JP6941445B2 - 平衡感覚改善剤 - Google Patents
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Description
一方で、平衡感覚の制御に関係する神経系は、成長期に顕著に発達することが知られている。成長期における平衡感覚の改善は、その後の運動パフォーマンスの向上につながるだけでなく、怪我の防止にもつながると考えられる。
しかしながら、乳脂肪球皮膜が平衡感覚へ与える影響については知られていない。
乳脂肪球皮膜は、一般的に、乾燥重量の約半分が脂質で構成され、当該脂質としては、トリグリセライドやリン脂質、スフィンゴ糖脂質が含まれることが知られている(三浦晋、FOOD STYLE21、2009及びKeenan TW、Applied Science Publishers、1983、pp89−pp130)。リン脂質としては、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミン等のグリセロリン脂質が含まれることが知られている。
また、脂質以外の成分としては、ミルクムチンと呼ばれる糖タンパク質が含まれることが知られている(Mather、Biochim Biophys Acta、1978)。
また、乳脂肪球皮膜は、生理効果の点から、リン脂質としてスフィンゴミエリンを含むのが好ましく、乳脂肪球皮膜中のスフィンゴミエリンの含有量が、1質量%以上、更に2質量%以上、更に3質量%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、50質量%以下、更に30質量%以下、更に25質量%以下、更に20質量%以下であるのが好ましい。また、乳脂肪球皮膜中のスフィンゴミエリンの含有量は、1〜50質量%、更に2〜30質量%、更に3〜25質量%、更に3〜20質量%が好ましい。
同様の点から、乳脂肪球皮膜の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量が、3質量%以上、更に5質量%以上、更に10質量%以上、更に15質量%以上であるのが好ましく、また、50質量%以下、更に40質量%以下、更に35質量%以下、更に30質量%以下であるのが好ましい。また、乳脂肪球皮膜の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量は、3〜50質量%、更に5〜40質量%、更に10〜35質量%、更に15〜30質量%が好ましい。
なお、本明細書において、乳脂肪球皮膜中の脂質、リン脂質及びスフィンゴミエリンの含有量、並びに乳脂肪球皮膜の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量は、乳脂肪球皮膜の乾燥物に対する質量割合とする。
さらに、透析、硫安分画、ゲルろ過、等電点沈殿、イオン交換クロマトグラフィー、溶媒分画等の手法により精製することにより純度を高めたものを用いてもよい。
なお、乳脂肪球皮膜の形態は、特に限定されず、室温(15〜25℃)で液状、半固体状(ペースト等)、固体状(粉末、固形、顆粒等)等のいずれでもよく、これらを単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
バターミルクは、牛乳等を遠心分離して得られるクリームからバター粒を製造する際に得られ、当該バターミルク中に乳脂肪球皮膜が多く含まれているので、乳脂肪球皮膜としてバターミルクをそのまま使用してもよい。同様に、バターオイルを製造する際に生じるバターセーラム中にも乳脂肪球皮膜が多く含まれているので、乳脂肪球皮膜としてバターセーラムをそのまま使用してもよい。
ロータロッド試験(Rota-rod test)は、げっ歯類のもつ平衡感覚を測定する試験であり、一定の加速ができる回転棒をもつ装置にマウスを乗せ、徐々に速度を上げ,マウスが落下するまでの時間が測定される(Marino et al. Autophagy is essential for mouse sense of balance. J Clin Invest. 120(7):2331-44, 2010)。
したがって、乳脂肪球皮膜は、平衡感覚改善剤となり得、平衡感覚改善剤を製造するために使用することができる。すなわち、乳脂肪球皮膜は、平衡感覚が低下したヒトに適用して、平衡感覚を改善するために使用することができる。
本発明において、「平衡感覚」とは、体の動きや重力の方向の変化を感じる感覚をいい、身体の平衡性を保つために必要な動作調節を行う能力を包含する。尚、ロータロッド試験の成績は筋量や筋力と相関するとは云えず、本発明でいう平衡感覚の改善には、当該筋量や筋力を増加させることを包含するものではない。
「平衡感覚改善」とは、平衡感覚の好転又は強化、平衡感覚の低下の防止又は遅延をいう。
「使用」は、ヒトへの投与又は摂取であり得、また治療的使用であっても非治療的使用であってもよい。「非治療的」とは、医療行為を含まない概念、すなわち人間を手術、治療又は診断する方法を含まない概念、より具体的には医師又は医師の指示を受けた者が人間に対して手術、治療又は診断を実施する方法を含まない概念である。
このような種々の剤型の製剤は、本発明の乳脂肪球皮膜を単独で、又は他の薬学的に許容される担体、例えば、賦形剤、結合剤、増量剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、嬌味剤、香料、被膜剤、担体、希釈剤等や、本発明の乳脂肪球皮膜以外の薬効成分を適宜組み合わせて調製することができる。
なかでも、好ましい剤型は経口投与用の固形製剤であり、錠剤が好ましく、チュアブル錠がより好ましい。
投与又は摂取期間は特に限定されないが、反復・連続して投与又は摂取することが好ましく、5日間以上連続して投与又は摂取することがより好ましく、15日間以上連続して投与又は摂取することが更に好ましい。また、本発明の製剤の投与又は摂取と共に適度な運動、例えば日常生活における歩行や階段の昇降、軽いウォーキング等を行うことが効果増強の点で好ましい。
<1>乳脂肪球皮膜を有効成分とする平衡感覚改善剤。
<2>平衡感覚改善剤を製造するための乳脂肪球皮膜の使用。
<3>平衡感覚改善に使用するための乳脂肪球皮膜。
<4>乳脂肪球皮膜の有効量を投与又は摂取することによる平衡感覚改善方法。
<5>運動と共に用いられる、上記<1>の平衡感覚改善剤、<2>の使用、<3>乳脂肪球皮膜、又は<4>の方法。
<6>上記<5>において、運動は日常生活における歩行や階段の昇降、又は軽いウォーキングである。
<7>上記<3>、<5>又は<6>において、使用は非治療的使用である。
<8>上記<4>〜<6>において、方法は非治療的方法である。
<9>上記<4>〜<6>において、投与又は摂取の対象は、平衡感覚の改善を必要とする若しくは希望するヒト、好ましくは平衡能力が低下した高齢者である。
<10>上記<1>〜<9>において、乳脂肪球皮膜は、リン脂質を5〜100質量%含有するものである。
<11>上記<1>〜<9>において、乳脂肪球皮膜は、スフィンゴミエリンを1〜50質量%含有するものである。
<12>上記<1>、<5>又は<6>の平衡感覚改善剤を含有する食品又は医薬品であって、剤型が経口投与用の固形製剤である。
<13>上記<1>、<5>又は<6>の平衡感覚改善剤を含有する食品又は医薬品であって、剤型が錠剤である。
<12>上記<1>〜<7>において、乳脂肪球皮膜は、成人1人あたり1日にスフィンゴミエリンとして10〜1500mgを投与又は摂取するものである。
(1)マウスの飼育及び処置
実験には8週齢の雄性C57BL/6Jマウス(チャールズリバー)を用い、飼育環境は室温を23±2℃、湿度を55±10%とし、照明時間を7時から19時とした。マウスを一週間の環境馴化の後、個別飼育に馴化させた。その後、体重を基準に32匹を選抜した。試験食自由摂食下にて、以下の群構成で81週間(90週齢まで、老齢群)飼育した。
対照群: 非運動条件飼育、対照食摂取(n=8)
MFGM(乳脂肪球皮膜)群: 非運動条件飼育、MFGM食摂取(n=8)
運動群: 自発運動条件飼育、対照食摂取(n=8)
MFGM+運動群: 自発運動条件飼育、MFGM食摂取(n=8)
また、乳脂肪球皮膜中のリン脂質の分析は、LC−MS法にて行なった。すなわち、乳脂肪球皮膜よりクロロホルム/メタノール(=2:1)を用いて脂質画分を抽出し、窒素気流下で乾固した後、ヘキサン/イソプロパノール(=95:5)に溶解した。この試料を、下記LC−MS分析に供し、リン脂質の定量を行った。
<LC−MS分析>
カラム:Inertsil SIL 100A−3 (GLサイエンス社、1.5mm×150mm)
カラム温度:40℃
流速:0.1 mL/min
検出器:アジレント、1100 LC/MSD
移動相:A液(ヘキサン:イソプロパノール:ギ酸=95:5:0.1)およびB液(ヘキサン:イソプロパノール:50mMギ酸アンモニウム=25:65:10)のグラジエント分離
若齢群は12−13週齢、老齢群は84−85週齢時点で測定を実施した。本試験には室町機械社製のロータロッド(MK−600;回転軸径=30 mm)を使用した。マウスを20 rpmの回転速度で1週間馴化させた後、ロータロッド上から10回落下するまでの時間を測定した。ロータロッドの回転スピードは以下のように設定した。
20 rpm 30分間
24 rpm 90分間
28 rpm 測定終了まで
得られた数値は平均値±標準偏差で示した。平均値の比較はunpaired Student’s t−testを用い、有意水準はP<0.05とした。
結果を図1に示す。
老齢対照群では若齢群と比較してロータロッド成績が低下するが、MFGM群ではロータロッド成績の改善が認められ、MFGM+運動群では顕著な改善が確認された。
このことから、乳脂肪球皮膜の摂取によって平衡感覚機能が改善されると考えられる。
(1)マウスの飼育及び処置
離乳直後の3週齢の雄性Balb/cマウス (チャールスリバー) を用い、飼育環境は室温を23±2℃、湿度を55±10%とし、照明時間を7時から19時とした。1週間の予備飼育後、体重及び初期身体機能(ロータロッド試験成績)が同程度となるように下記3群(各8匹)に群分けを行い、試験食自由摂取下で4週間飼育を行った。マウスの成長期は一般的に3〜10週齢程度とされており、本試験はその範囲内で実施した。
対照群: 対照食摂取(n=8)
0.5%MFGM群: 0.5%MFGM食摂取(n=8)
1%MFGM群: 1%MFGM食摂取(n=8)
群分け時(0週)、試験食摂取2週、4週の時点で測定を実施した。本試験には室町機械社製のロータロッド(MK−600;回転軸径=30 mm)を使用した。静止したロッド上にマウスを置き、6rpm(1分)→12rpm(1分)→16rpm(1分)→20rpm(1分)→24rpm(1分)→28rpm(1分及び28rpmで3回落下するまで)のプログラムで落下回数を測定した。評価項目は、6分間の総落下回数と28rpm3回落下時間(高速度滞在時間)とした。
得られた数値は平均値±標準偏差で示した。平均値の比較は対照群に対するDunnett検定を用い、有意水準はP<0.05とした。
結果を図2及び図3に示す。総落下回数(図2)は、試験食摂取2週目では全ての群で増加(成績の悪化)が見られたが、0.5%、1%MFGM群では対照食群と比較して有意に落下回数が少なかった。4週目においては、0.5%、1%MFGM群ともに対照食群よりも総落下回数は有意に少なく、特に1%MFGM群では初期値よりも改善が見られた。なお、この成績の悪化は、成長期における急激な体格の成長に伴う身のこなしの低下によるものと考えられたが、群間で体重には全く差がなかった。同様に、高速度滞在時間(図3)においては、2週目で対照食、0.5%MFGM群で滞在時間の減少が見られ、高速度への対応力の低下が確認されたが、1%MFGM群ではこの低下が抑制され、対照食群よりも有意に延長していた。4週目では、0.5%MFGM群も改善がみられ、対照食群よりも有意に延長し、1%MFGM群ではさらに顕著であった。
このことから、成長期においても乳脂肪球皮膜の摂取によって平衡感覚機能が改善されると考えられる。
Claims (7)
- 乳脂肪球皮膜を有効成分とする平衡感覚改善剤。
- 乳脂肪球皮膜を有効成分とする平衡感覚改善用食品。
- 乳脂肪球皮膜が、リン脂質を5〜100質量%含有する請求項1記載の平衡感覚改善剤又は請求項2記載の平衡感覚改善用食品。
- 乳脂肪球皮膜が、スフィンゴミエリンを1〜50質量%含有する請求項1記載の平衡感覚改善剤又は請求項2記載の平衡感覚改善用食品。
- 剤型が経口投与用の固形製剤である請求項1〜4のいずれか1項記載の平衡感覚改善剤又は平衡感覚改善用食品。
- 固形製剤が錠剤である請求項5記載の平衡感覚改善剤又は平衡感覚改善用食品。
- 成人1人あたり1日にスフィンゴミエリンを10〜1500mg投与又は摂取するものである請求項1〜6のいずれか1項記載の平衡感覚改善剤又は平衡感覚改善用食品。
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