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JP6911247B2 - 内装壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の内装壁構造に関する。
従来、マンション等の集合住宅や戸建て住宅、オフィスビル等といった建物(建築物)の内装をリフォームする目的で、内装を構成する既設の内装壁に対して新たに内装壁を増築することが行われている。
これに関連して、特許文献1には、表面化粧材を施こした複数のボード(内装パネル)を既設の壁下地材に配列することで、内装壁を構築する技術が開示されている。特許文献1に開示の技術は、壁下地材とボードの取付面に係嵌手段を設け、それぞれの係嵌手段を係嵌させることでボードを壁下地材に対して着脱自在としている。特許文献1に記載の技術によると、ボードを壁下地材に対してワンタッチで着脱することができる。
特開平7−03981号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、内装パネルを着脱するためには、内装パネルを取付位置に位置合わせしてから係嵌手段を係嵌させる必要がある。例えば、内装パネルを複数枚使用して内装壁を構築する場合、内装パネルの取り付けにおいて、各内装パネルを取付位置へ位置合わせさせた状態で係嵌手段を係嵌させなければならず、作業が煩雑であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の内装パネルを用いて建築物の内装壁を構築するための内装壁構造において、設置対象物に対して内装パネルを容易に取り付けることが可能な技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を採用した。即ち、本発明は、建築物の内装壁構造であって、内装壁を構成するための複数の内装パネルと、長手方向に沿って複数の前記内装パネルを取付可能な下地レール部材と、前記内装パネルにおける裏面に設けられた係合部材と、を備え、前記下地レール部材は、前記係合部材を着脱自在に受け入れる受け入れ部と、前記受け入れ部から受け入れた前記係合部材を前記下地レール部材の長手方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持部と、を有する。
ここで、前記係合部材は、前記内装パネルにおける裏面に突設された軸部と、前記軸部の先端に設けられると共に前記軸部よりも大きな断面を有する係合部と、を有し、前記スライド保持部は、前記受け入れ部から受け入れた前記係合部を収容する収容部と、前記下地レール部材のパネル取付面において当該下地レール部材の長手方向に延設されると共に、前記収容部に連通するガイド開口と、を有し、前記ガイド開口の開口幅は、前記軸部の断面積より大きく且つ前記係合部の断面よりも小さな寸法を有し、前記係合部が前記収容部に収容されて且つ前記軸部が前記ガイド開口に挿通されることで、前記係合部材が前記下地レール部材の長手方向に沿ってスライド自在に保持されていても良い。
また、前記受け入れ部は、前記収容部に連通すると共に前記下地レール部材のパネル取付面に形成された開口であって、前記係合部材をパネル取付面側から受け入れ可能に形成されていても良い。
また、前記係合部材は、前記軸部における前記内装パネルの裏面と前記係合部との間に設けられると共に前記係合部よりも大きな断面を有する当接部を有し、
前記受け入れ部の開口幅は、前記係合部の断面より大きく且つ前記当接部の断面よりも小さな寸法を有し、前記係合部材が前記パネル取付面側から前記受け入れ部に受け入れられる際に、前記当接部が前記パネル取付面に当接した時点で、前記係合部が前記収容部に収容されていても良い。
また、前記下地レール部材は、水平方向に延在するように前記内装壁の設置対象物に対して固定されていても良い。
また、前記下地レール部材は、鉛直方向に延在するように前記内装壁の設置対象物に対して固定されていても良い。
また、水平方向に延在する複数の前記下地レール部材と鉛直方向に延在する複数の前記下地レール部材とが格子状に連結されて、前記内装壁の設置対象物に対して固定されていても良い。
また、前記下地レール部材は、水平方向に延在するように前記内装壁の設置対象物に対して固定されており、前記受け入れ部は、前記収容部に連通すると共に前記係合部材を前記下地レール部材の上方から受け入れ可能に形成された開口であっても良い。
また、前記下地レール部材は、水平方向に延在するように前記内装壁の設置対象物に対して固定されており、前記スライド保持部は、前記ガイド開口に連なるとともに前記係合部材の軸部を収容することで前記内装パネルを位置決めする、窪み部を有しても良い。
また、前記内装パネルは、水平方向に延在する一対の前記下地レール部材に跨って保持され、前記内装パネルにおける裏面には、一対の前記下地レール部材のうち、上側の前記下地レール部材に形成されたスライド保持部に保持される2つ以上の前記係合部材と、下側の前記下地レール部材に形成されたスライド保持部に保持される少なくとも1つ以上の前記係合部材と、が設けられていても良い。
また、前記複数の内装パネルのうち、少なくとも一部は、化粧面の一部又は全面が発光する照明パネルであっても良い。
本発明によれば、複数の内装パネルを用いて建築物の内装壁を構築するための内装壁構造において、設置対象物に対して内装パネルを容易に取り付けることが可能となる。
図1は、実施形態1に係る内装壁構造によって設置された内装壁の一例を示す図である。 図2は、実施形態1に係る内装壁構造の正面図である。 図3は、実施形態1に係る内装壁構造の側面図である。 図4は、内装パネルの正面図である。 図5は、内装パネルの側面図である。 図6は、係合部材の詳細な構成を示す図である(1)。 図7は、係合部材の詳細な構成を示す図である(2)。 図8は、実施形態1に係る下地レール部材の斜視図である。 図9は、実施形態1に係る下地レール部材の正面図である。 図10は、実施形態1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(1)。 図11は、実施形態1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(2)。 図12は、実施形態1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(3)。 図13は、実施形態1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(4)。 図14は、実施形態1における下地レール部材に内装パネルが取り付けられた状態を示す図である。 図15は、実施形態1に係る内装壁構造が組み付けられる様子を示す図である。 図16は、下地レール部材に対して規制部材及び縦額縁が取り付けられた状態を示す図である。 図17は、下地レール部材に対して上側横額縁が取り付けられた状態を示す図である。 図18は、下地レール部材に対して下側横額縁が取り付けられた状態を示す図である。 図19は、下地レール部材に対して下側横額縁を取り付けるための支持部材を示す図である。 図20は、縦額縁と下側横額縁を連結する様子を示す図である(1)。 図21は、縦額縁と下側横額縁を連結する様子を示す図である(2)。 図22は、縦額縁と下側横額縁が連結された状態を示す図である。 図23は、ピッチゲージを用いた下地レール部材の設置対象物への固定方法の一例を示す図である。 図24は、変形例1−1に係る内装壁構造の正面図である。 図25は、変形例1−1に係る下地レール部材の正面図である。 図26は、変形例1−1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(1)。 図27は、変形例1−1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(2)。 図28は、変形例1−1における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(3)。 図29は、変形例1−2に係る内装パネルの正面図である。 図30は、変形例1−2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である。 図31は、変形例1−3に係る内装パネルの正面図である。 図32は、変形例1−3における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(1)。 図33は、変形例1−3における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(2)。 図34は、変形例1−4に係る内装壁を示す図である。 図35は、実施形態2に係る内装壁構造の正面図である。 図36は、実施形態2に係る下地レール部材の正面図である。 図37は、実施形態2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(1)。 図38は、実施形態2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(2)。 図39は、実施形態2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(3)。 図40は、実施形態2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(4)。 図41は、実施形態2における下地レール部材への内装パネルの取り付け方法を説明するための図である(5)。 図42は、変形例2−1に係る内装壁構造の正面図である。 図43は、実施形態3に係る内装壁構造の正面図である。 図44は、実施形態3に係る内装壁構造の詳細を示す図である。 図45は、実施形態3に係る下地レール部材を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。但し、以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る内装壁構造100によって設置された内装壁1000の一例を示す図である。図1に示す内装壁1000は、例えば、マンション等の集合住宅や戸建て住宅、オフィスビル等といった建物(建築物)の内装を構成する壁である。図1では、建物の内装をリフォームする用途で、設置(施工)対象物の一例である既設の内装壁Xに対して内装壁1000を増築(増設)する施工例を示している。また、図1に示す例では、既設の内装壁Xの仕上げ面XSの一部を覆うように内装壁1000を設置しているが、内装壁1000を設置する位置、大きさ、範囲については特に限定されない。また、後述するように、本実施形態に係る内装壁1000を設置する設置対象物は、既設の内装壁に限らない。例えば、内装壁1000は、建物の新築工事において内装壁を構築する際に適用することができる。
図1に示すように、内装壁1000は、設置(施工)対象物としての既設の内装壁Xに対して、床面Fと所定の間隔を空けて設置されている。また、本実施形態における内装壁1000は、矩形状を有する複数の内装パネル1を含んで構成されている。内装壁1000を構成する複数の内装パネル1は、上下左右に2次元的に配列されている。また、内装壁1000の外周縁には、額縁5が設けられている。以下、本実施形態に係る内装壁1000を構築するための内装壁構造100について説明する。なお、内装壁構造100については、説明の便宜上、図2に示すように内装パネル1が縦横3列ずつ(3段×3列)配列された内装壁を設置対象物に設置する場合を例として説明する。なお、本実施形態における内装壁構造100に含まれる内装パネル1の数は特に限定されない。
図2は、実施形態1に係る内装壁構造100の正面図である。また、図3は、内装壁構造100の側面図である。上述のように、内装壁構造100は、建築物の内装を構成する壁である内装壁を設置(施工)対象物に設置するための構造である。なお、以下の説明において、内装壁構造100の正面とは、内装壁1000が設置対象物に設置された状態において内装として視認される方の面(仕上げ面とも呼ぶ)であり、内装壁構造100における内装パネル1の化粧面1bによって形成されている。また、便宜上、図2に示すように、内装壁構造100の正面に正対したときを基準としたときの上下左右方向を内装壁構造100の上下左右方向として定義する。図2及び図3に示すように、内装壁構造100は、内装壁1000を形成するための複数の内装パネル1と、長手方向に沿って複数の内装パネル1を取付可能な長尺の下地レール部材2を有する。
下地レール部材2は、その長手方向が水平方向(左右方向)に沿って延在するように設
けられた横胴縁部材であり、内装壁1000の下地材としての機能を有する。下地レール部材2は、設置対象物の一例である既設の内装壁Xに対して任意の手段により固定される。なお、下地レール部材2を固定する対象は、既設の内装壁Xに限られず、間柱等の下地材や、建物を構築するコンクリート躯体等に下地レール部材2を固定しても良い。図2及び図3に示すように、内装壁構造100においては、複数(本例では6本)の下地レール部材2が所定の間隔を空けて互いに平行に配置されている。下地レール部材2は、略C形の横断面を有しており、下地レール部材2の正面側に位置するパネル取付面2aには、ガイド開口202が下地レール部材2の長手方向に沿って設けられている。ガイド開口202は、下地レール部材2の一端から他端に亘って形成されている。下地レール部材2の詳細構造については、後述する。
図1及び図2に示すように、内装パネル1は、例えば矩形の平面形状を有する板状部材であり、内装壁1000を形成する。内装壁構造100では、下地レール部材2に保持された複数の内装パネル1が縦横2次元的に配列することによって内装壁1000を形成している。符号1aは、内装パネル1の裏面、即ち、化粧面1bの反対側の面である。内装パネル1の裏面1aは、下地レール部材2に内装パネル1が取り付けられた状態で、下地レール部材2のパネル取付面2aに対向する。内装パネル1の裏面1aには、内装パネル1を下地レール部材2に取り付けるための係合部材3が突設されている。係合部材3の詳細構造については後述する。
本実施形態における内装パネル1の材質は、特に限定されない。すなわち、種々の材料を用いて内装パネル1を作製することができる。例えば、内装パネル1の材質としては、セメント系材料、木質(古木)系材料、金属系材料、ガラス系材料、紙、布系材料、フィルム系素材、これらのリサイクル品等、種々の材料を用いることができる。また、内装パネル1は、木材やコンクリート等の単一材料で形成されても良いし、構造用合板や石膏ボード等の下地材の表面に化粧クロスや化粧壁紙、化粧板等を積層して貼り付けることで形成されても良い。ユーザーは、自分の嗜好に沿った材質、外観を有する内装パネル1を適宜選択して内装壁1000を構築することができる。
ここで、図2に示すように、内装壁構造100では、内装壁1000を形成する内装パネル1の夫々が、上下一対の下地レール部材2,2に跨るようにして取り付けられた構成となっている。そして、内装壁構造100では、複数(図2に示す例では、3枚)の内装パネル1が一対の下地レール部材2,2を共用して、下地レール部材2の長手方向に沿って横方向(水平方向)に並んで配置されている。以下、内装壁構造100を構成する構成ユニットとして、上下一対の下地レール部材2,2と、当該一対の下地レール部材2,2に跨って取り付けられた複数(図2に示す例では、3枚)の内装パネル1を含んだ構成ユニットを、「パネル連結体10」と称する。内装壁構造100は、上下方向に複数段(図2に示す例では、3段)並んだパネル連結体10によって形成されている。以下では、パネル連結体10を構成する一対の下地レール部材2,2のうち、上側に配置される方を下地レール部材2Uとし、下側に配置される方を下地レール部材2Dとする。
次に、図4及び図5を参照して内装パネル1の詳細構造について説明する。図4は、内装パネル1の正面図である。また、図5は、内装パネル1の側面図である。図4及び図5に示すように、内装パネル1は、裏面1aにおける四隅にそれぞれ係合部材3が設けられている。4つの係合部材3のうち、裏面1aにおける右上隅に配置されるものを符号3URで示し、左上隅に配置されるものを符号3ULで示し、右下隅に配置されるものを符号3DRで示し、左下隅に配置されるものを符号3DLで示す。内装パネル1の係合部材3UR,3ULは、下地レール部材2Uに保持され、係合部材3DR,3DLは下地レール部材2Dに保持されるようになっている。なお、内装パネル1における係合部材3UR及び係合部材3ULの中心を通る直線CL1と係合部材3DR及び係合部材3DLの中心を
通る直線CL2とが、内装パネル1の上縁及び下縁に対して平行となるように、各係合部材3が配置されている。更に、係合部材3UL及び係合部材3DLの中心を通る直線CL3と係合部材3UR及び係合部材3DRの中心を通る直線CL4とが、内装パネル1の右縁及び左縁に対して平行となるように、各係合部材3が配置されている。これにより、内装パネル1における係合部材3URと係合部材3ULのピッチ間隔(中心間距離)Pt1は、係合部材3DRと係合部材3DLのピッチ間隔(中心間距離)Pt2と等しい。また、内装パネル1における係合部材3ULと係合部材3DLのピッチ間隔(中心間距離)Pt3と、係合部材3URと係合部材3DRのピッチ間隔(中心間距離)Pt4とが等しい。以下、係合部材3UR,係合部材3UL、係合部材3DR、係合部材3DLを区別せずに説明するときは、単に係合部材3と称する。なお、Pt1とPt2は、等しくなくとも良い。
図5に示すように、係合部材3は、内装パネル1の裏面1aから垂直に突出した軸部31と、軸部31の先端側に設けられた係合部32と、軸部31の基端側に係合部32と所定の間隔を空けて設けられた当接部33と、を有する。当接部33は、軸部31において、内装パネル1の裏面1aと係合部32との間に設けられている。軸部31は、断面円形の棒形状を有している。係合部32は、軸部31と同軸に形成されると共に軸部31よりも拡径した円盤形状を有している。即ち、軸方向に直交する断面において、係合部32は、軸部31よりも大きな断面を有している。また、当接部33は、係合部32と同様に軸部31と同軸に形成されると共に軸部31及び係合部32よりも拡径した円盤形状を有している。即ち、軸方向に直交する断面において、当接部33は、軸部31及び係合部32よりも大きな断面を有している。
図6及び図7は、係合部材3の詳細な構成を示す図である。図6は、木質系の材料で形成された内装パネル1に係合部材3を設ける場合の部品構成の一例を示し、図7は、セメント系の材料で形成された内装パネル1に係合部材3を設ける場合の部品構成の一例を示す。木質系の材料で形成された内装パネル1の場合、図6に示すように、係合部材3は、軸部31を形成する筒状の第1スリーブSV1及び第2スリーブSV2と、係合部32を形成する係合ワッシャーWEと、当接部33を形成する当接ワッシャーWCと、スリーブSV1,SV2及びワッシャーWE,WCを内装パネル1に固定するビスSC1によって形成される。ビスSC1は、ネジ山が形成された軸部の先端が内装パネル1の裏面に直接螺着されている。スリーブSV1,SV2及びワッシャーWE,WCは、ビスSC1の頭部と裏面の間において、ビスSC1の軸部が挿通された状態で設けられている。第2スリーブSV2は、一端面が内装パネル1の裏面1aに当接しており、第1スリーブSV1とビスSC1の頭部によって係合ワッシャーWEが挟持され、第1スリーブSV1と第2スリーブSV2によって当接ワッシャーWCが挟持されている。第1スリーブSV1と第2スリーブSV2によって、係合ワッシャーWE及び当接ワッシャーWCの軸方向における位置が規定されている。
また、セメント系の材料で形成された内装パネル1の場合、図7に示すように、係合部材3は、軸部31を形成するスリーブSV1及びナットN1と、係合部32を形成する係合ワッシャーWEと、当接部33を形成する当接ワッシャーWCと、スリーブSV1及びワッシャーWE,WCを内装パネル1に固定するビスSC1及びインサートISによって形成される。ビスSC1は、軸部の先端が内装パネル1の裏面1aに一部が埋め込まれたインサートISに螺着されている。スリーブSV1、ワッシャーWE,WC及びナットN1は、ビスSC1の頭部とインサートISの間において、ビスSC1の軸部が挿通された状態で設けられている。ナットN1は、一端面がインサートISに当接しており、スリーブSV1とビスSC1の頭部によって係合ワッシャーWEが挟持され、スリーブSV1とナットN1によって当接ワッシャーWCが挟持されている。スリーブSV1及びナットN1によって、係合ワッシャーWE及び当接ワッシャーWCの軸方向における位置が規定さ
れている。なお、係合部材3は、インサート等を用いずに内装パネル1に対して溶着する等して形成しても良い。なお、図6及び図7で説明した内装パネル1の裏面1aにおける係合部材3の態様は例示的なものであり、係合部材3は種々の態様で設置することができる。
次に、実施形態1に係る下地レール部材2の詳細構造について説明する。図8は、実施形態1に係る下地レール部材2の斜視図である。また、図9は、下地レール部材2の正面図である。下地レール部材2は、例えば、板金材料を曲げ加工することで、図8に示すような略直方体の外形を有して形成されている。下地レール部材2は、帯板形状を有する固定部21と、固定部21の上下縁に設けられた一対のスライド保持部22,22と、を有する。一対のスライド保持部22は、固定部21の上下縁から垂直に起立する一対の側壁23,23と、固定部21と対向すると共に一対の側壁23,23の先端から互いに接近するようにして延在する一対の当接壁24,24と、一対の当接壁24,24の先端から固定部21に接近するようにして延在する一対のガイド壁25,25と、一対のガイド壁25,25の先端から互いに離間するようにして延在した一対の係止壁26,26を含む。
ここで、下地レール部材2の固定部21は、設置対象物の一例である既設の内装壁Xの仕上げ面XSに対して水平に固定される。仕上げ面XSに対する固定部21の固定方法は適宜の方法を採用することができる。なお、当接壁24,24の前面は、下地レール部材2のパネル取付面2aを形成する。
図8に示すように、下地レール部材2の内部には、固定部21と一対のスライド保持部22,22とによって囲まれた空間である収容部201が形成されている。収容部201は、下地レール部材2に内装パネル1を取り付ける際に、内装パネル1における係合部材3の係合部32を収容する。また、下地レール部材2のスライド保持部22,22において、一対の対向するガイド壁25,25同士の隙間にガイド開口202が形成されている。ガイド開口202は、下地レール部材2の長手方向に沿って延在している。ガイド開口202は、下地レール部材2の外部空間と収容部201とを連通する開口であり、上下方向に沿った開口幅は、係合部材3の軸部31と係合部32のうち、軸部31のみを挿通可能な幅となっている。より具体的には、ガイド開口202の開口幅は、係合部材3における軸部31の外径よりも大きく、且つ、係合部32及び当接部33の外径よりも小さい(図3参照)。即ち、ガイド開口202の開口幅は、係合部材3における軸部31の断面よりも大きく、且つ、係合部32及び当接部33の断面よりも小さな寸法を有している。これにより、下地レール部材2に内装パネル1を取り付けた際に、係合部材3における係合部32がガイド開口202を通って収容部201から抜け落ちることを抑制できる。
ここで、下地レール部材2における一対のスライド保持部22,22のうち、パネル連結体10において上側のスライド保持部22をスライド保持部22Uと称し、下側のスライド保持部22をスライド保持部22Dと称する。図8に示すように、下地レール部材2におけるスライド保持部22Uの左端近傍には、一対の受入開口203,203が下地レール部材2(スライド保持部22U)の長手方向に所定の間隔を空けて形成されている。受入開口203は、上面視において略T字形状を有すると共に下地レール部材2の外部空間と収容部201とを連通する開口であり、係合部材3を下地レール部材2の上方から収容部201の内部に受け入れ可能となっている。また、受入開口203は、ガイド開口202に連なることで、受け入れた係合部材3の軸部31をガイド開口202に収容可能である。受入開口203は、スライド保持部22Uの一部を、側壁23、当接壁24、ガイド壁25、係止壁26に亘って切り欠くことによって形成される。より具体的には、受入開口203は、スライド保持部22Uにおける側壁23に形成されると共にスライド保持部22Uの長手方向に沿って延在する切れ込み(スリット)である係合部受入口2032
と、係合部受入口2032の長手方向中央から当接壁24に至るまで前方(パネル取付面2a側)に向かって延在する軸部受入口2031を有する。受入開口203における軸部受入口2031は、スライド保持部22Uを上下方向に貫通して形成されており、図8に示すように側壁23、当接壁24、ガイド壁25、係止壁26をスリット状に切り欠いている。軸部受入口2031のスリット幅は、内装パネル1の係合部材3における軸部31の直径よりも大きな寸法として設定されており、これによって、係合部材3の軸部31を下地レール部材2の上方からガイド開口202に受け入れ可能としている。また、受入開口203の係合部受入口2032は、係合部材3における係合部32を挿通可能な開口として形成されており、これによって、係合部材3の係合部32を下地レール部材2の上方から収容部201に受け入れ可能としている。ここで、一対の受入開口203,203のうち、右側の受入開口203を受入開口203Rと称し、左側の受入開口203を受入開口203Lと称する。図9に示す受入開口203Rと受入開口203Lのピッチ間隔Pt5は、係合部材3ULと係合部材3URのピッチ間隔Pt1、及び係合部材3DLと係合部材3DRのピッチ間隔Pt2と等しい。これにより、下地レール部材2Uのスライド保持部22Uにおける一対の受入開口203L,203Rは、内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3URを収容部201に受け入れ可能とし、下地レール部材2Dのスライド保持部22Dにおける一対の受入開口203L,203Rは、内装パネル1における係合部材3DL及び係合部材3DRを収容部201に受け入れ可能となっている。なお、受入開口203は、本発明における「受け入れ部」の一例である。
また、図9に示すように、下地レール部材2におけるスライド保持部22Dには、長手方向に所定の間隔を空けて複数の段差部204が形成されている。より詳細には、スライド保持部22Dには、第1段差部204Lと第2段差部204Rが交互に形成されており、第1段差部204L及び当該第1段差部204Lから間隔Pt6だけ離間して配置される第2段差部204Rの組み合わせによって構成される段差対204Pが、下地レール部材2の長手方向に沿って3セット配置されている。図9に示すように、一の段差対204Pにおいて、第1段差部204Lは左側に位置し、第2段差部204Rは右側に配置されている。ここで、一の段差対204Pを形成する第1段差部204L及び第2段差部204Rの間隔(中心間距離)Pt6は、係合部材3UL(3DL)と係合部材3UR(3DR)のピッチ間隔Pt1(Pt2)と等しい寸法に設定されている。また、図9に示すように、段差対204P同士の間隔Pt7は、間隔Pt6よりも小さな寸法に設定されている。段差対204P同士の間隔Pt7は、一の段差対204Pに含まれる第2段差部204Rと、隣接する段差対204Pに含まれる第1段差部204Lとが離間する間隔ということができる。段差対204P同士の間隔Pt7の設定については後述する。
図9に示すように、段差部204(第1段差部204L及び第2段差部204R)は、ガイド開口202に連なった状態で下方に窪んだ(凹んだ)窪み部(凹み部)として形成されており、内装パネル1の係合部材3における軸部31の軸部31を受け入れ可能となっている。また、段差部204は、スライド保持部22Dの一部を、当接壁24、ガイド壁25、係止壁26に亘って前後方向に貫通するように切り欠くことによって形成されている。また、段差部204は、窪み形状の底部を形成する底壁2041と、底壁2041の両端からガイド開口202まで延在する一対の規制壁2042,2042によって形成されている。底壁2041とスライド保持部22Uにおける係止壁26の下端との間隔は、内装パネル1の係合部材3における係合部32の外径よりも小さい。これにより、係合部材3における軸部31が段差部204に受け入れられた状態でも、係合部材3における係合部32が収容部201から抜け落ちることが抑制される。また、上記のように、一の段差対204Pを形成する第1段差部204L及び第2段差部204Rの間隔Pt6は、係合部材3ULと係合部材3UR(係合部材3DLと係合部材3DR)のピッチ間隔Pt1(Pt2)と等しい寸法に設定されている。そのため、下地レール部材2Uのスライド保持部22Uにおける各段差対204Pを構成する第1段差部204Lと第2段差部20
4Rに対して、一の内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3URの軸部31を受け入れることができる。同様に、下地レール部材2Dのスライド保持部22Dにおける各段差対204Pを構成する第1段差部204Lと第2段差部204Rに対して、一の内装パネル1における係合部材3DL及び係合部材3DRを受け入れることができる。
ここで、図2に示される内装壁構造100は、各内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3URのそれぞれの軸部31が、下地レール部材2Uのスライド保持部22Uにおける各段差対204Pを構成する第1段差部204Lと第2段差部204Rにそれぞれ位置決めされている。また、各内装パネル1における係合部材3DR及び係合部材3DLのそれぞれの軸部31が、下地レール部材2Dのスライド保持部22Dにおける各段差対204Pを構成する第1段差部204Lと第2段差部204Rにそれぞれ位置決めされている。このように、下地レール部材2に対して正規位置に保持されている各内装パネル1の位置を「正規取付位置」と称し、内装パネル1が正規取付位置に取り付けられている状態を「正規取付状態」と称する。なお、本実施形態に係る内装壁構造100では、図2に示すように、各内装パネル1が正規取付状態にあるとき、左右方向において、各内装パネル1が下地レール部材2の両端よりも内側に配置される。これにより、各下地レール部材2の左右両端部が内装パネル1に覆われずに左右方向に突出した状態となる。本実施形態に係る内装壁構造100は、この下地レール部材2の突出した両端部を利用して、後述する縦額縁51を取り付けることができる。但し、額縁5を設けない場合等は、必要に応じて下地レール部材2の端部を突出させなくとも良い。
また、図9に示すように、下地レール部材2のスライド保持部22Uにおける一対の受入開口203R,203Lは、第1段差部204Lと第2段差部204Rに対して長手方向(横方向、水平方向)にずれた位置に設けられている。これにより、後述するように、パネル連結体10において正規取付位置に設置されている内装パネル1が、意図せずに下地レール部材2,2から脱落することが抑制される。
このような下地レール部材2は、長手方向(左右方向)における長さ寸法が、内装パネル1の左右幅よりも長尺となるように設計されている。下地レール部材2の長手方向における長さ寸法は、例えば、2m程度であっても良い。内装壁構造100は、内装壁1000の幅寸法に応じて、複数の下地レール部材2を連結して用いても良い。
[組み付け方法]
次に、内装壁構造100を組み付ける方法について説明する。図10〜図13は、一対の下地レール部材2U,2Dへの内装パネル1の取り付け方法を説明するための図である。また、図14は、下地レール部材2U,2Dに内装パネル1が取り付けられた状態を示す図である。また、図15は、内装壁構造100が組み付けられる様子を示す図である。
上述のように、内装壁構造100は、上下一対の下地レール部材2U,2Dと、当該一対の下地レール部材2U,2Dに取り付けられた3枚の内装パネル1を含んだパネル連結体10が上下に複数(3段)並ぶことで形成されている。そして、各パネル連結体10において、内装パネル1は、上下一対の下地レール部材2U,2Dに跨るようにして取り付けられる。
内装壁構造100の組み付けに際しては、まず、内装壁構造100を構成する複数の下地レール部材2を、図2及び図15等に示される水平姿勢となるように、設置対象物の一例である内装壁Xの仕上げ面XSに対して固定する。このとき、図2に示されるように、各パネル連結体10における一対の下地レール部材2U,2Dの左右両端位置を上下に揃えることで、一対の下地レール部材2U,2D同士において、受入開口203及び段差部204のそれぞれの左右位置を一致させる。なお、内装壁X(設置対象物)に対する各下
地レール部材2の固定は、後述するピッチゲージを用いて行っても良く、これによって、予め定められている正規の位置に各下地レール部材2を精度良く固定することができる。なお、各パネル連結体10における一対の下地レール部材2U,2Dの長手軸同士の間隔(以下、「長手軸間隔」という)Pt8は、内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と係合部材3DL(3DR)のピッチ間隔Pt3(Pt4)と等しい寸法に設定されている。同様に、各パネル連結体10における一対の下地レール部材2U,2Dの段差部204同士の上下の間隔(中心間距離)Pt9も、ピッチ間隔Pt3(Pt4)と等しい寸法に設定されている。
次に、内装壁X(設置対象物)に固定された下地レール部材2に対して、内装パネル1を取り付ける。内装パネル1の下地レール部材2への取り付け方法は、上下3段の各パネル連結体10で共通である。ここでは、上下3段のパネル連結体10のうち、最下段のパネル連結体10を最初に、中段、最上段の順に内装パネル1を取り付ける例を説明するが、これらの順番は特に限定されない。以下、図10〜図14を参照し、最下段のパネル連結体10を例に、内装パネル1の下地レール部材2に取り付ける手順を説明する。
内装パネル1の下地レール部材2への取り付けは、例えば、1枚ずつ行う。まず、図10及び図11に示すように、1枚目の内装パネル1を、下地レール部材2の左端部近傍で且つ、内装パネル1の下縁が下地レール部材2Dよりも上方の位置に位置合わせし、その位置から下方に落とし込み、内装パネル1の係合部材3DL,3DRを下地レール部材2Dの受入開口203L,203Rに挿入すると共に、係合部材3UL,3URを下地レール部材2Uの受入開口203L,203Rに挿入する。これにより、図13に示すように、内装パネル1における各係合部材3の軸部31がスライド保持部22のガイド壁25に当接し、且つ、係合部32が収容部201に収容された状態となる。以下、係合部材3の係合部32が収容部201に収容され、且つ、係合部材3の軸部31がガイド開口202に挿通された状態を、「係合部材保持状態」と称する。係合部材保持状態においては、図13に示すように、ガイド開口202の開口幅が軸部31の断面より大きく且つ係合部32の断面よりも小さいことから、係合部32が係止壁26によって係止され、当該係合部32がガイド開口202を介して収容部201から抜け落ちることが規制されている。これにより、下地レール部材2の収容部201に受け入れられた係合部材3が下地レール部材2の長手方向に沿ってスライド自在となる。つまり、内装パネル1が下地レール部材2から脱落することを規制しつつ、内装パネル1をガイド開口202に沿ってスライド移動させることができる。また、係合部材保持状態においては、内装パネル1における係合部材3の係合部32が下地レール部材2の係止壁26,26に当接し、且つ、係合部材3の当接部33が一対の当接壁24に当接しているため、内装パネル1が前後方向にガタつくことを抑制できる。
内装壁構造100の組み付けは、次いで、1枚目の内装パネル1をガイド開口202に沿って右側にスライド移動させる。そして、図14に示すように、3対の段差部204,204のうち、最も右側にある段差対204Pの段差部204L,204Rに内装パネル1における各係合部材3の軸部31を嵌め込むようにして位置決めする。その結果、内装パネル1が一対の下地レール部材2に跨って正規取付位置に取り付けられた状態、すなわち正規取付状態とすることができる。
なお、正規取付状態においては、図3に示されるように、下地レール部材2の収容部201に収容されている係合部材3の係合部32がスライド保持部22U,22Dの係止壁26に係止されているため、係合部材3の係合部32が収容部201から抜け落ちることを抑制できる。また、正規取付状態においては、内装パネル1における係合部材3の軸部31に対してスライド保持部22Dにおける段差部204の底壁2041が当接するため、下地レール部材2によって内装パネル1を支持することができる。また、正規取付状態
から内装パネル1を左右に動かそうとした場合、スライド保持部22Dに設けられた段差部204の規制壁2042,2042が軸部31に当接することになるため、例えば地震等の振動によって内装パネル1が左右方向へ不用意に移動してしまうことがない。また、ユーザーが意図的に内装パネル1を左右方向に移動させる場合、内装パネル1を少し持ち上げることによって各係合部材3の軸部31をスライド保持部22Dにおける段差部204から離脱させると共に軸部31をガイド壁25に乗り上げさせてから、ガイド開口202に沿って係合部材3の軸部31をスライドさせれば良い。また、正規取付状態においては、下地レール部材2のスライド保持部22U,22Dが内装パネル1における係合部材3の係合部32及び当接部33によって挟持されているため、内装パネル1が前後方向にガタつくことを抑制できる。
また、上述したように、下地レール部材2Uのスライド保持部22Uにおける一対の受入開口203R,203Lは、第1段差部204Lと第2段差部204Rに対して長手方向(横方向、水平方向)にずれた位置に配置されている。そのため、正規取付位置にある内装パネル1を下地レール部材2,2から取り外すためには、少なくとも係合部材3UR(係合部材3DR)を受入開口203Rに位置合わせし、係合部材3UL(係合部材3DL)を受入開口203Lに位置合わせするために内装パネル1を水平方向にスライドさせる必要がある。これにより、パネル連結体10において正規取付位置にある内装パネル1が意図せずに下地レール部材2,2から脱落することを抑制できる。
次に、パネル連結体10において、下地レール部材2に対する2枚目、3枚目の内装パネル1の取り付けは、1枚目の内装パネル1と同様の手順で行えば良い。このようにして、3枚の内装パネル1を一対の下地レール部材2,2の正規取付位置に取り付けることで、パネル連結体10の組み付けが完了する。本実施形態では、図2に示すように、パネル連結体10の各内装パネル1が正規取付状態となったときに、左右に隣接する内装パネル1の側縁同士が当接するように、すなわち左右に隣接する内装パネル1間に目地が実質的に形成されないように、段差対204P同士の間隔Pt7が設定されている。具体的には、間隔Pt7は、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と内装パネル1の左縁との間隔と、内装パネル1における係合部材3UR(3DR)と内装パネル1の右縁との間隔と、正規取付状態において左右に隣接する内装パネル1間の目地幅とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。本実施形態では、目地幅を0として間隔Pt7を設定している。これにより、内装壁構造100によって形成された内装壁1000において、内装パネル1が左右方向に隙間なく配列されるため、上下方向(鉛直方向)に延在する縦目地を無くし、或いは目立ちにくくすることができる。但し、内装壁構造100において、左右に隣接する内装パネル1間に目地を設ける場合には、当該目地幅に合わせて間隔Pt7を設定すれば良い。
内装壁構造100における中段のパネル連結体10と最上段のパネル連結体10についても、最下段と同様にして組み付けることができる。ここで、図15は、中段のパネル連結体10を組み付けている様子を示している。ここで、上下方向に隣接する一対のパネル連結体10のうち、下方に位置するパネル連結体10の下地レール部材2Uと、上方に位置するパネル連結体10の下地レール部材2Dの長手軸間隔Pt10は内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と内装パネル1の上縁との間隔と、係合部材3DL(3DR)と内装パネル1の下縁との間隔とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。そのため、上方に位置するパネル連結体10の下地レール部材2U,2Dのガイド開口202に沿って内装パネル1をスライドさせる際に、当該内装パネル1の下縁と下方に位置するパネル連結体10の正規取付位置にある内装パネル1の上縁との間に、段差部204の深さと同じ寸法の隙間Cが形成される(図15を参照)。これにより、既に組み付けが完了したパネル連結体10の上方に隣接するパネル連結体10を組み付ける際に、ガイド開口202に沿った内装パネル1の円滑なスライド移動が可能となる。ここで、上
下方向に隣接する一対のパネル連結体10,10のうち、下方に位置するパネル連結体10の下地レール部材2Uと、上方に位置するパネル連結体10の下地レール部材2Dの段差部204同士の上下の間隔(中心間距離)を間隔Pt11とする。本実施形態では、図2に示すように、上下方向に隣接する一対のパネル連結体10のうち、上方に位置するパネル連結体10において正規取付位置に配置された内装パネル1の下縁が、下方に位置するパネル連結体10において正規取付位置に配置された内装パネル1の上縁に当接するように、間隔Pt11が設計されている。具体的には、間隔Pt11は、内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と内装パネル1の上縁との間隔と、係合部材3DL(3DR)と内装パネル1の下縁との間隔と、正規取付状態において上下に隣接する内装パネル1間の目地幅とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。本実施形態では、目地幅を0として間隔Pt11を設定している。これにより、内装壁構造100において、正規取付状態にある内装パネル1が上下方向に隙間なく配列されるため、左右方向(水平方向)に延在する横目地を無くし、或いは目立ちにくくすることができる。
以上のようにして、全てのパネル連結体10を組み付けることで、図2に示すような内装壁構造100が完成する。
ここで、図16は、下地レール部材2に対して規制部材4及び縦額縁51が取り付けられた状態を示す図である。図17は、下地レール部材2に対して上側横額縁52Uが取り付けられた状態を示す図である。図18は、下地レール部材2に対して下側横額縁52Dが取り付けられた状態を示す図である。図19は、下地レール部材2に対して下側横額縁52Dを取り付けるための支持部材502を示す図である。また、図20及び図21は、縦額縁51と下側横額縁52Dを連結する様子を示す図である。図22は、縦額縁51と下側横額縁52Dが連結された状態を示す図である。以下、図16〜図22を参照して、図1に示す額縁5を内装壁構造100の周縁に取り付ける方法について説明する。
図16に示す規制部材4は、内装パネル1の係合部材3を介して下地レール部材2に取り付けられた内装パネル1が下地レール部材2の端部から脱落することを抑制するために、下地レール部材2の端部に設けられる部材である。また、縦額縁51は、図1に示す額縁5を構成する部材であり、内装壁1000の周縁において、左右の側縁に設けられる部材である。左右の縦額縁51,51は、内装壁1000において、互いに左右対称となっている。また、図17及び図18に示す横額縁52は、縦額縁51と共に図1に示す額縁5を構成する部材であり、内装壁1000の周縁において、上下の側縁に設けられる部材である。横額縁52は、上側の側縁に設けられる上側横額縁と、下側の側縁に設けられる下側横額縁とを含んで構成されている。
まず、縦額縁51を取り付ける方法について説明する。図2に示す内装壁構造100に縦額縁51を取り付けるには、まず、図16に示すように、下地レール部材2の端部に規制部材4を取り付ける。規制部材4は、第1規制片41と第2規制片42とを含んで構成される。第1規制片41は、L字形状を有する部材である。図16に示すように、第1規制片41は、互いに直交する第1領域411及び第2領域412を含む。第1規制片41は、第1領域411が下地レール部材2の端面に当接し、第2領域412がパネル取付面2a(当接壁24)に当接した状態で下地レール部材2に取り付けられている。また、第2規制片42も、第1規制片41と同様にL字形状を有する部材であり、互いに直交する第1領域421及び第2領域422を含む。第2規制片42は、第1領域421が収容部201の内部において係止壁26に当接し、第2領域422がガイド開口202を通じて収容部201から外部に突出して内装パネル1の側端面に沿うように設けられている。
図16に示すように、ビスSC2等の締結部材を介して第1規制片41における第2領域412と第2規制片42の第1領域421が連結されている。その際、第1規制片41
における第2領域412と第2規制片42の第1領域421の間にスライド保持部22が挟み込まれた状態で、ビスSC2とナットN2によって第1領域421及び第2領域412が相互連結されることで、規制部材4が下地レール部材2の端部に固定される。また、本実施形態においては、第2規制片42の第2領域422が、内装パネル1の側端面に沿うようにして設けられることで、内装パネル1の水平方向の移動が規制されている。上述した規制部材4は、各下地レール部材2の両端に取り付けられる。
縦額縁51は、内装壁構造100における全ての下地レール部材2の両端部を上下方向に跨るようにして取り付けられる。図16は、下地レール部材2の右端部に縦額縁51を取り付けた状態を示している。図16に示すように、縦額縁51は、下地レール部材2の端面に当接した状態の第1規制片41の第1領域411にマグネットMを介して接続される第1接続部511と、内装パネル1の側端面と第2規制片42の第2領域422との間に差し込まれる第2接続部512と、第1接続部511と第2接続部512とを連結すると共に下地レール部材2の端部を覆い隠す中間部513を有する。縦額縁51は、全ての下地レール部材2の両端部に規制部材4が取り付けられた状態で、各下地レール部材2において内装パネル1の側端面と第2規制片42における第2領域422との間に第2接続部512を差し込むと共に、第1規制片41における第1領域411にマグネットMを介して接続することで、内装壁1000の左右の側縁に沿って設けられる。このように、縦額縁51の第2接続部512を内装パネル1の側端面と第2規制片42の第2領域422との間に差し込む構成となっているため、下地レール部材2の正面から縦額縁51を取り付けることができる。これにより、例えば、設置対象物となる既設の内装壁Xの略全面に内装壁1000を構築する場合など、下地レール部材2の横のスペースが確保できない場合であっても縦額縁51を取り付けることができる。なお、マグネットMは、規制部材4の第1規制片41における第1領域411と、縦額縁51における第1接続部511の双方に設けられていても良い。
次に、上側横額縁52Uを取り付ける方法について説明する。上側横額縁52Uは、内装壁構造100に含まれる下地レール部材2のうち、最上段にある下地レール部材2に沿うようにして取り付けられる。図17は、最上段の下地レール部材2に上側横額縁52Uを取り付けた状態を示している。図17に示すように、上側横額縁52Uは、内装パネル1の裏面1aと既設の内装壁Xの仕上げ面XS(設置対象物)との間に設けられるバッカー部材501と内装パネル1の裏面1aとの間に差し込まれる差込片522と、差込片522から延設されて内装壁を装飾する断面略コ形状の額縁本体521と、を有する。バッカー部材501は、バックアップ材とも呼ばれ、図15に示す例では矩形の断面形状を有している。バッカー部材501は、例えば発泡ポリエチレン等で形成され、高い弾性を有している。バッカー部材501が内装パネル1の裏面1aを付勢した状態で、バッカー部材501を圧縮変形させ、バッカー部材501と内装パネル1の裏面1aとの間に差込片522を差し込むことで、差込片522がバッカー部材501と内装パネル1によって挟持され、内装壁1000の上側の側縁に上側横額縁52Uが固定される。
次に、下側横額縁52Dを取り付ける方法について説明する。下側横額縁52Dは、内装壁構造100に含まれる下地レール部材2のうち、最下段にある下地レール部材2に沿うようにして取り付けられる。図18は、最下段の下地レール部材2に下側横額縁52Dを取り付けた状態を示している。
図2に示す内装壁構造100に下側横額縁52Dを取り付けるには、まず、図18に示すように、下地レール部材2に支持部材502を取り付ける。図19に示すように、支持部材502は、下地レール部材2のパネル取付面2aに固定される固定領域5021と固定領域5021に対して直角に設けられると共に下側横額縁52Dを下方から支持する支持領域5022とを含んで構成される。固定領域5021には、固定穴5021aが貫通
している。支持部材502を固定するには、まず、ビスSC3の軸部を、ワッシャーW1、スリーブSV3、及び固定領域5021の固定穴5021aに挿通させ、先端をナットN3に螺着する。これにより、ビスSC3の頭部とスリーブSV3によってワッシャーW1が挟持され、スリーブSV3とナットN3によって固定領域5021が挟持される。この状態で、ワッシャーW1を下地レール部材2の収容部201内に収容し、ワッシャーW1と固定領域5021との間にスライド保持部22を挟みこんだ状態とすることで、図18に示すように、支持部材502が下地レール部材2のパネル取付面2aに固定される。ここで、ワッシャーW1を下地レール部材2の収容部201内に収容する手段として、任意の手段を選択することができる。例えば、後述する受入開口205(図25参照)を下地レール部材2に設け、下地レール部材2の正面から受入開口205を介してワッシャーW1を収容部201に受け入れても良い。支持部材502が下地レール部材2に固定された状態では、図18に示すように、支持領域5022が最下段の内装パネル1の下端に対して離間して配置され、その離間寸法は下側横額縁52Dの上下幅よりも若干大きくなっている。下側横額縁52Dは、断面略コ形状を有しており、支持領域5022と最下段の内装パネル1の下端との間に差し込まれることで内装壁構造100に取り付けられる。図18に示すように、下側横額縁52Dが内装壁構造100に取り付けられた状態では、下側横額縁52DがマグネットMを介して支持領域5022に支持されている。これにより、下側横額縁52Dが脱落することが抑制されている。
更に、図1及び図22に示すように、横額縁52と縦額縁51とをコーナー部材503で連結することによって、横額縁52と縦額縁51とをより確りと固定することができる。図21に示すように、コーナー部材503は、断面略コ形状を有する曲げ板材料がL字状をなして形成されており、縦額縁51が嵌め込まれる縦額縁嵌込部5031と、縦額縁嵌込部5031に直交して設けられ、横額縁52が嵌め込まれる横額縁嵌込部5032と、を有する。
次に、図20に示す下側横額縁52Dと縦額縁51とを連結する場合を例として、上述のコーナー部材503を用いた横額縁52と縦額縁51との連結方法について説明する。横額縁52と縦額縁51との連結は、図17及び図18にて説明した方法によって、横額縁52を取り付けた状態で行う。まず、図20に示すように、下側横額縁52Dの端部に縦額縁51を正面から被せるようにして、下側横額縁52Dの端部が縦額縁51の第2接続部512の下端部に形成された差込開口512aに嵌め込まれた状態とする。図20は、下側横額縁52Dの右端部が縦額縁51の差込開口512aに嵌め込まれる状態を示している。これにより、下側横額縁52Dと縦額縁51とが直角に接続される。次に、下側横額縁52Dと縦額縁51とが接続された状態で、図21に示すように、下側横額縁52Dと縦額縁51とがなす角部にコーナー部材503を正面から被せるようにして嵌め合わせる。即ち、縦額縁嵌込部5031に縦額縁51を嵌め込み、横額縁嵌込部5032に下側横額縁52Dを嵌め込む。これにより、図22に示すように、コーナー部材503を介して下側横額縁52Dと縦額縁51とが連結され、下側横額縁52Dと縦額縁51との接続が維持される。その結果、下側横額縁52Dと縦額縁51とをより確りと固定することができる。このように、横額縁52の端部に縦額縁51を正面から被せるようにして横額縁52と縦額縁51とを連結し、横額縁52と縦額縁51とがなす角部にコーナー部材503を正面から被せるようにして嵌め込む構成となっているため、下地レール部材2の横のスペースが確保できない場合であっても横額縁52と縦額縁51とを連結し、コーナー部材503を取り付けることができる。なお、コーナー部材503は、断面コ形状の端縁が折り返されるように曲げ加工されることで、曲げ部5033が形成されており、ユーザーは、曲げ部5033を摘むことで容易にコーナー部材503を下側横額縁52D及び縦額縁51から取り外すことができる。
以上のようにして、設置対象物に対して図1に示す内装壁1000を構築することがで
きる。なお、本発明において額縁5は必須の構成ではなく、内装壁1000の設置の態様に応じて額縁5を取り付ければ良い。例えば、内装壁1000を新設の壁に埋め込む場合等、必要に応じて額縁5を取り付けなくとも良い。
[作用・効果]
以上のように、本実施形態に係る内装壁構造100は、内装壁を構成するための複数の内装パネル1と、長手方向に沿って複数の下地レール部材2を取付可能な下地レール部材2と、内装パネル1における裏面1aに設けられた係合部材3と、を有する。そして、下地レール部材2は、係合部材3を着脱自在に受け入れる受入開口203と、受け入れられた係合部材3を下地レール部材2の長手方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持部22を有する。このような内装壁構造100によれば、内装パネル1を下地レール部材2の長手方向に沿ってスライド移動させることで、容易に内装パネル1を下地レール部材2の所定の位置(正規取付位置)に配置することができる。また、内装壁1000をパネル形状の内装パネル1で構成しているため、任意の内装パネル1を交換することで模様替えが可能である。更に、一旦取り外した内装パネル1を再使用(リサイクル)することも可能であり、下地材に壁紙を貼り付けることで内装壁を構成する場合と比較して、環境への負荷を低減することができる。
また、内装壁構造100では、係合部材3は、内装パネル1における裏面1aに突設された軸部31と、軸部31の先端側に設けられると共に軸部31よりも大きな断面を有する係合部32と、を有する。また、スライド保持部22は、受入開口203から受け入れた係合部32を収容する収容部201と、下地レール部材2のパネル取付面2aにおいて当該下地レール部材2の長手方向に延設されると共に、収容部201に連通するガイド開口202と、を有する。そして、ガイド開口202の開口幅は、軸部31の断面より大きく且つ係合部32の断面よりも小さな寸法を有しており、係合部32が収容部201に収容されて且つ軸部31がガイド開口202に挿通されることで、係合部材3がガイド開口202に沿ってスライド自在に保持される構成となっている。このような内装壁構造100によると、ガイド開口202の開口幅が軸部31の断面より大きく且つ係合部32の断面よりも小さいことから、当該係合部32がガイド開口202を介して収容部201から抜け落ちることが規制されている。
また、内装壁構造100では、下地レール部材2が水平方向に延在するように設置対象物に対して固定されている。これによると、内装パネル1の着脱や配置替えの際に、内装パネル1を水平方向にのみスライド移動させれば良く、垂直(上下)方向のスライド移動を必要としない。そのため、ユーザーが重力に抗して内装パネル1を移動する負担を軽減することができる。
なお、本実施形態に係る内装壁構造100は、水平に延在する一対の下地レール部材2U,2Dに跨るようにして内装パネル1を取り付けたが、本発明はこれに限定されず、例えば、下地レール部材2Uのみを用い、内装パネル1を吊下げるようにして取り付けても良い。
また、内装壁構造100では、受入開口203が、収容部201に連通すると共に係合部材3を下地レール部材2の上方から受け入れ可能に形成されている。これによると、係合部材3を受入開口203に位置合わせした状態で内装パネル1を落とし込むようにして下地レール部材2に取り付けることができる一方で、内装パネル1を取り外す際には、係合部材3を受入開口203に位置合わせした状態で内装パネル1を持ち上げて係合部材3を受入開口203から収容部201の外へ離脱させる必要がある。そのため、内装パネル1が意図せずに下地レール部材2から脱落することを抑制できる。
更に、スライド保持部22は、ガイド開口202に連なるとともに係合部材3の軸部31を収容することで内装パネル1を位置決めする、段差部204を有する。これによると、位置決めされた正規取付状態から内装パネル1を左右に動かそうとした場合、段差部204の内壁である規制壁2042,2042が軸部31に当接することになるため、例えば地震等の振動によって内装パネル1が左右方向へ不用意に移動してしまうことを抑制できる。
なお、本実施形態における内装パネル1は、材料に珪藻土を含んでも良い。例えば、内装パネル1は、壁塗り材としての珪藻土が化粧面1bに塗り込まれていても良い。これにより、内装パネル1に消臭機能や調湿機能、防音機能を持たせることができる。また、上記実施形態では、内装壁構造100における複数の内装パネル1を上下左右方向に隙間なく配列することで、隣接する内装パネル1,1同士の間の目地を目立たなくする例を説明したが、段差対204P同士の間隔Pt7や、長手軸間隔Pt8、又は段差部204の深さを調整することで、目地の太さを自由に変更することができる。例えば、縦目地を所定の目地幅に調整したい場合は、段差対204P同士の間隔Pt7を、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と内装パネル1の左縁との間隔と、内装パネル1における係合部材3UR(3DR)と内装パネル1の右縁との間隔と、正規取付状態において左右に隣接する内装パネル1間の当該所定の目地幅とを足し合わせた寸法に設定すれば良い。また、横目地を所定の目地幅に調整したい場合は、段差部204同士の間隔Pt11を、内装パネル1における係合部材3UR(3UL)と内装パネル1の上縁との間隔と、内装パネル1における係合部材3DR(3DL)と内装パネル1の下縁との間隔と、正規取付状態において上下に隣接する内装パネル1間の当該所定の目地幅とを足し合わせた寸法に設定すれば良い。
なお、本発明は、下地レール部材2が段差部204を有さなくとも良い。その場合、左右方向に隣接する内装パネル1同士を当接させ、各内装パネル1の左右方向の移動を規制することで、内装パネル1を正規位置に保持することができる。
また、本発明は、下地レール部材2U,2Dの端部から係合部材3を収容部201に受け入れることで、内装パネル1を下地レール部材2U,2Dに取り付けても良い。具体的には、内装パネル1の係合部材3UL,3URを下地レール部材2Uの左端部(右端部)から収容部201に挿入すると共に係合部材3DL,3DRを下地レール部材2Dの開放された左端部(右端部)から収容部201に挿入することでも、内装パネル1を下地レール部材2U,2Dに取り付けることができる。この場合、図9等に示す受入開口203は不要となり、下地レール部材2の端部が本発明における「受け入れ部」に相当する。
ここで、ピッチゲージを用いて既設の内装壁X(設置対象物)に下地レール部材2を固定する方法について説明する。図23は、第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2を用いた下地レール部材2の設置対象物への固定方法の一例を示す図である。実施形態1に係る内装壁構造100は、図23に示す第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2は、複数の下地レール部材2を予め定められた間隔Pt8,Pt10で内装壁Xに固定するための定規部材である。第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2を用いることで、下地レール部材2を設置対象物に正確に固定することができる。第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2を用いる場合、図23に示すように、各下地レール部材2の端部に規制部材4が取り付けられた状態で、下地レール部材2の設置対象物への固定が行われる。ここで、規制部材4における第2規制片42部材の第2領域422には、後述する第2ピッチゲージG2の位置決め軸部G22を挿通するための位置決め孔423が形成されている。
図23に示す第1ピッチゲージG1は、下地レール部材2の長手方向における中途部分
において下地レール部材2を位置決めするための定規部材(治具)である。図23に示すように、第1ピッチゲージG1は、帯板形状の外形を有しており、垂直に立てられた状態で使用される。第1ピッチゲージG1は、上下に延在する帯板形状の本体部G11と、本体部G11の一側縁に形成された複数の位置決め切欠G12を有する。位置決め切欠G12は、平面視において矩形状を有しており、下地レール部材2を受け入れることで、これを保持することができる。位置決め切欠G12は、本体部G11の上下方向に所定の間隔を空けて、内装壁構造100に含まれる下地レール部材2と同じ数だけ設けられている。ここで、位置決め切欠G12の上下幅は、下地レール部材2の上下幅と略等しい。これにより、位置決め切欠G12に水平姿勢の下地レール部材2を嵌め込むことが可能となっている。このように構成される位置決め切欠G12に対して下地レール部材2が嵌め込まれることにより、下地レール部材2が位置決め切欠G12によって上下に拘束される。複数の位置決め切欠G12のピッチ間隔は、正規位置にある下地レール部材2のピッチ間隔と等しい。
第2ピッチゲージG2は、下地レール部材2の左右両端部において下地レール部材2を位置決めするための定規部材(治具)である。第1ピッチゲージG1と同様、第2ピッチゲージG2は、帯板形状の外形を有しており、垂直に立てられた状態で使用される。第2ピッチゲージG2は、上下に延在する帯板形状の本体部G21と、本体部G21に対して垂直に突設された複数の位置決め軸部G22を有する。第2ピッチゲージG2の位置決め軸部G22は、上下方向に所定の間隔を空けて、内装壁構造100に含まれる下地レール部材2と同じ数量だけ設けられている。位置決め軸部G22の直径は、位置決め孔423の直径と同等又は嵌め合い公差内に設定されている。これにより、位置決め軸部G22が位置決め孔423に挿通されたときに、位置決め孔423が位置決め軸部G22によって上下に拘束される。複数の位置決め軸部G22のピッチ間隔は、正規位置にある下地レール部材2のピッチ間隔と等しい。
図23に示す第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2を用いて下地レール部材2を内装壁Xに固定する場合、まず、第2ピッチゲージG2の各位置決め軸部G22を各下地レール部材2の端部に設けられた規制部材4の位置決め孔423に挿通させることで、左右両端部で各下地レール部材2の位置決めを行う。この状態から、第1ピッチゲージG1の各位置決め切欠G12に各下地レール部材2を嵌め合わせることで、中途部分で各下地レール部材2を位置決めする。なお、複数の第1ピッチゲージG1を用意し、各下地レール部材2の中途部分における複数箇所に第1ピッチゲージG1を取り付けるようにしても良い。このようにして、下地レール部材2のピッチ間隔を左右両端部及び中途部分において正規のピッチ間隔となるように位置合わせした状態で、下地レール部材2をビス止めなどの任意の手段で既設の内装壁Xに固定することで、各下地レール部材2を正規の位置に精度良く固定することができる。ここで、第1ピッチゲージG1及び第2ピッチゲージG2は、内装壁構造100における最下段から最上段までの全ての下地レール部材2の位置合わせを同時に行える程度の上下長さを有さなくてもよい。その場合、内装壁構造100に含まれる全ての下地レール部材2の位置決めを一度ではなく、数回に分けて行えば良い。具体的には、第1ピッチゲージG1又は第2ピッチゲージG2を上下にずらしながら、下地レール部材2の位置決めを順番に行うことで、全ての下地レール部材2について位置決めを行うことができる。
[変形例1−1]
図24は、実施形態1の変形例1−1に係る内装壁構造110の正面図である。図24では、便宜上、一枚を除いて内装パネル1の図示を省略している。変形例1−1に係る内装壁構造110は、内装パネル1を下地レール部材20のパネル取付面2a側(正面)から下地レール部材20に取り付ける点で、内装壁構造100と大きく相違する。以下、変形例1−1に係る内装壁構造110について、内装壁構造100との相違点を中心に説明
し、内装壁構造100と同一の構成については同一の符号を付すことによって、詳細な説明を割愛する。
図25は、変形例1−1に係る下地レール部材20の正面図である。図25に示すように、下地レール部材20は、下地レール部材2と比較して、受入開口203に代えて受入開口205を有している点を除いて、下地レール部材2と同一構造となっている。
図25に示すように、下地レール部材20におけるスライド保持部22,22の左端近傍には、一対の受入開口205,205が長手方向に所定の間隔を空けて形成されている。受入開口205は、下地レール部材20のパネル取付面2aにおいてガイド開口202の中途に形成された開口であり、正面視において円形状を有する。受入開口205は、下地レール部材20の外部空間と収容部201とを連通し、内装パネル1の係合部材3の軸部31及び係合部32を下地レール部材20のパネル取付面2a側(正面)から収容部201の内部に受け入れ可能である。また、受入開口205は、ガイド開口202に連なることで、受け入れた係合部材3の軸部31をガイド開口202に収容可能である。受入開口205は、スライド保持部22,22の一部を、当接壁24、ガイド壁25、係止壁26に亘って切り欠くことによって形成される。
ここで、変形例1−1に係る内装壁構造110は、内装パネル1の係合部材3の軸部31、係合部32、当接部33のうち、軸部31と係合部32のみが受入開口205を介して収容部201の内部に受け入れ可能であり、当接部33が受け入れられないように、係合部材3と受入開口205が構成されている。より具体的には、受入開口205の開口幅は、係合部材3における軸部31及び係合部32の軸方向に直交する断面よりも大きく、且つ、当接部33の軸方向に直交する断面よりも小さくなっている。
以下、一対の受入開口205,205のうち、左側の受入開口205を受入開口205Lと称し、右側の受入開口205を受入開口205Rと称する。受入開口205Lと受入開口205Rのピッチ間隔Pt12は、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と係合部材3UR(3DR)のピッチ間隔Pt1(Pt2)と等しい。これにより、一対の受入開口205L,205Rは、内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3UR、又は係合部材3DL及び係合部材3DRを収容部201に受け入れることができる。
次に、内装壁構造110を組み付ける方法について説明する。内装壁構造110は、内装壁構造100と同様に、既設の内装壁Xの仕上げ面XS(設置対象物)に対して固定された下地レール部材20に内装パネル1を1枚ずつ取り付けることによって組み付けられる。図26〜図28は、一対の下地レール部材20,20への内装パネル1の取り付け方法を説明するための図である。まず、図26及び図27に示すように、1枚目の内装パネル1の各係合部材3を下地レール部材20U,20Dのパネル取付面2a側(正面)から押し込むようにして受入開口205L,205Rに挿入する。具体的には、内装パネル1の係合部材3UL,3URを下地レール部材20Uの受入開口205L,205Rに挿入すると共に、係合部材3DL,3DRを下地レール部材20Dの受入開口205L,205Rに挿入する。このとき、上述のように、受入開口205の開口幅が当接部33の外径よりも小さく設定されていることから、図28に示すように、係合部材3を下地レール部材20U,20Dのパネル取付面2a側(正面)から押し込むときに、当接部33が収容部201に収容されずに当接壁24に当接することとなる。ここで、内装壁構造110では、係合部材3がパネル取付面2a側から受入開口205に受け入れられる際に、当接部33が当接壁24に当接した時点で、係合部材3の係合部32が下地レール部材20の収容部201に収容された状態となる。より詳しくは、係合部材3がパネル取付面2a側から受入開口205に受け入れられる際に、当接部33がパネル取付面2aに当接した時点
で、係合部32がガイド開口202よりも奥側、即ち、ガイド壁25及び係止壁26よりも奥側の収容部内に位置するように、係合部32と当接部33との間隔が設定されている。従って、内装パネル1の各係合部材3を、下地レール部材20U,20Dのパネル取付面2a側(正面)から当接部33が当接壁24に当接するまで押し込み、その状態から右側にスライドさせて受入開口205から退避させるのみで、係合部32を係止壁26に係止させることができる。これにより、内装パネル1を取り付ける際に、ユーザーは、内装パネル1の裏面1aがパネル取付面2aに当接するまで内装パネル1を押し込まずとも、当接部33が当接壁24に当接するまで押し込めば良いため、内装パネル1の押し込み量を低減することができる。その結果、内装パネル1の取り付けにおける作業量を低減することができる。
そして、各係合部材3における軸部31を下地レール部材20U,20Dのガイド開口202に沿って右側にスライド移動させ、3対の段差部204,204のうち、最も右側にある段差対204Pの段差部204L,204Rに内装パネル1における各係合部材3の軸部31を嵌め込むようにして位置決めする。その結果、内装パネル1が一対の下地レール部材2に跨って正規取付位置に取り付けられた状態、すなわち正規取付状態とすることができる。1枚目の内装パネル1と同様の手順で、下地レール部材20U,20Dに対して2枚目、3枚目の内装パネル1の取り付けを行い、全てのパネル連結体10を組み付けることで、内装壁構造110が完成する。
このように、変形例1−1に係る内装壁構造110では、受入開口205が、収容部201に連通すると共に下地レール部材20のパネル取付面2aに形成されており、係合部材3をパネル取付面2a側から受け入れ可能に形成されている。これによると、内装パネル1を下地レール部材20の正面から押し込むようにして、内装パネル1を下地レール部材20に取り付けることができる。そのため、下地レール部材2の横のスペースが確保できない場合であっても、容易に内装パネル1を取り付けることができる。
[変形例1−2]
図29は、実施形態1の変形例1−2に係る内装パネル11の正面図である。また、図30は、一対の下地レール部材2U,220Dへの内装パネル11の取り付け方法を説明するための図である。図29及び図30に示すように、変形例1−2は、内装パネル11に設けられた係合部材3の数量が4つではなく3つである点と、下地レール部材2Dに代えて下地レール部材220Dを用いる点で、実施形態1と相違する。内装パネル1は、裏面1aにおいて右上隅に配置された係合部材3URと、左上隅に配置された係合部材3ULと、中央下部に配置された係合部材3DCと、を有する。係合部材3DCは、直線CL1に直交すると共に係合部材3URの中心と係合部材3ULの中心から等距離にある直線CL5上に配置されている。また、係合部材3DCと直線CL1とのピッチ間隔(中心間距離)Pt13は、下地レール部材2U,220Dの長手軸間隔Pt8と等しい。内装パネル1の係合部材3UR,3ULは、下地レール部材2Uに保持され、係合部材3DCは、下地レール部材220Dに保持されるようになっている。
下地レール部材220Dは、一対の受入開口203L,203Rに代えて、係合部材3DCを収容部201に受入可能な受入開口203Cを有する。また、下地レール部材220Dは、段差対204Pに代えて、段差部204Cを有する。
ここで、一対の下地レール部材2U,220Dは、内装パネル11の係合部材3UL,3URを下地レール部材2Uの受入開口203L,203Rに挿入したときに、係合部材3DCが下地レール部材220Dの受入開口203Cに挿入されるように、左右位置が調整されて設置対象物に固定されている。変形例1−2に係る内装パネル11と下地レール部材2U,220Dの組み合わせにおいて内装パネル11を取り付ける場合には、係合部
材3UL,3UR,3DCを受入開口203L,203R,203Cに対して位置合わせし、挿入することで係合部材3の係合部32が収容部201に収容された係合部材保持状態とすることができる。即ち、係合部材3と受入開口203との位置合わせを3箇所において行えば良い。そのため、係合部材3と受入開口203との位置合わせが4箇所において必要となる実施形態1に係る内装パネル1と下地レール部材2U,2Dの組み合わせと比較して、取り付けが容易である。
また、段差部204Cのピッチ間隔(中心間距離)Pt14は、一の段差対204Pを形成する第1段差部204L及び第2段差部204Rの間隔(中心間距離)Pt6と段差対204P同士の間隔Pt7とを足し合わせた寸法と等しくなるように設定されている。これにより、係合部材保持状態にある内装パネル11をガイド開口202に沿ってスライド移動させ、下地レール部材2Uの段差部204L,204Rに係合部材3UL,3URの軸部31が夫々嵌め込まれると共に下地レール部材220Dの段差部204Cに係合部材3DCの軸部31が嵌め込まれ、内装パネル11が正規取付位置に位置決めされた正規取付状態となる。
ここで、変形例1−2では、3つの係合部材3UL,3UR,3DCのうち、係合部材3UL,3URが、一対の下地レール部材2U,220Dにおける上側の下地レール部材2Uに係合部材3UL,3URの係合部32が収容され、係合部材3DCの係合部32が下側の下地レール部材220Dに収容される構成となっている。即ち、上側の下地レール部材2Uによって内装パネル11を2箇所で支持し、下側の下地レール部材220Dによって内装パネル11を1箇所で支持する構成となっている。これにより、上側の下地レール部材2Uによって内装パネル11を1箇所で支持し、下側の下地レール部材220Dによって内装パネル11を2箇所で支持する場合よりも、内装パネル11を安定して支持することができる。
なお、本発明の内装パネルの裏面に設けられる係合部材の数量は限定されない。但し、本例に示すように、内装パネルが水平方向に延在する一対の下地レール部材に跨って保持される場合、内装パネルの裏面には、上側の下地レール部材に形成されたスライド保持部に保持される係合部材3が2つ以上設けられ、下側の下地レール部材に形成されたスライド保持部に保持される少なくとも1つ以上設けられていることが好ましい。そうすることにより、本例のように、内装パネル11を安定して支持することができる。
[変形例1−3]
図31は、変形例1−3に係る内装パネル12の正面図である。また、図32及び図33は、一対の下地レール部材2U,2Dへの内装パネル12の取り付け方法を説明するための図である。変形例は、内装パネル12が係合部材3DRを有さない点で、実施形態1と相違する。
変形例1−3においても、変形例1−2と同様に、3箇所において係合部材3と受入開口203との位置合わせを行えば良いため、取り付けが容易である。また、上側の下地レール部材2Uによって内装パネル12を2箇所で支持するため、内装パネル12を安定して支持することができる。
更に、変形例1−3では、係合部材3URと係合部材3ULのピッチ間隔(中心間距離)Pt1と、係合部材3ULと係合部材3DLのピッチ間隔(中心間距離)Pt3と、受入開口203Rと受入開口203Lのピッチ間隔Pt5と、第1段差部204L及び第2段差部204Rの間隔(中心間距離)Pt6と、一対の下地レール部材2U,2Dの長手軸間隔Pt8と、一対の下地レール部材2U,2Dの段差部204同士の上下の間隔(中心間距離)Pt9と、が等しくなるように設定されている。また、変形例1−3において
も、一対の下地レール部材2U,2Dが、互いの受入開口203及び段差部204のそれぞれの左右位置が一致するように、内装壁Xの仕上げ面XSに対して固定される。
これにより、内装パネル12を、係合部材3ULが下地レール部材2Uの受入開口203Lに受け入れられ、係合部材3URが下地レール部材2Uの受入開口203Rに受け入れられ、係合部材3DLが下地レール部材2Dの受入開口203Lに受け入れられる第1姿勢と、当該姿勢から内装パネル12を時計方向に90°回転させた第2姿勢との両方の姿勢で取り付けることができる。即ち、第2姿勢では、係合部材3ULが下地レール部材2Uの受入開口203Rに受け入れられ、係合部材3URが下地レール部材2Dの受入開口203Rに受け入れられ、係合部材3DLが下地レール部材2Uの受入開口203Lに受け入れられる。
これによると、化粧面1bに見る角度によって見栄えが変化する模様(例えば、縞模様)が施された内装パネル12を用いる場合、内装パネル12取り付け姿勢をユーザーの好みに応じて第1姿勢と第2姿勢とで変更することで、内装壁の見栄えを変更することができる。
[変形例1−4]
本発明に係る内装パネルは、照明としての機能を有しても良い。図34は、照明機能を有する内装パネル(以下、照明パネル)13を用いた変形例1−4に係る内装壁1000Aを示す図である。変形例1−4は、内装壁1000Aを構成する複数の内装パネルの一部が照明パネル13である点で、実施形態1と相違する。この照明パネル13は、化粧面1bの一部又は全面が発光する構造を備えている点で、内装パネル1と異なる。このような照明パネルを用いて内装壁を構成し、照明パネル13の位置や数量を変更することによって、内装壁1000Aに対して照明の機能や新規の見栄えを付与することができる。これにより、ユーザーに対しては、レイアウトの自由度を提供することができる。なお、照明パネル13の光源は特に限定しない。照明パネル13は、LED、有機EL、蛍光灯、白熱電球など、種々の光源を用いることができる。なお、内装壁1000Aを構成する照明パネル13の数量は、特に限定されない。内装壁1000Aを構成する複数の内装パネルのうち、少なくとも一部が照明パネル13であれば良く、全ての内装パネルが照明パネル13であっても良い。
<実施形態2>
図35は、実施形態2に係る内装壁構造200の正面図である。内装壁構造200は、垂直に設けられた下地レール部材6に内装パネル1を取り付ける点で、内装壁構造100と大きく相違する。以下、実施形態2に係る内装壁構造200について、実施形態1に係る内装壁構造100との相違点を中心に説明し、内装壁構造100と同一の構成については同一の符号を付すことによって、詳細な説明を割愛する。
図35に示すように、内装壁構造200は、左右一対の下地レール部材6,6と、当該一対の下地レール部材6,6に取り付けられた3枚の内装パネル1とを含んだパネル連結体10が左右に複数(3列)並ぶことで形成される。各パネル連結体10において、内装パネル1は、裏面1aに設けられた係合部材3を介して、左右一対の下地レール部材6,6に跨るようにして取り付けられている。ここで、パネル連結体10において右側の下地レール部材6を下地レール部材6Rとし、左側の下地レール部材6を下地レール部材6Lとする。
実施形態2に係る下地レール部材6は、その長手方向が垂直方向(上下方向)と一致するように設けられた縦胴縁であり、内装壁1000の下地材としての機能を有する。下地レール部材6は、設置対象物の一例である既設の内装壁Xに対して任意の手段により固定
される。
図36は、実施形態2に係る下地レール部材6の正面図である。図36に示すように、下地レール部材6の正面であるパネル取付面2aには、ガイド開口202が長手方向に沿って下地レール部材6の一端から他端まで形成されている。下地レール部材6は、実施形態1に係る下地レール部材2と比較して、受入開口203に代えて受入開口205を有している点と、段差部204を有していない点を除いて、実施形態1に係る下地レール部材2と同一構造となっている。
図36に示すように、下地レール部材6におけるスライド保持部22,22の上端近傍には、一対の受入開口205,205が長手方向に所定の間隔を空けて形成されている。受入開口205は、下地レール部材6のパネル取付面2aにおいてガイド開口202の中途に形成された開口であり、正面視において円形状を有する。受入開口205は、下地レール部材6の外部空間と収容部201とを連通し、内装パネル1の係合部材3の軸部31及び係合部32を下地レール部材6のパネル取付面2a側(正面)から収容部201の内部に受け入れ可能である。また、受入開口205は、ガイド開口202に連なることで、受け入れた係合部材3の軸部31をガイド開口202に収容可能である。受入開口205は、スライド保持部22,22の一部を、当接壁24、ガイド壁25、係止壁26に亘って切り欠くことによって形成される。
ここで、実施形態2に係る内装壁構造200は、内装パネル1の係合部材3の軸部31、係合部32、当接部33のうち、軸部31と係合部32のみが受入開口205を介して収容部201の内部に受け入れ可能であり、当接部33が受け入れられないように構成されている。より具体的には、受入開口205の開口幅は、係合部材3における軸部31及び係合部32の軸方向に直交する断面よりも大きく、且つ、当接部33の軸方向に直交する断面よりも小さくなっている。
一対の受入開口205,205のうち、上側の受入開口205を受入開口205Uと称し、下側の受入開口205を受入開口205Dと称する。受入開口205Uと受入開口205Dのピッチ間隔Pt15は、内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と係合部材3DL(3DR)のピッチ間隔Pt3(Pt4)と等しい。これにより、一対の受入開口205U,205Dは、内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3DL、又は係合部材3UR及び係合部材3DRを収容部201に受け入れることができる。
ここで、図35に示すように、一対の受入開口205,205は、パネル連結体10において、受入開口205Uが最上段に位置する内装パネル1の係合部材3UR及び係合部材3ULよりも上方向に位置するように形成されている。これにより、内装パネル1を下から順番に積み上げるようにして内装壁構造200を組み付けることが可能となっている。
次に、内装壁構造200を組み付ける方法について説明する。図37〜図41は、一対の下地レール部材6L,6Rへの内装パネル1の取り付け方法を説明するための図である。まず、内装壁構造200を構成する複数の下地レール部材6を、図37に示すように、長手方向が上下方向と一致するようにして、既設の内装壁Xの仕上げ面XS(設置対象物)に対して固定する。このとき、各パネル連結体10における一対の下地レール部材6,6同士において、受入開口205の上下位置を一致させる。また、一対の下地レール部材6,6は、長手軸間隔Pt16及び互いの受入開口205同士の左右の間隔(中心間距離)Pt17が、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と係合部材3UR(3DR)のピッチ間隔Pt1(Pt2)と等しくなるように設置される。また、左右方向に隣接する一対のパネル連結体10のうち、左側に位置するパネル連結体10の下地レール部
材6Rと、右側に位置するパネル連結体10の下地レール部材6Lとの長手軸間隔Pt18は、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と内装パネル1の左縁との間隔と、係合部材3UR(3DR)と内装パネル1の右縁との間隔と、正規取付状態において左右に隣接する内装パネル1間の目地幅とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。
また、図37に示すように、各下地レール部材6の下端部には、予め規制部材4が取り付けられている。図35に示すように、規制部材4の第2規制片42が最下段の内装パネル1の下端面に当接することによって、内装パネル1がそれ以上下方にスライド移動することが規制される。内装壁構造200においては、規制部材4によって内装パネル1の正規取付位置が規定される。
実施形態2では、実施形態1と同様、内装パネル1の下地レール部材6への取り付けを1枚ずつ行う。まず、図38及び図39に示すように、1枚目の内装パネル1の各係合部材3を下地レール部材6L,6Rのパネル取付面2a側(正面)から押し込むようにして受入開口205U,205Dに挿入する。具体的には、内装パネル1の係合部材3UL,3DLを下地レール部材6Lの受入開口205U,205Dに挿入すると共に、係合部材3UR,3DRを下地レール部材6Rの受入開口205U,205Dに挿入する。このとき、上述のように、受入開口205の開口幅が当接部33の外径よりも小さく設定されていることから、係合部材3を下地レール部材20U,20Dのパネル取付面2a側(正面)から押し込むときに、当接部33が収容部201に収容されずに当接壁24に当接することとなる。ここで、内装壁構造200では、内装壁構造110と同様に、当接部33が当接壁24に当接した時点で、係合部材3の係合部32が下地レール部材20の収容部201に収容された状態となるように、係合部32と当接部33との間隔が設定されている。これにより、内装パネル1を取り付ける際に、ユーザーは、内装パネル1の裏面1aがパネル取付面2aに当接するまで内装パネル1を押し込まずとも、当接部33が当接壁24に当接するまで押し込めば良いため、内装パネル1の押し込み量を低減することができる。その結果、内装パネル1の取り付けにおける作業量を低減することができる。
そして、各係合部材3における軸部31を下地レール部材6L,6Rのガイド開口202に沿って下方にスライド移動させることで、内装パネル1を下方にスライド移動させ、下地レール部材6の下端部に取り付けられた規制部材4に内装パネル1の下端面が当接した状態に位置決めする。上述したように、規制部材4が内装パネル1の下端面に当接することによって、内装パネル1がそれ以上下方にスライド移動することが規制される。これにより、1枚目の内装パネル1が正規取付位置に配置され、正規取付状態となる。
次に、1枚目の内装パネル1と同様の手順で、下地レール部材6L,6Rに対して2枚目、3枚目の内装パネル1の取り付けを行う。本実施形態の場合、2枚目の内装パネル1が中段に配置され、3枚目の内装パネル1が最上段に配置される。
以上のように、本実施形態に係る内装壁構造200においては、下地レール部材6が鉛直方向に延在するように設置対象物に対して固定されているため、内装パネル1を上下に積み上げる態様で内装壁1000が形成される。これにより、内装パネル1が上下方向に隙間なく敷き詰められるため、左右方向に延在する横目地を目立たなくすることができる。また、本実施形態に係る内装壁構造200は、下地レール部材6L,6Rの受入開口205Uが、最上段の内装パネル1における係合部材3UL,3URよりも高い位置に設けられている。これにより、内装パネル1の取り付けにおいては、内装パネル1を下方にスライド移動させれば良いため、重力の作用によって、内装パネル1をスライド移動させる負担を軽減することができる。更に、内装パネル1を取り外すためには、内装パネル1を重力に抗して持ち上げる必要があるため、正規取付位置にある内装パネル1が意図せずに
下地レール部材6,6から脱落することを抑制できる。
実施形態2においても、実施形態1と同様にして、縦額縁51及び横額縁52を取り付けることによって、図1に示すような、額縁5が設けられた内装壁1000を構築することができる。
なお、本発明は、下地レール部材6L,6Rの上端部から係合部材3を収容部201に受け入れることで、内装パネル1を下地レール部材6L,6Rに取り付けても良い。具体的には、内装パネル1の係合部材3UL,3DLを下地レール部材6Lの上端部から収容部201に挿入すると共に係合部材3UR,3DRを下地レール部材6Rの開放された上端部から収容部201に挿入することでも、内装パネル1を下地レール部材6L,6Rに取り付けることができる。この場合、図36等に示す受入開口205は不要となり、下地レール部材6の上端部が本発明における「受け入れ部」に相当する。
[変形例2−1]
図42は、実施形態2の変形例2−1に係る内装壁構造200Aを示す図である。図42に示すように、本発明は、規制部材4に代えて、床面Fに立設された巾木Bを利用して内装パネル1の正規取付位置を規定しても良い。図42に示すように、変形例2−1では、各下地レール部材6が既設の内装壁Xの仕上げ面XSにおける巾木Bの上方に取り付けられている。そして、図42に示すように、巾木Bが最下段の内装パネル1の下端面に当接することによって、内装パネル1がそれ以上下方にスライド移動することが規制されている。これにより、内装パネル1の正規取付位置を規定することができる。
<実施形態3>
図43は、実施形態3に係る内装壁構造300の正面図である。図44は、実施形態3に係る内装壁構造300の詳細図である。図45は、内装壁構造300の下地レール部材7を説明するための図である。実施形態3に係る内装壁構造300は、格子状の下地レール部材7に内装パネル1を取り付ける点で、内装壁構造100と大きく相違する。以下、実施形態3に係る内装壁構造300について、実施形態1に係る内装壁構造100との相違点を中心に説明し、内装壁構造100と同一の構成については同一の符号を付すことによって、詳細な説明を割愛する。
図43〜図45に示すように、下地レール部材7は、左右に延在する複数の水平レール部71と上下に延在する複数の垂直レール部72とが交差した格子状に連結されて、設置対象物に対して固定されている。水平レール部71は、実施形態1の変形例1−1に係る下地レール部材20と同様の構成を有しており、垂直レール部72は、実施形態2に係る下地レール部材6と同様の構成を有している。即ち、下地レール部材7は、下地レール部材20と下地レール部材6とを交差させて一体とした部材である。
下地レール部材7では、係合部材3UR,3ULを保持する水平レール部71Uと係合部材3DR,3DLを保持する水平レール部71Dとが交互に形成されており、水平レール部71U及び当該水平レール部71Uから長手軸間隔Pt19だけ離間して配置される水平レール部71Dの組み合わせによって構成される水平レール対71Pが、ピッチ間隔Pt20を空けて上下に配置されている。長手軸間隔Pt19は、内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と係合部材3DL(3DR)のピッチ間隔Pt3(Pt4)と等しい。これにより、水平レール部71Uは、内装パネル1における係合部材3UR及び係合部材3ULを保持可能とし、水平レール部71Dは、内装パネル1における係合部材3DR及び係合部材3DLを保持可能となっている。また、ピッチ間隔Pt20は、内装パネル1における係合部材3UL(3UR)と内装パネル1の上縁との間隔と、係合部材3DL(3DR)と内装パネル1の下縁との間隔と、正規取付状態において上下に隣接す
る内装パネル1間の目地幅とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。
また、下地レール部材7では、係合部材3UR,3DRを保持する垂直レール部72Rと係合部材3UL,3DLを保持する垂直レール部72Lとが交互に形成されており、垂直レール部72L及び当該垂直レール部72Lから長手軸間隔Pt21だけ離間して配置される垂直レール部72Rの組み合わせによって構成される垂直レール対72Pが、ピッチ間隔Pt22を空けて上下に配置されている。長手軸間隔Pt21は、係合部材3ULと係合部材3URのピッチ間隔Pt1、及び係合部材3DLと係合部材3DRのピッチ間隔Pt2と等しい。これにより、垂直レール部72Lは、内装パネル1における係合部材3UL及び係合部材3DLを保持可能とし、垂直レール部72Rは、内装パネル1における係合部材3UR及び係合部材3DRを保持可能となっている。また、ピッチ間隔Pt22は、内装パネル1における係合部材3UL(3DL)と内装パネル1の左縁との間隔と、係合部材3UR(3DR)と内装パネル1の右縁との間隔と、正規取付状態において左右に隣接する内装パネル1間の目地幅とを足し合わせた寸法と等しくなるように調整されている。
また、図45に示すように、下地レール部材7において、最上段の水平レール対71Pと最も左側にある垂直レール対72Pとが交差する部分には、受入開口205が形成されている。ここで、水平レール部71Uと垂直レール部72Lとの公差部に形成された受入開口205を受入開口205UL、水平レール部71Uと垂直レール部72Rとの交差部に形成された受入開口205を受入開口205UR、水平レール部71Dと垂直レール部72Lとの公差部に形成された受入開口205を受入開口205DL、水平レール部71Dと垂直レール部72Rとの公差部に形成された受入開口205を受入開口205DRと称する。また、受入開口205UL,205UR,205DL,205DRからなる組み合わせを受入開口群205Sと称する。同様にして、最上段の水平レール対71Pと最も右側にある垂直レール対72Pとが交差する部分、最下段の水平レール対71Pと最も右側にある垂直レール対72Pとが交差する部分、及び最下段の水平レール対71Pと最も左側にある垂直レール対72Pとが交差する部分にも、受入開口群205Sが形成されている。
実施形態3では、内装パネル1の各係合部材3を下地レール部材7のパネル取付面2a側(正面)から押し込むようにして受入開口205に挿入することで、内装パネル1が下地レール部材7に取り付けられる。具体的には、内装パネル1の係合部材3UL,3UR,3DL,3DRを、それぞれ、受入開口群205Sにおける、受入開口205UL,205UR,205DL,205DRに挿入することで、内装パネル1における各係合部材3が係合部材保持状態となり、内装パネル1が下地レール部材7に取り付けられる。ここで、下地レール部材7には、水平レール部71に形成された水平ガイド開口202aが上下に延在し、垂直レール部72に形成された垂直ガイド開口202bが左右に延在している。また、水平ガイド開口202a及び垂直ガイド開口202bは、受入開口205に連通している。これにより、係合部材3が下地レール部材7に収容された係合部材保持状態となった内装パネル1を水平ガイド開口202aに沿って左右にスライドさせることが可能であり、垂直ガイド開口202bに沿って上下にスライドさせることが可能となっている。特に、受入開口群205Sが水平レール対71Pと垂直レール対72Pとが交差する部分に形成されていることから、内装パネル1の各係合部材3を受入開口205に挿入した時点で内装パネル1を上下左右の何れの方向にもスライドさせることが可能となっている。但し、受入開口群205Sの数量及び位置は、上記に限定されず、適宜選択することができる。受入開口群205Sは、受入開口205UL,205UR,205DL,205DRが一の水平レール対71P又は一の垂直レール対72Pに形成されていれば良い。そうすることにより、内装パネル1を水平レール対71P又は垂直レール対72Pから下地レール部材7に取り付けることができる。
ここで、図44に示す内装パネル1は、正規取付位置に取り付けられた状態、すなわち正規取付状態にある。図44に示すように、内装壁構造300では、内装パネル1が正規取付状態にあるとき、各係合部材3が水平レール対71Pに収容されており、且つ、水平レール対71Pと垂直レール対72Pとが交差する部分に位置しないように、正規取付位置が設定されている。これにより、内装パネル1が正規取付状態にあるとき、各係合部材3が水平レール部71によって支持されるため、内装パネル1の上下方向への移動を規制することができる。但し、各内装パネル1は、正規取付状態において、各係合部材3が垂直レール対72Pに収容されていても良い。その場合、図35に示す規制部材4や図42に示す巾木Bを利用して、内装パネル1がそれ以上下方にスライド移動することを規制することができる。
なお、内装壁構造300においても、図16〜図22で説明した方法を用いて、図1に示すような額縁5を取り付けることができる。内装壁構造300において、図17に示す上側横額縁52Uを取り付ける場合、バッカー部材501は、隣り合う垂直レール部72同士の間に設けられる。
このような内装壁構造300によると、左右に延在する複数の水平レール部71と上下に延在する複数の垂直レール部72とが交差した格子状に連結されているため、ユーザーは、内装パネル1を上下左右にスライドさせることができることから、模様替え等における内装パネル1のレイアウト変更の自由度を高めることができる。
なお、上記した種々の内容は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において可能な限り組み合わせることができる。
1・・・・・内装パネル
2・・・・・下地レール部材
21・・・・固定部
22・・・・スライド保持部
3・・・・・係合部材
31・・・・軸部
32・・・・係合部
33・・・・当接部
10・・・・パネル連結体
100・・・内装壁取付構造
201・・・収容部
202・・・ガイド開口
203・・・受入開口
204・・・段差部(窪み部)
205・・・受入開口

Claims (2)

  1. 建築物の内装壁構造であって、
    内装壁を構成するための複数の内装パネルと、
    長手方向に沿って複数の前記内装パネルを取付可能な下地レール部材と、
    前記内装パネルにおける裏面に設けられた係合部材と、を備え、
    前記下地レール部材は、
    前記係合部材を着脱自在に受け入れる受け入れ部と、前記受け入れ部から受け入れた前記係合部材を前記下地レール部材の長手方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持部と、を有し、
    前記係合部材は、前記内装パネルにおける裏面に突設された軸部と、前記軸部の先端側に設けられると共に前記軸部よりも大きな断面を有する係合部と、を有し、
    前記スライド保持部は、
    前記受け入れ部から受け入れた前記係合部を収容する収容部と、
    前記下地レール部材のパネル取付面において当該下地レール部材の長手方向に延設されると共に、前記収容部に連通するガイド開口と、
    を有し、
    前記ガイド開口の開口幅は、前記軸部の断面より大きく且つ前記係合部の断面よりも小さな寸法を有し、
    前記係合部が前記収容部に収容されて且つ前記軸部が前記ガイド開口に挿通されることで、前記係合部材が前記下地レール部材のガイド開口に沿ってスライド自在に保持され、
    前記下地レール部材は、水平方向に延在するように前記内装壁の設置対象物に対して固定されており、
    前記受け入れ部は、前記収容部に連通すると共に前記係合部材を前記下地レール部材の上方から受け入れ可能に形成された開口である、
    建築物の内装壁構造。
  2. 前記複数の内装パネルのうち、少なくとも一部は、化粧面の一部又は全面が発光する照明パネルである、
    請求項に記載の内装壁構造。
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