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JP7034630B2 - 解体方法 - Google Patents

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JP7034630B2 JP2017162321A JP2017162321A JP7034630B2 JP 7034630 B2 JP7034630 B2 JP 7034630B2 JP 2017162321 A JP2017162321 A JP 2017162321A JP 2017162321 A JP2017162321 A JP 2017162321A JP 7034630 B2 JP7034630 B2 JP 7034630B2
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Description

本発明は、高層建物等の解体方法に関する。
高層建物の解体方法として、最上階のスラブ、柱、梁等の部材をユニット単位で切断し、切断後の部材をタワークレーン等によって建物外部で地上に吊り降ろす方法がある(例えば特許文献1、2など)。この場合、スラブ、柱、梁等の部材をユニットとしてまとめて切断し吊り降ろすため、切断作業を少なくできると共に、解体作業を迅速に進めることが可能である。
特開2012-31705号公報 特開平8-28068号公報
しかしながら、このような方法で高層建物を解体する場合、風の影響を受けやすい。例えば、上記の解体方法では最上階でロードカッターなどによりスラブの切断を行うため、風の影響を受けて粉塵等が周囲に飛散しやすく、最上階の上方をカバー材で覆うなどの粉塵の飛散対策が必要になる。
また、部材の吊り降ろし時にも風の影響を受けるため、部材が落下したり建物等と衝突したりするリスクもゼロではなく、慎重な操作を必要とする。そのため、解体作業に時間やコストがかかる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、風の影響を少なくできる高層建物等の解体方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明は、柱を含む複数階の建物をスラブを含む複数の部材ユニットに分割して吊り取って降ろす解体方法であって、最上階より下の階で、予めスラブの切断と前記部材ユニットを吊るワイヤーを通すための前記スラブの貫通部の形成とを行っておき、平面長方形状に切断されたスラブを含み、柱を含まない前記部材ユニットを、前記貫通部に通したワイヤーによりクレーンで吊り取って降ろすことで前記部材ユニットを含む最上階の解体を行い、その際、前記スラブに形成した貫通部から、前記スラブを支持する前記スラブの長辺方向の梁のウェブの孔に通した前記スラブの短辺方向の取付材にワイヤーをかけ、前記スラブを含む前記部材ユニットを吊り取って降ろし、前記クレーンは、前記建物の外部に設けられることを特徴とする解体方法である。
本発明では、建物の解体階の切断されたスラブを含む部材を撤去して解体階を解体するにあたり、風により粉塵等が建物の外部に飛散する恐れのあるスラブの切断工程を、解体階より下方の階で解体前の建物の内部で先行して行うので、粉塵等が外部に飛散するのを防ぐことができる。また解体階で粉塵等の飛散リスクがある作業を行うことはほぼなく、粉塵の飛散対策は殆ど必要としない。
前記解体階は記建物の最上階であり、最上階での解体は風の影響を受けやすいので、本発明を適用するのに特に適している。
記建物内に形成された略鉛直方向の空洞中で前記部材ユニットを吊り降ろすことが望ましい。
本発明では、建物内の空洞中で部材を吊り降ろすことができるので、部材の吊り降ろしに風の影響を受けることもなく、風の影響によって部材が落下したり建物等と衝突したりするリスクもない。
最上階より下の階で、予めスラブに穴等の貫通部を形成しておくことで、穴を利用してスラブの下の鉄骨梁に吊り孔をあける等の準備ができるが、本発明では、風により粉塵等が建物の外部に飛散する恐れのあるこの工程も、解体前の建物の内部で先行して行うので、作業中に粉塵等が外部に飛散するのを防ぐことができる。
た、最上階より下の階で予め切断されたスラブが、解体作業の進行により当該階が最上階となった時にはじめて吊り取られることが望ましい。
本発明により、風の影響を少なくできる高層建物等の解体方法を提供することができる。
建物1を示す図。 建物1の各階の解体手順について示す図。 スラブ30の切断について示す図。 スラブ30の穴あけと吊り準備について示す図。 部材ユニット3の吊り取り等について示す図。 部材ユニット3の吊り取り等について示す図。 部材ユニット3の吊り取り等について示す図。 部材ユニット3の吊り取り等について示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.解体方法の概略)
図1(a)は本発明の実施形態に係る解体方法によって解体を行う建物1を示す図である。建物1は、スラブや柱、梁等から構成された複数階からなる高層建物であり、本実施形態では建物1の最上階10(屋上階)を解体を行う解体階とする。すなわち、最上階10を含む頂部の外周を養生材20や防音シート、ネットによって養生し、最上階10からスラブ、柱、梁等の部材3をユニットごとに吊り取って撤去し、地上に吊り降ろすことで建物1の最上階10を解体する。養生材20は外部養生足場として建物1の外装材の撤去等にも用いられる。以下、ユニット化された部材3を部材ユニット3ということがある。
建物1の最上階10が解体されれば直下の階が新たな最上階10となるので、この最上階10も同様に解体する。こうして最上階10となった階を順次解体してゆくことで、図1(b)に示すように建物1の高さが下がり、養生材20等もこれに応じて下降させる。
部材ユニット3の吊り取りや吊り降ろしは、建物1の側方に設けたクレーンによって行われる。本実施形態ではタワークレーン6を用いるが、これに限ることはなく、敷地条件や建物1の高さ等によっては移動式クレーンを用いてもよい。
本実施形態では、図1(a)に示すように、解体作業に先行して建物1内に予め形成しておいた略鉛直方向の空洞15中で部材ユニット3を地上に吊り降ろし、地上で重機(不図示)により圧砕等を行って部材ユニット3を小割りし外部に運び出す。空洞15は建物1に元からあるエレベータシャフト等を利用し、エレベータシャフトのあった位置を含む範囲に形成できる。
このように建物1の内部の空洞15を利用して部材ユニット3を吊り降ろすことにより、部材ユニット3の吊り降ろしに対する風の影響を防ぐことができる。また部材ユニット3の圧砕等は解体前の建物1の内部で行うので、建物1の外部に粉塵等が飛散することはない。
養生材20等で養生を行った建物1の頂部より下の階では、部材ユニット3の撤去のための事前作業として、アスベストの除去とスラブの切断、吊り準備のためのスラブの穴あけが予め行われる。そのため、建物1の最上階10で行う作業は主に部材ユニット3の吊り取りと吊り降ろしになり、粉塵等が発生するリスクはほぼない。
図1(a)の例では階11においてスラブの穴あけが行われ、階12においてスラブの切断が行われ、階13においてアスベストの除去が行われている。アスベストの除去とスラブの切断、穴あけはそれぞれ上階から下階へと順に行われ、個々の階で見た場合には、図2に示すようにアスベストの除去(S1)、スラブの切断(S2)、スラブの穴あけ(S3)、および当該階が最上階10となった後の部材ユニット3の吊り取り、吊り降ろし(S4)が順に行われる。
そのため、図1(a)の例では最上階10から階11まではアスベストの除去とスラブの切断、穴あけが既に行われており、あとはほぼ部材ユニット3の吊り取りと吊り降ろしを行うだけの状態である。
スラブの穴あけを行う階11とスラブの切断を行う階12の間、スラブの切断を行う階12とアスベストの除去を行う階13の間はそれぞれ1階分以上空けておく。これは、上階の作業で生じる粉塵や解体片等が直下の階に落下した際のリスクを回避するためである。
(2.スラブ30の切断と穴あけ)
図3はスラブ30の切断について示す図である。本実施形態では、建物1の各階がコンクリート製のスラブ30と鉄骨柱36を有し、スラブ30の下方にデッキプレート32と鉄骨梁33が設けられる。デッキプレート32はスラブ30に一体化され、各階の周囲は外装材37で囲われた状態である。鉄骨梁33や鉄骨柱36にはH形鋼等の鋼材が用いられる。また鉄骨梁33には大梁と小梁があるが、小梁はない場合もある。
本実施形態では、ロードカッター等(不図示)によってスラブ30とその下のデッキプレート32を切断する。この際、少なくとも平面の1方向に沿った鉛直断面(例えば図3に示す断面)において切断範囲Bのスラブ30の両端部を斜めに切断し(線A参照)、切断範囲Bのスラブ30の当該断面を、下辺の長さが上辺より短い台形状として周囲のスラブ30により支持されるようにする。また、鉄骨梁33のうち大梁については、上部荷重を支持させるためそのまま残しておく。小梁がある場合は、後述する部材ユニット3として吊り取るにあたり適当な箇所をスラブ切断時あるいはそれ以前に切断しておく。
図4はスラブ30の穴あけと吊り準備について示す図である。図4(a)に示すように、本実施形態ではスラブ30のコンクリートを小斫りしてスラブ30を厚さ方向に貫通する穴31(貫通部)を形成した後、図4(b)に示すようにスラブ30の下のデッキプレート32を切断してその下方の鉄骨梁33を露出させる。この例では鉄骨梁33がH形鋼であり、図4(c)に示すようにフランジを切欠いてその下方で吊点となる吊り孔331をウェブに形成することも可能である。フランジを切欠かずに吊り孔331をウェブに形成してもよい。
スラブ30の切断や穴あけの作業は、解体前の建物1の内部で階11、12の周囲が外装材37等で覆われた状態で行うので、建物1の外部に粉塵等が飛散するリスクは無い。
同様に、アスベストの除去作業も、解体前の建物1の内部で階13の周囲が外装材37等で覆われた状態で行われるので、建物1の外部に粉塵等が飛散するリスクは無い。
(3.部材ユニット3の吊り取り等)
建物1の最上階10では、部材ユニット3の吊り取りと吊り降ろしが行われる。部材ユニット3は、図5(a)に示すように切断されたスラブ30を含み、これをタワークレーン6で吊り取って運搬し、先程の空洞15中を地上まで吊り降ろす。前記したようにスラブ30にはデッキプレート32が一体化されており、これらを以下単にスラブ30と称する。ただし、建物1の構造形式によってはデッキプレート32を含まない場合もある。
部材ユニット3を最上階10から吊り取る際は、吊り枠5に取付けたワイヤー51を図5(b)に示すようにスラブ30の穴31に通して鉄骨梁33の吊り孔331に掛け、吊り枠5をタワークレーン6の先端から吊り上げる。図5(b)は図5(a)の線a-aに沿った鉛直断面である。
部材ユニット3の吊り取り方法としては、この他、図6(a)に示すようにスラブ30の下に複数の仮設支持材34、34を間隔を空けて取付け、これらの仮設支持材34、34を吊り上げに用いてもよい。この例では、図6(b)に示すように仮設支持材34、34に孔341が設けられており、仮設支持材34、34の孔341に取付材35を通して取付け、この取付材35にワイヤー51を接続して上から吊り上げる。図6(b)は図6(a)の線b-bに沿った鉛直断面である。
あるいは、取付材35を用いずに、図7(a)に示すように仮設支持材34、34の孔341にワイヤー51を直接掛け渡すことも可能である。また仮設支持材34、34に孔341を設けない場合もあり、例えば図7(b)の例では、仮設支持材34、34の下にワイヤー51を回して吊り上げに用いる。図7(c)の例では、仮設支持材34、34を載せるような形でその下に取付材35aを取付け、取付材35aにワイヤー51を接続して上から吊り上げる。この取付材35aはワイヤーやボルト、ストッパーなどの図示しない固定手段またはずれ止め手段によって仮設支持材34、34への固定またはずれ止めを行うことで、部材ユニット3を安定して吊り上げることができる。
また、図6、図7の例では、スラブ30に設けた切欠き31aにワイヤー51を通すことで、ワイヤー51の平面位置がずれることなく部材ユニット3を安定して吊り上げることができる。図5の例でも、穴31のかわりに切欠き31aを設けることが可能である。切欠き31aは、穴31と同様、スラブ30を厚さ方向に貫通する貫通部であり、図2のS3の穴あけ工程で形成することができる。ただし、ワイヤー51のずれ止め手段は切欠き31aに限らない。
本実施形態では、複数の部材ユニット3の間で吊り枠5をできるだけ転用できるように、スラブ30の切断線Aや穴あけの位置等が計画される。例えば複数の部材ユニット3の間でスラブ30の穴あけの位置(穴31や切欠き31aの位置)が同程度となるように計画しておくと、これらの部材ユニット3の間で吊り枠5を転用しやすくなる。
図5の例では鉄骨梁33が小梁であるが、大梁がある場合は、上記の仮設支持材34、34の代わりに大梁(鉄骨梁33)を用いて吊り上げることができる。大梁は部材ユニット3の吊り取り前に適当な箇所を切断しておく必要があるが、前記の穴31あるいは切欠き31aを、最上階10から大梁を切断するために当該箇所に対応する位置で形成することも可能である。
図8(a)は部材ユニット3の吊り取りを行う最上階10の平面の外周部の例であり、スラブ30の切断線Aを実線で示している。またスラブ30の下の鉄骨梁33は大梁のみを点線で示しており、この例では切断線Aが大梁に沿って形成される。
本実施形態では、例えば図8(a)に示す部材ユニット3のうち大梁を含まないもの(符号3aで示す)の吊り取りと吊り降ろしを先に行って図8(b)に示す状態とし、その後大梁を含む部材ユニット3(符号3bで示す)の吊り取りと吊り降ろしを行って図8(c)に示す状態とする。残った鉄骨梁33や鉄骨柱36、外装材37等も、区分けされたユニットごとに順次切断してタワークレーン6により吊り取り、空洞15中を地上まで吊り降ろす。以上の作業を最上階10の全平面で行うことで、最上階10の解体が行われる。どの部分の解体を先に行うかは建物1の構造等によって定めることができ、特に限定されない。
以上説明したように、本実施形態では、建物1の最上階10(解体階)の切断されたスラブ30を含む部材ユニット3を撤去して最上階10を解体するにあたり、風により粉塵や解体片が建物1の外部に飛散する恐れのあるスラブ30の切断工程を、解体前の建物1の内部で先行して行うので、粉塵等が外部に飛散するのを防ぐことができる。また最上階10では主に部材ユニット3の吊り取り、吊り降ろし作業を行えばよいので、粉塵等の飛散リスクがある作業を行うことはほぼなく、風の影響を受けやすい最上階10であっても粉塵の飛散対策はほぼ必要ない。ただし、最上階10の上で水平方向にカバー材を展開するなどして粉塵の飛散対策を行うことは可能であり、この場合も簡易な対策で済むという利点がある。
本実施形態では、スラブ30に穴31等の貫通部を形成しておくことで、穴31を利用してスラブ30の下の鉄骨梁33に吊り孔331をあける等、撤去のための準備ができるが、本実施形態では、風により粉塵等が建物1の外部に飛散する恐れのあるこの工程も、解体前の建物1の内部で先行して行うので、作業中に粉塵等が外部に飛散するのを防ぐことができる。
同様に、本実施形態では風により粉塵等が建物1の外部に飛散する恐れのあるアスベストの除去工程も、解体前の建物の内部で先行して行うので、同じく作業中に粉塵等が外部に飛散するのを防ぐことができる。
さらに、スラブ30の切断、穴あけ、アスベストの除去等の工程では騒音が発生するが、本実施形態ではこれらの工程を建物1の内部で周囲が囲われた状態で行うので、周辺への騒音低減にも大きな効果がある。また、各工程を別の階で並行して進めることにより、工期短縮を実現することも可能である。なお、全階で一旦アスベストの除去(図2のS1)を行った後、各階で図2のS2~S4の工程を順に行ってもよい。この場合、建物1の解体時にアスベストの除去(S1)とその他の工程(S2~S4)が並行して行われることはない。
さらに、本実施形態では建物1内の空洞15中で部材ユニット3を吊り降ろすことができるので、部材ユニット3の吊り降ろしに風の影響を受けることもなく、風の影響によって部材ユニット3が落下したり建物1等と衝突したりするリスクもない。
しかしながら、本発明がこれに限ることはない。例えば解体を行う建物1の形状、構造、大きさ等は特に限定されない。また本実施形態では部材ユニット3を建物1の内部の空洞15中で吊り降ろすが、場合によっては建物1の外部で吊り降ろしを行ってもよく、リフト等を用いて部材ユニット3を地上まで降ろしてもよい。部材ユニット3の形状、構成もスラブ30を含んでいればよく、前記した例に限定されることはない。
また、最上階10の解体手順も図8等で説明したものに限ることはなく、スラブ30の切断線Aの平面位置も特に限定されない。これらは建物1の構造や解体計画に応じて定めることができ、例えば部材ユニット3に鉄骨柱36が含まれるように切断線Aの平面位置を計画してもよい。
さらに、場合によっては部材ユニット3の撤去を行う階(解体階)が建物1の最上階10でなくてもよく、養生材20等を省略することも可能である。この場合でも解体階の下方で予めスラブ30の切断や穴あけ等を先行して行っておけばよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:建物
3:部材ユニット
5:吊り枠
6:タワークレーン
10:最上階
11、12、13:階
15:空洞
20:養生材
30:スラブ
31:穴
31a:切欠き
32:デッキプレート
33:鉄骨梁
34:仮設支持材
35、35a:取付材
36:鉄骨柱
51:ワイヤー

Claims (1)

  1. 柱を含む複数階の建物をスラブを含む複数の部材ユニットに分割して吊り取って降ろす解体方法であって、
    最上階より下の階で、予めスラブの切断と前記部材ユニットを吊るワイヤーを通すための前記スラブの貫通部の形成とを行っておき、
    平面長方形状に切断されたスラブを含み、柱を含まない前記部材ユニットを、前記貫通部に通したワイヤーによりクレーンで吊り取って降ろすことで前記部材ユニットを含む最上階の解体を行い、その際、前記スラブに形成した貫通部から、前記スラブを支持する前記スラブの長辺方向の梁のウェブの孔に通した前記スラブの短辺方向の取付材にワイヤーをかけ、前記スラブを含む前記部材ユニットを吊り取って降ろし、
    前記クレーンは、前記建物の外部に設けられることを特徴とする解体方法。
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