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JP6998854B2 - 自転車 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車に関するものである。
従来から、上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に支持されるとともに、上端部に左右方向に延びるハンドルバーが装着されたハンドル支持部と、前照灯と、を有する自転車が知られている。この種の自転車として、例えば下記特許文献1に示されるような、ハンドルバーをその径方向の外側から挟持する挟持部と、挟持部上に配設された前照灯と、挟持部をハンドルバーの外周面に締め付ける締結部材と、を備える構成が知られている。
特開2009-154666号公報
しかしながら、前記従来の自転車では、前照灯の仰角若しくは俯角を調整する際に、締結部材を操作して、挟持部をハンドルバーの外周面に対して緩めた後に、挟持部を前照灯とともにハンドルバーの中心軸線回りに回転させ、その後再度、締結部材を操作して、挟持部をハンドルバーの外周面に締め付ける必要があり、この調整が困難であるという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、前照灯の仰角若しくは俯角を容易に調整することができる自転車を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の自転車は、上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に支持されるとともに、上端部に左右方向に延びるハンドルバーが装着されたハンドル支持部と、前照灯と、を有する自転車であって、前記前照灯は、ランプと、前記ランプを収容するケースと、を備え、前記ハンドル支持部は、前記ケースを左右方向に挟む一対のケース支持部を備え、前記ケースおよび前記ケース支持部のうちのいずれか一方に、他方に向けて左右方向に突出した回転軸部が配設されるとともに、他方に、前記回転軸部が回転可能に挿入された軸受孔が形成されている。
この発明によれば、ケースおよびケース支持部のうちのいずれか一方に、回転軸部が配設されるとともに、他方に、回転軸部が回転可能に挿入された軸受孔が形成されているので、前照灯をケース支持部に対して回転軸部回りに回転させることにより、ケース支持部をハンドル支持部に対して固定したままの状態で、前照灯の仰角若しくは俯角を調整することが可能になり、この調整を容易に行うことができる。
また、前照灯が、ケース支持部に回転軸部回りに回転可能に支持されていることから、例えば、ハンドル支持部の上下方向に対する傾斜角度が異なる、複数種の自転車フレームであっても、前照灯の仰角若しくは俯角を同等にすることなどが可能になり、汎用性を高めることができる。
ここで、前記ハンドル支持部は、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部を前後方向に挟み、このハンドルバーを固定する前部材、および後部材を備え、前記ケース支持部は、前記前部材または前記後部材に配設されてもよい。
この場合、ケース支持部が、ハンドルバーを前後方向に挟んで固定する前部材および後部材のうちのいずれか一方に配設されているので、ケース支持部を、ハンドルバーに追加的に取り付けた構成と比べて、自転車フレームの一部として一体的に視認させることが可能になり、意匠性を向上させることができる。また、部品交換が簡単になり、部品点数も削減することができる。
また、前記前照灯は、前記ランプに電気的に接続され、かつ前記ケースの後面から後方に向けて延びる配線コードを備え、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部は、左右方向に延びる軸状に形成され、前記前部材は、中心軸線が左右方向に延び、かつ前側半分の半割の筒状に形成され、前記ケース支持部は、前記前部材から前方に向けて突出し、前記前部材に、前後方向に貫く第1貫通孔が形成され、前記ハンドルバーに、前後方向に貫き、前記第1貫通孔に前後方向で対向するハンドル貫通孔が形成され、前記配線コードが、前記第1貫通孔、および前記ハンドル貫通孔に一体に挿通されてもよい。
この場合、ランプに電気的に接続された配線コードが、ケースの後面から後方に向けて延び、前部材の第1貫通孔、およびハンドルバーのハンドル貫通孔に一体に挿通されているので、配線コードが外部に露呈するのを抑制することが可能になり、意匠性を確実に向上させることができる。
また、前記ケースの外面のうちの左右方向を向く面に、前記ケース支持部が配置された窪み部が形成されてもよい。
この場合、ケースの外面のうちの左右方向を向く面に、ケース支持部が配置された窪み部が形成されているので、ケース支持部とケースの外面との間の段差が抑えられ、意匠性を向上させることができる。これにより、例えば、光量が大きい大型のランプを収容可能な大型のケースであっても、前述の段差を目立ちにくくすることができる。
ケースの外面に、ケース支持部が配置された窪み部が形成されていることから、窪み部の内面のうち、左右方向を向く底面から左右方向の外側に向けて立ち上がり、かつケース支持部と回転軸部回りで対向する側面に、ケース支持部を、前照灯をケース支持部に対して回転軸部回りに回転させたときに当接させることで、これ以上の前照灯の回転移動を規制することが可能になり、前照灯が過度に大きく回転移動するのを防ぐことができる。
また、前記ハンドル支持部は、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部を前後方向に挟み、このハンドルバーを固定する前部材、および後部材を備え、前記ケース支持部は、前記前部材から前方に向けて突出し、前記ケースの外面のうち、前側を向く前面の平面視形状およびその大きさはそれぞれ、前記前部材の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになってもよい。
この場合、ケースの前面の平面視形状およびその大きさがそれぞれ、前部材の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになっているので、ケースおよび前部材を前方から見たときに、前部材をケースに重複させて前部材がケースから張り出すのを抑えて、両者を一体的に視認させることが可能になり、意匠性をより一層向上させることができる。
この発明によれば、前照灯の仰角若しくは俯角を容易に調整することができる。
本発明に係る一実施形態として示した自転車の要部の斜視図である。 図1に示す自転車の要部の側面図である。 図1および図2に示す自転車の要部の縦断面図である。 図1から図3に示すステムキャップの斜視図である。 図1から図3に示すハンドルステムの斜視図である。
以下、本発明に係る自転車1の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
以下の説明にあたり、自転車1の通常の走行方向に合わせて、自転車1の前側(図2の左側)を前側、自転車1の後側(図2の右側)を後側として説明する。また、前後方向、および上下方向の双方向に対して直交する方向を左右方向という。
自転車1は、上端部に左右方向に延びるハンドルバー11が装着されたハンドル支持部13と、前照灯14と、を備える。
ハンドル支持部13は、ハンドルポスト17、ハンドルステム18、およびステムキャップ(前部材)19を備え、上下方向に延びる回転軸線L回りに回転可能に支持されている。
ハンドルポスト17は、筒状に形成されており、上下方向に延びるヘッドチューブ内に、回転軸線L回りに回転可能に挿入されている。
ステムキャップ19は、中心軸線が左右方向に延び、かつ前側半分の半割の筒状に形成され、その内側に、ハンドルバー11がハンドルバー11の前側から支持されている。ステムキャップ19に、図4に示されるように、前後方向に貫く第1貫通孔19aが形成されている。第1貫通孔19aは、前後方向から見て左右方向に長い長円形状を呈する。なお、第1貫通孔19aの形状は、例えば、前後方向から見て上下方向に長い長円形状にするなど適宜変更してもよい。
ステムキャップ19における中心軸線回りに沿う周方向の端縁(以下、周端縁という)19b、19cは、左右方向から見て、上方から下方に向かうに従い漸次、前方に向けて延びる直線上に位置するように、下斜め後方を向いている。ステムキャップ19の2つの周端縁19b、19cのうち、下側に位置する周端縁(以下、下側周端縁という)19bに、複数の雌ねじ部(以下、前側雌ねじ部という)が形成され、上側に位置する周端縁(以下、上側周端縁という)19cに、第1ボルト31が挿通される前側挿通孔が形成されている。ステムキャップ19の外周面の上端部に、上側周端縁19cに対して、左右方向から見て直交する方向に延び、前側挿通孔に連なる前側ザグリ穴19dが形成されている。前側ザグリ穴19dに、第1ボルト31の頭部が収容されている。
以上の前側雌ねじ部、前側挿通孔、および前側ザグリ穴19dはそれぞれ、ステムキャップ19における左右方向の両端部に各別に形成されている。
ハンドルステム18は、ハンドルポスト17に外嵌された装着筒部21と、ハンドルバー11をハンドルバー11の後側から支持する後側支持部(後部材)22と、装着筒部21と後側支持部22とを連結する連結部23と、を備える。
連結部23は、筒状に形成され、前方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びている。
装着筒部21に、図3および図5に示されるように、連結部23の後端部内に開口する第2貫通孔21aが形成されている。
後側支持部22は、中心軸線が左右方向に延び、かつ後側半分の半割の筒状に形成されている。この中心軸線は、ステムキャップ19の中心軸線とほぼ一致している。後側支持部22に、前後方向に貫く第3貫通孔22aが形成されている。第3貫通孔22aは、連結部23の前端部内に開口している。第3貫通孔22aは、前後方向から見て矩形状を呈する。なお、第3貫通孔22aの形状は、前後方向から見て円形状に形成するなど適宜変更してもよい。第3貫通孔22a、および第1貫通孔19aそれぞれの左右方向の位置は互いに同等になっている。
後側支持部22における中心軸線回りに沿う周方向の端縁(以下、周端縁という)22b、22cは、左右方向から見て、上方から下方に向かうに従い漸次、前方に向けて延びる直線上に位置するように、上斜め前方を向いている。後側支持部22の2つの周端縁22b、22cのうち、上側に位置する周端縁(以下、上側周端縁という)22cに、複数の雌ねじ部(以下、後側雌ねじ部という)が形成され、下側に位置する周端縁(以下、下側周端縁という)22bに、第2ボルト32が挿通される後側挿通孔が形成されている。後側支持部22の外周面の下端部に、下側周端縁22bに対して、左右方向から見て直交する方向に延び、後側挿通孔に連なる後側ザグリ穴22dが形成されている。後側ザグリ穴22dに、第2ボルト32の頭部が収容されている。
これらの後側雌ねじ部、後側挿通孔、および後側ザグリ穴22dはそれぞれ、後側支持部22における左右方向の両端部に各別に形成されている。
ステムキャップ19および後側支持部22の各下側周端縁19b、22b同士が互いに対向し、かつ各上側周端縁19c、22c同士が互いに対向している。第1ボルト31は、ステムキャップ19の前側挿通孔に挿通され、かつ頭部が前側ザグリ穴19dに収容された状態で、後側支持部22の後側雌ねじ部に螺着されている。第2ボルト32は、後側支持部22の後側挿通孔に挿通され、かつ頭部が後側ザグリ穴22dに収容された状態で、ステムキャップ19の前側雌ねじ部に螺着されている。
ハンドルバー11の左右方向の両端部に、運転者の握るグリップ部が配設されている。ハンドルバー11に、グリップ部に対して進退可能に配設されたブレーキレバーが取り付けられている。ブレーキレバーは左右一対配設されている。ハンドルバー11における左右方向の中央部は、左右方向に延びる軸状に形成されている。ハンドルバー11は、中空の軸状、つまり筒状に形成されている。なおハンドルバー11は、中実の軸状に形成されてもよい。
ハンドルバー11における左右方向の中央部が、ステムキャップ19と後側支持部22とにより前後方向に挟まれることで、ハンドルバー11がハンドル支持部13に固定されている。ハンドルバー11に、前後方向に貫き、ステムキャップ19の第1貫通孔19aに前後方向で対向するハンドル貫通孔11aが形成されている。
前照灯14は、ランプ14aと、ランプ14aを収容するケース25と、ケース25から左右方向に突出した回転軸部26と、ランプ14aに電気的に接続された配線コード14bと、を備える。
ケース25は、光量が大きい大型のランプ14aを収容可能な大きさになっている。ケース25は、前側を向く前面と、後側を向く後面と、上側を向く上面と、下側を向く下面と、左側を向く左面と、右側を向く右面と、を有する直方体状に形成され、ステムキャップ19の前方に配設されている。このうち、前面は、その全域にわたって、ランプ14aからの光を前方に透過可能な透明若しくは半透明な材質で形成されている。ケース25の前面の平面視形状およびその大きさはそれぞれ、ステムキャップ19の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになっている。ケース25は、ステムキャップ19の第1貫通孔19aを前方から覆っており、第1貫通孔19aは、外部から視認不能になっている。
配線コード14bは、図3に示されるように、ケース25の後面から後方に向けて延び、ステムキャップ19の第1貫通孔19a、ハンドルバー11のハンドル貫通孔11a、および後側支持部22の第3貫通孔22aに一体に挿通されている。
回転軸部26は、ケース25から左右方向の外側に突出している。回転軸部26は頭部付きボルトとされ、ケース25における右面および左面に形成された雌ねじ部に各別に螺着されて固定されている。左右一対の回転軸部26は同軸に配置されている。なお、回転軸部26は、ケース25と一体に形成されてもよい。
そして、本実施形態では、ハンドル支持部13が、前照灯14のケース25を左右方向に挟む一対のケース支持部27を備える。ケース支持部27は、ステムキャップ19に配設されている。なお、ケース支持部27は後側支持部22に配設されてもよい。
ケース支持部27は、ステムキャップ19の左右方向の両端部から前方に向けて突出している。ケース支持部27は、表裏面が左右方向を向く板状に形成されている。左右方向から見て、ケース支持部27の前端部の外縁形状は、前方に向けて突の円弧状を呈する。図4に示されるように、ケース支持部27に、左右方向に貫き、前照灯14の回転軸部26が回転可能に挿入された軸受孔27aが形成されている。軸受孔27aは、左右方向から見たケース支持部27の前端部の外縁形状の中心と同軸に位置している。回転軸部26のボルト頭部は、ケース支持部27の軸受孔27aより左右方向の外側に位置している。
ケース支持部27と回転軸部26との間に、両者間に摩擦力を生じさせる摩擦発生部が配設されている。摩擦発生部は、前照灯14を、手で回転軸部26回りに回転させることができ、かつその操作力を解除したときに、前照灯14をそのときの位置に位置させ続けることができる程度の摩擦力を、ケース支持部27と回転軸部26との間に生じさせる。摩擦発生部としては、例えば、回転軸部26のボルト頭部と、ケース支持部27の外面と、の間に配設されたばね座金などが挙げられる。
ケース25における右面および左面に、ケース支持部27が配置された窪み部28が形成されている。窪み部28の深さは、ケース支持部27の板厚と同等になっている。
窪み部28は、左右方向を向く底面28aと、底面28aの前端部から左右方向の外側に立ち上がり、後方を向く前側面28bと、底面28aから左右方向の外側に立ち上がり、前側面28bの上端部から後方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる上側面28cと、底面28aから左右方向の外側に立ち上がり、前側面28bの下端部から後方に向かうに従い漸次、下方に向けて延びる下側面28dと、により画成されている。窪み部28は、後方に開放されている。
これらの窪み部28の内面のうち、上側面28cおよび下側面28dに、ケース支持部27が回転軸部26回りに対向している。
前側面28bは、左右方向から見て前方に向けて突の円弧状を呈する。左右方向から見て、前側面28bの曲率半径は、ケース支持部27の前端部の外縁形状の曲率半径より大きい。同じ前後方向の位置において、窪み部28の上下方向の大きさが、ケース支持部27の上下方向の大きさより大きくなっている。
以上説明したように、本実施形態による自転車1によれば、ケース25に回転軸部26が配設され、ケース支持部27に、回転軸部26が回転可能に挿入された軸受孔27aが形成されているので、前照灯14をケース支持部27に対して回転軸部26回りに回転させることにより、ケース支持部27をハンドル支持部13に対して固定したままの状態で、前照灯14の仰角若しくは俯角を調整することが可能になり、この調整を容易に行うことができる。
また、前照灯14が、ケース支持部27に回転軸部26回りに回転可能に支持されていることから、例えば、ハンドル支持部13の上下方向に対する傾斜角度が異なる、複数種の自転車フレームであっても、前照灯14の仰角若しくは俯角を同等にすることなどが可能になり、汎用性を高めることができる。
また、ケース支持部27が、ハンドルバー11を前後方向に挟んで固定するステムキャップ19に配設されているので、ケース支持部27を、ハンドルバー11に追加的に取り付けた構成と比べて、自転車フレームの一部として一体的に視認させることが可能になり、意匠性を向上させることができる。また、部品交換が簡単になり、部品点数も削減することができる。
また、ランプ14aに電気的に接続された配線コード14bが、ケース25の後面から後方に向けて延び、ステムキャップ19の第1貫通孔19a、およびハンドルバー11のハンドル貫通孔11aに一体に挿通されているので、配線コード14bが外部に露呈するのを抑制することが可能になり、意匠性を確実に向上させることができる。
また、ケース25における右面および左面に、ケース支持部27が配置された窪み部28が形成されているので、ケース支持部27とケース25の外面との間の段差が抑えられ、意匠性を向上させることができる。これにより、例えば、光量が大きい大型のランプ14aを収容可能な大型のケース25であっても、前述の段差を目立ちにくくすることができる。
また、ケース支持部27が、窪み部28の上側面28cおよび下側面28dに、回転軸部26回りで対向しているので、前照灯14をケース支持部27に対して回転軸部26回りに回転させたときに、窪み部28の上側面28cおよび下側面28dに、ケース支持部27を当接させることで、これ以上の前照灯14の回転移動を規制することが可能になり、前照灯14が過度に大きく回転移動するのを防ぐことができる。
また、ケース25の前面の平面視形状およびその大きさがそれぞれ、ステムキャップ19の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになっているので、ケース25およびステムキャップ19を前方から見たときに、ステムキャップ19をケース25に重複させてステムキャップ19がケース25から張り出すのを抑えて、両者19、25を一体的に視認させることが可能になり、意匠性をより一層向上させることができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、ハンドル支持部13として、ハンドルポスト17、ハンドルステム18、およびステムキャップ19を備える構成を示したが、これに限らず例えば、ハンドルステム18を有さず、ハンドルバー11が、ハンドルポスト17とステムキャップ19とにより前後方向に挟まれた構成、あるいは、ハンドルステム18、およびステムキャップ19が一体に形成された構成などを採用してもよい。
前記実施形態では、ケース支持部27として、ステムキャップ19から前方に向けて突出した構成を示したが、ケース支持部27は、ステムキャップ19から上下方向に突出してもよい。
前記実施形態では、回転軸部26がケース25に配設され、軸受孔27aがケース支持部27に形成された構成を示したが、回転軸部26がケース支持部27に配設され、軸受孔27aがケース25に形成された構成を採用してもよい。この構成において、回転軸部26は、ケース支持部27と一体に形成されてもよい。
前記実施形態では、ケース25の前面が、その全域にわたって、ランプ14aからの光を前方に透過可能な透明若しくは半透明な材質で形成された構成を示したが、ケース25の前面の一部を、このような透明若しくは半透明な材質で形成してもよい。
自転車1としては、人力のみで走行する自転車、あるいは電動アシスト自転車であってもよく、また、二輪に限らず、三輪以上の車輪を有する自転車であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 自転車
11 ハンドルバー
11a ハンドル貫通孔
13 ハンドル支持部
14 前照灯
14a ランプ
14b 配線コード
19 ステムキャップ(前部材)
19a 第1貫通孔
22 後側支持部(後部材)
25 ケース
26 回転軸部
27 ケース支持部
27a 軸受孔
28 窪み部
L 回転軸線

Claims (5)

  1. 上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に支持されるとともに、上端部に左右方向に延びるハンドルバーが装着されたハンドル支持部と、
    前照灯と、を有する自転車であって、
    前記前照灯は、ランプと、前記ランプを収容するケースと、前記ランプに電気的に接続され、かつ前記ケースの後面から後方に向けて延びる配線コードと、を備え、
    前記ハンドル支持部は、前記ケースを左右方向に挟む一対のケース支持部と、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部を前後方向に挟み、このハンドルバーを固定する前部材、および後部材と、を備え、
    前記ケースおよび前記ケース支持部のうちのいずれか一方に、他方に向けて左右方向に突出した回転軸部が配設されるとともに、他方に、前記回転軸部が回転可能に挿入された軸受孔が形成され、
    前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部は、左右方向に延びる軸状に形成され、
    前記前部材は、中心軸線が左右方向に延び、かつ前側半分の半割の筒状に形成され、
    前記ケース支持部は、前記前部材に配設され、前記前部材から前方に向けて突出し、
    前記前部材に、前後方向に貫く第1貫通孔が形成され、
    前記ハンドルバーに、前後方向に貫き、前記第1貫通孔に前後方向で対向するハンドル貫通孔が形成され、
    前記配線コードが、前記第1貫通孔、および前記ハンドル貫通孔に一体に挿通されている、自転車。
  2. 前記ケースの外面のうちの左右方向を向く面に、前記ケース支持部が配置された窪み部が形成されている、請求項に記載の自転車。
  3. 上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に支持されるとともに、上端部に左右方向に延びるハンドルバーが装着されたハンドル支持部と、
    前照灯と、を有する自転車であって、
    前記前照灯は、ランプと、前記ランプを収容するケースと、を備え、
    前記ハンドル支持部は、前記ケースを左右方向に挟む一対のケース支持部を備え、
    前記ケースおよび前記ケース支持部のうちのいずれか一方に、他方に向けて左右方向に突出した回転軸部が配設されるとともに、他方に、前記回転軸部が回転可能に挿入された軸受孔が形成され、
    前記ケースの外面のうちの左右方向を向く面に、前記ケース支持部が配置された窪み部が形成されている、自転車。
  4. 前記ハンドル支持部は、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部を前後方向に挟み、このハンドルバーを固定する前部材、および後部材を備え、
    前記ケース支持部は、前記前部材から前方に向けて突出し、
    前記ケースの外面のうち、前側を向く前面の平面視形状およびその大きさはそれぞれ、前記前部材の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになっている、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車。
  5. 上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に支持されるとともに、上端部に左右方向に延びるハンドルバーが装着されたハンドル支持部と、
    前照灯と、を有する自転車であって、
    前記前照灯は、ランプと、前記ランプを収容するケースと、を備え、
    前記ハンドル支持部は、前記ケースを左右方向に挟む一対のケース支持部と、前記ハンドルバーにおける左右方向の中央部を前後方向に挟み、このハンドルバーを固定する前部材、および後部材と、を備え、
    前記ケースおよび前記ケース支持部のうちのいずれか一方に、他方に向けて左右方向に突出した回転軸部が配設されるとともに、他方に、前記回転軸部が回転可能に挿入された軸受孔が形成されている、
    前記ケース支持部は、前記前部材から前方に向けて突出し、
    前記ケースの外面のうち、前側を向く前面の平面視形状およびその大きさはそれぞれ、前記前部材の、前方から見た外形形状およびその大きさと同じになっている、自転車。
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