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JP6888475B2 - パンチプレス装置 - Google Patents

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JP6888475B2 JP2017157089A JP2017157089A JP6888475B2 JP 6888475 B2 JP6888475 B2 JP 6888475B2 JP 2017157089 A JP2017157089 A JP 2017157089A JP 2017157089 A JP2017157089 A JP 2017157089A JP 6888475 B2 JP6888475 B2 JP 6888475B2
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Description

本発明は、パンチプレス装置に関する。
従来、パンチプレス装置においては、ワークに対してパンチによる打ち抜き加工を行うか否かを切り替え可能な装置がある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のパンチプレス装置は、ワークが載置されるダイ、ダイの上方に位置し、ダイに対向して設けられたパンチ、及びダイに対してパンチを昇降可能に支持する昇降体を備えている。また、上記パンチプレス装置は、パンチの上方に位置し、昇降体及びパンチと共にダイに対して昇降可能、且つ水平方向に沿ってスライド可能に設けられ、下面にパンチの上端を退避させる凹部を有する切替部材、及び切替部材を水平方向にスライドさせるアクチュエータを備えている。
特許文献1に記載のパンチプレス装置において、ワークに打ち抜き加工を行う場合には、切換部材の下面がパンチの上端面に当接するように切替部材を配置する(以下、当接位置)。切替部材が上記当接位置にある状態において、切替部材、パンチ、及び昇降体をダイに向けて押圧すると、パンチによってワークが打ち抜かれる。
一方、ワークに打ち抜き加工を行わない場合には、アクチュエータにより切替部材をスライドさせることにより、切換部材の下面に設けられた凹部をパンチの上端の直上に位置させる(以下、退避位置)。切替部材が退避位置にある状態において、切替部材、パンチ、及び昇降体をダイに向けて押圧すると、パンチの上端が凹部に退避することから、上記当接位置にあるときに比べて、切替部材の下面からパンチの先端(下端)までの長さが短くなる。このため、パンチによってワークが打ち抜かれない。
特開2011−224580号公報
ところで、特許文献1に記載のパンチプレス装置の場合、スライド動作によって切替部材を当接位置と退避位置とに切り替えるものであるため、切替部材全体がスライド動作する分のスペースが必要となり、装置の設置スペースを低減する上では自ずと限界がある。
本発明の目的は、設置スペースを低減することのできるパンチプレス装置を提供することにある。
上記目的を達成するためのパンチプレス装置は、ワークが載置されるダイと、前記ダイに対向して設けられたパンチと、前記ダイに対して前記パンチを接離可能に支持する支持部材と、前記パンチの基端面に対向する対向面を有し、前記支持部材及び前記パンチと共に前記ダイに対して接離可能、且つ前記ダイに対して接離する方向に沿って延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、前記対向面に前記パンチの基端を退避させる凹部を有する切替部材と、前記軸線を中心に前記切替部材を回動させることで、前記パンチの基端面が前記対向面に当接される当接位置と前記パンチの基端が前記凹部内に退避する退避位置とに前記切替部材を切り替える回動機構と、を備える。
同構成によれば、切替部材が当接位置にあるときには、パンチの基端面が切替部材の対向面に当接する位置にある。このとき、切替部材、パンチ、及び支持部材がダイに対して接近する方向に押圧されると、パンチによりワークを打ち抜くなどの加工が施されることとなる。
一方、切替部材が退避位置にあるときには、パンチの基端が切替部材の対向面に凹設された凹部に退避可能とされる。このとき、切替部材、パンチ、及び支持部材がダイに対して接近する方向に押圧されると、パンチの基端が凹部に退避することから、上記当接位置にあるときに比べて、切替部材の対向面からパンチの先端までの長さが短くなる。このため、ワークを打ち抜かないなどの加工(ワークを加工しない態様も含む)が施される。
このように、上記構成によれば、回動機構により切替部材を回動させることで、切替部材が当接位置と退避位置とに切り替えられる。このため、スライド動作によって切替部材を当接位置と退避位置とに切り替える構成とは異なり、スライド動作のためのスペースを確保しなくて済む。したがって、設置スペースを低減することができる。
本発明によれば、設置スペースを低減することができる。
パンチプレス装置の第1実施形態について、当接位置にある状態の切替部材、ベースプレート及び回動機構を下側から視た下面図。 図1に対応する図であって、退避位置にある状態の切替部材、ベースプレート及び回動機構を下側から視た下面図。 図1の3−3線に沿った断面図。 図2の4−4線に沿った断面図。 図4に対応する図であって、当接位置においてパンチが最下点にある状態を示す断面図。 図4に対応する図であって、退避位置においてパンチが最下点にある状態を示す断面図。 パンチプレス装置の第2実施形態について、パンチプレス装置を示す平面図。 変形例のパンチプレス装置を示す図であって、退避位置においてパンチが最下点にある状態を示す断面図。
<第1実施形態>
以下、図1〜図6を参照して、パンチプレス装置の第1実施形態について説明する。
図4に示すように、パンチプレス装置は、金属板材であるワーク30が載置されるダイ20、ダイ20の上方に配置され、ワーク30をダイ20に向けて押さえ付ける押え部材22、押え部材22の上方に配置された支持部材24を備えている。支持部材24は、ばね26を介して押え部材22と連結されており、押え部材22に対して上下方向に変位可能である。
ダイ20、押え部材22、及び支持部材24には、上下方向に沿って延びる同一軸線上の円孔21,23,25が設けられている。
支持部材24の円孔25には、略円柱状のパンチ10が組み付けられている。ダイ20及び押え部材22の円孔21,23の内径は、パンチ10の外径よりも僅かに大きくされている。パンチ10は、これらの円孔21,23内を変位可能であり、ダイ20に対向して設けられている。また、支持部材24は、ダイ20に対してパンチ10を上下方向に沿って接離可能に支持している。
パンチ10の上方には、ベースプレート40が配置されている。ベースプレート40の下側には、上下方向に沿って延びる軸線Cを中心として回動可能な切替部材50と、切替部材50を軸線Cを中心に回動させる回動機構80とが設けられている。
次に、各部の構成について詳細に説明する。
<パンチ10>
図1及び図2に二点鎖線にて示すように、パンチ10は、上記軸線Cを中心とする同心円上に複数(本実施形態では9つ)設けられている。図4に示すように、各パンチ10の基端面11(上端面)には、全周にわたって面取りがなされた面取り部12が形成されている。
<ベースプレート40>
図1及び図2に示すように、ベースプレート40は、略長方形板状をなしている。なお、以降において、ベースプレート40の長辺の延びる方向(同図の左右方向)を長手方向Lとし、ベースプレート40の短辺の延びる方向(同図の上下方向)を幅方向Wとして説明する。
ベースプレート40は、パンチ10の上方において切替部材50と回動機構80とを配置するための部材である。
図1及び図2に示すように、ベースプレート40の下面における長手方向Lの一端側(同図の左側)には、上記軸線Cを中心とする円柱状の支持柱57が都合4本のボルト61によって固定されている。図4に示すように、支持柱57の下端外周面には、拡径部58が全周にわたって設けられている。支持柱57には、切替部材50が回動可能に支持されている。
図1及び図2に示すように、ベースプレート40の下面における幅方向Wの一端側(同図の上側)には、ベースプレート40における長手方向Lの他端面(同図の右端面)において開口するとともに一端側(同図の左側)に向かって長手方向Lに沿って延在する収容溝41が形成されている。
図1、図2及び図4に示すように、収容溝41の底面における幅方向Wの一端側(図1、図2の上側であり、図4の右側)には、ベースプレート40を厚さ方向に貫通する複数のピン孔40aが長手方向Lに沿って互いに間隔をおいて設けられている。各ピン孔40aには、下方に向けて突出し、後述するガイドブロック71の幅方向Wの位置決めを行う位置決めピン60が嵌入されている。
<切替部材50>
図1、図2及び図4に示すように、切替部材50は、円筒状をなしており、支持柱57の外周に設けられている。切替部材50の上端内周面には、縮径部51が全周にわたって設けられている。切替部材50の内周面と支持柱57の外周面との間には、支持柱57に対して切替部材50を回動可能に支持するニードルベアリング54が設けられている。
図1及び図2に示すように、切替部材50における円環状の下面50a、すなわち各パンチ10の基端面11に対向する対向面には、各パンチ10の基端面11に対応して複数の凹部52が設けられている。図4に示すように、各凹部52は、各パンチ10の面取り部12よりも僅かに大きな相似形状を有している。図2に示すように、各凹部52の周方向における相対的な位置関係は、各パンチ10の周方向における相対的な位置関係と同一である。したがって、各パンチ10の基端は各凹部52に収容可能となっている。
<回動機構80>
図1、図2及び図4に示すように、回動機構80は、切替部材50に固定されたピニオンギア75、ピニオンギア75と噛合するラックギア74、及びラックギア74を軸線Cを中心とする仮想円の接線方向に沿って往復動させる直動式のアクチュエータ70を備えている。
なお、ピニオンギア75は第1のギア部に相当し、ラックギア74は第2のギア部に相当する。
図4に示すように、切替部材50の上面50bには、外周面を含む一部が切り欠かれた切欠部50cが設けられている。切欠部50cには、ピニオンギア75がボルト62により固定されている。ピニオンギア75の複数の歯は、切替部材50の外周面よりも径方向外側に突出している。
図1、図2及び図4に示すように、ベースプレート40の収容溝41の底面には、長手方向Lに互いに間隔をおいて設けられた複数(本実施形態では3つ)のガイドブロック71が固定されている。図4に示すように、ガイドブロック71は、長手方向Lに沿って延在する溝部71aを下面に有しており、断面略コの字状をなしている。
各ガイドブロック71の溝部71a(図4参照)には、長手方向に沿って延在するレール72が収容されている。
溝部71aの両内側面とレール72の両側面とには、長手方向Lに沿って延在する転動溝が設けられている。溝部71a及びレール72の各々の転動溝の間には、複数の転動体(図示略)が設けられている。レール72は、ガイドブロック71により、転動体を介して長手方向Lに対して相対移動可能に支持されている。
レール72の下面には、長手方向Lに沿って延在する長尺状のスライダ73がボルト64によって固定されている。
図1、図2、及び図4に示すように、スライダ73の先端部の下面には、幅方向W全体にわたって切り欠かれた切欠部73aが設けられている。切欠部73aには、ラックギア74がボルト63によって固定されている。スライダ73の切替部材50に対向する側面には、厚さ方向全体にわたって切り欠かれるとともにピニオンギア75を逃がす一対の逃がし凹部73bが設けられている。
図1〜図3に示すように、スライダ73におけるベースプレート40の他端部(同図の右端部)に対応する部分には、スライダ73の厚さ方向に貫通するとともに座ぐり部73dを有し、長手方向Lに対して長い支持孔73cが形成されている。
支持孔73cには、下方からカラー66及び支持ボルト65が挿通されている。支持ボルト65は、ベースプレート40の収容溝41の底面に固定されている。ベースプレート40に対するスライダ73の長手方向Lに沿った相対移動がカラー66によって支持されることで、スライダ73の往復動時における位置ずれや振動が抑制される。
図1〜図3に示すように、ベースプレート40の下面におけるスライダ73の先端面73eよりも先端側の部分には、同先端面73eに当接することでスライダ73の先端側の位置決めを行うストッパ90が固定されている。
スライダ73の基端には、スライダ73を長手方向Lにおいて往復動させるエアシリンダA/Cの出力軸が連結されている。
本実施形態では、ガイドブロック71、レール72、スライダ73、及びエアシリンダA/Cによって、軸線Cを中心とする仮想円の接線方向、すなわち長手方向Lに沿って往復動可能なアクチュエータ70が構成されている。
こうしたパンチプレス装置においては、回動機構80によって切替部材50を回動させることで、各パンチ10の基端面11が切替部材50の下面50aに当接される当接位置と、各パンチ10の基端面11が各凹部52内に退避する退避位置とに切り替えられる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のパンチプレス装置では、以下のようにしてワーク30の加工が行われる。
すなわち、図5に示すように、切替部材50が当接位置にあるときには、図示しないストライカと共に切替部材50が降下されると、パンチ10の基端面11が切替部材50の下面50aに当接する。そして、切替部材50の下面50aによりパンチ10の基端面11が押圧されることでパンチ10及び支持部材24が下方に向けて移動される。その結果、パンチ10の先端によりワーク30が打ち抜かれて抜き孔31が形成される。
その後、ストライカと共に切替部材50が上昇すると、ばね26の復元力により支持部材24及びパンチ10が上昇し、ワーク30から離間する。
一方、図2に示すように、エアシリンダA/Cによりスライダ73が先端側に向けて移動されると、ラックギア74とピニオンギア75との噛合によって、切替部材50が上記当接位置から退避位置へと回動される。
図6に示すように、切替部材50が退避位置にあるときには、図示しないストライカと共に切替部材50が降下されると、パンチ10の基端が凹部52内に退避される。そして、凹部52によりパンチ10の基端が押圧されることでパンチ10及び支持部材24が下方に向けて移動される。ただし、上記当接位置にあるときに比べて、切替部材50の下面50aからパンチ10の先端までの長さが短くなるため、ワーク30が打ち抜かれることがない。
以上説明した本実施形態に係るパンチプレス装置によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)パンチプレス装置は、軸線Cを中心として回動可能に設けられた切替部材50、及び切替部材50を回動させる回動機構80を備えている。切替部材50は、支持部材24及びパンチ10と共にダイ20に対して接離可能であり、切替部材50の下面50aにパンチ10の基端を退避させる凹部52を有している。回動機構80は、軸線Cを中心に切替部材50を回動させることで、パンチ10の基端面11が下面50aに当接される当接位置とパンチ10の基端が凹部52内に退避する退避位置とに切替部材50を切り替える。
こうした構成によれば、回動機構80により切替部材50を回動させることで、切替部材50が当接位置と退避位置とに切り替えられる。このため、スライド動作によって切替部材を当接位置と退避位置とに切り替える構成とは異なり、スライド動作のためのスペースを確保しなくて済む。したがって、設置スペースを低減することができる。
(2)回動機構80は、切替部材50に設けられたピニオンギア75と、軸線Cを中心とする仮想円の接線方向(長手方向L)に沿って往復動可能に設けられた直動式のアクチュエータ70と、アクチュエータ70に設けられてピニオンギア75に噛合されたラックギア74とを備えている。アクチュエータ70によりラックギア74を接線方向(長手方向L)に沿って往復動させることにより切替部材50を回動させる。
こうした構成によれば、直動式のアクチュエータ70の直線運動を、互いに噛合されているラックギア74とピニオンギア75とを介して、切替部材50の回転運動に変換することができる。このため、簡易な構成で切替部材50を確実に回動させることができる。
<第2実施形態>
以下、図7を参照して、パンチプレス装置の第2実施形態について説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図7に示すように、パンチプレス装置は、ワーク30が所定の送り方向Fに沿って順送りされる順送型の装置である。ダイ120の上方には、複数(本実施形態では2つ)の切替部材50及びこれら2つの切替部材50を回動させる共通のアクチュエータ70を備える単位ユニット100が、上記送り方向Fに沿って複数配置されている。すなわち、単位ユニット100においては、1つのアクチュエータ70のスライダ73に2つのラックギア74がスライダ73の長手方向において互いに間隔をおいて固定されている。また、2つのラックギア74に対応して2つの切替部材50が配置されている。
各単位ユニット100のエアシリンダA/Cは、傾斜ブロック110の傾斜面111に当接して取り付けられている。このことにより、各単位ユニット100のスライダ73の長手方向が送り方向Fに対して所定の傾斜角度αを有して傾斜している。
以上説明した本実施形態に係るパンチプレス装置によれば、第1実施形態の効果(1)、(2)に加えて、新たに以下に示す作用効果が得られるようになる。
(3)パンチプレス装置は、2つの切替部材50と、2つの切替部材50の各々を回動させる1つのアクチュエータ70とを備えている。
こうした構成によれば、2つの切替部材50を1つのアクチュエータ70によって同時に回動させることができる。このため、アクチュエータ70の数を減らすことができる。
(4)2つの切替部材50がスライダ73の長手方向、すなわちアクチュエータ70の往復動方向において互いに間隔をおいて配置されている。
このため、上記往復動方向において互いに隣り合う2つの切替部材50を近接して配置することが容易にできるため、設置スペースを低減することが可能となる。
(5)パンチプレス装置は、ワーク30が所定の送り方向Fに沿って順送りされる順送型の装置であって、2つの切替部材50及び1つのアクチュエータ70を備える単位ユニット100が、送り方向Fに沿って複数配置されている。
こうした構成によれば、アクチュエータ70の往復動方向において互いに隣り合う2つの切替部材50を近接して配置することが容易にできることに加え、送り方向Fにおいて互いに隣り合う単位ユニット100を近接して配置することが容易にできる。このため、順送型のパンチプレス装置において、一層の設置スペースを低減することが可能となる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第2実施形態において、各単位ユニット100のスライダ73の長手方向を送り方向Fに対して直交させることもできる。
・第2実施形態において、単位ユニット100における切替部材50の数を3つ以上にすることもできる。
・切替部材50が退避位置の状態にあるときに、図8に示すように、パンチ210を用いてワーク30を突出形成させる、所謂ダボ加工を施すこともできる。
・例えば2つの切替部材50をスライダ73を挟んで配置し、スライダ73の両側面にラックギア74を設けるようにしてもよい。この場合であっても、2つの切替部材50を1つのアクチュエータ70によって同時に回動させることができる。
・ピニオンギア75を切替部材50と一体に形成することもできる。ラックギア74をスライダ73と一体に形成することもできる。
・エアシリンダA/Cを用いたアクチュエータ70に代えて、サーボモータや電磁ソレノイドなどを用いたアクチュエータを採用することもできる。
・回動機構80として設けられたラックギア74及びピニオンギア75に代えて、ウォーム及びウォームホイールを用いてもよい。この場合、ウォームを回転させる回転式のアクチュエータを採用すればよい。
・ストッパ90に代えて、スライダ73の位置決め部材としてプランジャを用いてもよい。
10…パンチ、11…基端面、12…面取り部、20…ダイ、21…円孔、22…押え部材、23…円孔、24…支持部材、25…円孔、26…ばね、30…ワーク、31…抜き孔、40…ベースプレート、40a…ピン孔、41…収容溝、50…切替部材、50a…下面、50b…上面、50c…切欠部、51…縮径部、52…凹部、54…ニードルベアリング、57…支持柱、58…拡径部、60…位置決めピン、61…ボルト、62…ボルト、63…ボルト、64…ボルト、65…支持ボルト、66…カラー、70…アクチュエータ、71…ガイドブロック、71a…溝部、72…レール、73…スライダ、73a…切欠部、73b…凹部、73c…支持孔、73d…座ぐり部、73e…先端面、74…ラックギア、75…ピニオンギア、80…回動機構、90…ストッパ、100…単位ユニット、110…傾斜ブロック、111…傾斜面、120…ダイ、210…パンチ、α…傾斜角度、C…軸線、F…送り方向、L…長手方向、W…幅方向、A/C…エアシリンダ。

Claims (3)

  1. ワークが載置されるダイと、
    前記ダイに対向して設けられたパンチと、
    前記ダイに対して前記パンチを接離可能に支持する支持部材と、
    前記パンチの基端面に対向する対向面を有し、前記支持部材及び前記パンチと共に前記ダイに対して接離可能、且つ前記ダイに対して接離する方向に沿って延びる軸線を中心として回動可能に設けられ、前記対向面に前記パンチの基端を退避させる凹部を有する複数の切替部材と、
    前記軸線を中心に前記切替部材を回動させることで、前記パンチの基端面が前記対向面に当接される当接位置と前記パンチの基端が前記凹部内に退避する退避位置とに前記切替部材を切り替える回動機構と、を備え、前記ワークが所定の送り方向に沿って順送りされる順送型のパンチプレス装置であって、
    前記回動機構は、
    前記切替部材に設けられた第1のギア部と、
    前記軸線を中心とする仮想円の接線方向に沿って往復動可能に設けられた直動式のアクチュエータと、
    前記アクチュエータに設けられて前記第1のギア部に噛合された第2のギア部と、を備え、
    1つの前記アクチュエータにより前記第2のギア部を前記接線方向に沿って往復動させることにより複数の前記切替部材の各々を回動させるものであり、
    前記アクチュエータの往復動方向は、前記送り方向に対して所定の傾斜角度を有して傾斜している、
    パンチプレス装置。
  2. 前記第1のギア部は、前記仮想円の円周の一部に設けられたピニオンギアであり、
    前記第2のギア部は、前記ピニオンギアと噛合するラックギアである、
    請求項に記載のパンチプレス装置。
  3. 数の前記切替部材及び1つの前記アクチュエータを備える単位ユニットが、前記送り方向に沿って複数配置されている、
    請求項1または請求項2に記載のパンチプレス装置。
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