JP6899185B2 - 車両構造 - Google Patents
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Description
特許文献2に記載されているように、前記したようなカウルには、フロントガラスの下端部が貼り付けられるフロントガラス貼付面が設けられるとともに、ワイパ駆動用モジュールが取付けられる場合が多い。ワイパ駆動用モジュールは、フロントガラス用のワイパ装置のワイパブレードを動作させるためのピボット軸やモータなどを備えたものである。
ガラス用の追加の貼付面と、前記ワイパ駆動用モジュールの取付けが図られるワイパ用取付け部と、が設けられていることを特徴としている。
第1に、フロントガラスは、カウルサイドパネルのフロントガラス用の追加の貼付面を基準として位置決めを図ることができ、またワイパ駆動用モジュールは、カウルサイドパネルのワイパ用取付け部を基準として位置決めを図ることができる。その一方、カウルサイドパネルは、単一のパネル材として構成することができ、このカウルサイドパネルに設けられるフロントガラス用の追加の貼付面とワイパ用取付け部との位置合わせ精度を高くすることが可能である。このため、フロントガラスとワイパ駆動用モジュールとの位置合わせ精度も高くすることが可能となる。その結果、ワイパ装置の払拭性能を良好なものとし、ワイパブレード作動時のビビリや、フロントガラスの表面に拭き残しの筋が発生するといった不具合を適切に防止することが可能である。
第2に、カウルサイドパネルは、高剛性部材として形成することが可能であり、またカウルとは異なり、車幅方向に延びた形態ではないため、車両走行時などにおいて変形を生じ難い部材とすることができる。このようなカウルサイドパネルに、ワイパ駆動用モジュールを取付けるため、ワイパブレードの動作を安定させることができる。したがって、ワイパ装置の払拭性能を一層良好なものとすることができる。
第3に、カウルサイドパネルにワイパ用取付け部が設けられているため、ワイパ駆動用モジュールを取付けるための高強度の部位を、カウル内に別途設ける必要をなくし、または少なくすることが可能となる。したがって、生産性がよく、製造コストを低減し得るとともに、重量の軽減を図ることもできる。
図面において、矢印Frは車両前方を示し、矢印Upは車両高さ方向の上方を示し、矢印Wは車幅方向を示している。
いる。また、カウルアウタパネル30とカウルインナパネル31のそれぞれの前端部の相互間は、開口部34として形成されている。
図3によく表われているように、このカウルサイドパネル5の上部は、車幅方向内側に屈曲され、かつ上向き面を有するフランジ部50として形成されており、かつこのフランジ部50には、フロントガラス用の追加の貼付面51(網点模様部分)、取付け孔52aを有するワイパ用取付け部52、取付け孔53aを有するカウルルーバ取付け部53、および取付け孔54aを有するフードサポートロッド用取付け部54が設けられている。
なお、図2および図3には、ワイパ駆動用モジュール6aのうち、車両Vの右側のワイパブレード64を動作させるための右側のピボットホルダ60の近辺のみが示されているが、ワイパ駆動用モジュール6aは、車両Vの左側のワイパブレード64A(図1を参照)を動作させるための左側のピボットホルダ(不図示)も備えている。図示説明は省略するが、左側のピボットホルダや前記モータは、たとえばカウル3の車幅方向中間部に別途設けられた取付け部に取付けられている。
ランジ部50Aとされ、かつこのフランジ部50Aには、フロントガラス用の追加の貼付面51A(網点模様部分)、および取付け孔53aを有するカウルルーバ取付け部53Aが設けられている。
カウルサイドパネルは、カウルの車幅方向端部に接合されるパネル材であり、その具体的な形状、サイズ、材質は限定されない。要は、本発明が意図するフロントガラス用の追
加の貼付面、およびワイパ用取付け部の双方が設けられていればよい。
フロントガラス用のワイパ装置のワイパ駆動用モジュールやワイパブレードなどの具体的な構成も限定されない。
2 フロントガラス
3 カウル
33a フロントガラス用の貼付面
4 カウルルーバ
5 カウルサイドパネル
51 フロントガラス用の追加の貼付面
52 ワイパ用取付け部
53 カウルルーバ取付け部
6 ワイパ装置
6a ワイパ駆動用モジュール
64 ワイパブレード
Claims (1)
- 車両のフロントガラスの下端部が貼り付けられるフロントガラス用の貼付面が車幅方向に延びて設けられているカウルと、
前記フロントガラス用のワイパ装置のワイパブレードを動作させるためのワイパ駆動用モジュールと、
前記カウルの車幅方向端部に接合されたカウルサイドパネルと、
を備えている、車両構造であって、
前記カウルサイドパネルには、
前記フロントガラスのうち、前記カウルの前記フロントガラス用の貼付面に貼り付けられる部分とは異なる部分が貼り付けられるフロントガラス用の追加の貼付面と、
前記ワイパ駆動用モジュールの取付けが図られるワイパ用取付け部と、
が設けられていることを特徴とする、車両構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017207884A JP6899185B2 (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 車両構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017207884A JP6899185B2 (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 車両構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019077413A JP2019077413A (ja) | 2019-05-23 |
JP6899185B2 true JP6899185B2 (ja) | 2021-07-07 |
Family
ID=66628604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017207884A Active JP6899185B2 (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 車両構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2017
- 2017-10-27 JP JP2017207884A patent/JP6899185B2/ja active Active
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