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JP6912262B2 - 包装容器 - Google Patents

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JP6912262B2
JP6912262B2 JP2017082202A JP2017082202A JP6912262B2 JP 6912262 B2 JP6912262 B2 JP 6912262B2 JP 2017082202 A JP2017082202 A JP 2017082202A JP 2017082202 A JP2017082202 A JP 2017082202A JP 6912262 B2 JP6912262 B2 JP 6912262B2
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Description

本明細書は、包装容器に関する。
特許文献1には、三角形状のサンドイッチを包装する包装容器が開示されている。図1には包装容器の展開図が示されている。包装容器は、略直角三角形状の1対の側面板4と、前板5と、底面板6と、1対の蓋板10と、を備える。前板5は、一対の側面板4の斜縁間に連結されている。底面板6は、前板5の下縁に連結されている。各蓋板10は、側面板4に連結されている。
特開2005−126127号公報
上記のような包装容器は、1枚の平板の素材(例えば紙)から包装体が切り出され、包装体を折り曲げることによって作製される。上記の包装容器が展開された状態では、一対の側面板4の間に配置される前板5が、底面板6と長手方向に連結されている。この構成では、包装容器が展開された状態の全長が、前板5の長手方向の長さと、底面板6の長手方向の長さと、を合わせた長さを有する。この結果、包装容器が展開された状態で保管する場合、長い保管スペースを準備しなければならない。
本明細書では、包装容器が展開された状態の全長を抑制する技術を開示する。
本明細書で開示される一枚の平板を折り曲げて形成される包装容器は、間隔を有して互いに対向する一対の対向板であって、各対向板が三辺と前記三辺のうちの二辺の端を繋ぐ3個の角部とを備える一対の対向板と、前記一対の対向板の前記三辺のうち最も長い第1辺であって、互いに対向する一対の前記第1辺の間に配置されており、前記一対の第1辺のそれぞれに回動可能に連結されている第1中間板と、前記一対の対向板の前記三辺のうち、互いに対向する一対の第2辺の間に配置されており、前記一対の第2辺のうちの一方の第2辺に回動可能に連結されている第2中間板と、前記一対の対向板の前記三辺のうち、互いに対向する一対の第3辺の間に配置されており、前記一対の第3辺のうちの一方の第3辺に回動可能に連結されている第3中間板と、を備え、前記第2中間板は、前記一対の第2辺の間の距離の半分以上の長さに亘って前記一対の第2辺の間に延在しており、前記第3中間板は、前記一対の第3辺の間の距離の半分以上の長さに亘って前記一対の第3辺の間に延在しており、前記包装容器が前記一枚の平板に展開されている状態では、前記第1中間板と前記第2中間板と前記第3中間板は互いに離間していてもよい。
上記の構成によると、包装容器が展開された状態で、第1中間板、第2中間板及び第3中間板が、対向板の周辺に配置されているため、第1中間板、第2中間板及び第3中間板のいずれか2枚の中間板を、その長手方向に並んで配置する構成を採用しなくてもよい。これにより、包装容器が展開された状態の全長を抑制することができる。
前記第2辺及び前記第3辺がなす角が直角であってもよい。
前記包装容器は、さらに、前記一対の第2辺の間に配置されており、前記一対の第2辺のうちの他方の第2辺に回動可能に連結されている第4中間板と、前記一対の第3辺の間に配置されており、前記一対の第3辺のうちの他方の第5辺に回動可能に連結されている第5中間板と、を備え、前記第2中間板は、前記第4中間板に全面に亘って重複しており、前記第3中間板は、前記第5中間板に全面に亘って重複していてもよい。この構成では、第2中間板と第4中間板とが重複し、第3中間板と第5中間板とが重複することによって包装容器が補強される。これにより、包装容器の強度を向上させることができる。
前記包装容器は、さらに、前記第1中間板の1辺に連結しており、前記包装容器の外側に延出しているタグを備えていてもよい。この構成では、例えば、包装容器内の収納物に関する情報をタグに記載することができる。
前記一枚の平板は、複数層のシートが重なって構成されており、前記複数層のシートは、平面状のシートと特定方向に延びる波形状のシートを備えていてもよい。
特許文献1の包装体の展開図を示す。 第1実施例の包装容器の斜視図を示す。 第1実施例の包装容器の展開図を示す。 第1実施例の包装容器の正面図を示す。 第1実施例の包装容器の平面図を示す。 第1実施例の包装容器の右側面図を示す。 第1実施例の包装容器の左側面図を示す。 第1実施例の包装容器の背面図を示す。 第1実施例の包装容器の底面図を示す。 第1実施例の包装容器を組み立てる途中の図を示す。 第1実施例の包装容器が折り畳まれている様子を示す。 第1比較例の包装容器の展開図を示す。 第2比較例の包装容器の展開図を示す。 第2実施例の包装容器の展開図を示す。 第2実施例の包装容器が折り畳まれている様子を示す。 第3実施例の包装容器の斜視図を示す。 第3実施例の包装容器の展開図を示す。 第3実施例の包装容器の正面図を示す。 第3実施例の包装容器の平面図を示す。 第3実施例の包装容器の右側面図を示す。 第3実施例の包装容器の左側面図を示す。 第3実施例の包装容器の背面図を示す。 第3実施例の包装容器の底面図を示す。 第3実施例の包装容器が折り畳まれている様子を示す。
(第1実施例)
図2は、三角柱形状の包装容器100の斜視図を示す。包装容器100は、様々な商品(例えば、三角形状のサンドイッチ)を収納し、店舗に陳列するために用いられる。図3は、包装容器100が展開されたブランク100aを示す。包装容器100は、1枚の平板であるブランク100aを折り曲げて形成される。包装容器100は、段ボール等の丈夫な紙で作製されている。段ボールは、例えば、平面状の表面シート及び裏面シートと、これらの間に配置され、特定方向に延びる波形状のシートと、を備える。なお、包装容器100の材料は、段ボール等の紙に限定されず、樹脂等の紙以外の材料であってもよい。なお、本明細書では、便宜上、図2等の斜視図に示す方向で前後左右上下方向を規定している。なお、図4〜9には、それぞれ、包装容器100の正面図、平面図、右側面図、左側面図、背面図、底面図が示されている。
図2及び図3に示すように、包装容器100は、1枚の前板110と、2枚の側板112、114と、2枚の後板116、120と、2枚の底板118、122と、を備える。
2枚の側板112、114は、それぞれ略直角二等辺三角形状を有している。側板112、114は、間隔を有して互いに対向している。左側板112は、前面側の斜辺112aと、後面側の辺112bと、底面側の辺112cと、を備える。辺112b、112cは略等しい。辺112b、112cがなす角は直角である。右側板114は、前面側の斜辺114aと、後面側の辺114bと、底面側の辺114cと、を備える。辺114b、114cは略等しい。辺114b、114cがなす角は直角である。
板110、116、118、120、122は、それぞれ略矩形状を有している。板110、116、118、120、122の左右方向の幅は、略同一である。板110、116、120の上下方向の幅は、左右方向の幅よりも大きい。底板118、122の前後方向の幅は、左右方向の幅よりも大きい。前板110の対向する長辺110a、110bは、それぞれ左側板112の斜辺112a、右側板114の斜辺114aに回転可能に連結されている。このように、本実施例では、前板110の対向する長辺110a、110bに連結する斜辺112a、114aは、側板112、114の三辺のうちの最も長い辺である。これにより、長辺110a、110bに連結する辺が、側板112、114の三辺のうちの最も長い辺ではない構成に比べて、連結部分を長くすることができ、包装容器100を組み立てた際に各板の間に生じる隙間を小さくすることができる。
前板110は、斜辺112a、114aとの間に配置されている。後板116は、左側板112の辺112bに回転可能に連結されている。後板120は、右側板114の辺114bに回転可能に連結されている。後板116、120は、辺112b、114bの間に配置されており、辺112b、114bの間の距離の半分以上の長さに亘って辺112b、114bの間に延在している。底板118は、左側板112の辺112cに回転可能に連結されている。底板122は、右側板114の辺114cに回転可能に連結されている。底板118、122は、辺112c、114cの間に配置されており、辺112c、114cの間の距離の半分以上の長さに亘って辺112c、114cの間に延在している。ブランク100aの状態では、板110、116、118、120、122は互いに離間している。
前板110及び側板112、114に亘って(即ち斜辺112a、114aをまたがって)開口部111が形成されている。開口部111は、角が丸い正方形状を有する。開口部111の4辺は、斜辺112a、114aに対して45度傾いて配置されている。開口部111は、包装容器100を正面視又は上面視した場合に、略六角形状を有すると認識され(図4及び図5参照)、包装容器100を側面視した場合に、略三角形状を有すると認識される(図6及び図7参照)。開口部111には、透過性又は半透過性を有するフィルム(図示省略)が張られる。そのため、包装容器100の外側から包装容器100内の商品を視認可能である。開口部111が前板110及び側板112、114に亘って形成されているために、例えば、開口部が前板110のみに形成されている場合等に比べて、商品を見やすくすることができる。
包装容器100の組み立て方を説明する。底板118の後側の辺には、フラップ134が回転可能に連結されている。フラップ134は、略台形状を有する。底板118が辺112cに沿って直角に折り曲げられ、後板116が辺112bに沿って直角に折り曲げられた後に、フラップ134が後板116の内側に接着剤で接着される。後板120の下側の辺には、フラップ136が回転可能に連結されている。フラップ136は、略台形状を有する。後板120が辺114bに沿って直角に折り曲げられ、底板122が辺114cに沿って直角に折り曲げられた後に、フラップ136が底板122の内側に接着剤で接着される。
次いで、後板120が後板116の外側に重ねられ、底板122が底板118の外側に重ねられる(図10参照)。この場合に、後板116、120の左端が重なっており、後板116、120の右端が重なっている。底板118、122の左端が重なっており、底板118、122の右端が重なっている。また、後板116の全面が後板120に重なっており、底板118の全面と底板122の全面とが重なっている。また、前板110の下側の短辺110cに回転可能に連結されているタグ板132と、底板118の前端118aと、底板122の前端122aと、が重なっている。タグ板132と前端118a、122aとは、包装容器100の外側に延出している。タグ板132には、包装容器100内の商品の名称、価格等の情報を記載することができる。
前板110の上側の短辺110dには、折込板130が回転可能に連結されている。折込板130は、略三角形状を有している。折込板130は、後板120の外側に折り込まれ、折込板130の下端の差込部130aが、後板120の上端の差込口120aに差し込まれる(図8参照)。
図11には、ブランク100aの折り畳み構造が示されている。ブランク100aは、図11に示されるように折り畳まれた状態でブランク100aの製造業者から店舗に納品される。図11では、フラップ134は後板116に接着されており、フラップ136は底板122に接着されている。図11では、後板116が折曲線116aに沿って折り曲げられ、底板122が折曲線122bに沿って折り曲げられている。このように、ブランク100aがコンパクトに折り畳まれることによって、ブランク100aの納品時の利便性が向上する。また、消費者が包装容器100から商品を取り出した後に、包装容器100をコンパクトに折り畳むことができるので、消費者の利便性が向上する。
(第1実施例の効果)
図12、図13には、それぞれ第1比較例、第2比較例の包装容器が展開されたブランク200a、300aが示されている。第1及び第2比較例の包装容器は、本実施例の包装容器100と同様に三角柱形状を有する。しかし、第1及び第2比較例は、本実施例とは異なり、前板、後板、及び、底板の全てが離間しているわけではない。
図12に示されるように、第1比較例の包装容器は、1枚の前板210と、2枚の側板212、214と、1枚の後板216と、2枚の底板218、222と、を備える。側板212、214は、直角三角形状を有する。後板216の対向する2辺は、側板212、214の辺212a、214aに連結されている。底板218の1辺は、側板212の辺212bに連結されている。底板222の1辺は、側板214の辺214bに連結されている。前板210は、後板216に連結されている。第1比較例の包装容器では、包装容器が展開された状態の全長が、後板216の長手方向の長さと、前板210の長手方向の長さと、を合わせた長さを有する。この結果、包装容器が展開された状態で保管する場合、長い保管スペースを準備しなければならない。一方、本実施例では、図3に示されるように、矩形状の板110、116、118、120、122が側板112、114の周辺に配置されているため、板110、116、118、120、122が、その長手方向に並んで配置されていない。これにより、本実施例では、第1比較例に比べて、包装容器が展開された状態の全長を抑制することができる。
図13に示されるように、第2比較例の包装容器は、1枚の前板310と、2枚の側板312、314と、2枚の後板316、318と、1枚の底板322と、を備える。側板312、314は、直角三角形状を有する。前板310の対向する2辺は、側板312、314の斜辺312a、314aに連結されている。後板316の1辺は、側板314の辺314bに連結されている。後板318の1辺は、側板312の辺312bに連結されている。底板322は、前板310に連結されている。このように、底板322が、他の板から突出して配置されている。従って、第1比較例の場合と同様に、本実施例では、第2比較例に比べて、包装容器が展開された状態の全長を抑制することができる。
また、図12に示されるように、第1比較例の包装容器では、前板210に連結されている差込部230が、底板222の差込口222aに差し込まれる。前板210に連結されているフラップ232の差込部232aが側板212の差込口212dに差し込まれる。前板210に連結されているフラップ234の差込部234aが側板214の差込口214dに差し込まれる。底板222に連結されている差込部236が底板218の差込口218aに差し込まれる。即ち、第1比較例の包装容器を形成するために4か所の差し込みが必要である。一方、図3に示されるように、本実施例の包装容器100では、差込部130aを差込口120aに差し込めばよい。即ち、本実施例では、第1比較例に比べて包装容器を形成する作業の負荷を小さくすることができる。
また、図13に示されるように、第2比較例の包装容器では、前板310に連結されているフラップ332の差込部332aが後板316の差込口316aに差し込まれる。底板322に連結されている差込部334が後板316の差込口316bに差し込まれる。即ち、第2比較例の包装容器を形成するために2か所の差し込みが必要である。従って、本実施例では、第2比較例に比べて包装容器を形成する作業の負荷を小さくすることができる。
また、図12及び図13の第1及び第2比較例では、各側板の1辺に矩形状の板を連結させないので、後板及び底板の双方が二重になるように設計することが困難である。一方、本実施例では、後板116、120及び底板118、122の双方が二重になっているため、包装容器100の強度を向上させることができる。
(第2実施例)
第1実施例とは異なる点を中心に説明する。本実施例の包装容器の外観は、第1実施例の外観(図2、図3〜図9参照)と同様である。図14は、包装容器が展開されたブランク400aを示す。包装容器は、1枚の前板110と、2枚の側板112、114と、2枚の後板416、120と、2枚の底板418、122と、を備える。符号110、112、114、120、122は、図3の符号110、112、114、120、122と同様である。以下では、図3と同じ参照番号が付されている構成については説明を省略する。
後板416は、折曲線を備えない点のみ図3の後板116とは異なる。底板418は、折曲線418bを備える点のみ図3の底板118とは異なる。前端418aは、図3の前端118aと同様である。後板120の下側の辺には、フラップ436が回転可能に連結されている。フラップ436は、前後方向の幅が広い点がフラップ136とは異なる。
図15には、ブランク400aの折り畳み構造が示されている。図15では、フラップ134は後板416に接着されており、フラップ436は底板122に接着されている。また、底板418が折曲線418bに沿って折り曲げられ、底板122が折曲線122bに沿って折り曲げられている。このように、ブランク400aがコンパクトに折り畳まれることによって、納品時の利便性及び消費者の利便性が向上する。
本実施例でも、矩形状の板110、416、418、120、122が側板112、114の周辺に配置されているので、包装容器が展開された状態の全長を抑制することができる。
(第3実施例)
図16は、三角柱形状の包装容器500の斜視図を示す。包装容器500は、様々な商品(例えば、ピザの1ピース、キッシュ、フライドチキン等の食品、雑貨)を収納し、店舗に陳列するために用いられる。本実施例では、第1及び第2実施例とは異なり、2枚の三角形状の板が、上下方向に配置されている。図17は、包装容器500が展開されたブランク500aを示す。なお、図18〜23には、それぞれ、包装容器500の正面図、平面図、右側面図、左側面図、背面図、底面図が示されている。
図16及び図17に示すように、包装容器500は、1枚の天板514と、2枚の前板516、520と、2枚の右側板518、522と、1枚の後板510と、1枚の底板512と、を備える。
2枚の板512、514は、それぞれ略直角二等辺三角形状を有している。底板512は、天板514に対向している。底板512は、前面側の辺512aと、右側面側の辺512bと、後面側の斜辺512cと、を備える。辺512a、512bは略等しい。辺512a、512bがなす角は直角である。天板514は、前面側の辺514aと、右側面側の辺514bと、後面側の斜辺514cと、を備える。辺514a、514bは略等しい。辺514a、514bがなす角は直角である。
板510、516、518、520、522は、それぞれ略矩形状を有している。板516、518の左右方向の幅は、略同一である。板520、522の左右方向の幅は、略同一である。板510の左右方向の幅は、板516、520(又は518、522)の左右方向の幅の合計よりも大きい。後板510の対向する長辺510a、510bは、それぞれ底板512の斜辺512c、天板514の斜辺514cに回転可能に連結している。即ち、後板510は、斜辺512cと斜辺514cとの間に配置される。前板516は、底板512の辺512aに回転可能に連結している。前板520は、天板514の辺514aに回転可能に連結している。前板516、520は、辺512a、514aの間に配置される。右側板518は、底板512の辺512bに回転可能に連結している。右側板522は、天板514の辺514bに回転可能に連結している。右側板518、522は、辺512b、514bの間に配置されている。
包装容器500の組み立て方を説明する。右側板518の前側の辺には、フラップ534が回転可能に連結されている。フラップ534は、略台形状を有する。右側板518が辺512bに沿って直角に折り曲げられ、前板516が辺512aに沿って直角に折り曲げられた後に、フラップ534が前板516の内側に接着剤で接着される。前板520の右側の辺には、フラップ536が回転可能に連結されている。フラップ536は、略台形状を有する。前板520が辺514aに沿って直角に折り曲げられ、右側板522が辺514bに沿って直角に折り曲げられた後に、右側板522がその内側の前端522aに塗布された接着剤でフラップ536に接着される。
次いで、前板520が前板516の外側に重ねられ、右側板522が右側板518の外側に重ねられる(図16参照)。この場合に、前板516、520は、包装容器500の上下方向における中央付近でその一部が重なっており、右側板518、522は、当該中央付近でその一部が重なっている。また、前板516に回転可能に連結されているフラップ532と、右側板518に回転可能に連結されているフラップ535とが内側に折り込まれる。そして、前板516の右上端の差込部516aが、前板520の右下端の差込口520aに差し込まれる。
図24には、ブランク500aの折り畳み構造が示されている。図24では、フラップ534は前板516に接着されており、前端522aはフラップ536に接着されている。図24では、右側板518が折曲線518aに沿って折り曲げられ、右側板522が折曲線522bに沿って折り曲げられている。このように、ブランク500aがコンパクトに折り畳まれることによって、納品時の利便性及び消費者の利便性が向上する。
本実施例でも、矩形状の板510、516、518、520、522が三角形状の板512、514の周辺に配置されているので、包装容器500が展開された状態の全長を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例)
(1)第1実施例では、側板112、114は、3個の角が尖った略直角二等辺三角形状を有しているが、変形例では、例えば、各角が丸くなっていてもよい。その場合に、板110、116、118、120、122の間に隙間が生じていてもよい。一般的には、「各対向板」が三辺と三辺のうちの二辺の端を繋ぐ3個の角部とを備えていればよい。なお、第2及び第3実施例でも同様の変形例を採用可能である。
(2)第1実施例では、側板112、114の形状は、略直角三角形状に限られず、全ての角が鋭角である略二等辺三角形状、略鈍角三角形状等を含む。側板112、114の形状は、略正三角形状であってもよい。一般的には、「第1辺」が三辺のうち最も長ければよい。この場合、最も長い辺が2辺以上あってもよい(即ち、「第1辺」を含む2辺以上が同じ長さであり、かつ、最も長くてもよい)。なお、第2及び第3実施例でも同様の変形例を採用可能である。
(3)第1実施例では、後板116、120のうちの一方を省略可能であり、底板118、122のうちの一方を省略可能である。即ち、「第4中間板」、「第5中間板」のそれぞれは省略可能である。なお、第2実施例でも同様の変形例を採用可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:蓋板
100、500:包装容器
100a、200a、300a、400a、500a:ブランク
110、210、310、510、516、520:前板
110a〜110d、112a〜112c、114a〜114c、212a、212b、214a、214b、312a、312b、312c、314a、314b、510a、512a〜512c、514a〜514c:辺
111:開口部
112、114、212、214、312、314、518、522:側板
116、120、216、316、318、416:後板
116a、122b、418b、518a、522b:折曲線
118、218、222、418、512:底板
118a、122a、418a、522a:前端
120a、212d、214d、218a、222a、316a、316b、520a:差込口
122、322:底板
130:折込板
130a、230、232a、234a、236、332a、334、516a:差込部
132:タグ板
134、136、232、234、332、436、532、534、535、536:フラップ
514:天板

Claims (5)

  1. 一枚の平板を折り曲げて形成される包装容器であって、
    間隔を有して互いに対向する一対の対向板であって、各対向板が三辺と前記三辺のうちの二辺の端を繋ぐ3個の角部とを備える一対の対向板と、
    前記一対の対向板の前記三辺のうち最も長い第1辺であって、互いに対向する一対の前記第1辺の間に配置されており、前記一対の第1辺のそれぞれに回動可能に連結されている第1中間板と、
    前記一対の対向板の前記三辺のうち、互いに対向する一対の第2辺の間に配置されており、前記一対の対向板のうちの一方の対向板の第2辺に回動可能に連結されている第2中間板と、
    前記一対の対向板の前記三辺のうち、互いに対向する一対の第3辺の間に配置されており、前記一方の対向板の第3辺に回動可能に連結されている第3中間板と、
    前記一対の第2辺の間に配置されており、前記一対の対向板のうちの他方の対向板の第2辺に回動可能に連結されている第4中間板と、
    前記一対の第3辺の間に配置されており、前記他方の対向板の第5辺に回動可能に連結されている第5中間板と、を備え、
    前記第2中間板は、前記一対の第2辺の間の距離の半分以上の長さに亘って前記一対の第2辺の間に延在しており、
    前記第3中間板は、前記一対の第3辺の間の距離の半分以上の長さに亘って前記一対の第3辺の間に延在しており、
    前記第2中間板と前記第3中間板とのそれぞれは、前記一方の対向板の前記第2辺と前記第3辺の端を繋ぐ第1角部まで延びており、
    前記第2中間板と前記第3中間板とは、前記第1角部において前記第2中間板と前記第3中間板との一方から延びるフラップを介して互いに連結されており、
    前記包装容器が前記一枚の平板に展開されている状態では、
    前記第1中間板と前記第2中間板と前記第3中間板は互いに離間しており、
    前記第4中間板と前記第5中間板とのそれぞれは、前記他方の対向板の前記第2辺と前記第3辺の端を繋ぐ第2角部まで延びており、
    前記第4中間板と前記第5中間板とは、前記第2角部において前記第4中間板と前記第5中間板との一方から延びるフラップを介して互いに連結されている、包装容器。
  2. 前記第2辺及び前記第3辺がなす角が直角である、請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記第2中間板は、前記第4中間板に全面に亘って重複しており、
    前記第3中間板は、前記第5中間板に全面に亘って重複している、請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 前記包装容器は、さらに、
    前記第1中間板の1辺に連結しており、前記包装容器の外側に延出しているタグを備える請求項1から3のいずれか一項に記載の包装容器。
  5. 前記一枚の平板は、複数層のシートが重なって構成されており、
    前記複数層のシートは、平面状のシートと特定方向に延びる波形状のシートを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の包装容器。
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