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JP7024605B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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JP7024605B2
JP7024605B2 JP2018099710A JP2018099710A JP7024605B2 JP 7024605 B2 JP7024605 B2 JP 7024605B2 JP 2018099710 A JP2018099710 A JP 2018099710A JP 2018099710 A JP2018099710 A JP 2018099710A JP 7024605 B2 JP7024605 B2 JP 7024605B2
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Description

この発明は、モノポールアンテナとして動作する第1モードとクロスループアンテナとして動作する第2モードとを切り替え可能なアンテナ装置に関するものである。
従来、単一のループアンテナ素子をモノポールアンテナとしても動作させるアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。特許文献1には、LPF(Low Pass Filter)とHPF(High Pass Filter)とをそれぞれループアンテナの給電点に接続することで、LPFとHPFとのそれぞれの遮断周波数の間に該当する中域周波数ではループアンテナとして動作し、低域と高域周波数ではモノポールアンテナとして動作するものが開示されている。このようなアンテナ装置は、周波数に応じてアンテナの動作を選定でき、アンテナの動作を切り替えるためのスイッチが不要な特長がある。
特許文献2には、ループアンテナの給電点にスイッチによる切替回路を設けることで、ループアンテナからモノポールアンテナへ動作を切り替えるものが開示されている。このようなアンテナ装置は、スイッチを活用することから、アンテナの動作の選定に周波数による制約は生じない特長がある。
また、低背化、小型化、広帯域化を可能とし、可搬型アンテナにも寄与するモノポールアンテナの技術がある(例えば、特許文献3参照)。特許文献3には、モノポールアンテナのエレメントとなるメインマストが、非金属の支線により直立し、メインマストの頂部と下部に接続された金属線の一部を非金属支線に沿って固定することで、金属線は菱形状に形成されてメインマストの電気的な面積が大幅に拡大させたアンテナ装置が開示されている。このようなアンテナ装置は、低背化、小型化が容易で、アンテナ形状が自己補対形状に近いことから広帯域な特性を有する。また、金属線の菱形形状は容易に形成できるため可搬型のアンテナ装置に好適であるという特長がある。
特開2006-237660号公報 特開2008-294748号公報 特開2009-105806号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアンテナ装置は、アンテナの動作の選択をLPFとHPFで設定するため、同一周波数でループアンテナとモノポールアンテナの動作を切り替えできず、広帯域な特性を得ることが困難であるという課題がある。
また、特許文献2に開示されたアンテナ装置は、同一周波数であっても、ループアンテナとモノポールアンテナの動作を切り替えできるが、アンテナエレメントは単線であり広帯域なモノポールアンテナの動作を得ることが困難である。また、ループアンテナ2つを直交配置し円偏波を得るクロスループアンテナに適用する場合、2つのループアンテナが接触する部位、すなわち給電点からの対向部位であるアンテナ頂部にも切替回路が必要となり、コストが増加する。アンテナ頂部の切替回路を動作させるための電源線や制御線はアンテナエレメント内に配置されるため、アンテナ性能に影響して設計の自由度が損なわれるという課題がある。
特許文献3に開示されたアンテナ装置は、広帯域なモノポールアンテナの動作を得ることができ、クロスループアンテナの構成が容易なアンテナ形状であるものの、クロスループアンテナとモノポールアンテナの動作を切り替えるためには、給電部とアンテナ頂部の双方に切替回路が必要となる。
このように、広帯域なモノポールアンテナの動作と円偏波を得られるクロスループアンテナの動作を切り替えられるアンテナを従来技術で実現する場合、切替回路は給電部だけでなくアンテナの頂部にも必要となりコストが増加する。また、切替回路の電源線や制御線の影響からアンテナ設計の自由度が損なわれるという課題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、広帯域なモノポールアンテナの動作と円偏波を得られるクロスループアンテナの動作を切り替え可能なアンテナ装置において、給電部に接続された切り替え部のみであってもアンテナの動作を切り替えることができるアンテナ装置の提供を目的とするものである。
本発明に係るアンテナ装置は、モノポールアンテナとして動作する第1モードとクロスループアンテナとして動作する第2モードとを切り替え可能なアンテナ装置であって、マストと、第1モードと第2モードとを切り替える切り替え部と、切り替え部に接続された給電部と、切り替え部に接続された環状の第1エレメント部と、切り替え部に接続され、第1エレメント部と互い違いに交差する環状の第2エレメント部と、前記切り替え部に接続された地線と、マストに設けられた絶縁部と、絶縁部に設けられ、第1エレメント部の一部を支持する第1支持部と、絶縁部に設けられ、第2エレメント部の一部を支持する第2支持部とを備え、第1支持部と前記第2支持部とは、絶縁部によって絶縁されたものである。
本発明によれば、互い違いに交差する第1エレメント部と第2エレメント部とを備え、広帯域なモノポールアンテナの動作と円偏波を得られるクロスループアンテナの動作の切り替えを給電部に接続された切り替え部のみであっても行うことができるアンテナ装置を得ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の側面図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の側面図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の上部絶縁構造の構成図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の給電回路の構成図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の給電回路の詳細な構成図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の給電回路内の切り替え部の接続関係図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置をモノポールアンテナとして動作させる場合の切り替え部の接続先を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置をクロスループアンテナとして動作させる場合の切り替え部の接続先を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の上部絶縁構造の構成図である。 本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の上部絶縁構造の構成図である。 本発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置100の全体斜視図である。図2は、アンテナ装置100の図1の方向Aからの側面図である。図3は、アンテナ装置100の図1の方向Bからの側面図である。図1~図3に示すように、アンテナ装置100は、メインマスト1(マスト)と、フランジ2と、上部絶縁構造3と、下部絶縁構造4と、ベースプレート5と、地線6a~6dと、支線7a~支線7dと、第1エレメント部81と、第2エレメント部82と、給電回路9とを備えた構成である。
メインマスト1の上部には、上部絶縁構造3が設けられる。メインマスト1の上部絶縁構造が設けられた部分よりも下側に、下部絶縁構造4が設けられる。メインマスト1の上部には、上部絶縁構造3により第1エレメント部81と第2エレメント部82とが設けられる。第1エレメント部81と第2エレメント部82とは、環状のエレメントである。第1エレメント部81と第2エレメント部82は、メインマスト1上で互い違いに交差するものである。図1~図3では、互い違いに交差する部分は直交する。
第1エレメント部81は、2つのエレメント部材から構成されるものであり、エレメント8a(第1エレメント部材)とエレメント8b(第2エレメント部材)とから構成される。なお、上部絶縁構造3の一部であり、2つのエレメント部材を接続する端子である第1支持部3bも、第1エレメント部81の構成品に含む。第2エレメント部82も同様に、2つのエレメント部材から構成されるものであり、エレメント8c(第3エレメント部材)とエレメント8d(第4エレメント部材)とから構成される。なお、上部絶縁構造3の一部であり、2つのエレメント部材を接続する端子である第2支持部3cも、第2エレメント部82の構成品に含む。図1~図3では、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは、2つのエレメント部材から構成されるが、1つのエレメント部材から構成されるものとしてもよい。エレメント8a~エレメント8dはそれぞれ、導電性を有する線状の導体である。例えば、金属などの導線や、線状の絶縁性物質に形成された導体である。
メインマスト1の頂部には、金属製のフランジ2が設けられる。フランジ2は、十字状の板である。フランジ2の異なる4方向(十字方向)の端部に、4本の支線7a~支線7dの一端がそれぞれ設けられる。支線7a~支線7dの他端は、設置面に固定される。これにより、支線7a~支線7dが、メインマスト1を異なる4方向から引張して固定する構成となるため、メインマスト1が自立する。支線7a~支線7dは、それぞれ絶縁性を有するものであり、例えば樹脂が主体の構成品である。ここでは、支線は、エレメント8a~エレメント8dのそれぞれに対応して設けられている。つまり、支線の本数は4本である。しかし、メインマスト1を異なる複数の方向から引張して固定する構成であればよく、支線の本数は4本に限るものではない。
メインマスト1の下部には、金属製の板であるベースプレート5が設けられる。ベースプレート5とメインマスト1との間には、下部絶縁構造4が設けられる。メインマスト1は、下部絶縁構造4を介してベースプレート5に固定される。メインマスト1とベースプレート5とは、金属などの導電性を有する材質である。下部絶縁構造4は、樹脂が主体の絶縁性を有する部材であり、メインマスト1とベースプレート5とを絶縁するものである。
ベースプレート5には、地線6a~地線6dの一端がそれぞれ接続される。地線6a~地線6dは、金属などの導電性を有する導線であり、ベースプレート5と地線6a~地線6dとは電気的には1つの構造物である。地線6a~地線6dは、それぞれベースプレート5から、異なる4方向に向けて十字状に敷設される。ここでは、支線7a~支線7dが設けられた方向と同じ4方向(十字方向)に敷設される。
メインマスト1の上部のフランジ2の近傍には、上部絶縁構造3が設けられる。図4の(a)は、上部絶縁構造3の構成図である。図4の(b)は、上部絶縁構造3近傍の拡大図である。上部絶縁構造3は、絶縁部3aと第1支持部3bと第2支持部3cとから構成されるものである。絶縁部3aは、樹脂が主体の絶縁性を有する部材である。第1支持部3bと第2支持部3cとは、導電性を有する板状の金属からなる端子である。絶縁部3aは、メインマスト1に取り付けられる。第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aに互いに接触せずに取り付けられる。つまり、第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aを介してメインマスト1に設けられることになる。よって、第1支持部3bと第2支持部3cとメインマスト1とは絶縁材3aによって絶縁されるため、相互に非導通である。
上部絶縁構造3の詳細な構成を説明する。第1支持部3bは、第1エレメント部81の一部を支持する。具体的には、第1支持部3bにエレメント8aの一端とエレメント8bの一端とがそれぞれ接続される。第1支持部3bは導電性を有する端子であるため、エレメント8aの一端とエレメント8bの一端とは、第1支持部3bを介して相互に導通する。また、第2支持部3cは、第2エレメント部82の一部を支持する。具体的には、第2支持部3cにエレメント8cの一端とエレメント8dの一端とがそれぞれ接続される。第2支持部3cは導電性を有する端子であるため、エレメント8cの一端とエレメント8dの一端とは、第2支持部3cを介して相互に導通する。つまり、第1エレメント部81は、第1支持部3bと、第1支持部3bを介して電気的に接続されたエレメント8aとエレメント8bとから構成される。第2エレメント部82は、第2支持部3cと、第2支持部3cを介して電気的に接続されたエレメント8cとエレメント8dとから構成される。
また、上記の通り、第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aによって絶縁されるため、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは、メインマスト1に接続される部分である上部絶縁構造3において、絶縁される。つまり上部絶縁構造3によって、第1エレメント部81と第2エレメント部82とメインマスト1とは、絶縁された構成となる。
エレメント8a~エレメント8dは、対応して設けられた支線7a~支線7dに一部が支持される。図1に示すように、エレメント8aは支線7aに一部が支持される。エレメント8bは、支線7bに一部が支持される。エレメント8cは、支線7cに一部が支持される。エレメント8dは、支線7dに一部が支持される。ここでは、エレメント8a~エレメント8dはメインマスト1の概ね半分の高さまで支線7a~支線7dに沿って固定される。これにより、第1エレメント部81は、支線7aと支線7bとに沿うように配置された菱形形状となる。第2エレメント部82は、支線7cと支線7dとに沿うように配置された菱形形状となる。
支線7a~支線7dの他端を設置する位置を変えることでメインマスト1を引張する方向を変更することができる。エレメント8a~エレメント8dは、支線7a~支線7dに一部が支持されているので、支線7a~支線7dのメインマスト1を引張する方向を変更すると、それによってエレメント8a~エレメント8dのメインマスト1からの方向と角度を変えることができる。
メインマスト1の下部には、給電回路9が設けられる。ここでは、給電回路9は、ベースプレート5上に固定される。図5は給電回路9の構成図である。図5に示すように、給電回路9は、切り替え部10と給電部11とを有するものである。切り替え部10は、給電部11に接続される。さらに切り替え部10には、第1エレメント部81の両端と第2エレメント部82の両端とベースプレート5とがそれぞれ接続される。切り替え部10は、給電部11の接続先を切り替えることでアンテナ装置100の動作モードを切り替えるものである。
具体的には、給電部11と、第1エレメント部81と第2エレメント部82とベースプレート5との接続を切り替えることで、モノポールアンテナとして動作する第1モードとクロスループアンテナとして動作する第2モードとを切り替える。切り替え部10は、第1モードでは、第1エレメント部81の両端と第2エレメント部82の両端とに給電部11の一方を接続し、ベースプレート5(地線6a~地線6d)に給電部11の他方を接続する。第2モードでは、第1エレメント部81の一端と第2エレメント部82の一端とに給電部11の一方を接続し、第1エレメント部81の他端と第2エレメント部82の他端とに給電部11の他方を接続する。
図6は給電回路9の詳細な構成図である。給電回路9は、好ましくは、図6に示すような構成である。給電部11が、2つの同軸コネクタ(第1同軸コネクタ12、第2同軸コネクタ13)と、第1バラントランス14と、第2バラントランス15と、第3バラントランス16と、90度ハイブリッド17とから構成される。切り替え部10は、端子A~端子Kを備え、端子同士の接続先を切り替えることができるものである。
給電部11の第1同軸コネクタ12は、第1バラントランス14に接続される。第1バラントランス14の一端と他端は、それぞれ切り替え部10の端子Aと端子Bとに接続される。第2同軸コネクタ13は、90度ハイブリッド17に接続される。90度ハイブリッド17は、第2バラントランス15と第3バラントランス16とに接続される。第2バラントランス15の一端と他端は、それぞれ切り替え部10の端子Cと端子Dとに接続される。第3バラントランス16の一端と他端は、それぞれ切り替え部10の端子Eと端子Fとに接続される。
第1エレメント部81のエレメント8aは、切り替え部10の端子Gに接続される。第1エレメント部81のエレメント8bは、切り替え部10の端子Hに接続される。第2エレメント部82のエレメント8cは、切り替え部10の端子Iに接続される。第2エレメント部82のエレメント8dは、切り替え部10の端子Jに接続される。ベースプレート5は、切り替え部10の端子Kに接続される。ベースプレート5には、地線6a~地線6dの一端が接続されているため、地線6a~地線6dは、一端が、ベースプレート5を介して切り替え部10の端子Kに接続される。
給電部11の部品について説明する。給電部11内の第1バラントランス14は、第1同軸コネクタ12のインピーダンスとアンテナとのインピーダンスとを概略的に整合させるためのインピーダンス変成機能を有する。第2バラントランス15と第3バラントランス16とは、第2同軸コネクタ13のインピーダンスとアンテナとのインピーダンスとを概略的に整合させるためのインピーダンス変成機能を有する。さらに、第1バラントランス14と、第2バラントランス15と、第3バラントランス16とは、第1同軸コネクタ12及び第2同軸コネクタ13の不平衡モードと、アンテナ側の平衡モードをモード整合させるバラン機能とを有する。一般的には、トロイダルコアに金属線を巻きつけて構成する。90度ハイブリッド17は、入出力電力を位相が90度ずれた状態で合成、あるいは分配されるものであり、第1同軸コネクタ12及び第2同軸コネクタ13と同じ不平衡モードである。
次に、アンテナ装置100の詳細な動作について説明する。図7は給電回路9内の切り替え部10の接続関係図である。アンテナ装置100をモノポールアンテナとして動作させる第1モードの場合とクロスループアンテナとして動作させる第2モードの場合とでの切り替え部10の端子A~端子Kの接続先は図7のとおりである。
図8に、アンテナ装置100をモノポールアンテナとして動作させる場合(第1モード)の切り替え部10の端子の接続先を示した給電回路9の構成図を示す。図8に示すように、給電部11と、第1エレメント部81(エレメント8a、エレメント8b)と第2エレメント部82(エレメント8c、エレメント8d)とベースプレート5とが接続される。具体的には、端子G~端子Jは全て端子Aに接続される。つまり、エレメント8a~エレメント8d(第1エレメント部81の両端と第2エレメント部82の両端)は、全て第1バラントランス14の一端に接続される。端子Kは、端子Bに接続される。つまり、ベースプレート5(地線6a~地線6d)は、第1バラントランス14の他端に接続される。第2バラントランス15と、第3バラントランス16と90度ハイブリッド17と第2同軸コネクタ13とはモノポールアンテナの動作に不要なため、端子C~端子Fは他の端子に接続しない。
端子G~端子Jは、全て切り替え部10の端子Aで短絡するため、エレメント8a~エレメント8dは電気的には1つの構造物となる。地線6a~地線6dは全てベースプレート5で短絡されているため電気的には1つの構造物である。これにより、両電気的な構造物であるエレメント8a~エレメント8dと地線6a~地線6dとは、切り替え部10の端子Aと端子Bとの間が給電点となり、高周波電圧が印加されてモノポールアンテナとして動作する。端子Aと端子Bとは第1バラントランス14を介して第1同軸コネクタ12と接続され、第1同軸コネクタ12が高周波電力の入出力インターフェースとなる。
図9に、アンテナ装置100をクロスループアンテナとして動作させる場合(第2モード)の切り替え部10の端子の接続先を示した給電回路9の構成図を示す。図9示すように給電部11と、第1エレメント部81(エレメント8a、エレメント8b)と第2エレメント部82(エレメント8c、エレメント8d)とが接続される。具体的には、端子Gと端子Hは、それぞれ端子Cと端子Dとに接続される。つまり、エレメント8a(第1エレメント部81の一端)は、第2バラントランス15の一端に接続される。エレメント8b(第1エレメント部81の他端)は、第2バラントランス15の他端に接続される。切り替え部10の端子Iと端子Jは、それぞれ端子Eと端子Fとに接続される。つまり、エレメント8c(第2エレメント部82の一端)は、第3バラントランス16の一端に接続される。エレメント8d(第2エレメント部82の他端)は、第3バラントランス16の他端に接続される。ベースプレート5(地線6a~地線6d)は、ループアンテナの動作に不要なため、端子Kは、他の端子に接続しない。つまり地線6a~地線6dの一端は、開放される。第1バラントランス14と第1同軸コネクタ12も、ループアンテナの動作に不要なため、端子A及び端子Bとは他の端子に接続しない。
これにより、エレメント8aとエレメント8bとは切り替え部10の端子Cと端子Dとを給電点とするループアンテナとなり、エレメント8cとエレメント8dとは切り替え部10の端子Eと端子Fとを給電点とするループアンテナとなる。両ループアンテナ(エレメント8aとエレメント8b及びエレメント8cとエレメント8d)は直交する構造であることと、両ループアンテナの入出力電力は90度ハイブリッド17により位相が90度ずれた状態で合成、あるいは分配されることから、円偏波励振するクロスループアンテナとして動作する。
なお、ここでは給電回路9内の第1バラントランス14にモード整合機能を持たせたが、地線6a~地線6dが2波長以上などの長い場合には、モード整合機能は無くても良い。
このように、実施の形態1に係るアンテナ装置100は、メインマスト1と、第1エレメント部81(エレメント8aとエレメント8b)と、第2エレメント部82(エレメント8cと8d)とは、上部絶縁構造3によりメインマスト1の上部で相互に非導通である。これにより、クロスループアンテナの動作を阻害する第1エレメント部81と第2エレメント部82との接続関係がアンテナ装置100の上部に存在しないため、アンテナ装置100の動作モードの切り替えは給電回路9のみで実現できる。また、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは広帯域な特性を得やすい菱形形状を保っているため、広帯域なモノポールアンテナの特性も得ることが可能である。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置200の上部絶縁構造31の構成図である。図10(a)は、上部絶縁構造31の構造図である。図10(b)は、上部絶縁構造31近傍の拡大図である。アンテナ装置200は、アンテナ装置100の上部絶縁構造3の構成が異なるものである。アンテナ装置100の上部絶縁構造3は1つの構造物であったが、アンテナ装置200の上部絶縁構造31は、絶縁部3aが分割された構造である。
上部絶縁構造31では、絶縁部3aは、第1絶縁部材と第2絶縁部材とから構成される。第1絶縁部材と第2絶縁部材とは、それぞれメインマスト1に取り付けられる。第1支持部3bは、第1絶縁部材に取り付けられる。第2支持部3cは、第2絶縁部材に取り付けられる。つまり、第1支持部3bは、第1絶縁部材を介してメインマスト1に設けられる。また。第2支持部3cは、第2絶縁部材を介してメインマスト1に設けられる。第1支持部3bと第2支持部3cとは、互いに接触しないように設けられる。第1支持部3bとメインマスト1とは第1絶縁部材によって絶縁されるため、相互に非導通である。第2支持部3cとメインマスト1とは、第2絶縁部材によって絶縁されるため、相互に非導通である。また、第1支持部3bと第2支持部3cとは接触しないため、メインマスト1と第1支持部3bと第2支持部3cとは、相互に絶縁される。
上部絶縁構造31の詳細な構成を説明する。第1支持部3bに、エレメント8aの一端とエレメント8bの一端とがそれぞれ接続される。第1支持部3bは導電性を有する端子であるため、エレメント8aの一端とエレメント8bの一端とは、第1支持部3bを介して相互に導通する。また、第2支持部3cに、エレメント8cの一端とエレメント8dの一端とがそれぞれ接続される。第2支持部3cは導電性を有する端子であるため、エレメント8cの一端とエレメント8dの一端とは、第2支持部3cを介して相互に導通する。つまり、第1エレメント部81は、第1支持部3bを介して電気的に接続されたエレメント8aとエレメント8bとから構成される。第2エレメント部82は、第2支持部3cを介して電気的に接続されたエレメント8cとエレメント8dとから構成される。
また、上記の通り、第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aによって絶縁されるため、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは、メインマスト1に接続される部分である上部絶縁構造31において、絶縁される。つまり上部絶縁構造31によって、第1エレメント部81と第2エレメント部82とメインマスト1とは、絶縁された構成となる。その他の構成は、アンテナ装置100と実質的に同様の構成のため、ここでは説明を省略する。
このように構成されたアンテナ装置200であっても、メインマスト1と、第1エレメント部81(エレメント8aとエレメント8b)と、第2エレメント部82(エレメント8cと8d)とは、上部絶縁構造31によりメインマスト1の上部で相互に非導通である。これによりクロスループアンテナの動作を阻害する第1エレメント部81と第2エレメント部82との接続関係がアンテナ装置200の上部に存在しないため、アンテナ装置200の動作モードの切り替えは給電回路9のみで実現できる。また、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは広帯域な特性を得やすい菱形形状を保っているため、広帯域なモノポールアンテナの特性も得ることが可能である。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置300の上部絶縁構造32の構成図である。図11(a)は、上部絶縁構造32の構造図である。図11(b)は、上部絶縁構造32近傍の拡大図である。アンテナ装置300は、アンテナ装置100の上部絶縁構造3の構成が異なるものである。
アンテナ装置100の上部絶縁構造3及びアンテナ装置200の上部絶縁構造31では第1支持部材3b、第2支持部材3cは板状の金属で構成していたが、アンテナ装置300の上部絶縁構造32では第1支持部3bと第2支持部3cとは、図3に示すように、メインマスト1の形状に沿った筒状の金属である。ここでは、円筒状の金属に、金属性の2つのフランジ状の板が設けられたものである。第1支持部3bと第2支持部3cとは、メインマスト1を締め付けるクランプでもよい。クランプは、1つまたは複数が組み合わされたC状またはコの字状の金属から成る金具である。また、絶縁部3aは、第1支持部3bと第2支持部3cとメインマスト1との間に設けられ、メインマスト1の形状に沿った筒状の絶縁性を有する部材である。ここでは、絶縁部3aは一体であるが、アンテナ装置200と同様に、分割された構造でもよい。
絶縁部3aは、メインマスト1に取り付けられる。第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aに互いに接触せずに取り付けられる。つまり、第1支持部3bと第2支持部3cとは、メインマスト1に絶縁部3aを介して設けられることになり、第1支持部3bと第2支持部3cとメインマスト1とは絶縁材3aによって絶縁されるため、相互に非導通である。
上部絶縁構造32の詳細な構成を説明する。第1支持部3bのフランジ状の板の部分に、エレメント8aの一端とエレメント8bの一端とがそれぞれ接続される。第1支持部3bは導電性を有する端子であるため、エレメント8aの一端とエレメント8bの一端とは、第1支持部3bを介して相互に導通する。また、第2支持部3cのフランジ状の板の部分に、エレメント8cの一端とエレメント8dの一端とがそれぞれ接続される。第2支持部3cは導電性を有する端子であるため、エレメント8cの一端とエレメント8dの一端とは、第2支持部3cを介して相互に導通する。つまり、第1エレメント部81は、第1支持部3bを介して電気的に接続されたエレメント8aとエレメント8bとから構成される。第2エレメント部82は、第2支持部3cを介して電気的に接続されたエレメント8cとエレメント8dとから構成される。
また、上記の通り、第1支持部3bと第2支持部3cとは、絶縁部3aによって絶縁されるため、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは、メインマスト1に接続される部分である上部絶縁構造32において、絶縁される。つまり上部絶縁構造32によって、第1エレメント部81と第2エレメント部82とメインマスト1とは、絶縁された構成となる。その他の構成は、アンテナ装置100と実質的に同様の構成のため、ここでは説明を省略する。
このように構成されたアンテナ装置300であっても、メインマスト1と、第1エレメント部81(エレメント8aとエレメント8b)と、第2エレメント部82(エレメント8cと8d)とは、上部絶縁構造32によりメインマスト1の上部で相互に非導通である。これによりクロスループアンテナの動作を阻害する第1エレメント部81と第2エレメント部82との接続関係がアンテナ装置300の上部に存在しないため、アンテナ装置300の動作モードの切り替えは給電回路9のみで実現できる。また、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは広帯域な特性を得やすい菱形形状を保っているため、広帯域なモノポールアンテナの特性も得ることが可能である。
実施の形態4.
図12は、本発明の実施の形態4に係るアンテナ装置400の側面図である。図12は、図2を基準とした図である。アンテナ装置400は、アンテナ装置100に、避雷突針部18と、導電部材19とをさらに備えたものである。避雷突針部18は、メインマスト1の頂部に設けられる。避雷突針部18は、少なくとも一部がメインマストの上部から突出する。メインマスト1の下部に導電部材19が設けられる。導電部材19は、一端がメインマスト1の下部に接続され、他端が接地極に接続される。つまり、メインマスト1は、導電部材19を介して接地される。また、メインマスト1と給電回路9とは、絶縁される。なお、ここでは、アンテナ装置400は、アンテナ装置100に、避雷突針部18と、導電部材19とをさらに備えたものとしたが、アンテナ装置200またはアンテナ装置300に避雷突針部18と、導電部材19とをさらに備えたものとしても良い。その他の構成は、アンテナ装置100と実質的に同様の構成のため、ここでは説明を省略する。
次に動作原理について説明する。アンテナとしての動作は実施の形態1と変わらないため割愛する。メインマスト1はアンテナの動作に使用しておらず、その他の構成品と絶縁され電気的に浮遊した状態である。よって、メインマスト1を避雷針として機能させることが可能である。つまり、独立した避雷系を備えることができるため、避雷系を別途用意する必要がなくなる。
このように構成されたアンテナ装置400であっても、メインマスト1と、第1エレメント部81(エレメント8aとエレメント8b)と、第2エレメント部82(エレメント8cと8d)とは、上部絶縁構造3によりメインマスト1の上部で相互に非導通である。これによりクロスループアンテナの動作を阻害する第1エレメント部81と第2エレメント部82との接続関係がアンテナ装置400の上部に存在しないため、アンテナ装置400の動作モードの切り替えは給電回路9のみで実現できる。また、第1エレメント部81と第2エレメント部82とは広帯域な特性を得やすい菱形形状を保っているため、広帯域なモノポールアンテナの特性も得ることが可能である。また、避雷性能に優れたアンテナ装置を提供することができる。
1 メインマスト(マスト)、
2 フランジ、
3、31、32 上部絶縁構造、
3a 絶縁部、
3b 第1支持部
3c 第2支持部
4 下部絶縁構造、
5 ベースプレート、
6a~6d 地線、
7a~7d 支線、
8a エレメント(第1エレメント部材)、
8b エレメント(第2エレメント部材)、
8c エレメント(第3エレメント部材)、
8d エレメント(第4エレメント部材)、
81 第1エレメント部
82 第2エレメント部
9 給電回路
10 切り替え部
11 給電部
12 第1同軸コネクタ
13 第2同軸コネクタ
14 第1バラントランス
15 第2バラントランス
16 第3バラントランス
17 90度ハイブリッド
18 避雷突針部
19 導電部材
100、200、300、400 アンテナ装置。

Claims (7)

  1. モノポールアンテナとして動作する第1モードとクロスループアンテナとして動作する第2モードとを切り替え可能なアンテナ装置であって、
    マストと、前記第1モードと前記第2モードとを切り替える切り替え部と、前記切り替え部に接続された給電部と、前記切り替え部に接続された環状の第1エレメント部と、前記切り替え部に接続され、前記第1エレメント部と互い違いに交差する環状の第2エレメント部と、前記切り替え部に接続された地線と、前記マストに設けられた絶縁部と、前記絶縁部に設けられ、前記第1エレメント部の一部を支持する第1支持部と、前記絶縁部に設けられ、前記第2エレメント部の一部を支持する第2支持部とを備え、
    前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記絶縁部によって絶縁されたアンテナ装置。
  2. 前記切り替え部は、
    前記第1モードでは、前記第1エレメント部の両端と前記第2エレメント部の両端とに前記給電部の一方を接続し、前記地線に前記給電部の他方を接続し、
    前記第2モードでは、前記第1エレメント部の一端と前記第2エレメント部の一端とに前記給電部の一方を接続し、前記第1エレメント部の他端と前記第2エレメント部の他端とに前記給電部の他方を接続する請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電部は、第1同軸コネクタと第2同軸コネクタと、第1バラントランスと第2バラントランスと第3バラントランスと、入出力電力の位相を90度ずらして合成または分配する90度ハイブリッドとから構成され、
    前記第1同軸コネクタは、前記第1バラントランスに接続され、前記第1バラントランスは前記切り替え部に接続され、
    前記第2同軸コネクタは、前記90度ハイブリッドに接続され、前記90度ハイブリッドは、前記第2バラントランスと前記第3バラントランスとに接続され、前記第2バラントランスと前記第3バラントランスとは前記切り替え部に接続され、
    前記切り替え部は、
    前記第1モードでは、前記第1エレメント部の両端と前記第2エレメント部の両端とに前記第1バラントランスの一端を接続し、前記地線に前記第1バラントランスの他端を接続し、
    前記第2モードでは、前記第1エレメント部の一端に前記第2バラントランスの一端を接続し、前記第1エレメント部の他端に前記第2バラントランスの他端を接続し、前記第2エレメント部の一端に前記第3バラントランスの一端を接続し、前記第2エレメント部の他端に前記第3バラントランスの他端を接続する請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記マストを引張して固定する複数の絶縁性の支線を備え、
    前記第1支持部と前記第2支持部とは導電性を有し、
    前記第1エレメント部は、前記第1支持部を介して接続された第1エレメント部材と第2エレメント部材とから構成され、
    前記第2エレメント部は、前記第2支持部を介して接続された第3エレメント部材と第4エレメント部材とから構成され、
    前記支線は、前記第1エレメント部材と前記第2エレメント部材と前記第3エレメント部材と前記第4エレメント部材とのそれぞれに対応して設けられ、
    前記第1エレメント部材と前記第2エレメント部材と前記第3エレメント部材と前記第4エレメント部材とは、それぞれ対応して設けられた前記支線に一部が支持された請求項1から請求項3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記マストに設けられた避雷突針部と、前記マストに設けられた導電部材とを備え、
    前記マストは、前記導電部材を介して接地され、
    前記避雷突針部は、少なくとも一部が前記マストの上部から突出し、
    前記マストと前記給電部とは絶縁されたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1エレメント部と前記第2エレメント部とは、互い違いに交差する部分が直交する請求項1から請求項5の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記絶縁部は、第1絶縁部材と第2絶縁部材とから構成され、
    前記第1支持部は、前記第1絶縁部材に設けられ、
    前記第2支持部は、前記第2絶縁部材に設けられた請求項1から請求項6の何れか1項に記載のアンテナ装置。
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