JP6884082B2 - 膜厚測定装置、基板検査装置、膜厚測定方法および基板検査方法 - Google Patents
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Description
本実施の形態では、膜厚測定装置および膜厚測定方法を説明する。第1の実施の形態に係る膜厚測定装置は、基板上に形成された膜の厚さを測定する。したがって、本実施の形態において測定対象として用いられる基板の主面には膜が形成されている。基板上に形成される膜としては、例えばレジスト膜、反射防止膜、レジストカバー膜等が挙げられる。
図1は第1の実施の形態に係る膜厚測定装置の外観斜視図であり、図2は図1の膜厚測定装置200の内部の構成を示す模式的側面図であり、図3は図1の膜厚測定装置200の内部の構成を示す模式的平面図である。図1に示すように、膜厚測定装置200は筐体部210を有する。筐体部210は、矩形状の底面部211および矩形状の4つの側面部212〜215を含む。側面部212,214は底面部211の長手方向における両端部にそれぞれ位置し、側面部213,215は底面部211の短手方向(幅方向)における両端部にそれぞれ位置する。筐体部210は、略矩形状の上部開口を有する。筐体部210は、上部開口を閉塞する上面部をさらに含んでもよい。
図4は、図1の膜厚測定装置200において撮像部240により基板W上の膜を撮像する状態を示す模式的平面図である。図4に示すように、撮像部240は、ラインセンサ241の中心が基板保持装置250(図1)により保持される基板Wの中心WCを通って前後方向に延びかつ基板Wに直交する仮想面VS上に位置するように配置される。
(a)補正情報の生成
上記のように、基板W上の膜の厚さの測定時には、補正情報を用いて画像データが補正される。そこで、本実施の形態に係る膜厚測定装置200においては、測定対象となる基板Wの膜の厚さを測定する前に、補正情報を生成する必要がある。
補正情報が取得された後、基板Wの膜の厚さを測定する際には、その対象となる基板Wを基板保持装置250(図1)に保持させる。また、基板Wの向きを予め定められた向きに調整する。ここで、基板W上の膜にラインセンサ241に直交する直径方向に延びる第2の線状領域を定義する。また、基板W上の膜に第2の線状領域に直交する複数の帯状領域を定義する。
図9は、第1の実施の形態に係る膜厚測定装置200の制御系を示すブロック図である。第1の実施の形態に係る制御装置400は、CPU(中央演算処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)およびROM(リードオンリメモリ)により構成され、図9に示すように、制御部401、補正情報生成部410、膜厚測定部420および膜厚補正部430を有する。また、補正情報生成部410は、第1の線状データ生成部411、第2の線状データ生成部412および補正情報算出部413を含む。さらに、膜厚測定部420は面状データ生成部421を含み、膜厚補正部430は帯状データ補正部431および帯状データ生成部432を含む。
上記のように、膜厚測定装置200においては、膜厚データを生成するための補正情報が生成された後、膜の厚さの測定および補正が行われる。これらの一連の処理を膜厚測定処理と呼ぶ。図10は、膜厚測定処理のフローチャートである。
(a)上記の膜厚測定装置200においては、膜の厚さの補正に用いられる補正情報を生成するために、基板W上の膜の第1の線状領域LA1の厚さに対応する第1および第2の線状データが生成される。第1の線状データは、基板Wが第1の向きで保持された状態で、投光部220の下方を基板保持装置250が前後方向に移動するときにラインセンサ241から出力される検出信号に基づいて生成される。第2の線状データは、基板Wが第2の向きで保持された状態で、投光部220の下方を基板保持装置250が前後方向に移動するときにラインセンサ241から出力される検出信号に基づいて生成される。第1の線状データと第2の線状データとの差分を示す情報が補正情報として算出される。
本実施の形態では、基板検査装置および基板検査方法を説明する。第2の実施の形態に係る基板検査装置は、基板の一面における表面状態の欠陥の有無を判定する。本実施の形態においては、基板の一面には、膜および配線等が形成されていない未処理の基板の主面、膜および配線等が形成された表面構造を有する基板の主面が含まれる。
第2の実施の形態に係る基板検査装置は、第1の実施の形態に係る図1の膜厚測定装置200に対して基本的に同じ構成を有する。基板検査装置においては、欠陥がないサンプルの基板Wの一面が撮像され、そのサンプルの基板Wの一面の画像を表す判定画像データが生成される。また、検査対象の基板Wの一面が撮像され、その基板Wの一面の画像を表す判定画像データが生成される。その後、サンプルの基板Wの判定画像データおよび検査対象の基板Wの判定画像データに基づいて、検査対象の基板Wの表面状態の欠陥の有無が判定される。ここで、本実施の形態に係る判定画像データは、基板Wの一面上の各位置の画像を表す値を含むデータである。
図11は、第2の実施の形態に係る基板検査装置の制御系を示すブロック図である。図11に示すように、第2の実施の形態に係る基板検査装置300の制御系は、制御装置400の機能的な構成を除いて第1の実施の形態に係る図9の膜厚測定装置200の制御系と同じ構成を有する。本実施の形態に係る制御装置400は、制御部401、補正情報生成部450、画像取得部460、画像補正部470および判定部480を有する。また、補正情報生成部450は、第1の線状データ生成部451、第2の線状データ生成部452および補正情報算出部453を含む。さらに、画像取得部460は面状データ生成部461を含み、画像補正部470は帯状データ補正部471および帯状データ生成部472を含む。
図12は、第2の実施の形態に係る欠陥判定処理のフローチャートである。欠陥判定処理においては、図11の制御装置400は、まず欠陥がないサンプルの基板Wの判定画像データを生成する(ステップS21)。次に、制御装置400は、検査対象の基板Wの判定画像データを生成する(ステップS22)。
上記の基板検査装置300においては、サンプルの基板Wおよび検査対象の基板Wについて、それぞれ判定画像データが生成される。判定画像データの生成時には、基板Wの一面の画像の補正に用いられる補正情報を生成するために、基板Wの一面の第1の線状領域LA1の画像を表す第1および第2の線状データが生成される。第1の線状データと第2の線状データとの差分を示す情報が補正情報として算出される。
第3の実施の形態に係る基板処理装置は、第1の実施の形態に係る膜厚測定装置200および第2の実施の形態に係る基板検査装置300を備える。図14は、第3の実施の形態に係る基板処理装置の全体構成を示す模式的ブロック図である。図14に示すように、基板処理装置100は、露光装置900に隣接して設けられ、第1の実施の形態に係る膜厚測定装置200および第2の実施の形態に係る基板検査装置300を備えるとともに、制御装置110、搬送装置120、塗布処理部130、現像処理部140および熱処理部150を備える。
(1)第1の実施の形態に係る膜厚測定装置200においては、撮像部240の出力に基づいて画像データが生成されるごとに当該画像データについて厚さ変換処理が行われるが、本発明はこれに限定されない。第1の線状データ、第2の線状データおよび面状データの生成時に各データについて厚さ変換処理を行わなくてもよい。この場合、膜厚データは基板W上の膜の各位置の厚さに対応する値として膜の各位置の画像を示す値を含むことになる。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
Claims (10)
- 基板上に形成された膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、
前記基板を互いに90度異なる第1および第2の向きで保持する保持部と、
第1の方向に並ぶ複数の画素を有するラインセンサを含む撮像部と、
前記第1の方向に直交する第2の方向において前記撮像部と前記保持部とを相対的に移動させる移動部と、
補正情報生成動作時に、膜の厚さの補正に用いられる補正情報を生成する補正情報生成部と、
膜厚測定動作時に、前記膜の厚さを測定する膜厚測定部と、
前記膜厚測定部により測定された厚さを前記補正情報を用いて補正する膜厚補正部とを備え、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で前記基板上の前記膜に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第1の線状領域が定義され、
前記第1の線状領域は、前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で前記第2の方向と直交し、
前記補正情報生成部は、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記膜の前記第1の線状領域の厚さに対応する第1の線状データを生成する第1の線状データ生成部と、
前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で、前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記膜の前記第1の線状領域の厚さに対応する第2の線状データを生成する第2の線状データ生成部と、
前記第1の線状データと前記第2の線状データとの差分を示す情報を前記補正情報として算出する補正情報算出部とを含み、
前記第1の線状データ、前記第2の線状データおよび前記補正情報は、前記第1の線状領域の複数の位置に対応する複数の値をそれぞれ含み、
前記保持部により前記基板が保持された状態で前記基板上の前記膜に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第2の線状領域が定義されるとともに、前記第2の線状領域に直交する複数の帯状領域が定義され、
前記膜厚測定部は、
前記保持部により前記基板が保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記基板上の前記膜の厚さに対応する面状データを生成する面状データ生成部を含み、
前記膜厚補正部は、
前記面状データ生成部により生成された面状データから、前記膜の前記複数の帯状領域の厚さに対応する複数の帯状データを生成する帯状データ生成部と、
前記補正情報に基づいて各帯状データを補正することにより前記膜の各位置の厚さに対応する値を含む膜厚データを算出する帯状データ補正部とを含む、膜厚測定装置。 - 前記第1および第2の線状データの各々は、前記膜の前記第1の線状領域の画像を表す画像データの各画素の値を膜の厚さに変換することにより得られたデータであり、前記第1の線状領域の各位置に対応する厚さを示す値を含み、
前記面状データは、前記膜の画像を表す画像データの各画素の値を膜の厚さに変換することにより得られたデータであり、前記膜の各位置に対応する厚さを示す値を含み、
前記複数の帯状データは、前記膜の前記複数の帯状領域の厚さを表すデータであり、
前記膜厚データは、前記膜の各位置の厚さに対応する値として前記膜の各位置に対応する厚さを示す値を含む、請求項1記載の膜厚測定装置。 - 前記第1および第2の線状データの各々は、前記膜の前記第1の線状領域の画像を表すデータであり、
前記面状データは、前記膜の各位置の画像を表すデータであり、
前記複数の帯状データは、前記膜の前記複数の帯状領域の画像を表すデータであり、
前記膜厚データは、前記膜の各位置の厚さに対応する値として前記膜の各位置の画像を示す値を含む、請求項1記載の膜厚測定装置。 - 前記補正情報の複数の値は、前記基板が前記第2の向きで保持されるときの前記第1の線状領域の前記第1の方向における前記複数の位置に対応付けられ、
前記帯状データ補正部は、各帯状領域の複数の部分の各々について、当該部分の厚さに対応する帯状データの値に、当該部分の前記第1の方向の位置に対応する差分情報の値を加算することにより各帯状データを補正する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜厚測定装置。 - 前記補正情報算出部は、前記第1の線状領域の複数の位置の各々に対応する前記第1の線状データの値と前記第2の線状データの値との差分を算出し、前記第1の線状領域の前記複数の位置に対応して算出された複数の差分の値について重回帰分析により前記補正情報を算出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜厚測定装置。
- 一面を有する基板の外観検査を行う基板検査装置であって、
前記基板を互いに90度異なる第1および第2の向きで保持する保持部と、
第1の方向に並ぶ複数の画素を有するラインセンサを含む撮像部と、
前記第1の方向に直交する第2の方向において前記撮像部と前記保持部とを相対的に移動させる移動部と、
補正情報生成動作時に、前記基板の前記一面の画像の補正に用いられる補正情報を生成する補正情報生成部と、
画像取得動作時に、前記基板の前記一面の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部により取得された画像を前記補正情報を用いて補正する画像補正部と、
判定部とを備え、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で前記基板の前記一面に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第1の線状領域が定義され、
前記第1の線状領域は、前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で前記第2の方向と直交し、
前記補正情報生成部は、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記第1の線状領域の画像を表す第1の線状データを生成する第1の線状データ生成部と、
前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で、前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記第1の線状領域の画像を表す第2の線状データを生成する第2の線状データ生成部と、
前記第1の線状データと前記第2の線状データとの差分を示す情報を前記補正情報として算出する補正情報算出部とを含み、
前記第1の線状データ、前記第2の線状データおよび前記補正情報は、前記第1の線状領域の複数の位置に対応する複数の値をそれぞれ含み、
前記保持部により前記基板が保持された状態で前記基板の前記一面に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第2の線状領域が定義されるとともに、前記第2の線状領域に直交する複数の帯状領域が定義され、
前記画像取得部は、
前記保持部により前記基板が保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記基板の前記一面の画像を表す面状データを生成する面状データ生成部を含み、
前記画像補正部は、
前記面状データ生成部により生成された面状データから、前記一面の前記複数の帯状領域の画像を表す複数の帯状データを生成する帯状データ生成部と、
前記補正情報に基づいて各帯状データを補正することにより前記一面の各位置の画像を表す値を含む判定画像データを算出する帯状データ補正部とを含み、
前記判定部は、前記判定画像データに基づいて前記基板の表面状態の欠陥の有無を判定する、基板検査装置。 - 前記補正情報の複数の値は、前記基板が前記第2の向きで保持されるときの前記第1の線状領域の前記第1の方向における複数の位置に対応付けられ、
前記帯状データ補正部は、各帯状領域の複数の部分の各々について、当該部分の画像を示す帯状データの値に、当該部分の前記第1の方向の位置に対応する差分情報の値を加算することにより各帯状データを補正する、請求項6記載の基板検査装置。 - 前記補正情報算出部は、前記第1の線状領域の複数の位置の各々に対応する前記第1の線状データの値と前記第2の線状データの値との差分を算出し、前記第1の線状領域の前記複数の位置に対応して算出された複数の差分の値について重回帰分析により前記補正情報を算出する、請求項6または7記載の基板検査装置。
- 膜が形成された基板を保持する保持部と、第1の方向に並ぶ複数の画素を有するラインセンサを含む撮像部と、前記第1の方向に直交する第2の方向において前記撮像部と前記保持部とを相対的に移動させる移動部とを用いて、前記基板上に形成された前記膜の厚さを測定する膜厚測定方法であって、
前記膜の厚さの補正に用いられる補正情報を生成するステップと、
前記膜の厚さを測定するステップと、
前記測定するステップにより測定された厚さを前記補正情報を用いて補正するステップとを含み、
前記保持部により前記基板が第1の向きで保持された状態で前記基板上の前記膜に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第1の線状領域が定義され、
前記第1の線状領域は、前記保持部により前記基板が前記第1の向きと90度異なる第2の向きで保持された状態で前記第2の方向と直交し、
前記補正情報を生成するステップは、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記膜の前記第1の線状領域の厚さに対応する第1の線状データを生成するステップと、
前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で、前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記膜の前記第1の線状領域の厚さに対応する第2の線状データを生成するステップと、
前記第1の線状データと前記第2の線状データとの差分を示す情報を前記補正情報として算出するステップとを含み、
前記第1の線状データ、前記第2の線状データおよび前記補正情報は、前記第1の線状領域の複数の位置に対応する複数の値をそれぞれ含み、
前記保持部により前記基板が保持された状態で前記基板上の前記膜に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第2の線状領域が定義されるとともに、前記第2の線状領域に直交する複数の帯状領域が定義され、
前記膜の厚さを測定するステップは、
前記保持部により前記基板が保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記基板上の前記膜の厚さに対応する面状データを生成するステップを含み、
前記測定された厚さを補正するステップは、
生成された面状データから、前記膜の前記複数の帯状領域の厚さに対応する複数の帯状データを生成するステップと、
前記補正情報に基づいて各帯状データを補正することにより前記膜の各位置の厚さに対応する値を含む膜厚データを算出するステップとを含む、膜厚測定方法。 - 一面を有する基板を保持する保持部と、第1の方向に並ぶ複数の画素を有するラインセンサを含む撮像部と、前記第1の方向に直交する第2の方向において前記撮像部と前記保持部とを相対的に移動させる移動部とを用いて、前記基板の外観検査を行う基板検査方法であって、
前記基板の前記一面の画像の補正に用いられる補正情報を生成するステップと、
前記基板の前記一面の画像を取得するステップと、
前記取得するステップにより取得された画像を前記補正情報を用いて補正するステップと、
判定するステップとを含み、
前記保持部により前記基板が第1の向きで保持された状態で前記基板の前記一面に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第1の線状領域が定義され、
前記第1の線状領域は、前記保持部により前記基板が前記第1の向きと90度異なる第2の向きで保持された状態で前記第2の方向と直交し、
前記補正情報を生成するステップは、
前記保持部により前記基板が前記第1の向きで保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記第1の線状領域の画像を表す第1の線状データを生成するステップと、
前記保持部により前記基板が前記第2の向きで保持された状態で、前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記第1の線状領域の画像を表す第2の線状データを生成するステップと、
前記第1の線状データと前記第2の線状データとの差分を示す情報を前記補正情報として算出するステップとを含み、
前記第1の線状データ、前記第2の線状データおよび前記補正情報は、前記第1の線状領域の複数の位置に対応する複数の値をそれぞれ含み、
前記保持部により前記基板が保持された状態で前記基板の前記一面に前記第1の方向と直交する直径方向に延びる第2の線状領域が定義されるとともに、前記第2の線状領域に直交する複数の帯状領域が定義され、
前記画像を取得するステップは、
前記保持部により前記基板が保持された状態で、前記移動部により前記撮像部と前記保持部とが相対的に移動するときに前記ラインセンサから出力される検出信号に基づいて前記基板の前記一面の画像を表す面状データを生成するステップを含み、
前記取得された画像を補正するステップは、
生成された面状データから、前記一面の前記複数の帯状領域の画像を表す複数の帯状データを生成するステップと、
前記補正情報に基づいて各帯状データを補正することにより前記一面の各位置の画像を表す値を含む判定画像データを算出するステップとを含み、
前記判定するステップは、前記判定画像データに基づいて前記基板の表面状態の欠陥の有無を判定することを含む、基板検査方法。
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