[go: up one dir, main page]

JP6883950B2 - 放射冷暖房システム - Google Patents

放射冷暖房システム Download PDF

Info

Publication number
JP6883950B2
JP6883950B2 JP2016075637A JP2016075637A JP6883950B2 JP 6883950 B2 JP6883950 B2 JP 6883950B2 JP 2016075637 A JP2016075637 A JP 2016075637A JP 2016075637 A JP2016075637 A JP 2016075637A JP 6883950 B2 JP6883950 B2 JP 6883950B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature sensor
probe
panel
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016075637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017187210A (ja
Inventor
幹治 小野
幹治 小野
勇輝 滝澤
勇輝 滝澤
幸彦 田中
幸彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2016075637A priority Critical patent/JP6883950B2/ja
Publication of JP2017187210A publication Critical patent/JP2017187210A/ja
Priority to JP2020134515A priority patent/JP6945700B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883950B2 publication Critical patent/JP6883950B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、放射によって居室空間の冷暖房を行う放射冷暖房システムに関するものである。
空調空気を居室空間に噴き出して対流させる汎用の空調機は、居室空間の空気の温度を測定してON/OFF制御しているものが一般的である。具体的には、空調機の吸い込み口に設けられた温度センサで空調機への吸い込み空気の温度を測定するか、あるいは壁付リモコンに内蔵されたセンサで室内壁周辺の空気の温度を測定することによって、空調機をON/OFF制御している。
また近年、対流式の空調機による不快な気流感や、居室空間の上下温度分布が発生しにくい放射冷暖房システム(例えば、下記の特許文献1参照)が注目されているが、このような放射冷暖房システムに使用されている空調機も、制御方法は同様であり、すなわち居室空間の空気の温度に基づいて制御されるようになっている。
特開平5−149586号公報
しかしながら、放射冷暖房システムは、人体の周囲の空気の温度だけでなく、周囲の物体との赤外線授受による体感温度を利用したものであり、すなわち例えば放射冷房の場合、天井等に設置した放射パネルを空調機で冷却することによって、この放射パネルの表面からの熱(赤外線)の放射強度が、ヒトの体表面からの赤外線放射強度に比較して著しく低くなるので、ヒトの体表面からの赤外線が放射パネルの表面で反射せずに吸収されることによって冷涼感を得ることができるものである。したがって、空気の温度の測定値のみに基づいて空調機の出力を制御しても、実際にヒトの体感温度を適切に保つことは困難である。
本発明の技術的課題は、放射冷暖房による快適な体感温度を得ることにある。
空調機からの空調空気により冷却又は加温された放射パネルからの放射により居室空間の冷暖房を行う放射冷暖房システムにおいて、前記居室空間内において前記放射パネルの真下に設置されたベッドに体感温度センサが設置され、前記体感温度センサは、前記放射パネルの側を向いた外表面に赤外線を吸収可能にする表面処理が施された半球状ケースと、前記半球状ケースにより画成された内部空間の空気温度を検出するプローブと、前記プローブの下側からの熱を遮断する断熱層と、を備え、前記空調機の駆動が、前記体感温度センサによる温度計測値と、任意に設定された温度設定値との差を解消するように制御され、前記半球状ケースは前記プローブの上側の空間を覆い、前記体感温度センサは、前記半球状ケースが前記放射パネルの側を向きかつ前記断熱層が前記ベッドと前記プローブとの間に介在し、前記放射パネルは、前記ベッドの直上に設けられた織物であり、前記放射パネルによって前記空調機から噴き出される空調空気が水平方向に通過する吹き抜けのチャンバーが画成され、前記チャンバーは側周端に開放端部を備え、前記空調空気が前記開放端部から前記居室空間の壁面へ向けて吹き抜けるように構築され、前記空調機は、鉛直方向において前記放射パネルと同程度の高さに設けられ、かつ設置位置近辺の空気を吸気口で取り込むものである
射冷暖房による快適な体感温度を得ることができる。
射冷暖房システムの第一の実施の形態を概略的に示す縦断面図である。 射冷暖房システムの第二の実施の形態を概略的に示す縦断面図である。 射冷暖房システムの第三の実施の形態を概略的に示す縦断面図である。 射冷暖房システムの第四の実施の形態を概略的に示す縦断面図である。
射冷暖房システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず図1は、第一の実施の形態を示すもので、参照符号100は建物であり、101は天井材、102は壁面、103は床面で、天井材101によって、居室空間S1と、その上側の天井裏空間S2が区画されている。なお、居室空間S1は、例えばリビングルームである。
射冷暖房システムの第一の実施の形態は、居室空間S1の上部に配置された空調機(室内機)1と、この空調機1の噴き出し口1bから天井材101の下側に沿って延びて居室空間S1へ開放されたチャンバー2とを備え、例えば天井材101に取り付けられている。
このうち、空調機1は、建物100の外部に設置された室外機11との間で流体を液相−気相の可逆変化を伴いながら配管12を介して循環させることにより熱の搬送を行い、これによって、吸気口1aから取り込んだ空気を流体が液相から気相へ変化する際の潜熱吸収作用により冷却し、あるいは流体が気相から液相へ変化する際の潜熱放出作用により加温して、噴き出し口1bから噴き出すものである。そしてこの空調機1は、吸気口1aが居室空間S1に開口されると共に、噴き出し口1bがチャンバー2の内部空間の一端に開口されており、すなわち空調機1の噴き出し口1bから噴き出される空調空気(冷却空気又は加温空気)は、チャンバー2の内部空間を介して居室空間S1へ供給されるようになっている。
チャンバー2は、平面形状が略長方形で水平方向に扁平な箱型をなすものであって、天井材101の下面と対向する上側壁面が、例えば熱抵抗値で0.2m/WK以上となる厚みを有する発泡樹脂保温材等からなる断熱パネル21で形成され、下側壁面が、例えば熱抵抗値が0.1m/WK以下で、透湿抵抗値が3000msPa/ng以下、すなわち熱伝導性が良く透湿性の良い薄肉の硬質繊維板又は通気性を有する織物等からなる放射パネル22で形成され、取付時に断熱パネル21と放射パネル22及びその他の板材や金具等で組み立てるものや、予め箱型に組み立てられたものや、あるいは空調機1と一体化されたものなど、種々の仕様とすることが可能である。
また、チャンバー2の内部空間の上下方向の幅(断熱パネル21と放射パネル22との間隔)は10〜100mm程度であり、チャンバー2の平面サイズ(放射パネル22の放射面積)は、天井材101の面積よりも適宜小さいものとなっている。
参照符号3は、全方位型の体感温度センサであって、少なくとも外表面が赤外線を吸収可能にする表面処理を施された中空のケース31を有する。具体的には、赤外線放射率(長波長放射率)の高い物質(放射率≒0.8以上)、いわゆる完全黒体に近い材料で塗装(以下、黒体塗装という)され熱容量の小さい例えば薄肉の銅板からなる球状の中空のケース31と、このケース31の内部空間3aにケース31の曲率中心となる位置に配置されて空気の温度を一定の周期(例えば1〜3min)で検出するサーミスタ等からなるプローブ32と、を備え、すなわちグローブ温度センサとしての構造を有するものであって、不図示の送信手段によって、プローブ32からの検出データを空調機1へ送信可能となっている。
この実施の形態では、体感温度センサ3は、居室空間S1内でヒトが非横臥状態で長時間滞在するエリアと対応する高さに設けられ、すなわち床面103上に設置した支柱33を介して、居室空間S1における高さ方向中間位置、好ましくは、床面103から40cm以上200cm以下の高さに配置され、移動自在となっている。
また、空調機1は、コントローラ13を備えている。このコントローラ13は例えば空調機1に内蔵されており、体感温度センサ3のプローブ32による温度計測データを取り込んで、予め設定された温度設定値との差を解消させるように、空調機1のON/OFF又は出力の増減を制御するものである。
以上の構成において、ユーザーが例えばリモコン装置4の操作によって空調機1を冷房運転又は暖房運転させると、まず空調機1で冷却又は加温された空気が噴き出し口1bからチャンバー2内へ送られる。そしてこの冷却又は加温空気がチャンバー2内を通過する過程で、熱抵抗の小さい放射パネル22の裏面(上面)を擦過することによって放射パネル22が冷却又は加温され、下面(放射面)からその温度に応じた強度で赤外線を放射することによって、居室空間S1への放射冷房又は放射暖房が行われる。
また、チャンバー2内を通過した冷却又は加温空気は、チャンバー2の開放端部から居室空間S1へ流出することによって、居室空間S1の空気が直接冷却又は加温されると共に、この空気に接する天井材101、壁面102、床面103、ベッドや、その他の物体も加温され、その表面温度に応じた強度で赤外線を放射する。
ここで、体感温度センサ3において、ケース31が黒体塗装されている場合、このケース31は、反射率が0に近いものであり、すなわち理論上、あらゆる波長の電磁波を吸収する。しかもこのケース31は薄肉で熱容量が小さいことから、周囲からの熱(赤外線)の放射と、周囲の空気からの熱伝導によって、ケース31の内部空間3aの温度が応答よく変化する。そして、ヒトの体感温度は、居室空間S1内の気流速度、空気温度及び放射温度から導出される温度に近いものであることから、プローブ32で計測されるケース31の内部空間3aの温度は、気流が無視できる程度に静穏である場合のヒトの体感温度に近似するものである。すなわち、体感温度センサ3は、温度センサによって空気の温度のみを計測する場合に比較して、ヒトが体感温度として感じる温度環境をより正確に計測することができる。
また、この体感温度センサ3は、ケース31が球体であるため全方位からの放射を吸収することができ、すなわち放射パネル22からの放射ばかりでなく、天井材101、壁面102、床面103など、周囲のあらゆる物体の表面からの放射による体感温度の影響を反映して全方位で計測することができ、しかも、居室空間S1における高さ方向中間位置に設置されているので、居室空間S1におけるヒトの、例えば就寝時以外(非横臥状態)の生活行動領域での体感温度に近い温度を計測することができる。
したがって、コントローラ13が、この体感温度センサ3によって一定の周期で検出される温度データを取り込んで、予め設定された温度設定値との差を解消させるように空調機1のON/OFF又は出力の増減を制御することによって、居室空間S1内で生活行動する非横臥時のヒトの体感温度を最適なものとすることができる。
次に図2は、放射冷暖房システムの第二の実施の形態を示すものである。この第二の実施の形態において、上述した第一の実施の形態と異なるところは、体感温度センサ3が、プローブ32の一側からの放射熱や熱伝導を遮断する断熱層34を備え、ケース31が半球状であってプローブ32の他側の空間を覆う半球ドーム状に形成され、空調機1の電源や冷暖房運転切換、タイマー設定、温度設定などを行うためのリモコン装置4に取り付けられるか、あるいはこのリモコン装置4の設置位置に取り付け可能となっている点にある。その他の構成は、第一の実施の形態と同様である。なお、参照符号104は床面103上に設置されたベッドであり、すなわちこの実施の形態において、居室空間S1は寝室、あるいは病院の病室などに相当するものである。
上記構成において、体感温度センサ3は、断熱層34が設けられた側からの放射熱や熱伝導が遮断されるため、プローブ32は、実質的に断熱層34と反対側で半球状のケース31へ入射される赤外線による放射温度及び室内空気からの伝熱によるケース31の内部空間3aの温度を検出するものとなっている。したがって、ベッド104上で仰臥位にあるヒトの近傍で温度環境を計測することができ、しかもケース31の向きによって、ヒトの体感温度に近似した温度を検出する方位を任意に設定することができる。
ここで、ベッド104上で仰臥位にあるヒトの体感温度は、放射パネル22から床面103へ向けて赤外線放射されることによる熱とヒトの周囲の空気温度を考慮すればよい。これは、ベッド104上に仰臥しているヒトは、ベッド104や布団などによって、下からの放射熱をほとんど感じないからである。したがって、先に説明した第一の実施の形態のような全方位型の体感温度センサ3を用いた場合は、球状のケース31の内部空間3aのうち、上半球内と下半球内の空気温度が極端に異なることがあり、その場合は平均化された空気温度がプローブ32で検出されるため、平均化された空気温度は仰臥位でのヒトの体感温度と異なった値となってしまい、正確な体感温度を把握できないことになる。
これに対し、第二の実施の形態によれば、図示の例のように、例えばチャンバー2の放射パネル22の真下に位置するベッド104へのリモコン装置4の固定方向によって、ケース31が上向きとなるように体感温度センサ3の向きを設定することで、体感温度センサ3により検出される温度は、ベッド104の上で横臥しているヒトが、放射パネル22からの放射と周囲の気温とにより感じる体感温度の近似値となり、したがって、横臥(就寝)時のヒトの体感温度が最適なものとなるように空調機1の駆動を制御することができる。
次に図3は、放射冷暖房システムの第三の実施の形態を示すものである。この第三の実施の形態において、先に説明した第一の実施の形態と異なるところは、体感温度センサ3が、プローブ32の一側からの放射熱や熱伝導を遮断する断熱層34を備え、ケース31が半球状であってプローブ32の他側の空間を覆う半球ドーム状に形成され、ベッド104の設置位置に取り付けられている点にある。その他の構成は、第一の実施の形態と同様である。
上記構成において、体感温度センサ3は、第二の実施の形態と同様、断熱層34が設けられた側からの放射熱や熱伝導が遮断されるため、プローブ32は、実質的に断熱層34と反対側で半球状のケース31へ入射される赤外線による放射温度及び室内空気からの伝熱によるケース31の内部空間3aの温度を検出するものとなっている。したがって、図示の例のように、例えばチャンバー2の放射パネル22の真下に位置するベッド104に、ケース31が上向きとなるように体感温度センサ3を取り付けた場合は、体感温度センサ3により検出される温度は、ベッド104の上で横臥しているヒトが、放射パネル22からの放射と周囲の気温とにより感じる体感温度の近似値となり、したがって、横臥(就寝)時のヒトの体感温度が最適なものとなるように空調機1の駆動を制御することができる。
なお、上述した各実施の形態は、いずれも空調機1と、この空調機1の噴き出し口1bに接続され下側が放射パネル22からなるチャンバー2を備えるものとしたが、第四の実施の形態として図4に示すように、空調機1(室内機)を天井裏空間S2に設置し、天井材101を放射パネルとして利用する放射冷暖房システムにも実施することができる。
すなわち図4に示す第四の実施の形態では、天井裏空間S2から吸入した空気を空調機1で冷却又は加温して天井裏空間S2へ噴き出し、これによって、透湿性及び吸湿性に優れた石膏ボードなどの多孔質材料からなる放射パネルとしての天井材101を冷却又は加温し、天井材101の下面からの放射により居室空間S1の冷暖房を行うようにしている。また、天井材101の冷却又は加温を効率よく行う目的で、天井裏空間S2を取り囲む面のうち天井材101以外の面は、断熱材105で覆われている。なお、天井材101の居室空間S1側表面をクロスなどで仕上げる場合は、透湿性を有する素材を用いることが好ましい。これによって冷房運転時に天井材101の居室空間S1側表面が結露することを防ぐことが可能である。
そして居室空間S1が例えばリビングルームのように、ヒトが非横臥状態で生活行動する部屋である場合は、体感温度センサ3は、第一の実施の形態と同様、例えば移動自在な支柱33を介して、居室空間S1における高さ方向中間位置、好ましくは、床面103から40cm以上200cm以下の高さに配置し(図4における3A)、また、居室空間S1が例えば寝室や病室である場合は、体感温度センサ3は、第二の実施の形態と同様、例えばベッド104上に取り付け可能なリモコン装置4に一体に設け(図4における3B)、あるいはリモコン装置4とは別体でベッド104に取り付け可能とすること(図4における3C)などができる。
1 空調機
13 コントローラ
2 チャンバー
22 放射パネル
3 体感温度センサ
31 ケース
32 プローブ
33 支柱
34 断熱層
4 リモコン装置
100 建物
101 天井材
S1 居室空間
S2 天井裏空間

Claims (3)

  1. 空調機からの空調空気により冷却又は加温された放射パネルからの放射により居室空間の冷暖房を行う放射冷暖房システムにおいて、
    前記居室空間内において前記放射パネルの真下に設置されたベッドに体感温度センサが設置され、前記体感温度センサは、前記放射パネルの側を向いた外表面に赤外線を吸収可能にする表面処理が施された半球状ケースと、前記半球状ケースにより画成された内部空間の空気温度を検出するプローブと、前記プローブの下側からの熱を遮断する断熱層と、を備え、
    前記空調機の駆動が、前記体感温度センサによる温度計測値と、任意に設定された温度設定値との差を解消するように制御され、
    前記半球状ケースは前記プローブの上側の空間を覆い、
    前記体感温度センサは、前記半球状ケースが前記放射パネルの側を向きかつ前記断熱層が前記ベッドと前記プローブとの間に介在し、
    前記放射パネルは、前記ベッドの直上に設けられた織物であり、
    前記放射パネルによって前記空調機から噴き出される空調空気が水平方向に通過する吹き抜けのチャンバーが画成され、前記チャンバーは側周端に開放端部を備え、前記空調空気が前記開放端部から前記居室空間の壁面へ向けて吹き抜けるように構築され、
    前記空調機は、鉛直方向において前記放射パネルと同程度の高さに設けられ、かつ設置位置近辺の空気を吸気口で取り込むことを特徴とする放射冷暖房システム
  2. 空調機からの空調空気により冷却又は加温された放射パネルからの放射により居室空間の冷暖房を行う放射冷暖房システムにおいて、
    前記居室空間内において前記放射パネルの真下に設置されたベッドに体感温度センサが設置され、前記体感温度センサは、前記放射パネルの側を向いた外表面に赤外線を吸収可能にする表面処理が施された半球状ケースと、前記半球状ケースにより画成された内部空間の空気温度を検出するプローブと、前記プローブの下側からの熱を遮断する断熱層と、を備え、
    前記空調機の駆動が、前記体感温度センサによる温度計測値と、任意に設定された温度設定値との差を解消するように制御され、
    前記半球状ケースは前記プローブの上側の空間を覆い、
    前記体感温度センサは、前記半球状ケースが前記放射パネルの側を向きかつ前記断熱層が前記ベッドと前記プローブとの間に介在し、
    前記放射パネルは、前記ベッドの直上の部位が塞がれた繊維板であり、
    前記放射パネルによって前記空調機から噴き出される空調空気が水平方向に通過する吹き抜けのチャンバーが画成され、前記チャンバーは側周端に開放端部を備え、前記空調空気が前記開放端部から前記居室空間の壁面へ向けて吹き抜けるように構築され、
    前記空調機は、鉛直方向において前記放射パネルと同程度の高さに設けられ、かつ設置位置近辺の空気を吸気口で取り込むことを特徴とする放射冷暖房システム。
  3. 記体感温度センサとは別に、外表面に赤外線を吸収可能にする表面処理が施された半球状ケースと、前記半球状ケースにより画成された内部空間の空気温度を検出するプローブと、を備えるもう一つの体感温度センサが設けられ、
    前記もう一つの体感温度センサは、前記温度設定値を設定するリモコン装置に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放射冷暖房システム。
JP2016075637A 2016-04-05 2016-04-05 放射冷暖房システム Active JP6883950B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075637A JP6883950B2 (ja) 2016-04-05 2016-04-05 放射冷暖房システム
JP2020134515A JP6945700B2 (ja) 2016-04-05 2020-08-07 放射冷暖房システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075637A JP6883950B2 (ja) 2016-04-05 2016-04-05 放射冷暖房システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020134515A Division JP6945700B2 (ja) 2016-04-05 2020-08-07 放射冷暖房システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017187210A JP2017187210A (ja) 2017-10-12
JP6883950B2 true JP6883950B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=60043977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016075637A Active JP6883950B2 (ja) 2016-04-05 2016-04-05 放射冷暖房システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6883950B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020186907A (ja) * 2016-04-05 2020-11-19 株式会社フジタ 放射冷暖房システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026937U (ja) * 1988-06-25 1990-01-17
JPH10103745A (ja) * 1996-10-01 1998-04-21 Yazaki Corp 温熱環境検出装置
JP2008304096A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd 空調システム
HUP0900578A2 (en) * 2009-09-15 2011-03-28 Bela Boldoghy Low energy demand for heating, cooling, surface radiator and air changing building system, and for passive energy-saving buildings
JP6231441B2 (ja) * 2014-06-17 2017-11-15 株式会社フジタ 放射空調システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020186907A (ja) * 2016-04-05 2020-11-19 株式会社フジタ 放射冷暖房システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017187210A (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9044101B2 (en) Climate controlled sleeping space
CN109564023B (zh) 空调装置
JP2008304096A (ja) 空調システム
JPH0520659B2 (ja)
JP2017194231A (ja) 空気調和機
JP6484090B2 (ja) 放射空調システム
US20180289169A1 (en) Multi-Functional Heater for Warming Bed Covers
KR20220040160A (ko) 냉난방용 복사패널 및 이를 이용한 냉난방 시스템
JP5668165B1 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム及び建物
JP6883950B2 (ja) 放射冷暖房システム
JP6941938B2 (ja) 加湿器および環境制御システム
JP6945700B2 (ja) 放射冷暖房システム
JP4622718B2 (ja) 空気調和機
KR200475856Y1 (ko) 전신 돔 사우나 장치
US20210239337A1 (en) Apparatus and method for controlling temperature
JP2008304129A (ja) 放射冷暖房システム
KR101016659B1 (ko) 냉온수 매트장치
JP2009257700A (ja) 天井暖房装置
JPH04127A (ja) 輻射暖房装置
CN103584591B (zh) 四季恒温睡眠装置
JP6189909B2 (ja) 空気調和システム
JP6789330B2 (ja) 放射空調システム
JP7149978B2 (ja) 壁放射冷暖房装置及び部屋構造
JP2017146037A (ja) 放射冷暖房システム及び放射冷暖房方法
KR20200000951U (ko) 송풍기능이 구비된 침대

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200807

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200807

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200817

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200819

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20201016

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20201021

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201111

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210120

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20210226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210317

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210331

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210506

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6883950

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250