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JP6952554B2 - 印刷物用敷紙 - Google Patents

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本発明は、印刷物用敷紙に関する。
新聞紙は、通常、オフセット印刷機などにより大量かつ高速に印刷される(特許文献1、2参照)。印刷機により印刷がなされた新聞紙は、順次、積み重ねられていき、印刷された多数の新聞紙が積層された状態となる。このとき、一番下の新聞紙の汚れや傷つき等を防止するためなどから、敷紙を敷いて、この敷紙の上に、新聞紙を積み重ねていくことが行われる。
特開2009−013288号公報 特開2008−302650号公報
上記のような新聞紙等の印刷物用の敷紙には、搬送時に重量のある印刷物とコンベアとの摩擦に耐えられる十分な強度が求められる。しかし、単に強度のある敷紙を用いた場合、敷紙として使用しているときに、この敷紙のカールが生じることがあるという不都合を有する。このような敷紙のカールは、例えば給紙機器での紙詰まり(ジャミング)や、敷紙自体の重送トラブル等の原因となる。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、カールの発生が抑制された印刷物用敷紙を提供することである。
上記課題を解決するためになされた発明は、印刷がされた複数の紙を積み重ねるときの敷紙となる印刷物用敷紙であって、縦方向のクラークこわさが、8cm/100以上50cm/100以下であり、縦方向の伸びが、5%以上10%以下であることを特徴とする印刷物用敷紙である。
上記印刷がされた複数の紙(印刷物)を積層したときに生じる敷紙のカールは、敷紙自体の水分率の表裏差や繊維配向の偏りによる収縮・変形が原因によると推測される。すなわち、従来の敷紙においては、敷紙自体の紙の収縮・変形に伴って、敷紙のカールが生じると推測される。これに対し、当該印刷物用敷紙においては、剛度(クラークこわさ)が低く、かつ伸びが大きいため、敷紙の変形を最小限に抑えた上で、敷紙自体の伸縮性によりカールを吸収することが可能であり、この結果、当該印刷物用敷紙におけるカールの発生が抑制される。また、このようにカールの発生が抑制された印刷物用敷紙は、印刷物を搬送する際などの取扱性に優れる。
当該印刷物用敷紙においては、縦方向の引張強さが、2.8kN/m以上10kN/m以下であり、縦方向の引裂強さが、730mN以上1,200mN以下であることが好ましい。当該印刷物用敷紙がこのような引張強さ及び引裂強さを有することで、十分な強度が具備され、大量の印刷物の敷紙としての適性がより高まる。
当該印刷物用敷紙においては、ベック平滑度が、1秒以上30秒以下であることが好ましい。印刷物用敷紙がこのような平滑度を有することで、印刷物の滑りを抑制することができるなど、印刷物の敷紙としての適性がより高まる。
当該印刷物用敷紙においては、坪量が、40g/m以上100g/m以下であることが好ましい。坪量が上記範囲であることで、剛度と強度とを共により良好な状態で両立させることなどができる。
当該印刷物用敷紙においては、縦方向の滑り角度が、15度以上35度以下であることが好ましい。滑り角度が上記範囲であることにより、積層された新聞紙等の印刷物をベルトコンベア上で搬送する際の荷崩れを抑制することなどができる。
当該印刷物用敷紙が未晒クラフトパルプを含有し、全パルプに占める未晒クラフトパルプの含有割合が、90質量%以上であることが好ましい。このように、未晒クラフトパルプを主成分とすることで、強度をより高めることなどができる。
本発明によれば、カールの発生が抑制された印刷物用敷紙を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る印刷物用敷紙は、印刷がされた複数の紙を積み重ねるときの敷紙となる印刷物用敷紙であって、縦方向のクラークこわさが、8cm/100以上50cm/100以下であり、縦方向の伸びが、5%以上10%以下であることを特徴とする。当該印刷物用敷紙によれば、印刷物の敷紙として使用しているときなどのカールの発生が抑制され、紙詰まり等のトラブルの発生を抑制することができる。
上記印刷がされた複数の紙としては、特に限定されるものでは無いが、新聞紙であることが好ましい。通常、新聞紙は、高速の印刷機により高速かつ大量に印刷され、これらが多量に敷紙の上に積まれるため、敷紙のカールが生じやすく、このようにカールした敷紙によって、給紙機器や自動仕立て機などでの紙詰まりが生じやすいという不都合が顕著になる。従って、新聞紙用敷紙として当該印刷物用敷紙を用いた場合、敷紙自体のカールの発生を抑制することができるという利点が大きい。
(品質)
当該印刷物用敷紙の縦方向のクラークこわさの上限は、50cm/100であり、45cm/100が好ましく、40cm/100がより好ましいこともあり、35cm/100がさらに好ましいこともあり、30cm/100がさらに好ましいことがある。当該印刷物用敷紙は、このように剛度(クラークこわさ)が低いため、伸びの大きさと相まって、当該敷紙の上に積まれた新聞紙等の紙製印刷物の変形を当該敷紙が緩和することができ、当該敷紙のカールの発生を抑制することができる。一方、このクラークこわさの下限は、8cm/100であり、10cm/100が好ましく、20cm/100がより好ましいことがある。縦方向のクラークこわさが上記下限未満の場合、こしが弱くなりすぎて、敷紙としての取扱性などが低下する場合がある。なお、「クラークこわさ」は、JIS P8143(2009)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の伸びの下限は、5%であり、5.8%が好ましく、7%がより好ましいことがある。当該印刷物用敷紙は、このように伸びが大きいため、剛度の低さと相まって、敷紙自体の変形を緩和することができ、当該敷紙のカールの発生を抑制することができる。一方、この伸びの上限は、10%であり、9.6%が好ましい。縦方向の伸びが上記上限を超える場合、柔らかすぎて、敷紙としての取扱性などが低下する場合や、逆にカールが生じやすくなる場合がある。なお、「伸び」は、JIS P8113(2006)に準拠して測定された引張破断伸びの値をいう。
当該印刷物用敷紙におけるクラークこわさや伸びは、例えば後述するようなクラフト伸張紙を用い、伸張度合いを調整することによって、調整することができる。
当該印刷物用敷紙の縦方向の引張強さの下限は、2.8kN/mが好ましく、3.8kN/mがより好ましく、5kN/mがさらに好ましい。当該印刷用敷紙の引張強さを上記下限以上とすることで、十分な強度が具備され、耐久性が高まるなど、大量の印刷物の敷紙としての適性が高まる。一方、この引張強さの上限としては、10kN/mが好ましく、8.1kN/mがより好ましい。なお、「引張強さ」は、JIS P8113(2006)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の比引張強さの下限は、60N・m/gが好ましく、65N・m/gがより好ましく、70N・m/gがさらに好ましい。また、この横方向の比引張強さの下限は、28N・m/gが好ましく、30N・m/gがより好ましく、32N・m/gがさらに好ましい。縦及び横方向の比引張強さを上記下限以上とすることで、敷紙としての強度をより高めることができる。なお、上記縦方向の比引張強さの上限としては、例えば100N・m/gであってよい。また、上記横方向の比引張強さの上限としては、例えば50N・m/gであってよい。なお、「比引張強さ」は、JIS P8113(2006)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の引裂強さの下限は、730mNが好ましく、850mNがより好ましく、900mNがさらに好ましい。当該印刷用敷紙の引裂強さを上記下限以上とすることで、十分な強度が具備され、耐久性が高まるなど、大量の印刷物の敷紙としての適性が高まる。一方、この引裂強さの上限としては、1,200mNが好ましく、1032mNがより好ましい。なお、「引裂強さ」は、JIS P8116(2000)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の比引裂強さの下限は、12mN・m/gが好ましく、13mN・m/gがより好ましく、14mN・m/gがさらに好ましい。また、この横方向の比引裂強さの下限は、20mN・m/gが好ましく、22mN・m/gがより好ましく、24mN・m/gがさらに好ましい。縦及び横方向の比引裂強さを上記下限以上とすることで、敷紙としての強度をより高めることができる。なお、上記縦方向の比引裂強さの上限としては、例えば30mN・m/gであってよい。また、上記横方向の比引裂強さの上限としては、例えば50mN・m/gであってよい。なお、「比引裂強さ」は、JIS P8116(2000)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の比引張こわさの下限は、4.0kN・m/gが好ましく、4.2kN・m/gがより好ましく、4.4kN・m/gがさらに好ましい。また、この横方向の比引張こわさの下限は、2.8kN・m/gが好ましく、3.0kN・m/gがより好ましく、3.2kN・m/gがさらに好ましい。縦横の比引張こわさを上記下限以上とすることで、取扱性や加工性などを高めることができる。なお、上記縦方向の比引張こわさの上限としては、例えば8kN・m/gであってよい。また、上記横方向の比引張こわさの上限としては、例えば6kN・m/gであってよい。なお、「比引張こわさ」は、ISO/DIS 1924−3に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙のベック平滑度の下限としては、1秒が好ましく、5秒がより好ましい。一方、このベック平滑度の上限としては、30秒が好ましく、20秒がより好ましく、18秒がさらに好ましい。印刷物用敷紙がこのような平滑度を有することで、印刷物の滑りや、積み上げた印刷物の荷崩れを抑制することができるなど、印刷物の敷紙としての適性がより高まる。なお、「ベック平滑度」は、JIS P8119(1998)に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の縦方向の滑り角度の下限としては、15度が好ましく、18度がより好ましく、24度がさらに好ましい。滑り角度が上記下限以上であることにより、積層された新聞紙等の印刷物をベルトコンベア上で搬送する際の荷崩れを抑制することなどができる。一方、この滑り角度の上限としては、35度が好ましく、30度がより好ましい。なお、「滑り角度」は、JIS P8147(2010)に記載の傾斜法に準拠して測定された値をいう。
当該印刷物用敷紙の坪量の下限としては、40g/mが好ましく、60g/mがより好ましい。一方、この坪量の上限としては、100g/mが好ましく、80g/mがより好ましい。当該印刷物用敷紙の坪量が上記範囲であることで、剛度と強度とを共により良好な状態で両立させることなどができる。なお「坪量」は、JIS P8124(2011)に準拠して測定された値をいう。
(製造方法等)
当該印刷物用敷紙は、上記クラークこわさ及び伸びを有するものであれば、その他の構成については特に限定されるものではないが、十分な強度を有することなどの点から、クラフト紙であることが好ましい。中でも、JIS P3401(2000)に規定されるクラフト紙5種1号であるクラフト伸張紙を好適に用いることができる。クラフト紙5種1号は、抄紙機上で紙を微細に収縮させることによって、紙の流れ方向の伸張性能を与えた、未晒クラフト伸張紙である。クラフト伸張紙を用いることで、剛度が比較的弱く、十分な伸びを有する当該印刷物用敷紙を効果的に得ることができる。
上記のようなクラフト伸張紙は、クルパック装置と称される装置により製造することができる。クルパック装置とは、紙匹をロールとエンドレスのゴム製ブランケットとの間に搬入し、ニップバーとゴム製ブランケットとで紙匹を圧縮する間に、あらかじめ伸長させておいたブランケットが収縮することによって紙匹を収縮させ、破断伸びを高める設備である。これにより、クラフト紙に十分な伸びを与えることができる。また、このような伸張紙とすることで、剛度が低下する。
クルパック装置では、主にクルパック装置入り側の製造スピードと、クルパック装置出側の製造スピードとの比率、及びニップバーによる加圧力によって、クラフト紙の縦方向の破断伸びを調整することができる。
クルパック装置は通常、抄紙機のドライヤ群内に装備され、このような抄紙機で製造される紙においては、所望のクレープ化が施されたのちに余分な水分が除去される。抄紙機の抄速と坪量の関係により、ドライヤ内の一定位置における湿紙の水分は変動するが、クルパック装置の設置に際しては、通紙される紙の水分が低すぎると紙の伸びが得られ難く、高すぎると断紙が発生しやすくなるため、湿紙が20〜45%の水分を含有する状態において、クルパックブランケットとクルパックドライヤシリンダとの間を通過させることが好ましい。より好ましい水分含有量は30〜45%である。
クルパックブランケットとクルパックドライヤシリンダとのニップ圧は、低すぎるとニップ出口の収縮が小さくなるため、20kN/m以上が好ましい。クルパックドライヤシリンダの表面温度は、伸びが発現しやすいため、100〜120℃とすることが好ましく、ドライヤシリンダ入口蒸気圧を管理することで、温度を調整することができる。
前記したクルパック装置出側の製造スピードとクルパック装置入り側の製造スピードの比率をドロー率といい、出側の製造スピードを入側の製造スピードより遅くする割合のことをマイナスドローという。強度の高い印刷物用敷紙を得るには、マイナスドローの範囲を−3%〜−8%(好ましくは−4%〜−7%)に設定することが好ましい。
(パルプ種等)
当該印刷物用敷紙を構成するパルプ種は特に限定されないが、強度などの点から、未晒クラフトパルプを含むことが好ましい。また、当該印刷物用敷紙を形成する全パルプに占める未晒クラフトパルプの含有割合の下限は、90質量%が好ましく、99質量%がより好ましい。当該印刷物用敷紙を形成するパルプは、実質的に未晒クラフトパルプのみであってよい。このように未晒クラフトパルプを用いることで、高い強度を有することができる。
当該印刷物用敷紙においては、繊維長が長く強度の向上に有利なことから、原料として針葉樹を用いることが好ましい。針葉樹の種類は特に限定されるものではないが、ダグラスファー、カラマツ、スプルース、ラジアータパイン等を挙げることができ、これらは1種又は2種以上を混合して用いてもよい。原料パルプに占める針葉樹クラフトパルプの割合は、原料パルプの全固形分重量に対し50質量%以上が好ましい。また上記針葉樹パルプより繊維長が短い広葉樹クラフトパルプを50質量%未満(好ましくは5〜30%)配合することにより、敷紙の地合を良好にすることが可能となる。また、未漂白の針葉樹クラフトパルプが好適に用いられ、未漂白のクラフトパルプとしては、カッパー価で28から35の未晒針葉樹クラフトパルプを80%以上の割合で好適に用いられる。クラフトパルプと併用できる原料パルプとしては、古紙パルプや機械パルプが挙げられる。
当該印刷物用敷紙においては、JIS P8220(1998)の規定に従って離解したパルプをJIS P8121(1995)にて規定する測定方法によって測定した離解フリーネスが400〜700mlであることが好ましく、さらに好ましくは500〜650mlである。離解フリーネスを上記範囲とすることで、本発明の効果をより高めることができる。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例及び比較例における各測定値の測定方法及び評価基準は以下に記載のとおりである。
[坪量(g/m)]
JIS P8124(2011)に準拠して坪量を測定した。
[クラークこわさ(縦)(cm/100)]
JIS P8143(2009)に準拠して縦方向のクラークこわさを測定した。
[伸び(%)]
JIS P8113(2006)に準拠して縦方向の引張破断伸びを測定した。
[引張強さ(縦)(kN/m)]
JIS P8113(2006)に準拠して縦方向の引張強さを測定した。
[引裂強さ(縦)(mN)]
JIS P8116(2000)に準拠して縦方向の引裂強さを測定した。
[ベック平滑度(秒)]
JIS P8119(1998)に準拠してベック平滑度を測定した。
[滑り角度(度)]
JIS P8147(2010)に記載の傾斜法に準拠して、滑り角測定器(東洋精機社製)を用いて滑り角度を測定した。
[カールの発生]
19cm×24cmのサイズとした印刷物用敷紙を、38℃×80RH%条件下で3日間整置し、次に23℃×50RH%条件下で7日間整置した後、カールを測定した。カールの測定は、平面に印刷物用敷紙を置き、印刷物用敷紙の1辺を4等分した16ヶ所の高さ(平面から板紙までの高さ)をノギスで測定し、平均値を求めた。数値が大きいほどカールが大きいことを表す。
(評価基準)
◎:カール平均値が1mm未満
〇:カール平均値が1mm以上4mm未満
△:カール平均値が4mm以上6mm未満
×:カール平均値が6mm以上
[印刷物の滑り]
印刷物用敷紙(縦280mm×横410mm)の表面上に、印刷を終えた新聞用紙(見開き4つ折:質量約20kg)を載置し、傾斜角30度のポリウレタン樹脂製の並列コンベヤベルト上で新聞用紙の長辺方向に直線距離で10m搬送させた際、及び使用した後の印刷物用敷紙の表面を目視にて観察し、下記の判断指標で評価した。
◎:滑りがなく、撚れや紙粉の発生も殆ど見られなかった。
○:滑りがなく、撚れや紙粉の発生が僅かに見られた。
△:滑りがなく、撚れや紙粉の発生が見られたが、継続使用に差し支えなかった。
×:滑りが生じ、撚れ又は紙粉の発生も生じ、継続使用が困難であった。
[取扱性]
印刷物用敷紙(縦280mm×横410mm)の表面上に、印刷を終えた新聞用紙(見開き4つ折:質量約20kg)を載置し、傾斜角30度のポリウレタン樹脂製の並列コンベヤベルト上で直線距離で10m搬送した際の、搬送中の状態を下記の判断指標で評価した。
◎:特に問題はなかった。
○:使用に問題はないが、搬送音や変形が僅かに生じた。
△:使用に堪え得る範囲ながら、搬送時にカールや蛇行が生じた。
×:搬送時に過度のシワや蛇行が生じた。
[実施例1]
未晒クラフトパルプを原料パルプとし、クルパック装置を備える抄紙機によって、坪量40g/mの実施例1の印刷物用敷紙を得た。
[実施例2〜9、比較例1〜3]
表1に記載の原料パルプを用い、表1に記載の坪量となるように調整し、クルパック装置入り側の製造スピードと、クルパック装置出側の製造スピードとの比率、及びニップバーによる加圧力を適宜変更し、伸張度を適宜調整したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜9及び比較例1〜3の各印刷物用敷紙を得た。
Figure 0006952554
[評価]
得られた各印刷物用敷紙について、上記方法にて、坪量、クラークこわさ(縦)、伸び(縦)、引張強さ(縦)、引裂強さ(縦)、ベック平滑度及び滑り角度を測定し、カールの発生、印刷物の滑り及び取扱性についての評価を行った。結果を表1に示す。
表1に示されるように、実施例1〜9の各印刷物用敷紙は、所定範囲内のクラークこわさ及び伸びを有し、敷紙として使用しているときのカールの発生が抑制されていることがわかる。また、実施例1〜9の各印刷物用敷紙は、積み上げられる印刷物の滑りも抑制でき、取扱性も良好であることがわかる。
本発明の印刷物用敷紙は、新聞紙等、印刷がされ、積み上げられた複数の紙に対して敷く、敷紙として好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. 印刷がされた複数の紙を積み重ねるときの敷紙となる印刷物用敷紙であって、
    縦方向のクラークこわさが、8cm/100以上45cm/100以下であり、
    縦方向の伸びが、5%以上8.5%以下であり、
    ベック平滑度が5秒以上11秒以下であり、
    縦方向の滑り角度が21度以上35度以下であることを特徴とする印刷物用敷紙。
  2. 縦方向の引張強さが、2.8kN/m以上10kN/m以下であり、
    縦方向の引裂強さが、730mN以上1,200mN以下である請求項1に記載の印刷物用敷紙。
  3. 坪量が、60g/m以上70g/m以下である請求項1又は請求項2に記載の印刷物用敷紙。
  4. 未晒クラフトパルプを含有し、
    全パルプに占める未晒クラフトパルプの含有割合が、90質量%以上である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の印刷物用敷紙。

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