[go: up one dir, main page]

JP6980070B1 - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6980070B1
JP6980070B1 JP2020153528A JP2020153528A JP6980070B1 JP 6980070 B1 JP6980070 B1 JP 6980070B1 JP 2020153528 A JP2020153528 A JP 2020153528A JP 2020153528 A JP2020153528 A JP 2020153528A JP 6980070 B1 JP6980070 B1 JP 6980070B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
rib
opening
wall
electric machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020153528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022047637A (ja
Inventor
宏紀 立木
成志 中村
健吾 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2020153528A priority Critical patent/JP6980070B1/ja
Priority to CN202111021394.5A priority patent/CN114189091B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6980070B1 publication Critical patent/JP6980070B1/ja
Publication of JP2022047637A publication Critical patent/JP2022047637A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/20Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/20Stationary parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/19Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】冷媒による均等な冷却を安価に実現する回転電機を提供する。
【解決手段】固定子(10)の外周面部とハウジング(30)との間に設けられたフレーム(21)は、ハウジング(30)とフレーム(21)との間の空間部(40)を軸方向に分割して複数の流路を形成する主壁(213)と、複数の流路にそれぞれ設けられ、フレームの周方向に延びるリブ(214、215、216、217、218、219)とを備え、主壁に設けた主壁開口部(213a)と、リブに設けたリブ開口部(214b、215b、216b、217b、218b、219b)とを、フレーム(21)の軸方向に対向して配置するようにした回転電機。
【選択図】図2

Description

本願は、回転電機に関するものである。
電動機、発電機などの回転電機において、出力を向上させるために、固定子の周囲に構成した流路にポンプを用いて冷媒を循環させて固定子を冷却するようにした回転電機は周知である。たとえば、特許文献1には、固定子を固定するフレームと外壁となるハウジングとの間に螺旋状の流路を形成し、この流路に冷媒を循環させるように構成された回転電機が開示されている。
また、特許文献2には、固定子を固定する内筒とその表面を覆う外筒との間に冷却用空間を形成し、この冷却用空間内で内筒の表面に軸方向に複数の溝を形成するとともに、仕切りにより冷却用空間を軸方向に分割し、入口と出口に対して半径方向に対向する側で前記仕切りに開口部を設け、前記入口を分割した一つの冷却用空間側に設け、前記出口を分割した別の冷却用空間側に設け、前記入口から前記一つの冷却用空間内に流入させた冷媒を、前記仕切りの開口部から前記別の冷却用空間内に流入させ、前記出口から外部に流出させるように構成された回転電機が開示されている。
実開平01―131256号公報 特開2013―042661号公報
特許文献1に開示された従来の回転電機によれば、構造が複雑でダイカスト等で製造する場合は最低でも周方向に4方向に分割したダイカスト型が必要となり、製造コストが増大するという課題があった。また、特許文献2に開示された従来の回転電機によれば、冷却用空間内で内筒の表面に形成された溝が、仕切りの開口部における冷媒の軸方向の流れの妨げとなり、冷媒の流速が不均一となって均等に冷却することができず.また、開口部における流路の断面積の変化により圧損が発生し、より大容量のポンプが必要となり、コストアップとなるという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、冷媒による均等な冷却を安価に実現する回転電機を提供することを目的とする。
本願に開示される回転電機は、
回転子を内包する固定子と、
内周面部に前記固定子が嵌合されたフレームと、
前記フレームの外周面部を覆うように配置されたハウジングと、
を備え、
前記フレームは、前記外周面部に前記フレームの軸方向に間隔を介して配置された第1の隔壁と第2の隔壁を備え、
前記ハウジングに設けられた冷媒入口部から前記ハウジングと前記フレームとの間に形成された空間部に冷媒を流通させるとともに、前記空間部に流入した前記冷媒を前記ハウジングに設けられた冷媒出口部から前記空間部の外部に流出させるように構成された回転電機であって、
前記フレームは、
前記フレームの前記外周面部に設けられ、前記空間部を前記軸方向に分割して複数の流路を形成する主壁と、
前記複数の流路にそれぞれ設けられ、前記フレームの周方向に延びるリブと、
を備え、
前記主壁は、前記軸方向に開口する主壁開口部を備え、
前記リブは、前記軸方向に開口するリブ開口部を備え、
前記主壁開口部と前記リブ開口部とは、前記軸方向に対向して配置されている、
ことを特徴とする。
本願に開示される回転電機によれば、冷媒による均等な冷却を安価に実現する回転電機が得られる。
実施の形態1による回転電機を一部断面で示す模式図である。 実施の形態1による回転電機のフレームとハウジングを示す斜視図である。 実施の形態1による回転電機のフレームを、図2に示す矢印Aの方向から視た側面図である。 実施の形態1による回転電機のフレームを、図2に示す矢印Bの方向から視た側面図である。 図3Aおよび図3BるC−C線に沿う概略断面図である。 実施の形態2による回転電機のフレームを示す模式図である。 実施の形態3による回転電機のフレームを示す模式図である。 実施の形態4による回転電機のフレームを示す斜視図である。 実施の形態4による回転電機のフレームを、図7Aに示す矢印Fの方向から視た側面図である。 実施の形態4による回転電機のフレームの変形例を示す説明図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による回転電機を図に基づいて説明する。図1は、実施の形態1による回転電機を一部断面で示す模式図である。図1において、回転電機100は、回転子軸1に固定された回転子60と、空隙8を介して回転子60を内包する固定子10と、固定子10の外周部を包囲し、軸方向の両端部が開放された円筒状のフレーム21と、フレーム21の外周部を包囲するハウジング30と、ハウジング30と一体に固定されるブラケット7と、を備えている。
固定子10は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層して構成された固定子鉄心11と、固定子鉄心11に形成されたスロット13に挿入されて巻回された複数の固定子コイル12と、を備えている。固定子コイル12は、隣接するスロットの間で巻回される集中巻であっても、複数のスロットを跨いで巻回される分布巻であってもよい。
回転子60は、永久磁石型回転子であって、回転子軸1によりその軸心位置が貫通された円筒状の回転子鉄心62と、この回転子鉄心62の外周面側に埋設された複数個の永久磁石63とを備えている。回転子鉄心62は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層して構成されている。永久磁石63は、回転子鉄心62の周方向にあらかじめ定められたピッチで配列され、界磁磁極を構成している。なお、回転子60は、永久磁石型回転子に限定されるものではなく、絶縁していない複数の回転子導体を回転子鉄心62のスロットに収納し、それらの回転子導体の両側を短絡環で短絡した、いわゆるかご形回転子、あるいは、界磁コイルとしての回転子コイルを回転子鉄心62のスロットに装着した巻線形回転子であってもよい。
ハウジング30は、軸方向の一端部がハウジング壁部31により閉塞され、軸方向の他端部が開放されている。ハウジング30の軸方向の他端部の周縁部には、フランジ部32が設けられている。フランジ部32は、複数個のネジ9によりブラケット7に固定されている。これにより、ハウジング30はブラケット7に固定されるとともに、ハウジング30の軸方向の他端部がブラケット7により閉塞される。ハウジング30は、周方向のあらかじめ定められた位置に、軸方向に間隔を介して配置された冷媒入口部33と冷媒出口部34とが設けられている。冷媒入口部33と冷媒出口部34は、ハウジング30の内周面部に開口している。
ハウジング30の軸方向の一端部を閉塞するハウジング壁部31には、径方向の中央部にハウジング貫通穴311が形成されている。第1のベアリング201は、ハウジング貫通穴311に挿入され、ハウジング壁部31に第1のベアリング201の外輪が固定されている。ブラケット7は、固定子10に対向する内壁面に軸方向に窪む凹部71を有している。固定子コイル12のブラケット側の端部は、ブラケット7の凹部71に収容されている。ブラケット7には、径方向の中央部にブラケット貫通穴72が形成されている。第2のベアリング202は、このブラケット貫通穴72に挿入され、ブラケット7に第2のベアリング202の外輪が固定されている。
回転子軸1の軸方向の一端部111は、第1のベアリング201の内輪に固定され、第1のベアリング201の外輪を介してハウジング壁部31に回動自在に支持されとともに、ハウジング貫通穴311を貫通してハウジング壁部31から軸方向に突出している。回転子軸1の軸方向の他端部112は、第2のベアリング202の内輪に固定され、第2のベアリング202の外輪を介してブラケット7に回動自在に支持されとともに、ブラケット貫通穴72を貫通してブラケット7から軸方向に突出している。フレーム21は、内周面部が固定子鉄心11の外周面部に嵌合され、軸方向の一端部は開放され、軸方向の他端部はブラケット7の内壁面に当接してブラケット7により閉塞されている。
つぎに、フレーム21とハウジング30について詳細に説明する。図2は、実施の形態1による回転電機のフレームとハウジングを示す斜視図、図3Aは、実施の形態1による回転電機のフレームを、図2に示す矢印Aの方向から視た側面図、図3Bは、実施の形態1による回転電機のフレームを、図2に示す矢印Bの方向から視た側面図、図4は、図3Aおよび図3BにおけるC−C線に沿う概略断面図である。図1から図4において、フレーム21は、円筒形状に形成されたフレーム本体210を備え、このフレーム本体210の外周面部には、環状の第1の隔壁211と、環状の第2の隔壁212と、環状の主壁213と、複数の副壁としてのリブ214、215、216、217、218、219、と、が設けられている。
フレーム本体210と、第1の隔壁211と、第2の隔壁212と、主壁213とは、たとえばアルミニウム材のダイカスト成型により一体に形成されている。なお、フレーム本体210に対して、第1の隔壁211と、第2の隔壁212と、主壁213とのうちの少なくとも一つを別体に構成し、これをフレーム本体210の外周面部に固着するようにしてもよい。第1の隔壁211は、その外周面部の全周にわたって延びる凹溝211aを有している。第2の隔壁212には、その外周面部の全周にわたって延びる凹溝212aが形成されている。第2の隔壁212の軸方向の端部には、半径方向に延びる鍔部212bが形成されている。
図1及び図2に示されているように、フレーム21の第1の隔壁211と第2の隔壁212は、ハウジング30の内周面部に嵌合されている。第1の隔壁211の凹溝211aには、シリコンで構成されたOリング211cが挿入され、また、第2の隔壁212の凹溝212aには、シリコンで構成されたOリング212cが挿入されている。ハウジング30の内周面部と、フレーム21の外周面部と、第1の隔壁211と、第2の隔壁212と、により囲まれた空間部40は、Oリング211cと、Oリング212cと、により液密封止されている。なお、Oリング211cと、Oリング212cと、のうちの少なくとも一方を、ガスケットに代えるか、もしくはシリコンの塗布に代えてもよい.
フレーム21における第2の隔壁212の鍔部212bは、ハウジング30のフランジ部32の内周面部に形成された凹部321内に挿入され、ハウジング30の凹部321の内壁面と、ブラケット7の内壁面と、により挟持されている。
主壁213は、空間部40の軸方向の中央部に設けられている。主壁213の外周面部は、ハウジング30の内周面部に当接し又は微小間隙を介してハウジング30の内周面部と対峙している。主壁213は、ハウジング30の冷媒入口部33と冷媒出口部34とに対向する周方向の位置に対して周方向の反対側の位置に、図3Bに示すようにフレームの軸方向に開口する主壁開口部213aを備えている。空間部40は、主壁213により、第1の隔壁211側の空間部と第2の隔壁212側の空間部とに分離される。第2の隔壁212側の空間部は、第1の流路281を構成し、第1の隔壁211側の空間部は、第2の流路282を構成する。すなわち、フレーム21の外周面部に設けられた主壁213は、空間部40をフレームの軸方向に分割して複数の流路としての第1の流路281と第2の流路282を形成する。
第1の流路281と第2の流路282は、主壁213の主壁開口部213aにより連結されている。ハウジング30に設けられた冷媒入口部33は、第1の流路281に連通し、ハウジング30に設けられた冷媒出口部34は、第2の流路282に連通している。つまり、第1の流路281は冷媒入口部33に対応して配置され、第2の流路282は冷媒出口部34に対応して配置されている。
副壁としてのリブ214、215、216は、第1の隔壁211と主壁213との間に設けられ、つまり第2の流路282に設けられ、フレームの軸方向に相互に間隔を介して配置されている。フレーム本体210の外周面部からのリブ214、215、216の径方向の高さは、第1の隔壁211と主壁213の径方向の高さより小さく設定されており、図1に示されるように、リブ214、215、216の外周面部と、ハウジング30の内周面部とは、間隙を介して対向している。
同様に、副壁としてのリブ217、218、219は、主壁213と第2の隔壁212との間に設けられ、つまり第1の流路281に設けられ、フレームの軸方向に相互に間隔を介して配置されている。フレーム本体210の外周面部からのリブ217、218、219の径方向の高さは、主壁213と第2の隔壁212との径方向の高さより小さく設定されており、図1に示されるように、リブ217、218、219の外周面部と、ハウジング30の内周面部とは、間隙を介して対向している。
リブ214、215、216、217、218、219は、たとえばフレーム本体210とともにアルミニウム材のダイカスト成型により一体に形成されている。なお、フレーム本体210に対して、リブ214と、リブ215と、リブ216とのうちの少なくとも一つを別体に構成してフレーム本体210の外周面部に固着するようにしてもよい。
リブ219は、冷媒入口部33に対応する部分にフレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部219aを備えている。第1のリブ開口部219aは、リブ219の外周面部からフレーム本体210の外周面部に向かって緩やかに傾斜してフレーム本体210の外周面部に至る傾斜面2191、2192を、リブ219に形成することにより構成されている。傾斜面2191、2192は、円弧状もしくは直線状に形成される。同様に、リブ218、およびリブ217も、冷媒入口部33に対応する部分にフレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部218a、217aをそれぞれ備えている。第1のリブ開口部218a、217aは、第1のリブ開口部219aと同様の傾斜面部をそれぞれ備えている。
第1のリブ開口部217a、218a、219aは、全体として冷媒入口部33に対して略円形に対峙するように配置され、リブ218の軸方向の両側に位置するリブ217、219のそれぞれの第1のリブ開口部217a、219aの周方向の幅は同一に形成され、中央に位置するリブ218の第1のリブ開口部218aの周方向の幅は、両側の第1のリブ開口部217a、219aの周方向の幅よりも大きく形成されている。このように構成することで、冷媒入口部33からの冷媒を、第1の流路281に均等に流すことができる。
リブ214は、冷媒出口部34に対応する部分に第1のリブ開口部214aを備えている。第1のリブ開口部214aは、リブ214の外周面部からフレーム本体210の外周面部に向かって緩やかに傾斜してフレーム本体210の外周面部に至る傾斜面2141、2142を、リブ214に形成することにより構成されている。傾斜面2141、2142は、円弧状もしくは直線状に形成される。同様に、リブ215、およびリブ216も、冷媒出口部34に対応する部分に第1のリブ開口部215a、216aをそれぞれ備えている。第1のリブ開口部215a、216aは、第1のリブ開口部214aと同様の傾斜面部をそれぞれ備えている。
第1のリブ開口部214a、215a、216aが、全体として冷媒出口部34に対して略円形に対峙するように配置され、リブ215の両側に位置するリブ214、216のそれぞれの第1のリブ開口部214a、216aの周方向の幅は同一に形成され、中央に位置するリブ215の第1のリブ開口部215aの周方向の幅は、両側の第1のリブ開口部214a、216aの周方向の幅よりも大きく形成されている。このように構成することで、第2の流路282からの冷媒を、冷媒出口部34に均等に流すことができる。
図3Bに示すように、リブ214、215、216は、それぞれの第1のリブ開口部214a、215a、216aに対してフレーム本体210の周方向の反対側に、それぞれ、第2のリブ開口部214b、215b、216bを備えている。また、リブ217、218、219は、それぞれの第1のリブ開口部217a、218a、219aに対してフレーム本体210の周方向の反対側に、それぞれ、第2のリブ開口部217b、218b、219bを備えている。これらの第2のリブ開口部214b、215b、216bと、第2のリブ開口部217b、218b、219bとは、主壁開口部213aを中心として軸方向に対向して配置されている。
ここで、第2の隔壁212の側面部と、主壁213の側面部と、が相対向する軸方向の長さをDとすると、主壁213に設けられた主壁開口部213aの周方向の長さが[2×D]となるように構成されているのが望ましい。なお、主壁213は、前述のように空間部40の中央部に設けられているので、第1の隔壁211の側面部と、主壁213の側面部と、が相対向する軸方向の長さもDである。
リブ214、215、216にそれぞれ設けられた第2のリブ開口部214b、215b、216bは、第1の隔壁211に近くなるほど周方向の幅が小さくなるように形成されている。すなわち、[第2のリブ開口部214bの周方向の幅]<[第2のリブ開口部215bの周方向の幅]<[第2のリブ開口部216bの周方向の長さ]に設定されている。また、[第2のリブ開口部216bの周方向の幅]<[主壁開口部213aの周方向の幅(=2D)]に設定されている。
リブ217、218、219にそれぞれ設けられた第2のリブ開口部217b、218b、219bは、第2の隔壁212に近くなるほど周方向の幅が小さくなるように形成されている。すなわち、[第2のリブ開口部219bの周方向の幅]<[第2のリブ開口部218bの周方向の幅]<[第2のリブ開口部217bの周方向の長さ]に設定されている。また、[第2のリブ開口部217bの周方向の幅]<[主壁開口部213aの周方向の幅(=2D)]に設定されている。
ここで、リブ217の側壁と第2の隔壁212の側壁とが相対向する軸方向の長さをE1とすると、リブ217の第2のリブ開口部217bの周方向の幅は、[2×E1]に設定されている。リブ218の側壁と第2の隔壁212の側壁とが相対向する軸方向の長さをE2とすると、リブ218の第2のリブ開口部218bの周方向の幅は、[2×E2]に設定されている。リブ219の側壁と第2の隔壁212の側壁とが相対向する軸方向の長さをE3とすると、リブ219の第2のリブ開口部217bの周方向の幅は、[2×E3]に設定されている。
同様に、リブ216の側壁と第1の隔壁211の側壁とが相対向する軸方向の長さはE1であり、リブ216の第2のリブ開口部216bの周方向の幅は、[2×E1]に設定されている。リブ215の側壁と第1の隔壁211の側壁とが相対向する軸方向の長さはE2であり、リブ215の第2のリブ開口部215bの周方向の幅は、[2×E2]に設定されている。リブ214の側壁と第1の隔壁211の側壁とが相対向する軸方向の長さはE3であり、リブ214の第2のリブ開口部214bの周方向の幅は、[2×E3]に設定されている。
このように、リブの第2のリブ開口部の周方向の幅は、当該リブの側壁と隔壁の側壁とが相対向する軸方向の長さの2倍に設定されるのが望ましい。
以上のように構成された実施の形態1による回転電機において、外部に設けられたポンプ(図示せず)により冷媒入口部33から第1のリブ開口部217a、218a、219aに供給された冷媒は、第1のリブ開口部217a、218a、219aを起点として第1の流路281をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、第2のリブ開口部217b、218b、219bで合流する。
第2のリブ開口部217b、218b、219bで合流した第1の流路281の冷媒は、主壁213に設けられた主壁開口部213aによりフレームの軸方向に流れ、第2の流路282における第2のリブ開口部216b、215b、214bに至り、第2のリブ開口部216b、215b、214bを起点として第2の流路282をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、第1のリブ開口部214a、215a、216aで合流する。
このように、第1のリブ開口部214a、215a、216aで合流した第2の流路282の冷媒は、冷媒出口部34から外部へ流出し、たとえば、冷却装置(図示せず)により冷却され、ポンプにより再び冷媒入口部33から第1の流路281に再び供給される。前述のように冷媒が回転電機内を循環することにより、回転電機の固定子、ひいては回転電機全体が冷却される。
実施の形態1による回転電機によれば、冷媒入口部33から第1のリブ開口部を介して第1の流路に流入した冷媒が、その流路の断面積を変えることなく、第1のリブ開口部に対して径方向の反対側の第2のリブ開口部まで流れ、また、流路の断面積を変えることなく主壁開口部により軸方向に流れを変えて第2の流路に流入し、第2の流路からさらに径方向反対側の第1のリブ開口部に流れて冷媒出口部から外部に流出することができる。冷媒の断面積が変化しないことで、圧損の発生を抑制することができ、ポンプの出力を低減することができる。また、第1の流路と第2の流路は、それぞれリブにより軸方向に仕切られるので、第1の流路と第2の流路の内部で冷媒が均等に配分されるため、フレーム全体を均等に冷却することができ、回転電機を効率的に冷却することが可能となる。
主壁213と第1の隔壁211と第2の隔壁212は、冷媒が第1の流路281と第2の流路282からフレームの軸方向に流出するのを防ぐ機能を有しているのに対し、副壁としてのリブ214、215、216、217、218、219は、固定子10の冷却効果を高めるためにフレーム21の表面積を大きくする機能を有しているのみであり、冷媒の軸方向への流出を防ぐ機能は備えていない。そのため、リブ214、215、216、217、218、219の高さ寸法は、主壁213と第1の隔壁211と第2の隔壁212の高さ寸法に比べて比較的低い精度で製造することができるので、リブ214、215、216、217、218、219の生産性が良いという利点がある。
また、組み立て時に、ハウジング30の内周面部にフレーム21を軸方向に挿入するとき、リブ214、215、216、217、218、219の高さ寸法が、主壁213と第1の隔壁211と第2の隔壁212の高さ寸法より小さいので、リブ214、215、216、217、218、219がハウジング30と干渉せず、組み立てが容易となる利点がある。
実施の形態2.
つぎに、実施の形態2による回転電機について説明する。前述の実施の形態1では、フレームに軸方向に2列の第1の流路と第2の流路を構成していたが、流路が3列以上あってもよい。図5は、実施の形態2による回転電機のフレームを示す模式図であって、流路を3列にした場合を示している。
図5に示すように、フレーム本体210の外周面部に第1の主壁2131と第2の主壁2132とが設けられ、第1の隔壁211と第1の主壁2131との間に、副壁としてのリブ214、215、216が設けられている。また、第1の主壁2131と第2の主壁2132との間に、副壁としてのリブ217、218、219が設けられている。さらに、第2の主壁2132と第2の隔壁212との間に、副壁としてのリブ220、221、222が設けられている。
第1の流路281は、第2の隔壁212と第2の主壁2132との間に形成され、第2の流路282は、第1の主壁2131と第2の主壁2132との間に形成され、第3の流路283は、第1の主壁2131と第1の隔壁211との間に形成されている。冷媒入口部33は、第1の流路281に対応する位置でハウジング30に設けられ、冷媒出口部34は、冷媒入口部33に対してフレーム本体210の周方向の反対側で、かつ第3の流路283に対応する位置で、ハウジング30に設けられている。
リブ220、221、222の、フレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部は、冷媒入口部33に対向する位置に形成されている。リブ220、221、222の、フレームの軸方向に開口する第2のリブ開口部と、第2の主壁2132のフレームの軸方向に開口する主壁開口部と、リブ217、218、219の一方の、フレームの軸方向に開口する第2の開口部は、冷媒入口部33に対してフレーム本体210の周方向の反対側にそれぞれ形成されている。リブ217、218、219の、フレームの軸方向に開口する他方の第2のリブ開口部と、第1の主壁2131のフレームの軸方向に開口する主壁開口部と、リブ214、215、216の、フレームの軸方向に開口する第2のリブ開口部は、冷媒入口部33が設けられているフレーム本体210の周方向の位置にそれぞれ形成されている。リブ214、215、216の、フレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部は、冷媒出口部34に対向する位置に形成されている。
ここで、第1のリブ開口部は、実施の形態1における第1のリブ開口部と同様の構成であり、第2のリブ開口部は、実施の形態1における第2のリブ開口部と同様の構成であり、主壁開口部は、実施の形態1における主壁開口部と同様の構成である。リブ217、218、219は、第1のリブ開口部を備えておらず、第2のリブ開口部が2カ所に設けられており、一方の第2のリブ開口部と他方のリブ開口部は、互いに周方向の反対側に存在している。
以上のように構成された実施の形態2による回転電機において、外部に設けられたポンプ(図示せず)により冷媒入口部33からリブ220、221、222の第1のリブ開口部に供給された冷媒は、その第1のリブ開口部を起点として第1の流路281をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ220、221、222の第2のリブ開口部で合流する。
リブ220、221、222の第2のリブ開口部で合流した第1の流路281の冷媒は、第2の主壁2132に設けられた主壁開口部によりフレームの軸方向に流れ、第2の流路282におけるリブ217、218、219の一方の第2のリブ開口部に至り、その第2のリブ開口部を起点として第2の流路282を、フレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ217、218、219の他方の第2のリブ開口部で合流する。
リブ217、218、219の他方のリブ開口部で合流した第2の流路282の冷媒は、第1の主壁2131の主壁開口部によりフレームの軸方向に流れ、第3の流路283におけるリブ214、215、216の第2のリブ開口部に至り、その第2のリブ開口部を起点として第3の流路283をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ214、215、216の第1のリブ開口部で合流する。
リブ214、215、216の第1のリブ開口部で合流した冷媒は、冷媒出口部34から外部へ流出し、たとえば、冷却装置(図示せず)により冷却され、ポンプにより再び冷媒入口部33から第3の流路283に供給される。前述のように冷媒が回転電機内を循環することにより、回転電機の固定子、ひいては回転電機全体が冷却される。
以上述べた実施の形態2による回転電機によれば、前述の実施の形態1による回転電機と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
つぎに、実施の形態3による回転電機について説明する。前述の実施の形態1では、フレームに軸方向に2列の第1の流路と第2の流路を構成していたが、実施の形態3による回転電機では、流路を4列にしたものである。図6は、実施の形態3による回転電機のフレームを示す模式図である。
図6に示すように、フレーム本体210の外周面部に第1の主壁2131と第2の主壁2132と第3の主壁2133が設けられ、第1の隔壁211と第1の主壁2131との間に、副壁としてのリブ214、215、216が設けられている。また、第1の主壁2131と第2の主壁2132との間に、副壁としてのリブ217、218、219が設けられている。さらに、第2の主壁2132と第3の主壁2133との間に、副壁としてのリブ220、221、222が設けられている。また、第3の主壁2133と第2の隔壁212との間に、副壁としてのリブ223、224、225が設けられている。
第1の流路281は、第2の隔壁212と第3の主壁2133との間に形成され、第2の流路282は、第3の主壁2133と第2の主壁2132との間に形成され、第3の流路283は、第2の主壁2132と第1の主壁2131との間に形成され、第4の流路284は、第1の主壁2131と第1の隔壁211との間に形成されている。冷媒入口部33は、第1の流路281に対応する位置でハウジング30に設けられ、冷媒出口部34は、冷媒入口部33とフレーム本体210の周方向の同一位置で、かつ第4の流路284に対応する位置で、ハウジング30に設けられている。
リブ223、224、225の、フレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部は、冷媒入口部33に対向する位置に形成されている。リブ223、224、225の、フレームの軸方向に開口する第2のリブ開口部と、第3の主壁2133のフレームの軸方向に開口する主壁開口部と、リブ220、221、222の一方の、フレームの軸方向に開口する第2のリブ開口部は、冷媒入口部33に対してフレーム本体210の周方向の反対側にそれぞれ形成されている。
リブ220、221、222の、フレームの軸方向に開口する他方の第2のリブ開口部と、第2の主壁2132のフレームの軸方向に開口する主壁開口部と、リブ217、218、219の、フレームの軸方向に開口する一方の第2のリブ開口部は、冷媒入口部33と冷媒出口部34が設けられているフレーム本体210の周方向の位置にそれぞれ形成されている。
リブ217、218、219の、フレームの軸方向に開口する他方の第2のリブ開口部と第1の主壁のフレームの軸方向に開口する主壁開口部と、リブ214、215、216の、フレームの軸方向に開口する第2のリブ開口部は、冷媒入口部33と冷媒出口部34に対してフレーム本体210の周方向の反対側にそれぞれ形成されている。リブ214、215、216の、フレームの軸方向に開口する第1のリブ開口部は、冷媒出口部34に対向する位置に形成されている。
ここで、第1のリブ開口部は、実施の形態1における第1のリブ開口部と同様の構成であり、第2のリブ開口部は、実施の形態1における第2のリブ開口部と同様の構成であり、主壁開口部は、実施の形態1における主壁開口部と同様の構成である。リブ217、218、219と、リブ220、221、223は、第1のリブ開口部を備えておらず、第2のリブ開口部が2カ所に設けられており、一方の第2のリブ開口部と他方のリブ開口部は、互いに周方向の反対側に存在している。
以上のように構成された実施の形態3による回転電機において、外部に設けられたポンプ(図示せず)により冷媒入口部33からリブ223、224、225の第1のリブ開口部に供給された冷媒は、その第1のリブ開口部を起点として第1の流路281をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ223、224、225の第2のリブ開口部で合流する。
リブ223、224、225の第2のリブ開口部で合流した第1の流路281の冷媒は、第3の主壁2133に設けられた主壁開口部によりフレームの軸方向に流れ、第2の流路282におけるリブ220、221、222の一方の第2のリブ開口部に至り、その第2のリブ開口部を起点として第2の流路282をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ220、221、222の他方の第2のリブ開口部で合流する。
リブ220、221、222の他方のリブ開口部で合流した第2の流路282の冷媒は、第2の主壁2132の主壁開口部によりフレームの軸方向に流れ、第3の流路283におけるリブ217、218、219の一方の第2のリブ開口部に至り、その第2のリブ開口部を起点として第3の流路283をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ217、218、219の他方の第2のリブ開口部で合流する。
リブ217、218、219の他方のリブ開口部で合流した第3の流路283の冷媒は、第1の主壁2131の主壁開口部によりフレームの軸方向に流れ、第4の流路284におけるリブ214、215、216の第2のリブ開口部に至り、その第2のリブ開口部を起点として第4の流路284をフレーム本体210の周方向に分流してフレーム本体210の外周面部の半周分をそれぞれ流れ、リブ214、215、216の第1のリブ開口部で合流する。
リブ214、215、216の第1のリブ開口部で合流した冷媒は、冷媒出口部34から外部へ流出し、たとえば、冷却装置(図示せず)により冷却され、ポンプにより再び冷媒入口部33から第3の流路283に供給される。前述のように冷媒が回転電機内を循環することにより、回転電機の固定子、ひいては回転電機全体が冷却される。
以上述べた実施の形態2による回転電機によれば、前述の実施の形態1による回転電機と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
つぎに、実施の形態4による回転電機について説明する。図7Aは、実施の形態4による回転電機のフレームを示す斜視図、図7Bは、実施の形態4による回転電機のフレームを、図7Aに示す矢印Bの方向から視た側面図である。図7A、図7Bにおいて、主壁213の主壁開口部213aと、リブ219の第2のリブ開口部219bと、リブ218の第2のリブ開口部218bと、リブ217の第2のリブ開口部217bと、リブ216の第2のリブ開口部216bと、リブ215の第2のリブ開口部215bと、リブ214の第2のリブ開口部214bと、のそれぞれの周方向の中央部に、フレーム本体210の外周面部においてフレームの軸方向に延びる中間壁300が設けられている。
中間壁300は、第1の隔壁211と第2の隔壁212の側面部に連結されている。中間壁300のフレーム本体210の外周面からの高さ寸法は、たとえば、各リブの高さ寸法と同等である、その他の構成は、実施の形態1の回転電機と同様である。
中間壁300を設けることで、冷媒入口部33から周方向に分流した冷媒が合流する各リブの第2のリブ開口部217b、218b、219b、216b、215b、214bと主壁開口部213aにおいて、冷媒を効率的に開口部の出口に向かわせることができるため、冷媒の流線の乱れを抑制することができ、冷媒の流速向上による冷却性の改善と、圧損を低減によるポンプの小型化を図ることができる。
図8は、実施の形態4による回転電機のフレームの変形例を示す説明図である。図8に示すように、中間壁300と第2の隔壁212との連結部に、フレームの軸方向と周方向に延びる傾斜面部300aが設けられている。また、中間壁300と第1の隔壁211との連結部に、フレームの軸方向と周方向に延びる傾斜面部300bが設けられている。
図8では、中間壁300と第2の隔壁212との連結部の周辺の破線で囲む部分を、拡大した図Hを付加している。このように、中間壁300と第2の隔壁212との連結部に傾斜面部300aを設け、また中間壁300と第1の隔壁211との連結部に傾斜面部300bを設けることで、これらの傾斜面部が冷媒の周方向の流れから軸方向の流れへの変化をスムーズにし、冷却冷媒の流線を安定化させ、冷媒の流速の向上による冷却性の改善と、圧損を低減によるポンプの小型化をさらに図ることができる.
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100 回転電機、1 回転子軸、7 ブラケット、71 凹部、72 ブラケット貫通穴、8 空隙、9 ネジ、10 固定子、11 固定子鉄心、12 固定子コイル、21 フレーム、210 フレーム本体、211 第1の隔壁、211a、212a 凹溝、211c、212c Oリング、212 第2の隔壁、212b 鍔部、213 主壁、213a 主壁開口部、2131 第1の主壁、2132 第2の主壁、2133 第3の主壁、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、224、225 リブ、214a、215a、216a、217a、218a、219a 第1のリブ開口部、214b、215b、216b、217b、218b、219b 第2のリブ開口部、281 第1の流路、282 第2の流路、30 ハウジング、31 ハウジング壁部、311 ハウジング貫通穴、32 フランジ部、71、321 凹部、33 冷媒入口部、34 冷媒出口部、40 空間部、60 回転子、62 回転子鉄心、63 永久磁石、300 中間壁、300a、300b 傾斜面部

Claims (5)

  1. 回転子を内包する固定子と、
    内周面部に前記固定子が嵌合されたフレームと、
    前記フレームの外周面部を覆うように配置されたハウジングと、
    を備え、
    前記フレームは、前記外周面部に前記フレームの軸方向に間隔を介して配置された第1の隔壁と第2の隔壁を備え、
    前記ハウジングに設けられた冷媒入口部から前記ハウジングと前記フレームとの間に形成された空間部に冷媒を流通させるとともに、前記空間部に流入した前記冷媒を前記ハウジングに設けられた冷媒出口部から前記空間部の外部に流出させるように構成された回転電機であって、
    前記フレームは、
    前記フレームの前記外周面部に設けられ、前記空間部を前記軸方向に分割して複数の流路を形成する主壁と、
    前記複数の流路にそれぞれ設けられ、前記フレームの周方向に延びるリブと、
    を備え、
    前記主壁は、前記軸方向に開口する主壁開口部を備え、
    前記リブは、前記軸方向に開口するリブ開口部を備え、
    前記主壁開口部と前記リブ開口部とは、前記軸方向に対向して配置されている、
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記複数の流路のうちの一つの流路は、前記冷媒入口部に対応する位置に配置され、
    前記複数の流路のうちの別の一つの流路は、前記冷媒出口部に対応する位置に配置され、
    前記冷媒入口部に対応する位置に配置された前記流路に設けられた前記リブは、前記冷媒入口部に対応する位置に、自身が有する前記リブ開口部とは異なるリブ開口部を備え、
    前記冷媒出口部に対応する位置に配置された前記流路に設けられた前記リブは、前記冷媒出口部に対応する位置に、自身が有する前記リブ開口部とは異なるリブ開口部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記フレームは、前記主壁開口部と前記リブ開口部に、前記軸方向に延びる中間壁を備えている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記中間壁は、前記第1の隔壁と前記第2の隔壁とに連結されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記中間壁は、前記第1の隔壁と前記第2の隔壁との連結部に、前記フレームの軸方向と周方向に延びる傾斜面部を備えている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
JP2020153528A 2020-09-14 2020-09-14 回転電機 Active JP6980070B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020153528A JP6980070B1 (ja) 2020-09-14 2020-09-14 回転電機
CN202111021394.5A CN114189091B (zh) 2020-09-14 2021-09-01 旋转电机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020153528A JP6980070B1 (ja) 2020-09-14 2020-09-14 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6980070B1 true JP6980070B1 (ja) 2021-12-15
JP2022047637A JP2022047637A (ja) 2022-03-25

Family

ID=78870823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020153528A Active JP6980070B1 (ja) 2020-09-14 2020-09-14 回転電機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6980070B1 (ja)
CN (1) CN114189091B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230268797A1 (en) * 2022-02-23 2023-08-24 Vinfast Trading And Production Joint Stock Company Cooling jacket for electric motor having configuration for reducing electromagnetic noise

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102691071B1 (ko) * 2022-07-14 2024-08-05 주식회사 코렌스이엠 모터 냉각 구조

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143247A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 水冷モータおよびそのモータフレームの水路加工方法
JP5146363B2 (ja) * 2009-03-04 2013-02-20 ダイキン工業株式会社 電動機
US8525375B2 (en) * 2010-03-23 2013-09-03 Hamilton Sundstrand Corporation Cooling arrangement for end turns and stator in an electric machine
US9331551B2 (en) * 2011-02-18 2016-05-03 Honda Motor Co., Ltd. Case of electric rotating machine
DE102012008209A1 (de) * 2012-04-21 2013-10-24 Volkswagen Aktiengesellschaft Elektrische Maschine
US20140246177A1 (en) * 2013-03-04 2014-09-04 Remy Technologies, Llc Liquid-cooled rotary electric machine having cooling jacket with bi-directional flow
WO2018066076A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 回転電機及び回転電機の固定子
CN207939348U (zh) * 2017-12-27 2018-10-02 上海大郡动力控制技术有限公司 用于车用电机的冷却水道结构
CN108696040B (zh) * 2018-06-04 2024-01-30 珠海英搏尔电气股份有限公司 一种水冷电机壳及电机
JP6982551B2 (ja) * 2018-06-19 2021-12-17 日立Astemo株式会社 電動機の冷却装置
KR102041248B1 (ko) * 2018-07-23 2019-11-06 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 회전 전기 모터의 냉각 구조
KR102041249B1 (ko) * 2018-07-23 2019-11-27 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 회전 전기 모터의 냉각 구조
CN111446806B (zh) * 2020-03-30 2022-03-11 江苏汤臣汽车零部件有限公司 可用于新能源车的电机的机壳

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230268797A1 (en) * 2022-02-23 2023-08-24 Vinfast Trading And Production Joint Stock Company Cooling jacket for electric motor having configuration for reducing electromagnetic noise

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022047637A (ja) 2022-03-25
CN114189091B (zh) 2025-03-25
CN114189091A (zh) 2022-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10707726B2 (en) Cooling structure for dynamo-electric machine
JP6297216B2 (ja) 回転電機
JP4082359B2 (ja) 回転電機の冷却構造
JP2019515642A (ja) 電気機械用フランジ
JP6980070B1 (ja) 回転電機
JP2002186205A (ja) 回転電機
US7504753B2 (en) Motor
US7474028B2 (en) Motor
WO2019159522A1 (ja) 回転電機の冷却構造
JP5892091B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
US11418071B2 (en) Rotating electrical machine with channel in stator slot walls
JP7289717B2 (ja) 回転電機
CN115149675A (zh) 定子组件、电机以及车辆
US12034353B2 (en) Electric motor
US20230063496A1 (en) Electric motor
CN113708566B (zh) 一种表贴式高速永磁电机和电机冷却风路
WO2023079719A1 (ja) 回転電機
JPH07241059A (ja) 回転電機
JP7085853B2 (ja) 回転電機、回転電機の製造方法、および送風機
JP2021112071A (ja) モータ
JP7294479B1 (ja) 回転電機
JPH0662547A (ja) 外径圧縮形の液冷電動機
JP7578149B2 (ja) 回転電機の筐体構造
JP7339882B2 (ja) ホイール内蔵電動装置
JP2022026005A (ja) 回転電機のステータ、回転電機及びホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211116

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6980070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250