JP6994431B2 - 金属探査システムおよび金属探査方法 - Google Patents
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Description
この特許文献1の技術は、
(a)所定情報が記憶されたトランスポンダを予め配管に固定して埋設する、
(b)その後、地中を掘削する際に、掘削機械に取り付けられた送受信装置から呼び掛け信号を発し、トランスポンダからの応答信号を受信することで埋設管の存在を検出する、
ように構成されたものである。
このような実情を踏まえると、「金属部材」からなる埋設管の位置を把握しつつ、掘削作業をおこなうことが極めて重要といえる。
(a)「埋設対象」に電流を印可して、その周囲に生じる「磁界」を「地中進入部」に設けられた「磁界検出部」により検出可能な状態にする、
(b)「地中進入部」を地中に進入させる、
(c)「埋設対象」に対する「地中進入部」の接近度合を算出する、
(d)「埋設対象」に対する「地中進入部」の接近度合に応じて「埋設対象」に印可する電流の周波数を可変する、
ように構成されている。
・低い周波数(例えば、「10kHz」)の電流を流した場合、探査範囲(「磁界の範囲」)を拡大することができる反面、探査精度が低下(測定誤差(ノイズ等)が増大)してしまう一方、
・高い周波数(例えば、「80kHz」)の電流を流した場合、探査精度を向上することができる反面、探査範囲が狭まってしまう、
といった特性(メリットおよびデメリット)を有している。
・「地中進入部」と「埋設対象」との間の距離が離れている場合、低い周波数の電流を「埋設対象」に流す一方、
・これらの距離が近い場合、高い周波数の電流を「埋設対象」に流す、
ことで、消費電力を抑えつつ、「埋設対象」の存在を高い精度で検出することが可能となる。
このような「埋設位置」および「埋設深度」を求める手法については、いまや公知であるため、詳しい説明を省略するが、例えば、「埋設位置」については、磁界検出部16を水平方向に移動させることにより、また、「埋設深度」については、磁界検出部16を上下方向に移動させることにより、それぞれ、求めることが可能である。
図1および図2に示すように、掘削機械10は、制御部15と、上述した磁界検出部16と、駆動部17と、報知部18と、通信部19とを有している。なお、上記制御部15が特許請求の範囲に記載の「接近度合算出部」および「駆動制御部」に該当する。
制御部15は、駆動部17を含む掘削機械10全体の動作を司る装置であって、例えば、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)や記憶装置などを有している。
・磁界検出部16により検出された磁界Mの強度等に基づいて、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離を算出する、
・上記算出した距離に応じて、水道管Pに印可される交流電流ACの周波数を変更等するための「周波数設定信号」を給電装置20に送信するとともに、駆動部17による油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限する、
などの制御をおこなう。
・交流電流ACの周波数を「第1周波数」(例えば、「10kHz」)にするための「第1安全距離情報」(例えば、「3.5m」以上、以下、この距離を「第1安全距離」と称す)、
・交流電流ACの周波数を「第2周波数」(例えば、「30kHz」)にするための「第2安全距離情報」(例えば、「2.5m」以上「3.5m」未満、以下、この距離を「第2安全距離」と称す)、
・交流電流ACの周波数を「第3周波数」(例えば、「80kHz」)にするための「第3安全距離情報」(例えば、「1.5m」以上「2.5m」未満、以下、この距離を「第3安全距離」と称す)、および、
・駆動部17による油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限するための「駆動制限距離情報」(例えば、「1.5m」未満、以下、この距離を「駆動制限距離」と称す)、
などが記憶されている。
一方、制御部15は、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「駆動停止距離」であると判定すると、そのことを示す情報を、駆動部17および報知部18に出力する制御をおこなう。
これにより、給電装置20においては、各「周波数設定信号」に対応した周波数の交流電流ACが水道管Pに印可される一方、報知部18においては、例えば、スピーカであれば、その距離に応じた報知音を鳴動させ(「距離」が短くなるのにしたがって間隔が短くなるように鳴動させる等)、表示装置であれば、その距離等が表示されることとなる。
これにより、駆動部17においては、バケット13がその位置よりも下方へ移動しないようにするため、油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限する一方、報知部18においては、その状態であることを示す報知がおこなわれることとなる。
油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限したのは、バケット13がその位置よりも下方へ移動した場合、水道管Pを破損・損傷(以下、「損傷等」と称す)させてしまう可能性が高まるからである。なお、この状態では、バケット13がその位置よりも下方に「不必要」に移動しなければよいため、バケット13の上方への移動については制限する必要はなく、また、下方への移動については、安全に作業をおこなうことができるのであれば、必ずしも、禁止しなくてもよい。この場合、例えば、バケットの下方への移動速度を普段よりも遅くなるようにすることも可能である。
図2に示すように、給電装置20は、制御部21と、周波数可変部22と、通信部23とを有している。なお、上記周波数可変部22が特許請求の範囲に記載の「周波数可変部」に該当する。
本実施形態において、制御部21は、主として、掘削機械10から送信された「第1周波数設定信号」~「第3周波数設定信号」に基づいて、水道管Pに印可する交流電流ACの周波数を設定(変更)する制御をおこなう。
この「周波数情報」について具体的にいえば、記憶装置には、
・「第1周波数設定信号」を受信したときに設定する「第1周波数情報」(例えば、「10kHz」、以下、この周波数を「第1周波数」と称す)、
・「第2周波数設定信号」を受信したときに設定する「第2周波数情報」(例えば、「30kHz」、以下、この周波数を「第2周波数」と称す)、
・「第3周波数設定信号」を受信したときに設定する「第3周波数情報」(例えば、「80kHz」、以下、この周波数を「第3周波数」と称す)、および、
・探査対象(水道管P)に最初に交流電流ACを印可する際の「初期周波数情報(デフォルト周波数情報)」(例えば、「10kHz」、以下、この周波数を「デフォルト周波数」と称す)、
などが記憶されている。
本制御処理は、掘削機械10と給電装置20とが互いに通信可能な状態となっており、かつ、探査対象(本実施形態では、「水道管P」)に「デフォルト周波数」の交流電流ACが印可されていることを条件に実行されるように構成されている。なお、上記「水道管P」に交流電流ACを印可する作業が、特許請求の範囲に記載の「電流印可工程」に該当する。
図3に示すように、掘削機械10の制御部15は、まず、ステップS101において、掘削動作中であるか否かの判定をおこなう。
具体的に、制御部15は、ブーム12A,12Bおよびバケット13を動作させる駆動部17が駆動しているか否かを判定する。
制御部15は、駆動部17が駆動していると判定すると、ステップS102に処理を移し、駆動していないと判定すると、本制御処理を終了する。なお、上記バケット13等を地中に進入させる動作が特許請求の範囲に記載の「地中進入工程」に該当する。
制御部15は、ステップS102において、水道管Pの周囲に生じている磁界Mが、磁界検出部16によって検出されているか否かを判定する。なお、本実施形態では、上述したように、本制御処理をおこなっている状態で、水道管Pに所定周波数(「第1周波数」~「第3周波数」および「デフォルト周波数」)の交流電流ACが印可されているため、水道管Pの「上方周辺」の場所で掘削作業をおこなっていれば、磁界検出部16により磁界Mが検出されることとなる。
制御部15は、磁界検出部16によって磁界Mが検出されていると判定すると、ステップS103に処理を移し、磁界Mが検出されていないと判定すると、本制御処理を終了する。なお、上記水道管Pの周囲に生じている磁界Mを磁界検出部16で検出する作業が、特許請求の範囲に記載の「磁界検出工程」に該当する。
制御部15は、ステップS103において、掘削位置の下方に水道管Pが埋設されているか否かを判定する。なお、このような判定は、公知の「埋設位置」を求める手法(例えば、磁界検出部16を水平方向に移動(機体11を左右方向に旋回)させたときに検出された磁界Mのピーク値に基づいて求める手法)を適宜採用することにより実現することが可能である。
制御部15は、掘削位置の下方に、水道管Pが埋設されていると判定すると、ステップS104に処理を移し、水道管Pが埋設されていないと判定すると、本制御処理を終了する。なお、掘削位置の下方に水道管Pが埋設されていないことが明らかな場合(例えば、他の電磁誘導型ロケータ等探査装置によって探査しても、このことが明らかな場合)には、給電装置20による交流電流ACの印可を停止してもよい(ステップS102およびステップS103で「No」と判定)。このようにすれば、無駄な電力の消費を防止することが可能となる。
制御部15は、ステップS104において、磁界検出部16から水道管Pまでの距離を算出する処理をおこなう。なお、このような判定は、公知の「埋設深度」を求める手法(例えば、磁界検出部16を上下方向に移動(ブーム12A,12Bを上下方向に移動)させたときに変位する磁界Mの強度等に基づいて算出する手法)を適宜採用することにより実現することが可能である。
制御部15は、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離を算出した後、ステップS105に処理を移す。なお、上記制御部15によるステップS104の処理が特許請求の範囲に記載の「接近度合算出工程」に該当する。
制御部15は、ステップS105において、上記ステップS104の処理で算出した距離が「第1安全距離」(例えば、「3.5m」)以上であるか否かを判定する。
制御部15は、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第1安全距離」であると判定すると、ステップS106に処理を移し、これらの距離が「第1安全距離」でないと判定すると、ステップS107に処理を移す。
制御部15は、ステップS106において、「第1周波数設定信号」を給電装置20に送信するとともに、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第1安全距離」であることを示す「報知信号」を報知部18に出力する制御をおこなう。
これにより、給電装置20の制御部21においては、「第1周波数」(例えば、「10kHz」)の交流電流ACが水道管Pに印可されるように制御する一方(図4の磁界「M1」参照)、報知部18においては、「第1安全距離」であることを示す報知がおこなわれることとなる。
制御部15は、給電装置20に「第1周波数設定信号」を送信するとともに、報知部18に所定の「報知信号」を出力する制御をおこなった後、本制御処理を終了する。なお、制御部15による上記ステップS106の処理、後述するステップS108の処理およびステップS110の処理が、特許請求の範囲に記載の「周波数可変工程」に該当する。
制御部15は、ステップS107において、上記ステップS104の処理で算出した距離が「第2安全距離」(例えば、「2.5m」)以上であるか否かを判定する。
制御部15は、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第2安全距離」であると判定すると、ステップS108に処理を移し、これらの間の距離が「第2安全距離」でないと判定すると、ステップS109に処理を移す。
制御部15は、ステップS108において、「第2周波数設定信号」を給電装置20に送信するとともに、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第2安全距離」であることを示す「報知信号」を報知部18に出力する制御をおこなう。
これにより、給電装置20の制御部21においては、「第2周波数」(例えば、「30kHz」)の交流電流ACが水道管Pに印可されるように制御する一方(図4の磁界「M2」参照)、報知部18においては、「第2安全距離」であることを示す報知がおこなわれることとなる。
制御部15は、給電装置20に「第2周波数設定信号」を送信するとともに、報知部18に所定の「報知信号」を出力する制御をおこなった後、本制御処理を終了する。
制御部15は、ステップS109において、上記ステップS104の処理で算出した距離が「第3安全距離」(例えば、「1.5m」以上「2.5m」未満)であるか否かを判定する。
制御部15は、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第3安全距離」であると判定すると、ステップS110に処理を移し、これらの間の距離が「第3安全距離」でないと判定すると、ステップS111に処理を移す。
制御部15は、ステップS110において、「第3周波数設定信号」を給電装置20に送信するとともに、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「第3安全距離」であることを示す「報知信号」を報知部18に出力する制御をおこなう。
これにより、給電装置20の制御部21においては、「第3周波数」(例えば、「80kHz」)の交流電流ACが水道管Pに印可されるように制御する一方(図4の磁界「M3」参照)、報知部18においては、「第3安全距離」であることを示す報知がおこなわれることとなる。
制御部15は、給電装置20に「第3周波数設定信号」を送信するとともに、報知部18に所定の「報知信号」を出力する制御をおこなった後、本制御処理を終了する。
制御部15は、ステップS111において、「駆動制限信号」と、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「駆動制限距離」に達していることを示す「報知信号」とを、それぞれ駆動部17と、報知部18とに出力する制御をおこなう。
なお、本制御処理は、上記ステップS109の処理で磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が、「第3安全距離」(例えば、「1.5m」以上「2.5m」未満)でないと判定された場合、すなわち、「駆動制限距離」(例えば、「1.5m」未満)に達している場合におこなわれるようになっている。
これにより、駆動部17においては、バケット13がその位置よりも下方へ移動しないように、油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限する一方、報知部18においては、その状態であることを示す報知がおこなわれることとなる。
(a)水道管Pに交流電流ACを印可して、その周囲に生じる磁界Mを、掘削機械10の先端側のブーム12Bに設けられた磁界検出部16により検出できる状態にする、
(b)バケット13等を地中に進入させる、
(c)磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が接近していくのにしたがって、水道管Pに印可する交流電流ACの周波数を「第1周波数」(例えば、「10kHz」)→「第2周波数」(例えば、「30kHz」)→「第3周波数」(例えば、「80kHz」)といったように段階的に上昇させる、
(d)磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「駆動制限距離」(例えば、「1.5m」未満)に達した場合、バケット13の下方への移動を制限する、
ように構成されている。
・磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が離れている場合、ノイズ等により探査精度が低下するものの、範囲の広い磁界M(図4の磁界「M1」参照)を生じさせる「第1周波数」(例えば、「10kHz」)の交流電流ACを印可する一方、
・これらの距離が接近している場合、範囲が狭くなるものの、探査精度の高い磁界M(図4の磁界「M3」参照)を生じさせる「第3周波数」(例えば、「80kHz」)の交流電流ACを印可する、
ように構成されているため、消費電力を抑えつつも、水道管Pの存在を高い精度で検出することが可能である。
・地面に対するバケット13の進入量が「1.5m」未満のときに、「第1周波数」(例えば、「10kHz」)の交流電流ACを、
・地面に対するバケット13の進入量が「1.5m」以上「2.5m」未満のときに、「第2周波数」(例えば、「30kHz」)の交流電流ACを、
・地面に対するバケット13の進入量が「2.5m」以上「3.5m」未満のときに、「第3周波数」(例えば、「80kHz」)の交流電流ACを、
それぞれ、水道管Pに印可するように、このような情報を、制御部21の記憶装置に記憶させておけばよい。
・磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が離れている場合、探査精度が低下するものの、水道管Pの周囲に範囲の広い磁界Mを生じさせる「第1周波数」の交流電流ACを印可する一方(図4の磁界「M1」参照)、
・これらの距離が接近している場合、探査精度の高い磁界Mを生じさせる「第3周波数」の交流電流ACを印可する(図4の磁界「M3」参照)、
ことが可能である。
この場合の制御について、上記例にならって説明すると、例えば、地面に対するバケット13の進入量が「2.5m」以上「3.5m」未満となって水道管Pに「第3周波数」の交流電流ACを印可した後、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が「駆動制限距離」(例えば、「1.5m」未満)に達したときに、油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限する制御をおこなえばよい。
この場合、例えば、地面に対するバケット13の進入量に基づいて水道管Pに「第2周波数」の交流電流ACを印可した後、磁界検出部16と水道管Pとの間の距離が、
・「第3駆動制限距離」(例えば、「1.5m」以上「2.5m」未満)になると、「第3周波数」(例えば、「80kHz」)の交流電流ACを水道管Pに印可する一方、
・「駆動制限距離」(例えば、「1.5m」未満)になると、油圧シリンダ14A~14Cの駆動を制限する制御をおこなえばよい。
10 掘削機械
11 機体
12A,12B ブーム
13 バケット
14A~14C 油圧シリンダ
15 制御部
16 磁界検出部
17 駆動部
18 報知部
19 通信部
20 給電装置
21 制御部
22 周波数可変部
23 通信部
AC 交流電流
M,M1~M3 磁界
P 水道管
WM 給水メータ
V バルブ
E1,E2 露出部分
T1 出力端子
T2 入力端子
C1,C2 ケーブル
Claims (8)
- 地中に進入可能な地中進入部を有し、前記地中進入部を前記地中に進入させることで地中作業をおこなう地中作業装置と、
前記地中に埋設された導電性を有する埋設対象に電流を印可する給電装置と、を備えた金属探査システムであって、
前記地中進入部に設けられ、前記給電装置により電流が印可されることによって前記埋設対象に生じる磁界を検出する磁界検出部と、
前記磁界検出部により検出された前記磁界に基づいて前記埋設対象に対する前記地中進入部の接近度合を算出する接近度合算出部と、を備え、
前記給電装置は、
前記接近度合算出部により算出された前記接近度合に応じて前記埋設対象に印可する前記電流の周波数を可変する周波数可変部を有する、
ことを特徴とする金属探査システム。 - 前記周波数可変部は、前記接近度合が大きくなるのにしたがって前記電流の周波数を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の金属探査システム。
- 前記地中作業装置は、
前記地中進入部を駆動する駆動部と、
前記接近度合に応じて前記駆動部による前記地中進入部の駆動を制御する駆動制御部と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属探査システム。 - 地中に進入可能な地中進入部を有し、前記地中進入部を前記地中に進入させることで地中作業をおこなう地中作業装置と、
前記地中に埋設された導電性を有する埋設対象に電流を印可する給電装置と、を備えた金属探査システムであって、
前記地中進入部に設けられ、前記給電装置により前記電流が印可されることによって前記埋設対象に生じる磁界を検出する磁界検出部と、
予め定めた基準高さ位置に対する前記地中進入部の上下位置を算出する上下位置算出部と、を備え、
前記給電装置は、
予め定めた基準高さ位置に対する前記地中進入部の上下位置に応じて前記埋設対象に印可する前記電流の周波数を可変させる周波数可変部を有する、
ことを特徴とする金属探査システム。 - 前記周波数可変部は、前記上下位置が下方になるのにしたがって前記電流の周波数を上昇させることを特徴とする請求項4に記載の金属探査システム。
- 前記地中作業装置は、
前記地中進入部を駆動する駆動部と、
前記上下位置に応じて前記駆動部による前記地中進入部の駆動を制御する駆動制御部と、を有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の金属探査システム。 - 地中に埋設された導電性を有する埋設対象に電流を印可する電流印可工程と、
地中作業をおこなう地中作業装置に設けられた地中進入部を前記地中に進入させる地中進入工程と、
前記電流印可工程をおこなうことによって前記埋設対象に生じる磁界を前記地中進入部に設けられた磁界検出部で検出する磁界検出工程と、
前記磁界検出工程をおこなうことによって検出された前記磁界に基づいて前記埋設対象に対する前記地中進入部の接近度合を算出する接近度合算出工程と、を備え、
前記電流印可工程は、
前記接近度合算出工程をおこなうことによって算出された前記接近度合に応じて前記埋設対象に印可する前記電流の周波数を可変する周波数可変工程を含む、
ことを特徴とする金属探査方法。 - 地中に埋設された導電性を有する埋設対象に電流を印可する電流印可工程と、
地中作業をおこなう地中作業装置に設けられた地中進入部を前記地中に進入させる地中進入工程と、
前記電流印可工程をおこなうことによって前記埋設対象に生じる磁界を前記地中進入部に設けられた磁界検出部で検出する磁界検出工程と、
予め定めた基準高さ位置に対する前記地中進入部の上下位置を算出する上下位置算出工程と、を備え、
前記電流印可工程は、
前記上下位置算出工程をおこなうことによって算出された前記上下位置に応じて前記埋設対象に印可する前記電流の周波数を可変する周波数可変工程を含む、
ことを特徴とする金属探査方法。
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