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JP6856450B2 - ダンパ接続機構 - Google Patents

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JP6856450B2 JP2017107135A JP2017107135A JP6856450B2 JP 6856450 B2 JP6856450 B2 JP 6856450B2 JP 2017107135 A JP2017107135 A JP 2017107135A JP 2017107135 A JP2017107135 A JP 2017107135A JP 6856450 B2 JP6856450 B2 JP 6856450B2
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Description

本発明は、橋梁等の構造物およびダンパ装置を接続するための機構に関する。
ダンパは地震時に効果を発揮するように構造物に対して確実に固定する必要があった。
しかしながら、確実に固定するとダンパが想定を超える抵抗力で 抵抗した場合(ストロークエンドまで達した場合、速度依存性が大きいダンパの場合等)、ダンパ本体並びに 構造物に損傷を与える可能性があった。
そこで、ダンパ装置によって橋梁本体に損傷を与えないように速やかにダンパ装置を機能喪失させて、橋梁全体の耐久性を維持させるようなダンパ取付装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、ダンパ装置の一端が、第1の橋梁構造物に設置された第1のブラケットの取付部の他端側の主面に、第1のノックオフボルトによって締結される。また、ダンパ装置の他端が、第2の橋梁構造物に設置された第2のブラケットの取付部の他端側の主面に、第2のノックオフボルトによって締結される。さらに、第1のノックオフボルトと第2のノックオフボルトとに、他の構成部材よりも構造的強度が低い強度弱部が設けられている。
したがって、ダンパ装置に対してその伸張方向に過度の外力が作用した場合、第1のノックオフボルトの強度弱部が破断し、ダンパ装置の一端と第1のブラケットとの締結状態が解除される。その一方、ダンパ装置に対してその収縮方向に過度の外力が作用した場合、第2のノックオフボルトの強度弱部が破断し、ダンパ装置の他端と第2のブラケットとの締結状態が解除される。これにより、ダンパ装置によって、第1のブラケット、第2のブラケット、橋桁および橋脚に損傷を与えることが回避される。
特許第5695610号公報
しかし、ダンパ装置の一方の端部と一方のブラケットとの接続状態が解除されることにより、ダンパ装置の自重のため、他方のブラケットとの接続状態が維持されている他方の端部を基準として当該一方の端部が下降するように当該ダンパ装置の姿勢が変化する。このため、ダンパ装置とブラケットとの接続状態の復旧作業に際して、例えば橋梁が山間地に設置されている場合など、当該橋梁の近傍に適当な機械を搬入かつ設置することが困難である場合、ダンパ装置の当該一方の端部を上昇させるようにその姿勢を復元することが困難になる。また、ダンパ装置がその姿勢変化の途中で周囲にある他の物体と接触し、ダンパ装置または当該物体の損傷を招く可能性がある。また、想定を超える地震が作用した場合、ダンパは大きな変位を発生し、ダンパの移動可能な変位量を超えてストロークエンドまで達すると、ダンパ本体に損傷を招く可能性がある。
そこで、本発明は、ダンパ装置の一方の端部と橋梁等の構造物との接続状態が解除された際、ダンパ装置の姿勢変化を抑制しうる ダンパ接続機構を提供することを目的とする。
本発明の第1態様のダンパ接続機構は、
構造物に対してダンパ装置の端部を接続するためのダンパ接続機構であって、
前記構造物に対して接続されている第1接続要素と、前記ダンパ装置の端部に対して接続されている第2接続要素と、前記第1接続要素および前記第2接続要素を連結させる連結部材と、を備え、
前記連結部材が、第1連結要素と、第2連結要素と、により構成され、
前記第1連結要素が、過負荷に応じて一対の部分および当該一対の部分の中間にある中間部分を含む3つ以上の部分に分断されるように構成され、前記第1接続要素を介して前記構造物により前記一対の部分のそれぞれが支持され、かつ、前記中間部分において前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成され、
前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成されていることを特徴とする。
本発明の第1態様のダンパ接続機構によれば、構造物の設置箇所における地震動などの原因により連結部材に過負荷がかかった際、第1連結要素が一対の部分および当該一対の部分の間にある中間部分を含む3以上の部分に分断される。これにより、構造物およびダンパ装置の第1連結要素による接続状態が解除されてダンパ装置の機能が損失されるため、当該過負荷により構造物およびダンパ装置のそれぞれが損傷する事態が回避される。第1連結要素が3つ以上の部分に分断された場合、第2連結要素が第1接続要素を介して構造物により支持されている状態で分断されずに変形し、第2接続要素を介してダンパ装置の端部を支持する。このため、ダンパ装置の機能を損失させるような当該ダンパ装置の端部と構造物との接続状態が解除された際、ダンパ装置の姿勢変化が第2連結要素により抑制されうる。
本発明のダンパ接続機構において、
前記第1連結要素に内部空間が形成され、前記第2連結要素が前記第1連結要素の前記内部空間に収容され、
前記第2連結要素が、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、前記一対の部分のそれぞれにおいて前記構造物により支持されている状態で分断されずに変形し、前記ダンパ装置の端部を支持することが好ましい。
当該構成のダンパ接続機構によれば、第1連結要素に内部空間が形成されている分だけ、当該内部空間が形成されていない場合と比較して第1連結要素の薄肉化または脆弱化が図られるため、過負荷に応じて第1連結要素を3つ以上の部分に容易に分断させることができる。また、第2連結要素が第1連結要素の内部空間に収容されているため、第2連結要素が連結部材の外部に露出されることに由来する第2連結要素の変形性能の低下等の変性を抑制することができる。
本発明のダンパ接続機構において、前記第1連結要素に形成された内部空間が外部に連通する開口を有し、前記ダンパ接続機構が前記開口を閉塞するように前記連結部材に取り付けられるキャップ部材をさらに備えていることが好ましい。
当該構成のダンパ接続機構によれば、第2連結要素が第1連結要素の内部空間の開口を通じて連結部材の外部に露出されることに由来する第2連結要素の変形性能の低下 等の変性を抑制することができる。また、キャップ部材の有無によりダンパ装置の各端部が本発明に係るダンパ接続機構を介して構造物に対して接続されているか否かの視認が容易になる。さらに、ダンパ装置の両端部が本発明に係る一対のダンパ接続機構を介して構造物に対して接続される場合、当該一対のダンパ接続機構のそれぞれを構成するキャップ部材の意匠が、ダンパ装置の各端部に対応付けられて差別化されることにより、ダンパ装置の両端部の構造物に対する接続態様の視認が容易になる。
本発明のダンパ接続機構において、前記第1連結要素および前記第2連結要素が、独立して 前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、かつ、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持しており、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持されている状態で分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持することが好ましい。
当該構成のダンパ接続機構によれば、過負荷に応じて分断された3つ以上の部分において、第1連結要素と第2連結要素が離間する変位の影響を軽減または解消して、第2連結要素の変形自由度を高めることができる。
本発明のダンパ接続機構において、前記第1連結要素が前記3つ以上の部分の境界において局所的に肉薄に形成されていることが好ましい。
当該構成のダンパ接続機構によれば、過負荷に応じて第1連結要素をその肉薄部位において3つ以上の部分に容易に分断させることができる。
本発明の第2態様のダンパ接続機構は、
構造物に対してダンパ装置の端部を接続するためのダンパ接続機構であって、
前記構造物に対して接続されている第1接続要素と、前記ダンパ装置の端部に対して接続されている第2接続要素と、前記第1接続要素および前記第2接続要素を連結させる連結部材と、を備え、
前記連結部材が、第1連結要素と、第2連結要素と、により構成され、
前記第1連結要素が、過負荷に応じて一対の部分に分断されるように構成され、前記第1接続要素を介して前記構造物により前記一対の部分の一方の部分が支持され、かつ、前記一対の部分の他方の部分において前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成され
前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記一対の部分に分断された場合、分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成されていることを特徴とする。
本発明の第2態様のダンパ接続機構によれば、過負荷に応じて第1連結要素が一対の部分に分断された場合、第2連結要素が第1接続要素を介して構造物により支持されている状態で分断されずに変形する。このため、第1連結要素によるダンパ装置の端部と構造物との接続状態が解除された際、ダンパ装置の端部と構造物とが第1接続要素および第2接続要素のそれぞれを介して第2連結要素を介してつなぎとめられた状態になり、その結果としてダンパ装置の姿勢変化が抑制されうる。
ダンパ接続機構を用いた橋梁およびダンパ装置の接続態様の一例に関する説明図。 本発明の第1実施形態としてのダンパ接続機構の構成に関する説明図。 本発明の第1実施形態としてのダンパ接続機構の作用に関する説明図。 本発明の第2実施形態としてのダンパ接続機構の構成に関する説明図。 本発明の第2実施形態としてのダンパ接続機構の作用に関する説明図。 連結部材の第1変形例に関する説明図。 連結部材の第2変形例に関する説明図。 ダンパ接続機構を用いた橋梁およびダンパ装置の接続態様の他の例に関する説明図。
(第1実施形態)
(構造物およびダンパ装置の接続態様)
図1に示されているように、本発明の第1実施形態としての一対のダンパ接続機構1は、構造物である橋梁2を構成する橋脚21(橋台であってもよい。)および支承装置20を介して当該橋脚21により支持されている橋桁22のそれぞれと、ダンパ装置4の第1端部41および第2端部42のそれぞれとを接続するために用いられる。なお、橋梁2のほか、鉄骨構造物、コンクリート構造物、木造構造物等の他の構造物に対してダンパ装置4が接続されていてもよい。
一方(図1左側)のダンパ接続機構1は、橋脚21に対してボルト312 により固定されている板部材31を介して橋脚21に対して接続され、かつ、ダンパ装置4の第1端部41に対して接続される。他方(図1右側)のダンパ接続機構1は、橋桁22に対してボルト321およびナット323により固定されているブラケット32を介して橋桁22に対して接続され、かつ、ダンパ装置4の第2端部42に対して接続される。
一定レベル(例えば地震動レベル2)以下の地震動が橋梁2に対して伝搬した場合、ダンパ装置4により振動エネルギーが吸収され、これにより橋梁2の振動が減衰されて橋桁22の変位量が抑制される。ダンパ装置4は、詳細な説明を省略するが、一般的なシリンダ装置と同様にシリンダ、ピストン、ロッドおよび流動体等により構成されている。なお、ダンパ装置4は、シリンダ型ダンパには摩擦ダンパ、粘性ダンパ、弾塑性ダンパ等の様々な種類のダンパ装置であってもよく、また、摩擦ダンパ、粘性ダンパ、弾塑性ダンパ等はシリンダ型ダンパ以外に壁型、筒型、箱型のダンパ装置であってもよい。
ダンパ接続機構1は、ダンパ装置4の第1端部41または第2端部 42のみを橋梁2等の構造物に接続するために用いられてもよい。
橋脚21に対して、作業者が一方(図1左側)のダンパ接続機構1などの点検・修理等する際に利用される点検路210の足場および柵などを構成するための構造物が取り付けられていてもよい。
(ダンパ接続機構の構成)
図2に示されている本発明の第1実施形態としてのダンパ接続機構1は、二山クレビス12(第1接続要素)と、一山クレビス14(第2接続要素)と、二山クレビス12および一山クレビス14を連結するためのピン により構成されている連結部材11と、を備えている。
二山クレビス12は、略平板状(略矩形状)のベースプレート120と、ベースプレート 120から垂直に延在し、相互に平行に配置されている略平板状(略三角形状または略矩形状)の一対の連結プレート122および124と、を備えている。二山クレビス12は、ベースプレート120において、金属により形成された略平板状の板部材31およびブラケット32のそれぞれに対して、ボルト312、322およびナット 324により機械的に接続されている。当該機械的接続は、溶接等により実現されてもよい。
第1接続要素および第2接続要素のそれぞれを構成するクレビスの山(連結プレート)の数の組み合わせは、「2」および「1」のほか、「1」および「1」、「1」および「2」、「3」および「2」、「4」および「3」等、さまざまに変更されてもよい。また、これに応じて第1連結要素111に形成される横溝111cの数および位置が変更されてもよい。 各連結プレート122、124および142 が水平姿勢で配置されるほか、鉛直姿勢で配置されるようにクレビス12、14の姿勢が調節されてもよい。
一山クレビス14は、略平板状(略矩形状)のベースプレート140と、ベースプレート 140から垂直に延在している略平板状(ダンパ装置4の伸縮 方向に突出した舌部分を有する略半円形状 )の連結プレート142と、を備えている。一山クレビス14は、ベースプレート140において、ダンパ装置4の第1端部41および第2端部42のそれぞれに対して、ねじ固定、溶接等の 機械的に接続されている。一山クレビス14がダンパ装置4の第1端部41および第2端部42のそれぞれと一体的に形成されていてもよい。
一対の連結プレート122および124のそれぞれには、その厚み方向に貫通する孔122aおよび124aが形成されている。連結プレート142には、その厚み方向に貫通する孔142aが形成されている。二山クレビス12の一対の連結プレート122および124により一山クレビス14の連結プレート142が間隙をおいて挟まれた状態で、連結部材11が孔122a、142aおよび124aを順に貫通して二山クレビス12および一山クレビス14を連結する。一対の連結プレート122および124のそれぞれに対して連結部材11の各端面を覆うキャップ部材121がボルト等により機械的に取り付けられている。キャップ部材121は、連結部材11または二山クレビス12(第1接続要素)のベースプレート120から垂直に延在する一対の連結プレート122および124の外側の 側面にボルトで固定されていてもよい。
連結部材11は、略円筒状の第1連結要素111と、第1連結要素111の略円形状の貫通孔111a(内部空間)に収容されている貫通孔111aと略同径の略円柱状の第2連結要素112と、を備えている。第1連結要素111には、貫通孔111aに代えてその軸線方向に延在する底部を有する片閉じの穴が形成されてもよい。第1連結要素111は、金属(例えば、鋼材、炭素鋼、ステンレス鋼、銅合金、アルミ合金等の非鉄合金)またはPEEK等の熱可塑性合成樹脂やフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂により形成されている。第2連結要素112は、第1連結要素111よりも弾性、靱性若しくは両方を有する材料とし、第1連結要素111よりも伸びのある金属材料の他、鉛やその他の超塑性合金、ゴム等の合成樹脂、ナイロン若しくはPE等の熱可塑性合成樹脂により形成されている。 第1連結要素111の外側部分には、二山クレビス12の一対の連結プレート122および124のそれぞれと一山クレビス14の連結プレート142との間隙に相当する位置に周方向に連続する一対の横溝111cが形成されることにより局所的に薄肉とされている。一対の横溝111cのうち少なくとも一方が省略されてもよい。第1連結要素111はその軸線方向について、一対の溝111c により第1部分P1、中間部分P0および第2部分P2に区画されている。第1連結要素111の一対の部分P1、P2が、二山クレビス12の一対の連結プレート122および124により支持されている。第1連結要素111の中間部分P0が、一山クレビス14の連結プレート142により支持されている。
一対の連結プレート122および124のそれぞれに底部を有する 片閉じの穴または窪みが形成され、当該穴に連結部材11の各端部(第1連結要素111の一対の部分P1、P2)が支持されていてもよい。この場合、キャップ部材121が省略される。
(ダンパ接続機構の作用効果)
地震動が橋梁2に伝搬してダンパ装置4に対してその収縮方向または伸長方向に過度の外力が作用した場合、二山クレビス12および一山クレビス14のそれぞれが相互に接近または離間するように変動する。この場合、橋脚21およびダンパ装置4の一方のダンパ接続機構1を構成する連結部材11、ならびに、橋桁22およびダンパ装置4の他方のダンパ接続機構1を構成する連結部材11のそれぞれに対して同一またはほぼ同一の負荷が同時にかかる。
この場合、当該連結部材11を構成する第1連結要素111が、横溝111cにおいて一対の部分P1およびP2ならびに中間部分P0の3つの部分に分断される(図3参照)。これにより、橋脚21または橋桁22における橋梁2およびダンパ装置4の接続状態が解除されてダンパ装置4の機能が損失されるため、当該過負荷により橋梁2およびダンパ装置4のそれぞれが損傷する事態が回避される。
また、第2連結要素112が当該一対の部分P1およびP2のそれぞれ、さらには二山クレビス12ならびに板部材31を介して橋脚21において橋梁2により支持されている状態で分断されずに変形し、ダンパ装置4の第1端部41を支持する(図3参照)。このため、ダンパ装置4の第1端部41と橋梁2との第1連結要素111による接続状態が解除された際、ダンパ装置4の第1端部41が下降するような姿勢変化が抑制されうる。
あるいは、第2連結要素112が当該一対の部分P1およびP2のそれぞれ、さらには二山クレビス12ならびにブラケット32を介して橋桁22において橋梁2により支持されている状態で分断されずに変形し、一山クレビス14を介してダンパ装置4の第2端部42を支持する。このため、ダンパ装置4の第2端部42と橋梁2との第1連結要素111による接続状態が解除された際、ダンパ装置4の第2端部42が下降するような姿勢変化が抑制されうる。
(第2実施形態)
(ダンパ接続機構の構成)
図4に示されている本発明の第2実施形態としてのダンパ接続機構1に関して、第1実施形態との相違点を中心に説明する。本発明の第1実施形態としてのダンパ接続機構1と共通する構成については共通の符号を用い、詳細な説明を省略する。第2実施形態では、連結部材11が相互に離間して配置されている第1連結要素111および一対の第2連結要素112により構成されている。
第1連結要素111は、第2連結要素112を収容するための内部空間が形成されていない略円柱状の金属からなるピンにより構成されている。二山クレビス12の一対の連結プレート122および124により一山クレビス14の連結プレート142が間隙をおいて挟まれた状態で、第1連結要素111が孔122a、142aおよび124aを順に貫通して二山クレビス12および一山クレビス14を連結する。
一対の第2連結要素112は、略円柱状の熱可塑性樹脂等からなる一対のロッドにより構成されている。二山クレビス12の一対の連結プレート122および124に孔122b、124bが形成され、一山クレビス14の連結プレート142に一対の穴142bが形成されている。一方の第2連結要素112が孔122bを貫通する一方、一方の端部が一方の穴142bに挿入され、他方の第2連結要素112が孔124bを貫通する一方、一方の端部が他方の穴142bに挿入されている。
第2連結要素112が1本のロッドにより構成され、一山クレビス14の連結プレート142にその厚さ方向に貫通する孔が形成され、第2連結要素112が孔122b、当該孔および孔124bを順に貫通して二山クレビス12および一山クレビス14を連結してもよい。
(ダンパ接続機構の作用効果)
ダンパ装置4に対してその収縮方向または伸長方向に過度の外力が作用すると、橋脚21および橋桁22のそれぞれとダンパ装置4とのダンパ接続機構1を構成する連結部材11のそれぞれに対して同一またはほぼ同一の過負荷が同時にかかる。この際、一方または他方の連結部材11を構成する第1連結要素111が、横溝111cにおいて一対の部分P1およびP2ならびに中間部分P0の3つの部分に分断される(図5参照)。これにより、橋脚21または橋桁22における橋梁2およびダンパ装置4の接続状態が解除されてダンパ装置4の機能が損失されるため、当該過負荷により橋梁2およびダンパ装置4のそれぞれが損傷する事態が回避される。
また、一対の第2連結要素112が 二山クレビス12ならびに板部材31を介して橋脚21または橋桁22において橋梁2により支持されている状態で分断されずに変形し、ダンパ装置4の第1端部41を支持する(図5参照)。この際、第1連結要素111の分断片P0、P1およびP2の変位によって、当該第1連結要素111から離間して配置されていた第2連結要素112の変形が阻害される事態が回避される。
このため、ダンパ装置4の第1端部41と橋梁2との第1連結要素111による接続状態が解除された際、ダンパ装置4の第1端部41が下降するような姿勢変化が抑制されうる。同様に、ダンパ装置4の第2端部42と橋梁2との第1連結要素111による接続状態が解除された際、ダンパ装置4の第2端部42が下降するような姿勢変化が抑制されうる。
(本発明の他の実施形態)
橋梁2(構造物)に対して一対のダンパ接続機構1のうち、一方のダンパ接続機構1におけるピンが第1連結要素111および第2連結要素112を有する連結要素11により構成され(図2参照)、他方のダンパ接続機構1におけるピンが金属または樹脂からなる柱状部材により構成されていてもよい。
これにより、ダンパ装置4に対して収縮方向または伸長方向に過度の外力が作用した際、当該一方のダンパ接続機構1の連結部材11を構成する第1連結要素111が分断され、第2連結要素112が分断されずに変形し、一山クレビス14を介してダンパ装置4の一方の端部41(または42)を支持する。この際、当該他方のダンパ接続機構1においてピンは分断されることなくダンパ装置の他方の端部42(または41)を支持している。当該一方のダンパ接続機構1を点検路210の設置側に近接(図1の左側のダンパ接続機構1である場合)させ 第1連結要素111の分断箇所を決めることで、点検路210によって作業者が、連結部材11の交換等の修復作業を容易に行うことができる。 そのほか、点検路210が存在していなくても、高所作業車(スイングアーム式、リフトアップ式)による作業者のアプローチが比較的容易な一方のダンパ接続機構1におけるピンのみが第1連結要素111および第2連結要素112を有する連結要素11により構成されていてもよい。この場合も作業者が、連結部材11の交換等の修復作業を容易に行うことができる。
図6に示されているように、第1実施形態の連結部材11において、第1連結要素111の貫通孔111aが、中間部分P0に相当する部分において、一対の部分P1、P2に相当する部分よりも大径に形成され、第1連結要素111および第2連結要素112の間に空隙が形成されていてもよい。当該構成により、第1連結要素111が分断された場合(図3参照)、当該貫通孔111aに収容されていた第2連結要素112が変形する空間が、当該空隙の存在分だけ広く確保される。
図7に示されているように、連結部材11が、軸線方向に沿って延在する縦溝111dが外側部分に形成された略円柱状の第1連結要素111と、縦溝111dに嵌め込まれて第1連結要素111に対して固定されている第2連結要素112と、により構成されていてもよい。第1連結要素111に形成される縦溝111dおよび第2連結要素112は複数であってもよい。当該構成により、第1連結要素111が分断された場合(図3および図5参照)、縦溝111aに収容されていた第2連結要素112が第1接続要素を介して橋梁2により支持されている状態で分断されずに変形して、第2接続要素を介してダンパ装置4の端部41または42を支持する。
図8に示されているように、板部材31に代えてブラケット33が橋脚21に対してボルト等により機械的に取り付けられ、二山クレビス12(第1接続要素)がボルト332およびナット334により当該ブラケット33に対して接続されていてもよい。この場合、一対のピン11(接続要素)に代えてまたは加えて、当該ボルト332が本発明における連結部材として、第1連結要素および第2連結要素により構成されていてもよい。
他の実施形態として「第1接続要素」としてのブラケット32および「第2接続要素」としての二山クレビス12(または一山クレビス)を機械的に接続するように、ボルト322のうち少なくとも一方が第1実施形態における連結部材(図2参照)または第2実施形態における第1連結要素(図4参照)を構成していてもよい。
1‥ダンパ接続機構、2‥橋梁(構造物)、4‥ダンパ装置、11‥連結部材(ピン) 、12‥二山クレビス(第1接続要素)、14‥一山クレビス(第2接続要素)、21‥橋脚、22‥橋桁、31‥板部材、32‥ブラケット、33‥ブラケット、 111‥第1連結要素、111a‥貫通孔、111c‥横溝、111d‥縦溝、112‥第2連結要素、P1、P2‥第1連結要素の一対の部分。

Claims (6)

  1. 構造物に対してダンパ装置の端部を接続するためのダンパ接続機構であって、
    前記構造物に対して接続されている第1接続要素と、前記ダンパ装置の端部に対して接続されている第2接続要素と、前記第1接続要素および前記第2接続要素を連結させる連結部材と、を備え、
    前記連結部材が、第1連結要素と、第2連結要素と、により構成され、
    前記第1連結要素が、過負荷に応じて一対の部分および当該一対の部分の中間にある中間部分を含む3つ以上の部分に分断されるように構成され、前記第1接続要素を介して前記構造物により前記一対の部分のそれぞれが支持され、かつ、前記中間部分において前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成され、
    前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成されていることを特徴とするダンパ接続機構。
  2. 請求項1記載のダンパ接続機構において、
    前記第1連結要素に内部空間が形成され、前記第2連結要素が前記第1連結要素の前記内部空間に収容され、
    前記第2連結要素が、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、前記一対の部分のそれぞれにおいて前記構造物により支持されている状態で分断されずに変形し、前記ダンパ装置の端部を支持することを特徴とするダンパ接続機構。
  3. 請求項2記載のダンパ接続機構において、
    前記第1連結要素に形成された内部空間が外部に連通する開口を有し、前記ダンパ接続機構が前記開口を閉塞するように前記連結部材に取り付けられるキャップ部材をさらに備えていることを特徴とするダンパ接続機構。
  4. 請求項1記載のダンパ接続機構において、
    前記第1連結要素および前記第2連結要素が、別個に前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、かつ、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持しており、
    前記第1連結要素が過負荷に応じて前記3つ以上の部分に分断された場合、前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持されている状態で分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持することを特徴とするダンパ接続機構。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載のダンパ接続機構において、
    前記第1連結要素が前記3つ以上の部分の境界において局所的に肉薄に形成されていることを特徴とするダンパ接続機構。
  6. 構造物に対してダンパ装置の端部を接続するためのダンパ接続機構であって、
    前記構造物に対して接続されている第1接続要素と、前記ダンパ装置の端部に対して接続されている第2接続要素と、前記第1接続要素および前記第2接続要素を連結させる連結部材と、を備え、
    前記連結部材が、第1連結要素と、第2連結要素と、により構成され、
    前記第1連結要素が、過負荷に応じて一対の部分に分断されるように構成され、前記第1接続要素を介して前記構造物により前記一対の部分の一方の部分が支持され、かつ、前記一対の部分の他方の部分において前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成され
    前記第2連結要素が、前記第1接続要素を介して前記構造物により支持され、前記第1連結要素が過負荷に応じて前記一対の部分に分断された場合、分断されずに変形し、前記第2接続要素を介して前記ダンパ装置の端部を支持するように構成されていることを特徴とするダンパ接続機構。
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