定する。端末器30aは記憶部31にパラメータの正常値を記憶していても良い。解析部34は、パラメータの正常値と、受信した設定パラメータとを比較する。解析部34は、受信した設定パラメータが正常値の範囲外である場合に、伝送信号が異常を有すると判定しても良い。
設定パラメータに異常がない場合、ステップS3に示されるように、解析部34は、設定パラメータを記憶部31の設定データ領域に格納する。
次に、設定パラメータに異常があった場合について説明する。端末器30aの記憶部31には、表1に示されるエラーテーブルが格納されている。つまり、端末器30aはエラーの種類を記憶している。
Figure 0007035792000001
エラーテーブルには、伝送信号に含まれる異常および端末器30aで発生する異常が含まれる。マイコンエラーのカテゴリには、IWDT(Independent Watchdog Timer)アンダフロー、プログラムの異常検知、リフレッシュエラーおよびRAMエラーが含まれる。これらは、端末器30aが備えるマイコンで発生するエラーである。
通信エラーは伝送信号に含まれる異常を示す。チェックサム異常は、照明コントローラ20から送信されたチェックサムが伝送信号から計算した値と不一致であることを示す。非対応コマンドは、伝送信号が端末器30aに対応していないコマンドを含むことを示す。パラメータ異常は、伝送信号が含むパラメータが異常な値であることを示す。パラメータ異常には、設定パラメータが文字列データまたは記号データ等であり数値ではない場合が含まれる。また、パラメータ異常には、設定パラメータが数値の上限より大きい又は下限より小さい場合が含まれる。
Flashアクセスエラーのカテゴリには、記憶部31からの読み出し失敗または記憶部31への書き込み失敗が含まれる。電気的異常は、端末器30aにおいて短絡が検出されたことを示す。復電は、停電発生等により端末器30aが再起動したことを示す。初期化コマンド受信のカテゴリには、コールドスタートおよびホットスタートが含まれる。コールドスタートは、ハードウェアが初期化された状態から再起動したことを示す。ホットスタートは、リレーへの通電がオフされた後ただちにオンされたことを示す。システムダウンのカテゴリには、不正なベクタ割り込みが発生したことと、それ以外の理由とが含まれる。その他のカテゴリには、メモリ確保失敗およびSRAMエラーが含まれる。
また、表1に示されるように、各々の異常種別は2バイトのデータと対応している。また、表1のランクに示されるように、端末器30aは、エラーの種類毎にエラーの重要度を記憶している。
エラーの重要度であるエラーランクは、表2に示すように、例えば3段階に分類される。低、中、高のランクは、それぞれノーマルレベル、警告レベル、異常レベルに対応している。低、中、高のランクは、それぞれ1バイトのデータに対応する。これに限らず、エラーランクは2段階以上に設定されれば良い。
Figure 0007035792000002
解析部34は、照明コントローラ20から受信した伝送信号が異常を有する場合、ステップS5に示されるように、エラー種別を判定する。つまり、端末器30aは、記憶部31のエラーテーブルを参照し、伝送信号の異常がエラーテーブルのエラーの種類のうち何れに該当するかを判定する。ここでは、伝送信号の異常は、通信エラーのパラメータ異常であると判定される。
次に解析部34は、ステップS6に示されるように、記憶部31のエラーログ領域に伝送信号の異常の判定結果であるエラーログを書き込む。表3にエラーログの内容を示す。エラーログとして格納する内容は、例えば通し番号、異常発生時刻、エラーランク、異常種別及び直前発生イベントである。
Figure 0007035792000003
通し番号は、端末器30aが複数のエラーログに対してエラー発生順に割当てた番号である。つまり、端末器30aは、複数のエラーログを、異常の発生した順に通し番号を付して記憶する。
異常発生時刻は、BCD(Binary Coded Decimal)形式で記憶部31に格納される。ここで、管理装置1は、照明制御システム80内の機器に時刻設定コマンドをブロードキャストにて送信する。時刻設定コマンドは時刻を通知するコマンドである。端末器30aでは、管理装置1より一斉送信された時刻を用いて、時計合わせが実施される。エラーログには、この時計合わせされた時刻が用いられる。
直前発生イベントは、エラーが発生する直前に端末器30aが処理していた命令である。表4に直前発生イベントの例を示す。エラーログとして記憶部31に格納する直前発生イベントは、例えば直近のイベントから予め定められた数だけ保存してもよい。予め定められた数は例えば3個である。表4に示される直前発生イベントの一覧は、端末器30aの記憶部31に記憶されている。
Figure 0007035792000004
ステップS6の処理後、解析部34は照明コントローラ20への応答コマンドとして、ステップS7に示される異常応答を送信する。また、ステップS3を処理した場合には、解析部34は照明コントローラ20に、ステップS4に示される正常応答を送信する。異常応答または正常応答を受信した照明コントローラ20はLAN8を介して異常応答または正常応答を管理装置1に送信する。
本実施の形態では、エラーを有する伝送信号を受信した機器は、伝送信号が有する異常の種類を判定し、判定結果であるエラーログを記憶部31に記憶し、コントローラに送信する。コントローラは、判定結果を受信すると、判定結果を使用者に通知する。これにより、使用者はシステムで発生したエラーの情報を容易に知ることができる。また、エラーログには、表3に示されるようにエラーについての詳細な情報が含まれる。このため、エラーの原因を短時間で特定できる。
また、本実施の形態では通信エラー以外のエラーについても、エラーが発生した機器の記憶部31にエラーログを格納することができる。端末器30aは、端末器30aで発生した異常の種類を判定し、判定結果を照明コントローラ20に送信する。このため、使用者はシステム内の各機器で発生したエラーを把握できる。
さらに、エラーログは通し番号を付して保存される。このため、使用者は、異常発生時刻からさかのぼって過去のエラーログを参照することができる。従って、使用者はエラーの原因の解析をさらに容易に実施できる。
なお、表1に示される異常種別および表4に示される直前発生イベントは、これらのテーブルを記憶する機器により異なっていても良い。また、表3に示されるエラーログの内容は一例であり、使用状況等に応じて変更されても良い。
これらの変形は以下の実施の形態に係る照明制御システムについて適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る照明制御システムについては実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る管理装置1がエラーログを読み出す通信シーケンスを示す図である。管理装置1は、エラーログモニタコマンドを送信する。エラーログモニタコマンドはエラーログを要求するコマンドである。エラーログモニタコマンドの送信先アドレスにはエラーログを取得する機器のアドレスが設定される。また、エラーログモニタコマンドのデータ領域には、取得する機器の不揮発性メモリに格納されたエラーログの通し番号が設定される。
管理装置1は、送信先アドレスを端末器30aに設定し、通し番号を0x00に指定し、エラーログモニタコマンドを送信する。照明コントローラ20は、LAN8を介してエラーログモニタコマンドを受信する。照明コントローラ20は、エラーログモニタコマンドの送信先アドレスが端末器30aであることを確認する。そして、照明コントローラ20は通信線7を介してエラーログモニタコマンドを再送信する。
通信線7を介してエラーログモニタコマンドを受信した端末器30aは、通し番号が0x00であることを確認する。通し番号が0x00、つまりNULLである場合、エラーログモニタコマンドを受信した機器は、自機器の記憶部31に格納された最新の通し番号を照明コントローラ20に送信する。
ここで、端末器30aの解析部34は、ステップS11に示されるように、記憶部31のエラーログ領域に格納された最新の通し番号を取得する。次に、端末器30aは、送信先アドレスに管理装置1を指定して、最新通し番号応答を送信する。最新通し番号応答のデータ領域には、最新の通し番号が指定される。通信線7を介して最新通し番号応答を受信した照明コントローラ20は、送信先アドレスが管理装置1であることを確認し、LAN8を介して最新通し番号応答を再送信する。
LAN8を介して最新通し番号応答を受信した管理装置1は、ステップS12に示されるように、受信した最新通し番号が0x00であるか否かを確認する。最新通し番号が0x00である場合は、端末器30aにエラーログが蓄積されていないことを意味する。このため、管理装置1はステップS13に示されるように、エラーログの取得動作を終了する。
最新通し番号が0x00ではない場合、管理装置1はステップS14に示されるように、データ領域に最新通し番号をセットして、端末器30aにエラーログモニタコマンドを送信する。つまり、管理装置1は最新の通し番号に対応するエラーログを要求するコマンドを送信する。以降、最新通し番号が0x02の場合を例に説明する。
照明コントローラ20は、LAN8を介して送信されたエラーログモニタコマンドを参照する。照明コントローラ20は、受信したエラーログモニタの送信先アドレスが端末器30aであることを確認し、通信線7を介してエラーログモニタを再送信する。つまり、照明コントローラ20は、管理装置1からの指示に応じてエラーログを要求するコマンドを端末器30aに送信する。
通信線7を介してエラーログモニタを受信した端末器30aの解析部34は、指定された通し番号が0x02であることを確認する。次に、解析部34はステップS15に示されるように、エラーログモニタコマンドで指定された通し番号0x02に対応するエラーログを、記憶部31から取得する。
次に、端末器30aの解析部34は、送信先アドレスに管理装置1を指定してエラーログモニタコマンド応答を送信する。エラーログモニタコマンド応答には、エラーログモニタコマンドで指定された通し番号に対応するエラーログが含まれる。ここでは、端末器30aは、エラーログモニタコマンドに応じて最新の通し番号に対応するエラーログを送信する。
通信線7を介してエラーログモニタコマンド応答を受信した照明コントローラ20は、送信先アドレスが管理装置1であることを確認し、LAN8を介してエラーログモニタコマンド応答を再送信する。つまり、照明コントローラ20は、エラーログを受信すると、エラーログを管理装置1に送信する。
LAN8を介してエラーログモニタコマンド応答を受信した管理装置1は、ステップS16に示されるように、画面にエラーログを表示する。さらに、管理装置1はステップS17に示されるように、通し番号をデクリメントする。管理装置1はステップS18に示されるように、デクリメント後の通し番号が0x00か否かを確認する。通し番号が0x00の場合、管理装置1はステップS19に示されるように、エラーログの取得動作を終了する。
通し番号が0x00ではない場合、管理装置1は、エラーログモニタコマンドのデータ領域にデクリメントした通し番号をセットし、端末器30aにエラーログモニタコマンドを送信する。デクリメントした通し番号は0x01となる。このようにしてステップS15からステップS20を繰り返し、管理装置1はエラーログを取得する。
本実施の形態において管理装置1は、通し番号のうち第1通し番号に対応するエラーログを受信すると、第1通し番号よりも1小さい第2通し番号がゼロよりも大きい場合は第2通し番号に対応するエラーログを要求するコマンドを端末器30aに送信する。管理装置1は、第2通し番号がゼロである場合はエラーログを要求するコマンドを送信しない。端末器30aは、エラーログを要求するコマンドに応じて、第2通し番号に対応するエラーログを照明コントローラ20に送信する。
この結果、端末器30aは、複数のエラーログを、通し番号が大きい方から順に照明コントローラ20に送信することとなる。
このように、エラーログに付された通し番号を用いることで、端末器30aが記憶するエラーログを新しいほうから順に管理装置1に表示できる。このため、エラー情報の管理が容易にできる。また、エラーログモニタコマンドを使用することで、エラーが発生していない場合にも、使用者はエラーログが無いと言う情報を得ることができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係るリモコン4がエラーログを読み出す通信シーケンスを示す図である。管理装置1および照明コントローラ20の代わりにリモコン4によりエラーログを読み出しても良い。リモコン4は例えば赤外線リモコンである。
リモコン4は、送信先アドレスを端末器30cに設定し、通し番号を0x00に指定してエラーログモニタコマンドを送信する。端末器30cは、赤外線通信9を介してエラーログモニタコマンドを受信する。端末器30cの解析部34は、ステップS21に示されるように、通し番号が0x00である場合、記憶部31のエラーログ領域に格納された最新の通し番号を取得する。次に、端末器30cはエラーログモニタコマンドに応じて、リモコン4に最新通し番号応答を送信する。
最新通し番号応答を受信したリモコン4は、ステップS22に示されるように、受信した最新通し番号が0x00であるか否かを確認する。最新通し番号が0x00である場合は、端末器30cにエラーログが蓄積されていない。このため、ステップS23に示されるように、エラーログの取得動作を終了する。最新通し番号が0x00ではない場合、リモコン4は、ステップS24に示されるように、データ領域に最新通し番号をセットして、端末器30cにエラーログモニタコマンド応答を送信する。
端末器30cの解析部34は、ステップS25に示されるように、実施の形態2と同様の動作で最新通し番号のエラーログを取得する。次に、端末器30cはリモコン4にエラーログモニタコマンド応答を送信する。リモコン4は、ステップS26に示されるように、受信したエラーログを表示する。さらに、リモコン4はステップS27に示されるように、通し番号をデクリメントする。
リモコン4はステップS28に示されるように、デクリメント後の通し番号が0x00か否かを確認する。リモコン4は、通し番号が0x00の場合、ステップS29に示されるようにエラーログの取得動作を終了する。通し番号が0x00ではない場合、ステップS30に示されるように、リモコン4はデータ領域にデクリメントした通し番号をセットし、端末器30cにエラーログモニタコマンドを送信する。このようにして、ステップS25からS30を繰り返し、リモコン4はエラーログを取得する。
このように、リモコン4が端末器30cと直接赤外線通信することにより、通信線7を介した通信量を増やすことなく、エラーログを迅速かつ容易に確認できる。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4に係る管理装置1がエラーログを保存する通信シーケンスを示す図である。照明コントローラ20は、ステップS31に示されるように、毎日予め定めた時刻に、実施の形態2で説明したエラーログモニタコマンドを用いて、前日1日分のエラーログを収集する。予め定めた時刻は、例えば0:10である。照明コントローラ20は、ステップS31に示されるように、受信したエラーログのうち表2に示されるランクが高のエラーログを収集する。照明コントローラ20は、ランクが高のエラーログを不揮発性メモリのエラーログ領域に格納する。
次に、照明コントローラ20は、ステップS32に示されるように、不揮発性メモリのエラーログ領域に格納したエラーログの有無を判定する。エラーログが存在する場合、照明コントローラ20は、LAN8を介して管理装置1にエラーログを送信する。エラーログを受信した管理装置1は、ステップS33に示されるように、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)に受信したエラーログを保存する。照明コントローラ20は不揮発性メモリにエラーログが存在しない場合、管理装置1にエラーログを送信しない。
本実施の形態では、管理装置1は重要度の高いエラーログを定期的に自動収集する。これにより、重要度の高いエラーが見逃されることを防止できる。具体的には、不定期に起こるエラーを使用者が認識し易くできる。
また、照明コントローラ20は、端末器30a~30cから受信したエラーログのうち重要度の高いもののみを管理装置1に送信する。これにより、LAN8を介した通信のデータ容量を小さくできる。また、管理装置1に保存されるデータ容量を小さくできる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
1 管理装置、4 リモコン、7 通信線、8 LAN、9 赤外線通信、20 照明コントローラ、30a~30c 端末器、31 記憶部、32 通信部、33 比較部、34 解析部、40 負荷、80 照明制御システム

Claims (9)

  1. 負荷の動作を制御する端末器と、
    前記端末器と通信し、前記端末器に前記負荷の動作を制御させるコントローラと、
    を備え、
    前記端末器は、エラーの種類を記憶し、前記コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、前記異常が前記エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を前記コントローラに送信し、
    前記端末器は、前記エラーの種類毎にエラーの重要度を記憶し、前記判定結果は前記異常の重要度の情報を含むことを特徴とする照明制御システム。
  2. 負荷の動作を制御する端末器と、
    前記端末器と通信し、前記端末器に前記負荷の動作を制御させるコントローラと、
    を備え、
    前記端末器は、エラーの種類を記憶し、前記コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、前記異常が前記エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を前記コントローラに送信し、
    前記端末器は、複数の前記判定結果を、前記異常の発生した順に通し番号を付して記憶することを特徴とする照明制御システム。
  3. 前記端末器は、前記複数の判定結果を、前記通し番号が大きい方から順に前記コントローラに送信することを特徴とする請求項に記載の照明制御システム。
  4. 前記端末器は前記通し番号のうち最新の通し番号を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは前記最新の通し番号に対応する判定結果を要求するコマンドを送信し、
    前記端末器は、前記コマンドに応じて、前記最新の通し番号に対応する判定結果を前記コントローラに送信することを特徴とする請求項またはに記載の照明制御システム。
  5. 前記コントローラは前記通し番号のうち第1通し番号に対応する判定結果を受信すると、前記第1通し番号よりも1小さい第2通し番号がゼロよりも大きい場合は前記第2通し番号に対応する判定結果を要求するコマンドを前記端末器に送信し、前記第2通し番号がゼロである場合は前記コマンドを送信せず、
    前記端末器は、前記コマンドに応じて、前記第2通し番号に対応する判定結果を前記コントローラに送信することを特徴とする請求項からの何れか1項に記載の照明制御システム。
  6. 前記コントローラは、前記判定結果を受信すると前記判定結果を使用者に通知することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の照明制御システム。
  7. 負荷の動作を制御する端末器と、
    前記端末器と通信し、前記端末器に前記負荷の動作を制御させるコントローラと、
    を備え、
    前記端末器は、エラーの種類を記憶し、前記コントローラから受信した伝送信号が異常を有する場合、前記異常が前記エラーの種類のうち何れに該当するかを判定し、判定結果を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは、
    管理装置と、
    前記管理装置からの指示に応じて前記判定結果を要求するコマンドを前記端末器に送信する照明コントローラと、
    を備え、
    前記端末器は、前記コマンドに応じて前記判定結果を前記照明コントローラに送信し、
    前記判定結果は、前記異常の重要度の情報を含み、
    前記照明コントローラは、前記端末器から受信した前記判定結果のうち重要度の高い判定結果のみを前記管理装置に送信することを特徴とする照明制御システム。
  8. 前記伝送信号の異常には、チェックサム異常、前記伝送信号が前記端末器に対応しないコマンドを含むこと、または、前記伝送信号が含むパラメータが異常な値であることが含まれることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の照明制御システム。
  9. 前記負荷は照明器具であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の照明制御システム。
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