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JP6990952B1 - 輪転印刷機 - Google Patents

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JP6990952B1
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吾郎 岩崎
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Abstract

【課題】基準点合わせの精度を安定させることができる輪転印刷機を提供する。【解決手段】ウェブ状の紙Wを搬送する搬送装置と、複数の印刷装置と、紙Wに印刷した基準点マークM1を検出する複数のセンサと、制御装置15と、を有する輪転印刷機1である。前記複数の印刷装置は、搬送経路上に任意の間隔で並んで位置し、基準点マーク印刷部8aを有する版が印刷装置の前記版胴の版胴基準点Xを基準として各版胴にそれぞれ貼り付けられる。前記複数のセンサは、印刷装置毎に、前記版胴の軸線Pから紙Wの搬送方向下流側にそれぞれ所定の距離だけ離れて位置している。制御装置15は、前記印刷装置の前記版胴の軸線Pから前記センサまでの距離と、前記版胴に貼り付けられた前記版が前記基材に印刷した基準点マークM1を前記センサが検出するまでに送りローラ3が搬送した紙Wの搬送量とから、版胴基準点Xに対する版基準点Yを前記印刷装置毎に算出する。【選択図】図5

Description

本発明は、輪転印刷機に関する。
従来、連続して搬送されるウェブ状の基材に対し、一定間隔で印刷を連続して行う輪転印刷機が知られている。前記輪転印刷機は、印刷する色の数に対応させて、複数の印刷装置を備えている。前記複数の印刷装置は、前記基材の搬送ラインに沿って所定の間隔で位置している。前記輪転印刷機は、前記複数の印刷装置によってそれぞれ異なる色の図柄、文字等を基材に印刷する。前記輪転印刷機は、上流側の印刷装置によって前記基材に印刷された図柄、文字等に対して下流側の印刷装置の印刷位置を見当合せ(位置合わせ)しつつ下流側の印刷装置によって前記基材に印刷する。
前記輪転印刷機は、各印刷装置の版胴に印刷図柄、文字等が形成されている版を固定する際、前記版胴の基準点に対する前記版の位置ずれと、前記複数の印刷装置間での前記版の位相ずれが生じる。前記輪転印刷機は、高精度に見当合せを行うために前記複数の印刷装置の版胴に貼られたそれぞれの前記版の位置のずれをできるだけ小さくする必要がある。そこで、前記輪転印刷機では、印刷前に前記複数の印刷装置間の前記版の位置を調整する基準点合わせを実施可能な輪転印刷機が知られている。例えば特許文献1の如くである。
特許文献1に記載の輪転印刷機は、複数の印刷装置の間隔が版の周長の整数倍になるように前記複数の印刷装置が位置している状態において、前記複数の印刷装置の版胴に固定された前記版により30m/分程度の低速で搬送される基材に見当マーク(十字マーク)をそれぞれ印刷する。前記輪転印刷機は、印刷された前記複数の見当マークをカメラ等によって撮影する。前記輪転印刷機の作業者は、撮影した前記複数の見当マークのうち任意に選んだ一の見当マークを基準とした場合の他の見当マークの位置から、前記基準とした見当マークを印刷した版に対する他の版の相対的な位置ずれ量を算出する。作業者は、前記基準とした見当マークを印刷した版を基準として前記他の版の位相を調整する基準点合わせを行う。
前記輪転印刷機は、低速で搬送される前記基材に上流側の印刷装置から順に前記見当マークを印刷する。従って、前記複数の印刷装置が印刷する前記見当マークの位置は、搬送中の前記基材の張力変動及び前記複数の印刷装置が前記見当マークを印刷する際の前記基材の張力変動の影響を受ける。更に、前記基準とした見当マークの印刷位置は、張力変動によって変動する。従って、前記基準とした見当マークを印刷した前記一の版に対する前記他の版の相対的な位置は、前記基材の張力変動の大きさに影響される。このため、特許文献1に記載の輪転印刷機は、基準点合わせの精度を安定させることが難しい。
特許第3373478号
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、基準点合わせの精度を安定させることができる輪転印刷機の提供を目的とする。
本発明の一実施形態に係る輪転印刷機は、ウェブ状の基材を搬送する搬送装置と、前記基材の搬送速度に合わせて版を回転させる版胴を有し、前記版によって前記基材に印刷する複数の印刷装置と、前記複数の印刷装置がそれぞれ前記基材に印刷した基準点用のマークを検出する複数のセンサと、前記搬送装置及び前記複数の印刷装置をそれぞれ独立して制御可能な制御装置と、を有する。
前記複数の印刷装置は、前記基材の搬送経路上に任意の間隔で並んで位置し、前記基準点用のマークを印刷する基準点マーク印刷部を有する版がそれぞれの前記版胴の周方向の基準点を基準として前記版胴に貼り付けられている。前記複数のセンサは、前記印刷装置毎に、前記版胴の軸線から前記基材の搬送方向下流側にそれぞれ所定の距離だけ離れて位置している。前記制御装置は、前記印刷装置の前記版胴の軸線から前記センサまでの距離と、前記版胴に貼り付けられた前記版が前記基材に印刷した前記基準点用のマークを前記センサが検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量とから、前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を前記印刷装置毎に算出する。
上述の構成では、既知である前記印刷装置の前記版胴の軸線から前記センサまでの距離と、前記センサが前記基準点用のマークを検出するまでの前記基材の搬送量とから、前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を前記印刷装置毎に算出する。つまり、前記制御装置は、前記複数の印刷装置における前記版の貼りずれ量を前記版胴の基準点からの絶対値として算出している。従って、前記複数の印刷装置の間における前記版の相対的なずれは、前記版がそれぞれ貼り付けられている前記版胴の基準点からの絶対値に基づいて補正される。つまり、本願の輪転印刷機は、前記複数の印刷装置の間における前記版の相対的な位置ずれの補正において前記基材の張力変動による影響が抑制される。これにより、基準点合わせの精度を安定させることができる。
他の観点によれば、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機は、以下の構成を含むことが好ましい。前記搬送装置は、前記基材を給紙ロールから繰り出す送りローラと、前記送りローラが繰り出した前記基材を巻き取りロールに繰り入れる引っ張りローラとを有する。前記制御装置は、前記基材に所定の張力が生じている状態において前記送りローラの回転速度と前記引っ張りローラの回転速度とを等しくして前記基材を搬送させ、前記印刷装置によって前記基準点用のマークを前記基材に印刷するとともに、前記基準点用のマークを前記センサが検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量を算出する。
上述の構成では、前記輪転印刷機は、基準点用のマークを印刷する際に前記基材に所定の張力を生じさせて前記基材を安定させるとともに、前記送りローラの回転速度と前記引っ張りローラの回転速度を等しくすることで、搬送時の前記基材に前記所定の張力以上の張力を加えずに張力の変動を抑制している。よって、前記基材には、前記版が有する基準点マーク印刷部の形状が適切に印刷される。また、搬送中における前記基材の伸縮が抑制されるので、前記基材に印刷された前記基準点用のマークは、印刷された際の形状を維持したまま前記センサまで搬送される。つまり、本願の輪転印刷機は、前記複数の印刷装置の間における前記版の相対的な位置ずれの補正において前記基材の張力変動による影響を抑制する。これにより、基準点合わせの精度を安定させることができる。
他の観点によれば、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機は、以下の構成を含むことが好ましい。前記基準点用のマークは前記基材の搬送方向に辺部が位置する矩形状である。前記制御装置は、前記センサが矩形状の前記基準点用のマークにおける前記基材の搬送方向の下流側の辺部を検出すると、前記搬送装置による前記基材の搬送速度を低下させ、前記センサが矩形状の前記基準点用のマークにおける前記基材の搬送方向の上流側の辺部を検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量に基づいて前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を算出する。
上述の構成では、前記輪転印刷機は、前記センサが前記基準点用のマークの搬送方向下流側の辺部を検出すると前記基材の搬送速度を低下させる。よって、前記輪転印刷機は、前記基準点用のマークの搬送方向上流側の辺部を前記センサによって高精度に検出することができる。つまり、本願の輪転印刷機は、前記基材の搬送速度を低下させることで前記センサによる前記基準点用のマークの前記搬送方向上流側の辺部の検出位置のばらつきを抑制する。これにより、基準点合わせの精度を安定させることができる。
他の観点によれば、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機は、以下の構成を含むことが好ましい。前記制御装置は、前記印刷装置における前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を下流側の前記印刷装置から順に1台ずつ算出する。
上述の構成では、前記輪転印刷機は、前記複数の印刷装置のうち一の印刷装置しか前記基材に接触していない。つまり、本願の輪転印刷機は、前記複数の印刷装置の間における版の相対的な位置ずれの補正において前記基材の張力変動による影響が抑制される。これにより、基準点合わせの精度を安定させることができる。
また、前記輪転印刷機は、前記複数の印刷装置のうち搬送経路上の下流側に位置する印刷装置から一台ずつ順に前記基準点用のマークの印刷及び検出を行う。つまり、前記基準点用のマークの印刷及び検出を行う前記印刷装置よりも上流側において、他の前記印刷装置による前記基準点用のマークの印刷が行われない。従って、前記基準点用のマークの印刷及び検出を行う一の前記印刷装置は、他の前記印刷装置が前記基材に印刷した前記基準点用のマークに重ねて前記基準点用のマークを印刷することがない。また、一の前記印刷装置が前記基材に印刷した前記基準点用のマークを検出する前記センサが他の前記印刷装置が前記基材に印刷した前記基準点用のマークを検出することがない。これにより、前記センサの誤検知を防止し、基準点合わせの精度を安定させることができる。
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施例のみを定義する目的で使用されるのであって、前記専門用語によって発明を制限する意図はない。他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解される意味と同じ意味を有する。
以下の開示は、本発明の例示として考慮されるべきであり、本発明を以下の図面または説明によって示される特定の実施形態に限定することを意図するものではない。
本発明の一実施形態によれば、基準点合わせの精度を安定させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の模式図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機に使用される版の平面模式図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の制御ブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の基準点合わせ工程の工程図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の版胴の軸線方向に見た版の位置関係を表す軸線方向に見た模式図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の版胴の径方向に見た版の位置関係を表す径方向に見た模式図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の基準点合わせ工程における版胴の軸線と基材に印刷された基準点マークとの位置関係を表す模式図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る輪転印刷機の版位置補正工程における版の補正量を表す模式図である。
(第1実施形態)
初めに、図1から図3を用いて、本発明に係る輪転印刷機の1実施形態である輪転印刷機1について説明する。図1は、輪転印刷機1の構成を示す模式図である。図2は、輪転印刷機1に使用される第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの平面模式図である。図3は、輪転印刷機1の制御ブロック図である。なお、本実施形態において、輪転印刷機1は、単色を印刷する印刷装置を3台有するものとする。また、本実施形態において、輪転印刷機1は、基材として紙Wに印刷するものとする。
図1に示すように、輪転印刷機1は、基材を間欠で搬送しつつ印刷する間欠輪転印刷機である。また、輪転印刷機1は、凸版印刷機である。輪転印刷機1は、給紙ロール支持軸2、送りローラ3、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B、第3印刷装置4C、引っ張りローラ12、巻き取りロール支持軸13、ガイドローラ14、制御装置15を有する。
給紙ロール支持軸2は、印刷前のウェブ状の紙Wがロール状に巻き取られている給紙ロールW1を回転可能に支持する。給紙ロール支持軸2は、基材の搬送方向において最も上流側に位置している。給紙ロール支持軸2は、給紙ロールW1の筒状の芯材に挿入される。なお、給紙ロール支持軸2は、自動供給装置の一部として構成されていてもよい。
供給部である送りローラ3は、給紙ロールW1から紙Wを繰り出して下流側に送り出す駆動ローラである。送りローラ3は、給紙ロール支持軸2の下流側であって、第1印刷装置4Aの上流側に位置する。送りローラ3は、紙Wの印刷されない面である裏面に接するように位置している。送りローラ3には、中心角が90度以上180度未満の範囲で紙Wが巻き付けられている。送りローラ3は、図示しないサーボモータで駆動される。送りローラ3は、制御装置15によって回転角度、給紙速度、紙Wの張力等を制御可能である。また、送りローラ3は、引っ張りローラ12と同期可能である。
第1印刷装置4Aは、紙Wの表面に第1版8Aの図形を単色で印刷する。第1印刷装置4Aは、インク壺5A、着けローラ6A、第1版胴7A、第1版8A、圧胴9A、第1基準点合わせ用センサ10A及び第1見当合わせ用センサ11Aを有する。
インク壺5Aは、印刷されるインクが充填される容器である。着けローラ6Aは、インク壺5Aに貯留されているインクを第1版胴7Aに貼り付けられている第1版8Aに供給するローラである。着けローラ6Aの外周面の一部は、インク壺5Aに貯留されているインクに接触している。また、着けローラ6Aの外周面の一部は、第1版胴7Aに貼り付けられた第1版8Aに接触する。これにより、着けローラ6Aは、インク壺5Aで外表面に付着したインクを第1版胴7Aの第1版8Aに付着可能である。着けローラ6Aは、第1版胴7Aと機械的に連動連結されている。
第1版胴7Aは、第1版8Aを適切な位置及びタイミングで紙Wに接触させる。第1版胴7Aの外周面には、第1版8Aが粘着テープ等によって貼り付けられている。第1版胴7Aは、紙Wの印刷面である表面側に位置している。第1版胴7Aは、外周面に貼り付けられた第1版8Aが着けローラ6Aに接触可能である。また、第1版胴7Aは、外周面に貼り付けられた版が紙Wの表面に接触可能である。第1版胴7Aは、図示しないサーボモータで駆動される。第1版胴7Aは、制御装置15によって回転角度または回転速度を制御可能である。
図1と図2に示すように、第1版8Aは、紙Wに図柄及び文字等を転写する板状部材である。第1版8Aは、本実施形態において凸版である。第1版8Aは、筒状の第1版胴7Aに貼り付け可能な円弧状に形成されている(図4参照)。第1版8Aの内周面は、第1版胴7Aの外周面の曲率と等しい曲率を有している。第1版8Aの外周面には、印刷面を有している。第1版8Aは、図柄を印刷する図柄印刷部8、基準点用のマークである基準点マークM1(図7参照)を印刷する基準点マーク印刷部8aを有する。更に、第1版8Aは、見当用のマークである見当マークM2(図7参照)を印刷する見当マーク印刷部8bを有する。基準点マーク印刷部8aは、第1版8Aを第1版胴7Aに貼り付けた際、紙Wの搬送方向に辺部が位置する矩形状のマークを印刷する矩形状の凸部である。
図1に示すように、圧胴9Aは、第1版胴7Aに貼り付けられた第1版8Aに紙Wを押し付けるローラである。圧胴9Aは、紙Wの裏面側に位置している。また、圧胴9Aは、外周面が紙Wの裏面に接触可能である。圧胴9Aは、紙Wを挟んで第1版胴7Aと対向するように位置している。つまり、第1版胴7Aと圧胴9Aとは、紙Wを挟んで位置している。圧胴9Aは、第1版胴7Aとの間隔を調整可能である。これにより、圧胴9Aは、紙Wを版に押し付ける力を調整可能である。圧胴9Aは、第1版胴7Aと機械的に連動連結されている。
第1基準点合わせ用センサ10Aは、紙Wに印刷された基準点用のマークである基準点マークM1を検出するセンサである。第1基準点合わせ用センサ10Aは、例えば発光部と受光部とを有する光電センサである。第1基準点合わせ用センサ10Aは、前記発行部から基準点マークM1に対して投光された光を前記受光部によって検出する。第1基準点合わせ用センサ10Aは、受光量の変化によって基準点マークM1の有無を検出する。第1基準点合わせ用センサ10Aは、第1版胴7Aの下流側に位置している。第1基準点合わせ用センサ10Aは、第1版胴7Aの軸線Pから既知のセンサ距離L1だけ離れて位置している。第1基準点合わせ用センサ10Aは、紙Wの表面に対して前記投光部と前記受光部とを対向させて位置している。また、第1基準点合わせ用センサ10Aは、搬送に印刷されている基準点マークM1の下流側の辺部M1a(図7参照)と上流側の辺部M1b(図7参照)とを検出するように位置している。
第1見当合わせ用センサ11Aは、紙Wに印刷された矩形の見当マークM2を検出するセンサである。第1見当合わせ用センサ11Aは、例えば発光部と受光部とを有する光電センサである。第1見当合わせ用センサ11Aは、前記発行部からマークに対して投光された光を前記受光部によって検出する。第1見当合わせ用センサ11Aは、受光量の変化によって見当マークM2の位置を検出する。第1見当合わせ用センサ11Aは、第1版胴7Aの下流側に位置している。第1見当合わせ用センサ11Aは、第1版胴7Aの軸線Pから既知のセンサ距離L1だけ離れて位置している。第1見当合わせ用センサ11Aは、紙Wの表面に対して前記投光部と前記受光部とを対向させて位置している。また、第1見当合わせ用センサ11Aは、紙Wの搬送方向に見て、第1基準点合わせ用センサ10Aに対して紙Wの搬送方向に垂直な方向且つ紙Wの表面に平行な方向である紙Wの幅方向にずれている。つまり、第1見当合わせ用センサ11Aは、紙Wの搬送方向に見て第1基準点合わせ用センサ10Aと重ならない。よって、第1見当合わせ用センサ11Aは、基準点マークM1を誤検出しない。
第2印刷装置4Bは、紙の表面に第2版8Bの図形を第1版と異なる単色で印刷する。第2印刷装置4Bは、インク壺5B、着けローラ6B、第2版胴7B、第2版8B、圧胴9B、第2基準点合わせ用センサ10B及び第2見当合わせ用センサ11Bを有する。第2印刷装置4Bは、第1印刷装置4Aの下流側に位置している。第2印刷装置4Bは、第1印刷装置4Aにおける第1版胴7Aの軸線Pから既知の間隔P2だけ離れている。第2印刷装置4Bの構成は、第1印刷装置4Aの構成と同一である。
第2基準点合わせ用センサ10B及び第2見当合わせ用センサ11Bは、第2版胴7Bの軸線Pから既知のセンサ距離L2だけ離れて位置している。第2見当合わせ用センサ11Bは、紙Wの搬送方向に見て、第2基準点合わせ用センサ10Bに対して紙Wの幅方向にずれている。なお、第2基準点合わせ用センサ10Bは、紙Wの搬送方向に見て第1基準点合わせ用センサ10Bと重なっていてもよい。第2見当合わせ用センサ11Bは、紙Wの搬送方向に見て第1見当合わせ用センサ11Aと重なっている。第2基準点合わせ用センサ10Bは、第2版8Bが紙Wに印刷した基準点マークM1を検出する。第2見当合わせ用センサ11Bは、第1見当合わせ用センサ11Aが検出した見当合わせ用の見当マークM2を検出する。
第3印刷装置4Cは、紙Wの表面に第3版8Cの図形を第1版8A及び第2版8Bと異なる単色で印刷する。第3印刷装置4Cは、インク壺5C、着けローラ6C、第3版胴7C、第3版8C、圧胴9C、第3基準点合わせ用センサ10C及び第3見当合わせ用センサ11Cを有する。第3印刷装置4Cは、第2印刷装置4Bの下流側に位置している。第3印刷装置4Cは、第2印刷装置4Bにおける第2版胴7Bの軸線Pから既知の間隔P3だけ離れている。第3印刷装置4Cの構成は、第2印刷装置4Bの構成と同一である。
第3基準点合わせ用センサ10C及び第3見当合わせ用センサ11Cは、第3版胴7Cの軸線Pから既知のセンサ距離L3だけ離れて位置している。第3見当合わせ用センサ11Cは、紙Wの搬送方向に見て、第3基準点合わせ用センサ10Cに対して紙Wの幅方向にずれている。なお、第3基準点合わせ用センサ10Cは、紙Wの搬送方向に見て第1基準点合わせ用センサ10A及び第2基準点合わせ用センサ10Bと重なっていてもよい。第3見当合わせ用センサ11Cは、紙Wの搬送方向に見て第2見当合わせ用センサ11Bと重なっている。第3基準点合わせ用センサ10Cは、第3版8Cが紙Wに印刷した基準点マークM1を検出する。第3見当合わせ用センサ11Cは、第1見当合わせ用センサ11A及び第2見当合わせ用センサ11Bが検出した見当マークM2を検出する。
第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cは、紙Wの搬送経路上に並んで位置している。第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cは、インク壺5A、5B、5C内に充填されているインクを着けローラ6A、6B、6Cによって第1版胴7Aに貼り付けられている第1版8A、第2版胴7Bに貼り付けられている第2版8Bまたは第3版胴7Cに貼り付けられている第3版8Cに供給する。第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cは、第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cと圧胴9A、9B、9Cとの間を紙Wが通過する際、印刷内容に対応した濃度で第1版8A、第2版8B及び第3版8Cに付着したインクを上流側から紙Wに印刷する。第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cは、圧胴9A、9B及び9Cによって紙Wを各版に押し付ける。この際、第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7C及び圧胴9A、9B及び9Cは、第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの印刷面の周速度が紙Wの搬送速度に一致する回転速度で回転している。
回収部である引っ張りローラ12は、給紙ロールW1から引き出された紙Wを引っ張って下流側の巻き取りロールW2に繰り入れる駆動ローラである。引っ張りローラ12は、第3印刷装置4Cの下流側であって、巻き取りロール支持軸13の上流側に位置する。引っ張りローラ12は、紙Wの裏面に接するように位置している。引っ張りローラ12には、中心角が90度以上180度未満の範囲で紙Wが巻き付けられている。引っ張りローラ12は、図示しないサーボモータで駆動される。引っ張りローラ12は、制御装置15によって紙Wの搬送位置、搬送速度及び張力等を制御可能である。また、引っ張りローラ12は、送りローラ3と同期可能である。
巻き取りロール支持軸13は、印刷後のウェブ状の紙Wをロール状に巻き取る巻き取りロールW2を駆動する駆動軸である。巻き取りロール支持軸13は、紙Wの搬送方向において最も下流側に位置している。巻き取りロール支持軸13は、図示しないサーボモータで駆動される。巻き取りロール支持軸13は、給紙ロールW1の筒状の芯材に挿入される。なお、給紙ロール支持軸2は、自動排出装置の一部として構成されていてもよい。
複数のガイドローラ14は、ウェブ状の紙Wが所定の搬送ラインに沿って搬送されるように紙Wをガイドするローラである。複数のガイドローラ14は、給紙ロール支持軸2、送りローラ3、引っ張りローラ12及び巻き取りロール支持軸13の周囲に位置している。複数のガイドローラ14のうち給紙ロール支持軸2及び送りローラ3の近傍に位置するガイドローラ14は、送りローラ3に紙Wを巻き付かせている。同様に、複数のガイドローラ14のうち引っ張りローラ12及び給紙ロール支持軸2の近傍に位置するガイドローラ14は、引っ張りローラ12に紙Wを巻き付かせている。
図3に示すように、制御装置15は、送りローラ3、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B、第3印刷装置4C、引っ張りローラ12及び巻き取りロール支持軸13を制御する。制御装置15は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続されている。または、制御装置15は、ワンチップのLSI等からなる構成でもよい。制御装置15は、送りローラ3、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B、第3印刷装置4C、引っ張りローラ12及び巻き取りロール支持軸13の動作を制御するために種々のプログラムおよびデータが格納されている。
制御装置15は、送りローラ3及び引っ張りローラ12に接続されている。制御装置15は、送りローラ3及び引っ張りローラ12の回転角度、回転速度及びトルクのうち少なくとも一つを制御する。また、制御装置15は、送りローラ3及び引っ張りローラ12の回転角度、回転速度及びトルクのうち少なくとも一つを連動させることで紙Wの搬送位置、搬送速度及び張力を制御可能である。
制御装置15は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cに接続されている。制御装置15は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cにおける各版胴の回転角度及び回転速度のうち少なくとも一つを制御する。また、制御装置15は、送りローラ3及び引っ張りローラ12の回転角度及び回転速度とのうち少なくとも一つと、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cにおける各版胴の回転角度及び回転速度のうち少なくとも一つを連動させることで紙Wの搬送位置及び搬送速度と第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cにおける各版胴の回転角度及び回転速度を連動可能である。
制御装置15は、第1基準点合わせ用センサ10A、第2基準点合わせ用センサ10B及び第3基準点合わせ用センサ10Cに接続されている。制御装置15は、第1基準点合わせ用センサ10A、第2基準点合わせ用センサ10B及び第3基準点合わせ用センサ10Cから基準点マークM1の検出信号を取得可能である。
制御装置15は、第1見当合わせ用センサ11A、第2見当合わせ用センサ11B及び第3見当合わせ用センサ11Cに接続されている。制御装置15は、第1見当合わせ用センサ11A、第2見当合わせ用センサ11B及び第3見当合わせ用センサ11Cから見当マークM2の検出信号を取得可能である。
制御装置15は、巻き取りロール支持軸13に接続されている。制御装置15は、巻き取りロール支持軸13の回転角度及び回転速度のうち少なくとも一つを制御する。制御装置15は、送りローラ3及び引っ張りローラ12の回転角度及び回転速度とのうち少なくとも一つと、巻き取りロール支持軸13の回転角度及び回転速度のうち少なくとも一つを連動させることで紙Wの搬送位置及び搬送速度に基づいて紙Wの巻き取り量を制御可能である。
このように構成される輪転印刷機1は、送りローラ3及び引っ張りローラ12によって紙Wの搬送位置、搬送速度及び張力を制御しつつ、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cによって第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの図柄を重ねて印刷する。この際、輪転印刷機1は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cの各版胴を一定速度で回転させる。一方、輪転印刷機1は、各版胴に対して紙Wの搬送位置を制御して紙W面における印刷位置を制御する。これにより、輪転印刷機1は、各版胴に対する版の大きさに関わらず、隣り合う印刷部分の間隔を狭くすることができる。
次に、図1及び図4から図8を用いて、輪転印刷機1の基準点合わせ工程S100について説明する。図4は、輪転印刷機1の基準点合わせ工程S100の工程図である。図5は、輪転印刷機1において第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの軸線Pの方向に見た第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの位置関係を表す模式図である。図6は、輪転印刷機1において第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの径方向に見た第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの位置関係を表す模式図である。図7は、輪転印刷機1の基準点合わせ工程S100における第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの軸線Pと紙Wに印刷された基準点マークM1との位置関係を表す模式図である。図8は、輪転印刷機1の版位置補正工程S130における第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの補正量を表す模式図である。
図4に示すように、基準点合わせ工程S100は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cの各版胴に貼り付けられた各版の周方向の位置に基づいて各版の相対的な位置ずれを補正する制御である。基準点合わせ工程S100は、紙Wの張力を一定にする張力調整工程S110と、各印刷装置の版胴に貼り付けられた版の位置を検出する版位置検出工程S120と、各版の相対位置を補正する版位置補正工程S130とを有する。
図1、図5及び図6に示すように、第1印刷装置4Aの第1版胴7Aには、第1版8Aが貼り付けられている。第2印刷装置4Bの第2版胴7Bには、第2版8Bが貼り付けられている。第3印刷装置4Cの第3版胴7Cには、第3版8Cが貼り付けられている。この際、第1版8A、第2版胴7B及び第3版8Cは、各版胴に対して作業者の目測で貼り付けられている。
第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cは、周方向における基準点である版胴基準点Xを有している。制御装置15は、第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの版胴基準点Xが各版胴の軸線Pの鉛直方向上方に位置する場合、各版胴の回転角度を0度と規定する。
第1版8A、第2版8B及び第3版8Cは、基準点用のマークである基準点マークM1を印刷する基準点マーク印刷部8aを有する。第1版8A、第2版8B及び第3版8Cは、各版胴に貼り付けた際の基準点マーク印刷部8aにおける搬送方向上流側の辺部M1bを版基準点Yとする。
第1版8Aは、版基準点Yが第1版胴7Aの版胴基準点Xにおおよそ一致するように第1版胴7Aの外周面に貼り付けられている。第2版8Bは、版基準点Yが第2印刷装置4Bの版胴基準点Xにおおよそ一致するように第2版胴7Bの外周面に貼り付けられている。第3版8Cは、版基準点Yが第3印刷装置4Cの版胴基準点Xにおおよそ一致するように第3版胴7Cの外周面に貼り付けられている。この際、第1版8A、第2版胴7B及び第3版8Cは、各版胴に対して作業者の目測で貼り付けられている。また、各版胴の軸線Pから各版胴に貼り付けられた第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの印刷面までの回転半径を半径Dとする。
張力調整工程S110において、制御装置15は、送りローラ3によって紙Wを一定の搬送速度である第1搬送速度V1で下流側に送り出すとともに引っ張りローラ12によって紙Wを下流側に引っ張る。この際、制御装置15は、送りローラ3の回転速度よりも引っ張りローラ12の回転速度が大きくなるように制御する。つまり、引っ張りローラ12は、紙Wの第1搬送速度V1よりも速い回転速度で回転する。引っ張りローラ12は、外周面と紙Wとの間の静止摩擦力を越える回転力で回転することで紙Wに対して外周面が滑る。引っ張りローラ12の外周面と紙Wとの間には、動摩擦力が生じる。この結果、引っ張りローラ12は、第1搬送速度V1で紙Wを搬送しつつ、動摩擦力によって紙Wに張力を与える。紙Wは張力に応じて搬送方向に伸びる。
制御装置15は、引っ張りローラ12によって紙Wに張力が加わると、引っ張りローラ12の回転速度を送りローラ3による回転速度と等しくする。つまり、引っ張りローラ12は、紙Wの第1搬送速度V1と等しい回転速度で回転する。この際、引っ張りローラ12は、紙Wに対して外周面が滑らない。引っ張りローラ12の外周面と紙Wとの間には、静止摩擦力が生じる。引っ張りローラ12は、静止摩擦力によって紙Wの伸び量を一定に維持しつつ、紙Wを第1搬送速度V1で下流側に引っ張る。紙Wは、送りローラ3と引っ張りローラ12との間において所定の張力が加えられた状態で、第1搬送速度V1で搬送される。この際、紙Wの張力は、所定の張力で維持され、搬送時の張力変動が抑制される。
版位置検出工程S120において、制御装置15は、第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの版胴基準点Xに対する第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの版基準点Yの周方向の位置を検出する。制御装置15は、第1版8A、第2版8B及び第3版8Cの版基準点Yの検出を第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cのうち最も下流側に位置する第3印刷装置4Cから上流側に向かって第2印刷装置4B、第1印刷装置4Aの順に一つずつ行う。
図7に示すように、制御装置15は、第3印刷装置4Cの第3版胴7Cの回転角度が0度の状態から第3版胴7Cを紙Wの第1搬送速度V1に同期する速度で回転させる。第3印刷装置4Cは、第3版8Cによって紙Wに基準点マークM1を印刷する。この際、紙Wは、所定の張力が一定に加えられた状態で搬送されている。印刷された矩形状の基準点マークM1は、第1搬送速度V1で第3基準点合わせ用センサ10Cの検出位置まで移動する。第3基準点合わせ用センサ10Cは、基準点マークM1の下流側の辺部M1aを検出する。制御装置15は、第3基準点合わせ用センサ10Cから基準点マークM1の下流側の辺部M1aの検出信号を取得すると、送りローラ3及び引っ張りローラ12による紙Wの搬送速度を第1搬送速度V1よりも遅い極低速の第2搬送速度V2に切り替える。第2搬送速度V2は、例えば毎分1m程度である。
印刷された矩形状の基準点マークM1は、第2搬送速度V2で下流側に移動する。第3基準点合わせ用センサ10Cは、基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出する。制御装置15は、第3基準点合わせ用センサ10Cから基準点マークM1の上流側の辺部M1bの検出信号を取得すると、送りローラ3及び引っ張りローラ12による紙Wの搬送を停止する。
制御装置15は、第3版胴7Cの回転角度が0度の状態において回転を開始した時点から、第3基準点合わせ用センサ10Cが基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出するまでの間に搬送された紙Wの搬送量S3を算出する。制御装置15は、第3版胴7Cに貼られた第3版8Cの印刷面における半径Dと、紙Wの搬送量S3と、第3版胴7Cの軸線Pから第3基準点合わせ用センサ10Cまでのセンサ距離L3とに基づいて、版胴7Cが回転角度0度の状態から第3基準点合わせ用センサ10Cが基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出するまでの間に回転した版胴7Cの回転角度を算出する。これにより、制御装置15は、第3版胴7Cの版胴基準点Xに対する第3版8Cの版基準点Yの周方向位置C3を算出する。周方向位置とは、各版胴の版胴基準点Xから各版の版基準点Yまでの各版胴の周長とする。
同様に、制御装置15は、第2印刷装置4Bにおける第2版胴7Bの版胴基準点Xに対する第2版8Bの版基準点Yの周方向の位置を検出する。制御装置15は、送りローラ3と引っ張りローラ12とによって紙Wを所定の張力が一定に加えられた状態で搬送させる。制御装置15は、第2印刷装置4Bにおける第2版胴7Bの回転角度が0度の状態から第2版胴7Bを紙Wの搬送速度に同期する速度で回転させる。第2印刷装置4Bは、第2版8Bによって基準点マークM1を印刷する。第2印刷装置4Bは、第3印刷装置4Cよりも上流側に位置している。従って、第2版8Bによって印刷される基準点マークM1は、第3印刷装置4Cの第3版8Cで印刷された基準点マークM1に重ならない。
制御装置15は、第2版胴7Bの回転角度が0度の状態において回転を開始した時点から、第2基準点合わせ用センサ10Bが基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出するまでの間に搬送された紙Wの搬送量S2を算出する。制御装置15は、第2版胴7Bに貼られた第2版8Bの印刷面における半径Dと、紙Wの搬送量S2と、第2版胴7Bの軸線Pから第2基準点合わせ用センサ10Bまでのセンサ距離L2とから、第2版胴7Bの版胴基準点Xに対する第2版8Bの版基準点Yの周方向位置C2を算出する。
同様に、制御装置15は、第1印刷装置4Aにおける1版胴の版胴基準点Xに対する第1版8Aの版基準点Yの周方向の位置を検出する。制御装置15は、送りローラ3と引っ張りローラ12とによって紙Wを所定の張力が一定に加えられた状態で搬送させる。制御装置15は、第1印刷装置4Aにおける第1版胴7Aの回転角度が0度の状態から第1版胴7Aを紙Wの搬送速度に同期する速度で回転させる。第1印刷装置4Aは、第1版8Aによって基準点マークM1を印刷する。第1印刷装置4Aは、第3印刷装置4C及び第2印刷装置4Bよりも上流側に位置している。従って、第1版8Aによって印刷される基準点マークM1は、第3印刷装置4Cの第3版8C及び第2印刷装置4Bの第2版8Bで印刷された基準点マークM1に重ならない。
制御装置15は、第1版胴7Aの回転角度が0度の状態において回転を開始した時点から第1基準点合わせ用センサ10Aが第1搬送速度V1で移動する基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出するまでの間に搬送された紙Wの搬送量S1を算出する。更に、制御装置15は、紙Wの搬送量S1と、第1版胴7Aに貼られた第1版8Aの印刷面における半径Dと、第1版胴7Aの軸線Pから第1基準点合わせ用センサ10Aまでのセンサ距離L1とから、第1版胴7Aの版胴基準点Xに対する第1版8Aの版基準点Yの周方向位置C1を算出する。
図4と図8とに示すように、版位置補正工程S130において、制御装置15は、算出した第3版胴7Cの版胴基準点Xに対する第3版8Cの版基準点Yの周方向位置C3、第2版胴7Bの版胴基準点Xに対する第2版8Bの版基準点Yの周方向位置C2及び第1版胴7Aの版胴基準点Xに対する第1版8Aの版基準点Yの周方向位置C1のうち一つの周方向位置を基準として他の周方向位置を補正する。制御装置15は、例えば第2版胴7Bの版胴基準点Xに対する第2版8Bの版基準点Yの周方向位置C2を基準として、第1版胴7Aの版胴基準点Xに対する第1版8Aの版基準点Yの周方向位置C1を周方向位置C1-周方向位置C2に補正する。また、制御装置15は、第3版胴7Cの版胴基準点Xに対する第3版8Cの版基準点Yの周方向位置C3を周方向位置C3-周方向位置C2に補正する。
基準点合わせを行った輪転印刷機1は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cにおける各版の周方向の位置が一致している。従って、第1印刷装置4Aの第1版8A、第2印刷装置4Bの第2版8B及び第3印刷装置4Cの第3版8Cは、紙W上の同一の位置を印刷する。
次に、図1と図2を用いて輪転印刷機1の見当合わせについて説明する。見当合わせは、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cの各版胴に貼り付けられた各版の印刷位置を補正する制御である。第1印刷装置4Aの第1版胴7Aに貼り付けられている第1版8Aは、見当合わせ用の見当マークM2を印刷する見当マーク印刷部8bを有している。見当マーク印刷部8bは、第1版8Aを周方向に見て、基準点マーク印刷部8aと重ならないように位置している。
図1と図2に示すように、見当合わせにおいて、制御装置15は、第1版8Aが印刷した見当マークM2を第1見当合わせ用センサ11A、第2見当合わせ用センサ11B及び第3見当合わせ用センサ11Cによって検出する。制御装置15は、第1版胴7Aの軸線Pと第1見当合わせ用センサ11Aとのセンサ距離L1、第2版胴7Bの軸線Pと第2見当合わせ用センサ11Bとのセンサ距離L2及び第3版胴7Cの軸線Pと第3見当合わせ用センサ11Cとのセンサ距離L3、第1印刷装置4Aと第2印刷装置4Bとの間隔P2及び第2印刷装置4Bと第3印刷装置4Cとの間隔P3とから第1見当合わせ用センサ11A、第2見当合わせ用センサ11B及び第3見当合わせ用センサ11Cが検出した見当マークM2の相対的な位置関係を算出する。制御装置15は、第1見当合わせ用センサ11A、第2見当合わせ用センサ11B及び第3見当合わせ用センサ11Cが検出する見当マークM2の相対的な位置関係が適切になるように第1版胴7A、第2版胴7B及び第3版胴7Cの回転角度または回転速度のうち少なくとも一つを制御する。
このように構成される輪転印刷機1は、第1印刷装置4Aにおいて、第1版胴7Aに貼られた第1版8Aの印刷面における半径Dと、第1版胴7Aの回転角度が0度の状態から第1基準点合わせ用センサ10Aが基準点マークM1の上流側の辺部M1bを検出するまでの間に搬送される紙Wの搬送量S1と、第1版胴7Aの軸線Pから第1基準点合わせ用センサ10Aまでのセンサ距離L1とから、第1版胴7Aの版胴基準点Xに対する第1版8Aの版基準点Yの周方向位置C1を算出する。同様にして、輪転印刷機1は、第2版胴7Bの版胴基準点Xに対する第2版8Bの版基準点Yの周方向位置C2及び第3版胴7Cの版胴基準点Xに対する第3版8Cの版基準点Yの周方向位置C3を算出する。つまり、輪転印刷機1は、各印刷装置における各版胴に対する版の貼りずれ量を版胴基準点Xから版基準点Yまでの絶対値として算出している。従って、複数の印刷装置の間における版の相対的なずれは、各版胴の版胴基準点Xから各版の版基準点Yまでの絶対値に基づいて補正される。つまり、輪転印刷機1は、複数の印刷装置の間における版の相対的な位置ずれの補正において紙Wの張力変動による影響が抑制される。また、輪転印刷機1は、基準点合わせ工程S100の際に紙Wの搬送速度を極低速の第2搬送速度に切り替えることにより、紙Wの搬送量の検出精度を向上させている。これにより、基準点合わせ工程S100の精度を安定させることができる。
また、輪転印刷機1は、基準点マークM1を印刷する際に紙Wに張力を生じさせて紙Wのたわみ、ねじれ等を抑制して紙Wの姿勢を安定させるとともに、送りローラ3と引っ張りローラ12との回転速度を同一にすることで搬送時の紙Wの張力の変動を抑制している。よって、紙Wには、各版が有する基準点マーク印刷部8aの形状が適切に印刷される。また、搬送中における紙Wの伸縮が抑制されるので、紙Wに印刷された基準点マークM1は、印刷された際の形状及び寸法を維持したまま各基準点合わせ用センサまで搬送される。つまり、輪転印刷機1は、複数の印刷装置の間における各版の相対的な位置ずれの補正において紙Wの張力変動及び紙Wの伸縮による影響を抑制する。
また、輪転印刷機1は、各基準点合わせ用センサが基準点マークM1の搬送方向下流側の辺部M1aを検出すると紙Wの搬送速度を第1搬送速度V1から第2搬送速度V2に低下させる。よって、輪転印刷機1は、基準点マークM1の搬送方向上流側の辺部M1bを各基準点合わせ用センサによって高精度に検出することができる。つまり、輪転印刷機1は、紙Wの搬送速度を低下させることで各基準点合わせ用センサによる基準点マークM1の搬送方向上流側の辺部M1bの検出位置のばらつきを抑制する。
また、輪転印刷機1は、基準点合わせ工程S100の際、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cのうち一の印刷装置しか紙Wに接触していない。つまり、輪転印刷機1は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cの間における各版の相対的な位置ずれの補正において紙Wの張力変動による影響を抑制する。これにより、基準点合わせ工程S100の精度を安定させることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、輪転印刷機1は、紙Wを間欠で搬送しつつ印刷する間欠輪転印刷機である。しかしながら、輪転印刷機は、基材を連続して搬送する輪転印刷機でもよい。また、輪転印刷機1は、凸版印刷機である。しかしながら、輪転印刷機は、凹版印刷機でもよい。また、輪転印刷機は、オフセット印刷機でもよい。
上述の実施形態において、輪転印刷機1は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cを有している。しかしながら、輪転印刷機は、複数の印刷装置を有していればよい。輪転印刷装置は、例えば、2台の印刷装置または4台以上の印刷装置を有していてもよい。
上述の実施形態において、輪転印刷機1は、基材である紙Wに印刷をしている。しかしながら、輪転印刷機は、基材として、樹脂、金属等で構成されるフィルム状の部材であればよい。
上述の実施形態において、輪転印刷機1の各印刷装置は、基準点合わせ用センサと見当合わせ用センサとをそれぞれ有している。しかしながら、各印刷装置は、基準点合わせ用センサと見当合わせ用センサとを共通のセンサで構成してもよい。
上述の各実施形態において、輪転印刷機1は、第1印刷装置4A、第2印刷装置4B及び第3印刷装置4Cの各版胴の回転位置または回転速度によって印刷位置を調整している。しかしながら、輪転印刷機は、コンペンセンータロールによって搬送距離を変更することで印刷位置を変更してもよい。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
1 輪転印刷機
2 給紙ロール支持軸
3 送りローラ
4A 第1印刷装置
4B 第2印刷装置
4C 第3印刷装置
5A、5B、5C インク壺
6A、6B、6C 着けローラ
7A 第1版胴
7B 第2版胴
7C 第3版胴
8A 第1版
8B 第2版
8C 第3版
9A、9B、9C 圧胴
10A 、第1基準点合わせ用センサ
10B 、第2基準点合わせ用センサ
10C 、第3基準点合わせ用センサ
11A 、第1見当点合わせ用センサ
11B 、第2見当点合わせ用センサ
11C 、第3見当点合わせ用センサ
12 引っ張りローラ
13 巻き取りロール支持軸
14 ガイドローラ
15 制御装置

Claims (4)

  1. ウェブ状の基材を搬送する搬送装置と、前記基材の搬送速度に合わせて版を回転させる版胴を有し、前記版によって前記基材に印刷する複数の印刷装置と、前記複数の印刷装置がそれぞれ前記基材に印刷した基準点用のマークを検出する複数のセンサと、前記搬送装置及び前記複数の印刷装置をそれぞれ独立して制御可能な制御装置と、を有する輪転印刷機であって、
    前記複数の印刷装置は、
    前記基材の搬送経路上に任意の間隔で並んで位置し、前記基準点用のマークを印刷する基準点マーク印刷部を有する版がそれぞれの前記版胴の周方向の基準点を基準として前記版胴に貼り付けられ、
    前記複数のセンサは、
    前記印刷装置毎に、前記版胴の軸線から前記基材の搬送方向下流側にそれぞれ所定の距離だけ離れて位置し、
    前記制御装置は、
    前記印刷装置の前記版胴の軸線から前記センサまでの距離と、前記版胴に貼り付けられた前記版が前記基材に印刷した前記基準点用のマークを前記センサが検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量とから、前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を前記印刷装置毎に算出する、
    輪転印刷機。
  2. 請求項1に記載の輪転印刷機において、
    前記搬送装置は、
    前記基材を給紙ロールから繰り出す送りローラと、前記送りローラが繰り出した前記基材を巻き取りロールに繰り入れる引っ張りローラとを有し、
    前記制御装置は、
    前記基材に所定の張力が生じている状態において前記送りローラの回転速度と前記引っ張りローラの回転速度とを等しくして前記基材を搬送させ、前記印刷装置によって前記基準点用のマークを前記基材に印刷するとともに、前記基準点用のマークを前記センサが検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量を算出する、
    輪転印刷機。
  3. 請求項1または2に記載の輪転印刷機において、
    前記基準点用のマークは前記基材の搬送方向に辺部が位置する矩形状であり、
    前記制御装置は、
    前記センサが矩形状の前記基準点用のマークにおける前記基材の搬送方向の下流側の辺部を検出すると、前記搬送装置による前記基材の搬送速度を低下させ、前記センサが矩形状の前記基準点用のマークにおける前記基材の搬送方向の上流側の辺部を検出するまでに前記搬送装置が搬送した前記基材の搬送量に基づいて前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を算出する、
    輪転印刷機。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の輪転印刷機において、
    前記制御装置は、
    前記印刷装置における前記版胴の周方向の基準点に対する前記版の周方向の位置を下流側の前記印刷装置から順に1台ずつ算出する、
    輪転印刷機。
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