JP6926881B2 - トレッド用ゴム組成物およびタイヤ - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態のトレッド用ゴム組成物(以下、ゴム組成物ともいう)は、スチレンブタジエンゴム(SBR)成分を95質量%以上含むゴム成分と、カーボンブラック成分と、オイルとを含む。SBR成分は、SBR成分中、スチレン含量が23〜38質量%、ビニル含量が30〜40質量%、重量平均分子量が85万〜110万、重量平均分子量と数平均分子量との比(Mw/Mn)が1.8〜2.8であるSBRが75質量%以上含まれる。カーボンブラック成分は、100質量部のゴム成分に対し、窒素吸着比表面積が180〜250(m2/g)であるカーボンブラックが140質量部以上含まれる。オイルは、100質量部の前記ゴム成分に対し、90〜160質量部含まれる。オイルの含有量に対するカーボンブラック成分の含有量の割合(カーボンブラック成分/オイル比)は、0.9〜1.4である。
ゴム成分は、SBR成分を95質量%以上含んでいればよく、97質量%以上含むことが好ましく、100質量%であることがより好ましい。SBR成分の含有量が95質量%未満である場合、ゴム組成物は、グリップ性能が劣りやすい傾向がある。ゴム成分は、本実施形態のゴム組成物を用いて得られるタイヤにおいて、優れたグリップ性能が示される点から、SBR成分からなることが好ましい。
本実施形態のSBR成分は、SBR成分100質量部に対して、スチレン含量が23〜38質量%、ビニル含量が30〜40質量%、重量平均分子量が85万〜110万、重量平均分子量と数平均分子量との比(Mw/Mn)が1.8〜2.8であるSBR(以下、特定SBRという)が75質量%以上含まれることを特徴とする。
本実施形態のカーボンブラック成分は、100質量部のゴム成分に対し、窒素吸着比表面積(N2SA)が180〜250(m2/g)であるカーボンブラック(以下、特定カーボンブラックという)を140質量部以上含むことを特徴とする。
本実施形態のゴム組成物は、100質量部のゴム成分に対し、90〜160質量部となるようオイルが含まれる。オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対し、90質量部以上であればよく、100質量部以上であることが好ましく、110質量部以上であることがより好ましい。また、オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対し、160質量部以下であればよく、150質量部以下であることが好ましく、140質量部以下であることがより好ましい。オイルの含有量が90質量部未満である場合、高温路面におけるグリップ性能が向上するが、低温路面でグリップ性能が悪化する傾向がある。一方、オイルの含有量が160質量部を超える場合、低温路面におけるグリップ性能が向上するが、高温路面でグリップ性能が悪化する傾向がある。
次に、本実施形態のゴム組成物において、好適に配合される任意成分について説明する。本実施形態のゴム組成物は、上記した成分に加え、ゴム組成物の製造に一般に使用される他の成分が任意で配合され得る。一例を挙げると、このような任意成分は、充填剤、シランカップリング剤、軟化剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、各種老化防止剤、ワックス、加硫剤、加硫促進剤等である。
充填剤は特に限定されない。充填剤は、従来、タイヤ用ゴム組成物において汎用されている各種充填剤から任意に選択して用いられ得る。一例を挙げると、充填剤は、カーボンブラック(ただし、上記した特定カーボンブラックを除く)、シリカ、炭酸カルシウム、セリサイト、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、クレー、タルク、酸化マグネシウム等である。充填剤は、併用されてもよい。これらの中でも、充填剤は、得られるタイヤにおいて、優れたグリップ性能および耐摩耗性が得られる点から、カーボンブラック、シリカ、水酸化アルミニウムからなる群から選択される少なくとも1以上の無機充填剤を含むことが好ましく、カーボンブラックを含むことがより好ましい。
充填剤としてシリカが用いられる場合、シリカと、シランカップリング剤とが併用されることが好ましい。シランカップリング剤は特に限定されない。シランカップリング剤は、ゴム工業において、従来シリカと併用される任意のシランカップリング剤であってもよい。一例を挙げると、シランカップリング剤は、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド等のスルフィド系シランカップリング剤、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、Momentive社から製造販売されているメルカプト系シランカップリング剤(メルカプト基を有するシランカップリング剤)、ビニルトリエトキシシラン等のビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ系シランカップリング剤、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のグリシドキシ系シランカップリング剤、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン等のニトロ系シランカップリング剤、3−クロロプロピルトリメトキシシラン等のクロロ系シランカップリング剤等である。シランカップリング剤は、併用されてもよい。
軟化剤は特に限定されない。軟化剤は、従来、タイヤ用ゴム組成物において汎用されている各種軟化剤から任意に選択して用いられ得る。一例を挙げると、軟化剤は、粘着樹脂、液状ポリマー等である。
老化防止剤は特に限定されない。老化防止剤は、従来、タイヤ用ゴム組成物において汎用されている各種老化防止剤から任意に選択して用いられ得る。一例を挙げると、老化防止剤は、キノリン系老化防止剤、キノン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、フェニレンジアミン系老化防止剤等である。老化防止剤は、併用されてもよい。
加硫剤は特に限定されない。一例を挙げると、加硫剤は、硫黄、カプロラクタムジスルフィド等の硫黄含有化合物である。加硫剤としての硫黄は、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、オイル処理硫黄等である。加硫剤は、併用されてもよい。
加硫促進剤は特に限定されない。一例を挙げると、加硫促進剤は、グアニジン系加硫促進剤、アルデヒド−アミン系加硫促進剤、アルデヒド−アンモニア系加硫促進剤、チアゾール系加硫促進剤、スルフェンアミド系加硫促進剤、チオ尿素系加硫促進剤、チウラム系加硫促進剤、ジチオカルバメート系加硫促進剤、ザンデート系加硫促進剤等である。これらの中でも、得られるタイヤにおいて、グリップ性能および耐摩耗性がバランスよく両立されやすい点から、加硫促進剤は、ベンゾチアゾリルスルフィド基を有する加硫促進剤であることが好ましい。
本実施形態のゴム組成物は、一般的な方法により製造され得る。一例を挙げると、ゴム組成物は、バンバリーミキサー、ニーダー、オープンロール等の、ゴム工業において一般的に使用される公知の混練機が使用され、上記した各成分のうち、加硫剤および加硫促進剤以外の成分が混練りされ、これに、加硫剤および加硫促進剤が加えられてさらに混練りされる。
(SBR成分)
SBR1:後述のSBR1の製造方法により調製した特定SBR(油展(ゴム固形分100質量部に対してオイル分が37.5質量部含まれる)、スチレン含量:33質量%、ビニル含量:35質量%、Mw:88.2万、Mw/Mn:1.6)
SBR2:SBR1と同様の材料を用い、製造方法を適宜調整して作製した。溶液重合スチレンブタジエンゴム、Tg:−4℃、スチレン含量:43質量%、ビニル含量:40質量%、Mw:120万、Mw/Mn:1.9、油展(ゴム固形分100質量部に対してオイル分が44.0質量部含まれる)
SBR3:SBR1と同様の材料を用い、製造方法を適宜調整して作製した。溶液重合スチレンブタジエンゴム、Tg:−34℃、スチレン含量:39質量%、ビニル含量:40質量%、Mw:84万、Mw/Mn:1.3、油展(ゴム固形分100質量部に対してオイル分が37.5質量部含まれる)
(カーボンブラック成分)
カーボンブラック1:N2SA114m2/g
カーボンブラック2:N2SA78m2/g
カーボンブラック3:N2SA:40m2/g
(オイル)
オイル:ダイアナプロセスNH−70S(出光興産(株)製、プロセスオイル)
(その他)
硫黄:粉末硫黄(軽井沢硫黄(株)製、加硫剤)
促進剤:ノクセラーDM(大内新興化学(株)製、加硫促進剤)
シクロヘキサン:関東化学(株)製
スチレン:関東化学(株)製
ブタジエン:高千穂化学工業(株)製
テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA):N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、関東化学(株)製
n−ブチルリチウム:関東化学(株)製
メタノール:関東化学(株)製
攪拌機付きオートクレーブに、シクロヘキサン12000g、スチレン350gおよびブタジエン360gを入れ、これにTMEDA3.5ミリモルおよびn−ブチルリチウム11ミリモルを加えて50℃で重合した。重合開始10分後に、残部のブタジエン340gをオートクレーブに連続的に添加した。重合転化率100%になったことを確認してから、生成重合体の活性末端(Li)に対して等モルのメタノールを添加して重合を停止し、SBR1を得た。また、SBR1は、常法により、上記オイル分が含まれるよう後入れした。
以下の表1に示される配合処方にしたがい、1.7Lの密閉型バンバリーミキサーを用いて、加硫剤および加硫促進剤以外の薬品を排出温度170℃になるまで5分間混練りし、混練物を得た。得られた混練物を、バンバリーミキサーにより、排出温度150℃で4分間、再度混練りした(リミル)。次に、2軸オープンロールを用いて、得られた混練物に加硫剤および加硫促進剤を添加し、4分間、105℃になるまで練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を所定の形状の口金を備えた押し出し機でタイヤトレッドの形状に押し出し成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で12分間プレス加硫することにより、試験用タイヤ(サイズ:195/65R15)を製造した。得られた試験用タイヤについて、以下の評価方法にしたがって、低温E*指数および高温E*指数を評価した。結果を表1に示す。
粘弾性スペクトロメータVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度−40℃、周波数10Hz、初期歪10%および動歪2%の条件下で、ゴム組成物の複素弾性率(E*)を測定し、比較例1を100として指数表示した。E*が小さいほど、低温環境(−40℃)における硬度が低く、割れが発生しにくいことを示す。
粘弾性スペクトロメータVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度50℃、周波数10Hz、初期歪0.3%および動歪5%の条件下で測定されるゴム組成物の複素弾性率(E*)を測定し、比較例1を100として指数表示した。このE*が大きいほど、高温環境(50℃)における硬度が高く、割れが発生しにくいことを示す。
上記試験用タイヤを車両に装着し、ドライの低μ路面(砂利が残るダート路面、低シビア路面)のテストコースにて1周の実車走行を行った。試験は、門前(石川県)で行い、気温は26℃であった。その際における操舵時のコントロールの安定性をテストドライバーが評価し、比較例1を100として指数表示した。数値が高いほど、低シビア路面におけるグリップ性能が優れることを示す。指数が105以上であれば良好であると判断した。
上記試験用タイヤを車両に装着し、ドライの高μ路面(砂利が掃けた超硬質路面、高シビア路面)のテストコースにて1周の実車走行を行った。試験は、タカタ(広島県)で行い、気温は26℃であった。その際における操舵時のコントロールの安定性をテストドライバーが評価し、比較例1を100として指数表示した。数値が高いほど、高シビア路面におけるグリップ性能が優れることを示す。指数が100以上であれば良好であると判断した。
Claims (2)
- スチレンブタジエンゴム成分を95質量%以上含むゴム成分と、カーボンブラック成分と、オイルとを含み、
前記スチレンブタジエンゴム成分は、前記スチレンブタジエンゴム成分中、スチレン含量が23〜38質量%、ビニル含量が30〜40質量%、重量平均分子量が85万〜110万、重量平均分子量と数平均分子量との比(Mw/Mn)が1.4〜2.4であるスチレンブタジエンゴムが75質量%以上含まれ、
前記カーボンブラック成分は、100質量部の前記ゴム成分に対し、窒素吸着比表面積が114〜250(m2/g)であるカーボンブラックが140質量部以上含まれ、
前記オイルは、100質量部の前記ゴム成分に対し、90〜160質量部含まれ、
前記オイルの含有量に対する前記カーボンブラック成分の含有量の割合(カーボンブラック成分/オイル比)は、1.1〜1.4である、トレッド用ゴム組成物。 - 請求項1記載のトレッド用ゴム組成物より構成されたトレッドを有するタイヤ。
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