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JP6982390B2 - 車両用空調装置の電気式ヒータの製造方法 - Google Patents

車両用空調装置の電気式ヒータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば自動車等に搭載される車両用空調装置に設けられる電気式ヒータの製造方法に関するものである。
従来より、例えば車両用空調装置には、空調用空気を加熱するための電気式ヒータが設けられることがある(例えば、特許文献1、2参照)。電気式ヒータは、PTC素子と放熱用のフィンとを積層するとともに、PTC素子及びフィンを積層方向に圧縮するためのバネ要素を備えており、PTC素子、フィン及びバネ要素が枠型フレームによって積層状態で保持されている。
特許文献1、2では、枠型フレームの上辺部から下辺部まで延びて上辺部及び下辺部を連結する複数の支柱が設けられている。支柱は、上下方向に真っ直ぐに延びるとともに、枠型フレームの幅方向に等間隔に配置されている。そして、空調用空気は枠型フレームの内部を通ってフィンを通過する間にPTC素子の熱によって加熱される。
また、特許文献1、2の枠型フレームは外部空気の流れ方向に2分割された上側ハウジングと下側ハウジングとを備えている。そして、特許文献1、2の電気式ヒータの製造時には、まず、上側ハウジングにPTC素子、フィンを積層状態で組み付けておく。この状態で下側ハウジングを上側ハウジングに組み付けていき、このときバネ要素を上側ハウジングに押し込んでPTC素子及びフィンに対して積層方向に圧縮力を加えていく。下側ハウジングを上側ハウジングに組み付けることで、PTC素子及びフィンが外部空気の流れ方向の両側から保持される。
特許第4880648号公報 特許第4939490号公報
ところで、特許文献1、2のようにバネ要素を設けた場合には、バネ要素によってフィンが積層方向に圧縮されることになり、この圧縮力を受けたフィンは薄板材からなるものであるため、当該フィンの隣合う山の間隔、即ちフィンピッチが設計値からずれる方向に変形してしまう恐れがある。フィンピッチが設計値からずれると、通気抵抗が悪化し、ひいては電気式ヒータによる加熱性能が低下してしまう。
そこで、バネ要素による圧縮力を受けてもフィンピッチがずれないように、フィンに、隣合う山部を連結する板材をろう付けする構造が考えられる。しかしながら、このようにすると部品点数が増えてコスト高になるとともに、板材を有していることでフィンの高さ方向の寸法公差が大きくなり、その結果、バネ要素による圧縮力を適正範囲にするのが難しくなる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コストの上昇を抑制しながらフィンピッチのずれを抑制して電気式ヒータによる高い加熱性能を得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、フィンの山に係合する係合部を設けるようにした。
第1の発明は、電力の供給によって発熱する発熱体と、上記発熱体に積層された状態で配設されるコルゲートフィンと、上記発熱体及び上記フィンに積層方向の圧縮力を作用させるためのバネ部材と、空調用空気の流れ方向下流側と上流側にそれぞれ配置される第1フレーム構成部材と第2フレーム構成部材を有するとともに、上記発熱体、上記フィン及び上記バネ部材を収容して積層状態で保持する保持フレームとを備え、上記保持フレームの内部へ送風された空調用空気が上記フィンを通過して加熱される車両用空調装置の電気式ヒータの製造方法において、上記第1フレーム構成部材には、上記積層方向の端部に配置された上記フィンが当接する当接面から突出して上記積層方向の端部に配置された上記フィンの隣合う山の間に配置されて当該山に係合する突条部からなるフレーム側係合部を設けておき、上記突条部を、空調用空気の通過方向に長い形状とし、上記突条部の幅を突出方向先端へ行くほど狭くしておき、上記フィンを上記積層方向の端部に位置するように配置するとともに、上記発熱体及び上記フィンを交互に積層した後、上記積層した上記発熱体及び上記フィンと、上記発熱体及び上記フィンの上記積層方向の他端部に配置するバネ部材とを、上記第1フレーム構成部材に収容し、上記積層方向の端部に配置された上記フィンを上記当接面に当接させた後、当該フィンの隣合う山の間に上記フレーム側係合部を配置して当該山に係合させたまま、上記第2フレーム構成部材のバネ圧縮部を上記第1フレーム構成部材の内方へ押し込んで上記バネ部材を上記積層方向に弾性変形させ、上記第2フレーム構成部材を上記第1フレーム構成部材に組み付けることを特徴とする。
この構成によれば、発熱体、フィン及びバネ部材が保持フレームに保持された状態で、バネ部材によってフィンに積層方向の圧縮力が作用する。このとき、積層方向の端部に配置されたフィンの山には、保持フレームのフレーム側係合部が係合しているので、フィンの山の位置がずれにくくなる。つまり、板材をフィンにろう付けしなくても、フィンピッチが設計値からずれ難くなるので、通気抵抗が良好に保たれる。
また、保持フレームにおけるフィンの当接面に設けた突条部がフィンの隣合う山の間に配置されるので、山の位置がより一層ずれにくくなり、通気抵抗を良好に保つことができる。
第1の発明によれば、保持フレームに設けたフレーム側係合部をフィンの山に係合させるようにしたので、コストの上昇を抑制しながらフィンピッチのずれを抑制して電気式ヒータによる高い加熱性能を得ることができる。
実施形態1に係る車両用空調装置の電気式ヒータを空調用空気の流れ方向上流側から見た斜視図である。 電気式ヒータの上流側フレーム構成部材及び左右のキャップ部材を取り外した状態を示す斜視図である。 図2における電気式ヒータの上部近傍を拡大して示す斜視図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 図1におけるV−V線断面図である。 図2におけるVI−VI線断面図である。 下流側フレーム構成部材の下流側下辺部からフィンを上方に離した状態を示す斜視図である。 図6の下部を拡大して示す図である。 下側絶縁プレートからフィンを上下方向に離した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置の電気式ヒータ1を示すものである。この電気式ヒータ1は、図示しない車両用空調装置の内部に配設され、車室外または車室内から車両用空調装置の内部に導入された空調用空気を加熱するための加熱器である。尚、車両用空調装置は、例えば自動車の車室内においてインストルメントパネル(図示せず)の内部に搭載され、空調用空気を温度調節して車室内の各部に供給することができるようになっている。具体的には、図示しないが、車両用空調装置は、ケーシングと、送風ファンと、冷却用熱交換器と、上記電気式ヒータとを備えている。送風ファン、冷却用熱交換器はケーシングの内部に収容されている。送風ファンは空調用空気を送るためのものである。冷却用熱交換器は、空調用空気を冷却するためのものである。電気式ヒータ1は、ケーシングの内部において冷却用熱交換器よりも空調用空気の流れ方向下流側に配置されており、空調用空気を加熱するためのものである。また、ケーシングの内部には、エアミックスダンパが配設されている。エアミックスダンパは、電気式ヒータ1を通過する空気の量を変更することによって空調風の温度を変更するためのものである。さらに、ケーシングの内部には、デフロスタダンパ、ベントダンパ及びヒートダンパも配設されている。デフロスタダンパは、フロントウインド(図示せず)の内面に向けて吹き出す空調風の量を変更するためのものであり、また、ベントダンパは乗員の上半身に向けて吹き出す空調風の量を変更するためのものであり、また、ヒートダンパは乗員の足下近傍に向けて吹き出す空調風の量を変更するためのものである。尚、車両用空調装置の構造は上記した構造に限られるものではない。
電気式ヒータ1は、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53と、複数のフィン54と、上側バネ部材(一側バネ部材)55と、保持フレーム60とを備えており、空調用空気の流れ方向から見たときに全体として左右方向に長い矩形状をなしている。上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53は、車両に搭載されているバッテリ等(図示せず)からの電力の供給によって発熱する複数のPTC素子(図示せず)を備えた同じ構造のものであり、左右方向に長い板状をなしている。上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53のそれぞれの内部には、複数のPTC素子が左右方向に並ぶように配置されている。
尚、この実施形態の説明では、空調用空気の流れ方向上流側及び下流側を図4に示すように定義するが、これとは反対方向に空調用空気が流れるように配置してもよい。また、電気式ヒータ1の左側及び右側は各図に示すように定義するが、これは車両の左側及び右側と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。さらに、電気式ヒータ1の上側及び下側は各図に示すように定義するが、これは車両の上側及び下側と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。
図2にも示すように、上部発熱体50は、電気式ヒータ1の上側に配置されている。上部発熱体50の右端部には、PTC素子に接続される電極板50aが右側へ突出するように設けられている。中央部第1発熱体51は、電気式ヒータ1の上下方向中央部において上側寄りに配置されている。中央部第1発熱体51の右端部には、PTC素子に接続される電極板51aが右側へ突出するように設けられている。中央部第2発熱体52は、電気式ヒータ1の上下方向中央部において下側寄りに配置されている。中央部第2発熱体52の右端部には、PTC素子に接続される電極板52aが右側へ突出するように設けられている。下部発熱体53は、電気式ヒータ1の下側に配置されている。下部発熱体53の右端部には、PTC素子に接続される電極板53aが右側へ突出するように設けられている。
上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53の左端部は、フィン54の左端部よりも左側に突出している。また、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53の右端部は、フィン54の左端部よりも右側に突出している。
フィン54は、左右方向に長い連続する波型形状のコルゲートフィンである。フィン54を構成している部材は、例えばアルミニウム合金製の薄板材である。フィン54は、上部発熱体50の上面及び下面、中央部第1発熱体51の上面及び下面、中央部第2発熱体52の上面及び下面、下部発熱体53の上面及び下面にそれぞれ配設されている。つまり、フィン54と、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53とは積層されている。また、フィン54が上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53に接触しているので、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53の熱がフィン54に効率良く伝達する。発熱体50〜53及びフィン54の積層方向の端部、即ち下端部にはフィン54が配置されている。
図3等に示すように、フィン54がコルゲートフィンであることから、該フィン54の上部及び下部には、それぞれ多数の山54aが左右方向に互いに間隔をあけて形成されている。フィン54における上部の山54aと下部の山54aとの間の部分は、略上下方向に延びる平板形状となっている。
図2に示すように、上部発熱体50と中央部第1発熱体51との間に配設されている2つのフィン54、54の間には、左右方向に延びる上側絶縁プレート56が配設されている。上側絶縁プレート56の上面及び下面にそれぞれフィン54が接触している。また、中央部第1発熱体51と中央部第2発熱体52との間に配設されている2つのフィン54、54の間には、左右方向に延びる中間絶縁プレート57が配設されている。中間絶縁プレート57の上面及び下面にそれぞれフィン54が接触している。また、中央部第2発熱体52と下部発熱体53との間に配設されている2つのフィン54、54の間には、左右方向に延びる下側絶縁プレート58が配設されている。下側絶縁プレート58の上面及び下面にそれぞれフィン54が接触している。
上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58は、例えば電気絶縁性を有する樹脂材等で構成されており、上下方向に並ぶフィン54、54が電気的に接続されないようにするための部材である。上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58の厚み(上下方向の寸法)は、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52及び下部発熱体53の厚みよりも薄く設定されている。また、上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58の左端部は、フィン54の左端部よりも左側に突出している。また、上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58の右端部は、フィン54の左端部よりも右側に突出している。
上側バネ部材55は、電気式ヒータ1の上端部に位置しているフィン54の上部に隣接するように、即ち、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向一側に配設されている。上側バネ部材55は、保持フレーム60に保持された発熱体50〜53、絶縁プレート56〜58及びフィン54を積層方向に圧縮するように付勢力を作用させるためのものであり、全体が弾性を有する金属材料で構成されている。図4等に示すように、上側バネ部材55は、フィン54の上部に沿って左右方向に延びる基板部55aと、基板部55aにおける空調用空気の流れ方向上流側の縁部から延びる上流側弾性変形部55bと、基板部55aにおける空調用空気の流れ方向下流側の縁部から延びる下流側弾性変形部55cとを備えている。
上流側弾性変形部55bは、基板部55aから上方へ向かい、かつ、空調用空気の流れ方向下流側へ向かって斜めに延びた後、先端側が下方へ屈曲して延びている。下流側弾性変形部55cは、基板部55aから上方へ向かい、かつ、空調用空気の流れ方向上流側へ向かって斜めに延びた後、先端側が下方へ屈曲して延びている。上流側弾性変形部55b及び下流側弾性変形部55cが、下方向に弾性変形するようになっている。
図5に示すように、保持フレーム60は、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52、下部発熱体53、フィン54、上側バネ部材55、上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58を収容して積層状態で保持するためのものである。保持フレーム6は、上下方向中間部の大部分が開放されていて、保持フレーム6の内部へ送風された空調用空気がフィン54を通過して加熱されるようになっている。
保持フレーム60は、空調用空気の流れ方向上流側(一側)に配置される上流側フレーム構成部材(第2フレーム構成部材)70と、空調用空気の流れ方向下流側(他側)に配置される下流側フレーム構成部材(第1フレーム構成部材)80とを有しており、これら上流側フレーム構成部材70及び下流側フレーム構成部材80が組み合わされて構成されている。上流側フレーム構成部材70及び下流側フレーム構成部材80は、電気絶縁性を有する樹脂材を射出成形してなるものである。尚、空調用空気の流れ方向が図4に示す方向とは反対方向であってもよく、この場合は、フレーム構成部材70が空調用空気の流れ方向下流側に配置され、フレーム構成部材80が空調用空気の流れ方向上流側に配置されることになる。
下流側フレーム構成部材80は、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向一側(上側)に配置される下流側上辺部81と、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向他側(下側)に配置される下流側下辺部82と、下流側連結部83とを有している。下流側上辺部81は、左右方向に延びている。下流側上辺部81における空調用空気の流れ方向上流側の面には、上流側へ突出するとともに左右方向に延びる複数の上側保持壁部(第1保持壁部)81aが形成されている。上側保持壁部81aは、左右方向に互いに間隔をあけて配置されているが、左右方向に連続した壁部であってもよい。
下流側下辺部82には、空調用空気の流れ方向上流側へ突出するとともに左右方向に延びる下側保持壁部(第2保持壁部)82aが形成されている。下側保持壁部82aには、空調用空気の流れ方向上流側に開口する嵌合孔82bが左右方向に長く形成されている。
図4に示すように、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間には、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58とが配置されている。発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58は、上述した順番で積層されている。一方、上側バネ部材55は、最も上に配置されるフィン54と、下流側上辺部81との間に配置される。下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間隔は、積層方向の外力を作用させないで積層した状態にある発熱体50〜53、フィン54、絶縁プレート56〜58及び上側バネ部材55の積層方向の合計寸法以上に設定されている。積層方向の外力を作用させないというのは、上側バネ部材55を自由状態にして弾性変形させず、また、発熱体50〜53やフィン54も変形しないようにすることである。
具体的には、上側保持壁部81aと下側保持壁部82aの間隔は、上側保持壁部81aの下面(内面)81bと下側保持壁部82aの上面(内面)82cとの間隔である。そして、発熱体50〜53の積層方向(厚み方向)の寸法、フィン54の積層方向(高さ)の寸法、上側バネ部材55の積層方向(厚み方向)の寸法、絶縁プレート56〜58の積層方向(厚み方向)の寸法の全寸法を加えた寸法よりも、上側保持壁部81aの下面81bと下側保持壁部82aの上面82cとの間隔が寸法Sだけ広くなっている。
上記寸法Sは0であってもよく、上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間に、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58とを配置した状態で、これら部材に圧縮力が作用しないような寸法としておけばよい。また、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58には、製造上の公差があるので、この公差を考慮すると、寸法Sは例えば数mm以上にするのが好ましい。これにより、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58の全てが公差範囲内でプラス方向の寸法であったとしても、それらを上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間に配置した状態で上側バネ部材55による圧縮力が作用しないようにすることができる。
図6〜図8に示すように、下流側フレーム構成部材80の下流側下辺部82の上面82cは、下端部に配置されているフィン54の下部が当接する当接面とされている。下流側下辺部82の上面82cには、フィン54の隣合う山54a、54aの間に配置される複数の突条部82eが、山54a、54aの間隔に対応するように左右方向に間隔をあけて形成されている。突条部82eは、フィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合するフレーム側係合部である。突条部82eがフィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合することで、フィン54が圧縮されたときに山54aが左右方向にずれないようにすることができる。フレーム側係合部は、例えば突起等で構成されていてもよい。
下流側連結部83は、上側保持壁部81aから下側保持壁部82aまで延びる棒状をなしており、上側保持壁部81a及び下側保持壁部82aを、上述した間隔を保った状態で連結する部分である。下流側連結部83は、空調用空気の流れ方向下流側に位置付けられており、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58を空調用空気の流れ方向下流側から保持する。下流側連結部83は、左右方向に間隔をあけて複数設けられており、下流側連結部83の間を空調用空気が流通するようになっている。尚、下流側連結部83は上下方向に延びるものであってもよいし、斜めに延びるものであってもよい。
また、図9に示すように、下側絶縁プレート58の下面には、該絶縁プレート58から下側へ突出し、該絶縁プレート58の下側に配置されるフィン54の隣合う山54a、54aの間に配置される複数の突条部58aが、山54a、54aの間隔に対応するように左右方向に間隔をあけて形成されている。絶縁プレート58の突条部58aは、フィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合するプレート側係合部である。絶縁プレート58の突条部58aがフィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合することで、フィン54が圧縮されたときに山54aが左右方向にずれないようにすることができる。
また、図6に示すように、下側絶縁プレート58の上面には、該絶縁プレート58から上側へ突出し、該絶縁プレート58の上側に配置されるフィン54の隣合う山54a、54aの間に配置される複数の突条部58bが、山54a、54aの間隔に対応するように左右方向に間隔をあけて形成されている。絶縁プレート58の突条部58bは、フィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合するプレート側係合部である。絶縁プレート58の突条部58bがフィン54の山54a、54aに対して左右方向から係合することで、フィン54が圧縮されたときに山54aが左右方向にずれないようにすることができる。プレート側係合部は、例えば突起等で構成されていてもよい。
尚、上側絶縁プレート56及び中間絶縁プレート57にも同様なプレート側係合部を設けることができる。
上流側フレーム構成部材70は、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向一側(上側)に配置される上流側上辺部(第1結合部)71と、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向他側(下側)に配置される上流側下辺部(第2結合部)72と、左側連結部(他側連結部)73と、右側連結部(他側連結部)74と、中間連結部(他側連結部)75と、バネ圧縮部(一側バネ圧縮部)76とを有している。上流側上辺部71は、左右方向に延びている。上流側上辺部71には、空調用空気の流れ方向下流側に開口する嵌合孔71aが、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aに対応するように、左右方向に長く形成されている。嵌合孔71aには、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aが差し込まれた状態で嵌合し、上流側上辺部71が上側保持壁部81aに結合するようになっている。
上流側下辺部72における空調用空気の流れ方向下流側の面には、下流側へ突出するとともに左右方向に延びる結合板部72aが、下流側フレーム構成部材80の嵌合孔82bに対応するように形成されている。結合板部72aは、下流側フレーム構成部材80の嵌合孔82bに差し込まれた状態で嵌合し、上流側下辺部72が下側保持壁部82aに結合するようになっている。
バネ圧縮部76は上流側上辺部71の下側に位置しており、全体として左右方向に延びる板状をなしている。バネ圧縮部76は、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと、上側バネ部材55との間の隙間に差し込まれて上側バネ部材55を発熱体50〜53及びフィン54の積層方向に弾性変形させるためのものである。バネ圧縮部76の厚み寸法である上下方向の寸法は、上記寸法Sよりも長く設定されており、図5に示すように上側バネ部材55を例えば1mm以上弾性変形させることができる寸法とされている。尚、バネ圧縮部76の厚み寸法によって上側バネ部材55の圧縮力を調整することができ、具体的には、発熱体50〜53やフィン54等が位置ずれを起こさない程度に、上側バネ部材55の圧縮力を設定するのが好ましい。
バネ圧縮部76における空調用空気の流れ方向下流側は、上記隙間への差し込み方向先端側であり、このバネ圧縮部76の先端側の厚みは、先端へ行くほど薄くなるように設定されている。これにより、バネ圧縮部76の先端側を上記隙間へ差し込みやすくすることができる。
図3に示すように、バネ圧縮部76における上側バネ部材55側の面、即ち、バネ圧縮部76の下面76aは、左右方向に延びている。バネ圧縮部76の下面76aには、上記隙間への差し込み方向に延びる複数の突条部76bが互いに左右方向に間隔をあけて形成されている。突条部76bは、バネ圧縮部76の下面76aにおいて空調用空気の流れ方向上流側から下流側まで連続している。突条部76bが上側バネ部材55の上流側弾性変形部55b及び下流側弾性変形部55cに接するようになっている。これにより、バネ圧縮部76を上記隙間に差し込む際に上側バネ部材55との摺動面積が減少して摺動抵抗を小さくすることができる。尚、突条部76bの数は特に限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、左側連結部73は、上流側上辺部71の左側から上流側下辺部72の左側まで延びる棒状をなしている。また、右側連結部74は、上流側上辺部71の右側から上流側下辺部72の右側まで延びる棒状をなしている。さらに、中間連結部75は、上流側上辺部71の左右方向中間部から上流側下辺部72の左右方向中間部まで延びる棒状をなしている。
左側連結部73、右側連結部74及び中間連結部75は、上流側上辺部71及び上流側下辺部72を、所定の間隔を保った状態で連結する部分である。また、左側連結部73、右側連結部74及び中間連結部75は、空調用空気の流れ方向上流側に位置付けられており、発熱体50〜53及びフィン54と、上側バネ部材55と、絶縁プレート56〜58を空調用空気の流れ方向上流側から保持する。左側連結部73、右側連結部74及び中間連結部75の間を空調用空気が流通するようになっている。尚、左側連結部73、右側連結部74及び中間連結部75は上下方向に延びるものであってもよいし、斜めに延びるものであってもよい。
また、図1に示すように、電気式ヒータ1の左端部及び右端部には、それぞれ左側キャップ部材91及び右側キャップ部材92が設けられている。左側キャップ部材91は、上流側フレーム構成部材70及び下流側フレーム構成部材80の左端部を覆うように形成され、該左端部に嵌合するように形成されている。また、右側キャップ部材92は、上流側フレーム構成部材70及び下流側フレーム構成部材80の右端部を覆うように形成され、該右端部に嵌合するように形成されている。
(電気式ヒータの製造方法)
次に、上記のように構成された電気式ヒータ1の組み立て要領について説明する。まず、図4に示すように、上部発熱体50、中央部第1発熱体51、中央部第2発熱体52、下部発熱体53、フィン54、上側絶縁プレート56、中間絶縁プレート57及び下側絶縁プレート58を積層し、下流側フレーム構成部材80の内部に収容する。すなわち、発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58を上述した順番で積層し、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間に配置する。また、上側バネ部材55を、最も上に配置されるフィン54と下流側上辺部81との間に配置する。
このとき、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間隔が、発熱体50〜53、フィン54、絶縁プレート56〜58及び上側バネ部材55の積層方向の合計寸法以上確保されているので、上側バネ部材55による圧縮力が発熱体50〜53やフィン54には作用していない。このため、上流側フレーム構成部材70を下流側フレーム構成部材80に組み付ける前であっても、発熱体50〜53やフィン54が下流側フレーム構成部材80から飛び出し難くなり、組付作業性が良好になる。
そして、上流側フレーム構成部材70を下流側フレーム構成部材80に組み付ける際に、バネ圧縮部76を上側保持壁部81a及び上側バネ部材55の間に差し込むとき、上側バネ部材55による圧縮力が作用していないので、組付開始時に要する力が小さくて済み、このことによっても組付作業性が良好になる。
バネ圧縮部76を上側保持壁部81a及び上側バネ部材55の間に差し込むと、上側バネ部材55が、発熱体50〜53及びフィン54の積層方向に弾性変形し、これにより、発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58が積層方向に圧縮されるので、発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58のガタつきが無くなる。
また、上流側フレーム構成部材70を下流側フレーム構成部材80に組み付けると、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aが上流側フレーム構成部材70の嵌合孔71aに差し込まれた状態で嵌合し、上流側上辺部71が上側保持壁部81aに結合する。また、上流側フレーム構成部材70の下側の結合板部72aが、下流側フレーム構成部材80の嵌合孔82bに差し込まれた状態で嵌合し、上流側下辺部72が下側保持壁部82aに結合する。これにより、発熱体50〜53、フィン54、絶縁プレート56〜58及び上側バネ部材55が、左側連結部73、右側連結部74及び中間連結部75と、下流側連結部83とによって空調用空気の流れ方向両側から保持される。最後に、左側キャップ部材91及び右側キャップ部材92を保持フレーム60に組み付ける。
(実施形態の効果)
以上説明したように、この実施形態によれば、下端部に配置されたフィン54の山54aには、下流側フレーム構成部材80の下流側下辺部82の突条部82eが係合しているので、フィン54の山54aの位置がずれにくくなる。つまり、板材をフィン54にろう付けしなくても、フィンピッチが設計値からずれ難くなるので、通気抵抗を良好に保つことができ、電気式ヒータ1による高い加熱性能を得ることができる。
また、フィン54、54の間に配置される絶縁プレート56〜58に、フィン54の山54aに係合する突条部58a、58bを設けたので、積層方向中間部に位置するフィンピッチのずれを抑制することができる。
また、保持フレーム60を構成する上流側フレーム構成部材70及び下流側フレーム構成部材80を組み合わせる前に、下流側フレーム構成部材80に組み付けられた上側バネ部材55が発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58に対して積層方向の力を作用させないようにすることができる。これにより、発熱体50〜53、フィン54及び絶縁プレート56〜58が下流側フレーム構成部材80から飛び出し難くなるとともに、組付開始時に要する力が小さくて済むので、組付作業性を良好することができる。
また、下流側フレーム構成部材80の上側保持壁部81aと下側保持壁部82aとの間隔を、発熱体50〜53、フィン54、絶縁プレート56〜58及び上側バネ部材55の積層方向の合計寸法よりも大きくしたので、発熱体50〜53やフィン54等に積層方向の寸法誤差が多少生じていたとしても、組付作業性を良好することができる。
また、上流側フレーム構成部材70のバネ圧縮部76に差し込み方向に延びる突条部76bを形成したので、バネ圧縮部76を上側保持壁部81a及び上側バネ部材55の間に差し込むとき、バネ圧縮部76と上側バネ部材55との摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、組付作業性をより一層良好することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明は、例えば自動車に搭載される空調装置で利用することができる。
1 電気式ヒータ
50〜53 発熱体
54 フィン
55 上側バネ部材
56〜58 絶縁プレート
58a、58b 突条部(プレート側係合部)
60 保持フレーム
82c 下流側下辺部の上面(当接面)
82e 突条部(フレーム側係合部)

Claims (1)

  1. 電力の供給によって発熱する発熱体と、
    上記発熱体に積層された状態で配設されるコルゲートフィンと、
    上記発熱体及び上記フィンに積層方向の圧縮力を作用させるためのバネ部材と、
    空調用空気の流れ方向下流側と上流側にそれぞれ配置される第1フレーム構成部材と第2フレーム構成部材を有するとともに、上記発熱体、上記フィン及び上記バネ部材を収容して積層状態で保持する保持フレームとを備え、
    上記保持フレームの内部へ送風された空調用空気が上記フィンを通過して加熱される車両用空調装置の電気式ヒータの製造方法において、
    上記第1フレーム構成部材には、上記積層方向の端部に配置された上記フィンが当接する当接面から突出して上記積層方向の端部に配置された上記フィンの隣合う山の間に配置されて当該山に係合する突条部からなるフレーム側係合部を設けておき、上記突条部を、空調用空気の通過方向に長い形状とし、上記突条部の幅を突出方向先端へ行くほど狭くしておき、
    上記フィンを上記積層方向の端部に位置するように配置するとともに、上記発熱体及び上記フィンを交互に積層した後、
    上記積層した上記発熱体及び上記フィンと、上記発熱体及び上記フィンの上記積層方向の他端部に配置するバネ部材とを、上記第1フレーム構成部材に収容し、上記積層方向の端部に配置された上記フィンを上記当接面に当接させた後、当該フィンの隣合う山の間に上記フレーム側係合部を配置して当該山に係合させたまま、上記第2フレーム構成部材のバネ圧縮部を上記第1フレーム構成部材の内方へ押し込んで上記バネ部材を上記積層方向に弾性変形させ、上記第2フレーム構成部材を上記第1フレーム構成部材に組み付けることを特徴とする車両用空調装置の電気式ヒータの製造方法。
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