JP6853554B2 - 放射空調装置 - Google Patents
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Description
「下向きの山部と上向きの谷部とを交互に形成した断面凹形状の曲げ鋼板によって天井部の下面が構成されている建物に設ける放射空調装置であって、
前記曲げ鋼板に取り付けた支持具と、前記支持具によって水平状に支持された放射パネルと、前記放射パネルに設けられて空調用流体が流れるパイプとを備えている」
という基本構成において、
「前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、前記曲げ鋼板における1つ又は複数の谷部を下方から塞ぐ幅寸法に設定されており、
前記放射パネルの長手両側縁に、前記曲げ鋼板における山部の下面に当接する起立片が形成されて、前記起立片に、通気穴が長手方向に沿って断続的に多数形成されている」
という特徴を有している。
「前記支持具は、前記曲げ鋼板における谷部の内側面に形成された水平状の長溝に突っ張り係合するようになっており、前記支持具に設けた吊り棒によって前記放射パネルが吊支されている」
という構成になっている。
「前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、前記曲げ鋼板における谷部に入り込んだ状態に配置されている」
という特徴を有している。
「前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、多数枚の前記放射パネルが、その長手方向に間隔を空けた状態で直列に並べられており、
前記直列の並び方向に隣り合った放射パネルの間に、下方から見て前記放射パネルと同じ外観を有するカバーが配置されて、前記隣り合った放射パネルに設けたパイプが、前記カバーの上の空間において継手部材で接続されている」
という特徴を有している。
図1では、本願発明を適用した建物を大まかに表示している。建物の床スラブ(天井スラブ)は、鋼板を凹凸形状に曲げて形成されたデッキプレート1の上面にコンクリート2を打設して構成されている。図1では壁もコンクリート層として表示しているが、壁はALC板などで構成されていることが多い。
放射パネル9は、デッキプレート1の谷部3及び山部4の長手方向に長くなっており、デッキプレート1の谷部3の開口幅よりも少し大きい幅寸法の基板14と、基板14にそれぞれ別々のヒートシンク15を介して装着された左右一対のパイプ16とを備えている。パイプ16を空調媒体としての流体が流れるが、流体としては、一般に温水又は冷水が使用されている。
放射パネル9の取付けは、例えば次のような手順で行われる。すなわち、各放射パネル9とカバー23とに対応した支持具8をデッキプレート1の下長溝6に仮保持してから、まず、放射パネル9が所定の位置になるように支持具8を位置決めして、各放射パネル9を所定位置にセットして、放射パネル9の基板14を、上下のナット20,21で吊りボルト12に固定する。
次に、図4以下の他の実施形態を説明する。図4に示す第2実施形態は、1枚の放射パネル9で2つの谷部3を覆うように設定している。すなわち、第1実施形態の放射パネル9を左右に2枚繋いだ2連タイプになっている。この実施形態でも、ヒートシンク15及びパイプ16は、谷部3の下方に位置するように左右に2対ずつ設けている。実施形態の放射パネル9はロングタイプであり、前後中間部にも取付け穴19が空いている。
のパイプ16をUターン状に連結し、次いで、放射パネル9の群のうち列の他端に位置したものについて、図4(A)に二点鎖線で示すように、内側の2本のパイプ16のUターン状に連結したらよい。従って、水の流入・排出は、列の他端に位置した放射パネル9において行われる。4本のパイプ16に独立して水を流すことも可能であるし、2本ずつのパイプ16をセットとして水を流すことも可能である。
図8では、放射パネル9をデッキプレート1の谷部3に入り込ませた実施形態を示している。このうち図8(A)に示す第5実施形態では、支持具8は第1実施形態とほぼ同じであるが、連結部11を谷部3のできるだけ上部に位置させることにより、放射パネル9を谷部3に入り込ませている。基板14の左右両端縁には、起立片17を形成している。
2 コンクリート
3 デッキプレートの谷部
4 デッキプレートの山部
6 下長溝
8 支持具
9 放射パネル
12 吊り棒の一例としての吊りボルト
17 起立片
18 通気穴
19 取付け穴
20,21 ナット
22 継手部材
23 カバー
46 蟻溝
47 支持具
Claims (4)
- 下向きの山部と上向きの谷部とを交互に形成した断面凹形状の曲げ鋼板によって天井部の下面が構成されている建物に設ける放射空調装置であって、
前記曲げ鋼板に取り付けた支持具と、前記支持具によって水平状に支持された放射パネルと、前記放射パネルに設けられて空調用流体が流れるパイプとを備えており、
前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、前記曲げ鋼板における1つ又は複数の谷部を下方から塞ぐ幅寸法に設定されており、
前記放射パネルの長手両側縁に、前記曲げ鋼板における山部の下面に当接する起立片が形成されて、前記起立片に、通気穴が長手方向に沿って断続的に多数形成されている、
放射空調装置。 - 前記支持具は、前記曲げ鋼板における谷部の内側面に形成された水平状の長溝に突っ張り係合するようになっており、前記支持具に設けた吊り棒によって前記放射パネルが吊支されている、
請求項1に記載した放射空調装置。 - 下向きの山部と上向きの谷部とを交互に形成した断面凹形状の曲げ鋼板によって天井部の下面が構成されている建物に設ける放射空調装置であって、
前記曲げ鋼板に取り付けた支持具と、前記支持具によって水平状に支持された放射パネルと、前記放射パネルに設けられて空調用流体が流れるパイプとを備えており、
前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、前記曲げ鋼板における谷部に入り込んだ状態に配置されている、
放射空調装置。 - 下向きの山部と上向きの谷部とを交互に形成した断面凹形状の曲げ鋼板によって天井部の下面が構成されている建物に設ける放射空調装置であって、
前記曲げ鋼板に取り付けた支持具と、前記支持具によって水平状に支持された放射パネルと、前記放射パネルに設けられて空調用流体が流れるパイプとを備え、
前記放射パネルは、前記曲げ鋼板における谷部及び山部の長手方向に長い形状に形成されて、多数枚の前記放射パネルが、その長手方向に間隔を空けた状態で直列に並べられており、
前記直列の並び方向に隣り合った放射パネルの間に、下方から見て前記放射パネルと同じ外観を有するカバーが配置されて、前記隣り合った放射パネルに設けたパイプが、前記カバーの上の空間において継手部材で接続されている、
放射空調装置。
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JP2018081483A JP6853554B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 放射空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018081483A JP6853554B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 放射空調装置 |
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ID=68389785
Family Applications (1)
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JP2018081483A Active JP6853554B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 放射空調装置 |
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