JP6975963B2 - 成形物の製造方法及び成形物 - Google Patents
成形物の製造方法及び成形物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6975963B2 JP6975963B2 JP2017191445A JP2017191445A JP6975963B2 JP 6975963 B2 JP6975963 B2 JP 6975963B2 JP 2017191445 A JP2017191445 A JP 2017191445A JP 2017191445 A JP2017191445 A JP 2017191445A JP 6975963 B2 JP6975963 B2 JP 6975963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded product
- composition
- producing
- product according
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
<1> 対象物品の表面の少なくとも一部に、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種で構成される凹部及び凸部の少なくとも一方を有する成形物の製造方法であり、
光硬化性樹脂と、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種の粒子と、を含有する組成物を、前記対象物品又は凹部及び凸部の少なくとも一方を表面に有するモールドに付与する工程と、
前記対象物品と前記モールドとを前記組成物を介して押圧する工程と、
押圧された前記組成物を光硬化する工程と、
光硬化した前記組成物を焼結する工程と、
を有する、成形物の製造方法。
<2> 前記粒子は、ガドリニウムドープセリア(GDC)、セリア、サマリウムドープセリア(SDC)、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、ジルコニア、ランタンストロンチウムコバルトフェライト(LSCF)、ランタンストロンチウムコバルタイト(LSC)、サマリウムストロンチウムコバルタイト(SSC)、ランタンストロンチウムマンガナイト(LSM)、ランタンストロンチウムコバルトマンガナイト(LSCM)、マンガンコバルトスピネルオキサイド(MCO)、ランタンストロンチウムクロマイト(LSCr)、ガリウムナイトライド、シリコンカーバイド、タングステンカーバイド、アルミナ、チタニア、及びランタンガレート(LaGaO3)からなる群より選択される少なくとも1種を含む、<1>に記載の成形物の製造方法。
<3> 前記組成物が光重合開始剤をさらに含有する、<1>又は<2>に記載の成形物の製造方法。
<4> 前記光重合開始剤の吸収波長が、前記組成物に含有される前記粒子の吸収波長と重ならないように、前記光重合開始剤が選択される、<3>に記載の成形物の製造方法。
<5> 前記光重合開始剤が、炭素原子、酸素原子及び水素原子からなるラジカル重合開始剤、並びに炭素原子、窒素原子、酸素原子及び水素原子からなるラジカル重合開始剤の少なくとも1種である、<3>又は<4>に記載の成形物の製造方法。
<6> 前記ラジカル重合開始剤が、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−ブタノン、2−ヒドロキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル、アセトフェノン、p−アニシル、ベンジル、ベンゾイン及びベンゾフェノンからなる群より選択される少なくとも1種を含む、<5>に記載の成形物の製造方法。
<7> 前記光硬化性樹脂が、炭素原子、酸素原子及び水素原子からなる光硬化性樹脂、及び炭素原子、窒素原子、酸素原子及び水素原子からなる光硬化性樹脂の少なくとも1種である、<1>〜<6>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<8> 前記光硬化性樹脂が、(メタ)アクリル樹脂及びエポキシ樹脂の少なくとも一方を含む、<1>〜<7>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<9> 前記光硬化性樹脂が、下記一般式(1)で表される化合物を含む、<1>〜<8>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
〔式(1)中、Rは、水素原子又はメチル基を表し、Xは2価の炭化水素基、又は(ポリ)アルキレンオキシ基を含む2価の基を表す。〕
<10> 前記一般式(1)において、Xが2価の直鎖状炭化水素基、又は(ポリ)アルキレンオキシ基を含む2価の基である化合物を含む、<9>に記載の成形物の製造方法。
<11> 前記光硬化性樹脂は、モノマー、オリゴマー、又はモノマーとオリゴマーの両方からなる重合性化合物を含む、<1>〜<10>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<12> 前記光硬化性樹脂の粘度が、1.5mPa・s〜100mPa・sである、<1>〜<11>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<13> 前記モールドの前記凹部又は前記凸部の直径が、50μm以下である、<1>〜<12>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<14> 前記モールドの前記凹部又は前記凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)が、2以上である、<1>〜<13>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<15> 前記モールドは、マスターモールドから複写したレプリカモールドである、<1>〜<14>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<16> 前記対象物品が、燃料電池の電極若しくは電解質、キャパシタの誘電体若しくは電極、超電導磁石、超電導電極、摩擦摺動面、工具、アクチュエータ、センサ、又は触媒である、<1>〜<15>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<17> 前記組成物とは、成分が異なる組成物をさらに用いる、<1>〜<16>のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
<18> 前記組成物と前記成分が異なる組成物とは、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種の粒子の種類が異なる、<17>に記載の成形物の製造方法。
<19> 前記光硬化する工程で得られた第一の硬化物の上、及び前記第一の硬化物が形成された領域とは別の領域の少なくとも一方に、前記成分が異なる組成物を付与し、光硬化して第二の硬化物を得た後、
前記第一の硬化物と前記第二の硬化物とを一括して焼結する、<17>又は<18>に記載の成形物の製造方法。
<20> 表面の少なくとも一部に、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種で構成される凹部及び凸部の少なくとも一方を有し、前記凹部又は凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)が、2以上である成形物。
本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。
なお、各図において同一又は対応する部材には同一符号を用いる。
図1に、本発明の成形物の製造方法の一例を示すが、本発明の成形物の製造方法は、これに限定されない。また、図中の部材の形状、大きさ等についても、これに限定されない。
これに対して、光硬化性樹脂の場合、光硬化性樹脂としてモノマーやオリゴマーのような低分子量の化合物で組成物20を調製できるため、媒質を使用せずに混合物を得ることができる。したがって、光硬化性樹脂を用いる場合において媒質を使用しない場合には、媒質に起因する泡立ちが発生しないことから消泡剤を使用しなくともよい。また、硬化した後の光硬化性樹脂は分子量が大きいため真空脱泡で揮散しにくく、真空脱泡を長時間行うことが可能である。これにより、製品である成形物における気泡由来の欠陥を少なくすることができる。
これに対して、光硬化性樹脂の場合には、焼結の前に硬化させ、硬化時間も短いため、組成物の状態での時間が短く、分散剤を用いなくともよい。
以下、成形物の製造方法を工程ごとに説明する。
付与工程では、光硬化性樹脂と、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種の粒子と、を含有する組成物20を準備する。
式(1)におけるXで表される2価の炭化水素基は、置換基を有していてもよい。置換基としては、水酸基等を挙げることができる。
光硬化性樹脂の粘度は、JIS Z8803:2011に準じて測定したときの値をいう。
平均粒子径は、レーザ回折散乱法粒度分布測定装置で測定することができ、得られた粒度分布からメディアン径を算出した値を平均粒子径とすることができる。また、SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて観察することで平均粒子径を求めることもできる。
例えば、光硬化性樹脂として、一般式(1)で表される化合物を用い、光重合開始剤として波長400nm超に吸収スペクトルを有する光重合開始剤を用いる場合、光重合開始剤の含有率は、光硬化性樹脂と光重合開始剤の総量に対して、2質量%以上であることが好ましい。2質量%以上であると、充分に重合反応が進み、成形性に優れる。
組成物の粘度は、JIS Z8803:2011に準じて測定したときの値をいう。
エポキシ樹脂ベースのネガ型フォトレジストは、市販品として、例えば、商品名:SU−8 3005、SU−8 3010、SU−8 3025、SU−8 3035、SU−8 3050(いずれも、日本化薬株式会社製)として入手可能である。
押圧工程では、対象物品10とモールド30とを組成物20を介して押圧する(図1(B))。押圧工程により、組成物20がモールド30と対象物品10の両者の表面に広がり、組成物20にモールド30の凹凸パターンが転写される。
押圧力が100kPa以上であるとモールド30の凹凸の先端まで組成物20が入り込みやすくなり、50MPa以下であるとモールド30の破損が抑えられやすい。
押圧時間が10秒以上であるとモールド30の凹凸の先端まで組成物20が入り込みやすくなり、1時間以下であると組成物20が過度に乾燥して流動性が悪くなるのが抑制される傾向にある。
光硬化工程では、押圧された組成物20を光硬化する(図1(C))。光硬化することで、組成物20は硬化物22となる。
光照射条件は、用いる光硬化性樹脂の種類や量、さらに光重合開始剤を用いる場合には、その光重合開始剤の種類などに応じて適宜設定することができる。
外したモールド30は、表面に組成物20が残っていれば、その組成物20を取り除くことで、再利用可能である。モールド30からの組成物20の除去方法は、溶媒に浸漬して、組成物20中の光硬化性樹脂を溶解させる方法などが挙げられる。溶媒に浸漬した後のモールド30は、乾燥して溶媒を除去することが好ましい。
成分が異なる組成物を用いると、様々な技術分野の成形物の製造への応用が可能となり、例えば、SOFCにおけるセラミック電解質と電極との積層物、SOFCのコンポジット電極(例えば、GDCとLSCとを含む電極)等、様々な技術分野の成形物を作製することができる。
また、さらに付与する組成物20の付与位置を、先に形成した硬化物22の領域とは別の領域とすれば、2つ以上の組成物20によるパターンを形成することができる。例えば、成分の異なる組成物を用いれば、1つの面上に成分が異なるパターンを形成することができる。
焼結工程では、硬化した組成物20(硬化物22)を焼結する(図1(E))。焼結には、電気炉40等を用いることができる。
焼結温度及び焼結時間(最高温度での保持時間)は、用いるセラミックス、金属及び金属酸化物の粒子の種類によって適宜設定する。例えば、GDC粒子においては、得られる成形物100の強度の観点から、1100℃〜1700℃であることが好ましく、1400℃〜1550℃であることがより好ましい。
焼結時間は、例えば、60分〜5時間であってもよく、120分〜3時間であってもよい。
また、凹部又は凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)を2以上とすることができる。
凹部及び凸部の直径、並びにアスペクト比は、電子顕微鏡にて測定することができる。
成形物は、表面の少なくとも一部に、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種で構成される凹部及び凸部の少なくとも一方を有する。上記の製造方法によれば、対象物品10の表面に微細な凹凸形状を形成可能であるため、前記凹部又は凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)を2以上とすることが可能である。また、凹部又は凸部の直径を50μm以下とすることができ、サブミクロンオーダ(100〜999nm)とすることもでき、ナノオーダ(1〜99nm)とすることも可能である。
1.樹脂成分の調製
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(粘度:7.0mPa・s)96質量%に、IRGACURE369(BASFジャパン株式会社)4質量%を添加して混合した後、80℃の湯煎にかけ、超音波攪拌を行った。湯煎と超音波攪拌を交互に5回繰り返し行い、樹脂成分を調製した。
調製した樹脂成分は、粒子を含んでいない。この樹脂成分での解像度を確認した。
直径200nmの凹部を複数有するモールドに樹脂成分を付与し、UV照射装置(パナソニック株式会社製、ランプ方式SPOT型紫外線硬化装置 Aicure UP50)を用いて、波長300nm〜450nmの光を露光量4.5J/cm2で照射して硬化物を得た。硬化後モールドを外し、硬化物を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した。
樹脂成分40質量%に、GDC粒子(平均粒子径100nm)60質量%を加え、シャーレ上でスパチュラを用いて5分程度混合し、スラリー状の組成物を得た。組成物の粘度は、70mPa・sであった。
得られた組成物に対して、波長300nm〜450nmのUVランプを用いて、組成物が硬化するかを確認した。照射時間は30秒、照度75lx、照射量2.25J/cm2で露光した。
図5に示すとおり、組成物は充分硬化しており、ヘラで押し付けて触れても形状は変化せず、形状保持性に優れていた。この組成物は紫外線波長域に吸収を有するGDC粒子を含有しているが、UVランプにおいて充分硬化することが分かった。
表面に、直径:2μm、深さ:8μm、ピッチ間隔:2μmのピラーパターンを有するマスターモールドに白金及びフッ素化合物で離型処理を施した。離型処理されたマスターモールドにエポキシ樹脂ベースのネガ型フォトレジストSU−8 3025(商品名、日本化薬株式会社製)を付与した。そして、UV照射装置(パナソニック株式会社製、ランプ方式SPOT型紫外線硬化装置 Aicure UP50)を用いて、波長300nm〜400nmの光を露光した。露光時間は1分間、照度75lx、照射量4.5J/cm2とした。その後、85℃で3分間ベークして、レプリカモールドを得た。
得られたレプリカモールドに、スパッタ装置(株式会社エリオニクス製、ESC101)を用いて白金をコーティングした。この上に、離型剤(ダイキン工業株式会社製、製品名オプツール、フッ素化合物を1質量%含有)を塗布し、85℃で2時間加熱し、その後、水で30分間リンスした。
離型処理を施したレプリカモールドに、上記で調製した組成物を1滴滴下し、その上からガラス板を押圧した。この状態で、波長300nm〜450nmの光をUVランプにより照射した。照射時間は10分、照度は75lx、照射量は45J/cm2とした。光照射を行った後、レプリカモールドを外した。
硬化後、300℃で60分間、仮焼きを行った。
図6及び図7に、仮焼物の平面SEM画像に示す。図6及び図7に示すとおり、直径2μmのパターンが確認された。粒子間距離は約数百nmであるため、結晶成長すれば焼結されると思われる。
(曲面への凹凸形状の成形)
直径:10μm、深さ:15μm、ピッチ間隔:25μmのピラーパターンを有するマスターモールドを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、レプリカモールドを作製し、離型処理を施した。
図9に作製したレプリカモールドの平面光学顕微鏡画像を示す。図9に示すとおり、レプリカモールドには、直径10μmの凹部のパターンが形成されていた。
この結果から、比較的曲率の大きい曲面上でも10μmオーダのパターンを形成できることが分かった。
(電極サンプルの作製)
直径50μm、深さ:15μm、ピッチ間隔:100μmのピラーパターンを有するマスターモールドを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、レプリカモールドを作製し、離型処理を施した。離型処理を施したレプリカモールドに、実施例1で調製した組成物を1滴滴下し、その上からYSZ板(東ソー株式会社製、直径24mm、厚さ0.5mm)を押圧した。この状態で、レプリカモールド側から、波長300nm〜450nmの光をUVランプにより照射した。照射時間は10分、照度は75lx、照射量は45J/cm2とした。光照射した後、レプリカモールドを外し、硬化物を得た。その後、300℃で60分間、仮焼きを行い、さらに電気炉を用いて焼結を実施した。図12に焼結工程の温度プロファイルを示す。1450℃からの冷却は、自然冷却とした。
図15は、焼結物の断面形状をレーザ顕微鏡により測定した結果を示すグラフである。
パターンの高さは約11μm、直径50μmであった。焼結によるパターンの大きな収縮は確認されず、良好な形状が得られた。
直径:10μm、深さ:15μm、ピッチ間隔:約25μmのピラーパターンを有するマスターモールドを用いた以外は、実施例3と同様の方法で、焼結物を作製した。
図19に、得られた焼結物の平面レーザ顕微鏡画像を示す。図19の画像に示すとおり、直径10μmのピラーパターンでも、YSZ板と一体化したピラーパターンが形成されていた。
図22は、図21を拡大した平面SEM画像である。図23は、斜視SEM画像である。図24は図23をさらに拡大した斜視SEM画像である。図24の画像により、内部まで焼結し、結晶成長していることがわかる。
(電極サンプルの作製2)
まず、実施例3と同様の方法で、表面にパターンを有する硬化物(1)(以下、GDCパターン層ともいう)をYSZ板上に作製した。
そして、LSCF粒子60質量%と、実施例1で調製した樹脂成分40質量%を混合して、スラリー状の組成物を得た。
得られた組成物をGDCパターン層上に1滴滴下し、PETフィルムで押圧した後、UV照射装置(パナソニック株式会社製、ランプ方式SPOT型紫外線硬化装置 Aicure UP50)を用いて、波長300nm〜450nmの光を露光量45J/cm2で照射した。これにより、GDCパターン層の上に、さらにLSCF粒子を含有する層状の硬化物(2)(以下、LSCF層ともいう)が形成された積層体が得られた。
図25及び図26に示すとおり、GDCパターン層の上にLSCF層が成形されていた。
実施例5において、硬化物(2)に用いたLSCF粒子をセラミックス粒子に代えることで、セラミックの電解質とパターンを有する電極とが積層されてなる成形物を、一括焼結で作製することができる。
20 組成物
30 モールド
40 電気炉
100 成形物
Claims (20)
- 対象物品の表面の少なくとも一部に、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種で構成される凹部及び凸部の少なくとも一方を有する成形物の製造方法であり、
光硬化性樹脂と、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種の粒子と、を含有する組成物を、前記対象物品又は凹部及び凸部の少なくとも一方を表面に有するモールドに付与する工程と、
前記対象物品と前記モールドとを前記組成物を介して押圧する工程と、
押圧された前記組成物を光硬化する工程と、
光硬化した前記組成物を1100〜1700℃で焼結する工程と、
を有する、成形物の製造方法。 - 前記粒子は、ガドリニウムドープセリア(GDC)、セリア、サマリウムドープセリア(SDC)、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、ジルコニア、ランタンストロンチウムコバルトフェライト(LSCF)、ランタンストロンチウムコバルタイト(LSC)、サマリウムストロンチウムコバルタイト(SSC)、ランタンストロンチウムマンガナイト(LSM)、ランタンストロンチウムコバルトマンガナイト(LSCM)、マンガンコバルトスピネルオキサイド(MCO)、ランタンストロンチウムクロマイト(LSCr)、ガリウムナイトライド、シリコンカーバイド、タングステンカーバイド、アルミナ、チタニア、及びランタンガレート(LaGaO3)からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載の成形物の製造方法。
- 前記組成物が光重合開始剤をさらに含有する、請求項1又は請求項2に記載の成形物の製造方法。
- 前記光重合開始剤の吸収波長が、前記組成物に含有される前記粒子の吸収波長と重ならないように、前記光重合開始剤が選択される、請求項3に記載の成形物の製造方法。
- 前記光重合開始剤が、炭素原子、酸素原子及び水素原子からなるラジカル重合開始剤、並びに炭素原子、窒素原子、酸素原子及び水素原子からなるラジカル重合開始剤の少なくとも1種である、請求項3又は請求項4に記載の成形物の製造方法。
- 前記ラジカル重合開始剤が、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−ブタノン、2−ヒドロキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル、アセトフェノン、p−アニシル、ベンジル、ベンゾイン及びベンゾフェノンからなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項5に記載の成形物の製造方法。
- 前記光硬化性樹脂が、炭素原子、酸素原子及び水素原子からなる光硬化性樹脂、及び炭素原子、窒素原子、酸素原子及び水素原子からなる光硬化性樹脂の少なくとも1種である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記光硬化性樹脂が、(メタ)アクリル樹脂及びエポキシ樹脂の少なくとも一方を含む、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記一般式(1)において、Xが2価の直鎖状炭化水素基、又は(ポリ)アルキレンオキシ基を含む2価の基である化合物を含む、請求項9に記載の成形物の製造方法。
- 前記光硬化性樹脂は、モノマー、オリゴマー、又はモノマーとオリゴマーの両方からなる重合性化合物を含む、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記光硬化性樹脂の粘度が、1.5mPa・s〜100mPa・sである、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記モールドの前記凹部又は前記凸部の直径が、50μm以下である、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記モールドの前記凹部又は前記凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)が、2以上である、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記モールドは、マスターモールドから複写したレプリカモールドである、請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記対象物品が、燃料電池の電極若しくは電解質、キャパシタの誘電体若しくは電極、超電導磁石、超電導電極、摩擦摺動面、工具、アクチュエータ、センサ、又は触媒である、請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記組成物とは、成分が異なる組成物をさらに用いる、請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の成形物の製造方法。
- 前記成分が異なる組成物は、前記組成物とは、セラミックス、金属及び金属化合物からなる群より選択される少なくとも1種の粒子の種類が異なる、請求項17に記載の成形物の製造方法。
- 前記光硬化する工程で得られた第一の硬化物の上、及び前記第一の硬化物が形成された領域とは別の領域の少なくとも一方に、前記成分が異なる組成物を付与し、光硬化して第二の硬化物を得た後、
前記第一の硬化物と前記第二の硬化物とを一括して焼結する、請求項17又は請求項18に記載の成形物の製造方法。 - 表面の少なくとも一部に、セラミックス又は金属の焼結物で構成される凹部及び凸部の少なくとも一方を有し、前記凹部又は凸部の直径に対する深さ又は高さの比(アスペクト比)が、2以上であり、前記凸部の直径が999nm以下である成形物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017191445A JP6975963B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 成形物の製造方法及び成形物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017191445A JP6975963B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 成形物の製造方法及び成形物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019064861A JP2019064861A (ja) | 2019-04-25 |
JP6975963B2 true JP6975963B2 (ja) | 2021-12-01 |
Family
ID=66338331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017191445A Active JP6975963B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 成形物の製造方法及び成形物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6975963B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3828315B2 (ja) * | 1999-06-22 | 2006-10-04 | 積水ハウス株式会社 | 外壁パネルの製造方法 |
JP5288758B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2013-09-11 | Jsr株式会社 | 光造形用光硬化性組成物、金属造形物及びその製造方法 |
WO2010030032A1 (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | 日本碍子株式会社 | 立体形成部製造方法 |
JP2010247461A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Murata Mfg Co Ltd | インプリント方法 |
JP5679445B2 (ja) * | 2011-06-14 | 2015-03-04 | 信越化学工業株式会社 | 凹凸パターン形成方法 |
JP2016057356A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 学校法人東京理科大学 | 凹凸構造体の製造方法 |
-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017191445A patent/JP6975963B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019064861A (ja) | 2019-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zhang et al. | Digital light processing-stereolithography three-dimensional printing of yttria-stabilized zirconia | |
CN102349184B (zh) | 固态氧化物型燃料电池用电解质片及其制备方法以及固态氧化物型燃料电池用单体电池 | |
Jia et al. | A new and simple way to prepare monolithic solid oxide fuel cell stack by stereolithography 3D printing technology using 8 mol% yttria stabilized zirconia photocurable slurry | |
CN1297026C (zh) | 固体氧化物型燃料电池用电解质薄片及其制法 | |
JP2007519176A (ja) | 凹凸構造を有する電解質シート | |
TW200534526A (en) | Electrolyte sheet with protruding features having undercut angles and method of separating such sheet from its carrier | |
Tsumori et al. | Development of improved solid oxide fuel cell electrolyte sheet by microimprinting for layered material | |
Tsumori et al. | Micrometer-scale imprinting process for ceramic sheet from powder compound material | |
Yuan et al. | 3D printing of robust 8YSZ electrolytes with a hyperfine structure for solid oxide fuel cells | |
US20190345068A1 (en) | Improved performance of technical ceramics | |
US20220371963A1 (en) | Method for Manufacturing Silicon Nitride Substrate | |
Akama et al. | Fabrication of a micropatterned composite electrode for solid oxide fuel cells via ultraviolet nanoimprint lithography | |
EP3361542B1 (en) | Zirconia electrolyte and method for producing zirconia electrolyte | |
JP2018154039A (ja) | 立体造形物の製造方法、立体造形材料セット、及び立体造形物の製造装置 | |
Tsumori et al. | Development of corrugated ceramic sheet for SOFC electrolyte by micro imprint process | |
CN114276143A (zh) | 一种基于3D打印SiC-SiO2陶瓷生坯的两步烧结方法 | |
JP6975963B2 (ja) | 成形物の製造方法及び成形物 | |
Wang et al. | Photopolymerization-based three-dimensional ceramic printing technology | |
Okabe et al. | Fabrication process for micropatterned ceramics via UV-nanoimprint lithography using UV-curable binder | |
Yao et al. | 3D printing of high solid Al2O3 ceramics based on green and renewable photosensitive resin with low viscosity and low shrinkage | |
EP2903066A1 (en) | Electrolyte sheet for solid oxide fuel cell, method for producing same, and single cell for solid oxide fuel cell and provided with same | |
CN107935591B (zh) | 一种改性锆钛酸铅粉体、其制备方法及压电陶瓷成型坯体 | |
CN110451986A (zh) | 光固化3D打印SiCN陶瓷先驱体材料及其应用 | |
Jiang et al. | 4D printing of shape-programmable polymer-derived ceramics via two-stage folding-assisted pyrolysis strategy | |
Bartoletti et al. | Dispersant-and solvent-free pastes for UV-assisted micro-extrusion of porous proton conductive membrane supports |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6975963 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |