JP7018345B2 - ゲル状洗浄剤組成物及び洗浄剤製品 - Google Patents
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Description
しかしながら、このような洗浄剤は、使用者が容器から押し出し、これをトイレの便器内面等に付着させる必要があるところ、粘度を徒に高めると、このような押し出し作業が困難となる。
セルロースナノファイバーと、界面活性剤と、水と、ヒドロキシエチルセルロースと、を含有し、
前記セルロースナノファイバーの含有割合は、0.02質量%以上、0.2質量%以下であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、ゲル状洗浄剤組成物であって
セルロースナノファイバーと、界面活性剤と、水と、カルボキシメチルセルロースと、を含有し、
前記セルロースナノファイバーの含有割合は、0.02質量%以上、0.2質量%以下であり、
前記カルボキシメチルセルロースの含有割合は、0.5質量%以上、10質量%以下であることを特徴とする。
本発明によれば、トイレの便器内面等への定着性が高く、かつ容器から押し出し易いゲル状洗浄剤組成物を提供することができる。
前記セルロースナノファイバーは、平均繊維幅が、30nm以上、50nm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、洗浄効果をさらに高めることができる。
請求項1から3のいずれか一項に記載のゲル状洗浄剤組成物が、押し出し式容器に収納された洗浄剤製品である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の洗浄剤製品であって、
前記押し出し式容器は、
前記ゲル状洗浄剤組成物を押し出すための吐出口と、
前記吐出口の周囲を囲むようにして配置された複数の突起部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、トイレの便器内面等への定着性が高く、かつ容器から押し出し易いゲル状洗浄剤組成物が収納された洗浄剤製品を提供することができる。
本発明の実施形態であるゲル状洗浄剤組成物は、ゲル状に形成され、セルロースナノファイバー(以下、「CNF」という。)を含有するものである。
なお、本発明において、「ゲル状」とは、25℃において、ゾルにならず、定形性のある半固形状の状態をいう。
CNFとは、パルプ繊維を解繊して得られる微細なセルロース繊維をいい、一般的に平均繊維幅がナノサイズ(1nm以上、1000nm以下)のセルロース微細繊維を含むセルロース繊維をいう。
例えば、パルプ繊維に対して機械的手法の解繊処理を施したものに、カルボキシメチル化等の化学的処理を施しても良いし、酵素処理を施してもよい。
また、化学的処理や酵素処理を施したCNFに、機械的手法の解繊処理を施してもよい。
まず、固形分濃度0.01~0.1質量%のセルロースナノファイバーの水分散液100mlをテフロン(登録商標)製メンブレンフィルターでろ過し、エタノール100mlで1回、t-ブタノール20mlで3回溶媒置換する。
次に、凍結乾燥し、オスミウムコーティングして試料とする。この試料について、構成する繊維の幅に応じて5000倍、10000倍又は30000倍のいずれかの倍率(段落0021に記載のCNFについては、30000倍の倍率を用いた。)で電子顕微鏡SEM画像による観察を行う。具体的には、観察画像に二本の対角線を引き、対角線の交点を通過する直線を任意に三本引く。さらに、この三本の直線と交錯する合計100本の繊維の幅を目視で計測する。そして、計測値の中位径(メジアン径)を平均繊維径とする。なお、計測値の中位径に限らず、例えば、数平均径や、モード径(最頻径)を平均繊維径としてもよい。
ゲル状洗浄剤組成物は、CNF以外に、界面活性剤、香料、グリセリン、水等を含む。この内、界面活性剤及び水を含有することは必須である。
界面活性剤の含有割合としては、10質量%以上、60質量%以下であることが好ましい。10質量%未満であるとゲル状となり難く、60質量%を超えると固体となってしまう。さらに、30質量%以上、39質量%以下であることが最も好ましい。
香料の含有割合としては、0.5質量%以上、10質量%以下であることが好ましい。0.5質量%未満であると、芳香作用が十分でない場合が多く、10質量%を超えるとゲル状となり難くなる。さらに、3質量%以上、7質量%以下であることが最も好ましい。
グリセリンの含有割合としては、3質量%以上、20質量%以下であることが好ましい。
CNFは、チクソトロピー性が高い。すなわち、剪断応力を受けている際には粘度が低下し易く、静止している際には、粘度が上昇し易い。
したがって、使用者がゲル状洗浄剤組成物を容器から押し出そうとして力を加えた際には、その粘度が低下し、ゲル状洗浄剤組成物を容器から押し出す作業が容易となる。また、これをトイレの便器内面等に付着させた後には、その粘度が上昇し、定着性が高まることから、長時間洗浄効果を発揮させることができる。
ゲル状洗浄剤組成物には、さらに、カルボキシメチルセルロース(以下、「CMC」という。)を含有していてもよい。
CMCは、CNFのOH基に結合することで、静電相互作用により立体障害的に分子同士を離れやすくし、CNFの凝集を防ぎ、その効果を高めることができる。
CNF含有ゲル状洗浄剤組成物にHECを加える場合の含有割合としては、0.5質量%以上、10質量%以下であることが好ましい。0.5質量%未満であると、上記の効果を十分に発揮できず、10質量%を超えるとゲル化が不安定となり、ゲル状を維持し難くなる。さらに、1質量%以上、5質量%以下であることが最も好ましい。
次に、実施形態に係るゲル状洗浄剤組成物からなるゲル状洗浄剤Wを、トイレの便器内面等に付着させるために用いられる押し出し式容器100について、図1から図3に基づいて説明する。ただし、押し出し式容器100は一例にすぎず、実施形態に係るゲル状洗浄剤組成物からなるゲル状洗浄剤Wをトイレの便器内面等に付着させるために用いられる容器の形状は、これに限られるものではない。
押し出し式容器100は、図1に示すように、容器本体1と、吐出部2と、を備える。
容器本体1は、内部が空洞となり収納空間Sが形成され、ゲル状洗浄剤Wによって充填される、押し出し式容器100の本体をなす部材である。
図1及び図2に示すように、容器本体1には、一端が扁平となるように融着され、扁平端部11が形成されている。また、図2に示すように、もう一方の端部は略円形の開口部となっており、本体側開口部12が形成されている。
容器本体1は、図2に示すように、本体側開口部12の周囲の外周が、後述の吐出部2の吐出部側開口部211の内周と略同一の直径を有する円形に形成され、容器本体1が吐出部側開口部211に挿入されるようにして、容器本体1と吐出部2とが、所定の接着剤によって接着する等の任意の方法により接続されている。
なお、これとは反対に、本体側開口部12の内周が、後述の吐出部2の吐出部側開口部211の周囲の外周と略同一の直径を有する円形に形成され、吐出部2が本体側開口部12に挿入されるようにして、容器本体1と吐出部2とが接続されていてもよい。ただし、ゲル状洗浄剤Wの押し出し時に剥がれ難くするため、図2に示すように接続されている方が好ましい。
具体的な材料としては、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリプロピレン(PP)、アルミ、各種蒸着フィルム等が用いられる。
吐出部2は、ゲル状洗浄剤Wが押し出される開口部をなす部分であり、図1及び図2に示すように、接続部21と、突出部22と、を備える。
吐出部2は、容器本体1と比較して硬質な材料によって形成される。具体的な硬度としては、90から100であることが好ましい。なお、上記硬度は、JIS K 6253(タイプAデュロメータ)によって測定されたものである。
具体的な材料としては、例えばPET、PP等が用いられる。
接続部21は、図1及び図2に示すように、一方の端部は略円形の開口部となっており、吐出部側開口部211が形成されている。
図2に示すように、吐出部側開口部211の内周は、容器本体1の本体側開口部12の周囲の外周と略同一の直径を有する円形に形成され、容器本体1が吐出部側開口部211に挿入されるようにして、容器本体1と吐出部2とが、所定の接着剤によって接着する等の任意の方法により接続されている。
なお、これとは反対に、吐出部2の吐出部側開口部211の周囲の外周が、本体側開口部12の内周と略同一の直径を有する円形に形成され、吐出部2が本体側開口部12に挿入されるようにして、容器本体1と吐出部2とが接続されていてもよい。ただし、ゲル状洗浄剤Wの押し出し時に剥がれ難くするため、図2に示すように接続されている方が好ましい。
突出部22は、図2に示すように、筒状に形成され、接続部21の容器本体1と接続される側とは反対側の面に形成された開口部に接続され、接続部21を介して、容器本体1の収納空間Sと接続されている。これによって、接続部21及び突出部22の内部を通って、収納空間S内のゲル状洗浄剤Wを押し出すことができる。
また、突出部22の長さは、後述のようにして、ゲル状洗浄剤Wを便器の内面に押し付ける際に、容器本体1から便器内面までに適切な距離を確保し、押し付ける作業を行い易くするため、突起部222…を除いて、5mmから30mmであることが好ましく、10mmから20mmであればさらに好ましい。
また、突起部222…は、上記効果を好適に生じさせるため、吐出口221の周囲から、0.5mmから5mm突出するように形成されることが好ましく、1mmから3mm突出するように形成されることがさらに好ましい。突起部222…の間の間隙は、突出部22先端にゲル状洗浄剤Wが付着してしまうことを防止するため、1mm以上の幅を有することが好ましい。
また、突起部222…は、全て同じ長さに形成され、先端部が同一平面状に位置するように形成されていることが好ましい。
押し出し式容器100を使用する際には、使用者は、まず、容器本体1を把持した上で、これを押圧し、突出部22の先端から、収納空間S内部のゲル状洗浄剤Wが押し出された状態とする。この際、使用者は、便器内面等に付着させたい量に応じて、押し出す量を調整する。
なお、この際には、突出部22が直接便器内面等に振れないようにする。
この際、上記のように、突出部22の周りに、均等にゲル状洗浄剤Wが広がり、突出部22の外側であった部分において付着量が多くなり、突出部22と重なっていた部分において付着量が少なくなるため、便器内面に付着したゲル状洗浄剤Wは、図3に示すような、中心部に凹部が形成され、その周囲が、前記凹部の全周を囲むように突出した形状となる。
押し出し式容器100によれば、上記のように、図3に示すような形状となるように、便器内面等に対してゲル状洗浄剤Wを付着させることができる。
便器内面等に付着し、流水によって徐々に解け出す洗浄剤は、長時間トイレ等が使用されず、水が流されることがないと、付着させた洗浄剤の表面が乾燥してしまう。そして、過度に乾燥して固まってしまうと、トイレ等の流水によって溶け出さなくなってしまい、洗浄剤としての効果が失われてしまうことがある。
この点、押し出し式容器100によれば、上記のように中央に凹部が形成されるようにして、ゲル状洗浄剤Wを便器内面等に付着させることができることから、当該凹部に水が溜まり易く、付着させたゲル状洗浄剤Wの乾燥を防止することができる。
吐出部2の突出部22の先端形状は、上記の突起部222…を備えるものに限られない。ただし、先端部の円周上に複数の間隙を有する形状であることが好ましい。また、突出部22先端にゲル状洗浄剤Wが付着してしまうことを防止するため、それぞれの間隙が、1mm以上の幅を有することが好ましい。
以下の実施例及び比較例に係るゲル状洗浄剤組成物を用意した。
界面活性剤を35質量%、香料を3質量%、グリセリンを15質量%、CNFを0.02質量%(2質量%水溶液を1質量%)、水を46.98質量%の割合で含有するゲル状洗浄剤組成物である。
界面活性剤としては、PC-2465(ミヨシ油脂株式会社製)を用いた。
香料としては、クリーンフローラル(栄香料株式会社製)を用いた。
グリセリンとしては、濃グリセリン(新日本理化株式会社製)を用いた。
CNFとしては、段落0019から0020に記載したものを使用した。
界面活性剤を35質量%、香料を3質量%、グリセリンを15質量%、CNFを0.06質量%(2質量%水溶液を3質量%)、水を46.94質量%の割合で含有するゲル状洗浄剤組成物であり、各含有物の具体的な内容は、実施例1と同様である。
界面活性剤を35質量%、香料を3質量%、グリセリンを15質量%、CNFを0.1質量%(2質量%水溶液を5質量%)、水を46.9質量%の割合で含有するゲル状洗浄剤組成物であり、各含有物の具体的な内容は、実施例1と同様である。
界面活性剤を35質量%、香料を3質量%、グリセリンを15質量%、CNFを0質量%、水を47質量%の割合で含有するゲル状洗浄剤組成物であり、各含有物の具体的な内容は、実施例1と同様である。
上記実施例及び比較例に係るゲル状洗浄剤組成物を用いて、以下の2種類の評価を行った。
実施例及び比較例に係るゲル状洗浄剤組成物につき、80℃に暖めた上で、押し出し式容器(スクラビングバブルトイレスタンプクリーナー用容器、ジョンソン株式会社製)に、40ml押し込み、室温(25℃)まで冷ました。
正方形のタイル(株式会社LIXIL(旧株式会社INAX)製内装タイル(型番SPKC-1060/L06KC)、底面の寸法;97mm×97mm、厚さ;5.0mm)につき、各辺の中心を結ぶ直線を引いて4つの正方形の領域に区分けした。
区分けされた4つの正方形の領域のそれぞれの対角線の交点となる位置4か所に、上記容器を用いて、ゲル状洗浄剤組成物を押し出した。具体的には、上記対角線の交点のうち一か所には実施例1に係るゲル状洗浄剤組成物を、上記対角線の交点のうち一か所には実施例2に係るゲル状洗浄剤組成物を、上記対角線の交点のうち一か所には実施例3に係るゲル状洗浄剤組成物を、上記対角線の交点のうち一か所には比較例1に係るゲル状洗浄剤組成物を、それぞれ直径30mmの略円形となるように、7ml押し出し、付着させた。
タイルの各辺の中心を結ぶ直線の交点に、水(温度12℃)を、タイル表面からの高さ100mmの蛇口から、2l/分の流量となるように調整して注ぎ、10分後の状態を評価した。
実施例及び比較例に係るゲル状洗浄剤組成物につき、80℃に暖めた上で、押し出し容器(スクラビングバブルトイレスタンプクリーナー用容器、ジョンソン株式会社製)に、40ml押し込み、室温(25℃)まで冷ました。
被験者5人に、押し出し容器から、ゲル状洗浄剤組成物を押し出させ、押し出し易いと感じたか否かを評価させ、押し出し易いと感じた人数につき評価した。
評価の結果を表Iに示す。
実施例1から3と、比較例1との比較により、ゲル状洗浄剤組成物につき、CNFを加えることで、その定着性と、容器からの押し出し易さの両者を向上させることができることが分かる。
また、実施例1及び2と実施例3との比較により、CNFの含有量を0.1質量%以上とすることで、さらに定着性を向上できることが分かる。
また、実施例1と実施例2及び3との比較により、CNFの含有量を0.06質量%以上とすることで、さらに容器からの押し出し易さを向上できることが分かる。
1 容器本体
11 扁平端部
12 本体側開口部
2、2A 吐出部
21 接続部
211 吐出部側開口部
22、22A 突出部
221、221A 吐出口
222 突起部
W ゲル状洗浄剤
S 収納空間
Claims (5)
- セルロースナノファイバーと、界面活性剤と、水と、ヒドロキシエチルセルロースと、を含有し、
前記セルロースナノファイバーの含有割合は、0.02質量%以上、0.2質量%以下であることを特徴とするゲル状洗浄剤組成物。 - セルロースナノファイバーと、界面活性剤と、水と、カルボキシメチルセルロースと、を含有し、
前記セルロースナノファイバーの含有割合は、0.02質量%以上、0.2質量%以下であり、
前記カルボキシメチルセルロースの含有割合は、0.5質量%以上、10質量%以下であることを特徴とするゲル状洗浄剤組成物。 - 前記セルロースナノファイバーは、平均繊維幅が、30nm以上、50nm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲル状洗浄剤組成物。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載のゲル状洗浄剤組成物が、押し出し式容器に収納された洗浄剤製品。
- 前記押し出し式容器は、
前記ゲル状洗浄剤組成物を押し出すための吐出口と、
前記吐出口の周囲を囲むようにして配置された複数の突起部と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の洗浄剤製品。
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