JP6873365B1 - Control device, steering device - Google Patents
Control device, steering device Download PDFInfo
- Publication number
- JP6873365B1 JP6873365B1 JP2020520339A JP2020520339A JP6873365B1 JP 6873365 B1 JP6873365 B1 JP 6873365B1 JP 2020520339 A JP2020520339 A JP 2020520339A JP 2020520339 A JP2020520339 A JP 2020520339A JP 6873365 B1 JP6873365 B1 JP 6873365B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- torque
- index value
- unit
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
制御装置は、車両の操舵部材を操作する運転者が受ける操舵感覚を調整する指標値を記憶する記憶部と、前記操舵部材の操舵トルクを補正する補正トルクを前記記憶部に記憶された前記指標値を用いて設定するとともに、前記操舵トルクを前記補正トルクにて補正した補正後トルクを用いて前記操舵部材の操作に対する補助力を出力する補助モータ又は前記操舵部材の操作に対する反力を出力する反力モータの制御値を設定する制御値設定部と、を備える。The control device has a storage unit that stores an index value that adjusts the steering feeling received by the driver who operates the steering member of the vehicle, and the index that stores a correction torque that corrects the steering torque of the steering member in the storage unit. Along with setting using the value, the auxiliary motor that outputs the auxiliary force for the operation of the steering member or the reaction force for the operation of the steering member is output using the corrected torque obtained by correcting the steering torque with the correction torque. It is provided with a control value setting unit for setting a control value of the reaction force motor.
Description
本発明は、制御装置、ステアリング装置に関する。 The present invention relates to a control device and a steering device.
例えば、特許文献1に記載された電動パワーステアリング装置は、以下のように構成されている。すなわち、ドライバの操舵力を軽減する補助操舵力を発生するモータと、このモータの制御値を決定する制御装置とを備え、この制御装置が、車両の状態量と制御値との相関関係を示すマップを、複数の制御モードごとに使い分けて制御値を決定する。
For example, the electric power steering device described in
特許文献1には、制御モードとして、標準的な操舵特性に設定されたノーマルモードや、モータが発生する補助操舵力を小さくして重い操舵感が得られるように設定されたスポーツモード等が例示されている。そして、ドライバは、モード切替スイッチを操作することでノーマルモード及びスポーツモードの切替を行うことが可能である。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ステアリングホイールの切り込みや切り戻し等の操舵時、保舵時、据え切り時等の操舵状況別における運転者が受ける操舵感覚を調整するには不十分であった。
本発明は、操舵状況別における運転者が受ける操舵感覚を調整することができる制御装置等を提供することを目的とする。
However, the technique described in
An object of the present invention is to provide a control device or the like capable of adjusting the steering sensation received by the driver according to the steering situation.
1つの態様は、車両の操舵部材を操作する運転者が受ける操舵感覚を調整する指標値を記憶する記憶部と、補正トルクを前記記憶部に記憶された前記指標値を用いて設定する補正トルク設定部と、前記操舵部材の操舵トルクを前記補正トルクにて補正した補正後トルクを算出するトルク算出部と、前記補正後トルクと車速とを用いて、前記操舵部材の操作に対する補助力を出力する補助モータ又は前記操舵部材の操作に対する反力を出力する反力モータの目標電流の基本となる基本電流を設定する基本部と、前記基本電流を補正する補正値を設定する補正部と、を有し、前記基本電流と前記補正値とを用いて前記目標電流を設定する制御値設定部と、を備える制御装置である。なお、操舵感覚には、直進感、滑か感、安定感、粘り感、反力感、及び、据え切り感等が含まれる。
ここで、前記指標値は、直進感、滑か感、安定感、粘り感、反力感、及び、据え切り感の少なくともいずれかを調整可能であっても良い。
また、前記制御値設定部の前記補正トルク設定部は、操舵に関連する値、転舵に関連する値、ブレーキに関連する値、サスペンションに関連する値、GPSからの出力値、及び、レーダからの出力値等の少なくともいずれかとの相関関係を用いて、前記補正トルクを設定しても良い。
また、運転者により変更された前記指標値を取得し、前記記憶部に記憶された前記指標値を、変更された前記指標値に書き換えても良い。
また、前記補正部は、前記指標値を用いて、前記補正値を設定しても良い。
また、前記トルク算出部は、トルクセンサにて検出され、フィルタリング処理が施された前記操舵トルクを用いて前記補正後トルクを算出しても良い。
本開示の他の態様は、操舵部材の操作に対する補助力を出力する補助モータ又は前記操舵部材の操作に対する反力を出力する反力モータと、前記補助モータ又は前記反力モータの目標電流を設定する、上記態様の制御装置にて制御される電動モータを備えるステアリング装置である。
ここで、運転者が操作することにより前記指標値を変更可能な操作部を備えていても良い。
また、前記操作部は、前記運転者が直接的に又は遠隔的に操作されても良い。
One aspect is a storage unit that stores an index value that adjusts the steering sensation received by the driver who operates the steering member of the vehicle, and a correction torque that sets the correction torque using the index value stored in the storage unit. Using the setting unit, the torque calculation unit that calculates the corrected torque obtained by correcting the steering torque of the steering member with the correction torque, and the corrected torque and the vehicle speed, an auxiliary force for the operation of the steering member is output. A basic unit that sets a basic current that is the basis of a target current of a reaction force motor that outputs a reaction force to the operation of the auxiliary motor or the steering member, and a correction unit that sets a correction value that corrects the basic current. It is a control device including a control value setting unit that sets the target current by using the basic current and the correction value. The steering sensation includes a feeling of straight running, a feeling of slipping, a feeling of stability, a feeling of stickiness, a feeling of reaction force, a feeling of stationary steering, and the like.
Here, at least one of the straight-ahead feeling, the slippery feeling, the stability feeling, the stickiness feeling, the reaction force feeling, and the stationary feeling may be adjusted as the index value.
Further, the correction torque setting unit of the control value setting unit can be used from steering-related values, steering-related values, brake-related values, suspension-related values, GPS output values, and radar. The correction torque may be set by using a correlation with at least one of the output values of.
Further, the index value changed by the driver may be acquired, and the index value stored in the storage unit may be rewritten with the changed index value.
Further, the correction unit may set the correction value by using the index value.
Further, the torque calculation unit may calculate the corrected torque by using the steering torque detected by the torque sensor and subjected to the filtering process.
In another aspect of the present disclosure, an auxiliary motor that outputs an auxiliary force for the operation of the steering member or a reaction force motor that outputs a reaction force for the operation of the steering member, and a target current of the auxiliary motor or the reaction force motor are set. This is a steering device including an electric motor controlled by the control device of the above aspect.
Here, an operation unit that can change the index value by being operated by the driver may be provided.
Further, the operation unit may be operated directly or remotely by the driver.
本発明によれば、操舵状況別における運転者が受ける操舵感覚を調整することができる制御装置等を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a control device or the like capable of adjusting the steering feeling received by the driver according to the steering situation.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置10の概略構成の一例を示す図である。
電動パワーステアリング装置10(以下、単に「ステアリング装置10」と称する場合もある。)は、車両の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置であり、本実施の形態においては車両の一例としての自動車1に適用した構成を例示している。なお、図1は、自動車を前方から見た図である。Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the electric
The electric power steering device 10 (hereinafter, may be simply referred to as “
ステアリング装置10は、自動車の進行方向を変えるために運転者が操作するステアリングホイール11と、ステアリングホイール11に一体的に設けられたステアリングシャフト12とを備えている。また、ステアリング装置10は、ステアリングシャフト12と自在継手13aを介して連結された上部連結シャフト13と、この上部連結シャフト13と自在継手13bを介して連結された下部連結シャフト18とを備えている。下部連結シャフト18は、ステアリングホイール11の回転に連動して回転する。
The
また、ステアリング装置10は、転動輪としての左右の前輪2それぞれに連結されたタイロッド14と、タイロッド14に連結されたラック軸15とを備えている。また、ステアリング装置10は、ラック軸15に形成されたラック歯15aとともにラック・ピニオン機構を構成するピニオン16aが形成されたピニオンシャフト16を備えている。
Further, the
また、ステアリング装置10は、ラック歯15aやピニオン16aを覆うギヤボックス17を備えている。ピニオンシャフト16は、ギヤボックス17内にてトーションバー19を介して下部連結シャフト18と連結されている。そして、ギヤボックス17の内部には、下部連結シャフト18とピニオンシャフト16との相対回転角度に基づいてステアリングホイール11に加えられた操舵トルクTを検出するトルクセンサ31が設けられている。言い換えれば、トルクセンサ31は、トーションバー19の捩れ量に基づいて、操舵トルクTを検出する。
Further, the
また、ステアリング装置10は、ギヤボックス17に支持された電動モータ20と、電動モータ20の駆動力を減速して下部連結シャフト18に伝達する減速機構21とを備えている。電動モータ20は、電動モータ20の回転角度θmに連動した信号を出力するレゾルバ20aを有する3相ブラシレスモータであることを例示することができる。
また、ステアリング装置10は、電動モータ20の作動を制御する制御装置100を備えている。制御装置100については後で詳述する。Further, the
Further, the
以上のように構成されたステアリング装置10は、トルクセンサ31が検出した操舵トルクTに基づいて電動モータ20を駆動し、電動モータ20の駆動力をピニオンシャフト16に伝達する。これにより、電動モータ20の駆動力が、ステアリングホイール11に加える運転者の操舵をアシストする。つまり、電動モータ20は、運転者のステアリングホイール11の操舵に対してアシスト力を付与する。
The
(制御装置)
図2は、制御装置100の概略構成の一例を示す図である。
制御装置100は、CPUと、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROMと、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAMと、不揮発性メモリであるEEPROMとを備えている。
制御装置100には、トルクセンサ31からの出力信号が入力される。また、制御装置100には、自動車1に搭載される各種の機器を制御するための信号を送る通信を行うCAN(Controller Area Network)を介して、自動車1の移動速度である車速Vcを検出する車速センサ32からの出力信号が入力される。また、制御装置100には、CANを介して、自動車1の重心を通るヨー軸周りの角速度であるヨーレートYを検出するヨーレートセンサ33からの出力信号が入力される。また、制御装置100には、CANを介して、自動車1の横加速度Gを検出する横加速度センサ34からの出力信号が入力される。また、制御装置100には、レゾルバ20aからの出力信号が入力される。なお、制御装置100には、CANを介して、車速センサ32からの出力信号の他に車速Vcを把握可能な信号、ヨーレートセンサ33からの出力信号の他にヨーレートYを把握可能な信号、横加速度センサ34からの出力信号の他に横加速度Gを把握可能な信号が入力されても良い。(Control device)
FIG. 2 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the
The
An output signal from the
そして、制御装置100は、電動モータ20に供給する目標電流Itを設定する目標設定部101と、目標設定部101が設定した目標電流Itに基づいてフィードバック制御等を行う制御部102とを備えている。また、制御装置100は、レゾルバ20aからの出力信号を用いて、ステアリングホイール11の回転角度である操舵角θsを算出する操舵角算出部103を備えている。また、制御装置100は、操舵角算出部103が算出した操舵角θsの変化速度である操舵角速度ωを算出する操舵角速度算出部104を備えている。また、制御装置100は、操舵感覚に関する指標値bを記憶する記憶部105を備えている。
目標設定部101、制御部102、操舵角算出部103、操舵角速度算出部104は、主に、CPUがROM等の記憶領域に記憶されたソフトウェアを実行することにより実現されることを例示することができる。記憶部105は、ROMやEEPROMにて実現されることを例示することができる。The
It is illustrated that the
制御部102は、電動モータ20の作動を制御するモータ駆動制御部(不図示)と、電動モータ20を駆動させるモータ駆動部(不図示)と、電動モータ20に実際に流れる実電流を検出するモータ電流検出部(不図示)とを有している。
モータ駆動制御部は、目標設定部101が設定した目標電流Itと、モータ電流検出部にて検出された実電流との偏差に基づいてフィードバック制御を行うフィードバック制御部(不図示)を有している。また、モータ駆動制御部は、電動モータ20をPWM駆動するためのPWM信号を生成するPWM信号生成部(不図示)を有している。The
The motor drive control unit has a feedback control unit (not shown) that performs feedback control based on the deviation between the target current It set by the
モータ駆動部は、所謂インバータであり、例えば、スイッチング素子として6個の独立したトランジスタを備える。6個の内の3個のトランジスタは電源の正極側ラインと各相の電気コイルとの間に接続され、他の3個のトランジスタは各相の電気コイルと電源の負極側ラインと接続されている。そして、6個の中から選択した2個のトランジスタのゲートを駆動してこれらのトランジスタをスイッチング動作させることにより、電動モータ20の駆動を制御する。
モータ電流検出部は、モータ駆動部に接続されたシャント抵抗の両端に生じる電圧から電動モータ20に流れる実電流の値を検出する。The motor drive unit is a so-called inverter, and includes, for example, six independent transistors as switching elements. Three of the six transistors are connected between the positive electrode side line of the power supply and the electric coil of each phase, and the other three transistors are connected to the electric coil of each phase and the negative electrode side line of the power supply. There is. Then, the drive of the
The motor current detection unit detects the value of the actual current flowing through the
操舵角算出部103は、ステアリングホイール11、減速機構21等が機械的に連結されているためにステアリングホイール11の回転角度である操舵角θsと電動モータ20の回転角度との間に相関関係があることに鑑み、操舵角θsを算出する。
操舵角速度算出部104は、操舵角算出部103にて算出された操舵角θsを微分することにより操舵角速度ωを算出する。Since the
The steering angular
〔目標電流設定部〕
図3は、目標設定部101の概略構成の一例を示す図である。
目標設定部101は、目標電流Itの基本となる基本電流Ibを算出する基本設定部110と、基本電流Ibを補正する補正電流Icを設定する補正設定部140とを備えている。また、目標設定部101は、最終的に電動モータ20に供給する目標電流Itを設定する最終設定部150を備えている。
最終設定部150は、基本設定部110が設定した基本電流Ibと、補正設定部140が設定した補正電流Icとを加算することにより得た値を目標電流Itに設定する(It=Ib+Ic)。[Target current setting unit]
FIG. 3 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the
The
The
《基本設定部》
基本設定部110は、トルクセンサ31にて検出された操舵トルクTをフィルタリング処理するフィルタ111を有している。フィルタ111は、ローパスフィルタに対応するフィルタリング処理を施す。また、フィルタ111は、カルマンフィルタであっても良い。
また、基本設定部110は、フィルタ111にてフィルタリング処理された操舵トルクTを補正した補正後トルクTeを算出するトルク算出部112を有している。また、基本設定部110は、トルク算出部112にて算出された補正後トルクTeを用いて基本電流Ibを算出する基本算出部113を有している。また、基本設定部110は、記憶部105に記憶された指標値bを用いて補正トルクTcを設定する補正トルク設定部120を有している。<< Basic setting section >>
The
Further, the
トルク算出部112は、フィルタ111にてフィルタリング処理された操舵トルクTと、補正トルク設定部120にて設定された補正トルクTcとを加算することにより補正後トルクTeを算出する(Te=T+Tc)。
The
図4は、基本電流Ibを設定する際に用いる基本マップの一例を部分的に示す図である。
基本算出部113は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた、図4に例示した基本マップを用いて基本電流Ibを設定する。基本マップは、補正後トルクTe及び車速Vcと、基本電流Ibとの相関関係に基づいて作成されている。基本算出部113は、トルク算出部112にて算出された補正後トルクTeと、車速センサ32にて検出された車速Vcと、基本マップとを用いて、補正後トルクTe及び車速Vcに応じた基本電流Ibを導き出すことにより、基本電流Ibを設定する。FIG. 4 is a diagram partially showing an example of a basic map used when setting the basic current Ib.
The
補正トルク設定部120は、予め定められた指標値bを用いて補正トルクTcを設定する。指標値bは、操舵感覚を調整するための指標である。本実施形態においては、指標値として、直進感に関する指標値である第1指標値b1、滑か感に関する指標値である第2指標値b2、安定感に関する指標値である第3指標値b3が設定され、記憶部105に記憶されている。また、指標値として、粘り感に関する指標値である第4指標値b4、反力感に関する指標値である第5指標値b5、据え切り感に関する指標値である第6指標値b6が設定され、記憶部105に記憶されている。
なお、第1指標値b1、第2指標値b2、第3指標値b3、第4指標値b4、第5指標値b5及び第6指標値b6を、区別して表現する必要がない場合には、これらをまとめて「指標値b」と称する。指標値bは、例えば、0〜10の整数であり、基準値は5であることを例示することができる。The correction
When it is not necessary to distinguish the first index value b1, the second index value b2, the third index value b3, the fourth index value b4, the fifth index value b5, and the sixth index value b6, it is necessary to express them separately. These are collectively referred to as "index value b". It can be exemplified that the index value b is, for example, an integer of 0 to 10, and the reference value is 5.
第1指標値b1は、車両の直進時に、路面の変化状況が運転者に伝わるか否かと、車両直進位置への復元傾向と、を調整可能な指標値である。言い換えれば、第1指標値b1は、車両の直進時に運転者に疲労し難くするか否かを調整可能な指標値である。
第2指標値b2は、ステアリングホイール11の切り始めや切り込み時に、車両挙動を滑らかにするか否かを調整可能な指標値である。
第3指標値b3は、操舵状態であるのか保舵状態であるのかの区別の分かり易さと、旋回中の安定感と、を調整可能な指標値である。
第4指標値b4は、微小な操舵時に、操舵に対して車両を動き易くするか否かと、ステアリングホイール11の戻り易さと、を調整可能な指標値である。
第5指標値b5は、蛇行時に、運転者に適度な手応えを与えるか否かを調整可能な指標値である。
第6指標値b6は、据え切り時に、運転者に軽快感を与えるか否か、及び、緊急時に、障害物を回避するための転舵追従性を調整可能な指標値である。The first index value b1 is an index value that can adjust whether or not the change state of the road surface is transmitted to the driver when the vehicle goes straight, and the tendency to restore the vehicle to the straight-ahead position. In other words, the first index value b1 is an index value that can adjust whether or not the driver is less likely to get tired when the vehicle goes straight.
The second index value b2 is an index value that can adjust whether or not to smooth the vehicle behavior at the start or cut of the
The third index value b3 is an index value that can adjust the ease of distinguishing between the steering state and the steering holding state and the sense of stability during turning.
The fourth index value b4 is an index value that can adjust whether or not to make the vehicle easier to move with respect to steering and the ease of returning of the
The fifth index value b5 is an index value that can adjust whether or not to give an appropriate response to the driver at the time of meandering.
The sixth index value b6 is an index value that can adjust whether or not to give the driver a feeling of lightness at the time of stationary steering and the steering followability for avoiding obstacles in an emergency.
補正トルク設定部120は、直進感を調整するための第1補正トルクTc1を設定する第1部121と、滑か感を調整するための第2補正トルクTc2を設定する第2部122とを有している。また、補正トルク設定部120は、安定感を調整するための第3補正トルクTc3を設定する第3部123と、粘り感を調整するための第4補正トルクTc4を設定する第4部124とを有している。また、補正トルク設定部120は、反力感を調整するための第5補正トルクTc5を設定する第5部125と、据え切り感を調整するための第6補正トルクTc6を設定する第6部126とを有している。また、補正トルク設定部120は、補正トルクTcを決定する補正決定部127を有している。
補正決定部127は、第1補正トルクTc1と、第2補正トルクTc2と、第3補正トルクTc3と、第4補正トルクTc4と、第5補正トルクTc5と、補正トルクTc6とを加算することにより得た値に補正トルクTcを決定する(Tc=Tc1+Tc2+Tc3+Tc4+Tc5+Tc6)。The correction
The
図5は、第1補正トルクTc1を設定する際に用いる第1マップM1の一例を部分的に示す図である。
第1部121は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第1マップM1を用いて導き出した値を第1補正トルクTc1として設定する。第1マップM1は、角力特性の角−力ヒステリシス量Hと、横加速度Gと、車速Vcと、第1指標値b1と、第1補正トルクTc1との相関関係を用いて作成されたマップである。第1マップM1は、車速Vc及び第1指標値b1毎に設けられている。図5は、ある第1指標値b1及びある第1補正トルクTc1における、車速Vcが低速域、中速域及び高速域である場合それぞれの、角−力ヒステリシス量Hと横加速度Gとの相関関係を簡略化して示した図である。なお、第1部121は、例えば、車速Vc及び第1指標値b1毎に定められている、角−力ヒステリシス量H、横加速度Gとから第1補正トルクTc1を導き出す式を用いて、第1補正トルクTc1を設定しても良い。なお、角−力ヒステリシス量Hとは、操舵トルクTと操舵角θsとの相関関係にて示される角力特性における、操舵角θs=0での操舵トルクTのヒステリシス量と、操舵トルクT=0での操舵角θsのヒステリシス量とを乗算することにより得られる値である。FIG. 5 is a diagram partially showing an example of the first map M1 used when setting the first correction torque Tc1.
In the
図6は、第2補正トルクTc2を設定する際に用いる第2マップM2の一例を部分的に示す図である。
第2部122は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第2マップM2を用いて導き出した値を第2補正トルクTc2として設定する。第2マップM2は、操舵トルクTと、ヨーレートYと、車速Vcと、第2指標値b2と、第2補正トルクTc2との相関関係を用いて作成されたマップである。第2マップM2は、車速Vc及び第2指標値b2毎に設けられている。図6は、ある第2指標値b2及びある第2補正トルクTc2における、車速Vcが低速域、中速域及び高速域である場合それぞれの、操舵トルクTとヨーレートYとの相関関係を簡略化して示した図である。なお、第2部122は、例えば、車速Vc及び第2指標値b2毎に定められている、操舵トルクTとヨーレートYとから第2補正トルクTc2を導き出す式を用いて、第2補正トルクTc2を設定しても良い。FIG. 6 is a diagram partially showing an example of the second map M2 used when setting the second correction torque Tc2.
In the
図7は、第3補正トルクTc3を設定する際に用いる第3マップM3の一例を部分的に示す図である。
第3部123は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第3マップM3を用いて導き出した値を第3補正トルクTc3として設定する。第3マップM3は、操舵トルクTと、横加速度Gと、車速Vcと、第3指標値b3と、第3補正トルクTc3との相関関係を用いて作成されたマップである。第3マップM3は、車速Vc及び第3指標値b3毎に設けられている。図7は、ある第3指標値b3及びある第3補正トルクTc3における、車速Vcが低速域、中速域及び高速域である場合それぞれの、操舵トルクTと横加速度Gとの相関関係を簡略化して示した図である。なお、第3部123は、例えば、車速Vc及び第3指標値b3毎に定められている、操舵トルクTと横加速度Gとから第3補正トルクTc3を導き出す式を用いて、第3補正トルクTc3を設定しても良い。FIG. 7 is a diagram partially showing an example of the third map M3 used when setting the third correction torque Tc3.
In the
図8は、第4補正トルクTc4を設定する際に用いる第4マップM4の一例を部分的に示す図である。
第4部124は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第4マップM4を用いて導き出した値を第4補正トルクTc4として設定する。第4マップM4は、角−力ヒステリシス量Hと、ヨーレートYと、車速Vcと、第4指標値b4と、第4補正トルクTc4との相関関係を用いて作成されたマップである。第4マップM4は、車速Vc及び第4指標値b4毎に設けられている。図8は、ある第4指標値b4及びある第4補正トルクTc4における、車速Vcが低速域、中速域及び高速域である場合それぞれの、角−力ヒステリシス量HとヨーレートYとの相関関係を簡略化して示した図である。なお、第4部124は、例えば、車速Vc及び第4指標値b4毎に定められている、角−力ヒステリシス量HとヨーレートYとから第4補正トルクTc4を導き出す式を用いて、第4補正トルクTc4を設定しても良い。FIG. 8 is a diagram partially showing an example of the fourth map M4 used when setting the fourth correction torque Tc4.
In the
図9は、第5補正トルクTc5を設定する際に用いる第5マップM5の一例を部分的に示す図である。
第5部125は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第5マップM5を用いて導き出した値を第5補正トルクTc5として設定する。第5マップM5は、操舵トルクTと操舵角速度ωとの比率R1と、操舵トルクTと横加速度Gとの比率R2と、車速Vcと、第5指標値b5と、第5補正トルクTc5との相関関係を用いて作成されたマップである。第5マップM5は、車速Vc及び第5指標値b5毎に設けられている。図9は、ある第5指標値b5及びある第5補正トルクTc5における、車速Vcが低速域、中速域及び高速域である場合それぞれの、比率R1と比率R2との相関関係を簡略化して示した図である。なお、第5部125は、例えば、車速Vc及び第5指標値b5毎に定められている、比率R1と比率R2とから第5補正トルクTc5を導き出す式を用いて、第5補正トルクTc5を設定しても良い。FIG. 9 is a diagram partially showing an example of the fifth map M5 used when setting the fifth correction torque Tc5.
In the
図10は、第6補正トルクTc6を設定する際に用いる第6マップM6の一例を部分的に示す図である。
第6部126は、例えば、予め作成しROMに記憶しておいた第6マップM6を用いて導き出した値を第6補正トルクTc6として設定する。第6マップM6は、操舵トルクTと、操舵角速度ωと、車速Vcと、第6指標値b6と、第6補正トルクTc6との相関関係を用いて作成されたマップである。第6マップM6は、車速Vc及び第6指標値b6毎に設けられている。図10は、ある第6指標値b6及びある第6補正トルクTc6における、車速Vcが極低速域及び低速域である場合それぞれの、操舵トルクTと操舵角速度ωとの相関関係を簡略化して示した図である。なお、第6部126は、例えば、車速Vc及び第6指標値b6毎に定められている、操舵トルクTと操舵角速度ωとから第6補正トルクTc6を導き出す式を用いて、第6補正トルクTc6を設定しても良い。FIG. 10 is a diagram partially showing an example of the sixth map M6 used when setting the sixth correction torque Tc6.
In the
なお、上述した補正トルク設定部120においては、第1部121〜第6部126は、ステアリングホイール11の切り込みや切り戻し等の操舵時、保舵時、据え切り時等の操舵状況に関わらず、それぞれ、第1補正トルクTc1〜第6補正トルクTc6を設定しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、補正トルク設定部120は、操舵状況を判断する判断部を有し、第1部121〜第6部126は、それぞれ、判断部が判断した操舵状況に応じて、第1補正トルクTc1〜第6補正トルクTc6を設定するようにしても良い。例えば、第1部121は、車両が直進していると考えられる場合には第1補正トルクTc1を設定するようにし、ステアリングホイール11が、切り込まれている場合、切り戻されている場合、据え切りされている場合には第1補正トルクTc1を設定しないようにしても良い。また、例えば、第2部122は、ステアリングホイール11が、切り始めや切り込まれている場合には第2補正トルクTc2を設定するようにし、車両が直進していると考えられる場合や据え切りされている場合には第2補正トルクTc2を設定しないようにしても良い。また、例えば、第6部126は、ステアリングホイール11が据え切りされている場合には第6補正トルクTc6を設定するようにし、車両が直進していると考えられる場合には第6補正トルクTc6を設定しないようにしても良い。
In the correction
また、上述した例では、補正トルク設定部120は、第1補正トルクTc1〜第6補正トルクTc6を設定するにあたって、操舵トルクT、操舵角θs、車速Vc、横加速度G、操舵角速度ω、ヨーレートYの少なくともいずれかを用いているが、特にかかる態様に限定されない。補正トルク設定部120は、例えば、操舵および転動に関連するその他の値、ブレーキやサスペンションに関連する値等を検出する、車両に設けられた各種センサからの出力信号、GPSやレーダ等の装置からの出力信号を用いて、第1補正トルクTc1〜第6補正トルクTc6を設定しても良い。
第1マップM1〜第6マップM6は、三次元以上のマップであることを例示することができる。Further, in the above-described example, when the correction
It can be exemplified that the first map M1 to the sixth map M6 are three-dimensional or higher maps.
《補正設定部》
補正設定部140は、車両の動きを制御するための補正電流Icを設定する。
補正設定部140は、電動モータ20の慣性モーメント等を打ち消すための慣性補償電流Ic1を算出する慣性部141を備えている。また、補正設定部140は、電動モータ20の回転等を制限するための粘性補償電流Ic2を算出する粘性部142を備えている。また、補正設定部140は、ステアリングホイール11の切り戻し時にステアリングホイール11を中立位置に戻すための戻り補償電流Ic3を算出する戻り部143を備えている。また、補正設定部140は、慣性部141が算出した慣性補償電流Ic1と、粘性部142が算出した粘性補償電流Ic2と、戻り部143が算出した戻り補償電流Ic3と、を用いて補正電流Icを算出する補正算出部144を備えている。<< Correction setting section >>
The
The
慣性部141は、操舵トルクTと、車速Vcとに基づいて、電動モータ20を含むステアリング装置10の慣性による影響を補償する慣性補償電流Ic1を算出する。慣性部141は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROMに記憶しておいた、操舵トルクT及び車速Vcと、慣性補償電流Ic1との相関関係に基づくマップを用いて慣性補償電流Ic1を算出する。なお、慣性部141は、例えば、操舵トルクT及び車速Vcから慣性補償電流Ic1を導き出す式を用いて、慣性補償電流Ic1を算出しても良い。
The
粘性部142は、操舵トルクTと、操舵角速度ωとに基づいて、電動モータ20を含むステアリング装置10の粘性による影響を補償する粘性補償電流Ic2を算出する。粘性部142は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROMに記憶しておいた、操舵トルクT及び操舵角速度ωと、粘性補償電流Ic2との相関関係に基づくマップを用いて、粘性補償電流Ic2を算出する。なお、粘性部142は、例えば、操舵トルクT及び操舵角速度ωから粘性補償電流Ic2を導き出す式を用いて、粘性補償電流Ic2を算出しても良い。
The
戻り部143は、操舵トルクTと、車速Vcとに基づいて、ステアリングホイール11を中立位置に戻すための戻り補償電流Ic3を算出する。戻り部143は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROMに記憶しておいた、操舵トルクT及び車速Vcと、戻り補償電流Ic3との相関関係に基づくマップを用いて戻り補償電流Ic3を算出する。なお、戻り部143は、例えば、操舵トルクT及び車速Vcから戻り補償電流Ic3を導き出す式を用いて、戻り補償電流Ic3を算出しても良い。
The
補正算出部144は、例えば、慣性補償電流Ic1と戻り補償電流Ic3とを加算するとともに、粘性補償電流Ic2を減算して補正電流Icを算出する。
そして、最終設定部150が、基本設定部110が設定した基本電流Ibと補正電流Icとを加算した値に目標電流Itを設定する。その結果、ステアリング装置10の慣性による操舵の応答遅れが抑制され、操舵応答性が高まる。また、電動モータ20の回転が制限され操舵の安定性が高まる。また、ステアリングホイール11が中立位置に戻り易くなり、車両の収斂性が高まる。
なお、補正設定部140は、慣性補償電流Ic1、粘性補償電流Ic2、戻り補償電流Ic3を用いて補正電流Icを算出しているが、その他の補償電流をも加味しても良い。The
Then, the
The
以上説明したように、制御装置100は、電動モータ20の作動を制御することで、運転者のステアリングホイール11の操舵を制御する制御装置の一例である。そして、制御装置100は、車両の操舵部材の一例としてのステアリングホイール11を操作する運転者が受ける操舵感覚に関する指標値bを記憶する記憶部105と、ステアリングホイール11の操作に対する補助力を出力する補助モータの一例としての電動モータ20の制御値の一例としての目標電流Itを設定する制御値設定部の一例としての目標設定部101とを備える。目標設定部101は、ステアリングホイール11の操舵トルクTを補正する補正トルクTcを記憶部105に記憶された指標値bを用いて設定するとともに、操舵トルクTを補正トルクTcにて補正した補正後トルクTeを用いて目標電流Itを設定する。
このように、制御装置100は、操舵感覚に関する指標値bを用いて操舵トルクTを補正する補正トルクTcを設定するとともに、この補正トルクTcにて補正した補正後トルクTeを用いて目標電流Itを設定する。これにより、例えば、指標値bとして、直進感、滑か感、安定感、粘り感、反力感、及び、据え切り感等を調整可能な値に設定することで、車両の直進時、切り込みや切り戻し時、保舵時、据え切り時等の操舵状況別における運転者が受ける操舵感覚を調整することができる。As described above, the
In this way, the
ここで、目標設定部101は、補正後トルクTeを用いて目標電流Itの基本となる基本値の一例としての基本電流Ibを設定する基本部の一例としての基本算出部113を有する。また、目標設定部101は、基本電流Ibを補正する補正値の一例としての補正電流Icを設定する補正部の一例としての補正設定部140を有する。そして、目標設定部101は、基本電流Ibと補正電流Icとを用いて目標電流It設定する。
また、制御装置100は、基本算出部113が、補正後トルクTe及び車速Vcと基本電流Ibとの相関関係に基づく基本マップを用いて、補正後トルクTe及び車速Vcに応じた基本電流Ibを導き出す。それゆえ、制御装置100によれば、基本マップを自動車1の種類に関わらず共通とし、自動車1の種類に応じて指標値bを変更することで簡易に操舵感覚を調整することができる。Here, the
Further, in the
本実施形態においては、指標値bは、直進感、滑か感、安定感、粘り感、反力感、及び、据え切り感の少なくともいずれかを調整可能である。記憶部105には、直進感に関する第1指標値b1、滑か感に関する第2指標値b2、安定感に関する第3指標値b3、粘り感に関する第4指標値b4、反力感に関する第5指標値b5、据え切り感に関する第6指標値b6が記憶されている。これにより、第1指標値b1〜第6指標値b6の少なくともいずれかを、例えば、自動車1の種類毎に変更して記憶部105に記憶することで、直進感、滑か感、安定感、粘り感、反力感、及び、据え切り感の少なくともいずれかを自動車1の種類毎に調整可能である。例えば、自動車1がラグジュアリー感を求められる車である場合には、例えば、第1指標値b1として直進時に運転者を疲労し難くする値を設定したり、第6指標値b6として据え切り時に軽快に操舵できる値を設定したりすることで、ラグジュアリー感を高めるように調整することが可能となる。また、自動車1がスポーツ車である場合には、第5指標値b5として運転者に手応えを多めに与える値を設定することで、切り込みや切り戻し時に重めの操舵トルクを与えるように調整することが可能となる。
In the present embodiment, the index value b can be adjusted to at least one of straight-ahead feeling, slippery feeling, stability feeling, stickiness feeling, reaction force feeling, and stationary feeling. The
また、本実施形態においては、直進感に関する第1指標値b1を調整可能であることによって、車両直進時の路面状況を運転者に伝えるかどうかのオンセンタ感を向上させることができる。
また、本実施形態においては、滑か感に関する第2指標値b2を調整可能であることによって、ステアリングホイール11の切り始めや切り込み時に、車両挙動を滑らかにすることができる。
また、本実施形態においては、安定感に関する第3指標値b3を調整可能であることによって、操舵状態であるのか保舵状態であるのかの区別を分かり易くすることができるとともに、旋回中の安定感を向上させることができる。
また、本実施形態においては、粘り感に関する第4指標値b4を調整可能であることによって、微小な操舵時に、操舵に対して車両を動き易くすることができ、例えばステアリングホイール11を戻り易くすることができる。
また、本実施形態においては、反力感に関する第5指標値b5を調整可能であることによって、蛇行走行時の手応えを向上させることができる。
また、本実施形態においては、据え切り感に関する第6指標値b6を調整可能であることによって、据え切り時及び据え切りと同様な操舵時に軽快感を与えることができるとともに、緊急回避時の転舵追従性を向上させることができる。Further, in the present embodiment, since the first index value b1 regarding the straight-ahead feeling can be adjusted, it is possible to improve the on-center feeling of whether or not to inform the driver of the road surface condition when the vehicle is straight-ahead.
Further, in the present embodiment, since the second index value b2 relating to the slippery feeling can be adjusted, the vehicle behavior can be smoothed at the start or cut of the
Further, in the present embodiment, since the third index value b3 regarding the sense of stability can be adjusted, it is possible to make it easy to distinguish between the steering state and the steering holding state, and the stability during turning. The feeling can be improved.
Further, in the present embodiment, since the fourth index value b4 relating to the stickiness can be adjusted, the vehicle can be easily moved with respect to the steering at the time of minute steering, and for example, the
Further, in the present embodiment, the response during meandering can be improved by being able to adjust the fifth index value b5 regarding the feeling of reaction force.
Further, in the present embodiment, since the sixth index value b6 regarding the feeling of stationary steering can be adjusted, it is possible to give a feeling of lightness at the time of stationary steering and at the same steering as the stationary steering, and at the time of emergency avoidance. The rudder followability can be improved.
また、本実施形態においては、指標値bを、ROMやEEPROMにて実現される記憶部105に記憶するため、車両が停止され、制御装置100に電力が供給されていない場合においても、指標値bは保持される。それゆえ、車両が再起動された場合においても、制御装置100は、指標値bを用いて運転者が受ける操舵感覚を調整することができる。
Further, in the present embodiment, since the index value b is stored in the
なお、制御装置100は、第1指標値b1〜第6指標値b6全てを用いて補正トルクTcを設定しなくても良い。制御装置100は、第1指標値b1〜第6指標値b6の内のいずれかを用いることで、その指標値bに対応する操舵感覚を調整することが可能となる。また、操舵感覚を調整可能な指標値bは、上記6種類に限定されない。指標値bの種類を増やすほど、きめ細かく操舵感覚を調整することが可能となる。
The
また、基本算出部113は、トルクセンサ31にて検出され、フィルタ111にてフィルタリング処理が施された操舵トルクTを用いて補正後トルクTeを算出する。通常、運転者は、主に10Hz以下の反力を頼りに運転すると考えられるため、例えば、フィルタ111が10Hzより高い周波数成分を遮断するように設定されていることで、路面からのフィートバックをきちんと運転者へ伝えることが可能となる。また、高周波のノイズを除去することができるので、電動モータ20を含むステアリング装置10の振動を抑えることができるとともに、制御全体の安定性や、精度高い操舵感覚の調整を図ることができる。
Further, the
なお、制御装置100は、さらに、目標設定部101が設定した目標電流Itに対して、ローパスフィルタに対応するフィルタリング処理を施して制御部102に出力するフィルタを、目標設定部101の後段に備えていても良い。これにより、上述した、フィルタ111を備える効果と同様の効果を得ることが可能となる。
The
なお、記憶部105に指標値bを記憶する手段は特に限定されない。例えば、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、タブレット端末、携帯情報端末等を用いて記憶することを例示することができる。また、自動車1に設けられて、ステアリング装置10の制御の他に、懸架システムやブレーキシステム等のシャーシ系のシステムを統合的に制御する統合制御部が、記憶部105に指標値bを記憶しても良い。また、自動車1に設けられて、シャーシ系の統合制御部や、運転支援システムの制御を行う統合制御部や、パワートレインの制御を行う統合制御部等を統合的に制御する車両統合制御部が、記憶部105に指標値bを記憶しても良い。かかる場合には、車両統合制御部がシャーシ系の統合制御部を介して記憶するようにしても良い。また、自動車1と通信可能なサーバが、記憶部105に指標値bを記憶しても良い。自動車1と通信可能なサーバが、記憶部105に指標値bを記憶している場合、サーバは、例えば、複数の自動車1に記憶されている指標値bの情報を収集及び解析することにより、最適な指標値bの値を導き出し、記憶部105に記憶するようにしても良い。記憶部105に指標値bを記憶する者は、自動車1の開発者や運転者であることを例示することができる。
The means for storing the index value b in the
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係るステアリング装置は、第1の実施形態に係るステアリング装置10に対して、制御装置200の目標設定部201が異なる。以下、第1の実施形態に係るステアリング装置10と異なる点について説明し、第1の実施形態に係るステアリング装置10と同じ機能を有するものについては同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。<Second embodiment>
The steering device according to the second embodiment is different from the
図11は、第2の実施形態に係る目標設定部201の概略構成の一例を示す図である。
目標設定部201は、基本設定部110と、補正設定部140に相当する補正設定部240と、最終設定部150とを備えている。補正設定部240は、指標値bを用いて補正電流Icを設定する点が、補正設定部140と異なる。FIG. 11 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the
The
補正設定部240は、慣性部141に相当する慣性部241と、粘性部142に相当する粘性部242と、戻り部143に相当する戻り部243と、補正算出部144とを備えている。
慣性部241、粘性部242及び戻り部243は、それぞれ、記憶部105に記憶された指標値bを用いて、慣性補償電流Ic1、粘性補償電流Ic2、戻り補償電流Ic3を算出する。The
The
以上のように構成された制御装置200においては、補正設定部240が指標値bを用いて補正電流Icを設定することで、運転者の操舵感覚の調整と、安定性や収斂性等の車両の動きの調整との両立を図ることが可能となる。例えば、操舵応答性を調整することができ、操舵応答性を向上させることができる。また、高速走行時等の安定性を調整することができ、安定性を向上させることができる。また、操舵感覚とトレードオフの関係にある車両の収斂性を調整することができ、収斂性を向上させることができる。
In the
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係るステアリング装置は、第1の実施形態に係るステアリング装置10に対して、指標値bを変更するための操作部5を有する点が異なる。また、ステアリング装置3は、ステアリング装置10に対して、指標値bが変更された場合には、制御装置100が記憶部105に記憶されている指標値bを書き換える点が異なる。以下、第1の実施形態に係るステアリング装置10と異なる点について説明し、第1の実施形態に係るステアリング装置10と同じ機能を有するものについては同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。<Third embodiment>
The steering device according to the third embodiment is different from the
図12は、操作部5の概略構成の一例を示す図である。
操作部5は、所謂ダイヤル式のスイッチであり、運転者がつまみを回転させることにより、0〜10の値を選択できるように構成されている。操作部5は、第1指標値b1を変更するための第1操作部51と、第2指標値b2を変更するための第2操作部52と、第3指標値b3を変更するための第3操作部53とを有している。また、操作部5は、第4指標値b4を変更するための第4操作部54と、第5指標値b5を変更するための第5操作部55と、第6指標値b6を変更するための第6操作部56とを有している。なお、図12には、第1指標値b1として1が、第2指標値b2として2が、第3指標値b3として3が、第4指標値b4として4が、第5指標値b5として5が、第6指標値b6として6が、選択されている場合を例示している。FIG. 12 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the operation unit 5.
The operation unit 5 is a so-called dial type switch, and is configured so that the driver can select a value from 0 to 10 by rotating the knob. The operation unit 5 has a
操作部5は、自動車の車室内であって、運転席に座った状態の運転者の手が届く位置に設けられていることが望ましい。操作部5は、例えば、運転者が運転しながら操作可能な、操作パネル、ステアリングホイール11の中央部、又は、変速機のシフトレバーの周囲に設けられていることを例示することができる。
It is desirable that the operation unit 5 is provided in the passenger compartment of the automobile at a position within the reach of the driver sitting in the driver's seat. It can be exemplified that the operation unit 5 is provided, for example, around the operation panel, the central portion of the
運転者が操作部5を介して指標値bを変更した場合、制御装置100は、変更された指標値bを取得するとともに、記憶部105に記憶されている指標値bを書き換える。例えば、運転者が、第1操作部51のつまみを回転させて、第1指標値b1として5を選択した場合には、制御装置100は、第1指標値b1が5に選択されたとの情報を取得するとともに、記憶部105に記憶されている第1指標値b1を5に書き換える。
記憶部105に記憶されている指標値bが書き換えられた後、補正トルク設定部120は、書き換えられた後の指標値bを用いて補正トルクTcを設定する。
以上の構成により、運転者は、運転中においても、容易に操舵感覚を調整することができる。When the driver changes the index value b via the operation unit 5, the
After the index value b stored in the
With the above configuration, the driver can easily adjust the steering feeling even during driving.
なお、操作部5は、ダイヤル式の形態に限定されない。例えば、スライド式であっても良い。また、操作部5は、例えば、タッチパネルディスプレイに表示されたものであっても良い。かかる場合には、運転者に、タッチパネルディスプレイに指標値bの値(0〜10)を入力させることで変更可能としても良いし、タッチパネルディスプレイに表示したマーカーを移動させることで変更可能としても良い。
また、上述した操作部5を介して記憶部105に記憶されている指標値bを書き換えることを可能とする構成を、第2の実施形態に係るステアリング装置にも適用しても良い。The operation unit 5 is not limited to the dial type. For example, it may be a slide type. Further, the operation unit 5 may be displayed on a touch panel display, for example. In such a case, the driver may be allowed to change the value (0 to 10) of the index value b on the touch panel display, or may be changed by moving the marker displayed on the touch panel display. ..
Further, the configuration that enables the index value b stored in the
また、例えば、操作部5がカーナビゲーションシステム(以下、「カーナビ」と称する場合がある。)のタッチパネルディスプレイに表示されたものである場合、カーナビは、指標値bを、カーナビのフラッシュメモリ等の記憶領域に記憶しても良い。そして、カーナビは、車両が起動された場合に、CANを介して、制御装置100,200に出力し、制御装置100,200は、カーナビから出力された指標値bを用いて制御しても良い。この態様によれば、制御装置100,200は、記憶部105に指標値bを記憶していなくても良い。
また、上述したシャーシ系の統合制御部や車両統合制御部が、上記操作部5及びこの操作部5を介して変更された指標値bを記憶する記憶領域を有し、統合制御部や車両統合制御部が、車両が起動された場合に、CANを介して、制御装置100,200に出力しても良い。Further, for example, when the operation unit 5 is displayed on the touch panel display of the car navigation system (hereinafter, may be referred to as "car navigation"), the car navigation sets the index value b to the flash memory of the car navigation or the like. It may be stored in the storage area. Then, when the vehicle is started, the car navigation system may output to the
Further, the chassis-based integrated control unit and vehicle integrated control unit described above have a storage area for storing the index value b changed via the operation unit 5 and the operation unit 5, and the integrated control unit and vehicle integration. When the vehicle is started, the control unit may output to the
また、操作部5は、運転者が直接触ることにより指標値bを変更可能な態様に限定されない。操作部5は、運転者が直接触ることなしに指標値bを変更可能な態様であっても良い。例えば、運転者が、指標値bを変更するための専用のリモートコントローラーや、携帯電話等の携帯端末を操作することにより、指標値bを変更可能であっても良い。 Further, the operation unit 5 is not limited to a mode in which the index value b can be changed by direct contact with the driver. The operation unit 5 may be in a mode in which the index value b can be changed without the driver coming into direct contact with the operation unit 5. For example, the index value b may be changed by the driver operating a dedicated remote controller for changing the index value b or a mobile terminal such as a mobile phone.
なお、上述した第1〜第3の実施形態において、制御装置100,200は、運転者のステアリングホイール11の操舵に対して補助力(アシスト力)を付与する電動モータ20の作動を制御する装置であるが、特にかかる態様に限定されない。制御装置100,200は、ステアリングホイール11と前輪2とが、ステアリングシャフト12等により接続されず、機械的に分離したステアバイワイヤシステムにおける、ステアリングホイール11の操舵に対する反力を出力する反力モータの作動を制御する装置であっても良い。制御装置100,200が、ステアバイワイヤシステムの反力モータの作動を制御することで、ステアバイワイヤシステムにおいても、操舵状況別における運転者が受ける操舵感覚を調整することができる。
In the first to third embodiments described above, the
1…自動車、5…操作部、10…ステアリング装置、11…ステアリングホイール、1920…電動モータ、31…トルクセンサ、100,200…制御装置、101,201…目標設定部、105…記憶部、111…フィルタ、112…トルク算出部、113…基本算出部、120…補正トルク設定部、140,240…補正設定部 1 ... Automobile, 5 ... Operation unit, 10 ... Steering device, 11 ... Steering wheel, 1920 ... Electric motor, 31 ... Torque sensor, 100, 200 ... Control device, 101, 201 ... Target setting unit, 105 ... Storage unit, 111 ... Filter, 112 ... Torque calculation unit, 113 ... Basic calculation unit, 120 ... Correction torque setting unit, 140, 240 ... Correction setting unit
Claims (9)
補正トルクを前記記憶部に記憶された前記指標値を用いて設定する補正トルク設定部と、前記操舵部材の操舵トルクを前記補正トルクにて補正した補正後トルクを算出するトルク算出部と、前記補正後トルクと車速とを用いて、前記操舵部材の操作に対する補助力を出力する補助モータ又は前記操舵部材の操作に対する反力を出力する反力モータの目標電流の基本となる基本電流を設定する基本部と、前記基本電流を補正する補正値を設定する補正部と、を有し、前記基本電流と前記補正値とを用いて前記目標電流を設定する制御値設定部と、
を備える制御装置。 A storage unit that stores index values that adjust the steering sensation received by the driver who operates the steering member of the vehicle,
A correction torque setting unit that sets the correction torque using the index value stored in the storage unit, a torque calculation unit that calculates the corrected torque obtained by correcting the steering torque of the steering member with the correction torque, and the above. Using the corrected torque and the vehicle speed, the basic current that is the basis of the target current of the auxiliary motor that outputs the auxiliary force for the operation of the steering member or the reaction force motor that outputs the reaction force for the operation of the steering member is set. the basic unit, the basic current has a correction unit for setting a correction value for correcting the said base current and the correction value and the control value setting unit for setting the target current by using,
A control device comprising.
請求項1に記載の制御装置。 The control device according to claim 1, wherein the index value can adjust at least one of a straight-ahead feeling, a slippery feeling, a stable feeling, a stickiness feeling, a reaction force feeling, and a stationary feeling.
請求項1又は2に記載の制御装置。 The correction torque setting unit of the control value setting unit is a value related to steering, a value related to steering, a value related to braking, a value related to suspension, an output value from GPS, and an output from a radar. The control device according to claim 1 or 2, wherein the correction torque is set by using a correlation with at least one of the values.
請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。 The control device according to any one of claims 1 to 3, wherein the index value changed by the driver is acquired, and the index value stored in the storage unit is rewritten into the changed index value.
請求項1に記載の制御装置。 The control device according to claim 1, wherein the correction unit sets the correction value using the index value.
請求項1に記載の制御装置。 The torque calculation unit calculates the corrected torque using the steering torque detected by the torque sensor and subjected to the filtering process.
The control device according to claim 1.
前記補助モータ又は前記反力モータの目標電流を設定する、請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置と、
を備えるステアリング装置。 An auxiliary motor that outputs an auxiliary force for the operation of the steering member or a reaction force motor that outputs a reaction force for the operation of the steering member.
The control device according to any one of claims 1 to 6, which sets a target current of the auxiliary motor or the reaction force motor.
Steering device equipped with.
を備える請求項7に記載のステアリング装置。 The steering device according to claim 7, further comprising an operation unit capable of changing the index value by being operated by the driver.
請求項8に記載のステアリング装置。 The steering device according to claim 8, wherein the operating unit is operated directly or remotely by the driver.
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2020/015852 WO2021205575A1 (en) | 2020-04-08 | 2020-04-08 | Control device, steering device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6873365B1 true JP6873365B1 (en) | 2021-05-19 |
JPWO2021205575A1 JPWO2021205575A1 (en) | 2021-10-14 |
Family
ID=75896347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020520339A Active JP6873365B1 (en) | 2020-04-08 | 2020-04-08 | Control device, steering device |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6873365B1 (en) |
WO (1) | WO2021205575A1 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218134A (en) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | Drive support apparatus |
JP2014237376A (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社デンソー | Steering control device |
JP2015033941A (en) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社デンソー | Steering control device |
-
2020
- 2020-04-08 JP JP2020520339A patent/JP6873365B1/en active Active
- 2020-04-08 WO PCT/JP2020/015852 patent/WO2021205575A1/en active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218134A (en) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | Drive support apparatus |
JP2014237376A (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社デンソー | Steering control device |
JP2015033941A (en) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社デンソー | Steering control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021205575A1 (en) | 2021-10-14 |
JPWO2021205575A1 (en) | 2021-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5282889B2 (en) | Vehicle steering control device | |
JP3705227B2 (en) | Automatic steering device for vehicles | |
JP5915811B2 (en) | Electric power steering device | |
JP4470565B2 (en) | Vehicle steering system | |
JP3690311B2 (en) | Vehicle front and rear wheel steering angle control device | |
JP5093552B2 (en) | Vehicle steering system | |
JP3636926B2 (en) | Vehicle steering system | |
CN104417612A (en) | Electric power steering system | |
CN105246764A (en) | Electric power steering device | |
JP5272712B2 (en) | Vehicle steering system | |
JP4280682B2 (en) | Vehicle steering device | |
US9855967B2 (en) | Steering control apparatus | |
JP2021000950A (en) | Steering angle computing device and motor control device using the same | |
JP5386873B2 (en) | Vehicle steering apparatus and vehicle steering method | |
JP2014213781A (en) | Steering control device | |
JP2005239031A (en) | Vehicle steering device | |
JP5552744B2 (en) | Electric power steering device | |
JP6873365B1 (en) | Control device, steering device | |
JP4604399B2 (en) | Vehicle steering control device | |
JP4952872B2 (en) | Vehicle steering system | |
JP4604631B2 (en) | Vehicle steering control device | |
JP2010125953A (en) | Vehicular steering device and method of controlling the same | |
JP2005059695A (en) | Automotive steering feeling setting device | |
JP2005059688A (en) | Automotive steering feeling setting device | |
JP5664754B2 (en) | Electric power steering device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200409 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200409 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200923 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201210 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20201210 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20201217 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20201222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210205 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210226 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6873365 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |