JP6935292B2 - 記録装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、インクジェット記録装置(以下、記録装置)50の内部構造を示す概略斜視図である。記録装置50は、対向して設けられた2つの脚部55の上部に対して支持固定されている。記録装置50内部には、ベルト伝達手段62によってX方向に往復移動するキャリッジ60が設けられている。キャリッジ60は、記録媒体に対してインクを吐出して画像を記録する記録動作を行う記録ヘッド1を搭載している。記録ヘッド1は、ホストコンピュータ等から送られてきた記録データに基づいて各吐出口からインク滴を吐出して、記録媒体に対して画像を記録する。
Y’=X/Z×Y ・・・(1)
Y’=4(ml)/3(ml)×Y
第1実施形態においては、インクの吐出によって記録ヘッド1の内部に発生する気泡の排出について説明した。第2実施形態では、記録命令を受信せず長期間インクを吐出しない状態が続く場合に記録ヘッド1内部に発生する気泡の排出について説明する。なお、第1実施形態と異なる内容を中心に説明を行い、同じ内容については説明を省略する。
T’=X/Z×T ・・・(2)
第3実施形態では、第1実施形態と第2実施形態の制御を併用する方法について説明する。なお、第1、第2実施形態と異なる内容を中心に説明を行い、同じ内容については説明を省略する。
Z1=y×Y1+t×T1 ・・・(3)
Z2=y×Y2+t×T2 ・・・(4)
上記計算により、1回の吐出で発生する空気量y、1日あたりに発生する空気量tが求められる。
Z=y×Y+t×T ・・・(5)
空気量Zが設計値に基づく記録ヘッド1内の印字可能な最大空気量Xになったら、弁閉じ吸引動作を実行する。
X=Z ・・・(6)
Z=Z1/Y1×Y
YをY’にして(6)式を用いると、以下の式が得られる。
Y’=X/Z1×Y1
これは、(1)式と同じものである。同様に、第2実施形態で示した、(2)式も上記の(3)、(5)、(6)式から求められる。
2 供給チューブ(インク供給路)
3 開閉弁
5 インクタンク
11 CPU(制御手段)
20 吐出口面
22 キャップ
23 吸引ポンプ(吸引手段)
25 圧力センサ(圧力測定手段)
50 インクジェット記録装置
Claims (12)
- 液体を吐出する複数の吐出口が設けられた吐出口面を有する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、
前記記録ヘッドと前記タンクの間における流路の途中に設けられ開状態と閉状態とに切替可能な開閉弁と、
前記吐出口面を被覆する被覆状態と露出させる露出状態とに切替可能なキャップと、
前記キャップと接続される吸引手段と、を備え、前記開閉弁が前記閉状態で前記キャップが前記被覆状態のときに前記吸引手段によって所定時間吸引した後、前記開閉弁を前記開状態にする弁閉じ吸引動作を行う記録装置であって、
前記開閉弁と前記吸引手段との間における流路の所定位置における圧力を測定する圧力測定手段と、
前記弁閉じ吸引動作において前記吸引手段が吸引しているときに前記圧力測定手段によって測定された単位時間あたりの圧力変化量に基づいて、次回の前記弁閉じ吸引動作を行うタイミングを決める制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。 - 前記所定位置は、前記キャップと前記吸引手段の間であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドの吐出数をカウントするカウント手段を備え、前記カウント手段によってカウントされた前回の前記弁閉じ吸引動作以降の前記吐出数が第1の閾値を超えた場合に前記弁閉じ吸引動作を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記カウント手段によってカウントされた前回の前記弁閉じ吸引動作以降の前記吐出数と前記圧力変化量とに基づいて、前記第1の閾値を更新することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記圧力変化量が所定値より大きい場合に、前記第1の閾値を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前回の前記弁閉じ吸引動作からの経過時間を計測する計測手段を備え、前記計測手段によって計測された前記経過時間が第2の閾値を超えた場合に前記弁閉じ吸引動作を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記計測手段によって計測された前記経過時間と前記圧力変化量とに基づいて、前記第2の閾値を更新することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記圧力変化量が所定値より大きい場合に、前記第2の閾値を大きくすることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 前記圧力変化量は、前記圧力測定手段によって測定される圧力値が前記開閉弁と前記圧力測定手段の間における流体抵抗による圧力値より大きいときに取得されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記流体抵抗による圧力値は、前記吸引手段が吸引を開始してから所定時間が経過した後に前記圧力測定手段によって測定されることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
- 前記吐出口面は、第1の液体を吐出する第1の吐出口列と第2の液体を吐出する第2の吐出口列とを有し、前記キャップが前記被覆状態のときに前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列とが共に被覆されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 液体を吐出する複数の吐出口が設けられた吐出口面を有する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、
前記記録ヘッドと前記タンクの間における流路の途中に設けられ開状態と閉状態とに切替可能な開閉弁と、
前記吐出口面を被覆する被覆状態と露出させる露出状態とに切替可能なキャップと、
前記キャップと接続される吸引手段と、を備える記録装置の制御方法であって、
前記開閉弁が前記閉状態で前記キャップが前記被覆状態のときに前記吸引手段によって所定時間吸引した後、前記開閉弁を前記開状態にする弁閉じ吸引工程と、
前記弁閉じ吸引工程において前記吸引手段が吸引しているときに、前記開閉弁と前記吸引手段との間における流路の所定位置における圧力を測定する圧力測定工程と、
前記圧力測定工程において測定された単位時間あたりの圧力変化量に基づいて、次回の前記弁閉じ吸引工程を行うタイミングを決める決定工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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JP2019064140A JP2019064140A (ja) | 2019-04-25 |
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