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JP7009882B2 - 表示プログラム、表示方法、及び表示装置 - Google Patents

表示プログラム、表示方法、及び表示装置 Download PDF

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JP7009882B2 JP2017185383A JP2017185383A JP7009882B2 JP 7009882 B2 JP7009882 B2 JP 7009882B2 JP 2017185383 A JP2017185383 A JP 2017185383A JP 2017185383 A JP2017185383 A JP 2017185383A JP 7009882 B2 JP7009882 B2 JP 7009882B2
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Description

開示の技術は、表示プログラム、表示方法、及び表示装置に関する。
車両のドライバの注視対象領域に対する注視状況の推定結果がどれだけ信頼できるものであるかを把握する運転支援装置が知られている。この運転支援装置は、ドライバの視線方向を示す視線データの種類を判定する。そして、運転支援装置は、運転シーンに応じて設定した注視対象領域と、運転シーンに応じて予め定められた判定時間に取得された複数の視線データが示す視線方向とに基づいて、注視対象領域に対するドライバの注視状況を推定する。そして、運転支援装置は、注視対象領域の設定精度、及び判定時間に取得された複数の視線データの各々の種類に関する視線データの構成状況の少なくとも一方に基づいて、注視状況の推定結果の信頼度を算出する。
また、トップダウン型注意とボトムアップ型注意の相関関係を示す情報を生成することができる顕著性分析装置が知られている。この顕著性分析装置は、消費者の関心領域として視線の停留点を視線追跡情報から算出し、停留点と顕著性値の相関関係が視覚的にわかるように、停留点を顕著性マップにプロットした画像を顕著性評価情報として生成することを特徴とする。
また、情報漏えいの可能性を確認できる管理サーバが知られている。この管理サーバは、ユーザ端末のスクリーン画像を取得し、スクリーン画像内での表示領域毎に、機密レベルが高い領域を特定した機密レベル情報を取得し、スクリーン画像でユーザが注視した視線情報を取得する。そして、管理サーバは、取得した機密レベル情報および視線情報に基づいて、スクリーン画像の機密レベルが高い領域をユーザが注視したかを可視化する情報を管理者端末に表示させる。
また、表示される複数の領域の中のどの領域がどのような順序で注視されたかを知るための注視領域データ生成装置が知られている。この注視領域データ生成装置は、視点の動きが停止したことを検出したなら、視点の位置を示す停留点座標を含む停留点データを生成する。そして、注視領域データ生成装置は、停留点データ内の停留点座標を内包する画面内領域座標を含む領域データを検索し、当該領域データから領域IDを読み出す。そして、注視領域データ生成装置は、当該読み出した領域IDを含む注視領域データを生成し、当該注視領域データの生成順序に応じた注視順序情報を対応づける。
特開2015‐127937号公報 特開2014‐167673号公報 特開2017‐16647号公報 特開2013‐080365号公報
このように、人の視線を解析することが行われている。しかし、例えば、人の各時刻の視線データからヒートマップ及びスキャンパスを時系列に生成し表示する際には、ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示画像がわかりにくくなる場合がある。
一つの側面では、開示の技術は、特定の動作を示す視線データの視認性を向上させることが目的である。
開示の技術は、一つの実施態様では、ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定する。そして、前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から前記特定の動作が終了した時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する。また、前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する。
一つの側面として、特定の動作を示す視線データの視認性を向上させることができる、という効果を有する。
実施形態に係る表示装置の概略ブロック図である。 データ記憶部に格納されるテーブルの一例を示す図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像の一例を示す図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 ヒートマップ及びスキャンパスを含む表示用画像を説明するための説明図である。 視線の停留動作を説明するための説明図である。 視線の往復動作を説明するための説明図である。 本実施形態の表示用画像の表示制御を説明するための説明図である。 本実施形態の表示用画像の表示制御を説明するための説明図である。 本実施形態の表示用画像の表示制御を説明するための説明図である。 実施形態に係る表示装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の表示処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の停留動作判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の往復動作判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の表示処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の読み動作判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の改行判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1に示すように、第1の実施形態に係る表示装置10は、表示制御装置12と、出力装置20とを備えている。
表示制御装置12は、ユーザの視線の位置の時系列を含む視線データを表す表示用画像を、出力装置20へ表示させる。表示制御装置12は、データ記憶部14と、判定部16と、制御部18とを備えている。
データ記憶部14には、ユーザの視線の位置の時系列を含む視線データが格納されている。視線データは、例えば、図2に示されるように、テーブルの形式で格納される。図2に示すテーブルには、識別情報を表す番号と、時刻と、時刻に対応するフレーム画像と、視線データを表す視線の座標とが対応付けられて格納される。図2に示されるテーブルでは、例えば、番号1に対応するデータとして、時刻t1に取得されたフレーム画像IM1中に、視線の座標(x1,y1)が格納される。フレーム画像IM1は、時刻t1にユーザが見ている画像である。
図3、図4A、図4B、図4C、図5A、図5B、及び図5Cに、視線データから生成される表示用画像を説明するための説明図を示す。図3に示されるように、本実施形態の表示用画像は、視線のヒートマップ及び視線のスキャンパスを含む。なお、図中の濃淡の領域が視線のヒートマップを表し、線が視線のスキャンパスを表す。
図3に示されるように、ヒートマップ及びスキャンパスを表示する際、各時刻の視線データから得られるヒートマップ及びスキャンパスを一度に表示用画像に表示させる場合には、ユーザの視線に関する動作がわかりにくい。
具体的には、各時刻の視線の停留を表すヒートマップを一度に表示させる場合には、時間の要素がなくなるため、ユーザの視線の位置の時系列の順番がわからなくなる。また、各時刻の視線の移動を表すスキャンパスを一度に表示させる場合には、ユーザが対象物のどこを注視していたかがわからなくなり、表示させる対象のデータ数が増加すると、スキャンパスを表す線が錯綜してわかりにくくなる。
このため、例えば、図4A、図4B、及び図4Cに示されるように、所定の時間区間の各時刻の視線データから生成された表示用画像の各々を、時系列順に表示する場合が考えられる。具体的には、図4Aの左側の表示用画像が表示された後に、図4Aの右側の表示用画像が表示される。次に、図4Bの左側の表示用画像が表示された後に、図4Bの右側の表示用画像が表示される。そして、図4Cの左側の表示用画像が表示された後に、図4Cの右側の表示用画像が表示される。この場合には、表示する対象のデータ数が一定となる。
しかし、表示する対象のデータ数を一定とする場合には、ユーザの特定の動作が分かりにくい場合がある。例えば、図5A、図5B、及び図5Cに示されるように、ユーザの特定の動作が往復動作である場合、表示する対象のデータ数を一定とすると、視線データが所定のデータ数で区切られてしまい、ユーザの視線の往復動作の様子が分かりにくい。
具体的には、図5Aの左側の表示用画像が表示された後に、図5Aの右側の表示用画像が表示される。そして、図5Bの左側の表示用画像が表示されるときには、図5Aの右側の表示用画像に映っていた停留点が消えてしまう。また、図5Bの右側の表示用画像が表示されるときには、図5Bの左側の表示用画像に映っていた停留点が消えてしまう。同様に、図5Cの左側の表示用画像が表示されるときには、図5Bの左側の表示用画像に映っていた停留点が消えてしまう。
そこで、本実施形態では、ユーザの視線に関する動作が特定の動作であるか否かを判定し、特定の動作の判定結果に応じて、視線データの表示区間を動的に変更させて表示用画像を生成し、表示用画像の各々を時系列順に表示するように制御する。本実施形態では、特定の動作が視線の停留動作及び視線の往復動作である場合を例に説明する。以下、具体的に説明する。
判定部16は、データ記憶部14に格納された視線データから、ユーザの視線に関する動作を判定する。判定部16は、ユーザの視線に関する動作が、視線の停留動作及び視線の往復動作であるか否かを判定する。
具体的には、判定部16は、データ記憶部14に格納された視線データに基づいて、所定データ数におけるユーザの視線の位置の移動距離が、予め設定された停留動作に関する閾値以下である場合に、ユーザの視線に関する動作が停留動作であることを判定する。
例えば、判定部16は、データ記憶部14に格納された各時刻のフレーム画像の各々について、特定の時刻のフレーム画像における視線の位置と、特定の時刻の次時刻以降のフレーム画像における視線の位置との間の距離の各々を算出する。そして、判定部16は、視線の位置の距離の各々に基づき、特定の時刻のフレーム画像における視線の位置を中心とする半径R内に、mフレーム以上連続して、次時刻以降の視線が存在する場合に、視線に関する動作が停留動作であると判定する。
例えば、図6に示されるように、判定部16は、時刻t1の視線の位置P1を中心とする半径R内に、時刻t2の視線の位置P2と時刻t3の視線の位置P3とが存在する場合等m=3以上であれば、停留動作と判定する。一方、時刻t1の視線の位置P1を中心とする半径Rの外に視線が移動し、時刻t4の視線の位置P4となった場合には、視線が移動したと判定する。
また、判定部16は、データ記憶部14に格納された視線データに基づいて、複数のフレーム画像における、ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出する。例えば、図6に示される例では、ユーザの視線の停留動作の開始点に対応する視線の位置P1が、停留点として検出される。そして、判定部16は、停留点の検出結果に基づいて、n番目の停留点の位置とn+2番目の停留点の位置との間の距離が、予め設定された往復動作に関する閾値以下である場合に、ユーザの視線に関する動作が視線の往復動作であると判定する。
図7に、視線の往復動作を説明するための説明図を示す。図7に示される例では、視線の位置P1,P2,P3によって1番目の停留動作が検出され、視線の位置P4,P5,P6によって2番目の停留動作が検出され、視線の位置P7,P8,P9によって3番目の停留動作が検出される。この場合、1番目の停留動作に対応する停留点として視線の位置P1が検出され、2番目の停留動作に対応する停留点として視線の位置P4が検出され、3番目の停留動作に対応する停留点として視線の位置P7が検出される。このとき、判定部16は、1番目の停留点P1と3番目の停留点P7との間の距離が、往復動作に関する閾値R以下である場合に、ユーザの視線に関する動作が視線の往復動作であると判定する。
制御部18は、判定部16によって視線に関する動作が特定の動作であると判定された場合、特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻について、特定の動作が開始された時刻から当該時刻までの視線データから表示用画像を生成する。そして、制御部18は、各時刻について、生成された表示用画像を表示するように制御する。
また、制御部18は、判定部16によって視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作であると判定された場合には、各時刻について、所定の時間区間分だけ前の時刻から当該時刻までの視線データから表示用画像を生成する。そして、制御部18は、各時刻について、生成された表示用画像を表示するように制御する。
図8A、図8B、及び図8Cに、表示用画像についての表示制御を説明するための説明図を示す。図8Aに示されるように、場面F1においては、ユーザの視線に関する動作は通常の動作と判定される。そのため、場面F1において、制御部18は、所定の時間区間の各時刻の視線データから生成された表示用画像を表示する。
次に、図8Aの場面F2において特定の動作である停留動作が判定されると、制御部18は、停留動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の視線データから生成された表示用画像を表示するように制御する。
また、図8Bの場面F3において特定の動作である往復動作が判定されると、制御部18は、往復動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の視線データから生成された表示用画像を表示するように制御する。これにより、図8Bの場面F4においても視線の往復動作が継続されているため、各時刻の視線データから生成された表示用画像の各々が表示される。そして、図8Cの場面Fにおいて、視線の往復動作が終了し、表示用画像に用いる視線データの数が所定数に戻る。
出力装置20には、制御部18による制御に応じた表示用画像が表示される。出力装置20は、例えば、ディスプレイ等によって実現される。
表示制御装置12は、例えば、図9に示すコンピュータ50で実現することができる。コンピュータ50はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部53を備える。また、コンピュータ50は、出力装置20等の入出力装置が接続される 入出力interface(I/F)54、及び記録媒体59に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部55を備える。また、コンピュータ50は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部53、入出力I/F54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部53は、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部53には、コンピュータ50を表示装置10として機能させるための表示プログラム60が記憶されている。表示プログラム60は、判定プロセス61と、制御プロセス62とを有する。データ記憶領域63には、データ記憶部14を構成する情報が記憶される。
CPU51は、表示プログラム60を記憶部53から読み出してメモリ52に展開し、表示プログラム60が有するプロセスを順次実行する。CPU51は、判定プロセス61を実行することで、図1に示す判定部16として動作する。また、CPU51は、制御プロセス62を実行することで、図1に示す制御部18として動作する。また、CPU51は、データ記憶領域63から情報を読み出して、データ記憶部14をメモリ52に展開する。これにより、表示プログラム60を実行したコンピュータ50が、表示装置10として機能することになる。ソフトウェアである表示プログラム60を実行するCPU51はハードウェアである。
なお、表示プログラム60により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
次に、第1の実施形態に係る表示装置10の作用について説明する。表示装置10は、表示用画像の表示に関する指示信号を受け付けると、図10に示す表示処理ルーチンを実行する。表示処理ルーチンでは、各時刻のフレーム画像及び各時刻の視線データを用いて表示用画像を生成し、生成された表示用画像を順次表示するように出力装置20を制御する。なお、以下では、データ記憶部14に格納された各時刻のフレーム画像及び各時刻の視線データを、単にデータと称する。
ステップS100において、判定部16は、データ記憶部14に格納された各時刻のデータの各々から、1つのデータを設定する。
ステップS102において、判定部16は、上記ステップS100で設定されたデータの時刻よりも前の時刻のデータであって、かつ上記ステップS100で設定されたデータの時刻から予め定められた時間区間の各時刻のデータを、データ記憶部14から取得する。なお、予め定められた時間区間は、例えば、通常の動作に対応する表示用画像を生成する際に設定される所定の時間区間よりも長い時間区間が設定される。
ステップS104において、上記ステップS100で設定されたデータと、上記ステップS102で取得された予め定められた時間区間のデータとに基づいて、視線の停留動作が行われているか否かを判定する。ステップS104は、後述する停留動作判定処理によって実現される。
ステップS106において、判定部16は、上記ステップS104の判定結果に基づいて、視線の停留動作が行われたか否かを判定する。視線の停留動作が行われた場合には、ステップS108へ進む。一方、視線の停留動作が行われていない場合には、ステップS110へ進む。
ステップS108において、判定部16は、視線の動作モードを特定動作モードに設定する。
ステップS110において、判定部16は、視線の往復動作が行われているか否かを判定する。ステップS110は、後述する往復動作判定処理によって実現される。
ステップS112において、判定部16は、特定の動作が開始された時刻から上記ステップS100で設定されたデータの時刻までを表示区間として設定する。特定の動作が開始された時刻とは、後述するステップS104の停留動作判定処理において記憶された停留動作の開始時刻、又は後述するステップS110の往復動作判定処理において記憶された往復動作の開始時刻である。
ステップS114において、判定部16は、上記ステップS110の判定結果に基づいて、視線の往復動作が検出されたか否かを判定する。視線の往復動作が検出された場合には、ステップS108へ進む。一方、視線の往復動作が検出されていない場合には、ステップS116へ進む。
ステップS116において、判定部16は、視線の動作モードを通常動作モードに設定する。
ステップS118において、判定部16は、通常動作モード用の所定の時間区間を表示区間として設定する。
ステップS120において、制御部18は、上記ステップS108又は上記ステップS116で設定された動作モードに応じて、表示用画像を生成する。具体的には、制御部18は、動作モードが特定動作モードである場合には、上記ステップS112で設定された表示区間のデータから表示用画像を生成する。また、制御部18は、動作モードが通常動作モードである場合には、上記ステップS118で設定された表示区間のデータから表示用画像を生成する。
ステップS122において、制御部18は、上記ステップS120で生成された表示用画像を表示するように制御する。
ステップS124において、制御部18は、データ記憶部14に格納された全てのデータについて、上記ステップS100から上記ステップS122までの処理を実行したか否かを判定する。全てのデータについて、上記ステップS100から上記ステップS122の処理を実行した場合には、表示処理を終了する。上記ステップS100から上記ステップS122の処理を実行していないデータがデータ記憶部14に存在する場合には、ステップS100へ戻る。
表示処理ルーチンのステップS104において、図11に示す停留動作判定処理ルーチンが実行される。
ステップS200において、判定部16は、上記ステップS102で取得された、予め定められた時間区間のデータに基づいて、視線の移動距離を計算する。具体的には、所定時間区間のうちの最後の時刻の視線の位置と、最後の時刻より前の視線の位置の各々との間の距離を計算する。そして、視線の移動距離がR以内であるフレーム画像がmフレーム以上連続している箇所を特定し、その連続したフレーム画像の開始点を停留動作の開始点として特定する。
ステップS202において、判定部16は、上記ステップS200で得られた結果に基づいて、停留動作が存在するか否かを判定する。mフレーム以上連続して移動距離がR以下である場合には、停留動作が存在するとして、ステップS204へ進む。一方、mフレーム以上連続して移動距離の各々がR以下でない場合には、停留動作が存在しないとして、ステップS206へ進む。
ステップS204において、判定部16は、予め定められた時間区間のうちの最初の時刻を、特定動作である停留動作の開始時刻として、記憶部(図示省略)に記憶させる。
ステップS206において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、停留動作でないと判定する。
ステップS208において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、特定の動作としての停留動作であると判定する。
表示処理ルーチンのステップS110において、図12に示す往復動作判定処理ルーチンが実行される。
ステップS300において、前回の特定動作の開始時刻から上記ステップS100で設定されたデータに対応する時刻までの停留動作に対応する停留点を取得する。
ステップS302において、判定部16は、上記ステップS300で得られた停留点数の取得結果に基づいて、停留点数が2点以下であるのか又は停留点数が3点以上であるのかを判定する。停留点数が2点以下である場合には、処理を終了する。停留点数が3点以上である場合には、ステップS306へ進む。
ステップS306において、判定部16は、上記ステップS300で取得された停留点に基づいて、最新の停留点とその停留点よりも2回前の停留点との間の距離を計算する。
ステップS308において、判定部16は、上記ステップS306で計算された距離が、R以下であるか否かを判定する。上記ステップS306で計算された距離が、R以下である場合には、ステップS310へ進む。一方、上記ステップS306で計算された距離が、Rより大きい場合には、ステップS312へ進む。
ステップS310において、判定部16は、予め定められた時間区間のうちの最初の時刻を、特定動作である往復動作の開始時刻として、記憶部(図示省略)に記憶させる。
ステップS312において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、往復動作ではないと判定する。
ステップS314において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、特定の動作としての往復動作であると判定する。
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置は、ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、視線データからユーザの視線に関する動作を判定する。そして、表示装置は、視線に関する動作が特定の動作である場合には、特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の視線データから生成された表示用画像を表示するように制御する。また、表示装置は、通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の視線データから生成された表示用画像を表示するように制御する。これにより、特定の動作を示す視線データの視認性を向上させることができる。このため、視線データをわかりやすく可視化することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、対象物に記載されたテキストを読むユーザの視線の動作を特定の動作として判定する点が第1の実施形態と異なる。なお、第2の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様の構成となるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態の判定部16は、ユーザの視線に関する動作を判定する際に、データ記憶部14に格納された視線データに基づいて、ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出する。そして、判定部16は、データ記憶部14に格納された複数のフレーム画像における停留点の検出結果から得られる、停留点の移動方向及び移動距離に基づいて、ユーザの視線に関する動作が、テキストを読むユーザの視線の動作であるか否かを判定する。
第2の実施形態に係る表示装置10の作用について説明する。第2の実施形態に係る表示装置10は、表示用画像の表示に関する指示信号を受け付けると、図13に示す表示処理ルーチンを実行する。表示処理ルーチンでは、各時刻のフレーム画像及び各時刻の視線データを用いて表示用画像を生成し、生成された表示用画像を表示するように出力装置20を制御する。
ステップS100~ステップS108、及びステップS112~ステップS124までは、上記第1の実施形態と同様に実行される。
ステップS510において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作が、テキストを読むユーザの視線の動作であるか否かを判定する。ステップS510は、図14に示す読み動作判定処理ルーチンによって実現される。
ステップS514において、判定部16は、上記ステップS510での判定結果に基づいて、読み動作が行われたか否かを判定する。読み動作が行われた場合には、ステップS108へ進む。一方、読み動作が行われていない場合には、ステップS114へ進む。
図14に示す読み動作判定処理ルーチンのステップS300、及びステップS310の各処理は、第1の実施形態の往復動作判定処理ルーチンと同様に実行される。
ステップS602において、判定部16は、ステップS300で得られた停留点数の取得結果に基づいて、最新の停留点とその最新の停留点の直前の停留点との間の移動距離と移動方向とを計算する。具体的には、判定部16は、停留点のX方向の移動距離と停留点のY方向の移動距離とを計算する。
ステップS603において、判定部16は、上記ステップS602で得られた停留点のX方向の移動距離が所定範囲内であって、かつY方向の移動距離が所定の範囲内であるとの条件を満たすか否かを判定する。条件を満たす場合には、ステップS310へ進む。一方、条件を満たさない場合には、ステップS604へ進む。例えば、判定部16は、X方向の移動距離が、停留点を判定するための閾値R~2R以内であり、かつY方向の移動距離が予め設定された0に近い値以内であるか否かを条件として判定する。
ステップS604において、判定部16は、テキストの改行が存在するか否かを判定する。ステップS604は、後述する図15に示す読み改行判定処理ルーチンによって実現される。
ステップS605において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作が、読み動作であると判定する。
ステップS606において、判定部16は、上記ステップS604での判定結果に基づいて、改行が存在する場合には、ステップS310へ進む。一方、改行が存在しない場合には、ステップS608へ進む。
ステップS608において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作が、読み動作でないと判定する。
図15に示す読み改行判定処理ルーチンのステップS700において、判定部16は、上記ステップS602において得られた、停留点のX方向の移動距離と停留点のY方向の移動距離とを取得する。
ステップS702において、判定部16は、上記ステップS700で取得された停留点のX方向の移動距離が所定範囲内であって、かつY方向の移動距離が所定の範囲内であるとの条件を満たすか否かを判定する。条件を満たす場合には、ステップS704へ進む。一方、条件を満たさない場合には、ステップS710へ進む。例えば条件としては、テキストが横書きである場合、X方向の移動距離が1行の幅よりも小さく、かつY方向の移動距離がテキストの行間よりも小さいか否かを条件とすることができる。
ステップS704において、判定部16は、読み動作判定処理ルーチンのステップS300の計算結果に基づいて、最新の停留点から過去m個の停留点の位置を取得する。
ステップS706において、判定部16は、上記ステップS704で取得された過去m個の停留点の位置の各々に基づいて、最新の停留点と過去m個の停留点との間の距離の各々を計算する。
ステップS708において、判定部16は、上記ステップS704で取得されたm個の停留点うち、のX方向の移動距離が所定範囲内であって、かつY方向の移動距離が所定の範囲内であるとの条件を満たすか否かを判定する。条件を満たす場合には、ステップS710へ進む。一方、条件を満たさない場合には、ステップS712へ進む。例えば条件としては、テキストが横書きである場合、X方向の移動距離が予め設定された0に近い値以内であり、かつY方向の移動距離がテキストの行間よりも小さいか否かを条件とすることができる。
ステップS710において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、改行の動作ではないと判定する。
ステップS712において、判定部16は、ユーザの視線に関する動作は、改行の動作であると判定する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る表示装置は、ユーザの視線に関する動作を判定する際に、ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出する。そして、表示装置は、複数のフレーム画像におけるユーザの視線の停留点の検出結果から得られる、ユーザの視線の停留点の移動方向及び移動距離に基づいて、ユーザの視線に関する動作が、テキストを読むユーザの視線の動作であるか否かを判定する。これにより、特定の動作がテキストを読む動作である場合に、テキストを読む動作を示す視線データの視認性を向上させることができる。
なお、上記では、各プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリ等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
次に、各実施形態の変形例を説明する。
上記第1の実施形態では、視線の停留動作及び視線の往復動作を特定の動作として判定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、視線の停留動作及び視線の往復動作の何れか一方を特定の動作として判定するようにしてもよい。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定し、
前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御し、
前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する、
処理をコンピュータに実行させるための表示プログラム。
(付記2)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の停留動作である、
付記1に記載の表示プログラム。
(付記3)
前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、所定データ数における前記ユーザの視線の位置の移動距離が停留動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の停留動作であることを判定する、
付記2に記載の表示プログラム。
(付記4)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の往復動作である、
付記1に記載の表示プログラム。
(付記5)
前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、前記ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出し、
複数の前記ユーザの視線の停留点の検出結果に基づいて、n番目の前記停留点の位置と、n+2番目の前記停留点の位置との間の距離が、往復動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の往復動作であることを判定する、
付記4に記載の表示プログラム。
(付記6)
前記特定の動作は、対象物に記載されたテキストを読む前記ユーザの視線の動作である、
付記1に記載の表示プログラム。
(付記7)
前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、前記ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出し、
複数の前記ユーザの視線の停留点の検出結果から得られる前記ユーザの視線の停留点の移動方向及び移動距離に基づいて、前記ユーザの視線に関する動作が、前記特定の動作としての、前記テキストを読む前記ユーザの視線の動作であるか否かを判定する、
付記6に記載の表示プログラム。
(付記8)
前記表示用画像は、前記視線のヒートマップ及び前記視線のスキャンパスを含む、
付記1~付記7の何れか1項に記載の表示プログラム。
(付記9)
前記表示用画像の表示を制御する際に、
前記ユーザの視線に関する動作のモードを表す動作モードを判定し、
前記動作モードが特定の動作モードである場合には、前記特定の動作が開始された時刻から前記特定の動作が終了した時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御し、
前記動作モードが特定の動作モードとは異なる通常の動作モードである場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する、
付記1~付記8の何れか1項に記載の表示プログラム。
(付記10)
ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定し、
前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御し、
前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する、
処理をコンピュータに実行させる表示方法。
(付記11)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の停留動作である、
付記10に記載の表示プログラム。
(付記12)
前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、所定データ数における前記ユーザの視線の位置の移動距離が停留動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の停留動作であることを判定する、
付記11に記載の表示方法。
(付記13)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の往復動作である、
付記10に記載の表示方法。
(付記14)
前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、前記ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出し、
複数の前記ユーザの視線の停留点の検出結果に基づいて、n番目の前記停留点の位置と、n+2番目の前記停留点の位置との間の距離が、往復動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の往復動作であることを判定する、
付記13に記載の表示方法。
(付記15)
前記特定の動作は、対象物に記載されたテキストを読む前記ユーザの視線の動作である、
付記10に記載の表示方法。
(付記16)
ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定する判定部と、
前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御し、
前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する制御部と、
を含む表示装置。
(付記17)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の停留動作である、
請求項16に記載の表示装置。
(付記18)
前記判定部は、前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、所定データ数における前記ユーザの視線の位置の移動距離が停留動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の停留動作であることを判定する、
付記17に記載の表示装置。
(付記19)
前記特定の動作は、前記ユーザの視線の往復動作である、
付記16に記載の表示装置。
(付記20)
ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定し、
前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御し、
前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、所定の時間区間の各時刻の前記視線データから生成された前記表示用画像を表示するように制御する、
処理をコンピュータに実行させるための表示プログラムを記憶した記憶媒体。
10 表示装置
12 表示制御装置
14 データ記憶部
16 判定部
18 制御部
20 出力装置
50 コンピュータ
51 CPU
52 メモリ
53 記憶部
59 記録媒体
60 表示プログラム
61 判定プロセス
62 制御プロセス

Claims (10)

  1. 予め収集された、ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
    前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定し、
    前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御し、
    前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、現時刻から所定の時間区間分だけ前の時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御する、
    処理をコンピュータに実行させるための表示プログラム。
  2. 前記特定の動作は、前記ユーザの視線の停留動作である、
    請求項1に記載の表示プログラム。
  3. 前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、所定データ数における前記ユーザの視線の位置の移動距離が停留動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の停留動作であることを判定する、
    請求項2に記載の表示プログラム。
  4. 前記特定の動作は、前記ユーザの視線の往復動作である、
    請求項1に記載の表示プログラム。
  5. 前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、前記ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出し、
    複数の前記ユーザの視線の停留点の検出結果に基づいて、n番目の前記停留点の位置と、n+2番目の前記停留点の位置との間の距離が、往復動作に関する閾値以下である場合に、前記ユーザの視線に関する動作が、前記視線の往復動作であることを判定する、
    請求項4に記載の表示プログラム。
  6. 前記特定の動作は、対象物に記載されたテキストを読む前記ユーザの視線の動作である、
    請求項1に記載の表示プログラム。
  7. 前記ユーザの視線に関する動作を判定する際に、前記視線データに基づいて、前記ユーザの視線の停留動作に対応する停留点を検出し、
    複数の前記ユーザの視線の停留点の検出結果から得られる前記ユーザの視線の停留点の移動方向及び移動距離に基づいて、前記ユーザの視線に関する動作が、前記特定の動作としての、前記テキストを読む前記ユーザの視線の動作であるか否かを判定する、
    請求項6に記載の表示プログラム。
  8. 前記表示用画像は、前記視線のヒートマップ及び前記視線のスキャンパスを含む、
    請求項1~請求項7の何れか1項に記載の表示プログラム。
  9. 予め収集された、ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
    前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定し、
    前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御し、
    前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、現時刻から所定の時間区間分だけ前の時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御する、
    処理をコンピュータに実行させる表示方法。
  10. 予め収集された、ユーザの各時刻の視線の位置を示す視線データを表す表示用画像を表示させる際に、
    前記視線データから前記ユーザの視線に関する動作を判定する判定部と、
    前記視線に関する動作が特定の動作である場合には、前記特定の動作が開始された時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御し、
    前記視線に関する動作が特定の動作とは異なる通常の動作である場合には、現時刻から所定の時間区間分だけ前の時刻から現時刻までの各時刻の前記視線データを表す前記表示用画像を表示するように制御する制御部と、
    を含む表示装置。
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