JP7005464B2 - Steam turbine cabin - Google Patents
Steam turbine cabin Download PDFInfo
- Publication number
- JP7005464B2 JP7005464B2 JP2018183621A JP2018183621A JP7005464B2 JP 7005464 B2 JP7005464 B2 JP 7005464B2 JP 2018183621 A JP2018183621 A JP 2018183621A JP 2018183621 A JP2018183621 A JP 2018183621A JP 7005464 B2 JP7005464 B2 JP 7005464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper half
- bolt
- lower half
- passenger compartment
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
本発明の実施形態は、蒸気タービン車室に関する。 An embodiment of the present invention relates to a steam turbine casing.
蒸気タービンは、主として、主蒸気が導かれる高圧タービン、再熱蒸気が導かれる中圧タービン、中圧タービンから排出された蒸気が導かれる低圧タービンで構成される。蒸気タービンにおいて、環境負荷低減のために高効率化が求められている。例えば、蒸気タービンの高圧部および中圧部の高温高圧化に伴い、内部車室と外部車室とを備える二重構造の車室が広く採用されている。 The steam turbine is mainly composed of a high-pressure turbine to which the main steam is guided, a medium-pressure turbine to which the reheated steam is guided, and a low-pressure turbine to which the steam discharged from the medium-pressure turbine is guided. In steam turbines, high efficiency is required to reduce the environmental load. For example, with the increase in high temperature and high pressure of the high-pressure portion and the medium-pressure portion of the steam turbine, a double-structured passenger compartment having an internal passenger compartment and an external passenger compartment is widely adopted.
蒸気タービンの車室は、メンテナンス時の分解および組立を容易に行えるように、一般的に、タービンロータの回転軸中心線を含む水平面、またはその水平面近傍の水平面で車室上半と車室下半に2分割されている。 The cabin of a steam turbine is generally located in the upper half of the cabin and below the cabin on a horizontal plane that includes the centerline of the rotation axis of the turbine rotor, or near that horizontal plane, so that it can be easily disassembled and assembled during maintenance. It is divided into two halves.
ここで、図8は、従来の車室201を備える蒸気タービン200の構成の概要を示す断面図である。なお、図8に示した断面は、タービンロータの軸方向に垂直な断面を示している。また、従来の車室201を備える蒸気タービン200は、例えば、高圧タービン、中圧タービン、高中圧タービンなどである。
Here, FIG. 8 is a cross-sectional view showing an outline of the configuration of the
図8に示すように、蒸気タービン200の車室201は、外部車室210と、この外部車室210内に設けられた内部車室220とを備える。なお、ここでは、下半側の一箇所に、蒸気タービン200内へ蒸気を導入する蒸気導入部205を備えた形態を例示している。
As shown in FIG. 8, the
外部車室210および内部車室220は、タービンロータ230の回転軸中心線Oを含む水平面で上半と下半に2分割されている。具体的には、外部車室210は、外部車室上半211と、外部車室下半212とに2分割されている。内部車室220は、内部車室上半221と、内部車室下半222とに2分割されている。
The
外部車室上半211の下端の外側部には、外部上半フランジ部213が設けられている。外部車室下半212の上端の外側部には、外部下半フランジ部214が設けられている。内部車室上半221の下端の外側部には、内部上半フランジ部223が設けられている。内部車室下半222の上端の外側部には、内部下半フランジ部224が設けられている。
An external upper
外部上半フランジ部213および内部上半フランジ部223の下端面は、水平面であり、外部車室上半211および内部車室上半221の下端面と同一平面上にある。外部下半フランジ部214および内部下半フランジ部224の上端面は、水平面であり、外部車室下半212および内部車室下半222の上端面と同一平面上にある。
The lower end surfaces of the outer upper
そして、外部上半フランジ部213と外部下半フランジ部214は、ボルト240およびナット241で互いに締結されている。内部上半フランジ部223と内部下半フランジ部224は、ボルト250およびナット251で互いに締結されている。
The outer upper
図8に示す蒸気タービン200では、下半側の一箇所に蒸気導入部205を備えるため、外部車室210および内部車室220において、上記したようなボルト240、250およびナット241、251による締結が可能となる。
In the
ここで、内部車室220において、ボルト250が内部下半フランジ部224に固定されている。具体的には、ボルト250の頭部250aが内部下半フランジ部224に接合されている。内部車室上半221が外された状態では、ボルト穴260を貫通するボルト250の一部がボルト穴260から上方に突き出た状態となる。なお、ボルト250の先端側には、ナット251と螺合するネジ部250bが形成されている。
Here, in the
このような蒸気タービン200では、メンテナンスの分解時には、まず、ボルト240およびナット241を取り外し、外部車室上半211を取り外す。続いて、ナット251を取り外し、内部車室上半221を取り外す。この際、ボルト250は、内部下半フランジ部224に接合されているため、下方に落ちない。
In such a
このような分解工程を経て、内部車室220内の静翼や動翼の状態を確認することができる。
Through such a disassembly step, the state of the stationary blade and the moving blade in the
しかしながら、蒸気タービンにおいて、蒸気タービン内へ蒸気を導入する方法は、蒸気タービンのレイアウト、性能、導入コスト、運用などの条件によって、適宜設定される。 However, in the steam turbine, the method of introducing steam into the steam turbine is appropriately set depending on the conditions such as the layout, performance, introduction cost, and operation of the steam turbine.
例えば、蒸気タービンへの蒸気の導入方法として、上半側および下半側のそれぞれ一箇所から蒸気を導入する形態、上半側および下半側のそれぞれ二箇所から蒸気を導入する形態などがある。 For example, as a method of introducing steam into a steam turbine, there are a form in which steam is introduced from one place on the upper half side and a form in which steam is introduced from two places on the upper half side and a form in which steam is introduced from two places on each of the upper half side and the lower half side. ..
また、例えば、上半側の一箇所から蒸気を導入する場合でも、上記した条件によっては、図8に示す内部車室220のナットの締結部分に蒸気を導入する構成を備えなければならないこともある。このような場合、ナットによる締結構造を採用することは困難となる。
Further, for example, even when steam is introduced from one place on the upper half side, depending on the above-mentioned conditions, it may be necessary to provide a configuration for introducing steam to the nut fastening portion of the
図9は、上半側の一箇所から水平方向に蒸気を導入する蒸気導入部305を備える従来の車室301を備える蒸気タービン300の構成の概要を示す断面図である。
FIG. 9 is a cross-sectional view showing an outline of the configuration of a
蒸気タービン300の車室301は、外部車室310と、この外部車室310内に設けられた内部車室320とを備える。
The
外部車室310は、タービンロータ330の回転軸中心線Oを含む水平面で、外部車室上半311と、外部車室下半312とに2分割されている。また、内部車室320は、内部車室上半321と、内部車室下半322とに2分割されている。
The
外部車室上半311の下端の外側部には、外部上半フランジ部313が設けられている。外部車室下半312の上端の外側部には、外部下半フランジ部314が設けられている。内部車室上半321の下端の外側部には、内部上半フランジ部323が設けられている。内部車室下半322の上端の外側部には、内部下半フランジ部324が設けられている。
An external upper
ここで、蒸気タービン300内へ蒸気を導入する蒸気導入部305は、外部車室上半311および内部車室上半321に形成されている。また、蒸気導入部305は、外部上半フランジ部313および内部上半フランジ部323にも形成されている。
Here, the
外部上半フランジ部313および内部上半フランジ部323の下端面は、図8に示した車室201と同様に、水平面である。また、外部下半フランジ部314および内部下半フランジ部324の上端面も、図8に示した車室201と同様に、水平面である。
The lower end surfaces of the outer upper
図9に示すように、蒸気導入部305を備える部分における、外部車室上半311と外部車室下半312、および内部車室上半321と内部車室下半322は、下方から挿入されたボルトによって固定される。具体的には、外部上半フランジ部313および内部上半フランジ部323の下面側に、ネジ山を有するネジ穴315、325が備えられる。
As shown in FIG. 9, the outer passenger compartment
そして、外部下半フランジ部314のネジ貫通穴316に挿入したボルト340をネジ穴315に螺合して、外部車室上半311と外部車室下半312とを固定する。また、内部下半フランジ部324のネジ貫通穴326に挿入したボルト350をネジ穴325に螺合して、内部車室上半321と内部車室下半322を固定する。
Then, the
なお、蒸気導入部305を備える部分以外における上半車室と下半車室の固定方法は、図8に示した上半車室と下半車室の固定方法と同じである。すなわち、外部車室上半311と外部車室下半312は、ボルト360とナット361によって固定される。また、内部車室上半321と内部車室下半322は、ボルト370とナット371によって固定される。
The method of fixing the upper half-cabin and the lower-half-chamber except for the portion provided with the
このような蒸気タービン300では、メンテナンスの分解時には、まず、ボルト360、ナット361およびボルト340を取り外し、外部車室上半311を取り外す。
In such a
続いて、内部車室上半221を取り外す工程に入る。この際、外部車室下半312内に内部車室320を設置した状態では、ボルト350を外すことができない。
Then, the process of removing the
そのため、タービンロータカップリング結合部を一旦切り離し、タービンロータ330を治具により内部車室320と一体化した状態で吊り上げることにより、内部車室320を外部車室下半312から取り出す。その後、内部車室320は、専用の架台に設置され、その状態で内部車室320からボルト350およびナット371を外して、内部車室上半321を取り外す。
Therefore, the turbine rotor coupling coupling portion is temporarily separated, and the
なお、ボルト370は、図8に示したボルト370と同様に、内部下半フランジ部324に接合されている。
The
このような分解工程を経て、内部車室320内の静翼や動翼の状態を確認することができる。
Through such a disassembling step, the state of the stationary blade and the moving blade in the
上記したように、外部車室310および内部車室320の二重構造の車室を有し、上半側に蒸気導入部305を備える場合、蒸気導入部305が内部車室320のナットの締結部に位置することがある。
As described above, when the vehicle has a dual structure of the
このような構造の蒸気タービンでは、内部下半フランジ部324のネジ貫通穴326に下方から挿入したボルト350をネジ穴325に螺合して、内部車室上半321と内部車室下半322を固定していた。
In a steam turbine having such a structure, a
そのため、メンテナンスの分解時には、タービンロータ330を内部車室320と一体とした状態で、内部車室320を外部車室下半312から取り出さなければならない。
Therefore, at the time of disassembly for maintenance, the
これによって、図9に示した従来の蒸気タービンは、図8に示した従来の蒸気タービンに比べて、メンテナンス性に劣り、メンテナンス工期が長くなる。 As a result, the conventional steam turbine shown in FIG. 9 is inferior in maintainability and the maintenance work period is longer than that of the conventional steam turbine shown in FIG.
本発明が解決しようとする課題は、外部車室と内部車室を備え、上半側に蒸気導入部を有し、下方から締結部材によって内部車室上半と内部車室下半を固定する構成を備える蒸気タービン車室において、内部車室を外部車室下半に備えた状態でメンテナンスが可能な蒸気タービン車室を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an external casing and an internal casing, have a steam introduction portion on the upper half side, and fix the upper half of the internal casing and the lower half of the internal casing by fastening members from below. It is an object of the present invention to provide a steam turbine casing capable of maintenance in a state where the internal casing is provided in the lower half of the external casing in the steam turbine casing having the configuration.
実施形態の蒸気タービン車室は、外部車室と内部車室を有し、前記外部車室が外部車室上半と外部車室下半とに分割され、前記内部車室が内部車室上半と内部車室下半とに分割され、蒸気タービン内に蒸気を導入する蒸気導入部を上半側に備える。 The steam turbine casing of the embodiment has an external casing and an internal casing, the external casing is divided into an outer casing upper half and an external casing lower half, and the internal casing is above the internal casing. It is divided into a half and a lower half of the internal passenger compartment, and a steam introduction section that introduces steam into the steam turbine is provided on the upper half side.
この蒸気タービン車室は、前記蒸気導入部が構成される部位における前記内部車室上半と、前記内部車室下半とを鉛直下方側から固定する締結部材を有する締結部と、前記締結部の鉛直下方の前記外部車室下半に形成され、前記締結部材の出し入れが可能な開口部と、前記開口部を閉じる蓋部材とを具備する。 The steam turbine casing includes a fastening portion having a fastening member for fixing the upper half of the internal casing and the lower half of the internal casing in the portion where the steam introduction portion is configured from the vertically lower side, and the fastening portion. It is provided in the lower half of the external passenger compartment vertically below the above, and includes an opening through which the fastening member can be taken in and out, and a lid member for closing the opening.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の車室20を備える蒸気タービン1の構成の概要を示す断面図である。なお、図1に示した断面は、タービンロータの軸方向に垂直な断面を示している。図2は、図1のA-A断面を示す図である。なお、図2に示された断面は、一部の構造が省略されている。なお、車室20は、蒸気タービン車室として機能する。
(First Embodiment)
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an outline of the configuration of the
図1に示すように、蒸気タービン1は、外部車室30と、外部車室30内に設けられた内部車室50とを有する二重構造の車室20を備える。また、蒸気タービン1は、内部車室50および外部車室30を貫通するタービンロータ10を備える。
As shown in FIG. 1, the
ここで、蒸気タービン1として、例えば、高圧タービン、中圧タービン、高中圧タービンなどが例示できるが、特に限定させるものではい。蒸気タービン1としては、外部車室30と内部車室50を有する車室20を備えるものであればよい。
Here, examples of the
内部車室50の内周には、ダイヤフラム外輪11とダイヤフラム内輪12との間に支持された静翼13が配設されている。静翼13を周方向に複数備えることで静翼翼列を構成する。
A
また、内部車室50内において、タービンロータ10には、周方向に動翼(図示しない)が植設されている。この動翼を周方向に複数植設することで動翼翼列を構成している。この動翼翼列は、タービンロータ10の軸方向に、静翼翼列と交互になるように設けられている。そして、静翼翼列とこの静翼翼列の直下流の動翼翼列とで一つのタービン段落を構成する。
Further, in the
外部車室30および内部車室50は、例えば、タービンロータ10の回転軸中心線Oを含む水平面で上半と下半に2分割されている。具体的には、外部車室30は、外部車室上半31と、外部車室下半32とに2分割されている。内部車室50は、内部車室上半51と、内部車室下半52とに2分割されている。
The
なお、ここでは、タービンロータ10の回転軸中心線Oを含む水平面で上半と下半に2分割されている一例を示しているが、分割位置はこれに限られない。例えば、タービンロータ10の回転軸中心線Oを含む水平面よりも上方において水平面で上半と下半に2分割されてもよい。また、例えば、タービンロータ10の回転軸中心線Oを含む水平面よりも下方において水平面で上半と下半に2分割されてもよい。
Here, an example is shown in which the
外部車室上半31の下端の外側部には、外部上半フランジ部33A、33Bが設けられている。外部車室下半32の上端の外側部には、外部下半フランジ部34が設けられている。内部車室上半51の下端の外側部には、内部上半フランジ部53A、53Bが設けられている。内部車室下半52の上端の外側部には、内部下半フランジ部54が設けられている。
External upper
なお、ここで、後述する蒸気導入部70が構成されている部位における外部上半フランジ部、内部上半フランジ部は、それぞれ符号33B、53Bで示されている。また、蒸気導入部70が構成されていない部位における外部上半フランジ部、内部上半フランジ部は、それぞれ符号33A、53Aで示されている。
Here, the outer upper half flange portion and the inner upper half flange portion in the portion where the
外部上半フランジ部33A、33Bおよび内部上半フランジ部53A、53Bの下端面35、55は、水平面であり、外部車室上半31および内部車室上半51の下端面31a、51aと同一平面上にある。
The lower end surfaces 35 and 55 of the outer upper
外部下半フランジ部34および内部下半フランジ部54の上端面34a、54aは、水平面であり、外部車室下半32および内部車室下半52の上端面32a、52aと同一平面上にある。
The upper end surfaces 34a and 54a of the outer lower
図1および図2に示すように、外部車室上半31および内部車室上半51には、蒸気タービン1内に蒸気を導入する蒸気導入部70が設けられている。ここでは、蒸気導入部70が、水平方向に設けられた一例を示している。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
蒸気導入部70は、外部上半フランジ部33Bおよび外部車室上半31に設けられた蒸気通路36と、内部上半フランジ部53Bおよび内部車室上半51に設けられた蒸気通路56と、蒸気通路36と蒸気通路56とを連通させる筒状のスリーブ57とを備える。
The
スリーブ57は、例えば、蒸気通路36の入口36aから蒸気通路36の内周面および蒸気通路56の内周面に沿って設けられている。蒸気通路36の入口36aは、例えば、ボイラ(図示しない)などで加熱された過熱蒸気を導く蒸気管(図示しない)に連結される。
The
次に、蒸気導入部70が構成される部位における、外部車室上半31と外部車室下半32の締結部80、内部車室上半51と内部車室下半52の締結部90について説明する。
Next, regarding the
なお、図1および図2において、ボルト91の構造を明確にするため、ボルト91を断面図で示し、他のボルトやナットは断面図としていない。
In addition, in FIG. 1 and FIG. 2, in order to clarify the structure of the
蒸気導入部70が構成される部位における、締結部80および締結部90では、後述する、内部上半フランジ部53Aと内部下半フランジ部54のようなボルト96とナット97による締結ができない。そこで、締結部80および締結部90は、次のように構成される。
In the portion where the
まず、外部車室上半31と外部車室下半32の締結部80について説明する。
First, the
締結部80は、ボルト81と、ネジ貫通穴37と、ネジ穴38とを備える。
The
ボルト81は、一端側に頭部81aを有し、他端側にネジ部81bを有する。
The
ネジ貫通穴37は、外部下半フランジ部34に形成され、ボルト81のネジ部81bを鉛直下方側から上方に貫通させる貫通穴である。
The screw through
ネジ穴38は、外部上半フランジ部33Bの下端面35側に形成され、ボルト81のネジ部81bと螺合する穴である。ネジ穴38の内周面には、ネジ部81bと螺合するネジ山が形成さている。なお、ネジ穴38は、貫通孔ではなく、ネジ穴38の先端部は、閉塞している。
The
ここで、ボルト81のネジ部81bを外部下半フランジ部34のネジ貫通穴37を介して鉛直下方側からネジ穴38に挿入する。そして、ネジ穴38にネジ部81bを螺合して締付けることで、外部車室上半31と外部車室下半32とが締結される。
Here, the
次に、内部車室上半51と内部車室下半52の締結部90について説明する。
Next, the
締結部90は、締結部80と同様の構造を有し、ボルト91と、ネジ貫通穴58と、ネジ穴59とを備える。
The
ボルト91は、締結部材として機能し、一端側に頭部91aを有し、他端側にネジ部91bを有する。
The
ネジ貫通穴58は、内部下半フランジ部54に形成され、ボルト91のネジ部91bを鉛直下方側から上方に貫通させる貫通穴である。
The screw through
ネジ穴59は、内部上半フランジ部53Bの下端面55側に形成され、ボルト91のネジ部91bと螺合する穴である。ネジ穴59の内周面には、ネジ部91bと螺合するネジ山が形成さている。なお、ネジ穴59は、貫通孔ではなく、ネジ穴59の先端部は、閉塞している。
The
ここで、ボルト91のネジ部91bを内部下半フランジ部54のネジ貫通穴58を介して鉛直下方側からネジ穴59に挿入する。そして、ネジ穴59にネジ部91bを螺合して締付けることで、内部車室上半51と内部車室下半52とが締結される。
Here, the
なお、蒸気導入部70は、水平方向に設けられることに限られない。蒸気導入部70は、水平方向に対して入口側が上方、出口側が下方となるように傾斜して設けられてもよい。そして、車室20の構成としては、外部車室上半31および内部車室上半51に蒸気導入部70を設けることによって、図1および図2に示すように、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とをボルト91によって下方から締結する構成であればよい。
The
次に、蒸気導入部70が構成されていない部位における、外部車室上半31と外部車室下半32の締結部85、内部車室上半51と内部車室下半52の締結部95について説明する。
Next, in the portion where the
なお、締結部85および締結部95の構成は同じなので、ここでは、締結部95について主に説明する。
Since the configurations of the
締結部95は、ボルト96と、ネジ貫通穴60、61と、ナット97とを備える。
The
ボルト96は、一端側に頭部96aを有し、他端側にネジ部96bを有する。
The
ネジ貫通穴60は、内部下半フランジ部54に形成され、ボルト96のネジ部96bを鉛直下方側から上方に貫通させる貫通穴である。
The screw through
ネジ貫通穴61は、内部上半フランジ部53Aに形成され、ボルト96のネジ部96bを鉛直下方側から上方に貫通させる貫通穴である。
The screw through
ここで、ボルト96の頭部96aは、内部下半フランジ部54に接合されている。また、ボルト96のネジ部96bは、ネジ貫通穴61を貫通し、上部に突き出た状態となる。
Here, the
ナット97は、ネジ貫通穴61から上方に突き出たネジ部96bに螺合する。これによって、内部車室上半51と内部車室下半52とが締結される。
The
なお、ボルト96の頭部96aは内部下半フランジ部54に接合されているため、ナット97が取り外された状態でも、ボルト96は下方に落ちない。
Since the
上記した締結部95と同様に、外部車室上半31と外部車室下半32の締結部85は、ボルト86と、ネジ貫通穴39、40と、ナット87とを備える。
Similar to the above-mentioned
ボルト86は、一端側に頭部86aを有し、他端側にネジ部86bを有する。
The
ネジ貫通穴39は、外部下半フランジ部34に形成され、ネジ貫通穴40は、外部上半フランジ部33Aに形成されている。
The screw through
なお、締結部85における締結方法は、上記した締結部95における締結方法と同じである。
The fastening method at the
ここで、図1および図2に示すように、内部車室上半51と内部車室下半52の締結部90の鉛直下方の外部車室下半32には、開口部41が形成されている。この開口部41は、締結部材であるボルト91が取り外された際、そのボルト91を外部車室下半32の外側に取り出すことができる寸法に設定されている。
Here, as shown in FIGS. 1 and 2, an
開口部41は、例えば、締結部90の鉛直下方の外部車室下半32に形成された開口42と、この開口42の周囲を囲むように外部車室下半32に接合され、鉛直下方側に延びる筒状のフランジ43とを備える。
The
フランジ43の開口断面(水平断面)の形状は、例えば、矩形に構成されている。なお、フランジ43の開口断面の形状は、これに限られるもではない。開口42の形状や開口寸法、フランジ43を構成する筒体の形状やフランジ43の開口断面寸法は、ボルト91を外部車室下半32の外側に取り出すことができる寸法に設定されていればよい。
The shape of the opening cross section (horizontal cross section) of the
フランジ43の下端には、フランジ43の下端の開口を閉じる蓋部材44が設けられている。蓋部材44は、例えば、ボルト45によってフランジ43の下端に固定されている。なお、フランジ43の下面側には、ボルト45と螺合するネジ穴43aが形成されている。フランジ43の下端を蓋部材44で閉鎖することで、外部車室30の内部と、外部車室30の外部とを遮断できる。
A
次に、締結部材であるボルト91が締結部90から取り外されている際、ボルト91を支持する支持機構110について説明する。
Next, the
図3は、第1の実施の形態の車室20において、ボルト91を取り外す工程における、図1のA-A断面に相当する断面図である。なお、図3では、フランジ43の下端の蓋部材44は、取り外されている。図4は、第1の実施の形態の車室20において、支持部材103を構成する板状部材105および固定部材106の断面を拡大して示した図である。
FIG. 3 is a cross-sectional view corresponding to the AA cross section of FIG. 1 in the step of removing the
支持機構110は、例えば、ボルト91が締結部90から取り外された際、またはボルト91を締結部90に締結する際、下端部からボルト91を支持してボルト91の落下を防ぐ。
The
支持機構110は、図3に示すように、連通通路100、貫通通路101と、支持部材103とを備える。
As shown in FIG. 3, the
連通通路100は、内部車室上半51の内部上半フランジ部53Bに形成され、締結部90に上方側から連通する貫通孔で構成される。すなわち、連通通路100の上端は、締結部90よりも上方に位置している。連通通路100の下端の開口は、ネジ穴59の上端に位置している。
The
貫通通路101は、締結部90を貫通する。ここで、ボルト91には、ボルト91の中心軸に沿って貫通する貫通孔102が形成されている。この貫通孔102は、ボルト91の中心軸に沿ってネジ部91bの先端から頭部91aの端部に亘って形成されている。
The
例えば、図2に示すように、ボルト91が取り付けられた状態において、貫通通路101は、ネジ穴59およびボルト91の貫通孔102で構成される。
For example, as shown in FIG. 2, in a state where the
例えば、図3に示すように、ボルト91が取り外された状態において、貫通通路101は、ネジ穴59、ネジ貫通穴58およびボルト91の貫通孔102で構成される。
For example, as shown in FIG. 3, in a state where the
支持部材103は、ボルト91をボルト91の下端部で支持する。
The
図3に示すように、支持部材103は、吊り部材104と、板状部材105と、固定部材106とを備える。
As shown in FIG. 3, the
吊り部材104は、金属製のチェーン(鎖)や金属製のワイヤロープなどで構成される。吊り部材104は、連通通路100および貫通通路101を通して一端部がボルト91の下方まで延設される。
The
吊り部材104は、ボルト91を吊り下げることができる強度を有している。また、連通通路100および貫通通路101の通路断面は、吊り部材104が通過可能な形状およびサイズに設定されている。
The suspending
なお、吊り部材104を使用するときには、外部車室上半31は取り外されている。そして、吊り部材104の他端は、例えば、クレーンなどに固定され、ボルト91を吊り下げ可能な状態になっている。
When the
板状部材105は、例えば、金属製の平板で構成される。板状部材105は、例えば、ボルト91の頭部91aの下面と同サイズに形成される。なお、板状部材105は、例えば、頭部91aの下面よりも小さく形成されてもよい。
The plate-shaped
板状部材105のサイズをこのようにすることで、板状部材105が頭部91aを下方から支持した状態においても、頭部91aに下方から工具を嵌合して、ボルト91を締付けたり、取り外したりすることができる。
By adjusting the size of the plate-shaped
固定部材106は、板状部材105の頭部91a側の表面105aの中央に固定されている。固定部材106は、板状部材105をボルト91の頭部91aの下面に接触させた際、ボルト91の貫通孔102内に挿入される。
The fixing
この固定部材106は、吊り部材104の一端を固定する。固定部材106は、例えば、フック状の部材で構成される。吊り部材104の一端を、固定部材106に引っかけることで、吊り部材104の一端が板状部材105に固定される。
The fixing
なお、固定部材106は、フック状の部材に限られず、吊り部材104の一端を固定できるものであればよい。
The fixing
そして、吊り部材104を上方に引っ張ることで、吊り部材104の一端が固定された板状部材105は、ボルト91の頭部91aの下面に接触する。このように、板状部材105は、頭部91aを下方から支持するように設けられる。
Then, by pulling the
このような支持機構110を備えることで、工具によってボルト91を回転させたとき、ボルト91の頭部91aは、板状部材105の表面105a上を摺動する。そのため、吊り部材104は、ボルト91を回転させても捩られない。なお、板状部材105の表面105aは、摺動性に優れた構成とすることが好ましい。例えば、板状部材105の表面105aに、摺動部材をコーティングしてもよい。
By providing such a
また、支持機構110を備えることで、ボルト91のネジ部91bがネジ穴59のネジ山から完全に外れたときでも、ボルト91の落下や横倒しを防止できる。
Further, by providing the
ここで、蒸気タービン1のメンテナンスの分解工程に関して、内部車室上半51を取り外すまでの工程について説明する。
Here, regarding the disassembly process of the maintenance of the
まず、図1に示す外部上半フランジ部33Aと外部下半フランジ部34と締結しているボルト86およびナット87を取り外す。さらに、外部上半フランジ部33Bおよび外部下半フランジ部34のボルト81を取り外す。
First, the
続いて、蒸気通路36と蒸気通路56とを連通させるスリーブ57を取り外す。そして、外部車室上半31を取り外す。
Subsequently, the
次に、内部上半フランジ部53Aと内部下半フランジ部54を締結しているナット97を取り外す。
Next, the
続いて、開口部41のフランジ43に蓋部材44を固定しているボルト45を取り外して、蓋部材44を取り外す。
Subsequently, the
続いて、吊り部材104を連通通路100および貫通通路101に挿入し、吊り部材104の一端をボルト91の下方まで通す。また、吊り部材104の他端を、例えば、クレーンなどに固定する。
Subsequently, the
続いて、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106に固定する。そして、クレーンで吊り部材104の他端を引き上げ、板状部材105をボルト91の頭部91aの下面に接触させる。
Subsequently, one end of the
続いて、開口部41を介してボルト91を取り外すための工具を外部車室下半32内に挿入する。そして、ボルト91の頭部91aに下方から工具を嵌合して、ボルト91を取り外す。
Subsequently, a tool for removing the
ボルト91のネジ部91bがネジ穴59のネジ山から完全に外れたときに、図3に示すように、ボルト91は、支持機構110によって鉛直下方側から支持される。これによって、ボルト91が落下することはない。また、ボルト91は所定の長さを有するが、ボルト91の中心軸に沿う貫通孔102に吊り部材104が通っているため、横に倒れることもない。
When the threaded
なお、ボルト91の取り外し状態に応じて、クレーンを操作して、吊り部材104を下降させる。外れたボルト91は、開口部41から外部車室下半32の外部に取り出される。
The crane is operated to lower the
続いて、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106から外して、吊り部材104を連通通路100および貫通通路101から抜き出す。そして、内部車室上半51を取り外す。
Subsequently, one end of the
このようにして、内部車室上半51が取り外される。内部車室上半51を取り外すことで、静翼や動翼の状態を確認することができる。
In this way, the
なお、内部上半フランジ部53Aと内部下半フランジ部54を締結しているナット97を取り外す工程と、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54を締結しているボルト91を取り外す工程は、いずれを先に行ってもよい。
A step of removing the
次に、蒸気タービン1のメンテナンスの組み立て工程に関して、内部車室上半51を取り付けるまでの工程について主に説明する。
Next, regarding the maintenance assembly process of the
まず、内部車室下半52上の所定の位置に内部車室上半51を置く。そして、吊り部材104を連通通路100および貫通通路101に挿入し、吊り部材104の一端を外部車室下半32の外部まで通す。
First, the inner passenger compartment
続いて、吊り部材104の一端部を外部車室下半32の外部に取り出されているボルト91の貫通孔102に通して貫通させる。
Subsequently, one end of the
続いて、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106に固定する。そして、クレーンで吊り部材104の他端を引き上げ、板状部材105をボルト91の頭部91aの下面に接触させる。クレーンで吊り部材104の他端をさらに引き上げ、ボルト91のネジ部91bをネジ貫通穴58を介してネジ穴59に挿入する。
Subsequently, one end of the
続いて、開口部41を介してボルト91を取り付けるための工具を外部車室下半32内に挿入する。そして、ボルト91の頭部91aに下方から工具を嵌合して、ボルト91を締付ける。
Subsequently, a tool for attaching the
続いて、内部上半フランジ部53Aの上方に突出しているボルト96のネジ部96bにナット97を取り付けて締付ける。
Subsequently, the
なお、ボルト91、ナット97を一旦締付けた状態で、再度ボルト91、ナット97を締付けて締結状態を調整することもある。
In some cases, the
続いて、クレーンを操作して、吊り部材104を下降させ、板状部材105を外部車室下半32の外部に出す。そして、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106から外す。
Subsequently, the crane is operated to lower the
続いて、吊り部材104を連通通路100および貫通通路101から抜き出す。そして、ボルト45によって、開口部41のフランジ43に蓋部材44を固定する。
Subsequently, the
このようにして、内部車室上半51が取り付けられる。
In this way, the
なお、内部車室上半51の取り付け後、外部車室下半32上の所定の位置に外部車室上半31を置き、それぞれをボルト86およびナット87、ボルト81によって固定する。
After attaching the inner passenger compartment
上記したように、第1の実施の形態の車室20では、外部車室上半31および内部車室上半51に蒸気導入部70が設けられ、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とをボルト91によって下方から締結する構成であっても、内部車室50を外部車室下半32内に備えた状態で、内部車室上半51の取り外しや取り付けができる。
As described above, in the
すなわち、第1の実施の形態の車室20では、内部車室50を外部車室下半32内に備えた状態で、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とを下方から締結するボルト91を取り外したり、取り付けたりすることができる。
That is, in the
このように、第1の実施の形態の車室20では、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とを下方から締結する構成を有しても、メンテナンス性に優れる。そして、車室20を備える蒸気タービンでは、メンテナンス工期を短縮することができる。
As described above, the
したがって、図9に示した従来構造のような、内部車室をタービンロータと一体にして、タービンロータを吊り上げて、タービンロータと一体の内部車室を、外部車室から取り外してはじめて内部車室を締結しているボルトの取り外しができる、という構造に比べて、本実施形態では、内部車室を外部車室下半に取り付けられた状態で、内部車室を締結しているボルトの取り外しができる。そのため、本実施形態の構成では、従来の構成よりも、メンテナンスに要する工程を短縮できる。 Therefore, as in the conventional structure shown in FIG. 9, the internal casing is integrated with the turbine rotor, the turbine rotor is lifted, and the internal casing integrated with the turbine rotor is removed from the external casing for the first time. In this embodiment, the bolts that fasten the internal passenger compartment can be removed while the internal passenger compartment is attached to the lower half of the external passenger compartment. can. Therefore, in the configuration of the present embodiment, the process required for maintenance can be shortened as compared with the conventional configuration.
ここで、支持部材103の構造は、上記した構造に限られるものではない。図5は、第1の実施の形態の車室20において、他の構造の支持部材103の断面を拡大して示した図である。
Here, the structure of the
図5に示すように、支持部材103は、吊り部材104と、板状部材120と、固定部材130とを備える。
As shown in FIG. 5, the
吊り部材104は、前述したとおりである。
The
板状部材120は、例えば、金属製の平板で構成される。板状部材120の中央には貫通孔121が形成されている。
The plate-shaped
板状部材120は、例えば、ボルト91の頭部91aの下面と同サイズに形成される。なお、板状部材120は、例えば、頭部91aの下面よりも小さく形成されてもよい。板状部材120のサイズをこのようにする理由は、前述したとおりである。
The plate-shaped
固定部材130は、板状部材120の貫通孔121に配置される。この固定部材130は、金属部材で構成され、上端板131と、中間部132と、下端板133と、固定部134とを備える。
The fixing
上端板131と下端板133は、例えば、平板で構成される。上端板131と下端板133の外形は、貫通孔121の内径よりも大きく構成される。そのため、固定部材130は、貫通孔121から外れることはない。
The
固定部134は、上端板131の頭部91a側の表面131aに固定されている。この固定部134は、吊り部材104の一端を固定する。固定部134は、例えば、フック状の部材で構成される。吊り部材104の一端を、固定部134に引っかけることで、吊り部材104の一端が固定部材130に固定される。
The fixing
なお、固定部134は、フック状の部材に限られず、吊り部材104の一端を固定できるものであればよい。
The fixing
中間部132は、円柱状の部材で構成され、中間部132の外径は、貫通孔121の内径よりも小さく形成されている。そして、中間部132は、ボルト91の中心軸を回転軸中心として回転可能なように、貫通孔121内に嵌っている。換言すると、ボルト91の中心軸を回転軸中心として、板状部材120が中間部132の周囲を回転可能なように構成されている。
The
なお、固定部材130の上端板131および固定部134は、板状部材120をボルト91の頭部91aの下面に接触させた際、ボルト91の貫通孔102内に挿入される。
The
このような支持部材103を備えることで、ボルト91の締め込みまたは取り外しの際、例えば、板状部材120がボルト91とともに回転しても、固定部材130は回転しない。これによって、吊り部材104は、ボルト91を回転させても捩られない。
By providing such a
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の車室21では、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とを締結する締結部140および締結部材の構成が、第1の実施の形態の車室20における締結部90および締結部材の構成と異なる。ここでは、この異なる構成について主に説明する。
(Second embodiment)
In the
図6は、第2の実施の形態の車室21における、図1のA-A断面に相当する断面図である。なお、図6に示された断面は、一部の構造が省略されている。また、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
FIG. 6 is a cross-sectional view corresponding to the AA cross section of FIG. 1 in the
蒸気導入部70が構成される部位における内部車室上半51と内部車室下半52の締結部140について説明する。
The
なお、図6において、植込ボルト150およびナット160の構造を明確にするため、植込ボルト150およびナット160を断面図で示し、他のボルトやナットは断面図としていない。
In FIG. 6, in order to clarify the structure of the
内部車室上半51と内部車室下半52の締結部140について説明する。
The
締結部140は、植込ボルト150と、植込ボルト固定部152と、ネジ貫通穴58と、ナット160とを備える。
The
植込ボルト150は、例えば、一端側に第1ネジ部150aを有する。植込ボルト150は、例えば、他端側に第2ネジ部150bを有する。
The
植込ボルト固定部152は、植込ボルト150を内部上半フランジ部53Bに固定する。この植込ボルト固定部152は、例えば、内部上半フランジ部53Bの下端面55側に形成されたネジ穴59と、植込ボルト150の他端側の第2ネジ部150bとを備える。
The implant
この場合、第2ネジ部150bは、ネジ穴59に螺合し、植込ボルト150は、内部上半フランジ部53Bに固定された状態となっている。
In this case, the
なお、植込ボルト固定部152の構成は、この構成に限らない。植込ボルト固定部152は、ネジ穴59の代わりに、内部上半フランジ部53Bの下端面55側に形成された嵌合穴と、第2ネジ部150bの代わりに、植込ボルト150の他端側を構成する柱体状端部とで構成されてもよい。
The configuration of the implant
なお、柱体状端部は、円柱等の柱体で構成される。また、嵌合穴の形状は、この柱体状端部の形状に対応して形成され、柱体状端部の形状よりも少し大きく構成される。 The prismatic end is composed of a prism such as a cylinder. Further, the shape of the fitting hole is formed corresponding to the shape of the prismatic end portion, and is configured to be slightly larger than the shape of the prismatic end portion.
この場合、植込ボルト150の他端側の柱体状端部を嵌合穴に挿入する。そして、柱体状端部と内部上半フランジ部53Bは、例えば、溶接などで固定される。
In this case, the prismatic end on the other end of the
植込ボルト150には、植込ボルト150の中心軸に沿って貫通する貫通孔151が形成されている。この貫通孔151は、植込ボルト150の中心軸に沿って第2ネジ部150bの先端から第1ネジ部150aの先端に亘って形成されている。
The
ネジ貫通穴58は、内部下半フランジ部54に形成され、植込ボルト150の第1ネジ部150aを鉛直下方側に貫通させる貫通穴である。ネジ貫通穴58の下方には、第1ネジ部150aが突出している。
The screw through
ナット160は、締結部材として機能し、内部下半フランジ部54から鉛直下方に突出する第1ネジ部150aに取り付けられる。ナット160を第1ネジ部150aに螺合して締付けることで、内部車室上半51と内部車室下半52とが締結される。
The
次に、締結部材であるナット160が締結部140から取り外されている際、ナット160を支持可能な支持機構110について説明する。
Next, a
図7は、第2の実施の形態の車室21において、ナット160を取り外す工程における、図1のA-A断面に相当する断面図である。なお、図7では、フランジ43の下端の蓋部材44は、取り外されている。
FIG. 7 is a cross-sectional view corresponding to the AA cross section of FIG. 1 in the step of removing the
支持機構110は、例えば、ナット160が締結部140から取り外された際、またはナット160を締結部140に締結する際、下端部からナット160を支持してナット160の落下を防ぐ。
The
支持機構110は、連通通路100、貫通通路170と、支持部材103とを備える。
The
連通通路100は、第1の実施の形態と同様に、内部車室上半51の内部上半フランジ部53Bに形成され、締結部140に上方側から連通する貫通孔で構成される。
Similar to the first embodiment, the
貫通通路170は、締結部140を貫通する。例えば、図6に示すように、ナット160が取り付けられた状態において、貫通通路170は、ネジ穴59および植込ボルト150の貫通孔151で構成される。
The
例えば、図7に示すように、ナット160が取り外された状態において、貫通通路170は、ネジ穴59、ネジ貫通穴58および植込ボルト150の貫通孔151で構成される。
For example, as shown in FIG. 7, in a state where the
支持部材103は、ナット160を下端部で支持する。
The
図7に示すように、支持部材103は、吊り部材104と、板状部材105と、固定部材106とを備える。なお、支持部材103の構造は、第1の実施の形態の支持部材103の構造と同じである。
As shown in FIG. 7, the
ここで、吊り部材104は、連通通路100および貫通通路170を通して一端が植込ボルト150の下方まで延設される。板状部材105は、例えば、ナット160の下面と同サイズ、または、ナット160の下面よりも小さく形成される。
Here, one end of the
このような構成を備えることで、工具によってナット160を回転させたとき、ナット160の下面は、板状部材105の表面105a上を摺動する。そのため、吊り部材104は、ナット160を回転させても捩られない。
With such a configuration, when the
なお、支持部材103の構造は、図5に示した構造と同じ構造としてもよい。
The structure of the
このような支持機構110を備えることで、第1の実施の形態と同様に、吊り部材104は、ナット160を回転させても捩られない。また、支持機構110を備えることで、ナット160が植込ボルト150から完全に外れたときでも、ナット160の落下などを防止できる。
By providing such a
ここで、蒸気タービンのメンテナンスの分解工程に関して、内部車室上半51を取り外すまでの工程について説明する。
Here, regarding the disassembly process of the maintenance of the steam turbine, the process until the
なお、第1の実施の形態で説明した工程と同一の工程の説明は、省略する。ここでは、外部車室上半31が取り外され、内部上半フランジ部53Aと内部下半フランジ部54を締結しているナット160が取り外され、蓋部材44が取り外された後の工程を説明する。
The description of the same process as that described in the first embodiment will be omitted. Here, the process after the outer
吊り部材104を連通通路100および貫通通路170に挿入し、吊り部材104の一端を植込ボルト150の下方まで通す。また、吊り部材104の他端を、例えば、クレーンなどに固定する。
The
続いて、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106に固定する。そして、クレーンで吊り部材104の他端を引き上げ、板状部材105を植込ボルト150の下面に接触させる。
Subsequently, one end of the
続いて、開口部41を介してナット160を取り外すための工具を外部車室下半32内に挿入する。そして、ナット160に下方から工具を嵌合して、ナット160を取り外す。
Subsequently, a tool for removing the
ナット160が植込ボルト150から完全に外れたときに、ナット160は、支持機構110によって下方側から支持される。これによって、ナット160が落下することはない。
When the
なお、ナット160の取り外し状態に応じて、クレーンを操作して、吊り部材104を下降させる。外れたナット160は、開口部41から外部車室下半32の外部に取り出される。
The crane is operated to lower the
なお、この後の工程は、第1の実施の形態で説明した工程と同じである。 The subsequent steps are the same as the steps described in the first embodiment.
次に、蒸気タービンのメンテナンスの組み立て工程に関して、内部車室上半51を取り付けるまでの工程について主に説明する。
Next, regarding the assembly process for maintenance of the steam turbine, the process up to the installation of the
まず、内部車室下半52上の所定の位置に内部車室上半51を置く。そして、吊り部材104を連通通路100および貫通通路170に挿入し、吊り部材104の一端を外部車室下半32の外部まで通す。
First, the inner passenger compartment
続いて、吊り部材104の一端を外部車室下半32の外部に取り出されているナット160の内部に通して貫通させる。
Subsequently, one end of the
続いて、吊り部材104の一端を板状部材105の固定部材106に固定する。そして、クレーンで吊り部材104の他端を引き上げ、板状部材105をナット160の下面に接触させる。クレーンで吊り部材104の他端をさらに引き上げ、ナット160を植込ボルト150の第1ネジ部150aに嵌合させる。
Subsequently, one end of the
続いて、開口部41を介してナット160を取り付けるための工具を外部車室下半32内に挿入する。そして、ナット160に下方から工具を嵌合して、ナット160を締付ける。
Subsequently, a tool for attaching the
なお、この後の工程は、第1の実施の形態で説明した工程と同じである。 The subsequent steps are the same as the steps described in the first embodiment.
上記したように、第2の実施の形態の車室21では、外部車室上半31および内部車室上半51に蒸気導入部70が設けられ、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とをナット160によって下方から締結する構成であっても、内部車室50を外部車室下半32内に備えた状態で、内部車室上半51の取り外しや取り付けができる。
As described above, in the
すなわち、第2の実施の形態の車室21では、内部車室50を外部車室下半32内に備えた状態で、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とを下方から締結するナット160を取り外したり、取り付けたりすることができる。
That is, in the
このように、第2の実施の形態の車室21では、内部上半フランジ部53Bと内部下半フランジ部54とを下方から締結する構成を有しても、メンテナンス性に優れる。そして、車室20を備える蒸気タービンでは、メンテナンス工期を短縮することができる。
As described above, the
なお、上記した実施の形態では、外部車室30と、外部車室30内に設けられた内部車室50とを有する二重構造の車室20を例示して説明したが、例えば、三重構造以上の車室においても本実施の形態の構成は適用できる。
In the above-described embodiment, the double-structured
以上説明した実施形態によれば、外部車室と内部車室を備え、上半側に蒸気導入部を有し、下方から締結部材によって内部車室上半と内部車室下半を固定する構成を備える蒸気タービン車室において、内部車室を外部車室下半に備えた状態でメンテナンスが可能となる。 According to the embodiment described above, an external vehicle compartment and an internal vehicle compartment are provided, a steam introduction portion is provided on the upper half side, and the upper half of the internal vehicle compartment and the lower half of the internal vehicle compartment are fixed by a fastening member from below. In the steam turbine cabin equipped with the above, maintenance can be performed with the internal casing provided in the lower half of the external casing.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although some embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and variations thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
1…蒸気タービン、10…タービンロータ、11…ダイヤフラム外輪、12…ダイヤフラム内輪、13…静翼、20、21…車室、30…外部車室、31…外部車室上半、31a、35、55…下端面、32…外部車室下半、32a、34a…上端面、33A、33B…外部上半フランジ部、34…外部下半フランジ部、36、56…蒸気通路、36a…入口、37、39、40、58、60、61…ネジ貫通穴、38、59…ネジ穴、41…開口部、42…開口、43…フランジ、44…蓋部材、45…ボルト、50…内部車室、51…内部車室上半、52…内部車室下半、53A、53B…内部上半フランジ部、54…内部下半フランジ部、57…スリーブ、70…蒸気導入部、80、85、90、95、140…締結部、81、86、91、96…ボルト、81a、86a、91a、96a…頭部、81b、86b、91b、96b…ネジ部、87、97、160…ナット、100…連通通路、101、170…貫通通路、102、121、151…貫通孔、103…支持部材、104…吊り部材、105、120…板状部材、105a、131a…表面、106、130…固定部材、110…支持機構、131…上端板、132…中間部、133…下端板、134…固定部、150…植込ボルト、150a…第1ネジ部、150b…第2ネジ部、152…植込ボルト固定部。 1 ... Steam turbine, 10 ... Turbine rotor, 11 ... Diaphragm outer ring, 12 ... Diaphragm inner ring, 13 ... Static wing, 20, 21 ... Car compartment, 30 ... External compartment, 31 ... External compartment upper half, 31a, 35, 55 ... lower end surface, 32 ... outer lower half of the passenger compartment, 32a, 34a ... upper end surface, 33A, 33B ... outer upper half flange portion, 34 ... outer lower half flange portion, 36, 56 ... steam passage, 36a ... inlet, 37 , 39, 40, 58, 60, 61 ... screw through holes, 38, 59 ... screw holes, 41 ... openings, 42 ... openings, 43 ... flanges, 44 ... lid members, 45 ... bolts, 50 ... internal casings, 51 ... Inner cabin upper half, 52 ... Internal cabin lower half, 53A, 53B ... Internal upper half flange portion, 54 ... Internal lower half flange portion, 57 ... Sleeve, 70 ... Steam introduction section, 80, 85, 90, 95, 140 ... Fastening part, 81, 86, 91, 96 ... Bolt, 81a, 86a, 91a, 96a ... Head, 81b, 86b, 91b, 96b ... Screw part, 87, 97, 160 ... Nut, 100 ... Communication Passage, 101, 170 ... Through passage, 102, 121, 151 ... Through hole, 103 ... Support member, 104 ... Suspension member, 105, 120 ... Plate-like member, 105a, 131a ... Surface, 106, 130 ... Fixing member, 110 ... Support mechanism, 131 ... Upper end plate, 132 ... Intermediate part, 133 ... Lower end plate, 134 ... Fixing part, 150 ... Implanting bolt, 150a ... First screw part, 150b ... Second screw part, 152 ... Implanting bolt fixing Department.
Claims (5)
蒸気タービン内に蒸気を導入する蒸気導入部を上半側に備える蒸気タービン車室であって、
前記蒸気導入部が構成される部位における前記内部車室上半と、前記内部車室下半とを鉛直下方側から固定する締結部材を有する締結部と、
前記締結部の鉛直下方の前記外部車室下半に形成され、前記締結部材の出し入れが可能な開口部と、
前記開口部を閉じる蓋部材と
を具備することを特徴とする蒸気タービン車室。 It has an external passenger compartment and an internal passenger compartment, and the external passenger compartment is divided into an external passenger compartment upper half and an external passenger compartment lower half. Divided and
A steam turbine cabin equipped with a steam introduction section on the upper half side that introduces steam into the steam turbine.
A fastening portion having a fastening member for fixing the upper half of the internal casing and the lower half of the internal casing in the portion constituting the steam introduction portion from the vertically lower side.
An opening formed in the lower half of the external passenger compartment vertically below the fastening portion and allowing the fastening member to be taken in and out, and an opening.
A steam turbine casing comprising a lid member for closing the opening.
前記内部車室上半に形成され、前記締結部に上方側から連通する連通通路と、
前記締結部を貫通する貫通通路と、
前記連通通路および前記貫通通路を通して一端部を前記締結部材の下方まで延設可能な吊り部材を有し、前記締結部材を下端部で支持可能な支持部材と
を備えることを特徴とする請求項2項記載の蒸気タービン車室。 The support mechanism
A communication passage formed in the upper half of the internal passenger compartment and communicating with the fastening portion from above,
A through passage that penetrates the fastening portion and
2. The steam turbine cabin as described in the section.
前記内部車室下半が、前記内部車室下半の上端の外側部に形成された下半フランジを有し、
前記締結部が、
一端側に頭部を有し、他端側にネジ部を有するボルトで構成される前記締結部材と、
前記下半フランジに形成され、前記ボルトの前記ネジ部を鉛直下方側から貫通させるネジ貫通穴と、
前記上半フランジに形成され、前記ボルトの前記ネジ部と螺合するネジ穴と
を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蒸気タービン車室。 The upper half of the internal casing has an upper half flange formed on the outer side of the lower end of the upper half of the internal casing.
The lower half of the internal casing has a lower half flange formed on the outer side of the upper end of the lower half of the internal casing.
The fastening part
The fastening member composed of a bolt having a head on one end side and a threaded portion on the other end side.
A screw through hole formed in the lower half flange and allowing the threaded portion of the bolt to pass through from the vertically lower side.
The steam turbine casing according to any one of claims 1 to 3, further comprising a screw hole formed on the upper half flange and screwed with the screw portion of the bolt.
前記内部車室下半が、前記内部車室下半の上端の外側部に形成された下半フランジを有し、
前記締結部が、
一端側が前記上半フランジに固定され、他端側にネジ部を有する植込ボルトと、
前記下半フランジに形成され、前記植込ボルトの前記ネジ部を貫通させるネジ貫通穴と、
前記下半フランジから鉛直下方に貫通した前記ネジ部に螺合するナットで構成される前記締結部材と
を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蒸気タービン車室。 The upper half of the internal casing has an upper half flange formed on the outer side of the lower end of the upper half of the internal casing.
The lower half of the internal casing has a lower half flange formed on the outer side of the upper end of the lower half of the internal casing.
The fastening part
An implant bolt whose one end side is fixed to the upper half flange and has a threaded portion on the other end side.
A screw through hole formed in the lower half flange and passing through the threaded portion of the implant bolt,
The steam turbine casing according to any one of claims 1 to 3, further comprising the fastening member composed of a nut screwed into the screw portion vertically downward from the lower half flange.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018183621A JP7005464B2 (en) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | Steam turbine cabin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018183621A JP7005464B2 (en) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | Steam turbine cabin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020051378A JP2020051378A (en) | 2020-04-02 |
JP7005464B2 true JP7005464B2 (en) | 2022-01-21 |
Family
ID=69996345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018183621A Active JP7005464B2 (en) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | Steam turbine cabin |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7005464B2 (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE441710C (en) | 1926-05-08 | 1927-04-12 | Frankfurter Maschb Akt Ges Vor | Steam turbine with a guide disk carrier protruding freely into the high pressure housing |
US3982849A (en) | 1974-12-16 | 1976-09-28 | Bbc Brown Boveri & Company Limited | Low pressure steam turbine construction |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58129310U (en) * | 1982-02-26 | 1983-09-01 | 株式会社日立製作所 | Nut mounting device |
CH665450A5 (en) * | 1983-06-09 | 1988-05-13 | Bbc Brown Boveri & Cie | VALVE FOR HORIZONTAL STEAM FEEDING ON TWO HOUSING TURBINES. |
CH664191A5 (en) * | 1984-01-09 | 1988-02-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | EXTERNAL ADJUSTABLE AXIAL FIXING OF A BLADE CARRIER IN A TURBINE. |
-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018183621A patent/JP7005464B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE441710C (en) | 1926-05-08 | 1927-04-12 | Frankfurter Maschb Akt Ges Vor | Steam turbine with a guide disk carrier protruding freely into the high pressure housing |
US3982849A (en) | 1974-12-16 | 1976-09-28 | Bbc Brown Boveri & Company Limited | Low pressure steam turbine construction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020051378A (en) | 2020-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8152471B2 (en) | Apparatus and method for retaining bladed rotor disks of a jet engine | |
CA2560561C (en) | Methods and apparatuses for assembling a gas turbine engine | |
US8418474B2 (en) | Altering a natural frequency of a gas turbine transition duct | |
US9540939B2 (en) | Gas turbine engine with attached nosecone | |
CN108138696B (en) | Exhaust pipe and injection cone for a turbine engine and assembly tool therefor | |
US20140286770A1 (en) | Mechanical system for a turbine engine, turbine engine, and method for attaching a mechanical system within a turbine engine | |
US10006307B2 (en) | Turbine engine casing having a cut-out flange | |
US20180155041A1 (en) | Turbine engine suspension device | |
JP7005464B2 (en) | Steam turbine cabin | |
US11215079B2 (en) | Turbomachine and method for disassembling such a turbomachine | |
US20160195015A1 (en) | Gas turbine engine nosecone attachment structure | |
US7971439B2 (en) | Annular turbomachine combustion chamber | |
US10180105B2 (en) | Adjustable cable for exhaust duct liner hanger | |
US9279342B2 (en) | Turbine casing with service wedge | |
US9458737B2 (en) | Adjustable bracing apparatus and assembly method for gas turbine exhaust diffuser | |
CN108798798A (en) | Turbocharger | |
US10837284B2 (en) | Rotor for a turbomachine | |
JP2018048566A (en) | Steam turbine internal casing support structure | |
CN110745693B (en) | Device and method for suppressing collision damage during hoisting of engine accessory case | |
US11649738B2 (en) | Bypass turbomachine | |
US10024164B2 (en) | Fixture for restraining a turbine wheel | |
US20200171630A1 (en) | Assembly method and assembly aid with magnetic element | |
US10100677B2 (en) | Fixture for restraining a turbine wheel | |
EP3519682B1 (en) | Fixture for restraining a turbine wheel and corresponding method | |
JPH041161B2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7005464 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |