JP6877683B2 - 紐掛装置 - Google Patents
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Description
本実施の形態に係る紐掛装置10は、箱状のワークに掛紙を被せ、紐掛けを行い排出するものである。以下、箱状のワークとして、弁当1に適用した場合を例に説明する。ここで弁当1とは、図59に一例を示すように、長方形で底浅な弁当箱内に御飯やシュウマイ等のおかずが盛り付けされて蓋が被せられた折詰弁当(駅弁)である。
図1〜図6に示すように、紐掛装置10は、全体的には縦置きケース型に構成されており、下部をなす架台11と、上部をなす本体12とからなる。架台11は、その内部に空圧機器であるコンプレッサーや真空ポンプ等の駆動系の構成部品が収納され、外壁をなす金属製のカバーで覆われており、カバーの一部は扉として開閉可能に構成されている。
本体12内のステージ上で導入位置の左側には、掛紙供給部20が配設されている。
図7〜図11に示すように、掛紙供給部20は、予め導入位置にセットされた弁当1の上面に掛紙2を供給して被せるものである。掛紙供給部20は、数多の掛紙2を予め装填しておくスタッカー21と、該スタッカー21から掛紙2を1枚ずつ取り出して弁当1上に供給する供給機構22と、を備えている。
図12〜図15に示すように、搬送部30は、前記掛紙供給部20から導入位置で引き継いだ弁当1を、該弁当1上の掛紙2が弁当1の側面に沿って折り曲げられた状態に保持しつつ装置内部(後方)へ搬送するものである。搬送部30は、導入位置から装置内部の紐掛位置に向かって下方に配設されたベース31と、該ベース31上を前後方向へ往復移動するスライド台32と、該スライド台32より上下方向へ昇降可能に支持されて弁当1を載せる搬送テーブル33と、を備えている。
図4〜図7に示すように、紐掛部40は、前記搬送部30により紐掛位置まで搬送された弁当1に掛紙2の上から紐3を掛けて結ぶものである。紐掛部40は、紐掛位置に配置された回転機構41と、紐3を供給する紐供給機構42と、前記回転機構41上の弁当1の周囲に紐3を十字状に巻き付ける巻付機構43と、弁当1に巻き付けた紐3を片花結びで結ぶ結び機構45と、を備えている。
回転機構41は、前記搬送部30の搬送テーブル33から移された弁当1を、紐掛位置で水平方向に90度の範囲で回転可能に保持するものである。図16〜図19に示すように、回転機構41は、水平方向に90度の範囲で回転駆動する回転盤411上に、一対の支持脚412,412が立設され、各支持脚412の上端に回転ホルダー413を設けてなる。
紐供給機構42は、後述の巻付機構43に紐3を供給するものであり、図1〜図4に示すように、本体12内のステージ上にて紐掛位置の背後に配置されている。本実施の形態における紐3は、紙製の平たいシデ紐が用いられており、ステージ上に設置されるボビン420に巻かれた状態で供給され、ボビン420から順次繰り出されるように設定されている。
巻付機構43は、前記回転機構41と協働して、前記回転機構41の回転ホルダー413上に保持された弁当1の周囲に、前記紐供給機構42から供給された紐3を十字状に巻き付けるものである。図22および図23に示すように、巻付機構43は、前記ステージ上にて紐掛位置を中心に回転可能に配設された一対のリングギアであるの小径の内リング431と大径の外リング441とを備えている。
結び機構45は、弁当1に十字状に巻き付けた紐3を片花結びで結ぶものである。図7,図33〜図35に示すように、結び機構45は、弁当1を紐掛位置に保持する回転ホルダー413の左側の傍らに配設されている。結び機構45は、先ずかた結びを行うかた結び機構451と、続いて片花結びを行う片花結び機構461とを備えている。また、結び機構45には、かた結び動作時に弁当1の上面の一端側(一短辺)より延出した掛紙2の一端片を下方へ折り曲げる第2紙折機構49が併設されている。
排出部50は、紐掛けが終了した弁当1を本体12の外部へ排出するものである。図1〜図3に示すように、排出部50は、多数のローラーを前後に並べて傾斜させたコンベアにより構成されている。ここでコンベアの上流側は、紐掛部40の出口に連通している。また、図示省略したが、排出部50は、搬送部30で次ぎに搬送された弁当1により排出部50の一端に押し出された弁当1を、各ローラーの回転によって自重で流下させる。なお、排出部50は、動力により駆動する無端のコンベヤベルト等によって構成しても良い。
紐掛装置10を運転するに際しては、電装ボックス14で電源を投入した後、操作部100により所定の準備操作を行う。この時、各機構における部品が初期位置(原点)に復帰していることも確認する。なお、紐掛装置10の運転は、連続的に弁当1の紐掛けを行う自動運転モードの他、別体の手動操作用の操作ボックス(図示せず)を用いた手動運転モードにも切り換えることができるが、以下、自動運転モードにおける紐掛装置10の動作について説明する。
以上の片花結び機構461や受取クランプ機構471における各構成要素の一連の動作も、電装ボックス14にある制御盤により所定のプログラムに基づき制御される。
11…架台
12…本体
121…ワーク投入口
13…シグナルタワー
14…電装ボックス
20…掛紙供給部
21…スタッカー
22…供給機構
23…レール
24…スライダー
25…供給ヘッド
30…搬送部
31…ベース
32…スライド台
33…搬送テーブル
40…紐掛部
41…回転機構
411…回転盤
412…支持脚
413…回転ホルダー
42…紐供給機構
426…ガイド部材
429…カッター
43…巻付機構
431…内リング
435…先端保持部
441…外リング
445…基端保持部
45…結び機構
451…かた結び機構
452…仮巻き部材
461…片花結び機構
462…掛止部材
463…結び部材
471…受取クランプ機構
472…可動アーム
473…クランプ
481…フック機構
482…可動ロッド
483…フック
49…第2紙折機構
491…紙折りアーム
50…排出部
100…操作部
101…表示部
102…スイッチ
Claims (4)
- 箱状のワークに掛紙を被せ、紐掛けを行い排出する紐掛装置において、
導入位置にセットされたワークの上面に掛紙を供給して被せ、掛紙をワークの側面に沿って折り曲げ被せる掛紙供給部と、
掛紙が被せられたワークを、掛紙がワークの側面に沿って折り曲げられた状態に保持しつつ搬送する搬送部と、
紐掛位置まで搬送されたワークに、掛紙の上から紐を掛けて結ぶ紐掛部と、
紐掛けが終了したワークを外部へ排出する排出部と、を備え、
前記紐掛部は、
前記搬送部から紐掛位置に移されたワークを水平方向に90度の範囲で回転可能に保持する回転機構と、
前記回転機構の傍らに紐を供給する紐供給機構と、
ワークの周囲に紐を十字状に巻き付ける巻付機構と、
ワークに巻き付けた紐を片花結びで結ぶ結び機構と、を備え、
前記巻付機構は、
前記回転機構により回転可能に保持されたワークを中心として水平軸周りに回転する一対の内リングおよび外リングを備え、
前記各リングの何れか一方に、前記紐供給機構から供給された紐の先端側を保持可能な先端保持部が設けられ、他方に、前記紐供給機構から供給された紐が途中で切断される基端側を保持可能な基端保持部が設けられ、前記先端保持部および前記基端保持部は、それぞれ紐を保持した状態で各リングの回転に伴いワーク周りを周回可能であり、
前記先端保持部および前記基端保持部がワーク周りを周回する途中で、前記回転機構によりワークの向きが90度回転することで、ワークの周囲に紐が十字状に巻き付けられ、
前記結び機構は、
前記巻付機構によりワークの周囲に十字状に巻き付けられた紐の先端側と基端側とを先ずかた結びするかた結び機構と、
前記かた結び機構によるかた結びに続いて片花結びを行う片花結び機構と、を備え、
前記かた結び機構は、仮巻き部材と、クランプと、を備えて成り、
前記仮巻き部材は、前記紐掛位置より退避した位置から、前記基端保持部により保持された紐の基端側の手前途中に引っ掛かる位置まで移動し、該紐の基端側の手前途中を一時的に掛け回すように回転することで、かた結びの結び目を形成し、この時、前記先端保持部が保持していた紐の先端側を受け取り一旦掛止し、
前記クランプは、前記仮巻き部材により一旦掛止された紐の先端側を引き継いで保持し、
前記片花結び機構は、掛止部材と、結び部材と、フックと、を備えて成り、
前記掛止部材と前記結び部材は、前記紐掛位置より退避した位置から、ワークにかた結びされた紐を引っ掛ける位置まで移動し、前記掛止部材が、紐の結び目と前記基端保持部に保持された基端側との間を掛止した状態で、前記結び部材は、紐が前記掛止部材に掛止された箇所と前記基端保持部に保持された基端側との間を掛止して回転することで、紐の結び目にループを形成し、
前記クランプと前記フックは、前記紐掛位置より退避した位置から紐の結び目に近づくように移動し、前記フックは、前記ループを通り紐の途中を掛止した状態で元の位置まで後退し、前記クランプは、紐の先端側の保持を解除して離した後、前記基端保持部が、紐の先端側を引っ張り締めることで、片花結びの結び目を形成することを特徴とする紐掛装置。 - 前記掛紙供給部は、数多の掛紙を予め装填しておくスタッカーと、該スタッカーから掛紙を1枚ずつ取り出して、導入位置にセットされたワーク上に供給する供給機構と、を備え、
前記供給機構は、前記スタッカーから前記導入位置に亘り上方で延びるレールと、該レール上を往復移動するスライダーと、該スライダーに支持された供給ヘッドと、を備え、
前記供給ヘッドは、前記スタッカー内の掛紙を1枚ずつ真空吸着して取り出し、ワーク上にて真空解除し掛紙を離す真空パットと、ワークの両側方に延出した掛紙の両側片を、それぞれワークの側面に沿わせて折り曲げる一対の紙折り片と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の紐掛装置。 - 前記搬送部は、前記導入位置から前記紐掛位置に向かって下方に配設されたベースと、該ベース上を往復移動するスライド台と、該スライド台より上方へ昇降可能に支持されてワークを載せるテーブルと、を備え、
前記テーブルは、前記一対の紙折り片によって折り曲げられた掛紙を、そのまま折り曲げられた状態に保持する一対の紙押え片を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の紐掛装置。 - 前記排出部は、前記紐掛部により紐掛けが終了したワークが、前記搬送部により新たに紐掛位置まで搬送された次のワークに押し出された時にこれを受け入れ、該ワークを自重により所定方向へ流下させるコンベアを備えることを特徴とする請求項1,2または3に記載の紐掛装置。
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JP2016255841A JP6877683B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 紐掛装置 |
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Family Applications (1)
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JP2016255841A Active JP6877683B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 紐掛装置 |
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