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JP6912574B2 - 機能低下を治療するためのプリドピジンの使用 - Google Patents

機能低下を治療するためのプリドピジンの使用 Download PDF

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Description

本出願は、2016年11月2日出願の米国特許仮出願第62/416,685号、2016年10月21日出願の同第62/411,511号、2016年9月15日出願の同第62/395,263号および2016年8月24日出願の同第62/379,175号の利益を主張する。これら出願のそれぞれの内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本出願の全体を通して、種々の刊行物がそれらの筆頭著者と出版年で参照される。これら刊行物の完全な引用は、特許請求の範囲の直前の参考文献セクションに示されている。参考文献セクションに引用された刊行物の開示は、本明細書に記載の発明の時点における当該技術分野の状態をより完全に記載するために、参照によりその全体が本出願に組み込まれる。
ハンチントン病
ハンチントン病(HD)は、常染色体優性遺伝形式をとる致命的な神経変性疾患である。この疾患は、運動、行動、および認知症状の三徴候と関連している。運動障害は、最も明白な運動症状である舞踏病を伴った、この疾患の決定的な特徴である。診断のために有用ではあるが、舞踏病は疾患重症度の不十分なマーカーである。むしろ、身体障害および疾患の重症度は、陰性運動の特徴、例えば、微細運動機能における障害、動作緩慢、および言語障害、歩行および姿勢障害を含む総運動協応性における障害と最も良く相関する(Mahant,2003年)。
ドーパミンは、運動機能を含む脳機能の幾つかの側面を調節する重要な神経伝達物質とみなされている(Nieoullon,2003)。乱されたドーパミン作動性信号伝達は、多くの神経学的および精神医学的状態に結びつけられており(Zhan,2011、Dunlop,2007)、またドーパミン作動性機能がHDにおいて損なわれていることを示唆する臨床的および前臨床的な多くの証拠が存在する(Kung,2007、Huot,2007)。
HDに関連した運動および情緒障害を緩和するために、多くの医薬が処方されているが、HDにおける種々の薬剤の有用性についての科学的な証拠は乏しい(Mestre 2009)。ドーパミンの利用能および伝達を減少させるテトラベナジンおよびデューテトラベナジンだけが、舞踏病の管理のため、HD患者の治療のために特別に登録されている。登録された薬物は、疾患の全過程を通して過酷な機能的能力低下をもたらすHDの多面的症状の管理のためには利用できない。このように、HDの機能的傷害を遅らせるまたは緩和する薬物を開発するという、満たされていない重要な医療ニーズが存在している。
プリドピジン
プリドピジン(4−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1−プロピルピペリジン)(以前にはACR16として知られていた)は、ハンチントン病の治療用として開発中の薬物である。プリドピジンは、運動亢進を抑制するか、または機能低下を向上させることにより運動活性を調節することが示されている。プリドピジンの神経保護特性は、そのσ1受容体(S1R、結合IC50=約100nM)に対する高親和性が原因であることが示唆され、一方、プリドピジンの運動活性は、主に、ドーパミンD2受容体(D2R)(結合IC50=約10μM)に対する低親和性、アンタゴニスト活性により媒介され得る(Ponten 2010)。プリドピジンは、別の受容体にマイクロモル範囲の低親和性を示す。
S1Rは、小胞体(ER)シャペロンタンパク質であり、これは、脳における細胞分化、神経可塑性、神経保護および認知機能に関連付けられている。近年、ラット線条体のトランスクリプトーム分析により、プリドピジン治療は、BDNF、ドーパミン受容体1(D1R)、グルココルチコイド受容体(GR)、およびセリンートレオニンキナーゼプロテインキナーゼB(Akt)/フォスフォイノシチド3キナーゼ(PI3K)経路(ニューロン可塑性および生存を促進し、HDで障害性になることがわかっている)の発現を活性化することが示された。さらに、プリドピジン遺伝子発現プロファイルは、Q175ノックイン(Q175KI)HDマウスモデルで、HD疾患遺伝子発現プロファイルの逆パターンを示した(Geva 2016)。プリドピジンはまた、神経芽腫細胞株中で、神経保護の脳由来神経栄養因子(BDNF)の分泌も、S1Rに依存して高める(Geva 2016)。
本発明は、ヒト患者の機能的能力を維持する方法、機能的能力を改善する方法、または機能的能力の低下を小さくする方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の機能的能力を維持し、機能的能力を改善し、または機能的能力の低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgまたは180mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、患者はハンチントン病(HD)患者である。
本発明は、ヒト患者の機能的能力を維持する方法、機能的能力を改善する方法、または機能的能力の低下速度を小さくする方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の機能的能力を維持し、機能的能力を改善し、または機能的能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgまたは180mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、患者はHD患者である。
本発明は、ヒト患者の全機能的能力により測定して、HDの臨床的進行を遅らせる方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、全機能的能力により測定して、患者のHDの臨床的進行を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物をHDに罹患している患者に定期的に経口投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgまたは180mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、90mgの1日量は、45mgのbidとして患者に投与される。
本発明は、ヒトHD患者の機能低下を減らす方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、患者の機能低下を減らすように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。いくつかの実施形態では、プラセボ(プリドピジンを受けていないHD対象)に比べて、ベースラインからの機能低下は、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、または少なくとも40%減少する。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり約90mg〜約180mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgのプリドピジンの用量を含む。方法のいくつかの実施形態では、90mgの投与量は、45mgのBIDとして患者に投与される。方法のいくつかの実施形態では、プリドピジンは経口投与される。方法のいくつかの実施形態では、投与は、少なくとも26週、少なくとも52週、約78週または少なくとも78週継続される。方法のいくつかの実施形態では、HD患者は成人患者である。HD患者は、初期段階患者として、例えば、段階1または段階2のHD(HD1またはHD2)患者として分類される。いくつかの実施形態では、患者は、7〜13または少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、13または7〜10または11〜13のベースラインTFCスコアを有する。いくつかの実施形態では、患者の機能的能力は、ハンチントン病統一評価尺度(UHDRS)の全機能的能力(TFC)スケール、UHDRS−TFCまたはTFCを用いて測定される。方法のいくつかの実施形態では、患者のベースライン機能的能力および1種または複数のその後の機能的能力評価を実施して、機能低下の何らかの変化が測定される。
本発明は、ヒトHD患者のUHDRS−TFCスコアのベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のUHDRS−TFCスコアの変化をもたらすように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり約90mg〜約180mgのプリドピジンの用量を含む。いくつかの実施形態では、方法は、患者に投与される1日当たり90mgのプリドピジンの用量を含む。方法のいくつかの実施形態では、投与は、少なくとも26週、少なくとも52週、約78週または少なくとも78週継続される。方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、患者のUHDRS−TFCスコアに基づいて、段階1または段階2HD患者として分類される。いくつかの実施形態では、患者は、7〜13または少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、13または7〜10または11〜13のベースラインTFCスコアを有する。方法のいくつかの実施形態では、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、UHDRS−TFCスコアのベースラインからの変化の差異が、26週にわたり少なくとも0.2ポイント、または52週にわたり少なくとも0.3ポイント、または78週にわたり0.5ポイント低減される。方法のいくつかの実施形態では、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、UHDRS−TFCスコアのベースラインからの変化の差異が、TFC低下の速度が、78週で、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%低減される。
本明細書で開示される方法のいくつかの実施形態では、TFCには、仕事の維持、収入の管理、家事、低レベルケアの必要性、および日常生活動作(ADL)の内の1種または複数が含まれる。
本発明は、ヒトHD患者のタイムドアップアンドゴー(Timed Up and Go)(TUG)テストのベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のTUGテストの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者のTUGテストのベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のTUGテストの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者の符号数字モダリティー検査(SDMT)のベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のSDMTテストの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者のストループワードテストのベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のストループワードテストの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者のUHDRSの自立性尺度(UHDRS−IS)のベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のUHDRS−ISの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者のUHDRS−総運動スコア(UHDRS−TMS)ドメイン歩行(domains gait)、継ぎ足歩行および後方引き倒しテスト(retropulsion pull test)のベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者の歩行およびバランススコアの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒトHD患者のUHDRS−TMS舞踏病サブスコアのベースラインからの変化の低減を達成する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、プリドピジンを受けていないHD対象に比べて、患者のUHDRS−TMS舞踏病サブスコアの変化を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の日常生活動作行う能力を維持または改善する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持または改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のジストニアを低減するまたはジストニアのレベルを維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の四肢ジストニアを治療する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の四肢ジストニアを治療するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
さらに、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法を提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の自立性を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
さらに、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法を提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。患者の認知ドメインは、種々のドメインにわたる患者の認知機能であってもよい。
ヒト患者の認知ドメインは、例えば、認知機能評価バッテリー(CAB)および/またはホプキンス言語学習テスト−改訂版(HVLT−R)により測定され得る。認知ドメインはまた、トレイルメイキングテストB(TMT−B)によっても測定し得る。認知ドメインはまた、HD認知機能評価バッテリー(HD−CAB)によっても測定し得る。これには、6種の試験が含まれる。
本発明は、ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。この方法の一実施形態では、患者はHDに罹患している。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度は、例えば、UHDRS TMSジストニアスコアにより測定され得る。
ヒト患者の運動機能を改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の運動機能を改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
運動機能は、例えば、UHDRS総運動スコア(TMS)スコア、舞踏病を除くUHDRS TMSスコアまたはジストニアを除くUHDRS TMSスコアにより測定され得る。
本発明は、ヒト患者の舞踏病のレベルを下げるまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の舞踏病のレベルを下げるまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
舞踏病のレベルを遅らせてもよい。したがって、本発明は、ヒト患者の舞踏病を低減する、維持する、または舞踏病の増大を遅らせる方法を提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の舞踏病を低減する、維持するまたは舞踏病の増大を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
ヒト患者の舞踏病は、UHDRS TMS舞踏病スコアによって測定してもよい。
本発明は、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
ヒト患者の行動および/または精神状態は、例えば、問題行動評価総合スコア(Problem Behaviors Assessment total score)により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、抑うつ気分のための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、短気のための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、自発性の欠如またはアパシーのための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態は、例えば、強迫衝動のための問題行動評価総合スコアにより測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、混乱行動(disoriented behavior)のための問題行動評価により測定し得る。
ヒトHDの自発性欠如またはアパシーを改善するまたはその低下を小さくする方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、患者の自発性欠如またはアパシーを改善またはその低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の不随意運動を低減するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の不随意運動を低減するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の運動を改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の運動を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の身体的作業を行う能力を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の身体的作業行う能力を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、1日当たり90mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。上記で開示の方法の好ましい実施形態では、患者に投与される1日当たり90mgの投与量のプリドピジンは、45mg bidとして患者に投与される。
いくつかの実施形態では、患者は、45mgのプリドピジンを約1〜2週間にわたり毎日、その後、45mgのプリドピジンをbidで投与される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、投与は、少なくとも12週、少なくとも26週、26週より長く、少なくとも52週または少なくとも78週継続される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、投与は、52週または78週継続される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、初期段階HD患者であり、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、13または7〜10または11〜13のベースラインTFCスコアを有する。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、ハンチンチン遺伝子中に少なくとも36個のCAG反復を有するとして診断されている。いくつかの実施形態では、HD患者は、ハンチンチン遺伝子中に少なくとも44個の反復を有するとして診断されている。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は成人患者であり、少なくとも18歳または少なくとも21歳である。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、初期段階HD患者である。いくつかの実施形態では、患者は、段階1HD(HD1)または段階2HD(HD2)患者である。いくつかの実施形態では、患者は、HD1であり、1種または複数のHDの症状を経験している。いくつかの実施形態では、HD患者は、症状発現前のHD患者である。
ヒト患者の機能的能力の低下を小さくするのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、機能的能力は、全機能的能力である。いくつかの実施形態では、1日量は、90mgのプリドピジンである。いくつかの実施形態では、1日量は、45mg bidである。
ヒト患者の機能的能力の維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、機能的能力は、日常生活動作(ADL)を含む。
ヒト患者の機能的能力を維持する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、機能的能力は、ADLを含む。
ヒト患者の全機能的能力により測定されるHDの臨床的進行を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。多くの実施形態では、(a)医薬組成物は、26週を超える期間にわたり投与される、または(b)目的の用量と異なる量の滴定用量が定期的投与の開始時の一定時間にわたり投与される、または(c)ヒト患者は初期段階ハンチントン病に罹患している。
医薬組成物および使用のいくつかの実施形態では、TFCには、仕事の維持、収入の管理、家事、低レベルケアの必要性および日常生活動作(ADL)の内の1種または複数が含まれる。
ヒト患者の機能的能力により測定されたHDの臨床的進行を遅らせるための薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の日常生活動作を行うヒト患者の能力の維持に使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の日常生活動作を行うヒト患者の能力の維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持するのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、ジストニアには四肢ジストニアが含まれる。
ヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持するのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、ジストニアには四肢ジストニアが含まれる。
ヒト患者の四肢ジストニアの治療に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の四肢ジストニアの治療に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者におけるヒト患者の歩行およびバランスを改善または維持するための薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者におけるヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者の自立性の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の自立性の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の自立性を改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の自立性を改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の認知ドメインの改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の認知ドメインの改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の運動機能の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の運動機能の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の舞踏病のレベルの低減または維持に使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の舞踏病のレベルの低減または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の舞踏病の増大を低減するまたは維持するまたは遅らせるのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の舞踏病の増大を低減するまたは維持するまたは遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の行動および/または精神状態の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の行動および/または精神状態の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の不随意運動の低減または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の不随意運動の低減または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の運動の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の運動の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の身体的作業を行う能力の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の身体的作業を行う能力の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
本明細書で開示の方法、組成物および使用は、例えば、ハンチントン病を罹患しているヒト患者に適用可能である。方法、組成物および使用のいくつかの実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患しており、ハンチントン病に罹患している全患者集団の最軽症度クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、ハンチントン病に罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、ハンチントン病に罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたは9以上のベースラインTFCスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたは9以上のベースラインTFCスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個未満のCAG反復を有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、7以上のベースラインTFCスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、11〜13のベースラインTFCスコアを有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、9以上のベースラインTFCスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個より多いCAG反復を有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度の3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個未満のCAG反復を有する;または
ヒト患者は、HDに罹患しており、9以上のベースラインTFCスコアまたはHDに罹患している全患者集団の最軽症度の3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。
本明細書で開示の方法、組成物および使用のいくつかの実施形態では、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩はプリドピジン塩酸塩である。
プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩、例えば、プリドピジン塩酸塩を含む医薬組成物は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、患者に定期的に経口投与されるべきである。
上記で開示の組成物および使用のいくつかの実施形態では、1日当たり90mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるべきである。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるべきである。上記で開示の方法の好ましい実施形態では、患者に投与される1日当たり90mgの投与量のプリドピジンは、45mg bidとして患者に投与されるべきである。
いくつかの実施形態では、患者は、45mgのプリドピジンを約1〜2週間にわたり毎日、その後、45mgのプリドピジンをbidで投与されるべきである。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、投与は、少なくとも12週、少なくとも26週、少なくとも52週または少なくとも78週継続される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、投与は、52週または78週継続される。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、段階1または段階2のHD患者であり、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、13または7〜10または11〜13のベースラインTFCスコアを有する。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、ハンチンチン遺伝子中に少なくとも36個のCAG反復を有するとして診断されている。上記で開示の方法のいくつかの実施形態では、HD患者は、21歳以上である。
上記で開示の方法、組成物および使用のいくつかの実施形態では、HD患者は、HD1またはHD2の患者であり、症状発現前のHD患者ではない。
以下の図面の簡単な説明および対応する図では、UHDRS−TMS、UHDRS−行動、UHDRS−認知、TFC、UHDRS−機能評価、UHDRS−自立性尺度、改訂版身体機能検査(mPPT)、個別TMSサブスケール、HD−認知機能評価バッテリー(HD−CAB)、問題行動評価短縮版(PBA−s)、およびその他の結果におけるベースライン(第0週目のプリドピジンの投与前)からの変化の混合効果モデルによる反復測定データ解析法(MMRM)分析を用いて52週の期間を通して有効性を評価した。
患者の血液中のプリドピジン濃度(ng/ml;平均(+/−sd)測定値)。「Pre」は投与前を、「post」は投与後を意味する。V2は2回目来院、V3は3回目来院、などを意味する。Wk2は第2週を、Wk3は第3週、などを意味する。 患者の血液中のプリドピジン濃度(ng/ml)。定常状態での投与後(「Cmax」)(+/−sd)。図1と図2に関しては、測定値の約40%の%変動係数(CV)は、この設定[投与後1〜2時間、患者集団、スパースサンプリング]に対し適切であると考えられる。真のサンプリング時間が考慮されれば、変動は少なくなると予測される。 プリドピジン投与によるベースライン(BL)からの総運動スコア(TMS)変化。90mg bid投与(丸)は、最大の治療効果を示した。TMSの減少は、改善を示す。下表1は、図3に対応するP値を示す。
Figure 0006912574
総運動スコア(TMS)−HARTおよびMermaiHD臨床試験における既存プラセボに対するPRIDE−HDプラセボのベースラインからの変化。より小さい数字は、改善を示す。26週で約6.5TMSポイントの差異が存在する。 図5aおよび5bは、TMSのベースラインからの変化を示す。図5a:HARTおよびMermaiHD臨床試験での既存プラセボを用いた場合、TMS(ベースラインからの変化)結果は、45mgプリドピジンのbidおよび90mgプリドピジンbidの両方で顕著である。より小さい数字は、改善を示す。図5b:UHDRS−TMSのベースラインからの変化の、経時的にプロットした完全分析セット。ベースライン値からの変化は、HARTおよびMermaiHDの変化と類似しているので、PRIDE−HDは、ベースラインからのTMS変化の前のデータを複製している。このグラフでは、ベースラインからのTMS変化の減少は、改善を示す。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸のラインは45mg bidであり、三角形マークの灰色ラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。90mg bid投与は、最大の治療効果を示した。 図6a〜6bを示す。図6a、6bおよび6c:異なる投与量のプリドピジンを投与した患者群の、12週(6a);20週(6b);26週(6c)での総ジストニア。Y軸はベースラインのジストニアの変化である。全てのデータは、完全分析セットにおけるジストニアの変化の調節した平均+SEを意味する。より小さい数字は、改善を示す。 図6c〜6dを示す。図6d〜6hは、ジストニアの種々側面に関連するデータを示す。 図6d:プラセボ、45mgのプリドピジンのb.i.d.、67.5mgのプリドピジンのb.i.d.、90mgのプリドピジンのb.i.d.、または112.5mgのプリドピジンのb.i.dを投与52週後における値と、患者のベースライン(BL)ジストニアスコア4以上との比較。完全分析セットの範囲内で、26週目または52週目の患者に関して、プラセボおよび全実薬治療群におけるジストニアスコアにおけるベースラインからの臨床的に意味のある変化は、認められなかった(図示せず)。52週目に評価された4以上のベースライン総ジストニアスコアを有する患者において、全治療群に関し、ジストニアの方向性のある臨床的改善は認められ、45、67.5および90mg bid治療群で、最大の減少が観察された。下表は、UHDRSジストニアスコアにおけるベースラインからの経時的変化を示す。
Figure 0006912574
図6e〜6fを示す。図6e〜6f:黒色のバーは奏効者:UHDRSジストニアスコアの改善があった対象または変化がなかった対象を意味する。灰色のバーは、非応答者:UHDRSジストニアスコアで悪化を示した対象を意味する。それぞれのバーの底部の数字は、対象の数を意味する。改善または無変化は、それぞれ、0以上のスコアに反映される。 図6e:プラセボまたは45mgのプリドピジンのb.i.dを受け、UHDRS TMSジストニア(≧0)の、奏効者または非応答者の対象のパーセンテージ。プラセボまたは45mgのプリドピジンのb.i.d.を用いた52週の治療を完了したベースライン(BL)ジストニアスコア4以上の患者の内で、BLから52週までのUHDRS TMSジストニアの変化に基づいて、奏効者(改善されたまたは無変化、例えば、変化≧0)または非応答者(悪化、変化<0)として分類されたパーセンテージ。 図6f:プラセボまたは45mgのプリドピジンのb.i.d.を用いた52週の治療を完了したベースライン(BL)ジストニアスコア4以上の患者の内で、BLから52週までのUHDRS TMSジストニアの変化に基づいて、奏効者(改善された、例えば、変化≧1)または非応答者(悪化または無変化<1)として分類されたパーセンテージ。ジストニア項目の奏効者分析の結果は、プラセボ群に比較して、45mgのbid治療群のジストニア項目内のより高いパーセンテージの患者(それぞれ、18人の患者[60.0%]および14人の患者[77.8%])ならびにプラセボ群と比較して、45mgのbid治療群の舞踏病+ジストニア項目内のより高いパーセンテージの患者(それぞれ、20人の患者[66.7%]および14人の患者[77.8%])が奏効者として分類されたことを示すことにより、改善に向けたこの傾向をさらに裏付ける。 図6g〜6hを示す。 図6g:ベースライン(BL)ジストニア(≧4)を有する、プラセボまたは45mgのプリドピジンのb.i.d.を受けた対象に関する、MermaiHD、HARTおよびPRIDE−HD試験からプールしたUHDRSジストニアスコアの経時的変化のプロット。26週目に、45mgのプリドピジンのb.i.d.を服用した患者は、プラセボ服用患者に比べて、ジストニアスコアの統計的に有意な改善を示した。この改善傾向は、52週目にも維持された。 図6h:プラセボまたは45mgのプリドピジンのb.i.d.を用いた52週の治療を完了したベースライン(BL)ジストニアスコア4以上のPRIDE−HD患者の内で、BLから52週までのUHDRS四肢ジストニアの変化に基づいて、奏効者(改善された、例えば、変化≧1)または非応答者(悪化または無変化<1)として分類されたパーセンテージ。統計的に有意なより高いパーセンテージの患者が、プラセボ群に比べて、プリドピジン45mgのbid治療群中のUHDRS四肢ジストニア項目に対し、奏効者として分類された(それぞれ、36.7%および77.2%)。 図7a〜7bを示す。図7a:12週目の四肢のジストニアの変化(UHDRSジストニア四肢);図7b:20週目の指タップおよび手回内・回外(P/S); 図7cを示す。図7c:26週目の指タップおよび手P/S。指タップおよび手回内・回外は、指タッピング(両手の指をタップする能力で、5秒で15回の繰り返しが正常と見なされる)と手回内・回外(身体の両側で、手のひらが下を向くように前腕部と手を回転する(回内)および手のひらが上を向くように前腕部と手を回転する(回外)能力)との組み合わせである。手回内・回外は、「Q運動:回内−回外−回数−MN−手(Pro−Sup−Frequency−MN−Hand)(Hz)」としても知られる。全てのデータは、図7a〜7cの完全分析セットにおけるジストニアの変化の調節した平均+SEを示す。 下記の表では、図に対応するデータおよびP値が提供される。Nは患者数を意味する。Wk26は、26週目の該当するスコアを意味する。Wk52は、52週目の該当するスコアを意味する。「Δ対プラセボ」は、プラセボに比べたスコアの差異、特に、当該群のベースラインからの平均変化と比べた、プラセボ群のベースラインからの平均変化の差異を意味する。「全体」は、疾患段階に関係なく、プリドピジン治療患者を意味する。Y−軸は、上記表で記載の特性のベースラインからの変化である。x−軸は投与量であり、Pは「プラセボ」、45は「45mg bid」、67.5は「67.5mg bid」、90は「90mg bid」および112.5は「112.5mg bid」を意味する。図では、改善は、グラフ下部からグラフの上端へ向かう方向である。 例えば、図8bは、示した患者群(すなわち、ベースラインで11〜13のTFCスコアを有する、すなわち、HD1の患者)のベースラインのスコアとプリドピジン投与の26週後(26週目)との間の、UHDRS TMSスコアの平均差異を示す。この図では、90mg bid投与量は、最大の改善を示す。理由は、そのデータポイントは、図中のほとんどのデータポイントの最上位であり、ベースラインに比べて、約8ポイントの改善(すなわち、ベースラインに比べて、26週目で−8UHDRS TMSスコア)を示すためである。図8bの説明の下の表は、90mg bid群が、11人の患者(「N」行)で、ベースラインで39.1の平均UHDRS TMSスコア(「ベースライン」の行)を有することを示す。図8bの説明の下の表はまた、ベースライン(約−8、図に示すが表には示さず)からの90mg bid群の変化は、プラセボからのプラセボ群の変化(約−2、図に示すが表には示さず)よりも6.15ポイント良好である(−6.15)ことを示す(「Δ対プラセボ]行)。さらに、図8bの説明の下の表は、90mg bid群のp値が、0.0361を示す(「p値」の行)。HD1は、11〜13のベースラインTFCスコアを有する初期段階HD患者を意味する。HD2は、7〜10のベースラインTFCスコアを有する初期段階HD患者を意味する。 図8a〜8dを示す。 図8a:全体の26週目のUHDRS TMSのベースラインからの変化。下表および図8aは、プラセボに比べて、26週目の全プリドピジン治療患者のUHDRS TMSの有意な改善を示さない。改善は、UHDRS TMSスコアのさらに大きい負の値により明らかにされる。
Figure 0006912574
図8b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TMSのベースラインからの変化。(11〜13のベースライン全機能的能力(BL TFC)スコアを有するプリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSスコア)。11〜13のベースラインTFCスコアを有するHD患者は、通常、第1の段階(段階1)HD患者であると見なされる。下表および図8bは、プラセボに比べて、HD1プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8c:全体の52週目のUHDRS TMSのベースラインからの変化。下表および図8cは、プラセボに比べて、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMSの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8d:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TMSのベースラインからの変化。下表および図8dは、HD1プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMSの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8e〜8jを示す。 図8e:52週目のUHDRS TMS歩行およびバランスのベースラインからの変化。下表および図8eは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMS歩行およびバランスの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8f:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TMS歩行およびバランスのベースラインからの変化。下表および図8fは、45mg bidのプリドピジンを受けている患者にとっては有意性のあるHD1プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMS歩行およびバランスの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8g:全体の26週目のUHDRS TMS舞踏病のベースラインからの変化。下表および図8gは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS舞踏病の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8h:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TMS舞踏病のベースラインからの変化。下表および図8hは、90mg bidのプリドピジンを受けている患者にとっては有意性のあるHD1プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS舞踏病の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8i:全体の26週目のUHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表および図8iは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSジストニアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8j:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表および図8jは、90mg bidのプリドピジンを受けている患者にとっては有意性のあるHD1プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSジストニアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8k〜8pを示す。 図8k:52週目のUHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表および図8kは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMSジストニアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8l:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表および図8lは、45mg bidのプリドピジンを受けている患者にとっては有意性のあるHD1プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMSジストニアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8m:全体の26週目のUHDRS TMS不随意運動のベースラインからの変化。下表および図8mは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS不随意運動の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8n:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TMS不随意運動のベースラインからの変化。下表および図8nは、45mg bid、67.5mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを受けているHD1プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS不随意運動の有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図8o:52週目のUHDRS TMS不随意運動のベースラインからの変化。下表および図8oは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMS不随意運動の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8p:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TMS不随意運動のベースラインからの変化。下表および図8pは、HD1プリドピジン治療患者、特に、45mg bidおよび90mg bid治療患者の52週目のUHDRS TMS不随意運動の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8q〜8tを示す。 図8q:52週目のUHDRS TMS舞踏病除外のベースラインからの変化。下表および図8qは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMS舞踏病除外の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8r:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TMS舞踏病除外のベースラインからの変化。下表および図8rは、HD1プリドピジン治療患者、特に、45mg bidおよび90mg bid治療患者の52週目のUHDRS TMS舞踏病除外の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図8s:全体の26週目のUHDRS TMSジストニア除外のベースラインからの変化。下表および図8sは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSジストニア除外の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図8t:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TMSジストニア除外のベースラインからの変化。下表および図8tは、HD1プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMSジストニア除外の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図9a〜9fを示す。 図9a:全体の26週目のUHDRS総合機能評価のベースラインからの変化。下表および図9aは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TFCの有意な改善を示さない。改善は、より高いTFCスコアにより明らかにされる。
Figure 0006912574
図9b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS総合機能評価のベースラインからの変化。下表および図9bは、HD1プリドピジン治療患者、特に、45mg bidおよび90mg bid治療患者の52週目のUHDRS TFCの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図9c:全体の26週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図9cは、全45mgプリドピジン治療患者の26週目のUHDRS ISの有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図9d:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図9dは、45mg bid治療HD1患者の26週後のUHDRS ISの改善を示す。
Figure 0006912574
図9e:全体の52週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図9eは、全治療患者の52週後のUHDRS ISの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図9f:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図9fは、45mg bid治療HD1患者の52週後のUHDRS ISの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図9g〜9hを示す。 図9g:初期段階HD(TFC≧7)の52週目の家事。下表では、図9gに対応するデータおよびP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けたHD1およびHD2患者は、52週で、TFC家事の有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図9h:初期段階HD(TFC≧7)の52週目のケアレベル。下表では、図9hに対応するデータおよびP値が提供される。45mg bid〜90mg bidプリドピジン投与を受けたHD1およびHD2患者は、52週で、TFCケアレベルの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図10a〜10dを示す。 図10a:全体の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図10aは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TFCの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図10b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図10bは、45mg bidおよび90mg bid HD1プリドピジン治療患者の26週でのUHDRS ISの改善を示す。
Figure 0006912574
図10c:52週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図10cは、45mg bidのプリドピジンを52週受けた全患者で、TFCスコアにより測定して機能低下の低減を示す。
Figure 0006912574
図10d:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図10dは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD1患者で、TFCにより測定して統計的に有意な機能低下の低減を示す。
Figure 0006912574
図10eを示す。 図10e:段階2のBL TFC7〜10の52週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図10eは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD2患者で、TFCにより測定して統計的に有意な機能低下の低減を示す。
Figure 0006912574
図11a〜11dを示す。 図11a:全体の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11aは、プリドピジンを26週受けた全患者で、UHDRS TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図11b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11bは、全投与量のプリドピジンを26週受けたHD1患者で、TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図11c:段階2のBL TFC7〜10の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11cは、最大用量のプリドピジンを26週受けたHD2患者で、TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図11d:全体の52週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11dは、45mg bidのプリドピジンを52週受けた全患者で、UHDRS TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図11e〜11fを示す。 図11e:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11eは、45mg bidのプリドピジンを26週受けたHD1患者で、TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図11f:段階2のBL TFC7〜10の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図11fは、45〜90mg bidのプリドピジンを26週受けたHD2患者で、TFCスコアの一部として測定したADL 収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図12a〜12dを示す。 図12a:全体の26週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図12aは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図12b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図12bは、≧67.5mg bidのプリドピジンを26週受けたHD1患者で、UHDRS TFC収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図12c:52週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図12cは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD1患者で、TFC収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図12d:段階2のBL TFC7〜10の52週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図12bは、45および90mg bidのプリドピジンを26週受けたHD2患者で、UHDRS TFC収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図13a〜13dを示す。 図13a:全体の26週目のUHDRS TFC 家事のベースラインからの変化。下表および図13aは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TFC 家事の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図13b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TFC 家事のベースラインからの変化。下表および図13bは、プリドピジンを26週受けたHD1患者で、TFC 家事の改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図13c:全体の52週目のUHDRS TFC 家事のベースラインからの変化。下表および図13cは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TFC 家事の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図13d:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TFC 家事のベースラインからの変化。下表および図13dは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD1患者で、TFC 家事の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図14a〜14bを示す。 図14a:全体の26週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図14aは、全プリドピジン治療患者の26週目のTFC ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図14b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図14bは、45mg bid、90mg bidおよび112.5mg bidのプリドピジンを26週受けたHD1患者で、UHDRS TFC ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図14c〜14eを示す。 図14c:全体の52週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図14cは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TFC ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図14d:段階1のBL TFC11〜13の52週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図14dは、45mg bidまたは112.5mg bidのプリドピジンを52週受けたHD1患者で、UHDRS TFC ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図14e:段階2のBL TFC7〜10の52週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図14eは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD2患者で、UHDRS TFC ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図15a〜15bを示す。 図15a:全体の52週目のUHDRS TFC ケアレベルのベースラインからの変化。下表および図15aは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TFC ケアレベルの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図15b:段階2のBL TFC7〜10の52週目のUHDRS TFC ケアレベルのベースラインからの変化。下表および図15bは、45mg bidのプリドピジンを52週受けたHD2患者で、UHDRS TFC ケアレベルの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図16a〜16bを示す。 図16a:全体の26週目のHD−QoL被験者総合スコア(Participant Total Score)のベースラインからの変化。下表および図16aは、全プリドピジン治療患者の26週目のHD−QoLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図16b:段階2のBL TFC7〜10の26週目のHD−QoL被験者総合スコアのベースラインからの変化。下表および図16bは、67.5mg bidのプリドピジン治療HD2患者の26週目のHD−QoLの有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図17a〜17dを示す。 図17a:全体の26週目のPBA総合スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表および図17aは、プリドピジン治療患者の52週目のPBA総合スコアのベースラインの変化を示す。
Figure 0006912574
図17b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のPBA総合スコアのベースラインからの変化。下表および図17bは、プリドピジンを26週受けたHD1患者で、PBA総合スコアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17c:全体の26週目のPBA抑うつ気分、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17cは、全プリドピジン治療患者の26週目のPBD抑うつ気分の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17d:段階1のBL TFC11〜13の26週目のPBA抑うつ気分、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17dは、HD1プリドピジン治療患者の26週目のPBA抑うつ気分の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17e〜17jを示す。 図17e:52週目の総合スコア、完全分析セットのベースラインからのPBA変化。下表および図17eは、45mg bidのプリドピジン治療患者の52週目のPBA総合スコアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17f:BL TFC≧7の52週目のPBA総合スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表および図17fは、45mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のPBA総合スコアの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17g:全体の52週目のPBA短気、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17gは、ほとんど(67.5mg bidを除く)のプリドピジン治療患者の52週目のPBA短気の有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図17h:段階3〜5のBL TFC0〜6の52週目のPBA短気、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17hは、ベースラインTFC0〜6を有するプリドピジン治療患者の52週目のPBA短気の有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図17i:全体の26週目のPBA自発性欠如(アパシー)、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17iは、全プリドピジン治療患者の26週目のPBAアパシーの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17j:段階1のBL TFC11〜13の26週目のPBA自発性欠如(アパシー)、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17jは、プリドピジンを26週受けたHD1患者で、PBAアパシーの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17k〜17pを示す。 図17k:52週目のPBA自発性欠如(アパシー)、重症度x頻度、完全分析セットのベースラインからの変化。下表および図17kは、プリドピジンを52週受けたBL 段階1患者で、PBAアパシーの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17l:1 BL TFC>7の52週目のPBA自発性欠如(アパシー)、重症度x頻度のベースラインからのPBA変化。下表および図17lは、プリドピジン治療を52週受けたHD1およびHD2患者で、PBAアパシーの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図17m:全体の26週目のPBA強迫性、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17mは、全プリドピジン治療患者の26週目のPBA O−Cの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17n:段階1 BL TFC11〜13の26週目のPBA強迫性、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17nは、プリドピジンを26週受けたHD1患者で、PBA O−Cの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図17o:全体の52週目のPBA強迫性、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17oは、全プリドピジン治療患者の52週目のPBA O−Cの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17p:段階1のBL TFC11〜13の52週目のPBA強迫性、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17pは、プリドピジンを52週受けたHD1患者で、PBA O−Cの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図17q〜17rを示す。 図17q:全体の26週目のPBA混乱行動、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17qは、全プリドピジン治療患者の26週目のPBA混乱行動の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図17r:段階1のBL TFC11〜13の26週目のPBA混乱行動、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図17rは、45mg bidまたは112.5mg bidのプリドピジンを26週受けたHD1患者で、PBA混乱行動の有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図18a〜18dを示す。 図18a:全体の26週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図18aは、全プリドピジン治療患者の26週目のタイムドアップアンドゴーテストの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図18b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図18bは、プリドピジン治療HD1患者の26週目のタイムドアップアンドゴーテストの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図18c:52週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図18cは、全プリドピジン治療患者の52週目のタイムドアップアンドゴーテストの統計的に有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図18d:段階1のBL TFC11〜13の52週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図18dは、プリドピジン治療HD1患者の52週目のタイムドアップアンドゴーテストの改善傾向を示す。
Figure 0006912574
図19a〜19eを示す。 図19a:全体の26週目のウォーク12総合スコアのベースラインからの変化。下表および図19aは、全プリドピジン治療患者の26週目のウォーク12総合スコアの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図19b:段階1のBL TFC11〜13の26週目のウォーク12総合スコアのベースラインからの変化。下表および図19bは、プリドピジン治療HD1患者の26週目のウォーク12総合スコアの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図19c:段階3〜5のBL TFC0〜6の26週目のウォーク12総合スコアのベースラインからの変化。下表および図19cは、プリドピジン治療後期患者(BL TFC0〜6)の26週目のウォーク12総合スコアの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図19d:全体の52週目のウォーク12総合スコアのベースラインからの変化。下表および図19dは、プリドピジン治療患者の52週目のウォーク12総合スコアの統計的に有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図19e:段階1のBL TFC11〜13の52週目のウォーク12総合スコアのベースラインからの変化。下表および図19eは、90mg bidのプリドピジン治療HD1患者の52週目のウォーク12総合スコアの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図20a〜20dを示す。 図20a:BL TFC<7の26週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図20aは、BL TFC7未満のプリドピジン治療患者の26週目のUHDRS ISの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図20b:BL TFC≧7の26週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図20bは、45mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS ISの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図20c:BL TFC<7の52週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図20aは、ベースラインTFC7未満のプリドピジン治療患者の52週目のUHDRS ISの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図20d:BL TFC≧7の52週目のUHDRS自立性スケールのベースラインからの変化。下表および図20dは、90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS ISの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21a〜21fを示す。図21a〜21pは、初期段階(TFC>7、HD1およびHD2)または後期段階(TFC<7)HD患者の特性を比較するグラフである。 図21a:BL TFC<7の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図21aは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のUHDRS TFCの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21b:BL TFC≧7の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図21bは、45mg bidおよび90mg bidおよびこれを超える用量のプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS TFCの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21c:BL TFC<7の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図21cは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21d:BL TFC≧7の26週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図21dは、45mg bidおよび90mg bidおよびこれを超える用量のプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS 収入の管理 ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21e:BL TFC<7の26週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図21eは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のUHDRS ITFC収入の管理の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21f:BL TFC≧7の26週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図21fは、90mg bidおよびこれを超える用量のプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21g〜21lを示す。 図21g:BL TFC<7の26週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図21gは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のUHDRS TFC ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21h:BL TFC≧7の26週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図21hは、45mg bidおよび90mg bidおよびこれを超える用量のプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS TFC ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21i:BL TFC<7の52週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図21iは、プリドピジン治療後期段階患者の52週目のUHDRS ISの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21j:BL TFC≧7の52週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表および図21jは、45mg bidおよび90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS TFCにより測定して、機能低下を遅らせることを示す。
Figure 0006912574
図21k:BL TFC<7の52週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図21kは、プリドピジン治療後期段階患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21l:BL TFC≧7の52週目のUHDRS TFC収入の管理 ADLのベースラインからの変化。下表および図21lは、45mg bidおよび90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS 収入の管理 ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21m〜21pを示す。 図21m:BL TFC<7の52週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図21mは、プリドピジン治療後期段階患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21n:BL TFC≧7の52週目のUHDRS TFC収入の管理のベースラインからの変化。下表および図21nは、45mg bidおよび90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS ISの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図21o:BL TFC<7の52週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図21oは、プリドピジン治療後期段階患者の52週目のUHDRS TFC ADLの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図21p:BL TFC≧7の52週目のUHDRS TFC ADLのベースラインからの変化。下表および図21pは、45mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS TFC ADLの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図22a〜22bを示す。図22a〜22bは、初期段階(TFC>7、HD1およびHD2)または後期段階(TFC<7)HD患者の特性を比較するグラフである。 図22a:BL TFC<7の52週目のPBA短気、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図22aは、プリドピジン治療後期段階患者の52週目のPBA短気の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図22b:BL TFC≧7の52週目のPBA短気、重症度x頻度のベースラインからの変化。下表および図22bは、90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のPBA短気の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図23a〜23bを示す。図23a〜23bは、初期段階(TFC>7、HD1およびHD2)または後期段階(TFC<7)HD患者の特性を比較するグラフである。 図23a:BL TFC<7の26週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図23aは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のタイムドアップアンドゴーテストの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図23b:BL TFC≧7の26週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)のベースラインからの変化。下表および図23bは、112.5mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のPBA短気の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図24a〜24bを示す。図24a〜24bは、初期段階(TFC>7、HD1およびHD2)または後期段階(TFC<7)HD患者の特性を比較するグラフである。 図24a:BL TFC<7の26週目のHD−QoL被験者総合スコアのベースラインからの変化。下表および図24aは、プリドピジン治療後期段階患者の26週目のHD−QoL総合スコアの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図24b:BL TFC≧7の26週目のHD−QoL被験者総合スコアのベースラインからの変化。下表および図24bは、67.5mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のPBA短気の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図25a〜25bを示す。図25a〜25eは、26および52週目の患者群のUHDRS TMS指タップスコアの変化の棒グラフを示す。 図25a:全体の26週目のUHDRS TMS指タップのベースラインからの変化。下表では、図25aに対応するP値が提供される。下表および図25aは、全プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS指タップの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図25b:ベースライン全機能的能力(BL TFC)≧9およびCAG反復>44の患者の26週目のUHDRS TMS指タップのベースラインからの変化。下表では、図25bに対応するP値が提供される。下表および図25bは、45mg bidおよび112.5mg bidのプリドピジンで治療した、9以上のBL TFCおよびhtt遺伝子中に44個を超えるCAG反復を有する患者の、26週目のUHDRS TMS指タップの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図25c〜25eを示す。 図25c:BL TFC≧9、CAG反復<44を有し、最軽症度TMSの3クォーター(BL TMSの最初の3クォーター)に相当する患者の26週目のUHDRS TMS指タップのベースラインからの変化。下表では、図25cに対応するP値が提供される。下表および図25cは、45mg bidおよび112.5mg bidのプリドピジンで治療した、9以上のBL TFCおよびhtt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者の、26週目のUHDRS TMS指タップの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図25d:52週の治療を完了した患者について、26週目のUHDRS TMS指タップスコアにより測定した、UHDRS TMS指タップのベースラインからの変化。下表では、図25dに対応するP値が提供される。下表および図25dは、45mg bidのプリドピジンで治療し、52週目を完了した患者の、26週目のUHDRS TMS指タップの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図25e:52週の治療を完了した患者について、52週目のUHDRS TMS指タップスコアにより測定した、UHDRS TMS指タップのベースラインからの変化。下表では、図25eに対応するP値が提供される。下表および図25eは、全プリドピジン治療患者の52週目のUHDRS TMS指タップの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図26a〜26bを示す。 図26a:52週の治療を完了した患者について、26週目のスコアにより測定したUHDRS TMS指タッピング+手回内・回外のベースラインからの変化。下表では、図26aに対応するP値が提供される。下表および図26aは、45mg bidのプリドピジンで治療し、52週目を完了した患者の、26週目のUHDRS TMS指タップおよび手回内・回外の統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図26b:52週の治療を完了した患者について、52週目のスコアにより測定したUHDRS TMS指タッピング+手回内・回外のベースラインからの変化。下表では、図26bに対応するP値が提供される。下表および図26bは、プリドピジン治療患者の26週目のUHDRS TMS指タップおよび手回内・回外の有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図27a〜27bを示す。 図27a:BL TFC≧7の患者の26週目の歩行およびバランススコアにより測定した、UHDRS TMS歩行およびバランスのベースラインからの変化。下表では、図27aに対応するP値が提供される。下表および図27aは、90mg bidのプリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のUHDRS TMS歩行およびバランスの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図27b:BL TFC≧7の患者の52週目の歩行およびバランススコアにより測定した、UHDRS TMS歩行およびバランスのベースラインからの変化。下表では、図27bに対応するP値が提供される。下表および図27bは、プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のUHDRS TMS歩行およびバランスの有意な改善を示さない。
Figure 0006912574
図28a〜28dは、26および52週目の患者群のUHDRS TMSジストニアスコアのベースラインからの変化を示す棒グラフを提供する。 図28a:全患者の26週目のUHDRS TMSジストニアスコアで測定した、全体UHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表では、図28aに対応するP値が提供される。有意な改善は観察されない。
Figure 0006912574
図28b:BL TFC≧9およびCAG反復<44個の患者の26週目のUHDRS TMSジストニアスコアにより測定した、UHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表では、図28bに対応するP値が提供される。9以上のベースラインTFCを有する患者は、45mg bidおよび67.5mg bidのプリドピジンの26週の治療で、UHDRS TMSジストニアスコアの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図28c:CAG反復<44個およびBL TMSの最初の3クォーターの患者の26週目のUHDRS TMSジストニアスコアにより測定した、UHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表では、図28cに対応するP値が提供される。最軽症度TMSの3クォーターに相当するベースラインTMSを有し、htt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者は、45mg bid、67.5mg bidおよび90mg bidのプリドピジンの26週の治療で、UHDRS TMSジストニアスコアの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図28d:BL TFC≧9およびCAG反復<44個およびBL TMSの最初の3クォーターの患者の26週目のUHDRS TMSジストニアスコアにより測定した、UHDRS TMSジストニアのベースラインからの変化。下表では、図28dに対応するP値が提供される。9以上のベースラインTFC、最軽症度TMSの3クォーターに相当するベースラインTMSを有し、htt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者は、45mg bid、67.5mg bidおよび90mg bidのプリドピジンの26週の治療で、UHDRS TMSジストニアスコアの統計的に有意な改善を示す。
Figure 0006912574
図29a〜29bを示す。図29a、29bおよび29cは、12週目(29a);20週目(29b);および26週目(29c)の歩行およびバランススコアのベースラインからの変化を示す棒グラフである。Y軸は、UHDRS歩行およびバランススコアの変化である。 図29cを示す。 プリドピジンおよびプラセボを用いた26週間の治療によるUHDRS TFCスコアのベースラインからの変化を示すグラフである。112.5mgのプリドピジン bidのデータは、このグラフの上段の線で示され、プラセボのデータは、このブラフの下段の線で示されている。112.5mgのプリドピジン bidのプラセボとのp値の差異は、4週目で0.1498、12週目で0.6065、20週目で0.3238、および26週目で0.0676であった。UHDRS TFCの変化の増大は、機能低下の遅れ/低減を示す。 図31a〜31bを示す。図31a〜31hは、26および52週目の患者群のUHDRS TFCスコアのベースラインからの変化を示す棒グラフまたは線グラフを提供する。 図31aおよび31bは、UHDRS TFCスコアのベースラインからの経時的変化を示す。Y軸は、TFCスコアの変化を表し、X軸は、プリドピジン治療時間を週単位で表す。図31aは、52週後の完全分析セットでの傾向を示す。図31bは、BL TFC≧7を有する患者の傾向を示す(n=54〜62)。 図31c〜31hを示す。 図31c:BL CAG反復<44個を有する患者の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31cに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
図31d:BL TFC≧9またはCAG反復<44個を有する患者の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31dに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
図31e:BL CAG反復<44個およびBL TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31eに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
図31f:BL CAG反復<44個またはBL TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目(ベースラインTMSは最初の3クォーターにある)のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31fに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
図31g:中央値BL TFCまたはCAG反復<44個またはBL TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31gに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
図31h:BL TFC≧9またはBL TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目のUHDRS全機能的能力のベースラインからの変化。下表では、図31hに対応するP値が提供される。
Figure 0006912574
プリドピジンおよびプラセボを用いた26週間の治療による収入の管理およびADL TFCスコアのベースラインからの変化を示すグラフ。112.5mgのプリドピジン bidのデータは、このグラフの上段の線で示され、プラセボのデータは、このブラフの下段の線で示されている。112.5mgのプリドピジン bidのプラセボとのp値の差異は、4週目で0.4382、12週目で0.6636、20週目で0.4437、および26週目で0.0125であった。TFC収入の管理およびADLの変化の増大は、機能低下を小さくすることを示す。 図33aを示す。図33a、33bおよび33c:プリドピジン治療HD患者のTFCスコアのベースラインからの変化。12週目(図33a)、20週目(図33b)および26週目(図33c)の投与量。スコアは、TFCの変化の平均+SEを完全分析セットで調節している。 図33b〜33cを示す。 図34a〜34bを示す。図34a、34bおよび34c:プリドピジン治療HD患者のTFC ADLおよび収入の管理スコアのベースラインからの変化。12週目(図34a)、20週目(図34b)および26週目(図34c)の投与量。スコアは、TFC収入の管理およびADLの変化の平均+SEを完全分析セットで調節している。 図34cを示す。 図35a〜35bを示す。図35a〜35sは、26および52週目の患者群の四分位数による、UHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化を示す棒グラフである。 図35a:TMSの最初のクォーター(最軽症度TMSの第1クォーター)を有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35aに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの第1クォーターの患者は26週間で、TFC収入の管理の有意な改善。
Figure 0006912574
図35b:TMSの第1クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35bに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの第1クォーターの患者は52週間で、TFC収入の管理の改善傾向が観察された。
Figure 0006912574
図35c〜35hを示す。 図35c:TMSの最初の2クォーター(最軽症度TMSの第1の2クォーター)を有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35cに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの最初の2クォーターの患者は26週間で、TFC収入の管理の改善傾向が観察された。
Figure 0006912574
図35d:TMSの最初の2クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35dに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの最初の2クォーターの患者は52週間で、TFC収入の管理の有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35e:TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35eに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの最初の3クォーターの患者の26週間での、TFC収入の管理の改善傾向。
Figure 0006912574
図35f:TMSの最初の3クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理スコアのベースラインからの変化。下表では、図35fに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジン投与を受けた、最軽症度TMSの最初の3クォーターの患者は52週間で、TFC収入の管理の有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35g:BL TFC≧9の患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35gに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、9以上のベースラインTFCを有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35h:BL CAG反復>44個の患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35hに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、htt遺伝子中に44個を超えるCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35i〜35nを示す。 図35i:BL TFC≧9およびCAG反復>44個の患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35iに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、9以上のベースラインTFCおよびhtt遺伝子中に44個を超えるCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35j:BL TFC≧9およびCAG反復>44個の患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35jに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、9以上のベースラインTFCまたはhtt遺伝子中に44個を超えるCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35k:CAG反復<44個およびBL TMSの最初の3クォーターの患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35kに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、ベースラインTMSの最初の3クォーターおよびhtt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35l:BL TFC≧9およびCAG反復<44個およびBL TMSの最初の3クォーターの患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35lに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、9以上のベースラインTFCおよびhtt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35m:BL TFC≧9およびBL TMSの最初の3クォーターの患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35mに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、9以上のベースラインTFCおよびhtt遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35n:TMSの第1クォーターを有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35nに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、TMSの最初の3クォーターを有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35o〜35sを示す。 図35o:TMSの第1クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35oに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジンを投与された、TMSの第1クォーターを有する患者は52週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35p:TMSの第1クォーターを有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35pに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジンを投与された、TMSの最初の2クォーターを有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35q:TMSの最初の2クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35qに対応するP値が提供される。45mg bidおよび90mg bidのプリドピジンを投与された、TMSの最初の2クォーターを有する患者は52週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図35r:TMSの最初の3クォーターを有する患者の26週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35rに対応するP値が提供される。プリドピジンを投与された、TMSの最初の3クォーターを有する患者は26週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察されなかった。
Figure 0006912574
図35s:TMSの最初の3クォーターを有する患者の52週目のUHDRS TFC収入の管理およびADLスコアのベースラインからの変化。下表では、図35sに対応するP値が提供される。45mg bidのプリドピジンを投与された、TMSの最初の3クォーターを有する患者は52週で、TFC収入の管理およびADLの有意な改善が観察された。
Figure 0006912574
図36aおよび36b:指タッピング(Q運動タップ測定)に関する一般的情報。図36aは、タッパーと共に、対象の腕の図を示す。図36bは、正常および異常タッピング測定値を示す。 図37aおよび37b:Q運動タップ測定は、十分に検証された客観的尺度である。(Bechtel 2010)。 Q運動 タップ−速度−回数。90mgのプリドピジンのbid投与は、ベースラインからの一貫性のある改善を示した。90mgのbidのデータは、このグラフの上段の線で示され、プラセボのデータは、このブラフの下段の線で示されている。90mgのbidと、プラセボとのp値の差異は、4週目で0.0259、12週目で0.0365、および26週目で0.0056であった。タップ速度の増大は、改善を示す。Y軸の測定値の単位は、回数(Hz)である。 図39a〜39bを示す。図39aおよび39b:Q運動 タップ速度 打鍵間隔(IOI)。90mgのプリドピジンのbid投与は、90mgのbidについて、ベースラインからの一貫性のある、有意な改善を示した。90mgのプリドピジンのbidのデータは、このグラフの下段の線で示され、プラセボのデータは、このブラフの上段の線で示されている。90mgのプリドピジンのbidと、プラセボとのp値の差異は、4週目で0.0342、12週目で0.0368、および26週目で0.0162であった。タップ間隔の減少は、改善を示す。図39aのY軸の測定値の単位は、回数(Hz)である。図39bは、タップ速度−打鍵間隔−MN−手−L(秒)の完全分析セットのベースラインからの経時的(週)な変化を示す。 図39c〜39fを示す。 図39c:運動制御の客観的薬力学的尺度における改善:52週目のFASの、Q運動:タップ速度−打鍵間隔−MN−手(秒)のベースラインからの変化。下表では、図39cに対応するデータおよびP値が提供される。45mgのbid治療患者で、改善傾向が確認された。
Figure 0006912574
図39d:運動制御の客観的薬力学的尺度における改善:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のQ運動:タップ速度−打鍵間隔−MN−手(秒)のベースラインからの変化。下表では、図39dに対応するデータおよびP値が提供される。全治療群で、改善傾向が確認された。
Figure 0006912574
図39e:運動制御の客観的薬力学的尺度における改善:52週目のFASの、Q運動:回内−回外−回数−MN−手(Hz)のベースラインからの変化。下表では、図39eに対応するデータおよびP値が提供される。45mgのbid治療患者で、改善傾向が確認された。
Figure 0006912574
図39f:運動制御の客観的薬力学的尺度における改善:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のQ運動:回内−回外−回数−MN−手(Hz)のベースラインからの変化。下表では、図39fに対応するデータおよびP値が提供される。45mgのbid治療患者で、改善傾向が確認された。
Figure 0006912574
図40a〜40bを示す。 図40a:26週目の患者の認知機能評価バッテリーの改訂ホプキンス言語学習テスト(CAB HVLT−R)スコアのベースラインからの変化。下表では、図40aに対応するP値が提供される。プリドピジンを投与された患者は26週で、CAB HVLT−Rスコアの有意な改善が観察されなかった。
Figure 0006912574
図40b:52週目の患者の認知機能評価バッテリーの改訂ホプキンス言語学習テスト(CAB HVLT−R)スコアのベースラインからの変化。下表では、図40bに対応するP値が提供される。45mgのbidのプリドピジンを投与された患者は52週で、CAB HVLT−Rスコアの改善傾向が観察された。
Figure 0006912574
図41a〜41dを示す。 図41a:26週目の患者の認知機能評価バッテリーのCABトレイルメイキングテストスコアのベースラインからの変化。下表では、図41aに対応するP値が提供される。プリドピジンを投与された患者は26週で、CABトレイルメイキングテストスコアの有意な改善が観察されなかった。
Figure 0006912574
図41b:52週目の患者の認知機能評価バッテリーのCABトレイルメイキングテストスコアのベースラインからの変化。下表では、図41bに対応するP値が提供される。プリドピジンを投与された患者は52週で、CABトレイルメイキングテストスコアの改善傾向が観察された。
Figure 0006912574
図41c:26週目の患者の認知機能評価バッテリーのCABの3Hzペースタッピングのベースラインからの変化。下表では、図41cに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図41d:52週目の患者の認知機能評価バッテリーのCABの3Hzペースタッピングのベースラインからの変化。下表では、図41dに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
TFCの低下年率(y軸)は、疾患の初期段階でより大きい(Marder 2000)。 図43a〜43bを示す。 図43a:(1)ハンチントン病の対症療法におけるプリドピジン(ACR16)の非盲検継続試験(OPEN−HART)(n=50)、(2)コエンザイムQ10およびレマセミド:HDにおける評価(CARE−HD)(n=80)(Kieburtz 2001)および(3)ハンチントン病(HD)におけるコエンザイムQ10(2CARE)(n=213):ベースラインからのTFCスコア変化(非マッチングコホート)、のプラセボ群のTFCベースラインからの平均変化。12ヶ月の時点の円マークは、プリドピジンで治療されたOPEN−HART対象の機能低下速度で観察された約1ポイントの差異を表す。 図43b:プリドピジン治療HD1およびHD2の、PRIDE−HD試験の被験者(n=54〜62)の52週目の経時的にプロットしたTFCスコアのベースラインからの変化。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。Y軸は、TFCスコアのベースラインからの変化、x軸は、週単位の治療時間である。 図44a〜44eを示す。 図44a〜44cは、初期HD(段階1〜2の患者)でプリドピジンを支持する傾向を示す、複数の歩行運動関連エンドポイントを示すグラフである。TMSデータは、強いプラセボ効果を示した。52週で、TMSの改善傾向が観察された。 図44a:UHDRS TMS歩行:52週の初期HD。下表では、図44aに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図44b:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のタイムドアップアンドゴーテスト(秒)。下表では、図44bに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図44c:プリドピジン治療HD1患者の52週目のウォーク12の改善。下表では、図44cに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図44dおよび44e:それぞれ、26週目および52週目HD、プリドピジン治療HD1患者の不随意運動:総合最大舞踏病(TMC)。
下表では、図44dに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
下表では、図44eに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図45a〜45bを示す。図45a〜45b:PRIDE−HDの経時的にプロットしたTMS完全分析セットにおける経時的にプロットしたTMSのベースラインからの変化。ベースライン値からの変化は、HARTおよびMermaiHDと類似しているので、データは、TMSのベースラインからの変化の前のデータを複製している。ベースラインからのTMS変化の減少は、改善を示す。Y軸は、TMSのベースラインからの変化、x軸は、週単位の治療時間である。図45b:HD1患者の経時的にプロットしたTMSのベースラインからの変化。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。45mgのbidは、52週後のTMSスコアの改善を示す。Y軸は、TMSのベースラインからの変化、x軸は、週単位の治療時間である。 図46a〜46eを示す。図46a〜46vは、歩行運動関連の改訂版身体機能検査(MPPT)データを示す。それぞれのグラフの下の表は、そのグラフに対応するデータおよびP値を提供する。 図46a:治療の4週目〜52週目までのmPPT総合スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。mPPTは、標準化された9項目の試験を用いて、身体的および機能的作業における患者の動作を定量化する。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。45mgのbidの投与は、52週後のmPPTスコアの改善を示す。Y軸は、mPPTのベースラインからの変化、x軸は、週単位の治療時間である。 図46b:26週目のmPPT総合スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図46bに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46c:52週目のmPPT総合スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図46cに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46d:TFC<7のベースラインを有するプリドピジン治療患者の26週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46dに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46e:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の26週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46eに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46f〜46kを示す。 図46f:TFC<7のベースラインを有するプリドピジン治療患者の52週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46fに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46g:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46gに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46h:プリドピジン治療HD1患者の26週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46hに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46i:プリドピジン治療HD2患者の26週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46iに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46j:プリドピジンで治療した、BL 段階3〜5(TFC0〜6)のHD患者の26週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46jに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46k:プリドピジン治療HD1患者の52週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46kに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46l〜46pを示す。 図46l:プリドピジン治療HD2患者の52週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46lに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46m:プリドピジンで治療した、BL 段階3〜5のHD患者の52週目のmPPT総合スコアのベースラインからの変化。下表では、図46mに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46n:治療の4週目〜52週目までのmPPT立位静的バランススコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。
図46o:26週目のmPPT立位静的バランススコア、完全分析セット。下表では、図46oに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46p:52週目のmPPT立位静的バランススコア、完全分析セット。下表では、図46pに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46q〜46sを示す。 図46q:治療の4週目〜52週目までのmPPT椅子立ち上がりスコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図46r:26週目のmPPT椅子立ち上がりスコア、完全分析セット。下表では、図46rに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46s:52週目のmPPT椅子立ち上がりスコア、完全分析セット。下表では、図46sに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図46t〜46vを示す。 図46t:治療の4週目〜52週目までのmPPT本を持ち上げ棚に置くスコア(Lift a Book and Put it on the Shelf score)、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図46u:26週目のmPPT本を持ち上げ棚に置くスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。
Figure 0006912574
図46v:52週目のmPPT本を持ち上げ棚に置くスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。
Figure 0006912574
図47a〜47cを示す。図47a〜47yは、歩行運動関連の改訂版身体機能検査(MPPT)データを示す。それぞれのグラフの下の表は、そのグラフに対応するデータおよびP値を提供する。 図47a:治療の4週目〜52週目までのmPPTジャケットの着脱(Put on and Remove a Jacket)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47b:26週目のmPPTジャケットの着脱スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。
Figure 0006912574
図47c:52週目のmPPTジャケットの着脱スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。
Figure 0006912574
図47d〜47fを示す。 図47d:治療の4週目〜52週目までのmPPT床のペニーを拾うスコア(Pick up a Penny from the Floor)、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47e:26週目のmPPT床のペニーを拾うスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47eに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47f:52週目のmPPT床のペニーを拾うスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47fに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47g〜47iを示す。 図47g:治療の4週目〜52週目までのmPPT360度回転(Turn 360 Degree)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47h:26週目のmPPT360度回転スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47hに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47i:52週目のmPPT360度回転スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47iに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47j〜47lを示す。 図47j:治療の4週目〜52週目までのmPPTの50フィートウォーク(50 Feet Walk)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47k:26週目のmPPTの50フィートウォークスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47kに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47l:52週目のmPPTの50フィートウォークスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47lに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47m〜47oを示す。 図47m:治療の4週目〜52週目までのmPPT階段を1段登る(Climb One Flight of Stairs)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47n:26週目のmPPT階段を1段登るスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47nに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47o:52週目のmPPT階段を1段登るスコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47oに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47p〜47tを示す。 図47p:プリドピジン治療後期段階の、BL TFC<7のHD患者の52週目のmPPT階段を1段登るスコアのベースラインからの変化。下表では、図47pに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47q:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のmPPT階段を1段登るスコアのベースラインからの変化。下表では、図47qに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47r:プリドピジン治療HD1患者の52週目のmPPT階段を1段登るスコアのベースラインからの変化。下表では、図47rに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47s:プリドピジン治療HD2患者の52週目のmPPT階段を1段登るスコアのベースラインからの変化。下表では、図47sに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47t:プリドピジン治療後期段階の、BL TFC0〜6のHD患者の52週目のmPPT階段を1段登るスコアのベースラインからの変化。下表では、図47tに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47u〜47yを示す。 図47u:治療の4週目〜52週目までのmPPT階段を上る(階段の上り下り)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化を示すグラフ。暗色のダイヤモンドマークのラインはプラセボであり、中空丸マークのラインは45mg bidであり、三角形マークのラインは67.5mg bidであり、ダイヤモンドマークの灰色ラインは90mg bidであり、正方形マークのラインは112.5mg bidである。 図47v:26週目のmPPT階段を上る(階段の上り下り)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47vに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47w:52週目のmPPT階段を上る(階段の上り下り)スコア、完全分析セットのベースラインからの変化。下表では、図47wに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47x:後期段階の、BL TFC<7のHD患者の52週目のmPPT階段を上る(階段の上り下り)スコアのベースラインからの変化。下表では、図47xに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
図47y:プリドピジン治療HD1およびHD2患者の52週目のmPPT階段を上る(階段の上り下り)スコアのベースラインからの変化。下表では、図47yに対応するデータおよびP値が提供される。
Figure 0006912574
本発明は、治療を必要としているヒト患者の機能的能力を維持する方法、機能的能力を改善する方法、または機能的能力の低下を小さくする方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の機能的能力を維持し、機能的能力を改善し、または機能的能力の低下を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。ある実施形態では、方法は、機能的能力を維持すること、機能的能力を改善すること、または機能的能力の低下を小さくすることを含む。
本発明は、治療を必要としているヒト患者の機能的能力を維持する方法、機能的能力を改善する方法、機能的能力の低下速度を小さくする方法、または機能低下速度を遅らせる方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の機能的能力を維持し、機能的能力を改善し、または機能的能力の低下速度を小さくするまたは機能低下速度を遅らせるように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。ある実施形態では、方法は、機能的能力を維持すること、機能的能力を改善すること、または機能的能力の低下速度を小さくすることを含む。
ある実施形態では、方法は、機能的能力を維持することを含む。別の実施形態では、方法は、機能的能力を改善することを含む。いくつかの実施形態では、機能的能力は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週または少なくとも78週、少なくとも3年、または少なくとも5年、維持または改善される。
別の実施形態では、機能的能力は、UHDRS−TFCにより測定した全機能的能力(TFC)であり、ヒト患者は、UHDRS TFCにおける1つまたは複数の改善点を有する。いくつかの実施形態では、ヒト患者は、プリドピジンの52週の投与後に、UHDRS TFCにおける1つまたは複数の改善点を有する。別の実施形態では、機能低下速度は、52週のプリドピジンの投与後、UHDRS TFCにより測定して、1つのポイントより小さい。
一実施形態では、方法は、機能的能力の低下を小さくすることを含む。別の実施形態では、方法は、機能的能力の低下を小さくすることを含み、(a)医薬組成物は、26週を超える期間にわたり投与される、または(b)ヒト患者は初期段階HDに罹患している。一実施形態では、方法は、機能的能力の低下速度を小さくすることを含む。別の実施形態では、方法は、機能的能力の低下速度を小さくすることを含み、(a)医薬組成物は、26週を超える期間にわたり投与される、または(b)ヒト患者は初期段階HDに罹患している。いくつかの実施形態では、方法は、機能低下を小さくすることを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、または少なくとも80%機能的能力の低下が小さくされる、または機能低下速度が遅らされる。別の実施形態では、機能的能力の低下速度は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、少なくとも78週、少なくとも3年、または少なくとも5年にわたり、小さくされる。別の実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、少なくとも78週、少なくとも3年、または少なくとも5年にわたり、機能低下速度が遅らされる、または機能的能力の低下が減らされる。
一実施形態では、機能的能力は、全機能的能力(TFC)である。全機能的能力は、UHDRS−TFCにより測定し得る。全機能的能力はまた、UHDRS機能評価スケール(UHDRS−FAS)により測定し得る。ある実施形態では、機能的能力は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週、維持される。
ある実施形態では、ヒト患者は、機能的能力の低下がない。他の実施形態では、ヒト患者は、少なくとも52週にわたり、機能的能力の低下がない。
本発明は、ヒト患者のHDの臨床的進行を遅らせる方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、患者のHDの臨床的進行を遅らせるように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をHDに罹患している患者に定期的に経口投与することを含む。
ある実施形態では、HDの臨床的進行は、全機能的能力により測定される。一実施形態では、HDの臨床的進行は、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも50%、少なくとも80%、または20%〜90%だけ遅らせられる。別の実施形態では、HDの臨床的進行は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、少なくとも3年、または少なくとも5年にわたり遅らせられる。さらなる実施形態では、全機能的能力は、UHDRS−TFCにより測定される。
本発明はまた、UHDRS全機能的能力により測定して、治療を必要としているヒト患者の機能低下を減らす方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の機能低下を減らすように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をヒト患者に定期的に経口投与することを含み、ヒト患者はHDに罹患しており、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
ある実施形態では、機能低下は、UHDRS−TFCにより測定される。別の実施形態では、方法は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、少なくとも78週、少なくとも3年、または少なくとも5年にわたり、機能低下を減らすことを含む。
本発明はまた、ヒト患者の日常生活動作行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、ヒト患者の日常生活動作行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週の期間にわたり、ヒト患者の日常生活動作を行う能力が維持される、改善される、またはその低下が小さくされる。一実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の日常生活動作を行う能力が維持される、改善される、またはその低下速度が小さくされる。別の実施形態では、方法は、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持することを含む。ある実施形態では、日常生活動作を行う能力は、TFCの日常生活動作(ADL)ドメインにより測定される。
本発明はまた、ヒト患者の収入を管理する能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の収入を管理する能力を維持する、改善する、またはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、ヒト患者の収入を管理する能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の収入を管理する能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
別の実施形態では、投与することは、ヒト患者の収入を管理する能力を、さらに維持する、改善する、またはその能力の低下をさらに小さくする。ある実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の収入を管理する能力が維持される、改善される、またはその低下が小さくされる。別の実施形態では、投与することは、ヒト患者の収入を管理する能力を、さらに維持する、改善する、またはその能力の低下速度をさらに小さくする。ある実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の収入を管理する能力が維持される、改善される、またはその低下速度が小さくされる。一実施形態では、方法は、ヒト患者の収入を管理する能力を維持することを含む。別の実施形態では、方法は、ヒト患者の収入を管理する能力を改善することを含む。いくつかの実施形態では、収入を管理する能力は、TFCの収入管理ドメインにより測定される。
一実施形態では、投与することは、ヒト患者の家事を行う能力を、さらに維持する、改善する、またはその能力の低下速度をさらに小さくする。別の実施形態では、投与することは、ヒト患者の家事を行う能力を、さらに維持する、改善する、またはその能力の低下をさらに小さくする。
本発明はまた、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
ある実施形態では、家事を行う能力は、UHDRS TFCの家事ドメインにより測定される。別の実施形態では、ヒト患者の家事を行う能力は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、維持または改善される。別の実施形態では、方法は、ヒト患者の家事を行う能力を維持することを含む。一実施形態では、方法は、ヒト患者の家事を行う能力を改善することを含む。別の実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の家事を行う能力が維持または改善され、またはその低下速度が小さくされる。さらなる実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の家事を行う能力が維持または改善され、またはその低下が小さくされる。
一実施形態では、投与することは、ヒト患者のケアレベルを、さらに維持する、改善する、またはその低下速度をさらに小さくする。別の実施形態では、投与することは、ヒト患者のケアレベルを、さらに維持する、改善する、またはその低下をさらに小さくする。
本発明はまた、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下速度を小さくするように、プリドピジンまたは薬学的に許容可能なその塩を含む医薬組成物をそれを必要とするヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
ある実施形態では、ケアレベルは、TFCのケアレベルドメインにより測定される。別の実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者のケアレベルが維持または改善され、またはその低下速度が小さくされる。別の実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者のケアレベルが維持または改善され、またはその低下が小さくされる。別の実施形態では、方法は、ヒト患者のケアレベルを維持することを含む。
一実施形態では、1日当たり135〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが45mgの単位用量で1日2回患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgの投与量のプリドピジンが67.5mgの単位用量で1日2回患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが90mgの単位用量で1日2回患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり225mgの投与量のプリドピジンが112.5mgの単位用量で1日2回患者に投与される。
本発明は、治療を必要としているヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のジストニアを低減するまたはジストニアのレベルを維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ジストニアは、UHDRS TMSジストニアスコアにより測定される。別の実施形態では、ヒト患者のジストニアのレベルは、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、低減または維持される。
いくつかの実施形態では、ジストニアは、四肢ジストニアである。
本発明は、治療を必要としているヒト患者の四肢ジストニアを治療する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の四肢ジストニアを治療するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。多くの実施形態では、(a)医薬組成物は、26週を超える期間にわたり投与される、または(b)目的の用量と異なる量の滴定用量が定期的投与の開始時の一定時間にわたり投与される、または(c)ヒト患者は初期段階HDに罹患している。
ある実施形態では、1日当たり135〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される、または1日当たり225mgのプリドピジンの投与量が患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。
別の実施形態では、医薬組成物は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、26週超、少なくとも52週、少なくとも54週、または少なくとも78週、少なくとも104週またはそれを超える期間にわたり、投与される。別の実施形態では、四肢ジストニアを治療することは、ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、指タッピングの振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減すること、および/またはヒト患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止することを含む。
本発明は、ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減するおよび/またはヒトHD患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減するおよび/またはヒト患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
別の実施形態では、四肢ジストニアを治療することは、ヒト患者の指タッピング能力の障害を防止すること、および/またはQ運動:回内−回外−回数−MN−手(Hz)試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止することを含む。別の実施形態では、治療することは、ヒト患者のQ運動 タップ速度 回数を改善することを含む。別の実施形態では、治療することは、ヒト患者のQ運動 タップ速度 打鍵間隔(IOI)を改善することを含む。
本発明は、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、1日当たり90mg、135mg、180mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。
さらに、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を小さくする方法を提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
また、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法が提供され、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の歩行およびバランスを改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
ある実施形態では、ヒト患者の歩行およびバランスは、UHDRS歩行およびバランススコアで測定される。いくつかの実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の歩行およびバランスが改善または維持され、またはその低下が小さくされる。
ある実施形態では、ヒト患者の歩行およびバランスは、UHDRS歩行およびバランススコアで測定される。いくつかの実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の歩行およびバランスが改善または維持され、またはその低下が遅らされる。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の自立性を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、1日当たり90mg、135mg、180mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
ある実施形態では、ヒト患者の自立性は、UHDRS自立性スコアで測定される。いくつかの実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の自立性が改善または維持され、またはその低下が遅らされる。いくつかの実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の自立性が改善または維持され、またはその低下が小さくされる。
本発明は、ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の認知ドメインを改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。患者の認知ドメインは、種々のドメインにわたる患者の認知機能であってもよい。
一実施形態では、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mg、135mg、または180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。
さらに、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を小さくする方法が提供され、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。患者の認知ドメインは、種々のドメインにわたる患者の認知機能として理解され得る。
さらに、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法が提供され、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の認知ドメインを改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。患者の認知ドメインは、種々のドメインにわたる患者の認知機能として理解され得る。
ヒト患者の認知ドメインは、例えば、認知機能評価バッテリー(CAB)により測定され得る。ヒト患者の認知ドメインはまた、ホプキンス言語学習テスト−改訂版(HVLT−R)により測定され得る。ヒト患者の認知ドメインは、ペースタッピング試験、モントリオール認知機能評価(MoCA)スケールまたは符号数字モダリティー検査(SDMT)によりさらに測定され得る。ヒト患者の認知ドメインはまた、トレイルメイキングテストB(TMT−B)によってもさらに測定され得る。一実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の認知ドメインが維持または改善され、またはその低下が遅らされる。いくつかの実施形態では、ヒト患者の認知ドメインの低下を遅らせることは、認知機能低下の速度を遅らせることを含む。一実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の認知ドメインが維持または改善され、またはその低下が小さくされる。
本発明は、治療を必要とするヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。多くの実施形態では、(a)医薬組成物は、26週を超える期間にわたり投与される、または(b)目的の用量と異なる量の滴定用量が定期的投与の開始時の一定時間にわたり投与される、および/または(c)ヒト患者は初期段階HDに罹患している。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度は、例えば、UHDRS TMSジストニアスコアにより測定され得る。
治療を必要としているヒト患者の運動機能を改善するまたは維持する方法がさらに提供され、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の運動機能を維持または改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
運動機能は、例えば、UHDRS TMSスコア、舞踏病を除くUHDRS TMSスコアまたはジストニアを除くUHDRS TMSスコアにより測定され得る。
ある実施形態では、1日当たり90mg、135mg、180mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、運動機能は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、少なくとも78週にわたり、維持または改善される。
本発明は、治療を必要としているヒト患者の舞踏病のレベルを下げるまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の舞踏病のレベルを下げるまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、1日当たり90mg、135mg、180mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。舞踏病のレベルを低減してもよい。
本発明は、治療を必要としているヒト患者の舞踏病を低減する、維持する、または舞踏病の増大を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の舞踏病を低減する、維持する、または舞踏病の増大を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、治療を必要としているヒト患者の舞踏病を低減する、維持する、または舞踏病の増大を遅らせる方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の舞踏病を低減する、維持する、または舞踏病の増大を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の舞踏病が改善または維持され、またはその増大が遅らされる。ある実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の舞踏病が改善または維持され、またはその増大が小さくされる。ヒト患者の舞踏病は、UHDRS TMS舞踏病スコアにより測定され得る。
本発明は、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善する、維持するまたはその低下を減らすまたは小さくする方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善する、維持するまたはその低下を減らすまたは小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、方法は、ヒト患者の行動および/または精神状態を維持することを含む。別の実施形態では、方法は、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善することを含む。別の実施形態では、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、ヒト患者の行動および/または精神状態が改善または維持され、またはその低下が低減または小さくされる。
ヒト患者の行動および/または精神状態は、問題行動評価(PBA)総合スコアにより測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、問題行動評価−短縮版(PBA−s)により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、抑うつ気分のための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、短気のための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、自発性の欠如またはアパシーのための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、問題行動評価・短縮版−アパシーサブ項目により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、アパシー評価スケール(AES)により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態は、強迫衝動のための問題行動評価により測定し得る。ヒト患者の行動および/または精神状態はまた、混乱行動(disoriented behavior)のための問題行動評価により測定し得る。いくつかの実施形態では、ヒト患者の行動および/または精神状態は、問題行動評価・短縮版−アパシーサブ項目または問題行動評価−短縮版(PBA−s)により測定し得る。
本発明は、ヒト患者の不随意運動を低減するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の不随意運動を低減するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ヒト患者の不随意運動は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、低減または維持される。患者の不随意運動は、UHDRS TMS不随意運動スコアにより測定し得る。
本発明は、ヒト患者の運動を改善するまたは維持する方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の運動を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ヒト患者の運動は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、改善または維持される。ヒト患者の運動は、タイムドアップアンドゴーテストにより測定し得る。ヒト患者の運動はまた、ウォーク12総合スコアにより測定し得る。ヒト患者の運動は、患者の歩行能力によりさらに測定し得る。
本発明は、ヒト患者の身体的作業を行う能力を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の身体的作業行う能力を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をそれを必要としているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、改善または維持される。一実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、改訂版身体機能検査(mPPT)により測定される。
別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT階段昇降テストにより測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT総合スコアにより測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT立位静的バランス試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT椅子立ち上がり試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT本を持ち上げ棚に置く試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPTジャケットの着脱試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT床のペニーを拾う試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT360度回転試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT50フィートウォーク試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT階段を1段登る試験により測定される。別の実施形態では、ヒト患者の身体的作業を行う能力は、mPPT階段を登る試験(階段の上り下り)により測定される。
本発明は、ヒト患者の生活の質を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の生活の質を改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ヒト患者の生活の質は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり、改善または維持される。別の実施形態では、ヒト患者の生活の質は維持される。別の実施形態では、ヒト患者の生活の質は、ハンチントン病生活の質(HD−QoL)スコアにより測定される。
本発明は、HD患者の全機能的能力の自然低下を低減させる方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の全機能的能力の自然低下を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。一実施形態では、自然低下は、20%〜70%、30%〜60%、または35%〜45%低減される。別の実施形態では、自然低下は、20%、30%、40%、50%、60%、または70%低減される。ある実施形態では、自然低下は、UHDRS−TFCで測定して、0.16〜0.56、0.24〜0.48、0.28〜0.36ポイント/年だけ小さくされる。別の実施形態では、自然低下は、UHDRS−TFCで測定して、0.16、0.24、0.32、0.4、0.48、または0.56ポイント/年だけ小さくされる。
ニューロフィラメント軽タンパク質(NfL)をHD患者の神経変性のバイオマーカーとして用い得る(Byrne 2017)。血漿中のNfL濃度は、進行しているHD病で増加することが明らかになった。したがって、HD患者の血漿中のNfL濃度は、HD患者の神経損傷を評価し、予測する手段を提供し得る(Byrne 2017)。さらに、結果は、血液中のNfLは、CSF中のNfL濃度の信頼性の高い推定値を与える可能性があることを示唆している(Byrne 2017)。
本発明は、HD患者のニューロフィラメント軽タンパク質の濃度を維持する、低減する、またはその増大を小さくする方法をさらに提供し、該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のニューロフィラメント軽タンパク質の濃度を維持する、低減する、またはその増大を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。一実施形態では、ニューロフィラメント軽タンパク質の濃度の増大が、ヒト患者中で小さくされる。別の実施形態では、ニューロフィラメント軽タンパク質の濃度は、ヒト患者中で維持または低減される。
本発明は、HDに罹患している対象のプリドピジン治療に対する臨床的応答性を予測する方法をさらに提供し、該方法は、一定量のプリドピジンを投与し、対象中のニューロフィラメント軽タンパク質の量を評価し、それにより、プリドピジンに対する臨床的応答性を予測することを含む。
一実施形態では、方法は、ベースラインに比べて、プリドピジンの投与後に対象中のニューロフィラメント軽タンパク質の量が減少した場合に、プリドピジンに対する陽性の臨床的応答性を予測することをさらに含む。一実施形態では、方法は、ベースラインに比べて、プリドピジンの投与後に対象中のニューロフィラメント軽タンパク質の量が維持される場合に、プリドピジンに対する陽性の臨床的応答性を予測することをさらに含む。別の実施形態では、方法は、プリドピジンの投与後に対象中のニューロフィラメント軽タンパク質の量が増加する場合に、プリドピジンに対する陽性の臨床的応答性を予測することをさらに含む。この段落中、ベースラインは、プリドピジンの投与の前のニューロフィラメント軽タンパク質の量である。
一実施形態では、対象は、バイオマーカーの量が基準値より高い場合に、プリドピジン奏効者として特定される。別の実施形態では、対象は、バイオマーカーの量が基準値より低い場合に、プリドピジン奏効者として特定される。
別の実施形態では、対象がプリドピジン奏効者として特定される場合、対象はその後、プリドピジンを含む医薬組成物を投与される。
一実施形態では、1日当たり90mg、135mg、180mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mg、135mg、または225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり135mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり180mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、1日当たり225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。
ある実施形態では、ヒト患者はHDに罹患している。
いくつかの実施形態では、前記医薬組成物の単位用量は、45mg、67.5mg、90mg、または112.5mgのプリドピジンを含む。
ある実施形態では、前記医薬組成物は1日2回投与される。別の実施形態では、各々の投与時に同じ量の医薬組成物が投与される。ある実施形態では、2用量が少なくとも6時間の間隔で、少なくとも7時間、少なくとも8時間、少なくとも9時間、少なくとも10時間、少なくとも11時間の間隔で投与される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、26週超、少なくとも52週、または少なくとも78週の期間にわたり、投与される。
一実施形態では、患者は、治療を開始する前に≧25のUHDRS−TMSスコアを有する。別の実施形態では、患者は、治療を開始する前に90%未満のUHDRS−IS(UHDRS−自立性尺度)スコアを有する。別の実施形態では、患者は、ハンチントン遺伝子中に36個以上のCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者は、ハンチントン遺伝子中に44個超のCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者は、ハンチントン遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者は初期段階HDに罹患している。別の実施形態では、ヒト患者は、9以上のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、7以上のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、7〜10のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、0〜6のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者はHDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者はHDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者はHDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたは9以上のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者はHDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたは9以上のベースラインTFCスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個未満のCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患しており、ハンチントン病に罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患しており、9以上のベースラインTFCスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個を超えるCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患しており、HDに罹患している全患者集団の最軽症度の3クォーター内にあるベースラインTMSスコアまたはハンチンチン遺伝子中の44個未満のCAG反復を有する。別の実施形態では、ヒト患者はHDに罹患しており、9以上のベースラインTFCスコアまたはHDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。
一実施形態では、プリドピジンはプリドピジン塩酸塩である。
ある実施形態では、目的の投与量とは異なる滴定用量が定期的投与の開始時の一定時間にわたり投与される。いくつかの実施形態では、滴定用量は、目的の投与量の半分の量である。別の実施形態では、滴定用量は、1日当たり1回投与で投与され、目的の投与量は1日当たり2回投与で投与される。一実施形態では、滴定用量は、目的の投与量の投与の前に、7〜21または7〜14日間投与される。別の実施形態では、滴定用量は、目的の投与量の投与の前に、7日間、14日間、または21日間投与される。滴定用量は、目的の投与量の投与の前に、14日間投与されるのが好ましい。
ある実施形態では、前記方法は、ベースラインに比べて、ヒト患者の他のHD症状を悪化させないことをさらに含む。ある実施形態では、方法は、プリドピジンを投与されていないヒト患者と比較して、他のHD症状を悪化させないことをさらに含む。別の実施形態では、症状は、少なくとも12週、少なくとも20週、少なくとも26週、少なくとも52週、または少なくとも78週にわたり悪化されない。
ヒト患者の機能的能力の維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、機能的能力は、ADLを含む。
ヒト患者の機能的能力を維持する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、機能的能力は、ADLを含む。
ヒト患者の全機能的能力により測定されるHDの臨床的進行を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の全機能的能力により測定されたHDの臨床的進行を遅らせるための薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の日常生活動作を行うヒト患者の能力の維持に使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の日常生活の動作を行うヒト患者の能力の維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持するのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、ジストニアには四肢ジストニアが含まれる。
ヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持するのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、ジストニアには四肢ジストニアが含まれる。
ヒト患者の四肢ジストニアの治療に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の四肢ジストニアの治療に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者におけるヒト患者の歩行およびバランスを改善または維持するための薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者におけるヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するまたはその低下を遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。いくつかの実施形態では、投与は、患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる。
ヒト患者の自立性の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の自立性の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の自立性の低下を改善するまたは維持するまたは遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の自立性の低下を改善するまたは維持するまたは遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の認知ドメインの改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の認知ドメインの改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の認知ドメインの低下を改善するまたは維持するまたは遅らせるのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の認知ドメインの低下を改善するまたは維持するまたは遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するのに使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減するのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製造される。
ヒト患者の運動機能の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の運動機能の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の舞踏病のレベルの低減または維持に使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の舞踏病のレベルの低減または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の舞踏病の増大を低減するまたは維持するまたは遅らせるのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の舞踏病の増大を低減するまたは維持するまたは遅らせるのに使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の行動および/または精神状態の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の行動および/または精神状態の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の不随意運動の低減または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の不随意運動の低減または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
ヒト患者の運動の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の運動の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
本発明はパッケージも提供し、該パッケージは、
a)プリドピジンを含む医薬組成物;および
b)本発明の方法による医薬組成物の使用説明書、を含む。
ヒト患者の身体的作業を行う能力の改善または維持に使用するためのプリドピジンを含む医薬組成物が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、医薬組成物が患者に定期的に経口投与される。
ヒト患者の身体的作業を行う能力の改善または維持に使用する薬物の製造での一定量のプリドピジンの使用が本明細書で提供され、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、薬物が患者への定期的な経口投与のために製剤される。
本発明はまた、HDに罹患しているヒト患者の全機能的能力を維持または改善する方法を提供し、該方法は、1日当たり90〜180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも26または52週にわたりUHDRS−TFCにより測定して、ヒト患者の機能的能力を維持する、または全機能的能力を改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、ヒト患者は、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、7〜10のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、ハンチントン遺伝子中に44個未満のCAG反復を有する。
本発明は、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持または改善する方法も提供し、該方法は、1日当たり90または180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも26または52週にわたり、UHDRS−TFCの日常生活動作ドメインにより測定して、ヒト患者の日常生活動作を行う能力を維持または改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患している。
一実施形態では、投与することは、少なくとも26または52週にわたり、UHDRS−TFCの収入管理ドメインにより測定して、ヒト患者の収入を管理する能力をさらに維持または改善する。
本発明は、ヒト患者の収入を管理する能力を維持または改善する方法も提供し、該方法は、1日当たり90または180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも26または52週にわたり、UHDRS−TFCの収入管理ドメインにより測定して、ヒト患者の収入を管理する能力を維持または改善するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患している。
一実施形態では、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与される。別の実施形態では、ヒト患者は、11〜13のベースラインUHDRS−TFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、7〜10のベースラインUHDRS−TFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患している全患者集団の最軽症度2クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、HDに罹患している全患者集団の最軽症度3クォーター内にあるベースラインTMSスコアを有する。
本発明は、UHDRS−TFCの家事ドメインにより測定して、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患し、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、UHDRS TFCの家事ドメインにより測定して、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の家事を行う能力を維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患し、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、UHDRS−TFCのケアレベルにより測定して、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下速度を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその能力の低下速度を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患し、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、UHDRS−TFCのケアレベルにより測定して、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者のケアレベルを維持する、改善するまたはその能力の低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患し、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも52週間にわたり、UHDRS歩行およびバランススコアにより測定して、ヒト患者の歩行およびバランスを改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患し、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、HDに罹患しているヒト患者のジストニアを低減させるまたはジストニアのレベルを維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90または180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、UHDRS TMSジストニアスコアにより測定して、ジストニアのレベルを低減または維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、ヒト患者は、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせる方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも26週にわたり、UHDRS自立性スコアにより測定して、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を遅らせるように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患している。
本発明は、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を小さくする方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、少なくとも26週にわたり、UHDRS自立性スコアにより測定して、ヒト患者の自立性を改善する、維持するまたはその低下を小さくするように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含み、この場合、ヒト患者はHDに罹患している。
一実施形態では、ヒト患者は、11〜13のベースラインTFCスコアを有する。別の実施形態では、ヒト患者は、7以上のベースラインTFCスコアを有する。
本発明は、HDに罹患しているヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減する方法も提供し、該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、方法は、ヒト患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止することをさらに含む。
本発明は、ヒト患者の行動および/または精神状態を改善するまたは維持する方法も提供し、該方法は、1日当たり90または180mgの投与量のプリドピジンを患者に投与し、それにより、ヒト患者の行動および/または精神状態を少なくとも26週または少なくとも52週にわたり、短気または混乱行動のための問題行動評価により測定して、改善するまたは維持するように、プリドピジンを含む医薬組成物をHDに罹患しているヒト患者に定期的に経口投与することを含む。
一実施形態では、ヒト患者は、0〜6のベースラインTFCスコアを有し、ヒト患者の行動および/または精神状態が短気のための問題行動評価により測定され、ヒト患者行動および/または精神状態は、少なくとも52週にわたり改善または維持される。別の実施形態では、ヒト患者は、11〜13のベースラインTFCスコアを有し、ヒト患者の行動および/または精神状態が混乱行動のための問題行動評価により測定され、ヒト患者の行動および/または精神状態は、少なくとも26週にわたり改善または維持される。
本発明はまた、
a)ヒト患者の機能的能力;
b)ヒト患者の日常生活動作を行う能力;
c)ヒト患者の収入を管理する能力;
d)ヒト患者の家事を行う能力;
e)ヒト患者のケアレベル;
f)ヒト患者のジストニア;
g)ヒト患者の歩行およびバランス;
h)ヒト患者の自立性;
i)ヒト患者の認知ドメイン;
j)ヒト患者の舞踏病;
k)ヒト患者の行動および/または精神状態;
l)ヒト患者の運動機能;
m)ヒト患者の運動;または
n)ヒト患者の身体的作業を行う能力、を維持する方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)機能的能力;
b)ヒト患者の日常生活動作を行う能力;
c)ヒト患者の収入を管理する能力;
d)ヒト患者の家事を行う能力;
e)ヒト患者のケアレベル;
g)ヒト患者の歩行およびバランス;
g)ヒト患者の自立性;
h)ヒト患者の認知ドメイン;
i)ヒト患者の運動機能;
j)ヒト患者の舞踏病;
k)ヒト患者の行動および/または精神状態;
l)ヒト患者の運動;または
m)ヒト患者の身体的作業を行う能力、を改善する方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者のジストニア;
b)ヒト患者の不随意運動;または
c)ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を低減する方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者の機能的能力の低下;
b)ヒト患者の日常生活動作を行う能力の低下速度;
c)ヒト患者の収入を管理する能力の低下速度;
d)ヒト患者の家事を行う能力の低下速度;
e)ヒト患者のケアレベルの低下速度;または
f)ヒト患者の行動および/または精神状態の低下、を減らす方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者の機能的能力の低下;
b)ヒト患者の日常生活動作を行う能力の低下;
c)ヒト患者の収入を管理する能力の低下;
d)ヒト患者の家事を行う能力の低下;
e)ヒト患者のケアレベルの低下;または
f)ヒト患者の行動および/または精神状態の低下、を減らす方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者の歩行およびバランスの低下を遅らせる;
b)ヒト患者の自立性の低下を遅らせる;または
c)ヒト患者の認知ドメインの低下を遅らせる、方法を提供し、
該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者の歩行およびバランスの低下を小さくする;
b)ヒト患者の自立性の低下を小さくする;または
c)ヒト患者の認知ドメインの低下を小さくする、方法を提供し、
該方法は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明はまた、
a)ヒト患者の全機能的能力により測定して、HDの臨床的進行を遅らせる;または
b)四肢ジストニアを治療する、方法であって、好ましくは、治療が、
i.ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、指タッピングの振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減すること、およびヒト患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止すること;
ii.ヒト患者の手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止すること;
iii.ヒト患者のQ運動 タップ速度 回数を改善すること;または
iv.ヒト患者のQ運動 タップ速度 打鍵間隔(IOI)を改善すること、を含む方法を提供し、
該方法は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンを患者に投与するように、プリドピジンを含む医薬組成物を患者に定期的に経口投与することを含む。
本発明は、(1)(a)ヒト患者の機能的能力を維持する、機能的能力を改善する、または機能低下を小さくする、(b)HDの臨床的進行を遅らせる、(c)ジストニアを減らすまたはジストニアのレベルを維持する、(d)四肢ジストニアを治療する、(e)ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、指タッピングの振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減する、および/または手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止する、(f)ヒト患者の歩行およびバランスを改善または維持する、(g)ヒト患者の自立性を改善するまたは維持する、(h)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者の認知機能を改善または維持する、(i)ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を小さくする、(j)ヒト患者の運動機能を改善または維持する、(k)ヒト患者の舞踏病のレベルを減らすまたは維持する、(l)ヒト患者の行動および/または精神状態の低下を改善、維持または小さくする、(m)ヒト患者の不随意運動を減らすまたは維持する、(n)ヒト患者の運動を改善または維持する、(o)ヒト患者の身体的作業を行う能力を改善または維持する、(p)ヒト患者の生活の質を改善または維持する、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物をさらに提供し、該医薬組成物は、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与されるべきである、または(2)(a)ヒト患者の歩行およびバランスを改善、維持するまたはその低下を小さくする、(b)ヒト患者の自立性を改善、維持、またはその低下を小さくする、(c)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者認知機能を改善、維持するまたはその低下を小さくする、(d)ヒト患者の舞踏病を減らす、維持するまたはその増大を小さくする、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するのに使用するプリドピジンを含む医薬組成物をさらに提供し、該医薬組成物は、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与されるべきである。
本発明は、(1)(a)ヒト患者の機能的能力を維持する、機能的能力を改善する、または機能低下を小さくする、(b)HDの臨床的進行を遅らせる、(c)ヒト患者のジストニアを減らすまたはジストニアのレベルを維持する、(d)ヒト患者の四肢ジストニアを治療する、(e)ヒト患者の指タッピングの緩徐化を防止する、指タッピングの振幅を小さくする、または指タッピング能力の障害を低減する、および/または手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止する、(f)ヒト患者の歩行およびバランスを改善または維持する、(g)ヒト患者の自立性を改善するまたは維持する、(h)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者の認知機能を改善または維持する、(i)ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を小さくする、(j)ヒト患者の運動機能を改善または維持する、(k)ヒト患者の舞踏病のレベルを減らすまたは維持する、(l)ヒト患者の行動および/または精神状態の低下を改善、維持または小さくする、(m)ヒト患者の不随意運動を減らすまたは維持する、(n)ヒト患者の運動を改善または維持する、(o)ヒト患者の身体的作業を行う能力を改善または維持する、(p)ヒト患者の生活の質を改善または維持する、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するための薬物の製造における一定量のプリドピジンの使用であって、医薬組成物が、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与されるべきである使用も提供する、または(2)(a)ヒト患者の歩行およびバランスを改善、維持するまたはその低下を小さくする、(b)ヒト患者の自立性を改善、維持、またはその低下を小さくする、(c)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者の認知機能を改善、維持するまたはその低下を小さくする、(d)ヒト患者の舞踏病を減らす、維持するまたはその増大を小さくする、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するための薬物の製造における一定量のプリドピジンの使用であって、薬物が、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与するために処方される使用も提供する。
本発明はさらに、(1)(a)ヒト患者の機能的能力を維持する、機能的能力を改善する、または機能低下を小さくする、(b)HDの臨床的進行を遅らせる、(c)ヒト患者のジストニアを減らすまたはジストニアのレベルを維持する、(d)ヒト患者の四肢ジストニアを治療する、(e)ヒト患者の指タッピングの遅れを防ぐ、その振幅を減らす、または指タッピング能力の障害を減らす、および/または手回内・回外試験の動きが鈍い動作または不揃いの動作を防止する、(f)ヒト患者の歩行およびバランスを改善または維持する、(g)ヒト患者の自立性を改善するまたは維持する、(h)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者の認知機能を改善または維持する、(i)ヒト患者のジストニアに関連する持続的または間欠的筋肉収縮の重症度を小さくする、(j)ヒト患者の運動機能を改善または維持する、(k)ヒト患者の舞踏病のレベルを減らすまたは維持する、(l)ヒト患者の行動および/または精神状態の低下を改善、維持または小さくする、(m)ヒト患者の不随意運動を減らすまたは維持する、(n)ヒト患者の運動を改善または維持する、(o)ヒト患者の身体的作業を行う能力を改善または維持する、(p)ヒト患者の生活の質を改善または維持する、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するための一定量のプリドピジンの使用であって、医薬組成物が、1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与されるべきである使用を提供する、または(2)(a)ヒト患者の歩行およびバランスを改善、維持するまたはその低下を小さくする、(b)ヒト患者の自立性を改善、維持、またはその低下を小さくする、(c)ヒト患者の種々のドメインにわたるヒト患者の認知機能を改善、維持するまたはその低下を小さくする、(d)ヒト患者の舞踏病を減らす、維持するまたはその増大を小さくする、ことを、これらを必要とするヒト患者で実施するための薬物の製造における一定量のプリドピジンの使用であって、薬物が、1日当たり90mgの投与量のプリドピジンが患者に投与されるように、定期的に患者に経口投与するために製剤される使用も提供する。
本明細書で開示のそれぞれの実施形態は、他の開示された各実施形態のそれぞれにも適用可能であることが意図されている。例えば、本明細書に記載の各種要素の全ての組み合わせは、本発明の範囲内にある。加えて、パッケージングの実施形態および医薬組成物の実施形態に記述される要素は、本明細書に記載の方法および使用の実施形態においても使用可能である。
用語
本明細書で使用される場合、別段の記載がない限り、以下の各用語は、下記の定義を有するものとする。
冠詞「a」、「an」および「the」は非限定的である。例えば、「the method」は、語句の最も広義の意味の定義を含み、1つを超える方法であり得る。
本明細書で使用される場合、目的を達成するのに有効な量としての「有効な」とは、この開示の方法で使用したときに、過度に有害な副作用(例えば毒性、刺激、またはアレルギー反応)を伴うことなく、合理的な利益/リスク比で、示された治療応答をもたらすのに十分な成分量を意味する。例えば、機能的能力を維持するまたは機能的能力の低下を小さくするために有効な量。特定の有効量は、治療すべき特定の状態、患者の身体条件、治療される哺乳動物のタイプ、治療の持続時間、併用療法(もしあれば)の性質、および用いる特定の製剤、および化合物もしくはその誘導体の構造等の因子と共に変化する。
本明細書で使用するとき、「治療」または「治療する」とは、例えば症状を低減させること、障害および/または疾患の抑制、退行または停止を誘導することを包含するものである。本明細書で使用される場合、対象における疾患進行または疾患合併の「抑制」とは、対象における疾患の進行および/または疾患の合併症を予防または減少させることを意味する。
「対象へ投与すること」または「(ヒト)患者へ投与すること」とは、状態、例えば、病的状態に関連する症状を緩和、治癒または低減させるために、対象/患者に医薬、薬物、または療法を与えること、投与すること、または適用することを意味する。投与は、定期的投与であり得る。
本明細書で使用される場合、「定期的投与」は、一定期間の間隔を開けた反復/周期的投与を意味する。投与間の一定期間は、都度一定であるのが好ましい。定期的投与には、例えば、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、週1回、週2回、週3回、週4回、などを含み得る。
本明細書で使用される場合、「ヒト患者の機能的能力を維持すること」は、プリドピジンの投与期間後の機能的能力スコア(「投与後スコア」)が、投与期間の直前のヒト患者の機能的能力スコア(「ベースラインスコア」)と比べて、不変であることを意味する。投与後スコアは、ベースラインスコアと、投与後スコアとの間の差異が統計的に有意でない場合に、不変であると見なされる。機能的能力スコアは、本明細書に記載のようにして測定でき、機能的能力スコアのサブセットを含む。
本明細書で使用される場合、「ヒト患者の機能的能力を改善すること」は、プリドピジンの投与期間後の機能的能力スコア(「投与後スコア」)が、投与期間の直前のヒト患者の機能的能力スコア(「ベースラインスコア」)と比べて、改善されていることを意味する。
HDに罹患しているヒト患者の機能的能力スコアは、経時的に低下し得る。このような低下の速度は、機能的能力スコアの低下速度または機能的能力の低下速度または機能低下速度と呼ばれる場合もある。例えば、平均で、機能低下速度またはTFCスコアの低下は、初期段階HD患者(TFCスコア7〜13)の場合、進行期患者(TFCスコア<7)より速い。平均で、低下は初期段階HD患者で、約0.8〜1.2ポイント/年、TFC3〜6の患者で、1/2未満(約0.2〜0.3)ポイント/年、およびTFC0〜2の患者で、0.1未満である(Marder 2000)。したがって、TFCは、疾患の初期段階で変化に対して最も敏感である。全機能的能力スコアは、本明細書に記載のようにして測定でき、機能的能力スコアのサブセットを含む。この低下はまた、機能的能力の自然低下または未処理低下と呼ばれることもある。
したがって、本明細書で使用される場合、「機能的能力の低下速度を小さくする」、「機能低下速度を遅らせる」、「機能低下速度を小さくする」、「機能低下を減らす」、または「機能低下を遅らせる」は、プリドピジンによる同じ治療を受けなかった患者の機能的能力スコアに比べて、プリドピジンの投与期間後の機能的能力スコア(投与後スコア)の低下速度が遅らされる、減らされるまたは低減される。
本明細書で使用される場合、「機能的能力の低下を小さくする」または「機能的能力の低下を減らす」は、プリドピジンの投与期間後の患者の機能的能力スコアの減少が、プリドピジンによる同じ治療を同じ期間受けなかった患者の機能的能力スコアの低下より小さいことを意味する。
本明細書で使用される場合、「ヒト患者の日常生活動作行う能力を維持すること」は、プリドピジンの投与期間後の日常生活動作(ADL)スコア(「投与後スコア」)が、投与期間の直前のヒト患者の日常生活動作スコア(「ベースラインスコア」)と比べて、不変であることを意味する。投与後スコアは、ベースラインスコアと、投与後スコアとの間の差異が統計的に有意でない場合に、不変であると見なされる。日常生活動作スコアは、全機能的能力スコアのサブセットであり、本明細書に記載のようにして測定できる。
6つの基礎的ADL:食事、入浴、着衣、排泄、移動(機能的運動性)および排泄抑制能力、がある。ADLは、次のようにスコア化される:全面介護を要求する患者=0、大雑把な作業のみ実行できる患者=1、最小限の障害の患者=2、障害のない患者(正常)=3.
本明細書で使用される場合、「ヒト患者の収入を管理する能力を維持すること」は、プリドピジンの投与期間後の収入管理スコア(「投与後スコア」)が、投与期間の直前のヒト患者の収入管理スコア(「ベースラインスコア」)と比べて、不変であることを意味する。投与後スコアは、ベースラインスコアと、投与後スコアとの間の差異が統計的に有意でない場合に、不変であると見なされる。収入管理スコアは、全機能的能力スコアのサブセットであり、本明細書に記載のようにして測定できる。
収入管理は、次のようにスコア化される:収入管理ができない患者=0、大部分の手助けが必要な患者=1、少しの手助けが必要な患者=2、手助けを必要としない患者(正常)=3。
本明細書で使用される場合、「ベースラインと比べて、他のHD症状の悪化のないこと」は、プリドピジンの投与期間後のヒト患者のそれぞれのHD症状の重症度が、投与期間の開始直前の症状の重症度(ベースライン)と同じかまたはそれより少ないことを意味する。
上述したそれぞれのベースラインスコアの場合、一実施形態では、ベースラインスコアの到達の前に患者へのプリドピジンの投与はない。別の実施形態では、ベースラインスコアの到達の前に、患者へ一定量のプリドピジンが投与される。さらなる実施形態では、ベースラインスコアの到達の前に患者に投与されるプリドピジンの量は、ベースラインスコアの到達の後で患者に投与されるプリドピジンの量より少ないまたはそれより多い。
本明細書中で使用される場合、ミリグラムで測定されたプリドピジンの「量」または「投与量」は、製剤の形態にかかわらず、製剤中に存在するプリドピジンのミリグラムを意味する。例えば、「90mgのプリドピジンの投与量」は、製剤中のプリドピジンの形態に関係なく、製剤中のプリドピジン酸の量が90mgであることを意味する。したがって、塩の形態、例えばプリドピジン塩酸塩において、90mgのプリドピジンの投与量を提供するのに必要な塩形態の重量は、追加の塩イオンの存在に起因して90mgよりも大きいであろう。
本明細書で開示の任意の領域で、その範囲内にある百分の1、10分の1および整数の全ての単位量は、本発明の一部として具体的に開示される。したがって、例えば、0.01mg〜50mgは、0.02、0.03、・・・、0.09;0.1、0.2、・・・、0.9;および1、2、・・・、49mg単位量が本発明の実施形態として含まれる。
本明細書で使用される場合、「プリドピジン」は、プリドピジン塩基または薬学的に許容可能なその塩、ならびに、誘導体、例えば、重水素濃縮バージョンのプリドピジンおよび塩を意味する。重水素濃縮プリドピジンおよび塩ならびにその調製法の例は、米国特許出願公開第2013−0197031号、同第2016−0166559号および同第2016−0095847号で見つけられ得る。これらの出願公開のそれぞれの全内容は、本明細書に参照により組み込まれる。特定の実施形態では、プリドピジンには、HCl塩または酒石酸塩などの薬学的に許容可能な塩である。本明細書に記載の本発明のいくつかの実施形態では、プリドピジンはその塩酸塩の形態であるのが好ましい。
「重水素濃縮」は、一定量の化合物中で、任意の当該部位での重水素の存在量が、その部位の天然の重水素の存在量より多いことを意味する。天然の重水素分布は、約0.0156%である。したがって、「重水素濃縮」化合物では、その当該部位の重水素の存在量は、0.0156%より多く、0.0156%超〜100%の範囲にある。重水素濃縮化合物は、水素を重水素と交換するか、または重水素濃縮出発材料を用いて化合物を合成することにより得られる。
薬学的に許容可能な塩
本発明に従って使用するための活性化合物は、目的の投与に適する任意の形態で提供してよい。好適な形態には、薬学的に(すなわち生理学的に)許容可能な塩、および本発明の化合物のプレドラッグまたはプロドラッグの形態が含まれる。
医薬的に許容可能な付加塩の例には、塩酸塩、臭化水素酸塩、L−酒石酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、アコニット酸塩、アスコルビン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、桂皮酸塩、クエン酸塩、パモ酸、エナント酸塩、フマル酸塩、グルタミン酸塩、グリコール酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、フタル酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トルエン−p−スルホン酸塩などの無毒性無機および有機酸付加塩が挙げられるが、これらに限定されない。このような塩は当技術分野で周知の、記載された手順によって形成し得る。
医薬組成物
本発明による使用のための化合物は、原料化合物の形態で投与することができるが、必要に応じて、活性成分を生理学的に許容される塩の形態で、1以上のアジュバント、賦形剤、担体、緩衝剤、希釈剤、および/または他の慣用的な医薬助剤と共に医薬組成物中に導入することが好ましい。
ある実施形態では、本発明は、1種または複数の医薬的に許容可能な担体、および必要に応じ、当該技術において既知で、使用されている治療的および/または予防的成分と共に、活性化合物または薬学的に許容可能な塩もしくは誘導体を含有する医薬組成物を提供する。担体は、他の製剤成分と適合性であり、そのレシピエントに対して有害でないという意味で「許容可能」でなければならない。
本発明の医薬組成物は、所望の治療に適した任意の好都合な経路で投与され得る。好ましい投与経路には、経口投与、特に錠剤、カプセル、糖衣錠、粉末、または液体の形態で、および非経口投与、特に、皮膚、皮下、筋肉内、または静脈内の注射が含まれる。本発明の医薬組成物は、所望の製剤に適した標準の方法および従来の技術を使用することにより、当業者が製造することができる。所望であれば、活性成分の持続放出を与えるように適合された組成物を用いてよい。
製剤化および投与の技術に関する更なる詳細は、Remington's Pharmaceutical Sciences(Mack Publishing Co.,Easton,PA)の最新版で見つけ得る。
略語表
本願の全体を通して、以下の略語が使用される。
ALT:アラニンアミノトランスフェラーゼ;ADL:日常生活動作;AR:自己回帰;AUC:濃度−時間曲線下面積;bidまたはb.i.d.:1日2回;BL=ベースライン;CAB:認知評価のバッテリー;CAB HVLT−R:認知機能評価バッテリー ホプキンス言語学習テスト、;改訂版CGI−C:変化の臨床全般の印象;CGI−S:重症度の臨床全般の印象;CI:信頼区間;CIBIC−Plus:臨床医の面接に基づく変化の印象プラス介護者入力;CIBIS:臨床医の面接に基づく重症度の印象;CIOMS:医科学の国際組織のための協議会;Cmax:最大の観察された血漿薬物濃度;CNS:中枢神経系;CRF:症例報告書;CRO:開発業務受託機関;CS:化合物の対称性;C−SSRS:コロンビア−自殺深刻度評価尺度;CYP:チトクロームP450;DSM−IV TR:診断および統計マニュアル−第4版テキスト改訂;EM:高代謝群;EU:欧州連合;FA:機能評価;FAS:完全分析セット;Freq:タッピング回数;GCP:医薬品臨床試験の実施基準;GFV−C:静止位相における把持力の変動;GGT:γ−グルタミルトランスペプチダーゼ;HART:ハンチントン病ACR16ランダム化試験;HCG:ヒト絨毛性ゴナドトロピン;HD:ハンチントン病;HD−QoL=ハンチントン病の生活の質;HVLT−R:HAD−CABホプキンス言語学習テスト、改訂版;ICH:調和に関する国際会議;IEC:独立倫理委員会;IOI:打鍵間隔:IPI:ピーク間隔;IRB:施設内審査委員会;IRT:双方向自動応答技術;IS:自立性スコア;ITI:タップ間隔;ITT:治療意図;LSO:地域の安全担当者;MAD:複数漸増用量;MedDRA:規制活動のための医学辞典;MermaiHD:ハンチントン病における多国籍欧州多施設ACR16試験;ML:最大見込み;mMS:修正運動スコア;MoCA:モントリオール認知機能評価;MS:多発性硬化症;MTD:最大耐量;NMDA:N−メチル−D−アスパラギン酸;NOAEL:無毒性量;PBA−s:問題行動評価−短縮形;PD:薬力学;PDS:身体障害尺度;PK:薬物動態学;PM:低代謝群;PPT:身体能力試験;Qd:1日1回;Q運動:定量的運動;QoL:生活の質;QTcF:Fridericia法による補正QT間隔;RBC:赤血球;REML:制限付き最大見込み;SAE:重篤な有害事象;SD:標準偏差;SDMT:記号数字モダリティー試験;SOC:器官別大分類;SOP:標準操作手順;SUSAR:疑いのある予期しない重篤な有害反応;t1/2:半減期;TC=電話調査;TD:タップ持続時間;TF:タップ力;TFC:全機能的能力;TMS:総運動スコア;TMS不随意運動=家事動作およびジストニアスコアを組み合わせた場合のTMS。TUG:タイムドアップアンドゴー試験;UHDRS:ハンチントン病統一評価尺度;ULN:正常範囲の上限;US:米国;WBC:白血球;WHO:世界保健機関;WHO Drug:薬物世界保健機関薬物辞書;ΔHR:心拍数のベースラインからの変化;ΔQTcF:QTcFのベースラインからの変化;ΔΔHR:プラセボ補正後の心拍数のベースラインからの変化;プラセボ対照試験−ハンチントン病;ΔΔQTcF:QTcFにおけるプラセボ補正後のベースラインからの変化;wk:週;EQ5D−5L:欧州生活の質−5次元(5レベル)。
臨床試験
健康な被験者の8つの試験(そのうちの1つの試験には統合失調症の患者も含まれていた)、パーキンソン病の患者の1つの試験、統合失調症の患者の2つの試験(上記で述べた試験を含む)、およびHDの患者の6つの試験(1つの非盲検継続試験を含む)を含む、プリドピジンを用いた16の臨床試験が完了している。加えて、HD患者のプリドピジンのための人道的使用プログラムがヨーロッパで進行中であり、また非盲検長期安全性試験が米国(US)およびカナダで進行中である。これらの試験の概要は、国際公開第2014/205229号で発表されている。この内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、以下の実験の詳細を参照することによってさらに良く理解されるであろうが、当業者は、詳細な具体的な実験は後述の特許請求の範囲においてより完全に記載される本発明の例示に過ぎないことを容易に理解するであろう。
実施例
実施例1:HD患者の対症療法のためのプリドピジン45mg、67.5mg、90mg、および112.5mgの1日2回投与とプラセボ投与を比較して安全性および有効性を評価する、第II相の用量設定、ランダム化、並行群、二重盲検プラセボ対照試験(「PRIDE−HD」)
本試験は、UHDRS TMSを用いて、少なくとも52週にわたる1日2回(bid)のプリドピジン45mg〜112.51mgの治療のHD患者の運動障害に対する有効性を評価した。この試験はまた、改訂版身体機能検査(mPPT)に対する、プリドピジン45mg〜112.5mgのbidによる少なくとも52週の治療の効果を評価した。この研究はまた、UHDRS尺度の全機能的能力(TFC)および認知機能評価バッテリー(CAB)に対するプリドピジン45mg〜112.5mgのbidによる少なくとも52週の治療の効果を評価した。この試験はまた、全ての患者からのデータをHD亜集団で得られたデータと比較した。この試験はまた、(i)少なくとも52週の治療の間、HD患者への一連のプリドピジン投与量の安全性および耐容性を評価し、(ii)試験集団でのプリドピジンの薬物動態(PK)を調査し、(iii)プリドピジンへの暴露と結果の測定値との間の関連性(例えば臨床的有効性と毒性パラメータ)を調査した。
試験設計
一般的設計と試験スキーム
これは、HDの運動障害の治療において、プリドピジン45mg、67.5mg、90mgおよび112.5mgのbidを、プラセボと対比して、有効性および安全性を比較したランダム化、並行群、二重盲検、プラセボ対照試験であった。患者に対するプリドピジンの投与は、表2にまとめている。試験の手順および評価は、表3にまとめている。選別手順およびその他の手順を含む詳細な臨床手順は、米国特許出願公開第2014/0378508号および国際公開第2014/205229号の実施例3に記載されている。これらの内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
主要なおよび副次的な変数およびエンドポイント
この試験のための主要な有効性変数およびエンドポイントは、26週または52週目でのUHDRS TMS(全てのUHDRS運動ドメイン評点の合計として定義される)のベースラインからの変化とした。運動障害の主要尺度は、UHDRS運動評価セクションであり、これは、訓練した検査者により管理された。運動評価の第1の部分は、下記に提供される5つのTMSサブスコアからなった。全31項目の総合計は、総運動スコア(TMS)と呼ばれる。副次的な有効性変数およびエンドポイントは、26週および52週目のmPPTのベースラインからの変化であった。
mPPTは身体的な作業における患者の動作を定量化する(Brown 2000)。これは、機能的作業に対する患者の動作を測定する標準化された9項目の試験である(立位静的バランス、椅子立ち上がり、本を持ち上げ棚に置く、ジャケットの着脱、床のペニーを拾う、360度回転、50フィートウォーク、階段を1段登る、階段を上る試験(階段の上り下り))。患者が項目を完遂する速度と精度の両方がスコアリング時に考慮される。この試験の最大スコアは36であり、より高いスコアはより良い動作を示す。多発性硬化症歩行スケール(MSWS−12)は、歩行および運動の一般的な指標になるように適応され、ウォーク12と改名された。
他の有効性変数およびエンドポイント:この試験のための他の有効性変数およびエンドポイントは次の通りである。
総合機能スケール:ベースラインと比較したCIBIC−Plus総合スコア:PDSスコアのベースラインからの変化;UHDRS FAのベースラインからの変化;ベースラインと比較したCGIC;UHDRS TFCのベースラインからの変化;およびUHDRS ISのベースラインからの変化。
総合/機能スケール:HD QoLのベースラインからの変化;およびウォーク12スケールのベースラインからの変化。
TMSサブスコア:手の動きスコア(UHDRSドメイン 指タップ、手回内・回外およびLuria[拳−手刀−掌試験(fist−hand−palm test)])のベースラインからの変化;歩行およびバランススコア(UHDRSのドメイン歩行、継ぎ足歩行および後方引き倒しテストの合計として定義される)のベースラインからの変化;UHDRS mMS(UHDRS ドメインの構音障害、舌突出、指タップ、手回内・回外、luria、剛性、動作緩慢、歩行、継ぎ足歩行、後方引き倒しテストの合計として定義される)のベースラインからの変化;UHDRS舞踏病のベースラインからの変化;UHDRSジストニアのベースラインからの変化;およびUHDRS TMSのベースラインからの変化が≦0の患者として定義される、奏効者。
他の運動評価:
デジトモトグラフィー(高速化人差し指タッピング)、ジスディアドコモトグラフィー手回内・回外、タッピング)、マニュモトグラフィーおよびコレオモトグラフィー(把持力と舞踏病分析)と、ペドモトグラフィー(高速化フットタッピング)を含む、Q運動測定におけるベースラインからの変化;ならびにTUG試験のベースラインからの変化。
認知/精神医学的な評価:
簡易HD−CABのベースラインからの変化:SDMT、感情認識、トレイルメイキング試験、HVLT−R、3Hzでのペースタッピング、OTS;およびPBA−sのベースラインからの変化。
安全変数およびエンドポイント
安全変数およびエンドポイントには、次のものが含まれる:試験の全体を通してのAE;試験の全体を通してのQTcFおよび他のECGパラメータにおけるベースラインからの変化;試験の全体を通しての、臨床安全性検査(臨床化学、血液学、および尿検査);試験の全体を通してのベースラインC−SSRSからの変化;試験の全体を通してのバイタルサイン。
耐容性変数およびエンドポイント
耐容性変数およびエンドポイントには次のものが含まれる:試験を完了できなかった患者の数(%);およびAEのために試験を完了できなかった患者の数(%)。
薬物動態学的変数およびエンドポイント
主要なPK測定はプリドピジン血漿濃度の決定であった。濃度はプリドピジン母集団PKモデルにも組み込まれ、また試験患者に対する個々の曝露(CmaxおよびAUC)が計算された。
試験薬および投与量:プリドピジン(プリドピジン塩酸塩として)は、45mgプリドピジンを含有する白色硬質ゼラチンカプセルサイズ2、および22.5mgのプリドピジンを含む白色硬質ゼラチンカプセルサイズ4として提供された。プラセボは、22.5ミリグラムまたは45ミリグラムプリドピジンカプセルに一致するが、活性成分は含有せず、賦形剤のみ(ケイ酸化微結晶セルロースおよびステアリン酸マグネシウム)を含有する白色硬質ゼラチンカプセルとして提供された。
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表3の凡例
a.これらの来診(V0およびV4〜12)の手順および評価は、所定の来診時間枠内に完了する限り、数日間にわたり実施してよい。
b.選択規準/除外基準は、患者がランダム化される前に、0日目の選別および再調査時に適合しなければならない。
c.電解質のみ。
d.スクリーニング時の血清妊娠検査(確認のため、必要に応じて尿検査を含む);その後の時点での尿妊娠検査。血清妊娠検査の不確かな読みは2回チェックすべきであり(尿検査)、必要であれば患者を婦人科医に照会する。
e.スクリーニングでは、1回のECGが行われる。スクリーニング時に長いQTcF間隔(QTcF間隔>450ミリ秒として定義される)の証拠がある場合には、ECGを2回繰り返して、3回のスクリーニング測定値の平均値が、その患者が本試験への参加に適しているかどうかを決定するために使用される。
f.ベースライン来診時において、投与前QTcFは、各々の3回繰り返したECG(互いに10〜20分以内)(合計9回の記録)の平均値によって決定される。投与後最初のECGは、最初の投与の1〜2時間後に3回繰り返して実施される。PK試料は、現場での最初の用量の投与前および該投与の1〜2時間後に収集される。ECGと同時になるときには、PK試料はECG記録の後に収集される。
g.1回のECGは午後の投与の前、および該投与の1〜2時間後に3回繰り返して行われる。
h.ECGは、地方条例により要求されない限り、8週目はオプションである。ECGは、追加のECGを正当化する臨床的環境がある場合、例えば、以前にQT延長を伴わない低カリウム血漿の発症を有する患者の場合に、試験責任医師の裁量によって行われるべきである。
i.52週目に、3回繰り返したECGおよびPK試料を、最後の試験(朝)の投与の前に採取される。
j.ECGは経過観察来診時のオプションであるが、以前に観察された心臓の懸念および/またはベースラインからのQTc変化がある全ての患者については行われるべきである。
k.CAG解析、チトクロムP450 2D6状態、遺伝的QT延長症候群(試験薬投与に続いてQT延長を経験し、試験の中断になった患者においてのみ評価される)、またはプリドピジン応答またはHDに関連したいずれか他の遺伝解析を含む。
l.優先的に評価される。
m.安全性電話調査には、簡略化PBA−s(抑うつ気分、自殺念慮、不安症、短気、意欲喪失および強迫的行動に対するPBA質問のサブセット)が含まれる。
n.デジトモトグラフィー(高速化人差し指タッピング)、ジスジアドコモトグラフィー(手回内・回外 タッピング)、マニュモトグラフィーおよびコレオモトグラフィー(把持力と舞踏病分析)、並びにペドモトグラフィー(高速化フットタッピング)を含む。
o.SDMT、感情認識、トレイルメイキング試験A+B、HVLT−R、ペースタッピング、OTSを含む。
p.2週目、12週目および20週目に、午後の投与の1〜2時間後にPK試料が採取される。ECGと同時になるときには、PK試料はECG記録の後に収集される。
q.4、6、16週目に、午後の投与の前および投与の1〜2時間後にPK試料が採取される。ECGと同時になるときには、PK試料はECG記録の後に収集される。
r.最後の試験日(52週目)には、試験薬投与は、投与前のPK試料の取得の後で、試験実施現場で行われる。
s.経過観察来診では、1PK試料を採取する。SAEの場合、追加のPKサンプリングはSAEに最も近い時点で収集することを目的とすべきである。ECGと同時になるときには、PK試料はECG記録の後に収集される。
t.この情報は、併用薬の調査の一部として収集される。
u.採取のみ。
v.試験遵守は、TC中に再調査される。
w.全ての患者は、全試験期間中、3カプセルを1日2回(bid)、すなわち、朝に3カプセルおよび午後(朝の投与後7〜10時間)に3カプセルの投与を受けた。試験薬は、早期終了の来診時には投与されなかった。訪問調査時には、午後の投与は施設の現地で実施される。
x.安全性または耐容性の理由のために、試験薬治療を停止しなければならない患者は、試験を継続し、試験薬を摂取しない場合に概説された来診スケジュールに従うことを要求される。
主要な有効性評価変数およびエンドポイント
UHDRSは、HDに関連した特徴の広範な評価を含んでいる(Huntington Study Group 1996)。UHDRSは、HDの臨床的特徴および経過の均一な評価を提供するために開発された研究ツールである。UHDRSのTMS構成要素は、UHDRSの15項目からの31の評価を含み、各評価は0(正常)〜4(最大異常)の5点尺度で評価される。
副次的な有効性変数およびエンドポイント
副次的な有効性変数およびエンドポイントの、改訂版身体機能検査(mPPT)は身体的作業における患者の動作を定量化する(Brown 2000)。それは、機能的作業に対する患者の動作を測定する標準化された9項目の試験である。支援機器は、立位を必要とする作業(項目6〜9)のために許可される。患者が項目を完遂する速度と精度の両方がスコアリング時に考慮された。この試験の最大スコアは36であり、より高いスコアはより良い動作を示す。
他の有効性変数およびエンドポイント
臨床医の問診に基づく変化の印象+介護者入力
CIBIC−Plus(バージョンADCS−CGIC)は、アルツハイマー病における抗認知症薬の試験において開発、検証されたものであり、この種の試験によく使用される(Joffres 2000)。独立の評価者は、プリドピジンまたはプラセボの開始に先立って、患者の全体的な疾患の重症度を評価した。CIBISとして知られているこの評価は、極めて重篤のHDから、無症状HDまでの7点リッカート尺度で患者を評価する。評価が行われるその後の各来診時には、CIBIC−Plusが同じ独立の評価者によって管理されるが、これは他のエンドポイントの評価および試験中に患者が経験したAEの知識なしに行われる(有効性の尺度としてのCIBIC評価を混乱させないように、または試験を非盲検にしないように)。独立の評価者は、患者および介護者に面接して得られた患者の認知、機能、行動の成績の観測値のみを考慮する。その後、評価者はこれら調査結果をベースライン時の評価と比較した。ベースラインからの変化の全体的な印象(CIBIC−Plus)は、7点の尺度で評価される:即ち、1=顕著な改善、2=中等度の改善、3=最小限の改善、4=変化なし、5=最小限の悪化、6=中等度の悪化、7=顕著な悪化である。全ての評価はベースラインを基準にした。より高いスコアは、全体的な機能の悪化を示している。HDでは、患者は自分の欠陥について限られた自覚および認識しか持っていないことが以前の試験で実証されているので、介護者入力を含めることは、全体的な評価のために特に重要である。
身体障害尺度
PDSは、試験中に身体障害の尺度として使用された。患者は、10(「全面介護を必要とする固定姿勢−胃切開、カテーテル挿入」)から100(「正常;明らかな疾患なし」)までのスケールで採点された(Myers 1991)。
UHDRS機能評価またはUHDRS総合機能評価
UHDRSのTFAスケールは、日常生活の25の作業において機能を評価した(例えば、「彼/彼女は慣れた仕事での有給雇用に従事することができますか?」)。各質問には、「はい」または「いいえ」で答えた。
重症度および変化の臨床的な全体的印象
CGI−Sは、ベースラインで評価され、CGI−Cは、ベースラインからの変化を評価するために、以降の全ての時点で使用される。CGI−Sスケールは、最初は精神障害患者の治療応答を評価するために設計された(Guy 1976)が、今では広範囲の疾患において広く使用されている。病気の重症度は、試験責任医師により、7点尺度(1=正常、全く病気でないから、7=最も極端に病気である患者)で評価される。評価は包括的で半構造化された患者/介護者の面接により裏付けられた試験責任医師の判断に基づいている。CGI−Cスケールは、1(非常に改善された)から7(非常に悪化)までに亘る7点尺度を使用して、特定の時点からの患者の臨床状態の変化を測定し、スコア4は変化なしを示す。
UHDRS全機能的能力(TFC)
UHDRSのTFCスケールは、身体障害に関連した次の5つの機能ドメイン(仕事、収入の管理、家事(例えば、洗濯、皿洗い)、日常生活動作、ケアレベル)を評価するために使用される標準化スケールである。TFCスコアは、0〜13の範囲であり、疾患進行を照準とした試験のための十分に確立されたエンドポイントである。TFCスコアは、Huntington Study Group(HSG、1996)により開発され、複数試験で20年にわたり実施された。TFCスコアは、規制当局により受け入れられ、HD患者の疾患進行に対する最も広範に受け入れられたツールと考えられることが多い。さらに、TFCは、HDの機能低下速度の測定のためのゴールドスタンダードと見なされている。現時点では、多くの努力にもかかわらず、TFCの低下を遅らせることが立証されている薬剤はない。床と天井効果は、初期段階HDにおける変化に対するTFCスコアの感受性を、後期HDにおける変化に対するものより高くする。
機能的能力:−
仕事:0=不可、1=重要でない作業のみ、2=通常のジョブで能力低下、3=正常。
収入管理:0=不可、1=大部分で手助けを受ける、2=軽微な手助けを受ける、3=正常。
家事:0=不可、1=障害、2=正常。
日常生活動作(ADL):0=全面介護、1=大雑把な作業のみ、2=最小限の障害、3=正常。
ケアレベル:0=全時間熟練看護、1=自宅または長期介護、2=自宅。
UHDRS自立性尺度
UHDRSの自立性尺度は、患者の自立性の程度が10%(チューブ栄養、全ベッド介護)〜100%(特別なケアは必要ない)までのパーセンテージで与えられる評価尺度である。スコアは0または5で終了しなければならない(例えば、10%、15%、20%など)。選別来診時に、UHDRS−ISスコア>90%の患者は、試験対象としての適格性がない。
全体的/機能性尺度
ハンチントン病の生活の質
HD−QoLは、健康関連生活の質を測定するための標準化された測定器具である(Hocaoglu 2012)。これは、HD用に設計された検証済みの疾患特異的尺度であり、全体的な健康関連の生活の質の要約尺度だけでなく、いくつかの個別の尺度に対する要約尺度を提供することができる。HD−QoLは、HDと共に生きている人のためのものであり、これには、HDの危険にさらされている人、ハンチントン遺伝子試験で陽性であるが症状のない人、また、疾患の早期段階から後期段階に至るまでの人が含まれる。HD−QoLは、HDの全範囲にわたって使用することができる。
HD−QoLおよびEQ5D−5Lにおけるベースラインからの変化は、共分散分析(ANCOVA)モデルを用いて解析された。このモデルは、次の固定効果を含む:治療薬、施設、神経遮断薬の使用または不使用、およびベースラインHD−QoLまたはEQ5D−5Lスコア。最終観測値延長(LOCF)法が、早期終了した被験者のこれらエンドポイントに対して適用された。
総運動スコアサブスコア
UHDRS手の動きスコアまたはUHDRS TMS 手の動きスコア
手の動きスコアは、UHDRSドメイン指タップ、手回内・回外およびluria(拳−手刀−掌試験)の合計として定義される。
UHDRS歩行およびバランススコアまたはUHDRS TMS歩行およびバランススコア
歩行運動およびバランススコアは、UHDRSドメイン歩行、継ぎ足歩行および後方引き倒しテストの合計として定義される。
UHDRS修正運動スケールまたはUHDRS TMS修正運動スケール
UHDRS−mMSは、UHDRS−TMSからの次のドメインの合計として定義される:構音障害、舌突出、指タップ、手回内・回外、luria、剛性、動作緩慢、歩行、継ぎ足歩行、および後方引き倒しテスト。
UHDRS舞踏病またはUHDRS TMS舞踏病
UHDRSでは、最大舞踏病は、次の各項目に対する0(なし)〜4(顕著/長時間)で採点された:顔、口、躯幹、右上肢、左上肢、右下肢、および左下肢。最大舞踏病は全スコアの合計である。
UHDRSジストニアまたはUHDRS TMSジストニア
UHDRSでは、最大ジストニアは、次の各項目に対する0(なし)〜4(顕著/長時間)で採点された:躯幹、右上肢、左上肢、右下肢、および左下肢。最大ジストニアは全スコアの合計である。
応答者のTMS比率
応答者の割合は、26週でのベースラインからのUHDRS−TMS変化≦0を有する患者として定義される。
他の運動評価
多発性硬化症歩行スケール
多発性硬化症歩行スケール(MSWS−12)は、歩行および移動性の一般的な尺度になるように構成され、ウォーク12と改名された。
欧州生活の質−3次元(3レベル)
EQ5D 3レベルバージョン(EQ5D−3L)が、1990年に導入された(EuroQol Group 1990)。これは基本的にEQ5D記述システムと、EQ視覚的アナログスケール(EQ VAS)からなる。EQ5D−3L記述システムは、次の5次元を含む:運動、セルフケア、通常の動作、痛み/不快感、および不安/鬱。5Lの開発において、オリジナルのEQ5D−3Lの5次元構造は保持したが、各次元のレベルがEuroQol Groupの行った定性的および定量的な試験に基づき、5レベルまで拡大された。これら各々の次元のラベルは:問題なし、若干の問題、中程度の問題、深刻な問題、および不能/極端な問題である。EQ−VASは、未だEQ5D−5Lの不可欠な部分であるが、よりユーザーフレンドリーにするために適応されている。回答者は、5次元のそれぞれの中で最も適切な記載を選択することにより、彼/彼女の健康状態を示すように求められる。EQ VASでは、エンドポイントが「最良の想定健康状態」および「最悪の想定健康状態」とラベル付けされた垂直の視覚的アナログスケールで、回答者が自己評価した健康状態を記録する。この情報は、個々の回答者が判断する健康転帰の定量的尺度として使用することができる。なお、数字1〜3は算術的性質を有しておらず、基本的スコアとして使用すべきでないことに留意すべきである。EQ5Dは、必要に応じて、介護者/情報提供者の支援を受けて、患者が完成させることができる。
定量的運動(Q運動)評価
運動障害は、異なるQ運動評価を用いて客観的に評価することができる。全てのQ運動評価は、多施設臨床試験において、予め検量され、温度制御された力変換器ならびにセッションおよび現場間にわたる非常に高感度で、試験・再試験による信頼性のある三次元位置センサの適用に基づいている。したがって、Q運動測定は、カテゴリ的な臨床評価尺度の限定された感度、評価者内および評価者間での変動、およびUHDRS−TMSなどの尺度において観察されるプラセボ効果を減少させることを目的としている。加えて、Q運動評価は、臨床試験における意図しない運動の副作用の客観的なモニターを可能にする。したがって、Q運動は、客観的で信頼性が高く、高感度の、評価者による偏りやプラセボ効果の影響が限定されている運動機能の尺度である。図36は、正常な患者、軽度の障害のある患者および重度の障害のある患者のQ運動タップ測定値を示す。Track−HD試験では、症状発現前および初期段階HDのQ運動タッピング障害の最大の自然史研究は、臨床スコアならびに限局性脳萎縮と相関した(図36と37およびBechtel 2010)。
デジトモトグラフィー(高速化人差し指タッピング)
患者は、ハンドレストの上に手を置き、その人差し指を力変換器の上に配置する。記録は、試運転後に開始する。患者は2つの聴覚的合図の間にできるだけ速く指タップするように指示される。タップの開始は、最大ベースラインレベルよりも0.05Nの力の上昇として定義される。最大ベースラインレベルに再び達するまでに、力が0.05Nに低下したとき、タップは終了する。タップ持続時間(TD)およびタップ持続時間(TD)の変動、打鍵間隔(IOI)、ピーク間隔(IPI)、およびタップ間隔(ITI)が、高速タッピングのための探索的評価項目である。加えて、ピークタッピング力(TF)の変動が変動係数として計算され、またタッピング回数(Freq)、即ち、最初と最後のタップの間のタップの数を両者の間の時間で除したものが決定された。持続時間10秒の5回の試験が、両手に対し行われる。
ジスディアドコモトグラフィー(手回内・回外 タッピング)
この作業は、手の掌と背側面との間で交互に繰り返し回内/回外運動を行った場合に実施するハンドタップの規則性を評価する。ハンドタップの力と持続時間が、高速化タッピング作業と同様に記録される。評価の開始と終了を音声により合図する。持続時間10秒の5回の試験が、両手に対し行われる。
UHDRS回内・回外評価
身体の両側で、手のひらが下を向くように前腕部と手を回転する(回内)および手のひらが上を向くように前腕部と手を回転する(回外)能力の評価。
マニュモトグラフィーおよびコレオモトグラフィー(把持力分析および舞踏病分析)
この作業では、精密グリップにおける等角把持力に関する親指と人差し指の間の協調を評価する。把持力は、把持の開始段階、物体を運ぶ段階、および静的保持段階の間で評価される。患者は、精密グリップ中に力変換器と3次元位置センサを搭載した装置を親指と人差し指との間に掴んで持ち上げ、10センチの高さのマーカーに隣接させて安定に保持するように指示される。把持力と、対象物の3次元位置および向きを記録する。静止段階における平均等角把持力および把持力変動(変動係数=標準偏差[SD]/平均値x100として表される)(GFV−C)が、最初の合図音の8秒後に開始して15秒間計算される。20秒の持続時間の5回の試験が両手に対し行われる。舞踏病は、「位置指数」および「配向指数」を算出して評価される。評価の開始および終了は合図音によって通知される。
ペドモトグラフィー(高速化足タッピング)
患者は、母指球が力変換器上に位置するように足装置上に足を置いた。記録は、試運転後に開始した。患者は2回の聴覚的合図の間に、できるだけ速く足をタップするように指示される。タップの開始は、最大ベースラインレベルよりも0.05Nの力の上昇として定義される。それが最大ベースラインレベルに再び達するまでに0.05Nに低下したとき、タップは終了する。TD、IOI、IPI、およびITIの期間および変動は高速タッピングのための探索的評価項目である。加えて、ピークTFの変動が変動係数として、またタッピング頻度、即ち、最初のタップと最後のタップの開始の間でのタップの数を、その間の時間で除したものが決定される。持続時間10秒の5回の試験が両足に対し行われる。
タイムドアップアンドゴー試験
TUGは、人の運動を評価するために使用する簡単なテストで、静的および動的の両方のバランスを必要とする。それは、人が椅子から立ち上がって3メートルを歩き、向きを変えて、椅子へ歩いて戻り、座るのに要する時間を用いる。試験中、人は彼らの通常の履物を着用し、彼らは通常、必要となる任意の運動補助手段を使用することが予測される。TUGは管理が容易であり、一般的に殆どの高齢者が完結できるので、高齢者集団において頻繁に使用される。該試験は迅速で、特別な機器やトレーニングを必要とせず、定期的な健康診断の一部として容易に組み込める(Podsiadlo 1991)。UHDRSと併せてTUG試験を使用することが、HDの臨床試験に対し推奨されている(Rao 1991)。
HD認知機能評価バッテリー(CAB)
CABは、症候性の「認知促進」効果(6ヶ月〜1年)および認知機能低下速度の緩徐化(>1年)を検出するのに使用し得る。CABは、治療開始の6〜12ヶ月後に、「認知促進」効果の測定に特に有用であり、また、1年を超えた後の、認知機能低下速度の緩徐化の検出に特に有用である。CABは、良好な精神測定特性を備えた試験を用い、HDで最も影響の大きいドメインを包含する。次の6セクションでは、簡易CABの一部である試験を説明する。
1.符号数字モダリティー検査
SDMTは、精神運動速度および作業記憶の筆記試験である。参加者は、数字と対になった記号を含む頁の一番上にある「鍵」を見る。残りのページは記号の列を表示し、参加者は90秒の時間が与えられて、各記号に一致する対応した数字を書く。
2.感情認識
6つの基本的な感情または中性の表現を描いた写真のコンピュータ化された提示を使用して、感情の顔表現の感情認識が検査される。参加者は、恐怖、嫌悪感、幸せ、悲しさ、驚き、怒り、および中立の単語から選択することによって、各写真に表現された感情を示すように求められる(感情あたり10刺激)。
3.トレイルメイキングテストAおよびB
視覚的注意および作業切り替えが、紙の標準シート上の25の円からなるトレイルメイキングテストを用いて評価される。トレイルAの場合、参加者は、数字を含む円を可能な限り迅速に数値の昇順でつなげることを要求される。トレイルBでは、参加者は数字および文字を含む円を、数字と文字の間で交互に、昇順で、可能な限り迅速につなげることを要求される(例えば、1、A、2、B、3、C等)。トレイルAは、訓練の一部としてだけ使用される。(Bowie 2006)。トレイルAは、訓練の一部としてだけ使用される。
4.改訂版ホプキンス言語学習テスト
HVLT−Rは、言語学習と記憶(認識と想起)の簡易評価を提供する。これは、管理および採点が容易で、著しい障害を受けた個人によってさえも十分に耐えられる。その使用は、言語学習および記憶の指標として、脳障害集団(例えば、アルツハイマー病、HD、健忘症)で検証されている。各フォームは、3つの意味カテゴリのそれぞれから引き出された4つの単語と共に12の名詞(標的)のリストからなっている。意味カテゴリは6つのフォームにわたって異なっているが、フォームはそれらの心理測定的特性において非常に類似している。生のスコアは、総記憶、遅延記憶、保持(%保持)、および認識識別指数について導出される。HVLT−Rは高い試験・再試験信頼度を有しており、その構成、併用、および判別の妥当性は十分に確立されている。生のスコアは、学習試験1〜3(即ち、総記憶)および試験4(例えば、遅延記憶試験)のために導出される。
5.ペースタッピング試験
精神運動機能をペースタッピング試験(PTAPとしても知られる)で評価する。参加者は、親指で交互に3.0Hzでマウスの左ボタンと右ボタンをタップする。彼らは最初に所望のタップ速度の提示音に耳を傾け、その後、その音に合わせてタッピングを始める。音と共に11タップした後に、音の繰り返しは中断され、参加者は試験終了まで(31タップ以降)同じ速度でタップの継続を試みる。
6.ケンブリッジのワンタッチストッキング(One Touch Stockings of Cambridge)(OTS)
OTSは、前頭葉機能の尺度を与える空間計画作業である。OTSは、ケンブリッジのストッキング作業の変形であり、参加者が解を視覚化しなければならないため、作業記憶に大きな需要をおく。ケンブリッジのストッキングと同じように、参加者は3つのカラーボールを含む2つのディスプレイを示される。このディスプレイは、梁に吊るされたストッキングまたはソックスの中に保持されたカラーボールのスタックとしてそれらを容易に知覚できるように提示される。この構成は、含まれる3次元の概念を参加者に明らかにし、口頭での指示に適合させる。画面の底部に沿って番号が付されたボックスの列がある。該試験の管理者は最初に、参加者に対して、下方のディスプレイのボールを使用して上部のディスプレイにそのパターンをコピーして、1つのデモ問題(その解は1回の移動を要求する)を完成する方法を実演して示す。参加者は、その後さらに3問題を完成しなければならず、その各々は2回の移動、3回の移動し、4回の移動を必要とする。次に、参加者は更なる問題を示され、彼らの頭を働かせて、これらの問題に対する解が何回の移動を必要とするかを考えて、彼らの応答を示すために画面の底の適切なボックスにタッチしなければならない。
問題行動評価−短縮版(PBA−s)
HDでは精神症状が顕著なので、HDの最も一般的な精神症状の包括的選別として行動評価を必要とする全てのHD試験で、PBA−s形式を使用することが推奨される(Craufurd 2001,Kingma 2008)。PBA−sにはまた、特にHDに関して、自殺行動に関する質問が含まれている。PBA−sは、ほとんどのHD試験において全体的な精神的指標として以前に使用されたUHDRS行動質問と同一セットのコア行動症状に基づいている。PBA−sは、より詳細な質問、並びに管理および採点上のより具体的な指針を有している。
PBA−sは、最も一般的な行動的および精神的なHDの症状をカバーする簡易型の半構造化された面接である。面接は単一の構成に限定されず、むしろHDに対するいくつかの広い症状ドメインをカバーするものであり、次の11項目を含んでいる:気分の落ち込み、自殺念慮、不安、いらいら、怒り/攻撃的行動、意欲の喪失、固執思考や行動、強迫的行動、被害妄想的思考、幻覚、見当識障害を示唆する動作。各症状は、大略的には以下に対応する詳細な採点基準に従って、5ポイント尺度で重症度について評価される:0=「何もなし」;1=最小限、2=軽度、3=中等度(毎日の動作を妨害する)および4=重篤または耐えられない。各症状の頻度についても、次のように5点尺度で採点された:0=症状なし;1=週1回未満;2=少なくとも週に1度;3=殆どの日(毎日の一部を含むそれ以下);および4=1日中毎日。重症度および頻度スコアは、各症状についての全体的な「PBAスコア」を生成するために乗算される。
安全性の評価
この実施例では、安全性は次の事項を評価することにより、資格を持った試験スタッフにより評価された:報告された有害事象、臨床検査結果、バイタルサイン測定、ECG所見、身体的および神経学的検査結果(体重を含む)、および併用薬の使用状況。
臨床検査
臨床検査(電解質、血液学および尿検査を含む血液生化学検査)を下記に記載のように実施した。
次の血液生化学検査が行われた:カルシウム;リン;ナトリウム;マグネシウム;カリウム;クロライド;重炭酸塩または炭酸;グルコース;血中尿素窒素;クレアチニン;コレステロール;尿酸;ALT;AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ);乳酸デヒドロゲナーゼ;ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ(GGT);アルカリホスファターゼ;クレアチンホスホキナーゼ(上昇したクレアチンホスホキナーゼの場合には、MB画分を測定すべきである);総蛋白;アルブミン;総ビリルビン;直接ビリルビン;間接ビリルビン;およびプロラクチン。次の血液学検査が行われた:ヘモグロビン;ヘマトクリット;赤血球(RBC)カウント;血小板カウント;白血球(WBC)カウントおよび差分カウント;絶対好中球カウント;リンパ球絶対カウント;絶対好酸球カウント;絶対単球カウント;絶対好塩基球カウント;絶対異型リンパ球カウント。尿検査には、次の検査が含まれる:タンパク質;グルコース;ケトン;血液(ヘモグロビン):pH:比重;白血球エステラーゼ;顕微鏡的細菌;赤血球;白血球;キャスト;結晶。
バイタルサイン
脈拍、血圧、および体温を含むバイタルサインが測定された。
薬物動態および薬理ゲノミクスの評価
主要なPK測定はプリドピジン血漿濃度の決定である。濃度はプリドピジン母集団PKモデルにも組み込まれ、また試験患者に対する個々の曝露(CmaxおよびAUC)が計算された。
血液のサンプリングおよび取り扱い
血液試料(それぞれ4mL)は、下記の来診時の試験薬投与前で午前中に、血漿濃度の決定のために静脈穿刺または留置カテーテルを介して採取される:
用量設定期間:0日目(ベースライン)−最初の投与の前およびその1〜2時間後および14日目の午後の投与後の1〜2時間後。総量治療期間:28日目−午後の投与前および午後の投与の1〜2時間後、42日目−午後の投与前および午後の投与の1〜2時間後、84日目−午後の投与の1〜2時間後、112日目−午後の投与前および午後の投与の1〜2時間後、140日目−午後の投与の1〜2時間後、182日目−朝の投与前および追跡調査来診時。
試料の分析
試料の、プリドピジンおよびその主な代謝物TV−45065(以前はACR30と呼ばれた)が、適切な実証された方法を用いて分析された。血漿中のプリドピジンおよびTV−45065の定量下限値は、それぞれ約1.6〜1.8ng/mLおよび1.5〜1.9ng/mLである。
薬理ゲノミクス変数
血液試料(10mL)を、遺伝子分析のための選別来診時に、2つのエチレンジアミン四酢酸二カリウム(K2EDTA)プラスチック試験管内に回収した。分析には、CAG反復、CYP2D6の状態、および遺伝性QT延長症候群、またはプリドピジン応答もしくはHDに関連する任意の他の遺伝子分析を含む。
主要な有効性解析
UHDRS−TMSのベースラインからの変化は、反復測定モデル(REPEATEDサブコマンドのSAS(登録商標)MIXEDプロシージャ)を用いて分析した。このモデルには次の固定効果が含まれる:治療相互作用による臨床試験での分類上の週、施設、神経遮断薬の使用または不使用、およびベースラインUHDRS−TMSスコア。患者内での繰り返し観測のための非構造化共分散行列が使用された。モデルが収束しない場合には、デフォルトの拘束ML(REML)の代わりに最尤(ML)推定法が使用される。それでもモデルが収束しない場合は、次の順序に従って、より少ないパラメータを有するより単純な共分散構造が使用される:異種自己回帰(1)[ARH(1)]、異種複合対称(CSH)、自己回帰(1)[AR(1)]、および複合対称(CS)。26週目の来診でのUHDRS−TMSのベースラインからの変化の推定平均が、実薬治療群とプラセボ群の間で比較される。
感度解析
UHDRS−TMSで観察された効果が、舞踏病UHDRS−TMSのサブスコア、ジストニアUHDRS−TMSサブスコア、または不随意運動(舞踏病+ジストニア)UHDRS−TMSのサブスコアによって推進されるかどうかを評価するための感度分析は、次記のように実施された:
次の3つの変数が計算された:(1)26週目と52週目での、舞踏病項目を除くUHDRS−TMS項目の合計におけるベースラインからの変化、(2)26週目と52週目での、舞踏病およびジストニア項目を除くUHDRS−TMS項目の合計におけるベースラインからの変化、および(3)26週目と52週目での、舞踏病およびジストニア項目を除くUHDRS−TMS項目の合計におけるベースラインからの変化。これらの変数は、UHDRS−TMSベースラインの代わりに、ベースラインでの変数の評価がこのモデルに含められることを除き、主要有効性エンドポイントと同じ方法で解析される。
薬物動態解析
プリドピジンおよび主代謝物であるTV−45065の血漿濃度データは、プリドピジンの投与量によって、またCYP2D6代謝群の状態によって、記述統計学により提示される。濃度はまたプリドピジン集団のPKモデルに組み込まれ、試験患者についての個々の曝露(CmaxおよびAUC)が計算される。
Figure 0006912574
Figure 0006912574
Figure 0006912574
ハンチントン病の段階
多くの臨床医および診断医が、HDの進行を追跡するために、TFCスコアに基づくShoulsonとFahnの評価尺度を採用している。この評価尺度は、全TFCスコアを5つの疾患段階に分類し、より低い段階がより損なわれない機能動作を示す。下表4は、診断由来の年平均TFCスコアおよび各疾患段階に対する典型的なケアレベルのための広範なガイドラインを提供する。(Johnson 2014)。下表5は、試験に参加者した各TFC段階の患者数を示す。
Figure 0006912574
段階1または2の患者は、最も急激な自然低下速度を有し、本出願で記載の臨床的指標に対し最も感受性が高い。TFCおよびHD−CAB評価は、段階1または2およびさらに早期の患者のために特に設計されている。段階3、4または5の患者は、評価を完遂するのが困難な場合が多く、床と天井効果が変化を追跡する能力を制限し、極めて大きな脳組織の喪失がある。
本明細書で使用される場合、初期段階HDは、上記表4で定義の段階1または段階2HD(BL TFC≧7)を意味する。
Figure 0006912574
結果
この実施例の結果を図1〜47および下表6に示す。
Figure 0006912574
45mg bidと、プラセボを受けた患者との間で、52週にわたるTFCの低下を示さなかった被験者の比率の大きな差異が観察された。
機能的、探索的エンドポイントおよび安全性の予備的分析の概要:
評価者偏りに依存しないエンドポイントは、Q運動評価などのプラセボ効果を受ける傾向があった。検出されたシグナルは、プリドピジンの生物学的作用を示唆する。全機能的能力(TFC)は、26週の治療後、プリドピジンを支持する傾向を示した。高用量にもかかわらず、大きな安全性に関する報告はなかった。
TFCスコアに対する予備的結果−考慮すべき点
予測した約0.5ポイントの低下は、6ヶ月のプラセボ群で認められた。前に採取したデータは、HD患者では、TFCの約1ポイント/年の低下を示している。TFCは、12〜20週目でプラセボからの乖離を示し始め、26週目では、この乖離の傾向が強くなる。TFCデータは、プリドピジンが機能低下の進行を遅らせるという知見を裏付ける。図42は、疾患の種々の段階でのTFC低下のグラフ表示を示す。
この理論に束縛されることを望むものではないが、この図に示された治療効果は、初期段階の患者(段階1および2を含む)、特に、7以上のベースラインTFCを有する初期段階の患者を治療する場合により顕著であり、また、段階1(BL TFC=11〜13)の患者の場合にはなおさらにそうであった。この理論に束縛されることを望むものではないが、このことは、特に、TFC収入管理およびADL、TFC家事、ジストニア、不随意運動(ジストニアおよび舞踏病)、歩行およびバランスに対し当てはまる。11〜13のベースラインTFCスコアを有するHD患者は、段階1のHD患者であると見なされる。
この実施例における潜在的プラセボ効果寄与因子
次の項目は、この実施例におけるプラセボ効果の説明となり得る:評価者偏り、HDにおける希望の欠如、ならびに、効果的治療に対する高い期待および患者からよくなるという願望、プリドピジン治療に伴う全体的に良好なデータは、高い期待をもたらす、患者は積極療法を受ける80%の機会を有する、多数の丸薬は期待を持たせ得る、試験週のプロトコルの変更、および来診当たりの評価数。
ジストニア
本出願で例示した全ジストニア治療は、次のタイプのジストニアの治療を代表するものである:早期発症全身性ジストニア(DYT1および非DYT1)、局所性ジストニア、音楽家ジストニア、ドパ反応性ジストニア、ミオクローヌスジストニア、発作性ジストニアおよびジスキネジア、X連鎖ジストニアパーキンソニズム、急性発症ジストニアパーキンソニズム、二次性ジストニア、HD患者のジストニアおよび心因性ジストニア。特に、本発明は、HD患者におけるジストニア、例えば、初期段階(段階1または段階2)HD患者のジストニアの治療に関する。
考察
プリドピジンの有効性
プリドピジンは、以前に、2つの大きな、HD患者の二重盲検プラセボ対照試験(HARTおよびMermaiHD)で運動機能に関する恩恵が実証された。両試験の主要エンドポイントは、mMSであった。両試験は、UHDRS−総運動スコア(TMS)に対する有益な効果の証拠を提供し、プラセボと比べて、プリドピジン45mg 1日2回(bid)を支持する差異を示した。2つの試験の併合解析では、プリドピジン45mgのbidは、プラセボと比較して、12週目および26週目にTMSを有意に改善した(Landwehrmeyer 2011)。PRIDE−HD試験は、TMSのベースラインから26週目までの変化を主要エンドポイントとして使用して、45mg〜112.5mg(bid)の範囲の投与量でのプリドピジンの効果をさらに評価した。
PRIDE−HD試験は、全て疾患段階(すなわち、初期および進行段階)の患者を募集し、プリドピジンで治療した患者集団の72%が、疾患の初期段階(段階1および2HD);7〜13のベースラインTFCスコア(HD1およびHD2)であった。HDの初期段階中、多くのHD臨床的スケールおよび評価ツールは、経時的変化に対し最も感受性が高い。PRIDE−HDは、大きなプラセボ効果のために、プラセボに比較して、主要エンドポイントを満たさなかった。しかし、PRIDE−HD試験からのデータの解析は、プラセボを受けた患者に比較して、プリドピジン45mgのbidを受けた患者でUHDRS−TFCスコアのより少ない低下を示した(多重比較適用による第1種の過誤の補正はしていない)。この効果は、初期段階HDの患者でより明らかであった。
図1および2は、患者の血液中の20週目の治療までのプリドピジン濃度(ng/ml)測定値を示すグラフである。
図3〜5は、UHDRS TMSの経時変化を示すグラフである。より小さい数字は、改善を示す。図3は、PRIDE−HD試験の投与量の間の比較を示す。図4は、UHDRS TMSにおけるプラセボ効果を示し、これは、MermaiHDまたはHART試験の場合より、PRIDE−HD試験の場合の方が大きかった。図5aは、MermaiHDおよびHART試験のプラセボに比較して、PRIDE−HD試験における45mgプリドピジン bidおよび90mgプリドピジン bidの両方におけるUHDRS TMSの改善を示す。図5bは、45mgプリドピジン bidの52週にわたるUHDRS−TMSの全体改善を示す。
UHDRS全機能的能力(UHDRS TFC)
本出願のデータは、全機能的能力(TFC)で測定して、プリドピジンがHDの進行に対し効果を示すことを実証している。このTFCに対する効果は、完全分析セットで統計的に有意であり、初期段階HD患者ではさらに顕著であった。初期段階HD患者は、7以上のベースライン(BL)TFCスコアを有する患者として定義される(段階1および段階2)。
完全分析セット(FAS)および初期段階HD亜集団の両方において、52週目で、プラセボ投与患者と比較して、いくつかの投与量のプリドピジンを投与した患者間で、UHDRS TFCの有意な低下があった。プリドピジンを受けている初期段階HDの患者(ベースライン7〜13)は、プリドピジンを受けている後期段階HD(ベースライン0〜6)よりも良好なTFC結果を有する。26週目に観察したTFCに対する効果は、初期段階亜集団で有意性に達した(図10bおよび20b)。52週目に観察したTFCに対する効果は、初期段階亜集団で有意性に達した(図10d、11d、21j、31b)。
例えば、図10c、21j、および31aに示すプラセボ群のTFCの年間低下は、文献に報告されたTFCの年間低下および過去のプラセボ群で観察された年間低下と同等であった。例えば、図10b、10d、21b、21j、21n、および31bにより示されるように、プラセボを投与された患者のTFC低下は、初期段階HD患者の場合より大きい。このデータは、TFCで測定して、HDの臨床的進行を遅らせることを示し、11回の他の臨床試験の内で、このようなことを行った最初の臨床試験である。有意性が、26週目のUHDRS TFCで(図21b)、26週目のTFC収入管理で(図12b、21d、21f)、26週目のTFC収入管理とADLで(図11b、21d)、26週目のTFC ADLで(図21h)および52週目のUHDRS TFCで(図21j)、52週目のTFC収入管理で(図21n)、52週目のTFC収入管理とADLで(図11e、21l)、52週目のTFC ADL(図21p)で観察された。
UHDRS自立性尺度(UHDRS IS)
UHDRS−ISは、UHDRS機能評価の一部を含む(Huntington Study Group 1996)。患者の自立性の程度が10%(チューブ栄養、全ベッド介護)〜100%(特別なケアは必要ない)までのパーセンテージで与えられる評価尺度である。スコアは0または5で終了しなければならない(例えば、10%、15%、20%など)。尺度は、選別時、ベースライン、4、12、20、26週目/早期終了、28および52週目/早期終了時に評価された。
52週目でのUHDRS−ISのベースラインからの変化を図9eに示す。52週目に評価したUHDRS−ISのベースラインからの変化は、すべての治療群にわたって減少したが、いずれの治療群の場合も統計的に有意ではなかった。プラセボ群では、52週目でISの減少(低下の傾向を示す)があった。52週目の初期段階のHD患者(ベースラインTFCスコア≧7)で、目的の方向への良好な傾向が観察された(図20d参照)。ベースラインTFC<7の患者では、臨床的に意味のある変化は確認されなかった。自立性尺度は、TFC効果を裏付けており、これは、エンドポイントの近似現象をもたらす。
UHDRS TMSおよび運動エンドポイント
運動効果は、段階1亜集団で統計的に有意であった。全TMS、不随意運動(ジストニア、舞踏病)、歩行運動(TMS 歩行およびバランス、タイムドアップアンドゴー、ウォーク12)における統計的に有意な変化がHD段階1患者サブグループで認められる。歩行運動の改善は、TFCデータに寄与し得る。
完全分析セットでは、大きなプラセボ応答が運動効果を遮蔽した。しかし、初期HDでは、より低いプラセボ効果により促進されて、26週目(図8b)および52週目(図8d)でTMSに対する統計的に有意な効果があった。TMSで測定して、26週目でHD段階1患者の不随意運動(舞踏病およびジストニア)が改善された(図8n)。効果は52週でも同様に持続した(図8p)。
効果は、主として45mgのbidおよび90mgのbidで観察され、非線形用量反応を示唆する。
さらに、歩行運動に対する良好な効果(歩行、タイムドアップアンドゴー、および階段上りなど)が、45mgプリドピジンのbid投与初期段階患者で観察された(例えば、図18b、18d、19b、19dを参照)。
PBA−s
PBA−sは、最も一般的な行動および精神的なHDの症状をカバーする簡易型の半構造化された面接である。面接は単一の構成に限定されず、むしろHDに対するいくつかの広い症状ドメインをカバーするものであり、次の11項目を含んでいる:気分の落ち込み(うつ)、自殺念慮、不安、いらいら、怒り/攻撃的行動、意欲の喪失(アパシー)、固執思考や行動、強迫的行動、被害妄想的思考、幻覚、および見当識障害を示唆する動作。各症状は、大略的には以下に対応する詳細な採点基準に従って、5ポイント尺度で重症度について評価される:0=「何もなし」;1=最小限、2=軽度、3=中等度(毎日の動作を妨害する)および4=重篤または耐えられない。各症状の頻度についても、次のように5点尺度で採点された:0=症状なし;1=週1回未満;2=少なくとも週に1度;3=殆どの日(毎日の一部を含む以下);および4=1日中毎日。
重症度および頻度スコアは、各症状についての全体的な「PBA−sスコア」を生成するために乗算される(0〜4の範囲から外れる全ての値を無しに設定した後に)。全PBAスコアは、症状/ドメイン全体にわたる総てのPBA−sスコアを合計することにより計算される。
PBA−s評価値をベースライン、4、12、26、および52週目の時点で収集した。
26週目のPBA−sドメインおよび総合スコアのベースラインからの変化は、意味のある結果を示さなかった(図17a〜d、17i)。しかし、52週目のPBA−sドメイン総合スコアならびにいくつかのPBA−sドメインのベースラインからの変化は、改善傾向または有意な改善を示した(図17d〜17h)。完全分析セットでは、プラセボ群に比べて、プリドピジン45mgのbid群は、52週目のPBA−s総合スコアで改善傾向を示した(プラセボに対しΔ3.98ポイント、p=0.0603、n=75)(図17e〜17f参照)。図17jと17lは、それぞれ、26週目と52週目で、初期段階患者のPBAアパシーの改善傾向を示す。図17rは、45mgのbid投与の場合に、それぞれ、26週目の初期段階患者のPBA見当識障害の有意な改善傾向を示す。
HD−認知アセスメントバッテリー
PRIDE−HD試験は、HD−認知機能評価バッテリー(HD−CAB)評価を含めた最初の大きな試験であった(Stout et al 2014)。HD−CABは、後期症状発現前のHD1およびHD2患者の症候性の「認知促進」効果(6ヶ月〜1年)および認知機能低下速度の緩徐化(>1年)を検出するの用に設計された。HD−CABは、良好な精神測定特性を備えた試験を用い、HDで最も影響の大きい認知ドメインを包含する。バッテリーには、次のものが挙げられる:符号数字モダリティー検査、感情認識、トレイルメイキング試験B、ホプキンス言語学習テスト(改訂版)、3Hzでのペースタッピング、およびケンブリッジのワンタッチストッキング。
HD−CABの6ドメインでは、プリドピジンまたはプラセボ治療群の場合のベースラインからの平均変化により示されるような、一貫性のある改善パターンまたは低下パターンが存在しなかった
3Hzでのペースタッピング評価(精神運動機能の尺度)のベースラインからの改善の可能性を示す良好な調査結果が、45mgのbid治療群の52週目の完全分析セットで観察された(図41d参照)。
実施例2:ハンチントン病の患者の機能的能力に与えるプリドピジンの効果
目的
非盲検プリドピジン90mg/日で36ヶ月間治療(OPEN−HART)した患者における全機能的能力(TFC)スケールにより測定した機能低下を調査し、結果を、HSG主導臨床試験(CARE−HDおよび2CARE)で登録されたプラセボ患者の既存コホートと比較すること。
背景
HD患者は、深刻な長期身体障害に繋がる運動、認知および行動症状を経験する。TFC(範囲0〜13、高スコアは、より大きな能力を示す)は、患者の作業する、収入を取り扱うおよび家事を行う、日常生活動作を行うおよび自立して生活する能力を評価し、これは、身体障害の早期段階の変化に対し最も感受性が高い。TFCは、OPEN−HARTおよび補酵素Q10試験、CARE−HDおよび2CAREで利用された。
方法
この解析は、プリドピジン90mg/日を受けたOPEN−HARTコホート(n=50)およびCARE−HD(n=80)および2CARE(n=213)のプラセボ群を、ベースライン特性をマッチングさせないで、比較した。この解析のために、OPEN−HARTおよび2CAREからのベースライン、12、24、および36ヶ月時点のTFCスコア、およびCAREからのベースライン、12、25、および30ヶ月時点のTFCスコアを利用した。
結果
ベースラインでは、OPEN−HARTコホートは、CARE−HDおよび2CAREコホートに比較して、最も低い絶対平均(SD)TFCスコアを有した[それぞれ、9.14(2.78)、10.3(1.7)および11.05(1.47)]。
12ヶ月でのTFCのベースラインからの平均変化は、OPEN−HART:−0.49(1.60)、CARE:−1.00(1.48)および2CARE:−1.11(1.62)であり;24ヶ月での(OPEN−HARTと2CARE)および25ヶ月での(CARE)は、それぞれ、−1.00(1.92)、−1.80(2.06)および−2.24(1.91)であり;36ヶ月での(OPEN−HARTおよび2CARE)は、それぞれ、−1.68(2.22)および−2.54(2.53)であり;30ヶ月での(CARE)は、−2.80(2.27)であった。
この結果は、OPEN−HARTでプリドピジンを受けた患者では、CARE−HDおよび2CAREでプラセボを受けた患者と比べて、経時的TFC低下がより遅いことを示す。TFC低下の減速化が観察され、これは、プリドピジンが神経保護のおよび/または疾患修飾特性を有することを示唆する。
実施例3:第3相試験
提案された第3相試験は、初期段階HD成人患者における45mgのbidの投与量でのプリドピジン投与の有効性と安全性を評価する78週、多施設ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群試験である。
試験は、選別期間(8週まで);2週の用量設定期間;76週の二重盲検総量治療期間;および追跡調査期間(治療終了来診の3〜4週後の試験終了来診からなる)から構成される。
選別期間中、患者はインフォームドコンセントを提出し、その後、試験参加のための適格性を判断する評価を受ける。HDの段階は、UHDRS TFCスケールで確定される。TMSとUHDRS−ISが評価される。TMS評価は、施設の現場で訓練した評価者により評価され、また、独立した盲検第三者(独立判定委員会(IAC))による中央での評価のためにビデオに収録される。IACは、いずれの患者もランダム化に向けた承認をする前に、選別で収集した病歴を含む全ての情報を再検討することにより、選別中の評価者による偏りおよび過誤を最小化する。
適格患者は、ベースライン来診およびベースライン評価のために戻るように誘導される。試験参加のために適格として残った患者は、2治療群:45mgプリドピジンのbid群またはプラセボのbid群の内の1つにランダムに割り付けられることになる。プリドピジンを受けるように割り付けられた患者では、最初の2週で、投与量が45mg(qd)から最終投与量の45mg(bid)のプリドピジンまで用量設定される。
用量設定中(0日目〜14日目)、患者は、計画された1回の電話調査(TC)を第2週中に受ける。現地の医院に通院する患者は、安全性と有効性測定および薬物動態学評価用の血液サンプリングのために、26、52、および78週目に来診する。3、6、12、39および65週目には、安全性来診は、安全性評価のために自宅で訪問看護師によりまたは医院で実施される。患者は、それぞれ、自宅でまたは現地医院来診後、約6〜7週目に計画されたTCを1回受ける。これらのTC中、患者は、次に関しする質問を受ける:有害事象、併用薬、アルコール/薬物の使用、試験薬の耐容性、ベンゾジアゼピンおよび抗うつ剤の使用、および服薬遵守。C−SSRS(最後の来診バージョン以降)および簡略化PBA−s(抑うつ気分、自殺念慮、不安症、短気、意欲喪失および強迫的行動に対するPBA−sサブセットの質問)が評価される。
全ての計画された来診を完了した患者は、治療来診の最後(78週目)に実施される最終的な手順と評価を受ける。評価期間を完了する前に試験を中止する患者は、最終来診時に行われる78週目の手順と評価を受ける。これは、その患者の早期終了来診と見なされる。
現地での試験来診は、試験薬の最後の投与後、約3〜4週実施され、有効性、安全性(単独ECGを含む)、薬物動態、リバウンド、依存性が評価される。
主要エンドポイント:
評価される主要有効性エンドポイントは、プラセボを受けた患者と比較した、プリドピジン45mgのbidで治療された患者における78週目のTFCのベースラインからの変化である。主要有効性解析は、主要エンドポイント(TFC)におけるベースラインからの変化の反復測定のための線形混合モデルを、治療意図による修正解析集団(少なくとも1つのベースライン後TFC評価を有するランダム化患者)の従属変数として用いて実施される。このモデルには、固定された因子として、来診(4レベル:12、26、52、および78週目)、治療群、治療群の対話による来診、国、HD段階(HD1またはHD2)、および神経遮断薬の使用(はいまたはいいえ)が含まれ、また、共変量としての対応するベースラインスコアが含まれる。患者内での繰り返し観測のための非構造化共分散行列が使用され、また、Kenward−Rodger法を用いて、分母の自由度が計算される。TFCの一次解析は、78週目の45mgプリドピジンのbidと、プラセボ群との間のベースラインからの変化を比較する。小さいスコアは、より高いスコアよりも機能的障害の重症度が高いことを示す。
副次エンドポイント:
2つの副次エンドポイントがPRIDE−HDで観察された証拠に基づく傾向に基づいて選択される。
1.78週目までの、プラセボを受けた患者と比較した45mgプリドピジンのbidを受けた患者におけるUHDRS TMSのベースラインからの変化。
TMSは、HD患者の運動症状を追跡するための標準的な、十分に認められた臨床的ツールである(Huntington Study Group 1996)。UHDRSの運動セクションは、眼球運動機能、構音障害、舞踏病、ジストニア、歩行、および姿勢の安定性に関する標準化された評点でHDの運動機能を評価する。TMSは、31種の個別の運動評価の合計であり、各評価は0(ノーマル)〜4(最大異常)の5点尺度で評価される。高いスコアは、より低いスコアよりも運動障害の重症度が高いことを示す。
HARTおよびMermaiHD試験からの結果は、HDの運動症状の改善に関しプリドピジンによる利益がある可能性を示唆した(de Yebenes 2011;Huntington Study Group HART Investigators 2013)。PRIDE−HD試験では、TMSは、全投与量で26週目に改善を示したが、高く、持続的なプラセボ効果であろうと想定されることが原因で、統計的有意性には達せず、したがって、運動機能に対するプリドピジンの利益の可能性を評価する能力が見えにくくされた。現在提案されている試験は、プラセボ効果を最小限にし、プリドピジンが運動機能の利益をもたらす潜在能力の正確な評価を可能とするいくつかの手段を組み込んでいる。
2.45mgプリドピジンのbidを受けた患者におけるアパシー評価スケール(AES)の78週目までのベースラインからの変化をプラセボを受けた患者と比較した。アパシーは、HDの最も蔓延している神経行動学的症状の1つであり、症候性HD集団の約50〜70%で発生し、疾患が進行するに伴い増加する。症状には、興味および動機の欠如、動作を開始できないこと、引きこもり、および無気力が含まれる。HD患者のアパシースコアは疾病の持続時間と高度に相関し、アパシーが進行疾患の避けられない結果であることを示唆している。うつ様症状よりは悲惨さは少なく、易怒性または攻撃性よりは分裂的ではないが、日々の生活の質に大きく寄与する目標指向の行動の低減に繋がるために、アパシーはHDに罹患した人に対してかなりの悪影響を与える(Krishnamoorthy 2011;Martinez−Hortal 2016)。
PRIDE−HD試験における予備的解析により、問題行動評価のアパシーサブスコアは、45mgプリドピジンのbidを受けている初期HD患者で改善されたことが明らかになった。アパシーの改善は、臨床的有用性と主要エンドポイントのTFCとの間の相関の強い証拠をもたらす。AESは、目標指向行動、目標関連思考内容、および情動不関性における異常性を測定するために開発された(Marin et al 1991)。このより包括的なスケールは、副次エンドポイントと選択され、同時に、PBAは探索的評価項目として残ることになる。
第一種過誤を制御するBonferroni−Holms法を次のように用いる:主要エンドポイントが達成されると、両副次エンドポイントがa=0.025で同時に試験される。これらの副次エンドポイントの1つが達成されると、続けてその他のものをa=0.05で試験できる。
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Claims (15)

  1. 初期段階のハンチントン病(HD1またはHD2、ベースラインTFCスコア7〜13)に罹患しているヒト患者の機能的能力を維持する、または機能的能力を改善するための薬剤を製造するためのプリドピジンまたはその薬学的に許容可能な塩を含む医薬組成物の使用であって、
    前記機能的能力が、全機能的能力(TFC)であり、
    前記全機能的能力が、
    (a)仕事を維持する能力、
    (b)収入を管理する能力、
    (c)家事を行う能力、
    (d)日常生活動作を行う能力、および/または
    (e)低レベルケアの必要性である、使用。
  2. 必要に応じ、前記全機能的能力が、UHDRSの全機能的能力(TFC)スケールにより測定される、請求項1に記載の使用。
  3. 前記機能的能力が、UHDRSの全機能的能力(TFC)スケールにより測定した全機能的能力(TFC)である、請求項1に記載の使用。
  4. 1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが前記ヒト患者に投与される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
  5. 前記機能的能力が、前記UHDRS−TFCの日常生活動作ドメインにより測定される日常生活動作を行う能力であり、
    1日当たり90〜225mgの投与量のプリドピジンが前記ヒト患者に投与される、請求項に記載の使用。
  6. 前記UHDRS−TFCの収入管理ドメインにより測定される収入を管理する能力を改善または維持することをさらに含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の使用。
  7. 前記機能的能力が、維持または改善される収入を管理する能力であり、
    1日当たり90mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが前記ヒト患者に投与される、請求項1〜のいずれか1項に記載の使用。
  8. 前記機能的能力が、前記UHDRS TFCの家事ドメインにより測定される家事を行う能力であり、この能力は維持、改善、またはその低下が小さくされ、
    前記ヒト患者が7〜13のベースラインTFCスコアを有する、請求項に記載の使用。
  9. 前記機能的能力が、前記UHDRS TFCのケアレベルにより測定されるケアレベルであり、これは維持、改善、またはその低下が小さくされる、請求項に記載の使用。
  10. 1日当たり90mg、135mgまたは180mgの投与量のプリドピジンが前記患者に投与される、請求項1〜のいずれか1項に記載の使用。
  11. 単位用量の前記薬剤の単位用量が、45mg、67.5mgまたは90mgのプリドピジンを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の使用。
  12. 前記薬剤が、1日2回投与される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の使用。
  13. 前記患者が、ハンチンチン遺伝子中に36個以上のCAG反復を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の使用。
  14. 前記プリドピジンが、プリドピジン塩酸塩、臭化水素酸塩、L−酒石酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、アコニット酸塩、アスコルビン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、桂皮酸塩、クエン酸塩、パモ酸、エナント酸塩、フマル酸塩、グルタミン酸塩、グリコール酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、フタル酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、またはトルエン−p−スルホン酸塩である、請求項1〜13のいずれか1項に記載の使用。
  15. プリドピジンで治療されていないヒト患者と比較して、ハンチントン病の別の症状を悪化させないことをさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の使用。
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